JP6292827B2 - 変性エチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物樹脂組成物、およびその製造方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、EVOH樹脂は硬くて脆い樹脂であり、柔軟性に欠けるという欠点を有している。そのため、包装材料、成形材料に使用したときに、繰り返し折り曲げて使用すると屈曲疲労等によりクラックやピンホールを生じ、その優れた性能を保持することができなくなるなどの問題があった。
かかる問題点を解決する手段として、EVOH樹脂の存在下におけるラクトン類の開環重合反応による、EVOH樹脂の水酸基にエステル結合によって脂肪族ポリエステルがグラフトされた変性EVOH樹脂が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
かかる残存したラクトン類は、可塑剤として働き、溶融押出成形時の粘度低下効果があると考えられている為、通常は、生成した変性EVOH樹脂からラクトン類をあえて除去することはなかった。
しかしながら、変性EVOH樹脂を溶融押出成形してフィルム成形する際に、ラクトン類が変性EVOH樹脂中に残存すると、樹脂粘度が増粘してしまい、ロングラン成形性が悪くなることが判明した。
本発明の変性EVOH樹脂は、EVOH樹脂の水酸基に炭素原子の数が3〜10であるラクトン類を開環重合させて、脂肪族ポリエステルがグラフトしてなる樹脂である。
まず、本発明の変性EVOH樹脂の原料であるEVOH樹脂について説明する。
本発明で用いるEVOH樹脂は、通常、エチレンとビニルエステル系モノマーを共重合させた後にケン化させることにより得られる樹脂であり、非水溶性の熱可塑性樹脂である。上記ビニルエステル系モノマーは、経済的な面から、一般的には酢酸ビニルが用いられる。重合法も公知の任意の重合法、例えば、溶液重合、懸濁重合、エマルジョン重合を用いることができるが、一般的にはメタノールを溶媒とする溶液重合が用いられる。得られたエチレン−ビニルエステル共重合体のケン化も公知の方法で行い得る。
すなわち、EVOH樹脂は、エチレン構造単位とビニルアルコール構造単位を主とし、ケン化されずに残存した若干量のビニルエステル構造単位を含むものである。
かかるエチレン構造単位の含有量は、例えば、ISO14663に準じて計測することができる。
かかるビニルエステル成分のケン化度は、例えば、JIS K6726(ただし、EVOH樹脂は水/メタノール溶媒に均一に溶解した溶液にて)に準じて計測することができる。
[脂肪族ポリエステル]
かかるグラフト反応による脂肪族ポリエステルの形成は、EVOH樹脂の水酸基を開始末端とするものである。
EVOH樹脂の存在下におけるラクトン類の開環重合反応およびグラフト反応は、通常、例えば、EVOH樹脂の溶融状態で行われ、例えば、攪拌翼を有する攪拌槽型製造装置中で、加熱、攪拌しながら、あるいは押出機等で行うことができるが、反応時間の制御が容易な攪拌槽型製造装置を用いる方法が好ましく用いられる。
各材料の仕込みは、各々順次行ってもよいし、予め混合して行ってもよい。中でも、先ずEVOH樹脂を仕込み、これに触媒を溶解させたラクトン類を仕込む方法が最も好ましい。かかるラクトン類と触媒の仕込みは、EVOH樹脂を攪拌しながら行う方法が好ましく用いられる。
触媒の使用量は、ラクトン類100重量部に対して、通常は0.01〜1重量部、好ましくは0.03〜0.5重量部、特に好ましくは0.05〜0.3重量部である。使用量が少なすぎると、変性率が低下する傾向があり、一方で、使用量が多すぎると、変性率が低下する傾向がある。
なお、上記の変性EVOH樹脂中のEVOH樹脂単位の含有量、およびグラフトした脂肪族ポリエステル単位の含有量は、1H−NMR測定結果から算出することができる。
なお、上記の変性EVOH樹脂中の変性率は、1H−NMR測定結果から算出することができる。
なお、上記の変性EVOH樹脂中の脂肪族ポリエステル単位の平均鎖長は、1H−NMR測定結果から算出することができる。
なお、上記の変性EVOH樹脂中の数平均分子量は、GPC測定結果から算出することができる。
一般に、脂肪族ポリエステルがグラフトされることにより、骨格のEVOH樹脂における水酸基同士の水素結合等の分子間力が弱くなるため、変性EVOH樹脂中の変性率が高くなると、変性EVOH樹脂の融点が低くなる傾向がある。
なお、上記の変性EVOH樹脂の融点は、示差走査熱量計を用いて測定することができる。
すなわち、変性EVOH樹脂中に含まれる残存した炭素原子の数が3〜10であるラクトン類の含有量を0.001〜3%に調整することが最大の特徴である。
以下、減圧除去する方法について詳述する。
(a)1H−NMR測定条件
内部標準物質:テトラメチルシラン
溶媒:d6-DMSO
測定ポリマー濃度:5重量%
測定温度:50℃(323K)
照射パルス:45°パルス
パルス間隔:10sec
積算回数:16回
(b)共鳴吸収ピークの帰属
(I) 0.8〜0.9ppm:変性ビニルアルコール系樹脂末端の−CH3
(II)1.0〜1.9ppm:変性ビニルアルコール系樹脂主鎖の−CH2−、及び脂肪族ポリエステルの互いに隣接しあう−CH2−
(III)2.0ppm:変性ビニルアルコール系樹脂の残アセチル基の−CH3
(IV)2.1〜2.3ppm:脂肪族ポリエステルのカルボキシル基に隣接する−CH2−
(V)2.6ppm:未反応脂肪族ポリエステルのカルボキシル基に隣接する−CH2−
(VI)3.3〜4.0ppm:変性ビニルアルコール系樹脂の−OHに隣接する−CH−、及び脂肪族ポリエステルの−OHに隣接する−CH2−
(VII)4.0〜4.7ppm:変性ビニルアルコール系樹脂と脂肪族ポリエステルの−OH、及び脂肪族ポリエステルのエステル結合に隣接する−CH2−
(c)脂肪族ポリエステルのグラフト変性率、及び平均鎖長の算出
(I)〜(VII)の各共鳴吸収ピークの積分値を用いて、式(i)〜(viii)の連立方程式を立てて、連立方程式の解から脂肪族ポリエステルのグラフト変性基量C(モル)と平均鎖長n(個)を算出した。また、式(vii)より、脂肪族ポリエステルのグラフト変性度X(モル%)の算出した。さらに、式(ix)より未反応脂肪族ポリエステル量Y(%)を算出した。
式(i):3×M=[ピーク(I)の積分値]
式(ii):(2×M)+(2×A)+(4×E)+(2×O)+(6×n+2)×C=[ピーク(II)の積分値]
式(iii):3×A=[ピーク(III)の積分値]
式(iv):2×n×C=[ピーク(IV)の積分値]
式(v):O+(2×C)=[ピーク(VI)の積分値]
式(vi):O+(2×n−1)×C=[ピーク(VII)の積分値]
式(vii):X=C/(M+A+O+C+E)×100
式(viii):2×L=[ピーク(V)の積分値]
式(ix):Y=L/(n×C+L)×100
ここで、M、A、O、C、n、E、X、L、Yは、
M:変性ビニルアルコール系樹脂の末端メチル基量(モル)
A:変性ビニルアルコール系樹脂のアセチル基量(モル)
O:変性ビニルアルコール系樹脂の水酸基量(モル)
C:変性ビニルアルコール系樹脂の脂肪族ポリエステルグラフト変性基量(モル)
n:脂肪族ポリエステルの平均鎖長(個)
E:変性ビニルアルコール系樹脂のエチレン基量(モル)
X:変性ビニルアルコール系樹脂の脂肪族ポリエステルグラフト変性度(モル%)
L:未反応脂肪族ポリエステルの残存量(モル)
Y:未反応脂肪族ポリエステル比率(%)
で表される。
かくして得られた本発明の所定量のラクトン類を含有する変性EVOH樹脂組成物は、溶融成形により例えばフィルム、シート、カップやボトルなどに成形することができる。かかる溶融成形方法としては、押出成形法(T−ダイ押出、インフレーション押出、ブロー成形、溶融紡糸、異型押出等)、射出成形法が主として採用される。溶融成形温度は、通常150〜300℃の範囲から選ぶことが多い。
かかる他の基材としては熱可塑性樹脂が有用である。熱可塑性樹脂としては例えば、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、超低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等のポリエチレン類、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン(ブロックおよびランダム)共重合体、プロピレン−α−オレフィン(炭素数4〜20のα−オレフィン)共重合体、ポリブテン、ポリペンテン等のポリオレフィン類、これらポリオレフィン類を不飽和カルボン酸又はそのエステルでグラフト変性したグラフト化ポリオレフィン類、アイオノマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂(共重合ポリアミドも含む)、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、アクリル系樹脂、ポリスチレン、ビニルエステル系樹脂、ポリエステルエラストマー、ポリウレタンエラストマー、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等のハロゲン化ポリオレフィン、芳香族または脂肪族ポリケトン、更にこれらを還元して得られるポリアルコール類等が挙げられるが、積層体の物性(特に強度)等の実用性の点から、ポリオレフィン系樹脂やポリアミド系樹脂が好ましく、特にはポリエチレン、ポリプロピレンが好ましく用いられる。
これらの中でも、コストや環境の観点から考慮して共押出しする方法が好ましい。
また、本発明の樹脂組成物から得られた多層延伸フィルムをシュリンク用フィルムとして用いる場合には、熱収縮性を付与するために、上記の熱固定を行わず、例えば延伸後のフィルムに冷風を当てて冷却固定するなどの処理を行う。
尚、例中「部」とあるのは、断りのない限り重量基準を意味する。
〔変性EVOH樹脂の製造〕
エチレン含有量32モル%、酢酸ビニル部分のケン化度99.6モル%の組成を有するEVOH樹脂100重量部、ε−カプロラクトン30重量部、テトラ−n−ブトキシチタン0.03重量部を縦型攪拌槽型反応装置に仕込み、窒素気流下にて、回転数:30rpmで撹拌しながら、昇温速度:1.5℃/minで25℃から200℃まで昇温し、この温度で3時間グラフト反応させた。グラフト反応後、温度を保持したままで、窒素封入を止め、回転数を10rpmにし、さらに反応装置内を10130Paの圧力で60分保持することで減圧除去を行い、残存したε−カプロラクトンを除去し、脂肪族ポリエステルがグラフトされた変性EVOH樹脂(EVOH樹脂/ε−カプロラクトン=77/23、変性率:7.2モル%、平均鎖長:1.3個、融点:108℃、残存ε−カプロラクトン:0.05%)を得た。
次いで、得られた変性EVOH樹脂55gを、温度230℃に設定されたトルク検出型レオメータ(ブラベンダー社製、「プラストグラフ」)に投入し、5分間予熱した後、回転数50rpmで溶融混練した時のトルク値(Nm)を溶融混練開始の5分後、120分後に測定した。溶融混練開始5分後に対する120分後の粘度(120分/5分)を算出した。上式で算出される粘度変動度が小さいほど、粘度増加が小さく成形性に優れることを意味し、大きいほどには粘度増加が大きく成形性に乏しいことを意味する。
実施例1において、減圧除去の条件を、10130Paの圧力で30分保持した以外は、実施例1と同様に変性EVOH樹脂を製造し、同様に評価した。
実施例1において、減圧除去せずに、残存したε−カプロラクトンを除去しなかった以外は、実施例1と同様に変性EVOH樹脂を製造し、同様に評価した。
Claims (3)
- 脂肪族ポリエステルがグラフトされた変性エチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物及び、炭素原子の数が3〜10であるラクトン類を含有する樹脂組成物であって、上記ラクトン類の含有量が0.001〜3%である溶融成形に供される樹脂組成物。
- ラクトン類が、ε―カプロラクトン類である請求項1記載の溶融成形に供される樹脂組成物。
- エチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物の存在下、炭素原子の数が3〜10であるラクトン類を開環重合させて脂肪族ポリエステルがグラフトされた変性エチレン−ビニルエステル系共重合体ケン化物とし、減圧除去によって残存する炭素原子の数が3〜10であるラクトン類の含有量を調整する請求項1記載の溶融成形に供される樹脂組成物の製造方法。
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