JP6285103B2 - 回転力伝達機構、窓開閉装置 - Google Patents

回転力伝達機構、窓開閉装置 Download PDF

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Description

本発明は、入力軸に入力された回転力を伝達して出力軸側に出力する回転力伝達機構、当該回転力伝達機構が適用されて窓を開閉させる窓開閉装置に関する。
窓開閉装置においては、窓の開放時には、ドラムのロックを解除して、ドラムに巻き取られたワイヤを繰り出して窓を開放し、窓の閉鎖時には、ドラムに取り付けられたハンドルを操作して、ドラムにワイヤを巻き取って窓を閉鎖するようになっている。
しかし、上述のような窓開閉装置においては、窓が閉鎖されたことが明瞭でなく、窓の閉鎖状態からハンドルを無理に操作することで、窓回り部品が破損して窓が閉鎖不能に陥ったりハンドルが破損したりするおそれがあった。
そこで、特許文献1に記載される動力伝達機構を上述の窓開閉装置に採用して、窓が閉鎖されて設定値を越えた回転力が作用すると、ハンドルから入力される動力がハンドル側のプーリからドラム側のハブへ伝達されなくして、窓回り部品やハンドルが破損するのを防ぐようにすることが考えられる。
特許文献1に記載の動力伝達機構では、プーリ(1)のリム(1a)の内周面に一対の板ばね用取付突出部(1b)を等間隔に3組形成し、一対の各板ばね用取付突出部(1b)に3角形状の切欠部(1c)を対向するように形成し、ハブ(2)のリム(2a)の外周面(2b)に3箇所の湾曲凹部(2c)を等間隔に形成し、3枚の板ばね(7)をそれぞれ撓ませて各板ばね(7)の各端部(7b)を各切欠部(1c)に係合させ、板ばね(7)の中央部(7a)を各湾曲凹部(2c)に圧接させた構成となっている。このため、ハブ(2)に設定値に越えた回転力が作用すると、各板ばね(7)の中央部(7a)が、ハブ(2)の各湾曲凹部(2c)が形成されていない部分に押圧されるため、各板ばね(7)がその撓み方向を反転し、各板ばね(7)がハブ(2)に接触しなくなって、動力がプーリ(1)からハブ(2)へ伝達されなくなる。
特開2000−249160号公報(第3頁、図1)
しかし、上記特許文献1に記載の動力伝達機構を上述の窓開閉装置に採用した場合においては、動力伝達機構の各板ばね(7)がハブ(2)に接触しなくなって、動力がハンドル側のプーリ(1)からドラム側のハブ(2)へ伝達されない状態となると、ハンドル操作をしても窓の開閉ができなくなるという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、窓開閉装置において、過大な操作力がハンドルから入力されたときに窓回り部品やハンドルが破損するのを防ぎながら、以後のハンドル操作を可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた回転力伝達機構は、回転力が入力される入力軸と、回転して回転力を出力可能な出力軸と、前記入力軸が前記出力軸に対して所定範囲内で相対回転するのを許容するとともに、前記入力軸が前記出力軸に対して前記所定範囲を超えて相対回転するのを規制する相対回転規制部と、前記相対回転規制部によって前記入力軸が前記出力軸に対して前記所定範囲内で相対回転するのが許容されている一方、前記入力軸が前記出力軸に対して前記所定範囲内で相対回転するのを阻止しようとする相対回転抵抗部と、を備え、前記相対回転抵抗部は、前記入力軸が前記出力軸に対して前記所定範囲内で相対回転するのを許容する許容位置と許容せずに規制する規制位置との間で移動可能な規制部材と、前記規制部材を前記入力軸の回転力に抗して前記許容位置から前記規制位置へ向けて付勢する付勢部材と、を有することを特徴とする。
このような構成を有する本発明の回転力伝達機構によれば、過大な回転力が入力軸に入力された場合に出力軸への回転力の伝達を一時的に解除するので、本発明の回転力伝達機構が窓開閉装置に採用された場合には、過大な操作力がハンドルから入力されたときに窓回り部品やハンドルが破損するのを防ぎながら、以後のハンドル操作を可能とすることができる。
また、入力軸が出力軸に対して所定方向に相対回転するよう付勢する回転付勢部材を備えるようにしてもよい。
なお、本発明は、窓の開放時には、前記ドラムに巻き取られたワイヤを繰り出して窓を開放し、窓の閉鎖時には、前記ドラムにワイヤを巻き取って窓を閉鎖する窓開閉装置としても実現可能である。
窓開閉装置1の外観図である。 巻取機構13の正面図である。 クラッチ機構20の斜視図である。 クラッチ機構20の作動説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。なお、本発明は下記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
[1.窓開閉装置1の構成の説明]
図1に示す窓開閉装置1は「外倒れ型の排煙窓」である。そして、当該窓開閉装置1は、窓枠3の下部にヒンジ機構(図示省略)を有し、障子5が建築物(図示省略)の外側に倒れるように揺動変位する。なお、ヒンジ機構は、窓枠3と障子5とを揺動可能に連結する部品である。
窓枠3及び障子5は、アルミニウム等の軽金属からなる矩形枠状に構成されている。なお、窓枠3は、建築物の開口縁部にねじ等の締結手段により固定される。障子5の枠体には、ガラス板等の板状部材が組み付けられている。
このため、窓開閉装置1が閉じられた状態では、上記建築物の開口部が閉じられた状態となる。一方、窓開閉装置1が開いた状態(図1に示す状態)では、障子5が窓枠3に対して揺動変位して上記建築物の開口部が開いた状態となる。
そして、窓開閉装置1には、障子5を窓枠3から離間させる力(以下、離間力)を障子5に作用させるステイダンパー7が少なくとも1本設けられている。ステイダンパー7は、筒状のシリンダ及び当該シリンダから出没するロッド等を有して構成されている。
なお、シリンダ内には、離間力を発生させる高圧のガスが封入されている。そして、ステイダンパー7の長手方向一端側は窓枠3に回転可能に連結されている。一方、ステイダンパー7の長手方向他端側は障子5に回転可能に連結されている。このため、ステイダンパー7は、常に離間力を障子5に作用させる。
補助開放機9は、障子5の倒れ角が小さく、ステイダンパー7の離間力が小さいときに離間力を障子5に作用させる。なお、障子5の倒れ角とは、障子5と窓枠3との揺動角をいう。つまり、窓開閉装置1が閉じているときの障子5の倒れ角は0度である。そして、障子5が揺動して窓開閉装置1が開いていくと、これに応じて障子5の倒れ角が大きくなる。
なお、補助開放機9は、揺動アーム9A、及び捻りコイルばね(図示省略)等の弾性部材等を有している。そして、捻りコイルばねは、障子5の倒れ角が小さくなるほど、その変形量が大きくなるように構成されている。このため、補助開放機9は、障子5の倒れ角が小さいときほど、大きな離間力を障子5に作用させる。
[2.ハンドルボックス10の構成の説明]
ハンドルボックス10は、窓開閉装置1を操作するためのオペレータである。すなわち、ハンドルボックス10は、図2に示すように、障子5に連結されたワイヤ5A(図1参照)を巻き取る巻取機構13、および巻取機構13を収納する収納箱11等を有している。
巻取機構13は、ワイヤ5Aを巻き取る巻取ドラム(図示省略)、及び当該巻取ドラムの回転可能方向を制御するラチェット機構(図示省略)、巻取ハンドル10Cに入力される回転力を巻取ドラムに伝達する回転力伝達機構としてのクラッチ機構20等を有している。ラチェット機構は、後述する開放ボタン10B及び巻取ハンドル10Cの操作状況に応じて巻取ドラムの回転可能方向を制御する。
開放ボタン10B及び巻取ハンドル10Cは、図1に示すように、ハンドルボックス10の前面カバー10Aに設けられている。なお、前面カバー10Aは、ハンドルボックス10の前面に位置し、収納箱11の前面側を閉塞する蓋体である。
開放ボタン10Bは、ワイヤ5Aを繰り出す向き(巻取ドラムを正面側から見た際の反時計回り、以下繰出方向)に巻取ドラムを回転可能とするための操作部である。そして、開放ボタン10Bが押圧されると、巻取ドラムが繰出方向に回転可能な状態、つまり障子5が開放可能な状態となる。したがって、開放ボタン10Bが押圧されると、ステイダンパー7等の離間力により窓開閉装置1が開く。
また、巻取ハンドル10Cは、ワイヤ5Aを巻き取る向き(巻取ドラムを正面側から見た際の時計回り、以下巻取方向)に巻取ドラムを回転させる操作部である。巻取ハンドル10Cの下端側には、巻取ハンドル10Cを前面カバー10Aに対して回転可能に連結し、且つ、巻取ハンドル10Cを前面カバー10Aに対して揺動可能とする連結部(図示省略)が設けられている。
そして、巻取ハンドル10Cが前面カバー10Aに収納された状態で開放ボタン10Bが押圧されると、巻取ハンドル10Cが前面側に倒れて回転操作可能な状態となる。また、連結部は、クラッチ機構20を介して前記巻取ドラムに連結されている。
前記クラッチ機構20は、巻取ドラムから巻取ハンドル10Cへの回転力の伝達を遮断し、且つ、巻取ハンドル10Cから巻取ドラムへ回転力を伝達する。このため、巻取ドラムに巻かれているワイヤ5Aが開放されているとき、つまり巻取ドラムが繰出方向に回転しているときには、巻取ハンドル10Cは回転しない。
一方、ワイヤ5Aを巻き取る向きに巻取ハンドル10Cが回転すると、ラチェット機構は、巻取方向に巻取ドラムが回転することを許容し、且つ、繰出方向に巻取ドラムが回転することを規制する。なお、巻取ハンドル10Cは、繰出方向に回転させることはできない。
[3.クラッチ機構20の構成の説明]
次に、本発明に係るクラッチ機構20の構成について説明する。
クラッチ機構20は、巻取ハンドル10Cに入力される回転力を巻取ドラムに伝達する機構であり、図3に示すように、ハウジング21と、蓋部材22と、クラッチガイド23と、2つの板ばね24と、クラッチ25と、捻りコイルばね26と、から構成され、ハウジング21に蓋部材22が取り付けられて形成される内部空間に、クラッチガイド23、2つの板ばね24、クラッチ25および捻りコイルばね26が収容されている。
ハウジング21は、中央に円形の貫通孔21aが形成された底部21bを有する円筒状の円筒部21cと、円筒部21cの端部からフランジ状に延出する延出部21dと、から構成される。また、延出部21dの外縁付近には、ハウジング21と蓋部材22とを一体にするための貫通孔21eが多数形成されている。このハウジング21は圧延鋼板からプレス成形されており、例えば、圧延鋼板を絞り成形して円筒部21cおよび延出部21dを形成して、円筒部21cを断面形状が略U字または略V字状になるようにプレス成形している。
蓋部材22は、円盤状に形成された金属製の板材であり、中央には円形の貫通孔22aが形成されるとともに、外周部には、ハウジング21と蓋部材22とを一体にする際に位置決めを行うための突起部22bや、ハウジング21と蓋部材22とを一体にするための貫通孔22c、回転力伝達機構20をハンドルボックス10に取り付けるための貫通孔22dが形成されている。
クラッチガイド23は、中央に円形の貫通孔23aが形成された底部23bを有する円筒状の金属製の部材である。このクラッチガイド23の内壁部には、板ばね24を取り付けるための取付部23cが周方向に等角度間隔で二組形成されている。各取付部23cは、板ばね24の一方の端部24bを保持するための溝部23dと、板ばね24の他方の端部24cを挿入可能な溝部23eとからなり、溝部23dの開口と溝部23eの開口とが対向するよう配置されている。また、クラッチガイド23の内壁部には、突起部25bに当接してクラッチ25の相対回転動作を規制する相対回転規制部23f,23gが二組形成されている。また、クラッチガイド23の背面には、六角軸27が後方に突出するよう取り付けられており、組み立て時には六角軸27が蓋部材22の貫通孔22aに挿通される。そして、六角軸27は、クラッチ機構20をハンドルボックスに取り付ける際に巻取ドラムに取り付けられる。
なお、六角軸27が出力軸に該当する。
板ばね24は中央部24aが山型に形成された金属製の板材であり、板ばね24の一方の端部24bがクラッチガイド23の溝部23dに取り付けられているとともに、他方の端部24cがクラッチガイド23の溝部23eに挿入されている。この板ばね24の中央部24aが押圧されると、板ばね24の端部24cがクラッチガイド23の溝部23eの奥に移動しながら、中央部24aが平らになるように変形して、元の形状に戻ろうとする復帰力が蓄積され、一方、板ばね24の中央部24aを押圧する力が解除されると、蓄積された復帰力により、板ばね24の端部24cがクラッチガイド23の溝部23eの入口の方へ移動しながら、板ばね24の中央部24aが山型形状に復帰する。
なお、板ばね24が相対回転抵抗部(規制部材および付勢部材)に相当する。
クラッチ25は、円筒状に形成された金属製の部材であり、前面中央には六角軸を取り付け可能な取付孔25aが形成されるとともに、外周面からは断面形状が扇状の二つの突起部25bが等角度間隔で径方向に向けて突出するよう形成されている。
なお、クラッチ25の外径寸法は、板ばね24を取り付けていない状態のクラッチガイド23の内径寸法よりも小さいが、板ばね24を取り付けた状態のクラッチガイド23の内径寸法より大きく設定されている。
また、クラッチ25は、クラッチガイド23の内部に配置されて回転可能である。
なお、クラッチ25は入力軸に該当する。
捻りコイルばね26は、ばね用線材を左巻きにコイリングされたコイル部26aと、コイル部26aの一端から折り曲げられて径方向に延出する屈曲部26bと、コイル部26aの他端から折り曲げられて径方向に延出する屈曲部26cと、を備える。
また、捻りコイルばね26は、クラッチ25に外挿され、屈曲部26bがクラッチ25に係止されるとともに屈曲部26cがクラッチガイド23に係止されている。そのため、捻りコイルばね26は、クラッチ25を繰出方向に付勢する作用を発揮する。
なお、捻りコイルばね26が回転付勢部材に該当する。
[4.クラッチ機構20の動作の説明]
次に、クラッチ機構20の動作について説明する。
[4.1.窓開放時]
窓の開放時には、開放ボタン10Bを押して巻取ドラムのロックを解除して、巻取ドラムに巻き取られたワイヤ5Aを繰り出して窓を開放する。このとき、クラッチ機構20では、巻取ドラムから巻取ハンドル10Cへの回転力の伝達を遮断する。
[4.2.窓閉鎖時]
窓の閉鎖時には、巻取ハンドル10Cを操作して巻取方向に回転させると、図4(a)に例示するように、クラッチ機構20では、巻取ハンドル10Cに連結されるクラッチ25も巻取方向に回転する。このとき、板ばね24が係止されているためにクラッチ25とクラッチガイド23とが相対回転しないようになっており、クラッチ25とともにクラッチガイド23も一緒に回転する。そして、巻取ドラムにワイヤ5Aが巻き取られて窓が閉鎖する。
なお、窓が閉鎖した後に、板ばね24による係止力を上回る力で巻取ハンドル10Cを巻取方向に回転させようとすると、図4(b)に例示するように、板ばね24が、巻取方向に回転するクラッチ25に押されて変形し、クラッチ25とクラッチガイド23とが相対回転して、クラッチ25の突起部25bが板ばね24の中央の山型の左側から右側に移行して、クラッチガイド23の相対回転規制部23gに当接する。このとき、板ばね24が元の形状(中央が山型)に復帰する。この動作によって、窓の閉鎖を知らせることができる。
さらに、巻取ハンドル10Cの巻取方向への操作を解除した場合、または巻取ハンドル10Cを繰出方向へ操作した場合には、図4(c)に例示するように、捻りコイルばね26がクラッチ25とクラッチガイド23とが相対回転するよう付勢するので、板ばね24が、繰出方向に回転するクラッチ25に押されて変形し、クラッチ25とクラッチガイド23とが相対回転して、クラッチ25の突起部25bが板ばね24の中央の山型の右側から左側に移行して、クラッチガイド23の相対回転規制部23fに当接する。このとき、板ばね24が元の形状(中央が山型)に復帰する。
[5.実施形態の効果]
このように本実施形態のクラッチ機構20および窓開閉装置1によれば、過大な回転力がクラッチ機構20に入力された場合にハンドルボックス10の巻取ドラムへの回転力の伝達を一時的に解除するので、過大な操作力が巻取ハンドル10Cから入力されたときに窓開閉装置1の窓回り部品や巻取ハンドル10Cが破損するのを防ぎながら、以後のハンドル操作を可能とすることができる。
1…窓開閉装置、3…窓枠、5…障子、7…ステイダンパー、9…補助開放機、10…ハンドルボックス、11…収納箱、13…巻取機構、20…クラッチ機構、21…ハウジング、22…蓋部材、23…クラッチガイド、24…板ばね、25…クラッチ、26…捻りコイルばね、27…六角軸。

Claims (5)

  1. 回転力が入力される入力軸と、
    回転して回転力を出力可能な出力軸と、
    前記入力軸が前記出力軸に対して所定範囲内で相対回転するのを許容するとともに、前記入力軸が前記出力軸に対して前記所定範囲を超えて相対回転するのを規制する相対回転規制部と、
    前記相対回転規制部によって前記入力軸が前記出力軸に対して前記所定範囲内で相対回転するのが許容されている一方、前記入力軸が前記出力軸に対して前記所定範囲内で相対回転するのを阻止しようとする相対回転抵抗部と、を備え、
    前記相対回転抵抗部は、
    前記入力軸が前記出力軸に対して前記所定範囲内で相対回転するのを許容する許容位置と許容せずに規制する規制位置との間で移動可能な規制部材と、
    前記規制部材を前記入力軸の回転力に抗して前記許容位置から前記規制位置へ向けて付勢する付勢部材と、を有し
    前記付勢部材による付勢力を上回る回転力が前記入力軸に入力された場合に、前記規制部材が前記規制位置から前記許容位置に移動することにより前記入力軸が前記出力軸に対して相対回転し、前記入力軸が前記出力軸に対して相対回転するのが前記相対回転規制部によって規制されることにより、前記出力軸への回転力の伝達が一時的に解除されること
    を特徴とする回転力伝達機構。
  2. 請求項1に記載の回転力伝達機構において、
    前記入力軸が前記出力軸に対して所定方向に相対回転するよう付勢する回転付勢部材を備え、
    前記回転付勢部材によって付勢されることにより、前記規制部材が、前記所定方向に回転する前記入力軸に押されて前記規制位置から前記許容位置に移動し、前記入力軸と前記出力軸とが相対回転すること
    を特徴とする回転力伝達機構。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転力伝達機構において、
    前記相対回転抵抗部は、板ばねであること
    を特徴とする回転力伝達機構。
  4. 請求項3に記載の回転力伝達機構において、
    前記出力軸が突出するよう取り付けられており、内壁部には、前記板ばねを取り付けるための取付部と、前記相対回転規制部と、が形成されているクラッチガイドを備え、
    前記取付部は、前記板ばねの一方の端部を保持するための溝部と、前記板ばねの他方の端部を挿入可能な溝部とを備え、前記溝部の開口同士が対向するよう配置されており、
    前記入力軸は、前記クラッチガイドの内部に配置されて回転可能であること
    を特徴とする回転力伝達機構。
  5. 繰り出し・巻き取りにより窓を開閉するワイヤが巻かれ回転可能に支持されるドラムを備え、窓の開放時には、前記ドラムに巻き取られたワイヤを繰り出して窓を開放し、窓の閉鎖時には、前記ドラムにワイヤを巻き取って窓を閉鎖する窓開閉装置であって、
    請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の回転力伝達機構を備え、
    前記回転力伝達機構が備える前記出力軸の回転が前記ドラムに伝達されるよう構成されていること
    を特徴とする窓開閉装置。
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