JP6289806B2 - 異なるリストバンド長さ調節機構付き留め金 - Google Patents

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Description

本発明は腕時計留め金に関すると共に、このような留め金を備えるリストバンドおよび腕時計に関する。
腕時計リストバンドの2つの部分をその着用者の腕のまわりで締結するには、いくつかの解決策がある。第1の解決策は単純であり、それぞれの部分の端部に例えば、一方の部分の単純な輪および突出部が他方の部分の穴と協働する形の協働手段を備えることから成る。このような解決策には、この協働手段を開放するとリストバンドの2つの部分が直ちに離れて、腕時計を落とす危険につながるという欠点がある。
この欠点を軽減するために、別の解決策は、2つのリストバンド部分の間に配置される留め金型の中間要素を設けることから成り、この中間要素は、これら2つの部分の端部に常に締結されたままになる。このような留め金は2つの位置を取る。すなわち、リストバンドと留め金が腕時計を保持できる全長を有して腕の周囲に延在する、時計を着用するための閉位置と、手を通して時計を外すことができるように、リストバンドの2つの部分の2つの端部を、留め金からこれらを取り外さずに引き離してリストバンドと留め金の長さを増すための開位置である。留め金のこの開いた形態においてリストバンドの2つの部分は離されず、そのため時計を落とす危険が最小限になる。
留め金を用いる解決策では、従来の調節機構と呼ばれる、リストバンドに対する留め金の位置の第1の調節機構が一般にある。しかし、得られる最終の長さは完璧でなく、また最適でないことが多い。この理由により、既存の留め金には、特許文献1に記載されているような、リストバンドの長さの第2の調節を行うことを可能にする解決策が装備され、それによって第1すなわち従来の調節機構が補完される。この第2の調節機構は、工具および特別な技能を必要としない非常に簡単でユーザフレンドリな操作により、リストバンドの長さのほんのわずかの修正を行うことによって最初の調節をさらに良くするものである。精密調節機構と呼ばれるこの第2の調節機構では、例えば周囲温度、およびリストバンドの着用者の腕がかける力による手首の周囲長のいかなる変化も軽減するように、最初の調節を容易に修正できるようにすることによって、着用者の快適さをとりわけ向上することが可能である。
しかし、留め金を使用する既存の解決策は、時計を落とす危険を低減できるようになるとはいえ、時計を使用するすべての条件には適合せず、不十分なままである。腕時計の着用者は、例えばダイビングに行きたい場合、自分の時計を一般にはウェットスーツの上に固定する必要がある。その場合、ダイバーがより深く下降するにつれて、増大する圧力によりダイバーの手首の周囲長が大きく変わる。実際、既存の留め金精密調節機構は、時計をこのようにダイビングで使用する場合には不適切であることが分かっている。
最後に、従来技術の利点を保持すると同時にその不利点の低減を可能にする、腕時計を着用できるようにする解決策に対する一要件がある。
このことが、以下の目的の一部または全部の達成を本発明が目指す理由である。
欧州特許第0819391号
本発明の第1の目的は、時計を落とす危険を最小限にする、着用者の手首のまわりで時計リストバンドを閉じるための解決策を提案することから成る。
本発明の第2の目的は、時計を使用するすべての条件下で、例えばダイビングの場合でも、最適でユーザフレンドリなリストバンドの長さの調節をできるようにする、着用者の手首のまわりで時計リストバンドを閉じる解決策を提案することから成る。
この目的のために、本発明は、リストバンドの2つの別々の部分の2つのそれぞれの端部と接続されるようになっている2つの協働要素を含む留め金から成り、この留め金はリストバンドの長さの精密な調節のための第1の装置を含み、留め金はさらに、リストバンドの長さの弾性調節のための第2の装置を含むことを特徴とする。
本発明は、特許請求の範囲によって明確に範囲が限定される。
本発明のこれらの目的、特徴および利点は、非限定的な例によって、また添付の図面を参照して提示される、特定の実施形態についての以下の記述でより詳細に説明される。
本発明の一実施形態の部分的に開いた留め金の斜視図である。 本発明の当該実施形態の留め金のカバーの下からの斜視図である。 本発明の当該実施形態の留め金の調節装置の構成を示す図である。 本発明の当該実施形態の留め金の調節装置の構成を示す、図3と異なる図である。 本発明の当該実施形態における調節段階中の留め金の調節装置の構成を示す斜視図である。 本発明の当該実施形態における調節段階中の留め金の調節装置の構成を示す断面図である。 本発明の当該実施形態における第1の精密調節装置によって得られる位置の留め金の断面図である。 本発明の当該実施形態における第1の精密調節装置によって得られる、図7とは別の位置の留め金の断面図である。 本発明の当該実施形態における第1の精密調節装置によって得られる、図7および図8とは別の位置の留め金の断面図である。 本発明の当該実施形態における留め金のカバーの上からの斜視図である。 本発明の当該実施形態における第2の弾性調節装置によって得られる位置の留め金の断面図である。 本発明の当該実施形態における第2の弾性調節装置によって得られる、図11とは別の位置の留め金の断面図である。 本発明の当該実施形態における第2の弾性調節装置によって得られる、図11および図12とは別の位置の留め金の断面図である。
本発明は第1に、上述のように、腕時計を落とす危険を最小限にするための、リストバンドの2つの部分の端部に恒久的に接続される留め金に基づく。この留め金にはさらに、手首の周囲長の変化に対する柔軟な適応、および手首の快適さに関する適応のために長さの小修正をで可能とする第1の精密調節装置が装備される。留め金には最後に、例えばダイビングの場合などの特別な使用に適合するために、長手方向により大きく広がる、より大きい長さの変化に自動的に対処できるようにする第2の弾性調節装置が備えられる。
次に、このような留め金の特定の一実施形態を非限定的な例によって詳細に説明する。
図1に示されるように、この実施形態での留め金は、回転ピンを形成する接続ピン3の高さで互いに関節式に連結された2つのブレード1、2を備え、第1のブレード1はさらに、ピン4のまわりでカバー20の第1の端部21に関節式に連結されている。第2のブレード2は、その第1のブレード1との接続部の反対側のその端部に、第1のリストバンド部分の端部(図示せず)を固定するための協働要素6を備える。カバー20は、カバー20の第2の端部22から延びるように適合された第2のリストバンド部分の端部(図示せず)を固定するための機構を含む。後者はまた部材27を保持し、その上には、部材27をカバーの第1の端部21に固定するための要素26が装着され、第1の端部21は、第2のブレード2の固定要素7と協働して、従来のように、その閉と開の2つの位置を得るために留め金をロックおよびロック解除するようになっている。
したがって、既知のように、2つのブレード1、2は2つの異なる配置を取ることができる。例えば図1に部分的に示される、留め金が開いた第1の配置では、第2のブレード2の自由端部が、そのカバー20への固定から解放され、これにより、接続ピン3、4を中心に回転させることによって離すことができる2つのブレード1、2を展開することが可能になって、手首から腕時計を取り外すことができる。例えば図7〜9に部分的に示される、留め金が閉じた第2の配置では、2つのブレードは一方が他方の上に折りたたまれ、これらを隠すカバー20に重ねられる。それゆえに、後者のカバーはまた美観上の機能も有する。この閉位置では、第2のブレード2の固定要素7は、カバー20の固定要素26と協働して、これらを固定すること、ならびにリストバンドと留め金によって手首の周囲に形成されるアセンブリを閉じること、および留めることを可能にする。第2のブレード2とカバー20の間の協働を閉じること、および解除することは、部材27に堅く締結された保持部材29の助けによって行うことができる。ラッチ8がまた、留め金を閉じることが確実になるように設けられる。この留め金機構は従来のものであり、より詳細には説明しない。
カバー20は、実質的にその全長にわたって、壁24を形成するその平坦な上面に垂直に延びる2つの縁23を有して、後で詳細に説明される留め金の調節装置、ならびに上述の、留め金の閉位置において2つのブレード1、2の部分を取り込む容積の境界を画し、それによって、カバーの目に見える上面側から、これらの調節装置の構成要素が外から見えないように隠すことにより、留め金の魅力的な美観が保証される。
カバー20の2つの縁23の間に延在する壁24は、図2でより詳細に見ることができるように、壁の面をくぼませて作られた、着用者の手首の方に向けられるようにしてある注目すべき3つの切り込み25a〜25cを含む。カバー20の内側容積は、リストバンドの長さを調節するための、図3〜6で詳細に見ることができる装置を含む。この目的のために、カバー20の内側容積は、カバー20内で移動するように取り付けられたリストバンド連結部10を取り込み、この連結部は、キャリッジ11と、キャリッジ11上の接続ピン3を中心に回転できるように取り付けられたキャッチ12とを含む。キャッチ12とキャリッジ11の接続は、接続ピン13の上に固定されたねじりばね14によって制御され、接続ピン13は、後でより詳細に説明するように、切り込み25a〜25cと協働するようにカバー20の壁と接触して、図6〜9でより詳細に見ることができるキャッチ12の先端部15を保持するのに役立つ。
さらに、キャリッジ11は、引張ばね16によってカバー20に接続され、引張ばね16の第1の端部18はカバー20に接続され、引張ばね16の第2の端部はキャリッジ11に、より正確には、キャッチ12が旋回するための軸である接続ピン13とは別個のピン17に接続される。引張ばね16の第1の端部18は、横ピン機構によって並進移動するように取り付けられ、この横ピン機構には、ピンの各端部が部材27の溝28に位置しており、部材27は、カバー20に堅く締結され、カバーの各縁23の間に配置されている。キャリッジ11の2つのピン13、17は平行であり、カバー20の全幅に延び、その結果ピンの各端部が、カバー20の縁23内に設けられた滑り部30と協働するようになる。この接続により、キャリッジ11は、滑り部30の形状によって範囲が限定された動きで、カバー20に対して可動になる。この動きは、並進移動に近い、またはわずかに曲がった、任意の方向とすることができる。さらに、キャリッジには、後で説明するように、引張ばね16によって加わるばね復帰力がかかり得る。
この留め金と協働するリストバンドの長さは、キャッチ12の先端部15を動かしてカバー20から離すように、また先端部15が、切り込み25a〜25cとの相互係合があればそれから離脱することができるように、キャッチ12をキャリッジ11に対して回転させることによって調節される。その場合、連結部10、すなわちキャリッジ11とキャッチ12によって形成されるアセンブリは、カバー20に対して自由に動いて、その位置を調節することが可能になる。有利な任意選択の一実施形態では、図10に示されるように、表示器19が、カバー20の壁24に設けられた長手方向開口31に現れるように、またカバー20の壁24上に形成された目印24a、24b、24cと協働するように、この連結部の表面に設けられ、それによって、連結部の位置、すなわち選択された長さの調節が見えるようになる。図4に見られるリストバンド部分の端部32は、連結部10に、より詳細にはそのキャッチ12の端部に固定され、したがって、このリストバンド部分がカバーに対して動き、それによってリストバンドの長さを調節することができる。
図7〜9は、精密な第1の調節機構の動作をより詳細に示す。各図は、切り込み25a〜25cそれぞれにキャッチ12の先端部15を配置することによって行われたリストバンドの長さのそれぞれ異なる3つの調節がされた状態で、閉位置の留め金を示す。これらの図で見ることができるように、各切り込み25a〜25cにより、異なるリストバンドの長さを得ることができるようになる。というのは、この部分の端部32がキャッチ12の2つの端部に協働要素35を介して固定されているからである。異なる切り込みは、リストバンドの長さの精密な微調節ができるように、共に比較的近接し、例えば2mm離れている。もちろん2つ以上の任意の数の切り込みが使用されることもあり、その間隔は均等に、例えば1mmから5mmまで変わり得る。キャリッジ11、すなわち連結部10の、図7に示された第1の切り込み25aの第1の位置から図9に示された最終切り込み25cの、連結部の最後の位置までのこの第1の行程にわたって、引張ばね16の端部18は、その案内溝28の一方の端部から他方の端部まで移動されることに留意されたい。したがって、後者の長さは、それ自体は調節切り込み25a〜25cの各端部間の距離によって規定されるキャリッジの第1の行程に対応するように選択され、これにより、引張ばね16が、精密な第1の調節の実行中ずっと静止したままであることが可能になり、それゆえに、着用者によって行われる操作が簡単になる。さらに、このことにより引張ばね16の疲労が防止される。この精密な第1の調節の位置のそれぞれで、この調節の範囲を限定する連結部10が切り込みの1つによって不動にされることに留意されたい。連結部10の解除には、キャッチ12をその接続ピン13のまわりで動かすことが必要であるので、留め金の閉位置において、調節要素を覆うブレード1、2は、キャッチ12が動くことを防止し、安全対策として調節機構をロックするのに寄与することが明らかである。それでも、留め金を開くときでさえ、キャッチ12は、特にねじりばね14の作用によって適所に保持される。したがってこの解決策には、リストバンドに対して選択された長さ調節が留め金を開くことで喪失されず、これにより、ユーザが自分の時計を取り外し、再びそれを以前の調節を繰り返す必要なく着用できるという利点がある。
リストバンドの長さの調節機構は、下および側面からそれぞれ見た図5および図6により詳細に示されている。留め金が開くと、その2つのブレード1、2はカバー20から離れ、キャッチ12にアクセスすることが可能になる。後者は、キャリッジ11が付いたその接続ピン13を軸として、その先端部15が切り込み25a〜25cのうちの1つから離脱するまで回転される。その場合、キャリッジ11、および連結部10の全体さえもカバー20に対して可動であり、前述した横の滑り部30に沿って案内される。連結部のこの動きにより、それに接続されたリストバンド部分の端部32が同時に動く。キャッチ12と、それに接続されているリストバンド部分の端部とは、この調節段階中、カバーの上壁24と実質的に垂直な方向に向けられ、これにより、キャッチ12およびリストバンド部分の端部をユーザフレンドリに手で保持して、調節をするための連結部10の全体の移動を容易に行うことができることに留意されたい。その場合、連結部10は、キャッチ12を、それがキャリッジ11と並んでカバーの壁24に向かって自動的に位置が変えられるように、解放するだけのままであり、キャッチ12は、切り込み25a〜25cに達するまで可動のままであり、達するとすぐにねじりばねによってキャッチの先端部15が自動的に切り込みに係合される。
図11〜13は、例えばダイビングに行くための、リストバンドの長さの弾性の第2の調節機構をより詳細に示す。この調節中、連結部10は、カバーの端部22の方向に、上述の切り込み25a〜25cの領域を越えた位置を取り、この端部22と最終切り込み25cとの間の第2の行程にわたって移動する。連結部のこの行程に沿って、キャッチ12の先端部15は、もはや切り込みとは協働しないが、カバーの内面の連続する中空領域36内を移動し、連結部10は、滑り部30によって案内されて、カバー20に対して自由に移動する。連結部10にはさらに、引張ばね16のばね復帰力がかかり、引張ばね16の端部18は、ここではカバー20と接合する。
図11は、リストバンドの最大長を得ることができる連結部の第1の位置を例示的に示す。この目的のために、連結部はその位置が、カバー20の端部22に最も近いところにある。この位置には、例えばユーザが自分の時計をウェットスーツの上に水面ではめるときに到達する。
その後、ダイバーが下降するにつれて、圧力によりダイバーの手首の測定寸法の減少が起こる。弾性の第2の調節装置により連結部は、引張ばね16の復帰力によって自動的に移動され、引張ばね16は、連結部のこの第2の行程の全部にわたって牽引の働きをして、その結果、リストバンドは常に手首と同じ長さのままになる。ばねの牽引力は、好適な牽引と腕時計の快適な着用とを同時に実現する好適な妥協点になるように規定される。図12および図13は、これを実現する2つの異なる中間位置を示し、連結部10はその第2の行程にわたって、リストバンドの長さを低減する方向に引張ばね16によって移動されている。この第2の行程は、図13に示されるように、キャッチ12の先端部15が、精密な第1の調節装置の最後の切り込み25cの外側壁に来て接合するときに終わる。連結部のこの第2の行程は、15mm程度、好ましくは10から20mmの間、さらには5から25mmの間とすることができる。この第2の調節の図13に示された位置で、引張ばね16は、この実施形態においてごくわずか引き伸ばされていることに注意されたい。
最後に、これまで説明してきたように、本発明のこの実施形態の留め金は、2つの異なる相補形の調節機能を2つの調節装置と共に組み合わせて、非常に広い、かつユーザフレンドリな腕時計の使用範囲を提供するという利点を有する。説明した実施形態では、2つの調節装置は、いくつかの共通の構成要素および別個の他の構成要素を含む。この留め金はさらに、上で詳細に説明した2つの調節を行う前の、リストバンドの従来の最初の第1の固定を含む。
もちろん、これらの調節装置の構成要素の多くは異なる形を取ることができる。例えば、連結部は別の形を取ることができ、そのキャリッジは異なるように、および/またはカバーとの異なる協働の手段により移動することができる。さらに、キャッチは、単純なレバーなどの他の任意の形を取ることができる。同様に、先端部/切り込みの協働を例示的に示してきたが、歯/ラック型、鋲/開口型の接続など、他の任意の同等の接続を想起することができる。連結部は、留め金に設けられた相補形の固定要素に向けて連結部固定要素を押し付けるのに役立つ、任意の弾性部材を含むことができる。さらに、ねじりばね14および引張ばね16は、他の同等の弾性要素と置き換えることができる。弾性の第2の調節を行うための、連結部をその第2の行程に沿って戻す力に寄与する弾性要素は、異なるように固定することができる。特に、その第1の端部は、実施が簡略化された形で、可動としないで固定することができる。一般的に言えば、留め金自体の構成は様々であり得る。
本発明は、腕時計に付属する、それ自体に本発明もまた関するリストバンドに基づいて説明してきた。あるいは、留め金は、手首または他の部分に固定される任意の物体用に、他のリストバンドに付属させることもできる。この物体は、例えば深度計またはダイビングコンピュータなどのダイビングアクセサリ、または宝飾品構成要素であり得る。
1 ブレード、第1のブレード
2 ブレード、第2のブレード
3 接続ピン
4 ピン
6 協働要素
7 固定要素
8 ラッチ
10 リストバンド連結部、連結部
11 キャリッジ
12 キャッチ
13 接続ピン
14 ねじりばね
15 先端部
16 引張ばね
17 ピン
18 第1の端部
19 表示器
20 カバー
21 第1の端部
22 第2の端部
23 縁
24 壁
24a〜24c 目印
25a〜25c 切り込み
26 固定要素
27 部材
28 溝
29 保持部材
30 滑り部
31 開口
32 端部
35 協働要素
36 中空領域

Claims (17)

  1. リストバンドの2つの別々の部分の2つのそれぞれの端部と接続されるようになっている2つの協働要素(6、35)を含むリストバンド留め金であり、当該留め金が前記リストバンドの長さの精密な調節のための第1の装置と、前記リストバンドの長さの弾性調節のための第2の装置を含み、
    前記第1の装置は、複数の異なる固定点で前記留め金に堅く締結できる連結部(10)を含み、前記第2の装置は、前記連結部(10)が前記固定点を越えた位置で弾性要素(16)の復帰力による移動を可能にする構成を含む、ことを特徴とする、リストバンド留め金。
  2. 前記連結部(10)、複数の異なる固定点で前記連結部(10)を前記留め金に堅く締結できる行程である、前記留め金に対する第1の行程を可能とすると共に、前記連結部(10)、手首まわりでの前記リストバンドの恒久的な弾性保持と前記連結部(10)のばね復帰による自動移動とを可能にするため前記弾性要素(16)張力がかけられる、前記留め金に対する第2の行程を可能とする、ことを特徴とする、請求項1に記載のリストバンド留め金。
  3. 記連結部(10)が、前記留め金に対して可動であるキャリッジ(11)と、前記キャリッジに対して可動であるキャッチ(12)とを含み、前記留め金が、前記連結部(10)がその第1の行程中に前記留め金に固定されるように適合されている閉位置と、前記留め金に対して前記連結部(10)が常に可動である開位置とを取ることができることを特徴とする、請求項2に記載のリストバンド留め金。
  4. 記連結部(10)が、前記留め金に対して可動であるキャリッジ(11)と、前記キャリッジに対して可動であるキャッチ(12)とを含み、前記留め金が、前記連結部(10)がその第2の行程中に前記留め金に対して移動できる閉位置を取ることができることを特徴とする、請求項2または3に記載のリストバンド留め金。
  5. 前記連結部(10)の前記キャッチ(12)が、前記留め金上に設けられた相補形固定要素と留め金の閉位置において協働できる先端部、歯、鋲、開口または切り込み型の固定要素(15)を含むこと、および/または、前記連結部(10)の前記キャッチ(12)が前記キャリッジ(11)上で回転可能であること、および/または、前記連結部(10)が、前記留め金に設けられた相補形固定要素に向けて前記連結部の固定要素を押し付けるのに役立つ弾性部材を含むことを特徴とする、請求項3または4に記載のリストバンド留め金。
  6. 前記連結部(10)が、前記連結部の第1の行程中に前記連結部を前記留め金に固定するための要素を含み、当該要素が、前記連結部の第2の行程中に前記留め金に対して前記連結部の接合部を形成することを特徴とする、請求項2から5のいずれか一項に記載のリストバンド留め金。
  7. 前記連結部が前記弾性要素(16)を含む弾性接続部によって前記留め金に接続され、当該弾性接続部が、前記留め金上の第1の可動接続部と、前記連結部との第2の接続部とを含むことを特徴とする、請求項2から6のいずれか一項に記載のリストバンド留め金。
  8. 前記弾性接続部の前記第1の可動接続部が、移動の範囲を画定するための前記留め金の滑り部または溝内の、前記弾性接続部に堅く締結されたピンの移動によって得られることを特徴とする、請求項7に記載のリストバンド留め金。
  9. 前記弾性接続部の移動の範囲が、前記連結部(10)の前記第1の行程にわたる移動に対応し、および前記弾性接続部が引き伸ばされ前記連結部に復帰力をかけ続ける前記連結部の前記第2の行程にわたる前記連結部の移動時に、前記弾性接続部の当該第1の可動接続部が前記留め金と接合し、固定されたままになることを特徴とする、請求項8に記載のリストバンド留め金。
  10. 前記弾性接続部が1つまたは複数の引張ばね(16)を含むことを特徴とする、請求項7から9のいずれか一項に記載のリストバンド留め金。
  11. 前記連結部(10)が前記留め金のカバー(20)の内側の、前記カバーの横の縁(23)に設けられた滑り部型または溝型の案内要素(30)の中で可動であることを特徴とする、請求項から10のいずれか一項に記載のリストバンド留め金。
  12. 前記連結部(10)が前記留め金内に、当該連結部の位置を表示するための、開口(31)を介して見える表示器(19)を含むことを特徴とする、請求項から10のいずれか一項に記載のリストバンド留め金。
  13. 前記留め金が少なくとも2つの関節式に連結されたブレード(1、2)を含むこと、および前記留め金が、リストバンド部分の2つの端部に接続され、後者が、前記留め金の閉じた形態で第1の距離だけ離れており、前記留め金の開いた第2の形態ではより大きい第2の距離だけ離れており、それによって腕時計を手首から取り外す、または手首に装着することが可能になることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載のリストバンド留め金。
  14. 前記リストバンドの長さの前記精密な調節のための前記第1の装置が、前記留め金の開放中安定したままである、および/または前記留め金を閉鎖することによりロックされることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載のリストバンド留め金。
  15. 前記リストバンドの長さの前記弾性調節のための前記第2の装置がダイビングに適していることを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載のリストバンド留め金。
  16. 2つの部分を含むリストバンドであって、当該2つの部分が、請求項1から15のいずれか一項に記載された留め金に接続されることを特徴とする、リストバンド。
  17. 腕時計のリストバンドに接続された、請求項1から15のいずれか一項に記載の留め金を含むことを特徴とする腕時計。
JP2012275289A 2011-12-22 2012-12-18 異なるリストバンド長さ調節機構付き留め金 Active JP6289806B2 (ja)

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