JP6282580B2 - タイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法 - Google Patents

タイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法 Download PDF

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本発明は、車両の全てのタイヤに対してタイヤ空気圧探知装置により識別コードの補正を行う方法に関する。
タイヤ空気圧探知システム(Tyre Pressure Monitoring System、略称TPMS)は、車両タイヤに装設され、車両の走行時にタイヤ空気圧値或いはタイヤ空気圧の時間経過による変化を計算し、相関するデータをクライアントの監視システムに伝送させる。
図1は従来のタイヤ空気圧探知システムの構成を示す概略図である。タイヤ表示装置10は受信器11及びディスプレイ12を備え、且つタイヤ内部に装設される複数のタイヤ空気圧探知装置13を含む。
タイヤ表示装置10の動作時には、タイヤ空気圧探知装置13によりタイヤのタイヤ空気圧が探知され、無線方式により探知結果が受信器11に送信されて受信後に読み取られ、ディスプレイ12に表示されてドライバーにタイヤのタイヤ空気圧の異常を知らせ、運転の安全性を確保させると共にガソリンの消耗を抑える。車両1台につき最低でも4本のタイヤが設置され、受信器11に4本のタイヤのタイヤ空気圧信号を同時に受信させて各タイヤ空気圧信号がどの位置にあるタイヤに属するか判別させるため、各タイヤ空気圧探知装置13には全て専用の識別コード(ID)が付与され、各々送信されるタイヤ空気圧信号はIDを備える。
しかしながら、前述した従来のタイヤ空気圧探知技術では、識別コードにはタイヤの位置が表示されず、タイヤを装着した後に専用の工具によりタイヤの位置に従い一つ一つ作動させ、作動されたタイヤ空気圧探知装置が識別コードを送信し、受信器により識別コード及びタイヤの位置の関連性が形成され、これに従って受信器は識別コードに基づいて受信された信号が発信されたタイヤの位置を判断する。これを受信器の学習工程と呼ぶ。
また、タイヤの位置を調整させたことにより識別コードと本来のタイヤの位置との関連性が錯乱したり、タイヤ空気圧探知装置の電池が消耗してしまいタイヤ空気圧探知装置を交換する場合、識別コードを生成させるが、この際受信器は学習工程を再度実行する必要がある。
各自動車メーカーが設計する受信器の学習工程は各々違う上に複雑であるため、一般的なタイヤショップのタイヤ技師にとっても各メーカーのタイヤ空気圧ディスプレイの受信器の学習工程は理解しにくかった。このため市場には、所謂万能型のタイヤ空気圧探知装置の備品が出現し、これに交換されると備品は特殊な工具により本来の識別コードを読み取り、メーカー毎の探知器と受信器との間の通信プロトコルに基づいて作られた専用のプログラム及び識別コードが備品中に複製されて書き込まれ、本来の電池が消耗したタイヤ空気圧探知装置を交換し、受信装置に初期状態を保持させて変更させないようにする。
しかしながら、タイヤ空気圧探知装置の電池の消耗が激しく、特殊な工具でも前記識別コードを読み取れず複製出来ない場合、タイヤ交換の問題も解決不能になるため、タイヤ空気圧探知装置の受信器の学習工程は省略できない工程である。
そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明の提案に到った。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、上記課題解決のため、本発明は、タイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法(以下では識別コードをIDと略称する)を提供することを主目的とする。
前記方法はID読み取り工程、ID比較工程、ID群確認工程、及びID書込み工程を備える。主に識別コード設定装置(ID設定装置)により車両の全てのタイヤのタイヤ空気圧探知装置のIDを読み取り、ID設定装置により読み取られたIDを比較し、読み取られたIDがどの群に属するか確立させて前記ID設定装置に接続される記憶モジュールに保存させた後、何れか1つのタイヤ空気圧探知装置のIDを読み取ることで同一群の他のIDを取得でき、タイヤ空気圧探知装置の受信器の学習工程が不要な、全てのタイヤのタイヤ空気圧監視システムの複製を達成させる。或いは、一部のタイヤのタイヤ空気圧監視システムが付帯するIDを読み取れない場合でも、同組の他のIDを読み取ることで同組の全てのIDを取得可能になる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るタイヤ空気圧探知装置は、タイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法であって、車両にはタイヤの数量に対応するタイヤ空気圧探知装置が装設され、各前記タイヤ空気圧探知装置には独立した識別コードが内臓され、ID設定装置を使用して何れか1つの前記タイヤの前記タイヤ空気圧探知装置の識別コードを読み取るID読み取り工程と、前記ID設定装置は記憶モジュール及び表示モジュールに接続され、前記ID設定装置により前記識別コードが記憶モジュール中に存在するか否か比較され、存在する場合は前記ID設定装置が前記記憶モジュールから前記識別コードを取り出すと共に前記識別コードに対応する組別アカウント番号を有するデータフォルダを取り出し、前記表示モジュールに表示させ、前記ID書込み工程へ移行し、存在しない場合は前記ID群確認工程に移行するID比較工程と、前記ID設定装置を使用してタイヤの位置に基づいて前記車両に装設される全てのタイヤ空気圧探知装置を読み取り、読み取られた全ての識別コード及びタイヤの位置データによりID群が形成されて組別アカウント番号のデータフォルダに保存され、前記組別アカウント番号のデータフォルダ及び存在データフォルダ内のID群が前記記憶モジュールに保存され、前記組別アカウント番号のデータフォルダと前記ID群との対応関係が確立するID群確認工程と、タイヤが車両の位置に対して調整或いは変更されると、前記ID設定装置が前記組別アカウント番号のデータフォルダのID群の識別コードを車両のタイヤ空気圧探知装置内に順に書き込むID書込み工程とを具備することを特徴とする。
好ましくは、組別アカウント番号はナンバープレートである。
好ましくは、記憶モジュールはID設定装置に内蔵されるメモリ或いは保存ユニット、或いはID設定装置に接続されるパソコンのメモリまたは保存ユニット、ないしはクラウド及びID設定装置に接続されるネットワークサーバーのメモリや保存ユニットである。
好ましくは、組別アカウント番号のデータフォルダは、車両の全てのタイヤのタイヤ空気圧探知装置の識別コード及びタイヤの位置に対応するデータ情報、及びタイヤ空気圧探知装置の装設時間データを備える。
好ましくは、タイヤ空気圧探知装置には装設時間が設定され、装設時間は手動入力或いは新プログラムが書き込まれた時間から起算して組別アカウント番号のデータフォルダに保存され、且つ表示モジュールはID設定装置に内蔵される内臓式表示器、或いはID設定装置に接続される外部表示器、ないしはスマートフォンである。
好ましくは、ID設定装置は、ID設定用マイクロアプリケーションプログラムが内蔵されるスマートフォンである。
本発明のタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法によれば、上述のタイヤやタイヤ空気圧探知装置の交換時にタイヤ表示装置の受信器の学習工程が不要で、補修作業員や技師の作業にも役立ち、ドライバーにとっても、運転の安全性が高まり、短期間に点検を何度も行わねばならないという不便を減らす効果を確実に達成させる。
従来のタイヤ空気圧探知システムの構成を示す概略図である。 本発明に係るタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法を示したフローチャートである。 本発明に係るID設定装置及び車両の構成を示す概略図である。 本発明に係るID設定装置及び車両の構成を示す概略図である。 本発明のID設定装置の表示器による実施形態図である。 本発明がスマートフォン或いはID設定装置による実施形態図である。
以下に図面を参照して、本発明を実施するための形態について、詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
(第1実施形態)
以下、本発明の具体的な実施形態について添付図面に基づき説明する。図2乃至図5はタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法の具体的な実施方式である。
図2に示すように、本発明に係るタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法は主に、ID読み取り工程S1、ID比較工程S2、ID群確認工程S3、及びID書込み工程S4を含む。なお、本発明に係る方法は主に、識別コード設定装置20(以下ではID設定装置20と略称する)及び車両30を備える。ID設定装置20は記憶モジュール21、組別アカウント番号22、処理装置23、及びワイヤレスモジュール24を具備し、車両30は4本か5本のタイヤ31、及びタイヤ31の数量に対応するタイヤ空気圧探知装置32を備える(図3参照)。
以下、本発明に係る方法のID読み取り工程S1、ID比較工程S2、ID群確認工程S3、及びID書込み工程S4について、図2を参照しながら説明する。
ID読み取り工程S1では、車両30に装設されタイヤ31の数量に対応する各タイヤ空気圧探知装置32には独立した識別コード(ID)33が内臓され、設定装置20により何れか1つのタイヤ31のタイヤ空気圧探知装置32の識別コード33が読み取られる。
ID比較工程S2では、ID設定装置20は記憶モジュール21及び表示モジュールに接続され、ID設定装置20により識別コード33が記憶モジュール21中に存在するか否か比較される。存在する場合、ID設定装置20は記憶モジュール21から識別コード33を取り出すと共に識別コード33に対応する組別アカウント番号22を有するデータフォルダを取り出し、表示モジュールに表示させ、ID書込み工程S4へと移行する。存在しない場合、ID群確認工程S3へと移行する。
例えば、図3Aに示すように、本実施形態では、車両30に4本のタイヤ31が設置されて4本のタイヤ空気圧探知装置32を有する場合、4本のタイヤ31はA、B、C、Dと標記され、識別コード33は33A、33B、33C、33Dに設定される。
本実施形態に係るID読み取り工程S1及びID比較工程S2では、補修作業員や技師が前記ID設定装置20を使用して車両30の何れか1つのタイヤ31のタイヤ空気圧探知装置32の独立した識別コード33を読み取った後、識別コード33はID設定装置20の処理装置23に送られ、記憶モジュール21中に保存される全ての識別コードと比較される。比較結果が記憶モジュール21に保存される何れかの識別コードと同じである場合、表示モジュールには識別コード33が属する組別アカウント番号22のデータフォルダが表示され、且つ組別アカウント番号22の全ての識別コード33A、33B、33C、34D及び各識別コードに対応するタイヤの位置が表示され、操作者により識別される。
記憶モジュール21はID設定装置20のメモリ或いは保存ユニット、もしくはID設定装置20に接続されるパソコンのメモリや保存ユニット、ないしはクラウド技術により保存されるネットワークサーバーのメモリや保存ユニットである。
記憶モジュール21の全ての識別コード33は順に整列されるため高速に比較検索でき、ID設定装置20により識別コード33が対応する組別アカウント番号22のデータフォルダが取り出される。また、組別アカウント番号22はナンバープレート、或いは自動車メーカーの車種、ないしは年代毎にさらに分けられて対応する相異の組別アカウント番号22である。さらに、組別アカウント番号22のデータフォルダは車両30の全てのタイヤ31のタイヤ空気圧探知装置32の識別コード33、及び識別コード33A、33B、33C、33Dに対応するタイヤの位置のデータ情報を備える。
比較後に識別コード33が記憶モジュール21中に存在する場合、ID書込み工程S4へと移行する。記憶モジュール21中に対応する識別コードが存在しない場合、ID設定装置20の最初のタイヤ空気圧探知装置32の識別コード33の読み取りの結果、識別コード33が記憶モジュール21中に存在しないことを示し、このためID書込み工程S4の前にID群確認工程S3を実行し、相関するデータを確立する。
ID群確認工程S3では、ID設定装置20を用いてタイヤ31の位置に基づいて車両30に装設された全てのタイヤ空気圧探知装置32を読み取り、読み取られた全ての識別コード33及びタイヤの位置データによりID群が形成されて組別アカウント番号22のデータフォルダに保存され、組別アカウント番号22のデータフォルダ及びデータフォルダ内のID群は記憶モジュール21に保存され、前記組別アカウント番号22のデータフォルダとID群との対応関係が確立する。

本実施形態のID群確認工程S3では、補修作業員や技師がID設定装置20を使用してタイヤの位置に基づいて車両30の全てのタイヤ31に装設されるタイヤ空気圧探知装置32を読み取ると、表示モジュールに文字が出現し、指示されたタイヤの位置が提示され、車両30の全てのタイヤ31のタイヤ空気圧探知装置32の識別コード33が読み取られ、識別コード33及びそれに対応するタイヤの位置が組別アカウント番号22のデータフォルダに保存され、組別アカウント番号22及びデータフォルダがID設定装置20の記憶モジュール21に保存された後、ID書込み工程S4へと移行する。
また、ID書込み工程S4では、タイヤ31の車両30に対する位置の調整や変更が行われると、ID設定装置20により組別アカウント番号22のデータフォルダのID群の識別コード33は車両30の他のタイヤ空気圧探知装置32内に逐一書き込まれる。
本実施形態では、タイヤ31の車両30に対する位置の調整や変更とは、タイヤ31が車両30のメンテナンスのために取り外された後に再装着されることによる変更状況、或いはタイヤ31に新しいタイヤ空気圧探知装置32が装設されたことによる変更状況を指すが、但しこれらに限られず、他の実際に起こりうるタイヤ31の位置の変更状況も含まれる。
なお、図3Bに示すように、一旦タイヤ31の位置が変更されると、補修作業員や技師はID設定装置20のワイヤレスモジュール24により前述の工程に従って組別アカウント番号22のデータフォルダを取得し、組別アカウント番号22のデータフォルダは車両30の全てのタイヤ31のタイヤ空気圧探知装置32の識別コード33、及び識別コード33A、33B、33C、33Dに対応するタイヤの位置のデータ情報を備える。
補修作業員や技師はID設定装置20により組別アカウント番号22のデータフォルダのID群の識別コード33を車両30の各タイヤ31のタイヤ空気圧探知装置32に対して無線で識別コード33を再度書き込む。これにより、前のタイヤ31がどのように変更されたか、或いは新しいタイヤ空気圧探知装置32に交換されたかに係らず、本発明に係るタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法により、識別コード33を再度書き込んだ後、車両30の各タイヤ31の識別コード33A、33B、33C、33D、及びタイヤの位置と本来の設定(図3A参照)との対応関係を確保させ、再度学習工程を行う必要はない。
何れかのタイヤ31のタイヤ空気圧探知装置32が故障したり電池の電量が減って発信不可能になり、前記タイヤ空気圧探知装置32の識別コード33が読み取れなくなっても、本発明に係る識別コード補正方法を用いれば、車両30の少なくとも4本のタイヤ31の内の1つのタイヤ空気圧探知装置32は識別コード33を発信でき、これを読み取ることで車両30の全ての識別コード33が取得可能になる。
組別アカウント番号22のデータフォルダは車両30の全てのタイヤ31のタイヤ空気圧探知装置32の識別コード33、タイヤの位置のデータ情報、及びタイヤ空気圧探知装置32の装設時間データを備える。
図4に示すように、ID設定装置20は表示モジュールを更に含み、表示モジュールはID設定装置20に内蔵される内臓式表示器25、或いはID設定装置20に接続される外部表示器26であり、表示モジュールにはタイヤ空気圧探知装置32の識別コード33、対応するタイヤの位置のデータ情報、及びタイヤ空気圧探知装置32の装設時間データが表示される。
本実施形態では、タイヤ空気圧探知装置32には装設時間が設定され、装設時間は手動入力或いは新プログラムが書き込まれた時間から起算して組別アカウント番号22のデータフォルダに保存される。一般的には、タイヤ空気圧探知装置32の電池の寿命は約5年であるが、車両30のタイヤ31の摩損、走行距離、走行時間によってはタイヤの交換時に、ゴム製のタイヤ31のタイヤ空気圧探知装置32が設定時間を超過しているため(例えば4年)交換する場合、補修作業員や技師は設定時間に基づいてタイヤ空気圧探知装置32には1年の寿命が残っていると判断し、ドライバーにタイヤ空気圧探知装置32も一緒に交換するかどうかを提案する。これにより車両30の安全性を高めるほか、ドライバーが1年以内に再度工場へ送りタイヤ空気圧探知装置32を点検するためゴムタイヤを外す費用や時間を抑えることができる。
さらに、図5に示すように、本発明に係る識別コード補正方法の表示モジュールは、ID設定用マイクロアプリケーションプログラム41が内臓されるスマートフォン40でもよく、補修作業員や技師はより簡単に本発明を使用できる。ID設定装置20は低周波(low freqrenccy)伝送技術により車両30に装設されるタイヤ空気圧探知装置32と通信し、スマートフォン40ではブルートゥース(登録商標)(blue tooth)伝送技術によりID設定装置20を操作して車両30に装設されるタイヤ空気圧探知装置32との通信を行う。
本発明に係る識別コード補正方法のID設定装置20はID設定用マイクロアプリケーションプログラム41が内臓されるスマートフォン40でもよく、スマートフォン40は車両30に装設されるタイヤ空気圧探知装置32と通信し、補修作業員や技師はより容易に本発明を使用できる。
本発明に係る方法によれば、タイヤ31やタイヤ空気圧探知装置32の交換時に、タイヤ表示装置の受信器の学習工程が不要である。工場で車両30のタイヤ31の交換やメンテナンスを行う際、読み取り工具により車両の各タイヤ31に対してタイヤ31に関する位置に基づいて事前に各タイヤのタイヤ空気圧探知装置32の識別コード33を読み取り、全てのタイヤの識別コード33を統合させて一組にし、1つの組別アカウント番号22を付与して記憶モジュール21に保存させる。
以上のとおり、本発明は上述のタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法により、上述のタイヤやタイヤ空気圧探知装置を交換する際にタイヤ表示装置の受信器の学習工程が必要なく、補修作業員や技師の作業が楽になり、ドライバーにとっても運転の安全性を高められ、短期間内に何度も検査しなければならない不便を解消させる等の効果を確実に達成させる。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
A 車両
10 タイヤ表示装置
11 受信器
12 ディスプレイ
13 タイヤ空気圧探知装置
20 ID設定装置
21 記憶モジュール
22 組別アカウント番号
23 処理装置
24 ワイヤレスモジュール
25 内臓式表示器
26 外部表示器
30 車両
31 タイヤ
32 タイヤ空気圧探知装置
33 識別コード
40 スマートフォン
41 ID設定用マイクロアプリケーションプログラム
S1 ID読み取り工程
S2 ID比較工程
S3 ID群確認工程
S4 ID書込み工程

Claims (10)

  1. タイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法であって、
    車両にはタイヤの数量に対応するタイヤ空気圧探知装置が装設され、各前記タイヤ空気圧探知装置には独立した識別コードが内臓され、ID設定装置を使用して何れか1つの前記タイヤの前記タイヤ空気圧探知装置の識別コードを読み取るID読み取り工程と、
    前記ID設定装置は記憶モジュール及び表示モジュールに接続され、前記ID設定装置により前記識別コードが記憶モジュール中に存在するか否か比較され、存在する場合は前記ID設定装置が前記記憶モジュールから前記識別コードを取り出すと共に前記識別コードに対応する組別アカウント番号を有するデータフォルダを取り出し、前記表示モジュールに前記データフォルダ及び前記組別アカウント番号の全ての識別コードおよび各識別コードに対応するタイヤの位置を表示させ、ID書込み工程へ移行し、存在しない場合はID群確認工程に移行するID比較工程と、
    前記ID設定装置を使用してタイヤの位置に基づいて前記車両に装設される全てのタイヤ空気圧探知装置を読み取り、読み取られた全ての識別コード及びタイヤの位置データによりID群が形成されて組別アカウント番号のデータフォルダに保存され、前記組別アカウント番号のデータフォルダ及びデータフォルダ内のID群が前記記憶モジュールに保存され、前記組別アカウント番号のデータフォルダと前記ID群との対応関係が確立するID群確認工程と、
    タイヤが車両の位置に対して調整或いは変更されると、前記ID設定装置が前記組別アカウント番号のデータフォルダのID群の識別コードを車両のタイヤ空気圧探知装置内に順に書き込むID書込み工程とを具備することを特徴とする、
    タイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法。
  2. 前記組別アカウント番号はナンバープレートであることを特徴とする、請求項1記載のタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法。
  3. 前記記憶モジュールは前記ID設定装置のメモリ或いは保存ユニットであることを特徴とする、請求項1記載のタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法。
  4. 前記記憶モジュールはパソコンのメモリ或いは保存ユニットであることを特徴とする、請求項1記載のタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法。
  5. 前記記憶モジュールはネットワークサーバーのメモリ或いは保存ユニットであることを特徴とする、請求項1記載のタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法。
  6. 前記組別アカウント番号のデータフォルダは、前記車両の全てのタイヤのタイヤ空気圧探知装置の識別コード及びタイヤの位置に対応するデータ情報、及び前記タイヤ空気圧探知装置の装設時間データを備えることを特徴とする、請求項1記載のタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法。
  7. 前記タイヤ空気圧探知装置には装設時間が設定され、前記装設時間は手動入力或いは新プログラムが書き込まれた時間から起算して前記組別アカウント番号のデータフォルダに保存されることを特徴とする、請求項1記載のタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法。
  8. 前記表示モジュールは前記ID設定装置に内蔵される内臓式表示器であるか、或いは前記ID設定装置に接続される外部表示器であることを特徴とする、請求項1記載のタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法。
  9. 前記ID設定装置は、ID設定用マイクロアプリケーションプログラムが内蔵されるスマートフォンであることを特徴とする、請求項1記載のタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法。
  10. 前記表示モジュールはスマートフォンであることを特徴とする、請求項1記載のタイヤ空気圧探知装置を車両に装着する識別コード補正方法。
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