JP6291803B2 - 優待情報管理システム及びプログラム - Google Patents

優待情報管理システム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6291803B2
JP6291803B2 JP2013238855A JP2013238855A JP6291803B2 JP 6291803 B2 JP6291803 B2 JP 6291803B2 JP 2013238855 A JP2013238855 A JP 2013238855A JP 2013238855 A JP2013238855 A JP 2013238855A JP 6291803 B2 JP6291803 B2 JP 6291803B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information
coupon
preferential
users
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013238855A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015099478A (ja
Inventor
貴慎 大野
貴慎 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2013238855A priority Critical patent/JP6291803B2/ja
Publication of JP2015099478A publication Critical patent/JP2015099478A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6291803B2 publication Critical patent/JP6291803B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は優待情報管理システム及びプログラムに関する。
インターネットを利用して配信される電子クーポンを用いたサービスをユーザに提供することが一般的に行われている。特許文献1には、ソーシャルメディアにおいて、クーポンが発行されたユーザがさらに他のユーザに対してクーポンを再発行することが開示されている。
特開2012−38098号公報
本発明の目的は、優待情報を所有するユーザから他のユーザに優待情報を再配信する場合に、その再配信された優待情報が利用される可能性を本構成を有さない場合より高くすることである。
請求項1に記載の発明は優待情報管理システムであって、ユーザに配信された優待の情報を格納する記憶手段から当該優待の情報を取得する優待情報取得手段と、前記ユーザに関連づけられた複数の関連ユーザの好みを示す情報に基づいて、前記複数の関連ユーザが前記優待に反応する度合いを評価する関連ユーザ評価手段と、前記複数の関連ユーザが前記優待に反応する度合いに基づいて、前記評価された関連ユーザの一部に対して前記優待の情報を再配信する優待情報再配信手段と、を含むことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は請求項1に記載の発明において、前記関連ユーザ評価手段は、前記優待の情報が配信されたユーザの好みを示す情報と、前記複数の関連ユーザの好みを示す情報との類似の度合いに基づいて、前記複数の関連ユーザが前記優待に反応する度合いを評価する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は請求項2に記載の発明において、前記関連ユーザ評価手段は、前記優待の情報が配信されたユーザの他の優待の情報の利用状況にさらに基づいて、前記複数の関連ユーザが前記優待に反応する度合いを評価する、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は請求項1から3のいずれかに記載の発明において、前記関連ユーザ評価手段は、前記複数の関連ユーザの好みを示す情報と、前記複数の関連ユーザ間の関連の強さを示す情報に基づいて、前記複数の関連ユーザのうちいずれか複数のユーザからなる組を選択し、前記優待情報再配信手段は、前記選択されたユーザの組に基づいて、前記評価された関連ユーザの一部に対して前記優待の情報を再配信する、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は請求項1から3のいずれかに記載の発明において、前記関連ユーザ評価手段は、複数の関連ユーザが所有する優待に関する情報と、前記複数の関連ユーザの好みを示す情報とに基づいて、前記複数の関連ユーザが前記優待に反応する度合いを評価する、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は請求項5に記載の発明において、前記関連ユーザ評価手段は、前記優待の情報が配信されたユーザに応じた検索条件を満たす優待の情報を所有する1または複数の関連ユーザについて前記優待に反応する度合いを評価し、前記優待情報再配信手段は、前記評価された関連ユーザのうちいずれかに前記優待の情報を再配信するとともに、前記再配信された関連ユーザが所有する前記検索条件を満たす優待の情報を前記ユーザが所有するよう制御する、ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は請求項1から6のいずれかに記載の発明において、前記配信または再配信された前記優待の情報の数と、前記優待の情報のうち利用されたものの数とに基づいて、前記ユーザが再配信する優待の情報の数の上限を制御する手段をさらに含むことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は請求項1から7のいずれかに記載の発明において、前記優待を利用した前記ユーザまたは前記関連ユーザが当該優待について投稿した記事に基づいて前記ユーザに対する特典を決定する特典決定手段をさらに含むことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、ユーザに配信された優待の情報を格納する記憶手段から当該優待の情報を取得する優待情報取得手段、前記ユーザに関連づけられた複数の関連ユーザの好みを示す情報に基づいて、前記複数の関連ユーザが前記優待に反応する度合いを評価する関連ユーザ評価手段、および、前記評価された複数の関連ユーザが前記優待に反応する度合いに基づいて、前記評価された関連ユーザの一部に対して前記優待の情報を再配信する優待情報再配信手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
請求項1,9に記載の発明によれば、優待の情報を所有するユーザから他のユーザに優待の情報を再配信する場合に、その再配信された優待が利用される可能性を本構成を有さない場合より高くすることができる。
請求項2,3に記載の発明によれば、他のユーザの好みを示す情報のみに基づいて優待の情報を再配信する場合より、再配信がされた優待の情報が利用される可能性を高くすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、ユーザの組が優待の情報を利用する可能性を本構成を有さない場合より高くすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、他のユーザの優待の利用状況を考慮しない場合よりその再配信がされた優待が利用される可能性を高くすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、優待の情報を再配信するユーザが配信先のユーザが有する優待の情報を取得することができる。
請求項7に記載の発明によれば、優待の情報が発行される総数を調整することができる。
請求項8に記載の発明によれば、優待を利用したユーザの活動に応じて特典を提供することができる。
本発明の実施形態にかかるクーポン管理システムの機器構成の一例を示す図である。 クーポン管理サーバ、ソーシャル情報管理サーバおよびクライアント装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態にかかるクーポン管理システムが実現する機能の一例を示す機能ブロック図である。 クーポンの配信および利用の流れの一例を概略的に示す図である。 クーポン種別情報の一例を示す図である。 クーポン配信情報の一例を示す図である。 クーポンを再配信する際の処理フローの一例を示す図である。 クーポン一覧画面の一例を示す図である。 関連ユーザ評価部の処理フローの一例を示す図である。 ユーザ情報の一例を示す図である。 投稿情報の一例を示す図である。 カテゴリキーワード情報の一例を示す図である。 キーワード判定情報の一例を示す図である。 クーポン利用履歴の一例を示す図である。 配信候補リストの一例を示す図である。 配信候補提示画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき詳細に説明する。以下では電子クーポンの配信を管理するシステムについて説明する。以下では、「クーポン」の記載は電子クーポンを指すものとする。電子クーポンは、その電子クーポンにおいて指定された店舗でサービスや商品の購入をする場合に、その電子クーポンを提示したユーザに割引やプレゼントといった特典を提供するためのものであり、ユーザにサービスや商品の購入を促すものである。
図1は、本発明の実施形態にかかるクーポン管理システムの機器構成の一例を示す図である。同図に示すように、クーポン管理システムは、クーポン管理サーバ1、ソーシャル情報管理サーバ2、クライアント装置3を含む。これらはネットワーク4を介して接続されている。ネットワーク4は、例えばローカルエリアネットワークやインターネットである。
クーポン管理サーバ1は、サーバコンピュータである。クーポン管理サーバ1は、クライアント装置3からの要求に応じてデータベース等から情報を取得し、取得した情報をクライアント装置3に向けて送信する。クライアント装置3は、例えばスマートフォンやパーソナルコンピュータのようなコンピュータである。ここでは、クーポン管理サーバ1はウェブサーバプログラム(httpdなど)を実行し、ブラウザプログラムを実行するクライアント装置3によってユーザが入力した要求がクーポン管理サーバ1に送信され、クーポン管理サーバ1からクライアント装置3へ送信された情報に応じた画面がユーザに提示される。
図2はクーポン管理サーバ1、ソーシャル情報管理サーバ2およびクライアント装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。クーポン管理サーバ1、ソーシャル情報管理サーバ2およびクライアント装置3は、それぞれプロセッサ11、記憶部12、通信部13、入出力部14を含む。
プロセッサ11は、記憶部12に格納されているプログラムに従って動作する。またプロセッサ11は通信部13、入出力部14を制御する。なお、上記プログラムは、インターネット等を介して提供されるものであってもよいし、フラッシュメモリやDVD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納されて提供されるものであってもよい。
記憶部12は、RAMやフラッシュメモリ等のメモリ素子やハードディスクドライブによって構成されている。記憶部12は、上記プログラムを格納する。また、記憶部12は、各部から入力される情報や演算結果を格納する。
通信部13は、他の装置と通信する機能を実現するものであり、例えば有線LANの通信用集積回路やコネクタ、無線LANの集積回路やアンテナなどにより構成されている。通信部13は、プロセッサ11の制御に基づいて、他の装置から受信した情報をプロセッサ11や記憶部12に入力し、他の装置に情報を送信する。
入出力部14は、表示出力手段をコントロールするビデオコントローラや、入力デバイスからのデータを取得するコントローラなどにより構成される。入力デバイスとしては、キーボード、マウス、タッチパネルなどがある。入出力部14は、プロセッサ11の制御に基づいて、表示出力デバイスに表示データを出力し、入力デバイスをユーザが操作することにより入力されるデータを取得する。表示出力デバイスは例えば外部に接続されるディスプレイ装置である。また、ソーシャル情報管理サーバ2やクライアント装置3もプロセッサ11、記憶部12、通信部13、入出力部14を含む。クライアント装置3がスマートフォンなどの表示デバイスを内蔵する端末である場合には、クライアント装置3に含まれる入出力部14は内蔵される表示デバイスに画像を出力させる。
図3は、本発明の実施形態にかかるクーポン管理システムが実現する機能を示す機能ブロック図である。クーポン管理システムは、クーポン配信部51と、クーポン情報取得部52と、関連ユーザ評価部53と、配信候補提示部54と、クーポン再配信部55と、配信数制御部56と、クーポン利用確認部57と、特典決定部58と、クーポン種別情報格納部71と、クーポン配信情報格納部72と、ユーザ情報格納部73と、投稿情報格納部74と、キーワード関連情報格納部75と、クーポン利用情報格納部76と、を含む。
クーポン配信部51と、クーポン情報取得部52と、関連ユーザ評価部53と、配信候補提示部54と、クーポン再配信部55と、配信数制御部56と、クーポン利用確認部57と、特典決定部58との機能は、クーポン管理サーバ1に含まれるプロセッサ11が記憶部12に格納されたプログラムを実行し、通信部13および入出力部14を制御することによって実現される。また、クーポン種別情報格納部71と、クーポン配信情報格納部72と、キーワード関連情報格納部75と、クーポン利用情報格納部76とは、クーポン管理サーバ1に含まれる記憶部12を中心として実現され、それらの機能により記憶部12に格納される情報を、クーポン管理サーバ1が実現する他の機能からの要求に応じて取得し、その機能に渡す。なお、クーポン種別情報格納部71と、クーポン配信情報格納部72と、キーワード関連情報格納部75と、クーポン利用情報格納部76とはクーポン管理サーバ1以外のたとえばデータベースアプリケーションプログラムを実行するサーバコンピュータにより実現されてもよい。また、ユーザ情報格納部73と投稿情報格納部74とは主にソーシャル情報管理サーバ2に含まれるプロセッサ11、記憶部12および通信部13により実現される。
ここで、クーポンの再配信について説明する。図4は、クーポンの配信および利用の流れの一例を概略的に示す図である。再配信が可能なクーポンは、はじめにクーポン発行元から複数のユーザ(図4ではユーザAやユーザB)に配信される。クーポンが配信されたユーザの一部(たとえばユーザB)は、店舗でクーポンを提示して割引やプレゼントの取得といった特典の提供を受けたり(以下ではこのことを「クーポンを利用する」という)、クーポンをそのユーザが指定する他のユーザ(図4ではユーザCやユーザD)に再配信する。もちろん、クーポンを再配信されたユーザは店舗でそのクーポンを利用してよい。なお、ユーザがクーポンを利用する際の手順は、例えば事前にそのクーポンをバーコードなどの形式で紙に印刷し、そのクーポン券を店舗の支払時などにバーコードリーダに読み取らせる。またクライアント装置3が携帯電話やスマートフォンであれば、ユーザは印刷の代わりにクライアント装置3の画面にバーコードを表示させてもよい。またユーザは、バーコードの代わりに非接触近接通信を用いて店舗の端末とクーポンの情報をやりとりしてもよい。
クーポン種別情報格納部71はクーポンの種類に関する情報(クーポン種別情報)を格納する。またクーポン配信情報格納部72は、配信または再配信がされたクーポンの情報であってユーザと関連づけられた情報(クーポン配信情報)を格納する。また、ユーザ情報格納部73は、クーポン管理システムを利用するユーザの情報(ユーザIDを含む)を格納する。クーポン利用情報格納部76は、ユーザが店舗でクーポンを利用した履歴であるクーポン利用履歴を格納する。
クーポン配信部51はプロセッサ11、記憶部12を中心として実現される。クーポン配信部51はクーポン発行元に対応し、ユーザに新たなクーポンを配信する。クーポンを配信する処理について以下でより具体的に説明する。はじめに、クーポン配信部51はクーポンの送付先となるユーザ(ユーザID)のリストを取得し、クーポン配信情報格納部72に、そのユーザのそれぞれとクーポンとを関連づけて記憶させる。送付先のリストは予め作成されて記憶部12に記憶されていてもよいし、クーポン配信部51が事前に複数のユーザから希望するクーポンの種類(飲食店のカテゴリや地域など)の条件を取得し、クーポン配信部51が配信するクーポンの種類と、ユーザが指定した条件とに基づいて送付先のリストを生成してもよい。次にクーポン配信部51は、配信先のリストに含まれるユーザにクーポンを送付する。クーポン配信部51がクーポンを送付する際には、クーポンとユーザとに関連づけられた新たなクーポン配信情報をクーポン配信情報格納部72に格納する。なお、クーポン配信部51はクーポンが配信されたことを示す電子メールやメッセージを配信されたユーザのメールアドレスやクライアント装置3に向けて送信してもよい。
図5は、クーポンの種類を示すクーポン種別情報の一例を示す図である。クーポン種別情報は、クーポン種別情報格納部71に格納されている。クーポン種別情報は、クーポンの種類を一意に識別するクーポンID、クーポン名、クーポンの属するカテゴリ、クーポンに関連するキーワード、既に発行されたクーポンの数(発行数)、クーポンの発行上限、最大再配信数、クーポンの発行対象、利用期限を含む。クーポンIDはクーポンの種類を一意に識別する情報であり、最大再配信数はあるユーザがクーポンを再配信するクーポンの数の上限である。クーポンの発行対象は、クーポン発行者の方針により設定される情報であり、クーポンを配信するまたは再配信する対象が、既にクーポンを利用したユーザ(既存顧客)とまだクーポンを利用したことのないユーザ(新規顧客)とのうちどちらかであることを示す情報である。クーポンの発行上限は、全体におけるクーポンの数の上限である。
図6は、クーポン配信情報の一例を示す図である。クーポン配信情報は、クーポンを所有するユーザのユーザID、クーポンID、再配信数、利用済フラグ、配信元ユーザIDを含む。再配信数は他のユーザに再配信したクーポンの数である。利用済フラグは、クーポンがユーザにより利用されたか否かを示す情報であり、ユーザがクーポンを利用したことが確認されると利用済となる。配信元ユーザIDは再配信されたクーポンについて、そのクーポンを再配信したユーザのユーザIDである。クーポン配信情報のレコードは、配信されたクーポンごとに設けられている。再配信数および配信元ユーザIDの詳細については後述する。
図7は、クーポンを再配信する際の処理フローの一例を示す図である。以下では処理フローに基づいてクーポン情報取得部52、関連ユーザ評価部53、配信候補提示部54、クーポン再配信部55などの処理について説明する。
クーポン情報取得部52は、プロセッサ11、記憶部12およぶ通信部13を中心として実現される。クーポン情報取得部52は、ユーザに配信されたクーポンの情報を格納する記憶部12からそのクーポンの情報を取得する。クーポン情報取得部52は、クーポン情報取得部52は、ユーザ(以下では「再配信者」とも記載する)に対して配信されたクーポンの一覧を提示し、ユーザにその一覧から再配信するクーポンを選択させる(ステップS101)。クーポンの一覧を提示する際には、クーポン情報取得部52はユーザに配信または再配信された1または複数のクーポンについてのクーポン配信情報とクーポン種別情報とをそれぞれクーポン配信情報格納部72およびクーポン種別情報格納部71から取得し、そのクーポン配信情報とクーポン種別情報とを用いてクーポン配信情報が示す複数のクーポンの一覧をクライアント装置3に表示させる。またユーザが一覧からいずれかのクーポンを選択すると、クーポン情報取得部52はその選択されたクーポンを特定する情報をクライアント装置3から取得する。
図8は、再配信の対象とするクーポンを選択するためのクーポン一覧画面の一例を示す図である。クーポン一覧画面には、クーポンの名称の一覧が配置されており、そのそれぞれについて、詳細を表示する「詳細」ボタンと、他の人に向けて再配信を指示する3種類のボタン(「友人にもあげる」、「友人に譲る」、「友人のクーポンと交換する」)が表示されている。「友人にもあげる」ボタンは、自分がそのクーポンを利用可能な状態でかつそのクーポンを他のユーザに再配信すること(以下では「単なる再配信処理」とも記載する)を指示するボタンであり、「友人に譲る」ボタンは他のユーザにそのクーポンを再配信し、かつ自分がそのクーポンを利用できない状態にすること(以下では「譲渡処理」とも記載する)を指示するボタンであり、「友人のクーポンと交換する」ボタンは、他のユーザが所有するクーポンと自分が所有するクーポンとを交換すること(以下では「交換処理」とも記載する)を指示するボタンである。ユーザがこの3種類のボタンのいずれかを押下すると、クライアント装置3はクーポンを特定する情報とどのボタンが押されたかの情報をクーポン情報取得部52に向けて送信する。クーポン情報取得部52はその情報を受信し、その情報と再配信者のユーザIDとに基づいて再配信の対象となるクーポンのクーポン種別情報やクーポン配信情報を取得する。なおクーポン情報取得部52は、クーポン種別情報において発行数が発行上限に達しているクーポンについては「友人にもあげる」ボタンを表示させないよう制御し、単なる再配信の対象のリストから除外する扱いをする。
関連ユーザ評価部53は、プロセッサ11、記憶部12および通信部13を中心として実現される。関連ユーザ評価部53は、再配信者に関連づけられた複数の関連ユーザの好みを示す情報に基づいて、その複数の関連ユーザが前記クーポンに期待される反応をする度合いを評価する。また関連ユーザ評価部53はその期待される反応をする度合いの評価に基づいて配信候補となるユーザのリストを生成する(ステップS102)。ここで、期待される反応とは、具体的には再配信されたユーザがクーポンを利用することや、別のユーザにクーポンを再配信することなど、最終的にクーポンの利用を活性化する行動をすることである。また、関連ユーザ評価部53は、ステップS102において、前記クーポンが配信されたユーザの好みを示す情報と、前記複数の関連ユーザの好みを示す情報との類似の度合いや、前記クーポンが配信されたユーザの他のクーポンの利用状況、複数の関連ユーザが所有するクーポンに関する情報にさらに基づいてその度合いを評価する。
図9は、関連ユーザ評価部53の処理フローの一例を示す図である。以下では主に単なる再配信処理における関連ユーザ評価部53の動作についてさらに説明する。はじめに、関連ユーザ評価部53は、再配信者に関連づけられた関連ユーザを抽出する(ステップS201)。ここで、関連ユーザは、例えば再配信者の友人として関連づけられているユーザである。あるユーザの友人となるユーザはユーザ情報格納部73に格納されたユーザ情報により識別される。
図10は、ユーザ情報の一例を示す図である。ユーザ情報は、ユーザごとに、ユーザID、ユーザの名前、友人ユーザID、プロフィールの情報、特典ランクを含む。実際には図10より多くのユーザの情報がユーザ情報格納部73に格納されている。友人ユーザIDの情報は、友人として関連づけられているユーザのIDが列挙されたものであり、1つのユーザについて複数のユーザIDが存在してよい。プロフィールの情報には、性別、年齢層、趣味といった情報を含む。例えば図10において再配信者のユーザIDが“U101”の場合は、関連ユーザとしてユーザID“U201”を含むユーザIDのリストが取得される。
ここで、関連ユーザ評価部53は、関連ユーザとして再配信者の友人の友人、つまり友人のユーザ情報に含まれる友人ユーザIDにより特定されるユーザも取得してよい。また関連ユーザの範囲をどこまでにするか事前にユーザが設定できるようにしてもよい。特典ランクはユーザに対するクーポンの優待の手厚さを示すランクであり、例えばランクが高いほど割引率が高くなる。
次に、関連ユーザ評価部53は、再配信者の趣味趣向(好み)を示すキーワードを、再配信者のプロフィールや再配信者が投稿した記事の投稿情報から抽出する(ステップS202)。プロフィールはユーザ情報に含まれ、投稿情報は投稿情報格納部74に格納されている。
図11は、投稿情報の一例を示す図である。投稿情報は、例えばSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)におけるユーザの日記やつぶやきといった情報である。日記やつぶやきは、ユーザがクライアント装置3を介して入力したテキスト情報を含む。関連ユーザ評価部53は、再配信者のユーザ情報に含まれるプロフィールから趣味などのキーワードを取得し、また現在から前の一定期間に投稿された投稿情報に含まれるテキスト情報から、予め記憶された趣味趣向を示すキーワードのリストに含まれるキーワードを抽出する。テキスト情報からキーワードを抽出する際には、関連ユーザ評価部53は出現回数が予め定められた閾値を超えるキーワードだけを抽出してもよい。なお、関連ユーザ評価部53は、ソーシャル情報管理サーバ2に格納される投稿情報だけでなく、予めユーザに関連付けられた外部のブログに投稿されたテキストからキーワードを抽出してもよい。
次に関連ユーザ評価部53は、クーポンに関連づけられたキーワードを取得する(ステップS203)。より具体的には、関連ユーザ評価部53は再配信者により選択されたクーポンのクーポン種別情報に含まれるキーワードを取得する。
そして、関連ユーザ評価部53は、取得されたユーザのうちまだ処理をされていない新たなユーザを処理対象とする(ステップS204)。たとえば、関連ユーザ評価部53は、ステップS201で取得された複数のユーザのリストのうち最も若い順位のユーザを処理対象とし、その処理対象のユーザのユーザ情報を取得する。
次に関連ユーザ評価部53は、処理対象となるユーザのプロフィールや、そのユーザが投稿した記事の投稿情報から、関連ユーザの趣味趣向を示しクーポンに関連するキーワード(関連キーワード)を抽出する(ステップS205)。関連ユーザのプロフィールはユーザ情報に含まれている。より具体的には、関連ユーザ評価部53はクーポン種別情報からクーポンに関連づけられたキーワードを関連キーワードのリストに追加するとともに、クーポンの属性の一種であるカテゴリをキーにしてカテゴリキーワード情報を検索し、検索されたキーワードも関連キーワードのリストに追加する。
図12は、カテゴリキーワード情報の一例を示す図である。カテゴリキーワード情報はキーワード関連情報格納部75に格納される。例えばクーポンIDがC0001のクーポンの場合、カテゴリに「飲食」があるので、関連ユーザ評価部53は、関連キーワードとして「食べ歩き」を取得する。
そして、関連ユーザ評価部53は関連ユーザのプロフィール情報や投稿情報から関連キーワードのいずれかを検索する。関連ユーザ評価部53は、その検索により取得されたキーワードを抽出されたキーワードとして、その抽出されたキーワードを、キーワードが発見されたプロフィール情報の項目や投稿情報のIDと関連づけてリストに追加する。
キーワードが抽出されると、関連ユーザ評価部53は、抽出されたキーワードのそれぞれについて、そのテキストのうち抽出されたキーワードがある位置のそばにポジティブワードまたはネガティブワードがあるか否かを確認する。位置のそばとは、そのキーワードを含む一定の範囲にある文字列である。その範囲はキーワードの前後の一定数の文字であってもよいし、一定数の単語であってもよい。そして、関連ユーザ評価部53は、そのポジティブワードまたはネガティブワードの存在に応じて、処理対象のユーザに対してスコアを付与する(ステップS206)。
より具体的には関連ユーザ評価部53は、以下の処理を抽出されたキーワードのそれぞれについて行う。まず、関連ユーザ評価部53は抽出されたキーワードやクーポンのカテゴリに基づいて、キーワード判定情報からポジティブワードとネガティブワードとを取得する。
図13はキーワード判定情報の一例を示す図である。キーワード判定情報はキーワード関連情報格納部75に格納されている。例えば、クーポンのカテゴリが「飲食」であれば、抽出されたキーワードが何であっても関連ユーザ評価部53は「ダイエット」や「太る」をネガティブワードとして取得する。また関連ユーザ評価部53は、抽出されたキーワードが「パスタ」であれば、「おいしい」、「行きたい」などをポジティブワードとして、「嫌い」、「行きたくない」などをネガティブワードとして取得する。そして、関連ユーザ評価部53は投稿情報のテキストのうち、抽出されたキーワードのそばの一定範囲内にあるポジティブワードやネガティブワードの数をカウントする。そして、関連ユーザ評価部53は、ポジティブワードの方が多ければ30点、ネガティブワードの方が多ければマイナス10点、どちらもなければ10点というように、ポジティブワードがあれば高い値をスコアに加算し、ネガティブワードがあればスコアから値を減算する。ここで、最終的なスコアが高いほど期待される反応をする可能性が高いとする。
また、関連ユーザ評価部53は、再配信者と処理対象のユーザとの間の趣味趣向の類似の度合いと再配信者のクーポン利用履歴とに応じてスコアを加算する(ステップS207)。より具体的には、関連ユーザ評価部53は、再配信者の趣味趣向を示す情報(趣味趣向キーワード)として、プロフィールの情報のうち趣味欄に含まれるキーワードと、予め趣味趣向を示す言葉として設定された複数の趣味趣向キーワードのうち再配信者の投稿情報に含まれるものを取得する。そして、関連ユーザ評価部53は処理対象となるユーザについても同様の方法で趣味趣向キーワードを取得し、再配信者の趣味趣向キーワードと処理対象となるユーザの趣味趣向キーワードとの間で一致するものの数をカウントする。また、関連ユーザ評価部53は、再配信者が再配信の対象となるクーポンと同じカテゴリのクーポンについて利用したか否かを確認する。再配信者が同じカテゴリのクーポンを利用した場合には、一致するものの数が大きいほど大きいスコアを加算し、利用していない場合には、一致するものの数が少ないほど大きいスコアを加算する。
再配信者が同じカテゴリのクーポンを利用している場合には、このクーポンについても再配信者が利用する可能性が利用していない場合より高く、また再配信者に趣味趣向が近いユーザほどクーポンを利用する可能性が高くなると考えられる。一方、再配信者が同じカテゴリのクーポンを利用していない場合には、ほかのユーザについても趣味趣向が近いほど利用する可能性が低くなると考えられる。ステップS207の処理によりこのような事象を反映したスコアが計算される。
処理対象のユーザについてスコアが計算されると、関連ユーザ評価部53は、そのユーザの類似クーポンの配信率や利用率、当該クーポンの利用有無に応じて、そのユーザを配信候補のリストに追加する(ステップS207)。より具体的には、クーポン種別情報の発行対象が「新規顧客」の場合には、関連ユーザ評価部53は、処理対象ユーザがこのクーポンを受信した回数が閾値より少なく、処理対象ユーザが同じカテゴリのクーポンを再配信した履歴があり、処理対象ユーザが再配信対象のクーポンを利用しておらず、かつ処理対象ユーザが利用した同じカテゴリのクーポンの数の受信したクーポンの数に対する割合が閾値を超える条件を満たすか確認する。そしてそれらの条件を満たす場合に、関連ユーザ評価部53はその処理対象のユーザを配信候補のリストに追加する。
図14はクーポン利用履歴の一例を示す図である。クーポン利用情報はクーポンを利用したユーザのユーザIDと、利用されたクーポンのクーポンIDと、利用日と、利用店舗を示す利用店舗IDとを含む。関連ユーザ評価部53は、処理対象ユーザのユーザIDを有するクーポン利用履歴と、クーポン種別情報に含まれるカテゴリとに基づいて、処理対象ユーザが再配信対象のクーポンを利用したか否かと再配信対象のクーポンと同じカテゴリのクーポンを再配信したか否かとを判定する。
また、クーポン種別情報の発行対象が「既存顧客」の場合には、関連ユーザ評価部53は、処理対象ユーザがこのクーポンを受信した回数が閾値より多く、処理対象ユーザが同じカテゴリのクーポンを再配信した履歴があり、処理対象ユーザが再配信対象のクーポンを利用しており、処理対象ユーザが利用した同じカテゴリのクーポンの数の受信したクーポンの数に対する割合が閾値を超える条件を満たすか確認する。そして、これらの条件を満たす場合には、関連ユーザ評価部53はその処理対象のユーザを配信候補のリストに追加する。
図15は、配信候補リストの一例を示す図である。配信候補リストには、ユーザを特定するユーザID、名前やそのユーザのスコアだけでなく、スコアを算定した理由の情報も含んでいる。なお関連ユーザ評価部53はクーポン種別情報に含まれる最大発行数に基づいてこの配信候補のリストに属するユーザの数の上限を定め、リストに含まれるユーザの数がその上限を超えないようにしてもよい。
配信されたユーザの趣味趣向とクーポンの傾向がたとえ一致しても、クーポンを利用したり再配信したりしないユーザであればクーポンの効果が限定される。本実施形態では関連ユーザ評価部53はこのようなユーザが除外された配信候補リストを作成する。
そして、ステップS208が終わると、関連ユーザ評価部53は、すべてのユーザについて処理をしたか確認し、すべてのユーザについて処理をしていない場合には、ステップS204から繰り返す。すべてのユーザについて処理した場合は、関連ユーザ評価部53は配信候補リストに含まれるユーザをスコアの点数が高いものほど上位にするようにソートする(ステップS210)。これにより、評価の高いものほど上位になるようソートされた配信候補ができあがる。
また、ステップS207において、処理対象のユーザが一定期間に行った投稿の数を投稿情報からカウントし、その件数が多いほど大きいスコアを加算するようにしてもよい。こうすることで、こうしない場合よりクーポンの対象となる商品やサービスについて日記などによるフィードバックがされる確率が高くなり、商品やサービスの露出が増えやすくなる。
なお、関連ユーザ評価部53は、複数の関連ユーザの好みを示す情報だけでなく、さらに複数の関連ユーザ間の関連の強さを示す情報に基づいて、複数の関連ユーザからなる組を選択してもよい。関連ユーザ間の関連の強さを示す情報は、例えばクーポン配信情報が、処理対象のユーザが他の関連ユーザにクーポンを再配信したことまたは他の関連ユーザからクーポンを再配信されたことを示す情報である。例えばクーポンを再配信した場合にはそうで無い場合より関連が強いと判定される。また、関連ユーザ評価部53は、複数の関連ユーザの間でクーポンの利用店舗が同じで利用日時の違いが30分以内など予め定められた範囲内の場合には一緒に店を利用したとみなし、さらに関連が強いと判定してもよい。なお、関連ユーザ間の関連の強さを示す情報はユーザ情報の友人ユーザIDといった関連ユーザどうしが友人として直接関連づけられているかの情報であってもよいし、関連ユーザ間で1対1のメッセージをやりとりする頻度や、互いの日記にコメントする頻度などであってもよい。
より具体的には、例えばステップS210の処理のあとに、関連ユーザ評価部53はリストの最上位の関連ユーザの友人を取得し、さらにその関連ユーザに対して上述の方法などにより判定された関連の強さがある程度より大きいユーザを選択する。また、3番目など所定の順位までのユーザについてそのユーザを含むユーザの組を取得するようにしてもよい。例えば複数のユーザの組のメンバは、一緒に利用するクーポンを配信されることにより、単なるクーポンが再配信されるよりも高い購買意欲を持つことが期待される。また複数人が一緒に使うクーポンにおいて割引率などの特典が高めに設定されていてもよい。
また、交換処理の場合には、関連ユーザ評価部53は、再配信者に応じた検索条件を満たすクーポンを所有する1または複数の関連ユーザについて、前記クーポンに反応する度合いを評価する。より具体的には、関連ユーザ評価部53は再配信者から、そのユーザが欲しいクーポンのカテゴリやキーワードといったクーポンの検索条件を取得する。そして、関連ユーザ評価部53は、ステップS208の条件だけでなく、そのカテゴリやキーワードを含むクーポンを有するという条件を満たす関連ユーザを配信候補のリストに追加する。なお、ステップS208の代わりに、予めステップS201でその検索条件を満たすクーポンを所有する関連ユーザを取得しておいてもよい。
配信候補提示部54は、プロセッサ11、記憶部12および通信部13を中心として実現される。配信候補提示部54は、関連ユーザ評価部53で計算された複数の関連ユーザがクーポンに反応する度合いに基づいて、前記関連ユーザの少なくとも一部をユーザに提示する。より具体的には、配信候補提示部54は、関連ユーザが反応する度合いに基づいて選択された配信候補のリストを含む配信候補提示画面の情報をクライアント装置3に送信することで再配信者にその配信候補のリストを提示する(ステップS103)。
図16は、配信候補提示画面の一例を示す図である。図16の例は図15と対応し、配信候補のリストに属するユーザのリストが配置されている。また、各ユーザについて「配信する」ボタンが配置されており、ユーザがこのいずれかのボタンを押下すると、クライアント装置3はそのボタンが示すユーザの情報をクーポン再配信部55に向けて送信する。また、配信候補提示部54は選択されたユーザの組も提示する。
クーポン再配信部55は、プロセッサ11、記憶部12および通信部13を中心として実現される。クーポン再配信部55は、関連ユーザ評価部53で計算された複数の関連ユーザがクーポンに反応する度合いに基づいて、評価された関連ユーザの一部に対してクーポンを再配信する。より具体的には、提示された配信候補のリストに対して再配信者が選択した関連ユーザやユーザの組にクーポンを再配信する(ステップS104)。クーポンを再配信する際には、クーポン再配信部55はクーポン配信情報格納部72に新たなクーポン配信情報のレコードを格納するか、既存のクーポン配信情報を更新する。またクーポン再配信部55は予めユーザにより設定された場合にはクーポンを再配信した旨のメールやメッセージを再配信されたユーザに向けて送信する。
ここで、クーポン再配信部55は、単なる再配信処理の場合には配信先のユーザIDとクーポンIDと再配信者の配信元ユーザIDとを含むクーポン配信情報を追加してクーポン配信情報格納部72に格納させ、再配信者のクーポン配信情報の再配信数を1つ増加させるとともにクーポン種別情報の発行数も増やす。また譲渡処理の場合には、再配信の対象となるクーポンのクーポン配信情報のうち、再配信者のユーザIDを再配信先のユーザIDに更新する。交換処理の場合には、クーポン再配信部55はクーポンが再配信されたユーザが所有し交換の対象となるクーポンが再配信者が所有するように制御する。より具体的には、再配信先のユーザにクーポンの交換を承認するかのメッセージを表示し、交換が承認された場合には、クーポン再配信部55は譲渡処理と同じ処理をしたうえで、さらに再配信先のユーザIDかつ交換対象となるクーポンのクーポンIDを有するクーポン配信情報についてユーザIDを再配信者のものに更新する。以上の処理によってクーポンの再配信が行われる。
このようにして配信候補提示部54が配信候補のリストを提示し、その配信候補のリストに基づいてクーポンが再配信されることで、配信候補のリストを関連ユーザ評価部53のように作成しない場合と比べて再配信されたユーザがクーポンを利用したり再配信する確率が高くなる。これによりクーポンの利用が活性化される。
配信数制御部56は、プロセッサ11、記憶部12を中心として実現される。配信数制御部56は、配信または再配信された前記クーポンの数と、クーポンのうち利用されたものの数とに基づいて、再配信者が再配信するクーポンの数の上限を制御する。配信数制御部56は、例えば一定期間ごとに、クーポン利用履歴からクーポンの種類ごとに利用されたクーポンの総数(利用総数)とを集計する。そして配信数制御部56は、例えばクーポン種別情報に含まれ配信されたクーポンの総数を示す発行数に対する利用総数の割合から、そのクーポン種別における発行上限を変更する。また配信数制御部56は、発行数が発行上限に近づくにつれクーポン種別情報のユーザあたりの最大発行数を減少させてもよい。
クーポン利用確認部57は、プロセッサ11、記憶部12、通信部13を中心として実現される。クーポン利用確認部57は、クーポンを配信または再配信されたユーザが店舗でそのクーポンを利用する場合に、その店舗にあるコンピュータから送信されるクーポンを特定する情報をネットワークを介して取得する。クーポンを特定する情報は本実施形態ではクーポンIDとユーザIDとである。そしてクーポン利用確認部57は、そのクーポンIDのクーポン種別情報を取得し、利用日が利用期限より前かを確認し、さらにクーポンIDとユーザIDとからクーポン配信情報を取得し、そのクーポンが存在するか、また利用済でないかを確認する。クーポンが存在し、クーポンの利用期限であり利用済でなければ、クーポン利用確認部57は店舗のコンピュータにクーポンの利用を認める旨の情報とユーザの特典ランクを示すデータを送信し、店舗側のコンピュータはクーポンの種類と特典ランクに応じた優待をする処理を行う。また、クーポン利用確認部57はこのクーポンを利用したことを示すクーポン利用履歴(ユーザID、クーポンID、利用日、利用店舗IDを含む)を追加するとともに、クーポン配信情報の利用済フラグを利用済に変更する。
特典決定部58は、プロセッサ11および記憶部12を中心として実現される。特典決定部58は、ユーザのクーポンの再配信および利用の状況、または、クーポンを利用したユーザが当該クーポンについて投稿した記事に基づいてユーザに対する特典を決定する。より具体的には、特典決定部58は現在から前の判定期間においてユーザが投稿した投稿情報のうちクーポンに関連づけて投稿された記事の件数と、その判定期間においてユーザがクーポンを利用した数および再配信した数に基づいて、そのユーザの特典ランクを決定し、ユーザ情報の特典ランクに反映する。ここで、図11の例では関連クーポンIDがある投稿情報がクーポンに関連づけて投稿された記事であり、クーポンを利用した数は判定期間におけるそのユーザのクーポン利用履歴の件数から求められる。ここで、クーポンの割引率や割引額は特典ランクが高いほど大きくなる。なお、特典決定部58は、ユーザのランクではなく、ユーザに付与するポイントの額を決定してもよい。ポイントは何らかの支払の補助として利用できるものである。特典決定部58により、店舗についての投稿をした者や、店舗を利用する者など、クーポンを提供する側にとって利益のあるユーザに対して特典が還元される。
1 クーポン管理サーバ、2 ソーシャル情報管理サーバ、3 クライアント装置、4 ネットワーク、11 プロセッサ、12 記憶部、13 通信部、14 入出力部、51 クーポン配信部、52 クーポン情報取得部、53 関連ユーザ評価部、54 配信候補提示部、55 クーポン再配信部、56 配信数制御部、57 クーポン利用確認部、58 特典決定部、71 クーポン種別情報格納部、72 クーポン配信情報格納部、73 ユーザ情報格納部、74 投稿情報格納部、75 キーワード関連情報格納部、76 クーポン利用情報格納部。

Claims (9)

  1. ユーザに配信された優待の情報を格納する記憶手段から当該優待の情報を取得する優待情報取得手段と、
    前記ユーザに関連付けられた複数の関連ユーザが投稿したテキストから前記優待に関連付けられた関連キーワードを抽出し、前記複数の関連ユーザの好みを示すスコアを、前記テキストのうち前記関連キーワードと所定の位置関係を有する1または複数の単語が前記優待に関連付けられたポジティブな単語を多く含むほど前記スコアが高くなり、前記優待に関連付けられたネガティブな単語を多く含むほど前記スコアが低くなるように、生成し、前記生成されたスコアが示す順位が所与の順位までの関連ユーザを配信にかかる関連ユーザとして選択する、関連ユーザ評価手段と、
    前記選択された関連ユーザに対して前記優待の情報を再配信する優待情報再配信手段と、
    を含むことを特徴とする優待情報管理システム。
  2. 前記関連ユーザ評価手段は、前記複数の関連ユーザのスコアを、前記優待の情報が配信されたユーザのプロフィールおよび投稿の情報に含まれる趣味趣向を示すキーワードと前記複数の関連ユーザのプロフィールおよび投稿の情報に含まれる趣味趣向を示すキーワードとが類似するほど前記スコアが高くなるように生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の優待情報管理システム。
  3. 前記関連ユーザ評価手段は、前記複数の関連ユーザのスコアを、前記優待の情報が配信されたユーザが当該優待と同じカテゴリの優待を利用した場合に前記スコアが高くなるように生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の優待情報管理システム。
  4. 前記関連ユーザ評価手段は、前記生成されたスコアと、前記複数の関連ユーザの間で優待が再配信されたことを示す情報、前記複数の関連ユーザの間でのメッセージまたはコメントの頻度、および、関連ユーザ間が直接友人として関連づけられているかを示す情報のいずれかとに基づいて、前記配信にかかる関連ユーザを選択し、
    前記優待情報再配信手段は、前記選択された関連ユーザに対して前記優待の情報を再配信する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の優待情報管理システム。
  5. 前記関連ユーザ評価手段は、前記生成されたスコアと、複数の関連ユーザが前記優待と同じカテゴリのクーポンを再配信したか否かとに基づいて、前記配信にかかる関連ユーザを選択する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の優待情報管理システム。
  6. 前記関連ユーザ評価手段は、前記生成されたスコアと、前記複数の関連ユーザが前記優待の情報が配信されたユーザに応じた検索条件を満たす優待の情報を所有するか否かとに基づいて配信にかかる関連ユーザを選択し
    前記優待情報再配信手段は、前記選択された関連ユーザに前記優待の情報を再配信するとともに、前記再配信された関連ユーザが所有する前記検索条件を満たす優待の情報を前記ユーザが所有するよう制御する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の優待情報管理システム。
  7. 前記配信または再配信された前記優待の情報の数と、前記優待の情報のうち利用されたものの数とに基づいて、前記ユーザが再配信する優待の情報の数の上限を制御する手段、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の優待情報管理システム。
  8. 前記優待を利用した前記ユーザまたは前記関連ユーザが当該優待について投稿した記事に基づいて前記ユーザに対する特典を決定する特典決定手段、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の優待情報管理システム。
  9. ユーザに配信された優待の情報を格納する記憶手段から当該優待の情報を取得する優待情報取得手段、
    前記ユーザに関連付けられた複数の関連ユーザが投稿したテキストから前記優待に関連付けられた関連キーワードを抽出し、前記複数の関連ユーザの好みを示すスコアを、前記テキストのうち前記関連キーワードと所定の位置関係を有する単語が前記優待に関連付けられたポジティブな単語を多く含むほど前記スコアが高くなり、前記優待に関連付けられたネガティブな単語を多く含むほど前記スコアが低くなるように、生成し、前記生成されたスコアが示す順位が所与の順位までの関連ユーザを配信にかかる関連ユーザとして選択する、関連ユーザ評価手段、および、
    前記選択された関連ユーザに対して前記優待の情報を再配信する優待情報再配信手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
JP2013238855A 2013-11-19 2013-11-19 優待情報管理システム及びプログラム Expired - Fee Related JP6291803B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013238855A JP6291803B2 (ja) 2013-11-19 2013-11-19 優待情報管理システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013238855A JP6291803B2 (ja) 2013-11-19 2013-11-19 優待情報管理システム及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015099478A JP2015099478A (ja) 2015-05-28
JP6291803B2 true JP6291803B2 (ja) 2018-03-14

Family

ID=53376058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013238855A Expired - Fee Related JP6291803B2 (ja) 2013-11-19 2013-11-19 優待情報管理システム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6291803B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9336537B2 (en) * 2014-03-06 2016-05-10 Catalina Marketing Corporation System and method of providing a particular number of distributions of media content through a plurality of distribution nodes
JP6110435B2 (ja) * 2015-07-01 2017-04-05 株式会社リクルートホールディングス 情報管理装置及び情報管理方法
JP6106728B2 (ja) * 2015-09-18 2017-04-05 ヤフー株式会社 クーポン等のサービス情報の配信装置、配信方法、及びプログラム
JP7211083B2 (ja) * 2019-01-08 2023-01-24 株式会社ぐるなび 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4021660B2 (ja) * 2001-12-21 2007-12-12 コーデトーイズ株式会社 販売促進システム
JP2007323129A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Future Trust:Kk クーポン活用支援装置及びシステム
JP2008134951A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 広告提供方法および広告提供システム
US8438062B2 (en) * 2006-12-29 2013-05-07 Google Inc. Network node ad targeting
JP5361952B2 (ja) * 2011-07-06 2013-12-04 ヤフー株式会社 広告システム、広告方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015099478A (ja) 2015-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105247566B (zh) 基于上下文关系选择性地公开信息的方法、装置、介质
US20210012384A1 (en) Client-based deal filtering and display
KR101852538B1 (ko) 온라인 소셜 네트워크에서 비콘을 사용한 제3자 컨텐츠의 맞춤화
JP4473339B1 (ja) 広告情報提供サーバ、広告情報提供システム、及び広告情報提供プログラム
US20130006738A1 (en) Shared electronic incentives and coupons leveraging social connections and shepherding
JP2014529110A5 (ja)
KR20170131708A (ko) 온라인 소셜 네트워크에서 비콘을 사용한 사용자 알림의 생성
US20150371283A1 (en) System and method for managing or distributing promotional offers
JP6291803B2 (ja) 優待情報管理システム及びプログラム
JP2016053784A (ja) 情報推薦プログラム及び情報処理装置
JP2013025687A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、プログラム及び情報記憶媒体
JP6859621B2 (ja) サーバ装置、表示システム、制御方法及びプログラム
US20140108152A1 (en) Managing Social Network Relationships Between A Commercial Entity and One or More Users
JP6037540B1 (ja) 検索システム、検索方法およびプログラム
US20160005084A1 (en) Systems, methods, and computer program products for user-specific product related activity
JP7447800B2 (ja) レシート処理装置、制御方法、及びプログラム
KR20130102793A (ko) 모바일 쿠폰 서비스 제공 서버, 제공 방법 및 그 방법을 위한 기록매체
JP2023113768A (ja) 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP2007156762A (ja) 顧客満足度集計システム
JP6584584B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
JP2011227714A (ja) 情報提供サーバ、および情報提供システム
JP2016081156A (ja) 顔写真表示装置
JP2019185081A (ja) クラウドファンディングシステム、処理方法およびコンピュータプログラム
JP2013050974A (ja) 情報提供サーバ、および情報提供システム
JP2019074816A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6291803

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees