JP6281750B2 - プレビューシステム及びプレビュー方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プレビューシステム及びプレビュー方法に関する。
従来より、消色トナーを利用した画像形成装置が知られている(例えば特許文献1、2参照)。当該画像形成装置において、印刷文書の一部分のみが消去可能となるような画像出力を実現するには、カラー印刷文書で考えた場合、CMYKそれぞれの通常トナーに加えて、消色トナーの現像装置を装備することが考えられる。
また、既存の画像形成装置を活用して消色トナーを利用する場合、CMYKの通常トナーの内の一つの現像装置を消色トナーの現像装置に交換して使用することになる。この場合、カラー印刷文書の一部分のみが消去可能となる画像出力を実現するには、必然的にブラック(K)トナーを消色トナーに交換して利用することになる。
ところで、Windows(登録商標)に代表されるようなRGBカラーを使用したグラフィックシステムを採用しているシステム上で実行されるアプリケーションにおいては、CMYKを直接コントロールできない。アプリケーションで作成された印刷文書を画像形成装置で印刷する際には、画像形成装置用制御ソフトウェア(以降、プリンタドライバと呼称する)がRGBからCMYKへ変換処理している。アプリケーションが直接CMYKをコントロールできないということは、アプリケーションから(及びユーザが)消色トナーの使用を直接制御できないことを意味する。
このため、上述した画像形成装置において、印刷文書の一部分のみが消去可能となるような画像出力を実現しようとする場合、消去部分を確実に消色トナーのみが利用されるように指定・制御することは非常に困難である。
プリンタドライバの設定で、RGBの黒(R=0,G=0,B=0)をK=255に変換するようにして利用すれば、アプリケーションの黒による描画部分は、消色トナーで画像形成され出力されることになる。しかしながら、その場合、一つの印刷文書においてC=255,M=255,Y=255による黒描画部分と消色トナーによる描画部分との混在が非常に困難になる。また、写真画像のように使用する色数が多い画像を含む場合、プリンタドライバが、消色トナーに変換するRGB色を設定する機能を有していたとしても、その色選択が非常に困難になる。
また、CMYKトナーの一部を消色トナーで置き換えた場合には、アプリケーションでの色合いは、RGBからCMYKに変換されていることから、消色トナーのトナー色消去による効果が予測しない結果になることがあった。例えば、消色トナーの色がマゼンタである場合に、後で消去したい部分について、消色トナーのマゼンタのみの1色で描画したつもりであったが、カラーマッチング(RGBからCMYKに変換)により一部通常トナーのシアンが入ってしまった場合などに、消色処理をしてもシアン部分が消色されずに残ってしまうという問題がある。
そこで、印刷前に消去前、消去後の結果を比較することが望まれる。仮に、RGB色を指定することで、通常トナーによる描画部分と消色トナーによる描画部分とを指定して1つの印刷文書を作成できたとしても、最終的に印刷する前に、消去前、消去後の印刷文書をプレビューできることが望まれる。
一般に、パーソナルコンピュータやタブレット端末などの情報処理装置では、作成した印刷文書を画像形成装置で印刷する場合、印刷する前にどのように印刷されるかを確認するためのプレビュー画面を表示する技術が知られている(例えば特許文献3参照)。
特開平10−171198号公報 特開2011−227135号公報 特開2012−083973号公報
しかしながら、上述したプレビュー技術では、消色トナーの使用を前提としていなかったため、印刷前に消去前、消去後の印刷文書をプレビュー画面で確認することができなかった。
そこで本発明は、消色トナーを用いた印刷をする際に、消去前、消去後の状態を印刷前に確認可能とすることを目的とする。
この発明に係るプレビューシステムは、画像形成データを、消色トナーを装備する画像形成装置に送出する前にプレビューするプレビューシステムであって、前記画像形成装置から消色トナー装着情報を取得する取得手段と、前記画像形成データを用いて第1のプレビュー用画像を生成するとともに、前記消色トナー装着情報に基づいて特定した前記消色トナーのトナー色を前記第1のプレビュー用画像から消去した第2のプレビュー用画像を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された、前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを切り替え可能に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明に係るプレビューシステムは、画像形成データを、消色トナーを装備する画像形成装置でプレビューするプレビューシステムであって、前記画像形成装置における消色トナー装着情報を取得する取得手段と、前記画像形成データを用いて第1のプレビュー用画像を生成するとともに、前記消色トナー装着情報に基づいて特定した前記消色トナーのトナー色を前記第1のプレビュー用画像から消去した第2のプレビュー用画像を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された、前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを切り替え可能に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明に係るプレビュー方法は、画像形成装置における消色トナー装着情報を取得するステップと、画像形成データを用いて第1のプレビュー用画像を生成するステップ、前記消色トナー装着情報に基づいて特定した消色トナーのトナー色を前記第1のプレビュー用画像から消去した第2のプレビュー用画像を生成するステップと、前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを切り替え可能に表示するステップと、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、消色トナーを用いた印刷をする際に、消去前、消去後の状態を印刷前に確認することができる。
本実施形態による印刷システム10の構成を示すブロック図である。 本実施形態によるクライアントPC30において、印刷データを画像形成装置20に転送する機能構成を示すブロック図である。 本実施形態による画像形成装置20の構成を示すブロック図である。 本実施形態によるプレビューアプリケーション33が提示する切替ユーザインターフェース90を示す模式図である。 本実施形態によるクライアントPC30での印刷動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による重ね合わせ処理を説明するための概念図である。 本実施形態による重ね合わせ処理を実施する場合のプリンタドライバ32の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による、重ね合わせ処理を実施する場合のプリンタドライバ32の色変換処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.実施形態の構成
図1は、本実施形態による印刷システム10の構成を示すブロック図である。図1において、本実施形態の印刷システム10は、画像形成装置20とホスト機器であるクライアントPC30で構成されている。また、画像形成装置20とクライアントPC30は、USBケーブルなどで直接接続されるか、LAN(local area network)等のネットワークで接続されている。
画像形成装置20は、静電潜像を利用し消色トナー及び通常トナーにより用紙(印刷媒体、記録媒体)上に画像を形成する、電子写真式で二次転写方式のタンデム型のカラー画像形成装置である。消色トナーの画像形成ユニットは、通常トナーの画像形成ユニットとは別に追加する形態で追加装備する構成としてもよいが、本実施形態では、画像形成装置20で用いられる通常トナー(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))の内の一つを消色トナーに交換して使用する。例えば、トナー(K)を消色トナーに交換して利用するものとして以降を記載する。
消色トナーは、近赤外線吸収性色素及び消色剤、結着樹脂、ワックスを混練、粉砕、外添して作成したトナーであり、近赤外線の吸収により消色するトナーである。消色トナーは、図示しない消色ユニットで加熱されるとともに、消色光が照射される処理が施されることによって、可視状態から不可視状態となり、目視できない状態になる。
クライアントPC30は、画像形成装置20と通信可能なパーソナルコンピュータやタブレット端末などの情報処理装置である。クライアントPC30は、画像形成装置20に装着されている消色トナーが、どの色であるかを、画像形成装置20に問い合わせて消色トナー装着情報を取得する。ここで取得した消色トナー装着情報は、クライアントPC30の補助記憶装置(例えば、後述する記憶媒体35でもよい)などに保持しておき、トナー装着状況に変化があった場合に書き換える。
なお、消色トナーの問合せは、クライアントPC30のオペレーティングシステムレベルのプログラムや、アプリケーション31、プリンタドライバ32によって実現してもよい。また、問い合わせの方法には、一般的に知られているSNMP(Simple Network Management Protocol)などのプロトコルなどを利用してもよいし、その他知られる手法を用いてもよい。
アプリケーション31は、ユーザ操作から印刷指示があると、印刷データをプリンタドライバ32に供給する。このとき、アプリケーション31は、プレビューモードでプリンタドライバ32に印刷実行を指示する。
プリンタドライバ32は、アプリケーション31からプレビューモードで印刷実行が指示されると、画面表示可能な形式の画像(プレビュー用画像)を生成する。このとき、プリンタドライバ32は、消色トナー装着情報に基づいて、通常のプレビュー用画像(全色が印刷された場合の画像)に加えて、消色トナーの色(CMYK)をRGBに変換し、それに基づき該当の色を除いて消去後のプレビュー用画像を生成する。
プレビューアプリケーション33は、消色状態・非消色状態の表示に関する切替ユーザインターフェース(後述する図4参照)を画面表示し、ユーザ操作による切り替え指示に従って、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像とを切り替え可能に表示する。このようにして、消色トナーを用いて印刷した場合に、消色後の印刷結果がどのようになるかを高精度で確認することが可能になる。ユーザは、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像を確認した上で、通常の印刷を指示する。
プレビューアプリケーション33は、切替ユーザインターフェースからユーザ操作により印刷が指示されると、その旨をプリンタドライバ32に通知する。プリンタドライバ32は、プレビューアプリケーション33から印刷指示が通知されると、印刷文書の描画データを画像形成装置20の制御コマンドに変換して画像形成装置20に送信する。画像形成装置20は、プリンタドライバ32からの制御コマンドに従って通常の印刷を実行する。切替ユーザインターフェースにおいて、切り替え指示により消去後のプレビュー用画像の表示であったとしても、その部分を省いた印刷をするわけではない。
図2は、本実施形態によるクライアントPC30において、印刷データを画像形成装置20に転送する機能構成を示すブロック図である。なお、図1に対応する部分には同一の符号を付ける。クライアントPC30は、アプリケーション31、プリンタドライバ32、プレビューアプリケーション33、入力操作部34、記憶媒体35、グラフィックデバイスインターフェース36、表示部37、及びプリントスプーラ38から構成されている。
入力操作部34は、例えばテンキーや機能キーなどからなり、ユーザ操作に応じて、アプリケーション31を用いて印刷文書(テキスト、画像などを含む)の作成・編集を行う。また、入力操作部34は、アプリケーション31に対して、既に編集したか編集中の印刷文書(印刷データファイル)の保存や読み出しを指示する。また、入力操作部34は、後述する重ね合わせ処理の実行や消色処理の実施・指定色を消色トナーに置き換える消色処理の実行などを指示する。更に、入力操作部34は、プリンタドライバ32が提示する印刷設定画面から印刷部数、片面/両面印刷などを指示したり、プレビューアプリケーション33が提示する切替ユーザインターフェース(プレビュー画面)から印刷を指示したりする。
アプリケーション31は、オペレーティングシステム上で動作するプログラムである。アプリケーション31は、ユーザの入力操作に従って印刷文書(テキスト、画像などを含む)の作成・編集を行う機能を有する。また、アプリケーション31は、ユーザの入力操作で指定される印刷データファイル(編集後、編集中の印刷文書)の読み込み・保存機能を有する。更に、アプリケーション31は、ユーザの入力操作で指定される、印刷文書の重ね合わせ処理(後述)の実行や、ユーザの入力操作で指定される色を消色トナーに置き換える消色処理の有効/無効を指定する機能を有する。
重ね合わせ処理とは、消色処理を無効とした描画ページと消色処理を有効とした描画ページとを重ね合わせた印刷を実行し、印刷文書の一部分のみが消去可能となる印刷文書を作成又は印刷する機能である。消色処理を無効とした描画ページと消色処理を有効とした描画ページとを個別に指定できることから、重ね合わせた処理による印刷ページの出力画像における、消色トナーにより描画された画像が消去されたあとの出力画像も容易に認識することが可能となる。
記憶媒体35は、半導体メモリやハードディスクなどからなり、アプリケーション31で作成された印刷文書を印刷データファイルとしF1〜Fnとして保存する。グラフィックデバイスインターフェース36は、アプリケーション31から供給される印刷データに基づいて描画処理を実行し、その描画データをプリンタドライバ32に供給する。
プリンタドライバ32は、直接、画像形成装置20に描画データを出力するダイレクトモードと、一旦、描画データがどのように印字出力されるかをプレビューするプレビューモードとを備えている。プリンタドライバ32は、プレビューモードが指示されると、通常のプレビュー用画像(全色が印刷された場合の画像)に加えて、画像形成装置20から取得した消色トナー情報に基づいて、消色トナーの色(CMYK)をRGBに変換し、それに基づき該当の色を除いて消去後のプレビュー用画像を同時に生成する。
プレビューアプリケーション33は、作成されたプレビュー用画像を用いて、画面表示を行う。プレビューアプリケーション33は、消色状態・非消色状態の表示に関する切替ユーザインターフェース90(後述)を表示部37に表示し、ユーザ操作による切り替え指示に従って、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像とを切り替え表示する。ユーザは、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像を確認した上で、通常の印刷を指示する。
プレビューアプリケーション33は、切替ユーザインターフェース90(後述)からユーザ操作により印刷が指示されると、その旨をプリンタドライバ32に通知する。プリンタドライバ32は、プレビューアプリケーション33から印刷指示が通知されると、印刷文書の描画データを画像形成装置20の制御コマンドに変換し、プリントスプーラ38を介して画像形成装置20に送信する。
表示部37は、例えば液晶表示器、有機EL表示器などからなり、アプリケーション31の編集画面や、プレビューアプリケーション33によって提示される切替ユーザインターフェース90(後述)などを表示する。プリントスプーラ38は、オペレーティングシステムより提供され、プリンタドライバ32からの制御コマンドをバッファリングしつつ、画像形成装置20に送信する。
図3は、本実施形態による画像形成装置20の構成を示すブロック図である。図3において、画像形成装置20は、受信部40、制御解析部41、印刷機構部42、入力操作部43、表示部44から構成されている。受信部40は、クライアントPC30から送信された印刷データを受信する。制御解析部41は、印刷データのコマンド解析を行う。印刷機構部42は、コマンド解析された印刷データの被印刷媒体(記録媒体)への印刷(画像形成)を行う。入力操作部43は、例えばテンキーや機能キーなどからなり、印刷部数、片面/両面印刷などを指示入力する。表示部44は、例えば液晶表示器、有機EL表示器などからなり、設定メニューや、画像形成装置20の動作状況などを表示する。
図4は、本実施形態によるプレビューアプリケーション33が提示する切替ユーザインターフェース90を示す模式図である。プレビューアプリケーション33は、消色状態・非消色状態の表示に関する切替ユーザインターフェース90を表示部37に表示する。切替ユーザインターフェース90は、プレビュー用画像を表示する表示領域91と、消色トナーの非表示/表示を切り替えるためのチェックボックス92と、画像形成装置20への印刷実行を指示する印刷ボタン93と、印刷の中止を指示する印刷中止ボタン94とを備えている。表示領域91には、チェックボックス92のチェックが外されると、通常のプレビュー用画像が表示され、チェックボックス92がチェックされると、消色トナーで印刷される部分を非表示とした、消去後のプレビュー用画像が表示される。
プレビューアプリケーション33は、印刷ボタン93がユーザ操作により操作(マウスによるクリックやタッチ操作など)されると、印刷するようにプリンタドライバ32に通知する。また、プレビューアプリケーション33は、印刷中止ボタン94がユーザ操作により操作(マウスによるクリックやタッチ操作など)されると、当該印刷データの印刷をプリンタドライバ32に通知することなく(印刷中止を通知してもよい)、切替ユーザインターフェース90を消去し、動作をアプリケーション31に移行させる。
このように、ユーザは、チェックボックス92をチェックしたり、チェックを外したりすることで、消色トナーを用いて印刷した場合に、消色後の印刷結果がどのようになるかを高精度で確認することが可能になる。
B.実施形態の動作
次に、上述した実施形態の動作について説明する。
図5は、本実施形態によるクライアントPC30での印刷動作を説明するためのフローチャートである。クライアントPC30は、画像形成装置20から消色トナー装着情報を取得して保持する(ステップS10)。消色トナー装着情報とは、消色トナーが装着されているか、装着されている場合、どのトナーと置き換えられているか、及び消色トナーの色(CMYK)などを示す情報である。なお、該ステップS10は、クライアントPC30の電源投入時や、画像形成装置20の電源投入時、クライアントPC30と画像形成装置20との接続完了時などに行なうことが望ましい。次に、クライアントPC30では、アプリケーション31からプレビューモードで所定の印刷文書(印刷データファイル)の印刷を実行する(ステップS12)。
プリンタドライバ32は、グラフィックデバイスインターフェース36を介して受信した描画データからプレビュー用画像を生成する(ステップS14)。より詳細には、プリンタドライバ32は、アプリケーション31からプレビューモードで印刷実行が指示されると、通常のプレビュー用画像(全色が印刷された場合の画像)に加えて、消色トナー情報に基づいて、消色トナーの色(CMYK)をRGBに変換し、それに基づき該当の色を除いて消去後のプレビュー用画像を同時に生成する。
次に、プレビューアプリケーション33は、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像とを切り替え可能な切替ユーザインターフェース90を表示部37に表示する(ステップS16)。次に、プレビューアプリケーション33は、切替ユーザインターフェース90で消色トナーの非表示が選択されたか否か、すなわち図4に示すチェックボックス92がチェックされたか否かを判断する(ステップS18)。
そして、消色トナーの非表示が選択されない場合には(ステップS18のNO)、プレビューアプリケーション33は、消色トナーによる印刷も含む、通常のプレビュー用画像を表示する(ステップS22)。一方、消色トナーの非表示が選択された場合には(ステップS18のYES)、プレビューアプリケーション33は、消色トナーによる印刷を除く、消去後のプレビュー用画像を表示する(ステップS20)。
次に、プレビューアプリケーション33は、切替ユーザインターフェース90で印刷が指示されたか否か、すなわち図5に示す印刷ボタン93が操作されたか否かを判断する(ステップS24)。そして、印刷が指示されない場合には(ステップS24のNO)、プレビューアプリケーション33は、印刷中止が指示されたか否か、すなわち図4に示す印刷中止ボタン94が操作されたか否かを判断する(ステップS26)。
そして、印刷中止が指示されない場合には(ステップS26のNO)、プレビューアプリケーション33は、ステップS18に戻り、上述した処理を繰り返す。すなわち、図4に示すチェックボックス92のチェックの有無に応じて、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像とを交互に表示する。
そして、印刷が指示された場合には(ステップS24のYES)、画像形成装置20が、プリンタドライバ32からの制御コマンドに従って通常の印刷を実行する。より詳細には、プレビューアプリケーション33は、印刷が指示されると、印刷するようにプリンタドライバ32に通知し、プリンタドライバ32は、印刷文書の描画データを画像形成装置20の制御コマンドに変換して画像形成装置20に送信する。画像形成装置20は、プリンタドライバ32からの制御コマンドに従って通常の印刷を実行する。このとき、切替ユーザインターフェース90で消去後のプレビュー用画像が表示された状態であったとしても、画像形成装置20では、消色トナーを含めた全てのトナーを用いて印刷を行うことになる。
一方、プレビューアプリケーション33は、印刷中止が指示された場合には(ステップS26のYES)、当該印刷データの印刷をプリンタドライバ32に通知することなく(印刷中止を通知してもよい)、切替ユーザインターフェース90を消去し、動作をアプリケーション31に移行させる。そして、当該処理を終了する。
図6(a)〜(c)は、本実施形態による重ね合わせ処理を説明するための概念図である。重ね合わせ処理では、ユーザによって、1つの印刷文書(印刷データファイル)内のページ毎に、消色処理を無効とした描画ページと消色処理を有効とした描画ページとを設定することが可能になっている。例えば、図6(a)に示す例では、ページP1、P3、P4、P6については消色無効に設定し、ページP2、P5については、消色有効に設定する。つまり、ページP1、P3、P4、P6は、消色トナー以外の通常のトナーにて印刷し、ページP2、P5は、消色トナーで印刷することを意味する。
また、重ね合わせ処理では、ユーザによって、どのページを重ね合わせるかを指定することが可能になっている。図6(a)に示す例では、ページP1とP2、ページP4とP5とが重ね合わせに指定されている。
したがって、図6(a)に示す印刷文書の場合、最終的には、図6(b)に示すように、ページP1とP2が重ね合わされて印刷され、ページP3が続き、ページP4とP5が重ね合わされて印刷され、ページP6が続いて印刷されることになる。
また、例えば、図6(b)に示すページP1とP2が重ね合わされたページをプレビューする場合、本実施形態では、図6(c)に示すように、チェックボックス92のチェックが外されると、ページP1とP2が重ね合わされた状態の通常のプレビュー用画像100aが表示され、チェックボックス92がチェックされると、消色無効に設定されているページP1のみが消去後のプレビュー用画像100bとして表示され、消色有効に設定されているページP2は表示されない。
なお、本実施形態では、同一の文書内のページ同士を重ね合わせるようにしたが、異なる印刷データファイル間のページ同士を重ね合わせるようにしてもよい。
図7は、本実施形態による重ね合わせ処理を実施する場合のプリンタドライバ32の動作を説明するためのフローチャートである。プリンタドライバ32は、まず、指定された印刷データ(描画データ)から総ページ数を取得する(ステップS40)。次に、プリンタドライバ32は、処理すべき印刷ページが存在するか否か、すなわち全ての印刷ページについてプレビュー画像を生成したか否かを判断する(ステップS42)。そして、処理すべき印刷ページが存在する場合には(ステップS42のYES)、プリンタドライバ32は、現在ページが消色指定されているか否かを判断する(ステップS44)。
現在ページが消色指定されていない場合には(ステップS44のNO)、プリンタドライバ32は、当該ページに対して消色無効とする(ステップS46)。図6(a)に示すページP1、P3、P4、P6がこれに該当する。一方、現在ページが消色指定されている場合には(ステップS44のYES)、プリンタドライバ32は、当該ページに対して消色有効とする(ステップS48)。図6(a)に示すページP2、P5がこれに該当する。
次に、プリンタドライバ32は、次ページが重ね合わせ描画に指定されているか否かを判断する(ステップS50)。そして、次ページが重ね合わせ描画に指定されていない場合には(ステップS50のNO)、プリンタドライバ32は、後述する色変換処理を行い、現在ページのプレビュー用画像を生成する(ステップS52)。図6(a)、(b)に示すページP3、P6がこれに該当する。一方、次ページが重ね合わせ描画に指定されている場合には(ステップS50のYES)、プリンタドライバ32は、後述する色変換処理を行い、まず、現在ページのプレビュー用画像を生成し(ステップS54)、現在ページと次ページとを合成したプレビュー用画像を生成する(ステップS56)。図6(a)、(b)に示すページP1とP2、ページP4とP5とがこれに該当する。
次に、プリンタドライバ32は、改ページ処理を実行し(ステップS58)、ステップS42に戻り、次ページに対して上述した処理を繰り返す。そして、処理すべき印刷ページがなくなると(ステップS42のNO)、当該処理を終了する。
プレビューアプリケーション33によるプレビュー用画像の表示手順は、前述した図5に示すステップS16以降と同じである。図6(a)、(b)に示す例で説明すると、ページP1とP2、及びページP4、P5に対しては、通常のプレビュー用画像100aと消去後のプレビュー用画像100bとが生成され、ページP3、P6に対しては、通常のプレビュー用画像100aのみが生成される。
したがって、重ね合わせ処理においても、印刷前に、切替ユーザインターフェース90で、通常のプレビュー用画像100aと消去後のプレビュー用画像100bとを切り替え表示することで、どのように印刷されるか、消色トナーを消去した後にどのような状態になるかを確認することができる。なお、図4に示す切替ユーザインターフェース90では、1ページのみのプレビュー用画像の表示であったが、複数のページをプレビューできるように、表示するページを切り替えるためのページ進み/戻りボタンを設けるようにしてもよい。
上述したように、重ね合わせ処理を用いた印刷文書が作成された場合、プレビューアプリケーション33では、例えば、図6(b)に示すページP1とP2が重ね合わされたページをプレビューする場合、図6(c)に示すように、チェックボックス92のチェックが外されると、ページP1とP2が重ね合わされた状態で表示され、チェックボックス92がチェックされると、消色無効に設定されているページP1のみが表示され、消色有効に設定されているページP2は表示されない。
図8は、本実施形態による、重ね合わせ処理を実施する場合のプリンタドライバ32の色変換処理を説明するためのフローチャートである。プリンタドライバ32は、まず、現在ページが消色有効であるか否かを判断する(ステップS70)。そして、消色有効である場合には(ステップS70のYES)、プリンタドライバ32は、現在ページの変換対象RGB色が消色トナー変換対象であるか否かを判断する(ステップS72)。
ここで、変換対象RGB色とは、消色有効に設定されているページの印刷データの色のRGB値であり、プリンタドライバ32は、消色トナー情報に基づく消色トナーの色のCMYK値をRGB値に変換し、例えば、その近い色のRGB値範囲を求めておき、その値の範囲内に変換対象RGB色が入っていれば消色トナー変換対象であると判断する。なお、RGB値の範囲や判断方法は、適宜変更可能である。
そして、現在ページの変換対象RGB色が消色トナー変換対象である場合には(ステップS72のYES)、プリンタドライバ32は、現在ページの変換対象RGB色を消色トナーに色変換する(ステップS74)。その後、当該処理を終了する。
一方、現在ページが消色無効である場合(ステップS70のNO)、あるいは消色有効であるものの、変換対象RGB色が消色トナー変換対象でない場合には(ステップS72のNO)、プリンタドライバ32は、通常トナーを使うように色変換する(ステップS76)。但し、本実施形態においては、ブラック(K)の画像形成ユニット部分を交換して消色トナーを装備しているため、通常トナーに色変換する際、黒やグレー系の色の変換を、消色トナー(ブラック(K))を使用するようにしてしまうと、後から消色処理によりトナー色が消去されてしまうので、それを防ぐために、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)による混合色へ変換する。
上述したように、重ね合わせ処理では、消色トナーを用いて印刷するか、消色トナーを用いずに印刷するかをページ単位で指定できると説明した。これは、前述したように、RGBベースのアプリケーション31では、ユーザがどの色をCMYKベースの消色トナーで印刷するかを指定することが難しいためである。
そこで、消色有効に指定されたページに対しては、変換対象RGB色が消色トナー変換対象色であれば、そのページに対して消色トナーデータ(消色トナーを使うよう)に変換するが、そうでなければ通常トナーデータ(通常トナーを使うよう)に変換する。一方、消色無効に指定されたページに対しては、消色トナーを用いない、通常トナーデータ(通常トナーを使うよう)に変換する。但し、通常トナーデータに変換する際、黒やグレー系の色は、消色トナー(ブラック(K))を使用しないで、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)による混合色へ変換することで、後の消色処理でトナー色が消去されることを防ぐ。このようにプリンタドライバ32で色変換を行うことで、指定することが難しい消色トナーを効果的に使用することが可能になる。
上述した実施形態によれば、消色トナーを用いた印刷文書を印刷する際に、通常のプレビュー用画像とともに、消色トナー装着情報に基づいて、消色トナー部分を除いた消去後のプレビュー用画像を同時生成し、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像とを切り替え可能に表示するようにしたので、消色トナーを用いた印刷文書を印刷する場合であっても、消去前、消去後の印刷文書を印刷前に確認することができる。
また、上述した実施形態によれば、クライアントPC30で扱うRGB情報と画像形成装置20におけるトナー(CMYK)情報とに基づいて、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像とを生成するようにしたので、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像とをより忠実に生成することができる。
また、上述した実施形態によれば、印刷文書のページ毎に消色トナー使用の有無を指定し、また通常トナーを使用するページと消色トナーを使用するページとを重ね合わせて印刷するよう設定可能とし、消色有効に設定されているページと消色無効に設定されているページとを用いて、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像とを生成するようにしたので、同一文書において、印刷文書全体ではなく、印刷文書の一部に消色トナーを使用することができる。
また、上述した実施形態によれば、消色無効に設定されているページ、又は消色有効に設定されているものの、消色トナーによる色が含まれないページに対して、消色トナーに代えて通常のトナーを用いるように色変換するようにしたので、指定することが難しい消色トナーを効果的に使用することができる。
なお、上述した実施形態において、プリンタドライバ32が、元々、プレビュー用作成専用のプリンタドライバであれば、プレビューモードか否かを指定しなくてもよい。また、上述した実施形態では、プレビュー用画像を作成する専用のプレビューアプリケーション33を用いたプレビュー表示方法を示しているが、汎用性を高めるためにプリンタドライバ32を用いて行ってもよい。
また、上述した実施形態では、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像とを事前に生成しておく手順を示しているが、表示の切り替え時に、消去後のプレビュー用画像を再生成するようにしてもよい。この場合、現在のプリンタドライバ32のカラーマッチング設定に合わせた画像が逐次生成できるため、運用精度を高めることができる。
また、上述した実施形態では、色精度を高めるためにプリンタドライバ32のカラーマッチング変換を通して画像を生成する手法としているが、例えば、単純な2色刷りで、1色が消色トナーである印刷においては、消色トナーの装着/未装着を取得するだけでよく、マッチングに合わせた変換が不要となり、プレビューアプリケーション33のロジックのみで、特定色を除いた表示を行うことも可能である。
また、上述した実施形態では、プリンタドライバ32が、通常のプレビュー用画像と消去後のプレビュー用画像とを生成するようにしたが、これに限らず、プレビューアプリケーション33が、アプリケーション31からの印刷データに基づいて作成するようにしてもよい。これにより、アプリケーション31や、プリンタドライバ32などの既存の資産を活用することができ、開発コスト、導入コストを大幅に削減することができる。
また更に、上述した実施形態では、プレビュー用画像をクライアントPC30側の表示部37で表示するとしたが、画像形成装置20側の表示部44で表示するようにしてもよい。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
付記1に記載の発明は、画像形成データを、消色トナーを装備する画像形成装置に送出する前にプレビューするプレビューシステムであって、前記画像形成装置から消色トナー装着情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記消色トナー装着情報に基づいて、前記画像形成装置に送出する前の前記画像形成データを用いて、前記消色トナーのトナー色が消去される前の第1のプレビュー用画像と前記消色トナーのトナー色が消去された後の第2のプレビュー用画像とを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された、前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを切り替え可能に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とするプレビューシステムである。
(付記2)
付記2に記載の発明は、画像形成データを、消色トナーを装備する画像形成装置でプレビューするプレビューシステムであって、前記画像形成装置における消色トナー装着情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された前記消色トナー装着情報に基づいて、前記画像形成データを用いて、前記消色トナーのトナー色が消去される前の第1のプレビュー用画像と前記消色トナーのトナー色が消去された後の第2のプレビュー用画像とを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された、前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを切り替え可能に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とするプレビューシステムである。
(付記3)
付記3に記載の発明は、前記生成手段は、前記消色トナー装着情報のCMYK情報に基づいて、前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを生成する、ことを特徴とする付記1又は2に記載のプレビューシステムである。
(付記4)
付記4に記載の発明は、前記画像形成データは、ページ単位で、前記消色トナーを用いることを指示する消色有効であるか、前記消色トナーを用いないことを指示する消色無効であるかが設定され、また、前記消色有効に設定されているページと前記消色無効に設定されているページとを重ね合わせて1ページとして画像形成するか否かが設定されており、前記生成手段は、前記重ね合わせて1ページとして画像形成するように設定されている、前記消色有効に設定されているページの画像形成データと前記消色無効に設定されているページの画像形成データとを用いて、前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを生成する、ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか一項に記載のプレビューシステムである。
(付記5)
付記5に記載の発明は、前記生成手段は、前記消色有効に設定されているページと前記消色無効に設定されているページとを重ね合わせた画像形成データを用いて前記第1のプレビュー用画像を生成し、前記消色無効に設定されているページの画像形成データを用いて前記第2のプレビュー用画像を生成する、ことを特徴とする付記4に記載のプレビューシステムである。
(付記6)
付記6に記載の発明は、前記消色無効に設定されているページ、または前記消色有効に設定されているものの、前記消色トナーに対応する色が含まれないページに対して、前記消色トナーに代えて通常のトナーを用いるように色変換する色変換手段を更に備える、ことを特徴とする付記4又は5に記載のプレビューシステムである。
(付記7)
付記7に記載の発明は、画像形成装置における消色トナー装着情報を取得するステップと、前記取得された前記消色トナー装着情報に基づいて、画像形成データの、消色トナーのトナー色が消去される前の第1のプレビュー用画像と前記消色トナーのトナー色が消去された後の第2のプレビュー用画像とを生成するステップと、前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを切り替え可能に表示するステップと、を含むことを特徴とするプレビュー方法である。
10 印刷システム
20 画像形成装置
30 クライアントPC
31 アプリケーション
32 プリンタドライバ
33 プレビューアプリケーション
34 入力操作部
35 記憶媒体
36 グラフィックデバイスインターフェース
37 表示部
38 プリントスプーラ
40 受信部
41 制御解析部
42 印刷機構部
43 入力操作部
44 表示部
90 切替ユーザインターフェース
91 表示領域
92 チェックボックス
93 印刷ボタン
94 印刷中止ボタン
100a 通常のプレビュー用画像
100b 消去後のプレビュー用画像

Claims (7)

  1. 画像形成データを、消色トナーを装備する画像形成装置に送出する前にプレビューするプレビューシステムであって、
    前記画像形成装置から消色トナー装着情報を取得する取得手段と、
    記画像形成データを用いて第1のプレビュー用画像を生成するとともに、前記消色トナー装着情報に基づいて特定した前記消色トナーのトナー色を前記第1のプレビュー用画像から消去した第2のプレビュー用画像を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された、前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを切り替え可能に表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とするプレビューシステム。
  2. 画像形成データを、消色トナーを装備する画像形成装置でプレビューするプレビューシステムであって、
    前記画像形成装置における消色トナー装着情報を取得する取得手段と、
    記画像形成データを用いて第1のプレビュー用画像を生成するとともに、前記消色トナー装着情報に基づいて特定した前記消色トナーのトナー色を前記第1のプレビュー用画像から消去した第2のプレビュー用画像を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された、前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを切り替え可能に表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とするプレビューシステム。
  3. 前記生成手段は、前記消色トナー装着情報のCMYK情報に基づいて前記第2のプレビュー用画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプレビューシステム。
  4. 前記画像形成データは、ページ単位で、前記消色トナーを用いることを指示する消色有効であるか、前記消色トナーを用いないことを指示する消色無効であるかが設定され、また、前記消色有効に設定されているページと前記消色無効に設定されているページとを重ね合わせて1ページとして画像形成するか否かが設定されており、
    前記生成手段は、前記重ね合わせて1ページとして画像形成するように設定されている、前記消色有効に設定されているページの画像形成データと前記消色無効に設定されているページの画像形成データとを用いて、前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプレビューシステム。
  5. 前記生成手段は、前記消色有効に設定されているページと前記消色無効に設定されているページとを重ね合わせた画像形成データを用いて前記第1のプレビュー用画像を生成し、前記消色無効に設定されているページの画像形成データを用いて前記第2のプレビュー用画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のプレビューシステム。
  6. 前記消色無効に設定されているページ、または前記消色有効に設定されているものの、前記消色トナーに対応する色が含まれないページに対して、前記消色トナーに代えて通常のトナーを用いるように色変換する色変換手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のプレビューシステム。
  7. 画像形成装置における消色トナー装着情報を取得するステップと、
    像形成データを用いて第1のプレビュー用画像を生成するステップ
    前記消色トナー装着情報に基づいて特定した消色トナーのトナー色を前記第1のプレビュー用画像から消去した第2のプレビュー用画像を生成するステップと、
    前記第1のプレビュー用画像と前記第2のプレビュー用画像とを切り替え可能に表示するステップと、
    を含むことを特徴とするプレビュー方法。
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