JP6281510B2 - 倒立二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、ステップの姿勢に連動してロール方向へ変化可能なハンドルを有する倒立二輪車に関するものである。
従来において、このような分野に関連する技術として、特開2011−203549号公報がある。この公報に記載された倒立二輪車は、利用者が足を載せるステップと、ステップの姿勢に連動してロール方向へ変化可能なハンドルと、を備えている。このような倒立二輪車にあっては、体を傾けて曲がりたい方向に体重移動させると、ステップの姿勢とハンドルの傾動とが連動して変化する。このように、利用者の体重移動により倒立二輪車を左右に旋回させることができる。
特開2011−203549号公報
前述した従来の倒立二輪車では、ハンドルを傾動させるだけでも、倒立二輪車を旋回させることができる。しかしながら、下肢機能改善のための下肢トレーニングを行う場合、ステップを利用することなくハンドル操作に頼って倒立二輪車を操作することができ、利用者は、ステップを利用した重心移動を行わなくても済むので、下半身を使ったバランストレーニングの効果が得られない。
本発明は、下肢機能改善のための効果的なバランストレーニングを可能にした倒立二輪車を提供することを目的とする。
本発明は、ステップの姿勢に連動してロール方向へ変化可能なハンドルを有する倒立二輪車であって、
前記ハンドルは、
前記ステップの変位に連動して傾動するステムと、
利用者が把持すると共に、前記ステムの上部で連結された把持部と、を備え、
前記把持部は、前記ステムから独立してロール方向に変化可能なように連結されている。
この倒立二輪車においては、ハンドルの操作によりステップの姿勢が変化し難いため、トレーニング中に、利用者がハンドルを操作しても、バランスの維持が得られ難い。よって、利用者は、ステップを利用して必然的に倒立二輪車の旋回動作を行うことになり、利用者の重心移動動作が促進されることになる。その結果として、下肢機能改善のためのバランストレーニングの効果が確実に得られ、下半身の運動能力の回復に効果的なトレーニングができる。
本発明によれば、下肢機能改善のための効果的なバランストレーニングを可能にする。
本発明に係る倒立二輪車の一実施形態を示す概略図である。 倒立二輪車のハンドルの要部を示す斜視図である。 ハンドルの他の変形例を示す斜視図である。 バネ定数の変更可能なバネ要素を平行リンク機構に適用した概略図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る倒立二輪車の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1に示されるように、倒立二輪車1は、立乗りタイプのパーソナルモビリティである。この倒立二輪車1は、倒立状態を維持するように制御されると共に、バッテリー、ジャイロ、車輪駆動用モータなどの重量部品が内部に収容された本体部2を有している。この本体部2は左右に車輪3を有し、本体部2の上面側には、利用者が足を乗せるためのステップ4が設けられている。
本体部2から鉛直方向にハンドル5が延在し、ハンドル5とステップ4は、本体部2側に配置された平行リンク機構Sを介して連動する。すなわち、ハンドル5は、ステップ4の姿勢に連動してロール方向(旋回方向)に変化可能である。利用者は、ハンドル5の把持部6を手で把持し、ステップ4に足を載せた状態で、体重移動によって倒立二輪車1を所望の方向に旋回させることができる。
ハンドル5は、下端が平行リンク機構Sのリンクに固定されて、ステップ4の変位に連動して傾動するステム7と、利用者が把持すると共にステム7の上端に弾性部材10を介して連結された把持部6と、を有する。把持部6は、水平に延在する把持棹6aと、把持棹6aの中央から下方向に延在する支持棹6bとからなる。
図2に示されるように、円柱状の弾性部材10はゴム材からなり、弾性部材10の上端及び下端には、図示しないボルトが埋設されている。弾性部材10の下端は、ステム7の上端にボルトを介して固定され、弾性部材10の上端は、支持棹6bの下端にボルトを介して固定されている。従って、利用者が把持部6を左右に傾動させても、その傾動にステム7が追従し難くなっている。なお、この弾性部材10はバネ材で形成されてもよい。弾性部材10はバネ定数の変更が電子制御によって可能なものであってもよい。
さらに、ハンドル5には、ステム7と把持部6の支持棹6bを一体化させるための連結具11を有している。この連結具11は、半円筒状の第1の連結部12と半円筒状の第2の連結部13とを有している。第1の連結部12の下端と第2の連結部12の下端とは、ステム7の上部に立設させた軸支ピン14によって回動自在に連結されている。各連結部12,13の内周面は、ステム7の外周面と把持部6の支持棹6bの外周面に当接する。
連結具11は、弾性部材10に対応して配置されている。軸支ピン14を中心に第1及び第2の連結部12,13が開いた状態で、ステム7と把持部6は弾性部材10の影響を受けて連動しにくい。これに対して、第1及び第2の連結部12,13が閉じた状態で、介助者が利用者の搭乗時に、第1の連結部12及び第2の連結部13の開きを手で押さえたり、締結バンド(不図示)で連結具11の開きを止めるたりすることにより、ステム7と把持部6を連動させることができる。
連結具11を採用することで、倒立二輪車1は、一般的な利用態様と訓練のための利用態様とを選択することができる。訓練時にあっては、介助者が連結具11の開きを手で押さえることにより、把持部6のふらつきを無くし、下半身のトレーニングを受ける利用者は、倒立二輪車1に対して楽に乗り降りすることができる。
ハンドル5の傾動とステップ4の姿勢とが連動している一般的な倒立二輪車で下半身の運動回復訓練を行うと、利用者は、上半身を使って倒立二輪車1の操舵を行ってしまうので、ハンドル5の操作に頼って下半身をしっかり使わない場合が起こる。例えば、脳卒中で下半身の機能障害を起こした患者は、下半身のバランストレーニングが重要になるが、一般的な倒立二輪車で訓練すると、倒立二輪車の操舵達成度と実際に歩行したときのバランス度との評価が一致しないことがある。
そこで、弾性部材10を利用した倒立二輪車1においては、ハンドル5の操作によりステップ4の姿勢が変化し難いため、トレーニング中に、利用者がハンドル5を操作しても、バランスの維持が得られ難い。よって、利用者は、ステップ4を利用して必然的に倒立二輪車1の旋回動作を行うことになり、利用者の重心移動動作が促進されることになる。その結果として、下肢機能改善のためのバランストレーニングの効果が確実に得られ、下半身の運動機能の回復に効果的なトレーニングができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、下記のような種々の変形が可能である。
[変形例1]
図3に示されるように、変形例としての連結具11Aは、弾性部材10に対応して配置されている。連結具11Aは、ステム7の上部に立設させた軸支ピン14を中心にして回動自在な半円筒状の連結部12Aを有している。この連結部12Aの内周面は、ステム7の外周面と把持部6の支持棹6bの外周面に当接する。連結部12Aが閉じた状態で、介助者が連結部12Aの開きを手で押さえたり、締結バンド(不図示)で連結具11Aの開きを止めると、ステム7と把持部6を連動させることができる。
[変形例2]
下半身のバランストレーニングを行う際に、訓練を必要とする利用者の身体的特性、症状、回復度合い等によって、下半身の運動能力に左右のアンバランスが存在する場合がある。
そこで、図4に示されるように、平行リンク機構Sの左右の第1のリンク21と第2のリンク22との間に、バネ定数の変更が可能なバネ要素30が配置される。このバネ要素30は、左右が独立した第1のバネ部31と第2のバネ部32とからなる。第1のバネ部31の一端は、第1のリンク21の中央に回動自在に連結されている。第1のバネ部31の他端は、下側に位置する第3のリンク25に対して回動自在に連結された中間リンク26の上端に回動自在に連結される。同様に、第2のバネ部32の一端は、第2のリンク22の中央に回動自在に連結されている。第2のバネ部32の他端は中間リンク26の上端に回動自在に連結される。
このようなバネ要素30を利用することで、左右のステップ4の踏み込み力を、利用者に合わせて変更することができる。従って、利用者一人一人の状態に合わせて、下半身の効率的なトレーニングを行うことができる。バネ要素30としては、外部からの制御によってバネ定数の変更が可能なエアーダンパなどが利用可能である。例えば、左側の下半身の回復が遅れている利用者には、左側の第1のバネ部31のバネ力を弱く設定し、右側の下半身の回復が遅れている利用者には、右側の第2のバネ部32のバネ力を弱く設定する。
なお、バネ要素30のバネ定数をプログラム制御によって変更させ、これに伴って、平行リンク機構Sのリンク変位角に対する旋回ゲインを変更させるようにしてもよい。
1…倒立二輪車 2…本体部 3…車輪 4…ステップ 5…ハンドル 6…把持部 7…ステム 10…弾性部材 11,11A…連結具 30…バネ要素 S…平行リンク機構

Claims (1)

  1. ステップの姿勢に連動してロール方向へ変化可能なハンドルを有する倒立二輪車であって、
    前記ハンドルは、
    前記ステップの変位に連動して傾動するステムと、
    利用者が把持すると共に、前記ステムの上部で連結された把持部と、を備え、
    前記把持部は、前記ステムから独立してロール方向に変化可能なように連結されている、
    倒立二輪車。
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