JP6281690B2 - リモコン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操作ボタンを備え、機器を遠隔操作するためのリモコン装置に関する。
便座に着座している使用者の局部を洗浄するため、局部に向けて吐水する便座装置が広く普及している。使用者は、用便後にノズルから吐水させたり、洗浄後にその吐水を停止させたりといった便座装置の動作を、当該便座装置が設けられた空間に設置されるリモコン装置のボタン等を押すことで選択する。また、使用者が押し易い位置にボタンを配置するため、それらのボタンを配したリモコン装置をトイレブースの壁面などに設置し、無線で便座装置を遠隔操作することも一般的に行われている。
便座装置の動作の選択をリモコン装置によって行う場合、その選択内容に応じた信号を生成し、便座装置に送信するための電力は、リモコン装置に内蔵される電池や、有線により商用電源から供給されるのが一般的である。しかしながら、電池や有線によって電力供給する場合には、電池交換作業や配線工事が必要になるという煩わしさがある。
このような電池交換作業や配線工事を不要とする便座装置用のリモコン装置として、下記特許文献1に記載されたものが提案されている。下記特許文献1に記載されたリモコン装置では、使用者がリモコン装置のボタンを押動作すると、その押動作によって電力を発生させ、当該電力によって信号の生成及び送信を行う。詳細には、使用者の押動作に基づいて、リモコン装置内部に設けられるボタン体や係止片部等の機構が駆動し、圧電セラミックス体に衝撃が与えられ、それによって発生した電力を信号の生成等に使用する。
特開2006−9280号公報
上記特許文献1に記載のリモコン装置は、パネル部に複数のボタンを有しており、使用者がボタンを押すことで、パネル部の裏面に配置されたボタン体が背面方向へ押圧される。この押圧力によりボタン体は軸を中心として回転し、これに伴いボタン体の係止片部が回動し、回転リンク体の係合を中心として回動し、回転リンク体の殴打部が鋼球を殴打し、自己発電が行われる。
必要な発電量を自己発電するためには、ボタンを所定の位置まで押し込む動作が必要となり、リモコン装置本体の奥行き方向の幅が必要となるので必然的にリモコン装置が大きくなってしまうという問題があった。
本発明の態様の1つは、操作ボタンを備え、機器を遠隔操作するためのリモコン装置であって、押圧されることで発電可能な発電装置と、前記ボタンが押圧されると押圧方向と垂直な面において回転運動を行う回転部材と、前記回転部材の回転運動を直線運動に変換する変換部材と、を有し、前記変換部材の直線運動によって前記発電装置が押圧されることを特徴とするリモコン装置である。
このように構成された発明においては、使用者がボタンを押圧することで、回転部材が回転し、その回転によって変換部材が直線運動を行い、発電装置を押圧することで発電できる。また上記構成としたことで、ボタンの押圧方向に重ならずに発電装置を配置することができ、薄型のリモコン装置とすることができる。
本発明の選択的な態様においては、前記変換部材は、第一変換部材と第二変換部材とを備え、前記ボタンは、複数のボタンを有し、前記複数のボタンが前記回転部材を介して前記第一変換部材と前記第二変換部材に夫々設けられ、前記複数のボタンの何れか一つが押圧されることにより、前記第一変換部材又は前記第二変換部材のどちらか一方の変換部材が移動することで、他方の変換部材が連動して動く伝達手段を有することを特徴とするリモコン装置である。
このように構成された発明においては、リモコン装置に複数のボタンを配置する場合、変換部材を分けたことで、ボタン配置の自由度が広まりリモコン装置をコンパクトに設計できる。また、変換部材の一方が移動すると、他方が移動する伝達手段を設けているので、ボタンの押圧力がほぼ等しくなり、使用者にとって使い勝手のよいリモコン装置となる。
本発明のリモコン装置によれば、薄型で電池交換作業や配線工事を不要とするリモコン装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るリモコン装置と便座装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るリモコン装置を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るリモコン装置の内部構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るリモコン装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るリモコン装置の一部分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るリモコン装置の非回転部材の斜視図である。 本発明の実施形態に係るリモコン装置のスイッチの動きを示す正面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図1を参照して本発明の実施形態に係るリモコン装置の使用状態を説明する。図1は、本発明の実施形態に係るリモコン装置と便座装置を示す斜視図である。本明細書では使用者がリモコン装置RCのボタンSB、MBを押すパネルを正面側、反対側を背面側とする。なお、本発明のリモコン装置は便座装置を操作するためのものだけでなく、便器の洗浄動作等の操作を行っても良い。
便座装置WAは、大便器CBのリムCBaに載置され、本体部WAaと、便座WAbと、カバーWAcを備えている。本体部WAaは、電装部品や給水機構等を内蔵しており、大便器CBのボウル部CBbに対し進退可能なノズルN2を有している。円柱形状のノズルN2は、その上面にノズル孔N2aが形成されおり、ボウル部CBb内に進出した状態で給水機構から水の供給を受けることで、ノズル孔N2aから使用者の局部に向けて噴流JWとして吐水する。使用者が用便時に着座する便座WAbは、本体部WAaに対し回動自在に枢支されている。便座WAbの不使用時は、同じく本体部WAaに対し回動自在に枢支されるカバーWAcによって上方から覆われる。
機器である便座装置WAを遠隔操作するための複数のボタンSB、MBを備えたリモコン装置RCは、大便器CB及び便座装置WAが設置されるトイレブースの壁面などに固定される。このリモコン装置RCは、そのパネルRCPを便座装置WA側に向けて設けられ、使用者はそのパネルRCPにおいて便座装置WAに行わせる動作を選択し、便座装置WAを遠隔操作する。具体的には、リモコン装置RCは、使用者がパネルRCPで選択した内容に基づいた高周波信号を生成し、便座装置WAに向けて無線で送信する。便座装置WAは、本体部WAaに内蔵する受信部においてこの高周波信号を受信し、その信号の内容に基づいて、ノズルN2からの吐水や止水、吐水の水勢の調整、ノズルN2の位置の変更等を行う。
次に、図2を参照して本発明の実施形態に係るリモコン装置のパネルについて説明する。図2は、本発明の実施形態に係るリモコン装置を示す正面図である。
図2に示すように、リモコン装置RCのパネルRCPは、後述する第2ケース60と、上方に配列されるメインボタン群MBと、メインボタン群MBの下方に配列されるサブボタン群SBから構成される。
メインボタン群MBは、停止ボタンMB1と、吐水ボタンWBと、乾燥ボタンMB4からなる。さらに、吐水ボタンWBは、おしり洗浄ボタンMB2と、ビデ洗浄ボタンMB3からなる。これら4つのボタンは、いずれも正面視で略正方形を呈しており、リモコン装置RCの幅方向に略一直線上に配列されている。吐水ボタンWBは、ノズルN2からの吐水動作を行わせる際に押すボタンであり、おしり洗浄ボタンMB2が押された場合には使用者の肛門に向けて吐水させ、ビデ洗浄ボタンMB3が押された場合には女性の局部に向けて吐水させる。また、乾燥ボタンMB4は、局部洗浄後に、本体部WAaに内蔵されているファンから局部に向けて温風を吹き出す乾燥動作を行わせる際に押すボタンである。停止ボタンMB1は、上記吐水動作及び乾燥動作を停止させる際に押すボタンである。
サブボタン群SBは、マイナスボタンSB1と、プラスボタンSB2と、前ボタンSB3と、後ボタンSB4からなる。これら4つのボタンは、いずれも正面視でメインボタン群MBの各ボタンより小さい長方形を呈しており、リモコン装置RCの幅方向に略一直線上に配列されている。マイナスボタンSB1とプラスボタンSB2は、ノズルN2からの吐水の水勢を使用者が好みに応じて変更する際に押すボタンである。また、前ボタンSB3と後ボタンSB4は、ノズルN2の位置を、使用者が自己の局部の位置に応じて変更する際に押すボタンである。上述したようにボタンの構成は、上段にメインボタン群MB、下段にサブボタン群SBの二段構成となっている。
図2において破線で示すように、メインボタン群MBとサブボタン群SBの背面側には、第一変換部材であるリモコン装置RCの幅方向に延びる第1スライド部材10、第二変換部材である第2スライド部材20、第1スライド部材10の動きを第2スライド部材20に、第2スライド部材20の動きを第1スライド部材10にそれぞれ伝えるギア15が内蔵されている。ギア15は、第1スライド部材10又は第2スライド部材20のどちらか一方の部材を動かすことで、他方の部材も連動して動くための伝達手段である。また、第1スライド部材10の下方であって、第2スライド部材の側方には、押圧されることで自己発電可能な発電装置である発電ユニットGUが内蔵されている。
図3に示すように、ギア15は、歯車であり第1スライド部材10と第2スライド部材20との間に配置されている。第1スライド部材10は、ギア15の歯と嵌め合うための第1ラック11が形成されている。また、第2スライド部材20は、ギア15の歯と嵌め合うための第2ラック21が形成されている。
後述するように、第1スライド部材10は、メインボタン群MBのいずれかのボタンが押されることによって、矢印A1の方向にスライドするよう構成されている。したがって、例えば使用者の手指Hによって停止ボタンMB1が力F1で押され、第1スライド部材10が矢印A1の方向にスライドすると、ギア15が時計周りに回転(矢印A2の方向)し、力F2を第2スライド部材20に伝達する。この力F2を受けた第2スライド部材20は、矢印A1と平行な逆方向である矢印A3の方向にスライドする。
一方、サブボタン群SBのいずれかのボタンが押された場合は、第2スライド部材20が矢印A2の方向にスライドするよう構成されている。この際、第2スライド部材20は、ギア15を時計周りに回転させるので、第1スライド部材10は、矢印A1の方向にスライドする。そのため、メインボタン群MB、サブボタン群SBに関係なく、どのボタンSB、MBを押圧しても、第1スライド部材10も第2スライド部材20がスライドするので、ボタンSB、MBの押圧力はほぼ等しくなる。そのため、どのボタンSB、MBでも押圧力が同じ使い勝手の良いリモコン装置となる。
このように構成された発明においては、リモコン装置RCに複数のボタンSB、MBを配置する場合、変換部材を複数に分けたことで、ボタン配置の自由度が広まりリモコン装置RCをコンパクトに設計できる。また、変換部材の一方が移動すると、他方が移動する伝達手段を設けているので、ボタンSB、MBの押圧力がほぼ等しくなり、使用者にとって使い勝手のよいリモコン装置となる。
このように、メインボタン群MBと、サブボタン群SBのいずれかのボタンSB、MBが押されることによって、第2スライド部材20が矢印A2の方向にスライドする。すると、第2スライド部材20の端部22によって、発電ユニットGUの入力部GU2が力F3で押し込まれる。発電ユニットGUはこの入力部GU2から入力される機械的エネルギーにより、電力を発生させる。
次に、図4を参照して本発明の実施形態に係るリモコン装置の機械的構成及び電気的構成について説明する。図4は、本発明の実施形態に係るリモコン装置を示すブロック図である。
上述のとおり、使用者によってメインボタン群MBのいずれかのボタンMBが押された場合に、その力は第1スライド部材10を介してギア15に伝達され、ギア15を介して第2スライド部材20に伝達されるよう構成されている。第2スライド部材20は、伝達されたその力によってスライドし、さらに発電ユニットGUに力を伝達する。また、サブボタン群SBのいずれかのボタンSBが押された場合には、その力は第2スライド部材20を介してギア15に伝達され、ギア15を介して第1スライド部材10に伝達されるよう構成されている。
発電ユニットGUは、バネ機構GSと発電機構GGとを有する。発電機構GGは、第2スライド部材20から入力される機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換することで電力を発生させている。バネ機構GSは、入力部GU2が第2スライド部材20によって発電機構GGの内部に押し込まれた際に、入力部GU2を元の位置に戻すためのものである。具体的には、使用者がボタンSB、MBを押すと入力部GU2が押し込まれる。その際、バネ機構GSのバネが収縮する。その後、使用者がボタンSB、MBの押圧を止めると、バネが開放され入力部GU2が元の位置に戻り、入力部GU2を介して、第2スライド部材20が元の位置に戻り、それに伴い、ギア15が回転することで、第1スライド部材も元の位置に戻る。
発電ユニットGUが発生させた電力は、コンデンサ30へと供給される。コンデンサ30は、供給された電力を充電する。
コンデンサ30の出力端子には、制御ユニット40が接続される。制御ユニット40は、マイコン42と、高周波生成回路44と、送信機46を備えている。マイコン42は、コンデンサ30からの電力供給を受けて起動し、高周波生成回路44や送信機46を制御する。ただし、コンデンサ30に接続されている充電量検知回路32が、コンデンサ30に充電されている電力が基準の量以上となっていることを検知するまでは、マイコン42は起動しないよう構成されている。具体的には、充電量検知回路32はコンデンサ30の電圧に基づいて、充電されている電力を検知する。
メインボタン群MBとサブボタン群SBの各ボタンSB、MBには、それぞれに対応する検知スイッチMS1〜MS4、SS1〜SS4が接続されている。これらの検知スイッチは、対応する各ボタンSB、MBが使用者によって押されたことを検知するためのスイッチである。
メインボタン群MBとサブボタン群SBのいずれかのボタンSB、MBが押された結果、コンデンサ30に充電された電力が基準の量以上となった場合、コンデンサ30からの電力供給を受けてマイコン42が起動し、検知スイッチから情報(いずれのボタンSB、MBが押されたのか)を取得する。そしてマイコン42は、取得したその情報に対応する高周波信号を高周波生成回路44で生成させ、その後、送信機46から便座装置WAに向けて送信させる。
次に、図5〜図7を参照してリモコン装置RCの内部構造と、各ボタンSB、MBにおける押動作について説明する。
リモコン装置RCは、正面が空いている箱状の第1ケース50に第2ケース60を被せて外郭が形成されている。更に、第2ケース60にリモコン装置RCの背面方向に押動可能なボタンSB、MBが取り付けられている。
第1ケース50の内部には、第1ケース50の背面側と正面側とを分ける仕切り板70が設けられている。言い換えると、第1ケース50の背面側の板材52を覆うように仕切り板70が、その板材52から所定距離を空けて設けられている。仕切り板70と第2ケース60との間に、回転部材80、非回転部材90、バネ100が配置される。
仕切り板70には、リモコン装置RCの正面側に向かって立設され、第1スライド部材10及び第2スライド部材20を支える立壁71が配置されている。立壁71によって、第1スライド部材10及び第2スライド部材20の鉛直方向の動きが規制され、水平方向にスライド移動できるようにしている。
また、仕切り板70には、後述する非回転部材90が嵌合される嵌合部73が設けられている。嵌合部材73は、仕切り板70から突設された四角柱形状の部材である。
また、仕切り板70には、後述する回転部材80の位置決めのために、円形の溝部75が形成されている。複数の回転部材80は、複数のボタンSB、MBの背面側にそれぞれ位置している。
回転部材80は、円筒形状をしており、外周面には第1スライド部材10又は第2スライド部材20にそれぞれ設けられる凹部23を押動するための突起状の押動部81が形成されている。回転部材80の内周面には、内周面から突設した回転部材80の回転方向に傾斜面を有する傾斜部83が4つ設けられている。傾斜部83は、内周面に等間隔に配置されている。また、図6に示すように、回転部材80の背面側の面には、溝部75に嵌合するようにガイド部85が設けられている。
使用者が押圧したボタンSB、MBの直線運動を回転部材80に伝えるために非回転部材90は、回転部材80の正面側に距離を置いて配置されている。非回転部材90は、仕切り板70に対して取り付けられた弾性部材であるバネ100によって支持されている。非回転部材90は、円形形状をしており、外周面の途中から、外形よりも一回り大きくなっており、一回り大きい外周面から突起部91が、等間隔に4つ形成されている。また、図6に示すように、非回転部材90の背面側には、嵌合部73に嵌め合うための四角孔93が設けられ、その四角孔93の中心からバネ100に挿入されるバネ軸95が形成されている。仕切り板70に突設された嵌合部73に四角孔93を挿入することで、ボタンSB、MBが押圧される方向を軸とした回転方向の動きが規制されている。また傾斜部81と対向する突起部91の面には、非回転部材90が回転部材80にスムーズに押し込まれるように、傾斜面である傾斜ガイド部97が形成されている。
次に、リモコン装置RCの組み立て方法について説明する。まず、第1ケース50に電子部品を載せた基板(図示なし)を取り付ける。次に、第1ケース50を覆うように仕切り板70を取り付ける。仕切り板70を取り付けたら、第1スライド部材10と第2スライド部材20を仕切り板70の立壁71の隙間にそれぞれ挿入する。その後ギア15を、スライド部材の間に取り付ける。次に、複数のボタンSB、MBが配置されるそれぞれに対して、回転部材80のガイド部85を仕切り板70の溝部75に挿入する。そして、予めバネ軸95にバネ100が挿入されている非回転部材90の四角孔93を、仕切り板70の嵌合部73に挿入する。次に、仕切り板70を覆う第2ケース60を第1ケース50に取り付ける。第2ケース60には、非回転部材90の正面側の外形より大きく、正面側の外形より一回り大きい外形である背面側の突起部91の外形より小さい孔61が設けられ、非回転部材90のバネ100による飛び出しを防いでいる。最後に、第2ケース60に形成されている軸93に、ボタンSB、MBを回動自在に取り付けることで、ボタンSB、MBを押圧することで非回転部材90を背面側に押し込むことができるようになっている。
次に、図7を用いて使用者が何れかのボタンSB、MBを押圧したときの、発電方法について説明する。複数のボタンSB、MBが押されていない状態は、図7(a)のように、回転部材80の傾斜部83にほぼ重なる位置に非回転部材90の突起部91が配置されている。例えば使用者が、ノズルN2の位置を後ろへ下げたい時、使用者に後ボタンSB4が押され、後ボタンSB4は第2ケース60に設けられた軸93を中心に回動し、非回転部材90をリモコン装置RCの背面側へ動かす。そのままボタンSB4を押し込み、非回転部材90が背面側へ押し込まれると非回転部材90は回転部材80の背面側の底面に当接する。非回転部材90が背面側へ押し出されることで、非回転部材90の突起部91が、回転部材80の傾斜部83と接触し、傾斜部83が押され、回転部材80を正面視で反時計周りに回転させる。つまり、回転部材80は、ボタンSB、MBが押圧されると押圧方向と垂直な面において回転運動を行う。この時、図7(b)のように、非回転部材90の突起部91と回転部材80の傾斜部83の位置関係は、回転部材80が回転することで、ほとんど重ならない位置となる。非回転部材90はリモコン装置RCの背面側に移動し、回転部材80が回転することで、押動部81が回転し、その回転運動を直線運動に変換する変換部材である第2スライド部材20が水平方向に移動し、第2スライド部材20の端部22によって発電ユニットGUの入力部GU2が押し込まれる。つまり、リモコン装置RCは第2スライド部材の直線運動によって発電ユニットGUが押圧されることで電力を発生させる。
リモコン装置RCを説明してきた構成としたことで、使用者が複数のボタンSB、MBの何れか一つのボタンSB、MBを押圧することで、回転部材が回転し、その回転によって変換部材が直線運動を行い、発電装置を押圧することで発電できる。またボタンSB、MBの押圧方向に重ならずに発電装置を配置することができ、薄型のリモコン装置とすることができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
WA:便座装置
RC:リモコン装置
RCP:パネル
10:第1スライド部材
11:第1ラック
15:ギア
20:第2スライド部材
21:第2ラック
22:端部
23:凹部
30:コンデンサ
32:充電量検知回路
40:充電量検知回路
42:マイコン
44:高周波生成回路
46:送信機
50:第1ケース
52:板材
60:第2ケース
61:孔
63:軸
70:仕切り板
71:立壁
73:嵌合部
75:溝部
80:回転部材
81:押動部
83:傾斜部
85:ガイド部
90:非回転部材
91:突起部
93:四角孔
95:バネ軸
97:傾斜ガイド部
100:バネ
GG:発電機構
GS:バネ機構
GU:発電ユニット
GU2:入力部
MB:メインボタン群
MB1:停止ボタン
MB2:洗浄ボタン
MB3:ビデ洗浄ボタン
MB4:乾燥ボタン
WB:吐水ボタン
MS1〜MS4:検知スイッチ
N2:ノズル
SB:サブボタン群
SB1:強ボタン
SB2:弱ボタン
SB3:前ボタン
SB4:後ボタン

Claims (2)

  1. 操作ボタンを備え、機器を遠隔操作するためのリモコン装置であって、
    押圧されることで発電可能な発電装置と、
    前記ボタンが押圧されると押圧方向と垂直な面において回転運動を行う回転部材と、
    前記回転部材の回転運動を直線運動に変換する変換部材と、を有し、
    前記変換部材の直線運動によって前記発電装置が押圧されることを特徴とするリモコン装置。
  2. 前記変換部材は、第一変換部材と第二変換部材とを備え、
    前記ボタンは、複数のボタンを有し、
    前記複数のボタンが前記回転部材を介して前記第一変換部材と前記第二変換部材に夫々設けられ、
    前記複数のボタンの何れか一つが押圧されることにより、前記第一変換部材又は前記第二変換部材のどちらか一方の変換部材が移動することで、他方の変換部材が連動して動く伝達手段を有することを特徴とする請求項1記載のリモコン装置。
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