JP6281901B2 - 水溶性ポルフィリン誘導体とそれらの製造方法 - Google Patents
水溶性ポルフィリン誘導体とそれらの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6281901B2 JP6281901B2 JP2014009210A JP2014009210A JP6281901B2 JP 6281901 B2 JP6281901 B2 JP 6281901B2 JP 2014009210 A JP2014009210 A JP 2014009210A JP 2014009210 A JP2014009210 A JP 2014009210A JP 6281901 B2 JP6281901 B2 JP 6281901B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bond
- porphyrin
- sugar
- iii
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
環の中心部の窒素は、鉄やマグネシウムをはじめとする多くの元素と安定な錯体を形成することが知られている。ポルフィリンや類似化合物の金属錯体は、体内では、鉄の錯体として酸素の運搬をするヘモグロビンのヘムや、電子移動および物質代謝をするシトクロムとして存在する。また、光合成生物の葉緑体中に見られるクロロフィルもポルフィリン骨格を有するマグネシウム錯体である。光を吸収し、その励起状態から高エネルギーの電子を放出し、正電荷がいくつかの酸化還元を経てニコチンアミドの還元をする。
このようにポルフィリンおよびその類縁体は、いずれも生体内において重要な役割を担う。
一般式(1 )において、R1は糖又はグリコシドであり、単糖、オリゴ糖でも多糖であってもよく、R1が糖の場合、WとR1は、好ましくは、グリコシド結合又はチオグリコシド結合によって結合しており、これらグリコシド結合又はチオグリコシド結合は、糖の1位、2位、3位、4位、5位又は6位のいずれの位置であってもよい。R1としては、限定はしないが、例えば、フルクトース、グルコース、マンノース、ガラクトース、アロース、アルトロース、グロース、イドース、タロース、グルコサミン及びそのN−アセチル誘導体、ガラクトサミン及びそのN−アセチル誘導体、これらの結合したオリゴ糖あるいは多糖、及びこれら単糖、オリゴ糖又は多糖を含むグリコシドであってもよい。また、R1には糖以外の部分、例えば、抗体などの蛋白質などが含まれていてもよい。
R2はポルフィリンであればいかなるものであってもよく、金属を含んでいてもよい。また、ポルフィリンとVとの結合については、ポルフィン骨格のいずれの位置と結合してもよく、また、ポルフィン骨格に官能基が結合している場合には、該官能基とXが結合していてもよい。
Zは、重合モノマーとして利用できる官能基であればよく、例えば、カルボキシル基若しくはその塩、水酸基、エチル基、CONH2又はCONHCH2CH2OHなどが好ましい。
本発明の医薬の有効成分としては、式(I)で表される化合物のほか、薬理学的に許容されるその塩を用いてもよい。塩としては、例えば、酸性基が存在する場合には、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ金属及びアルカリ土類金属塩;アンモニア、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、ジシクロヘキシルアミン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、N,N−ビス(ヒドロキシエチル)ピペラジン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、エタノールアミン、N−メチルグルカミン、L−グルカミン等のアミンの塩;又はリジン、δ−ヒドロキシリジン、アルギニンなどの塩基性アミノ酸との塩を形成することができる。塩基性基が存在する場合には、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸の塩;メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、酢酸、プロピオン酸塩、酒石酸、フマル酸、マレイン酸、リンゴ酸、シュウ酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸、マンデル酸、ケイ皮酸、乳酸、グリコール酸、グルクロン酸、アスコルビン酸、ニコチン酸、サリチル酸等の有機酸との塩;又はアスパラギン酸、グルタミン酸などの酸性アミノ酸との塩などを挙げることができる。
さらに、本発明の医薬の有効成分として、一般式(I)で表される化合物又はその塩の溶媒和物若しくは水和物を用いることもできる。
キット中に含まれる試薬は、構成成分の活性を長期間有効に持続し、容器内側に吸着することなく、また、構成成分を変質することのない材質で製造された容器中に供給される。例えば、封着されたガラスアンプルは、窒素ガスのような中性で不反応性を示すガスの存在下で封入されたバッファーなどを含んでもよい。アンプルは、ガラス、ポリカーボネート、ポリスチレンなどの有機ポリマー、セラミック、金属、又は試薬を保持するために通常用いられる他の何れかの適切な材料によって構成される。
ここで「治療」とは、癌等に罹患した哺乳動物において、その病態の進行及び悪化を阻止又は緩和することを意味し、これによって該疾患の進行及び悪化を阻止又は緩和することを目的とする処置のことである。
治療の対象となる「哺乳動物」は、哺乳類に分類される任意の動物を意味し、特に限定はしないが、例えば、ヒトの他、イヌ、ネコ、ウサギなどのペット動物、ウシ、ブタ、ヒツジ、ウマなどの家畜動物などのことである。特に好ましい「哺乳動物」は、ヒトである。
Rf 0.50 [10:1 (v/v) Chloroform-Methanol];
m.p. 133-137 ℃
6.17(d,1 H, Jα1,2= 3.6 Hz,H-1α),5.56(d,1 H,J2,NH=9.0Hz,NH),5.22(m,2 H,H-3 and H-4),4.48(m,1 H,H-2),4.25(dd,1 H,J2,3=4.0 Hz,H-6a),4.07(dd,1H,J6a,6b=12.3Hz,H-6b),3.98(m,1 H,H-5),1.94-2.20(m,12 H,3COCH3 and NHCOCH3)
I.R. data: (KBr),n (cm-1)
3439(N-H 伸縮 二級アミン),2924(C-H 伸縮 アルカン)1741(C=O伸縮 エステル),1674(C=O 伸縮 アミド I),1518 (N-H 伸縮 アミドII)
Rf 0.366 [65:25:4 (v/v/v) Chloroform-Methanol-Water];
6.25-6.13(m,2 H, one of -CH=CH2 and -CH=CH2-), 5.73(d, 1 H, Jgem=6 Hz,Jvic(cis)=10 Hz one of the -CH=CH2 ),4.46(d,1 H,J1,2=7 Hz,H-1β),3.91-3.90(m,2 H,H-6 and one of -OCH2CH2N- ),3.73-3.61(m,3 H,H-2 and H-6 one of -OCH2CH2N- ),3.50-3.38(m,5 H,H-3 and H-4 and H-5 and one of -OCH2CH2N- and one of the-OCH2CH2N-),2.16-1.97(m,3 H,NHCOCH3)
I.R. data: (KBr):n (cm-1)
3350 (O-H 伸縮 ) , 2927 (C-H 伸縮), 1647 (C=O 伸縮 -NH-CO-), 1558 (C=C 変角 -CH=CH2), 1074 (C-H 面内変角),
5−(N−アクリルアミノ)フェニル−10,15,20−トリフェニルポルフィリン(11)
下記のスキームに従って、ポルフィリン(9)へ重合性置換基を導入した
Rf 0.5 [2:1 (v/v) Hexane-Ethyl acetate], Rf 0.23 [Chloroform],
Rf 0.33 [dichloromethane]
N.M.R.data : 1H-NMR (CDCl3, 500 MHz)
8.84(s,8 H, β-pyrrole H), 8.20(d, ,6 H,orthoPh H ),8.16(d,2 H,N-acryloylamino pheny Hb, (meta) ,H-1β),7.91(d,2 H, N-acryloylaminophenyHa(Ortho)),7.77-7.
71(m,9 H,meta-para Ph H),7.51(s,1 H,-NHCOCH=CH2 ),6.56(d,1 H,-NHCOCH=CH2 trans H,J=17 Hz) ,6.35-6.30(m,1 H, -NHCOCH=CH2 , Jtrans=16.5 Hz,
Jvic(cis)=10.5 Hz ),5.86(d, 1 H,- NHCOCH=CH2 cis H,J=10.5 Hz),-2.77(s,2H,pyrrole NH)
I.R. data: (KBr): n (cm-1)
3315 (第二級アミンN-H 伸縮 R-NH-CO-)3053 (C-H 伸縮 -Ph), 1670 (C=O 伸縮 -NH-CO-), 1537 (C=C 変角 -Ph), 1080,966 (C-H 面内変角 -Ph), 979 (C-H 面外変角 -ph).
MALDI-TOF-MS Anal. Calc. for C32H41N7O6S [M+H]+ : 684.271, Found : [M+H]+ : 684.223
Anal. Calcd. for C47H33N5O C:82.55 H:4.86 N:10.24 (%), Found.C:81.90 H:4.93 N:9.88 (%)
水分子を0.01%含んでいると考えると、誤差は0.3%であった。
下記のスキームに従って、重合反応を行った。
N.M.R.data : 1H-NMR (DMSO, 500 MHz)
8.82(m,8 H, β-pyrrole H), 8.20(m, 8 H,orthoPh H , N-acryloylaminopheny Hb, (meta) ,H-1β) 7.78(m,9 H,meta-para Ph H),7.19-6.81(m, H,-NHCOCH=CH2 , ),5.02(m,1 H,-OH),4.71(m,1 H,-OH)4.34(m,1 H,H-1β),2.09(m,11 H,-CH-(sugar)-CH2-,-OCH2CH2NHCOCH-),1.85(s,3 H,NHCOCH3),1.48-1.24(m,22 H,-CH-
(sugar)-CH2-,-OCH2CH2NDCOCHCH2-),-2.91(s,2H,pyrrole NH)
I.R. data: (KBr): n (cm-1)
3419 (O-H 伸縮 ) , 2935 (C-H 伸縮), 1647 (C=O 伸縮 -NH-CO-), 1080 (C-H 面内変角)
得られたポリマー(III)中のポルフィリンの存在を確認するために、ポルフィリンモノマー(11) とポリマー(III) のNMR測定の結果を比較した。図1において、ポルフィリンモノマー(11)に見られる特徴的なピークは、低磁場側(7.5-9.0 ppm)のフェニル基のプロトンに由来する複数のピークと、高磁場側(-2.8 ppm)に見られるピロール環のNHのプロトンのピークである。ポルフィリン環の環電流効果により、ピロール環のNHプロトンピークは高磁場側にシフトしている。
図2及び図3は、ポリマー(III) におけるNMR測定結果である。これらを見ると、わずかではあるがポルフィリンモノマー(11)に見られる特徴的なピークである、低磁場側(7.5-9.0 ppm)のピークが3つと、高磁場側(-2.9 ppm)に見られるピークが観測できる。これにより、ポリマー(III)にポルフィリンモノマー(11)が導入されたことが確認された。
図3は、図2において糖モノマー(6) 由来のピーク(4.3-5.2 ppm)が見られなかったために、99.9%のDMSOにおいて測定し直したものである。これにより、糖モノマー(6) がポリマーに組み込まれている事も確認できた。4.35 ppmに見られるピークが糖モノマー(6)のアノマー位のプロトンピークである。仕込み比(l:m:n)6 : 7 : 11=1 : 10 : 0.1に対し、実際の組成比は1 : 7.3 : 0.02であった。
ポルフィリンモノマー(11)についてのUV測定、PL測定、励起スペクトル測定を行った(図4、図5及び図6)。 UV測定では、ポルフィリンモノマー(11)をクロロホルムに溶解し、8.22 μMの溶液を作成し測定し、420 nmにソーレー帯、517、551、591、648 nmにQ帯が観測された。モル吸光係数は、3.63×105 cm-1 M-1 となった。
PL測定では、ポルフィリンモノマー(11)をクロロホルムに溶解し、4.99 μMの溶液を用いて測定した。420、517、551、591、648 nmそれぞれの波長において励起した各蛍光ピークは650 nm付近に収束する結果となり、ソーレー帯とQ帯の591 nmの蛍光が特に強かった。
648 nmにおける励起スペクトル測定では、ソーレー帯、Q帯それぞれに相対するピークを観測することができた。
PL測定では、ポリマー(12)を超純水に溶解し、0.07 μMの溶液を用いて測定した。420、519、555、597、649 nmそれぞれの波長において励起したところ各蛍光ピークが650 nm付近に収束する結果となり、ソーレー帯とQ帯の597 nmの蛍光が特に強かった。
励起スペクトル測定では、ソーレー帯、Q帯それぞれに相対するピークを観測することができた。
このようにポリマー(III)が、ポルフィリンモノマー(11)の物性とほぼ一致することがわかった。
フローサイトメトリー解析により、ポリマー(III)がHeLa細胞(ヒト子宮頸癌由来の細胞)へ取り込まれているかどうかを検討した。ポルフィリン由来の蛍光を観測できれば、HeLa細胞内にポリマー(III) が取り込まれたことになる。
まず、ポリマー(III) をPBS (リン酸緩衝生理食塩水、pH 7.2-7.4)に溶解し、それらを0.5、1.0、2.5、7.5 μMと濃度調製したものをそれぞれ用意しHeLa細胞培地に滴下した。4時間後、培地からHeLa細胞を剥がし、移した溶液を凍結し、後日Flicyme-300を用いて、約5万細胞それぞれの蛍光を測定した。これにより、ポリマー(III)のHeLa細胞に対する挙動を測定した(図10及び図11)。
図10は、HeLa細胞にポリマー(III)のPBS溶液以外何も加えずに測定した結果である。グラフの縦軸は5万細胞の割合、横軸は蛍光強度の対数表示となり、450 nmで細胞を励起し、650 nm付近の蛍光を測定した。結果として、濃度依存的に蛍光強度が大きい方へシフトしたが、2.5 μMにおいては蛍光強度が一時減少する結果となった。ポルフィリン由来の650 nm付近の蛍光が観測されたことより、HeLa細胞内にポリマー(III)が取り込まれていることがわかった。また、同じ条件において、530 nmにおける蛍光測定結果を見たところ何も観測されなかった。これにより、図10の結果がポリマー(III) のポルフィリン物性由来によるものであることが分かった。
以上の結果から、ポリマー(III)がHeLa細胞内に取り込まれることに加え、DDSを必要とせずに問題なく細胞内へ侵入することが分かった。
HeLa細胞培地において、ポリマー(III)滴下前の状態を接眼レンズ10倍、対物レンズ40倍の顕微鏡を用いて観察し、撮影を行った。その後、フローサイトメトリー測定の時と同様に、ポリマー(III)をPBS(pH 7.2-7.4)に溶解し、0.5、1.0、2.5、7.5 μMと濃度調製したものをそれぞれ用意し、HeLa細胞培地に滴下した。4時間後、再びHeLa細胞培地を顕微鏡において観察し、撮影を行った。
図12は、無血清条件下におけるポリマー(III)のPBS溶液中濃度、0.0〜7.5 μMそれぞれの観測結果を示している。細胞は境界線がくっきりしていて、それらが接着している状態が元気な細胞と言える。これを判定基準とし、図12を見ると、PBS溶液中のポリマー(III)の濃度が増加するにつれ、細胞が死んでしまい毒性が強く出ていることが分かった。7.5 μMにおいては、細胞の形が崩壊してしまっているように見え、これにより無血清条件下におけるHeLa細胞に対するポリマー(III)の毒性を確認した。
Claims (5)
- 下記一般式( I ):
[式中、R1は糖又はグリコシドを表し、R2はポルフィリンを表し、U、V、W及びXは、グリコシド結合、チオグリコシド結合、アミド結合、エステル結合、エーテル結合、スルフィド結合、ジスルフィド結合、ウレタン結合、カーボネート結合又は尿素結合のいずれか又はこれらの組み合わせの結合を含んでもよく、同一でも相異なってもよい酸素、窒素、硫黄、芳香環及び/又はカルボニル基を含んでもよい炭化水素鎖を含んでもよく、Yは同一でも相異なってもよい酸素、窒素、硫黄、芳香環及び/又はカルボニル基を含んでもよい炭化水素鎖を表し、Zはカルボキシル基若しくはその塩、水酸基、エチル基、CONH2又はCONHCH2CH2OHを表し、l、m及びnは1以上の整数であって同一でも相異なってもよく、a、b、c、d、e及びfは0又は1以上の整数であって同一でも相異なってもよい]で表される糖−ポルフィリン誘導体含有ポリマー、若しくはその薬学上許容される塩又はそれらの水和物。 - 下記式(III)で表される、請求項1に記載の糖−ポルフィリン誘導体含有ポリマー、若しくはその薬学上許容される塩又はそれらの水和物。
[式中、lは10、mは100、nは1である] - 請求項1又は2に記載の式(I)又は(III)で表される糖−ポルフィリン誘導体含有ポリマー、若しくはその薬学上許容される塩又はそれらの水和物を含有する医薬。
- 請求項1又は2に記載の式(I)又は(III)で表される糖−ポルフィリン誘導体含有ポリマー、若しくはその薬学上許容される塩又はそれらの水和物を含有する抗癌剤。
- 糖−ポルフィリン誘導体含有ポリマーを製造する方法であって、
ラジカル重合性置換基を結合させた糖又はグリコシドとラジカル重合性置換基を結合させたポルフィリンを、ラジカル重合を生じるモノマーの共存下において、ラジカル重合反応を行うことにより、製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014009210A JP6281901B2 (ja) | 2014-01-22 | 2014-01-22 | 水溶性ポルフィリン誘導体とそれらの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014009210A JP6281901B2 (ja) | 2014-01-22 | 2014-01-22 | 水溶性ポルフィリン誘導体とそれらの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015137303A JP2015137303A (ja) | 2015-07-30 |
JP6281901B2 true JP6281901B2 (ja) | 2018-02-21 |
Family
ID=53768541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014009210A Active JP6281901B2 (ja) | 2014-01-22 | 2014-01-22 | 水溶性ポルフィリン誘導体とそれらの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6281901B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5891862A (en) * | 1996-03-15 | 1999-04-06 | Geltex Pharmaceuticals, Inc. | Polyvalent polymers for the treatment of rotavirus infection |
JP4291551B2 (ja) * | 2002-06-19 | 2009-07-08 | 独立行政法人科学技術振興機構 | ホスト−ゲスト錯体を含有する光電変換素子用材料 |
JP3898720B2 (ja) * | 2002-12-18 | 2007-03-28 | 興和株式会社 | 微量金属測定法 |
JP2004238305A (ja) * | 2003-02-04 | 2004-08-26 | Seibutsu Yuki Kagaku Kenkyusho:Kk | 異常増殖性細胞増殖抑制剤 |
JP2010006763A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Toyo Univ | ポルフィリン誘導体 |
JP5605541B2 (ja) * | 2009-03-06 | 2014-10-15 | 国立大学法人埼玉大学 | フコシルキトビオース誘導体の製造方法 |
JP2012087141A (ja) * | 2011-12-20 | 2012-05-10 | Hiroshi Maeda | 抗腫瘍剤及びその製造方法 |
-
2014
- 2014-01-22 JP JP2014009210A patent/JP6281901B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015137303A (ja) | 2015-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7032583B2 (ja) | アルギナーゼ活性を阻害する組成物及び方法 | |
CN104136419B (zh) | 能够形成药物封装微球的在n末端上官能化的氨基酸衍生物 | |
CN104530417B (zh) | 一种多官能化h型聚乙二醇衍生物及其制备方法 | |
AU2009308511B2 (en) | Transition metal complexes of a bis[thiohydrazide amide] compound | |
US10004809B2 (en) | Precise delivery of therapeutic agents to cell mitochondria for anti-cancer therapy | |
JP6474404B2 (ja) | ウンシアラマイシン誘導体、合成方法、および抗腫瘍薬としてのそれらの使用 | |
CN104780941B (zh) | 光敏剂与壳聚糖的缀合物及其用途 | |
CN106794362A (zh) | 用于治疗应用的一氧化碳‑释放分子及其制备和使用方法 | |
JP2009514856A (ja) | 医薬品ガリウム組成物及び方法 | |
WO2021082882A1 (zh) | 一种在活细胞表面锚定修饰纳米药物的方法 | |
CN111205276B (zh) | 由有机小分子化合物自组装形成的微纳结构及其应用 | |
JP2022552416A (ja) | ブラシプロドラッグおよびその使用 | |
CN111205277A (zh) | 有机小分子荧光化合物在光治疗中的用途 | |
EP2958569B1 (fr) | Hétérocycles phosphorés analogues de sucres à activité antimétastatique | |
WO2019103050A1 (ja) | タンパク質結合性薬物 | |
US20150038694A1 (en) | Glucose derivatives bound to arsenic for use in the treatment of tumour | |
JP6281901B2 (ja) | 水溶性ポルフィリン誘導体とそれらの製造方法 | |
JP7025358B2 (ja) | 免疫グロブリン軽鎖アミロイドーシスを治療する方法 | |
WO2018101434A1 (ja) | グリコシル化クロリンe6誘導体、または、その薬学的に許容される塩、医薬組成物、標的を破壊する方法、および、グリコシル化クロリンe6誘導体、またはその薬学的に許容される塩の製造方法 | |
EP4326260A1 (en) | Pi3k inhibitors, nanoformulations, and uses thereof | |
CN111285856B (zh) | 光热效应优异的有机小分子化合物 | |
KR102578025B1 (ko) | 초음파 감작제가 결합된 면역관문억제제 및 이의 용도 | |
WO2021229832A1 (ja) | ベネトクラクスの水溶性高分子誘導体 | |
CN1059896C (zh) | 肿瘤逆转剂组成物及其制备方法 | |
WO2011147254A1 (zh) | 苯丁酰基姜黄素衍生物及其在制备抗肿瘤药物中的应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171013 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171211 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6281901 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |