JP6279882B2 - フレームへの張材の張設構造および方法 - Google Patents

フレームへの張材の張設構造および方法 Download PDF

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Description

本発明は、椅子の背凭れもしくは座、または衝立等におけるフレームへの張材の張設構造および方法に関する。
椅子の背凭れや座、または衝立等には、倒立U字状、または閉ループ状等の枠状に形成したフレームに、下端が開口する袋状に形成したメッシュ地等よりなる張材を上方から被嵌して、フレームに張設したものがある(例えば特許文献1〜4参照)。
特開2009−112359号公報 特許第4109441号公報 特許第4109441号公報 特開2009−112415号公報
このようなフレームへの張材の張設構造および方法において、フレームに対する張材の左右方向の張力は、張材の左右方向の寸法をフレームの左右方向の寸法より若干小としておくことにより容易に得られるが、張材の上下方向の張力を適正に保つのは簡単ではなく、特に強い張力を付与したい場合は、それに比例した強い力で張材を引っ張りつつ、フレームに固定する必要があり、そのためには、専用の引張装置や治具等を必要とし、組み立て工数も増大する等の問題がある。
例えば、特許文献1においては、張材の下部を下部フレームにかけ回して前方に引き出し、その先端部を前方に引きつつ、その先端の袋状部に挿通させた左右方向を向く固定板の両端部を、止めねじをもって取付金具に止着するようにしている。
特許文献2および3においては、張材の下部に取り付けた係合部材または保持部材を、ボルト・ナットを用いて引き締めるようにしている。
特許文献4においては、張材を、背フレームに上方より被せた後、背フレーム本体の下端に取付けた底板の下面に、タッキング等により固定し、かつ背凭れ下部カバーにより挟み込むことにより、所定の緊張状態で張設されるようにしている。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑みてなされたもので、専用の引張装置や治具等を使用することなく、軽力で、かつ簡単な組み付け作業のみで、張材を強く張設しうるようにしたフレームへの張材の張設構造および方法を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)フレームへの張材の張設構造において、第1分割フレームと第2分割フレームとの対向端部同士を結合手段をもって結合することにより形成された枠状のフレームと、一端部が前記第1分割フレームに、かつ他端部が前記第2分割フレームに取り付けられ、両端部を離間させつつ前記第1分割フレームと第2分割フレームとを、前記結合手段をもって結合することにより、所期の張力をもって前記フレームに張設されるようにした張材とを備え、前記フレームを、椅子の脚に設けられた背凭れ支持杆によって支持された背凭れフレームとし、かつ前記張材を、前記背凭れフレームが挿通する袋状部と、この袋状部の一部に形成された、前記第1および第2分割フレーム出し入れ用の開口とを有するものとし、前記第1分割フレームと前記第2分割フレームとの結合部分を前記張材の前記開口から臨ませ、前記開口を前記背凭れ支持杆により閉塞するようにして、前記背凭れ支持杆と前記第1分割フレームおよび前記第2分割フレームとを、前記開口を挿通する第2結合手段をもって結合する。
このような構成によると、張材の一端部を第1分割フレームに、かつ張材の他端部を第2分割フレームに取り付けた後、張材の両端部を離間させつつ第1分割フレームと第2分割フレームとを、結合手段をもって結合することにより、専用の引張装置や治具等を使用することなく、張材を、軽力で、かつ簡単な組み付け作業のみで、フレームに強く張設することができる。
また、張材の開口から、第1分割フレームを張材の上部の袋状部内に、また第2分割フレームを張材の下部の袋状部内に挿通した後、第1および第2分割フレームを、張材の上下方向に所期の張力がかからない状態から、徐々に張力がかかるように伸展させつつ、第1および第2分割フレームの対向端部同士を結合手段をもって結合することにより、専用の引張装置や治具等を使用することなく、軽力で、かつ簡単な組み付け作業のみで、張材の上下方向に強い張力を付与することができる。
さらに、張材の開口を、背凭れ支持杆により閉塞して、上記開口が外部に露呈しないようにし、外観をよくすることができるだけでなく、背凭れ支持杆と第1分割フレームおよび第2分割フレームとを、第2結合手段をもって結合することにより、第1分割フレームと第2分割フレームとが、互いに分離しないように強力に結合することができ、例えば、結合手段を、筒状部と、それに嵌合される差し込み部とからなるものとしたときは、それらの分離を阻止することができる。
(2)上記(1)項において、前記第1分割フレームを、前記背凭れフレームにおける両側枠杆と、その上端部同士を連結する上部横杆と、前記両側枠杆の下端に連設された接続杆とからなるものとし、前記第2分割フレームを、両端が前記接続杆に前記結合手段をもって結合された下部横杆とする。
(3)フレームへの張材の張設方法において、対向端部同士を結合手段をもって結合することにより、枠状のフレームを形成するようにした第1分割フレームと第2分割フレームとに、張材の各端部を、所期の張力が作用しないようにして取り付けておくとともに、前記第1分割フレームと前記第2分割フレームとの結合前に、前記第2分割フレームを前記第1分割フレームに対して側方に倒れた状態としておき、前記張材の両端部を離間させつつ、前記第1分割フレームと前記第2分割フレームとを、前記結合手段をもって結合し、前記第2分割フレームを前記第1分割フレームと整合する位置まで回動させる際に、前記張材の張力が漸次増大するように、前記張材が、前記フレームに張設されるようにする。
このような方法によると、張材の一端部を第1分割フレームに、かつ張材の他端部を第2分割フレームに取り付けた後、張材の両端部を離間させつつ第1分割フレームと第2分割フレームとを、結合手段をもって結合することにより、専用の引張装置や治具等を使用することなく、張材を、軽力で、かつ簡単な組み付け作業のみで、フレームに強く張設することができる。
また、第2分割フレームを第1分割フレームと整合する位置まで回動させる際の回動動作で、張材に所期の張力を付与することができるので、組み立て作業を、軽力で、迅速に行うことができる。
(4)フレームへの張材の張設方法において、椅子の脚に設けられた背凭れ支持杆によって支持され、対向端部同士を結合手段をもって結合することにより、枠状のフレームを形成するようにした第1分割フレームと第2分割フレームとを有する背凭れフレームと、前記背凭れフレームが挿通する袋状部と、この袋状部の一部に形成された、前記第1および第2分割フレーム出し入れ用の開口とを有する張材とし、前記第1分割フレームと前記第2分割フレームとに、前記張材の各端部を、所期の張力が作用しないようにして取り付けておき、前記張材の両端部を離間させつつ、前記第1分割フレームと前記第2分割フレームとの結合部分を前記張材の前記開口から臨ませ、前記結合手段をもって結合することにより、前記張材が、所期の張力をもって前記フレームに張設されるようにし、前記開口を前記背凭れ支持杆により閉塞するようにして、前記背凭れ支持杆と前記第1分割フレームおよび前記第2分割フレームとを、前記開口を挿通する第2結合手段をもって結合する。
このような方法によると、張材の一端部を第1分割フレームに、かつ張材の他端部を第2分割フレームに取り付けた後、張材の両端部を離間させつつ第1分割フレームと第2分割フレームとを、結合手段をもって結合することにより、専用の引張装置や治具等を使用することなく、張材を、軽力で、かつ簡単な組み付け作業のみで、フレームに強く張設することができる。
また、張材の開口から、第1分割フレームを張材の上部の袋状部内に、また第2分割フレームを張材の下部の袋状部内に挿通した後、第1および第2分割フレームを、張材の上下方向に所期の張力がかからない状態から、徐々に張力がかかるように伸展させつつ、第1および第2分割フレームの対向端部同士を結合手段をもって結合することにより、専用の引張装置や治具等を使用することなく、軽力で、かつ簡単な組み付け作業のみで、張材の上下方向に強い張力を付与することができる。
さらに、張材の開口を、背凭れ支持杆により閉塞して、上記開口が外部に露呈しないようにし、外観をよくすることができるだけでなく、背凭れ支持杆と第1分割フレームおよび第2分割フレームとを、第2結合手段をもって結合することにより、第1分割フレームと第2分割フレームとが、互いに分離しないように強力に結合することができ、例えば、結合手段を、筒状部と、それに嵌合される差し込み部とからなるものとしたときは、それらの分離を阻止することができる。
(5)上記(3)または(4)項において、前記第1分割フレームを、前記背凭れフレームにおける両側枠杆と、その上端部同士を連結する上部横杆と、前記両側枠杆の下端に連設された接続杆とからなるものとし、前記第2分割フレームを、両端が前記接続杆に結合手段をもって結合された下部横杆とする。
本発明によると、専用の引張装置や治具等を使用することなく、軽力で、かつ簡単な組み付け作業のみで、張材を強く張設しうるようにしたフレームへの張材の張設構造および方法を提供することができる。
本発明のフレームへの張材の張設構造を背凭れに適用した第1の実施形態を備える椅子の正面図である。 同じく、側面図である。 背凭れと背凭れ支持杆との斜視図である。 背凭れと背凭れ支持杆との分解斜視図である。 背凭れフレームのみの一部切欠き側面図である。 図5のVI部拡大図である。 第1の実施形態におけるフレームへの張材の取り付け初期の状態を斜め前上方より見た斜視図である。 同じく、第2段階後の状態を斜め前上方より見た斜視図である。 同じく、第3段階後の状態を斜め前上方より見た斜視図である。 同じく、第4段階後の状態を斜め前上方より見た斜視図である。 本発明のフレームへの張材の張設構造を椅子の背凭れに適用した第2の実施形態における背凭れフレームへの張材の取り付け初期の状態を斜め前上方より見た斜視図である。 同じく、第2段階後の状態を斜め前上方より見た斜視図である。 同じく、第3段階後の状態を斜め前上方より見た斜視図である。 同じく、第4段階後の状態を斜め前上方より見た斜視図である。 同じく、背凭れ完成時の状態を斜め前上方より見た斜視図である。 本発明のフレームへの張材の張設構造を衝立に適用した第3の実施形態における完成時の状態を斜め前上方より見た斜視図である。 同じく、組立途中の状態を斜め前上方より見た斜視図である。
以下、本発明のフレームへの張材の張設構造の第1の実施形態を、図1〜図10を参照して説明する。
図1は、本発明のフレームへの張材の張設構造を背凭れに適用した第1の実施形態を備える椅子の正面図、図2は、同じく、側面図である。
この椅子は、円板状のベース1の中央に立設した脚柱2の上端に支基3を設け、この支基3によって座4を支持し、かつ支基3より斜め上方に向かって両側方に突出する左右1対の背凭れ支持杆5、5の先端部をもって、背凭れ6の下端両側部を支持したものよりなっている。
左右の背凭れ支持杆5、5は、支基3を貫通する左右方向を向く軸(図示略)の両端に固着され、この軸と背凭れ6と一体となって、支基3に対して前後方向に回動しうるようになっている。
背凭れ6は、背凭れ本体7と、その上端に連設されたヘッドレスト8と、背凭れ本体の7の両側下部より互いに外側方にわずかに拡開するようにして前方を向く左右1対の肘掛部9とを備えている。
各肘掛部9の上端には、前端に操作レバー10aを設けた肘当て部材10が取付けられている。
図3〜図5に示すように、背凭れ6は、閉ループをなす枠状の背凭れフレーム(フレーム)11を備えている。
この背凭れフレーム11は、下端部が開口する概ね倒立U字状の管材からなる第1分割フレーム12と、前端部が開口する平面視ほぼコ字状の管材からなる第2分割フレーム13とを備えている。
第1分割フレーム12は、上下方向を向く左右1対の側枠杆14、14と、その上端に連設され、側面視が前方に向かって突出する円弧状をなすヘッドレスト側枠杆15、15と、その上端部同士を連結する左右方向を向く上部横杆16と、両側枠杆14、14の下端に連設され、互いに外側方にわずかに拡開するようにして前方を向く左右1対の肘掛杆17、17と、両肘掛杆17、17の前端に水平部18aが嵌合されて結合され、かつ前端に垂下部18bを有する側面視倒立L字状の左右1対のコーナー部材18、18と、両コーナー部材18、18における垂下部18bが上端に嵌合されて結合された上下方向を向く左右1対の垂下杆19、19と、その下端に連設され、後方を向く左右1対の接続杆20、20とからなっている。
左右1対の側枠杆14、14と、ヘッドレスト側枠杆15、15と、上部横杆16と、左右1対の肘掛杆17、17とは、1本の管材を折曲して形成されており、これらを、第1分割フレーム12の基部12aと呼ぶこととする。
ヘッドレスト側枠杆15、15を省略して、両側枠杆14、14の上端に、上部横杆16を直接連結したり、両肘掛杆17、17とコーナー部材18、18と垂下杆19、19とを省略し、両側枠杆14、14の下端に接続杆20、20を直接連結することもある。
第2分割フレーム13は、両端が接続杆20、20に結合手段21をもって結合され、かつ前端部が開口する平面視コ字状の下部横杆22としてある。
結合手段21は、この例では、各接続杆20の後端に突設した差し込み部23と、それに対向する下部横杆22の端部に形成され、差し込み部23が嵌合されるようにした筒状部24とからなるものとしてある。このような構成にすることで、結合手段の構造を簡素化することができるとともに、組み付け作業を簡単に行うことができる。
差し込み部23を下部横杆22の前端に前向突設し、かつそれが嵌合される筒状部24を、各接続杆20の後端に設けることもある。
また、結合手段21を、他の構造のものとすることもある。
左右の側枠杆14、14とヘッドレスト側枠杆15、15との連設部の内側には、上端が開口する上下方向を向く受け筒25、25が設けられ、両受け筒25、25に、左右方向を向く連結杆26の両端に設けた下向き差し込み片26a、26aを上方より差し込むことにより、連結杆26を背凭れフレーム11の上部寄りの中間部に、着脱自在に装着しうるようになっている。
この連結杆26を設けることにより、外力により、後述する張材28のヘッドレスト形成部31側の張力が増大させられても、その増大した張力が、張材28における連結杆26より下方の部分に伝達されるのが阻止される。すなわち、連結杆26は、張材28における張力伝達阻止部をなしている。
左右の肘掛杆17、17の前後方向の中間部には、中央にねじ孔27a(図6参照)を設けた上下方向を向く前後1対の筒体27、27が、上下方向に貫通するように設けられており、ここに、肘当て部材10をねじ止めしうるようになっている。この筒体27は、長ナットとすることもある。
図6に示すように、左右の接続杆20、20の後端部寄りと、それに対向する下部横杆22の前端部寄りとには、上記と同様の、中央にねじ孔27aが設けられた上下方向を向く筒体27が、上下方向に貫通するように設けられている。これらの筒体27、27のねじ孔27a、27aには、後述するように、背凭れ6と左右1対の背凭れ支持杆5、5の先端部とを結合する第2結合手段をなす前後1対のボルト36、36が螺合される。
図3および図4に示すように、張材28は、伸縮性の素材よりなり、全体の外形を背凭れフレーム11とほぼ同形で、かつ上下、左右の寸法を若干小としてあり、背凭れフレーム11における連結杆26より下方、かつ下部横杆22より上方であって、左右の側枠杆14、14に挟まれた中間部には、1枚のメッシュ地のみよりなるシースルー部29が形成されており、その外側の部分は袋状部30となっている。
袋状部30は、シースルー部29より上方のヘッドレスト形成部31と、シースルー部29の両側方の側枠形成部32、32と、その下部より斜め前方に張り出す左右1対の肘掛形成部33、33と、シースルー部29より下方の下部34とからなっている。
袋状部30における両肘掛形成部33、33の下端部には、背凭れフレーム11を分割した状態で袋状部30に出し入れできるようにした開口35、35が設けられている。
次に、図7〜図10を参照して、本発明のフレームへの張材の張設方法の第1の実施要領について説明する。
図7に示すように、第1分割フレーム12の基部12aにおける一方の肘掛杆17の先端を、張材28の一方の開口35より張材28内に差し込み、その先端を、図7に破線の矢印で示すように、張材28の袋状部30における下部34から、一方の側枠形成部32、ヘッドレスト形成部31、他方の側枠形成部32、および下部34に順次挿通させて、図8に示すように、他方の開口35より外部に突出させる。
なお、図7および図8は、理解を容易にするため、第1分割フレーム12の基部12aの姿勢を、図4と同様としてあるが、この第1分割フレーム12の基部12aと張材28との挿通作業時の姿勢は、作業し易い向きとすればよい。
次に、図8に示すように、連結杆26の一端を、肘掛杆17が挿通している一方の開口35から、張材28内に差し込み、その一端を、図8に破線の矢印で示すように、張材28の袋状部30における下部34から、一方の側枠形成部32およびヘッドレスト形成部31に順次挿通させて、その一端の下向き差し込み片26aを、一方の側枠杆14の上端部における受け筒25に上方より差し込み、次いで、連結杆26の他端の下向き差し込み片26aを、他方の側枠杆14の上端部における受け筒25に上方より差し込んで、連結杆26を、第1分割フレーム12の基部12aに取付ける。
次に、図9に示すように、張材28の開口35より外部に突出した左右の肘掛杆17、17の先端に、コーナー部材18および垂下杆19と接続杆19との一体物を順次結合した後、それらも開口より張材28の袋状部30における下部34および肘掛形成部33内に挿入し、その後、第2分割フレーム13における下部横杆22の一端を、図9に示す実線の矢印および破線の矢印で示すように、一方の開口35より張材28の袋状部30における下部34および肘掛形成部33内に挿入し、図10に示すように、下部横杆22の両端が、左右の接続杆20、20の先端に近接し、かつ下部横杆22の中間部が張材28の袋状部30の下部34内の上部に位置して、下部横杆22に張材28の上下方向の張力が作用しないようにしておく。すなわち、後方を向くほぼ水平の接続杆20に対して、下部横杆22が後上方に傾斜した状態としておく。
この状態では、張材28の左右方向の幅を、背凭れフレーム11の左右方向の幅より若干小としておくことにより、張材28の左右方向には、適度の張力が作用するが、張材28の上下方向には張力は発生しない。
次に、図10に示すように、下部横杆22の両端における筒状部24を、対応する接続杆20の差し込み部23に外嵌させつつ、下部横杆22全体を、第1分割フレーム12から離れるように、張材28の袋状部30の下部34内において、図10に破線の矢印で示すように、下向き回動させると、張材28の上下方向の張力が漸次増大し、下部横杆22がほぼ水平となったとき、接続杆20の差し込み部23が下部横杆22の筒状部24に嵌合して、接続杆20と下部横杆22とが結合され、張材28の上下方向の張力が所期のものとなり、図3に示すような背凭れ6が完成する。
次いで、完成した背凭れ6を、図3および図6に示すように、第1分割フレーム12と第2分割フレーム13との結合部分を張材28の開口35から臨ませ、この開口35を背凭れ支持杆5の先端部により閉塞するようにして、椅子における支基3の両側部に配設した左右1対の背凭れ支持杆5、5の先端部上に載置し、かつ背凭れ支持杆5の先端部を上下方向に貫通する第2結合手段をなす前後1対のボルト36、36を、接続杆20の後端部寄りと下部横杆22の前端部寄りとに設けられた筒体27のねじ孔27aに螺合させて締め付けることにより、背凭れ6は、左右の背凭れ支持杆5、5の先端部上に強固に取付けられる。
こうすることによって、張材28の開口35を、背凭れ支持杆5により閉塞して、開口35が外部に露呈しないようにし、外観をよくすることができるだけでなく、背凭れ支持杆5と第1分割フレーム12および第2分割フレーム13とが、互いに分離しないように強力に結合される。
以上から明らかなように、本発明のフレームへの張材の張設構造の第1の実施形態、および本発明のフレームへの張材の張設方法の第1の実施要領によると、張材28の一端部を第1分割フレーム12に、かつ張材28の他端部を第2分割フレーム13に取り付けた後、張材28の両端部を離間させつつ第1分割フレーム12と第2分割フレームと13を、結合手段21をもって結合することにより、専用の引張装置や治具等を使用することなく、張材28を、軽力で、かつ簡単な組み付け作業のみで、背凭れフレーム11に強く張設することができる。
図11〜図15は、本発明のフレームへの張材の張設構造の第2の実施形態、および本発明のフレームへの張材の張設方法の第2の実施要領を示す。なお、第1の実施形態におけるのと同一または類似の部材には、同一の符号をもって図示するに止め、それらについての詳細な説明は省略する(第3の実施形態および第3の実施要領においても同様とする)。
第2の実施形態においては、第1の実施形態の背凭れフレーム11における左右の側枠杆14、14とヘッドレスト側枠杆15、15とを互いに分離し、背凭れフレーム11における側枠杆14、14より下方の部分を第1分割フレーム12、ヘッドレスト側枠杆15、15と上部横杆16とを第2分割フレーム13とし、それらの対向端部のいずれか一方(この例では側枠杆14)に、第1の実施形態における差し込み部23と同様の差し込み部23を設け、いずれか他方(この例ではヘッドレスト側枠杆15)に、差し込み部23が嵌合されるようにした筒状部24を設け、この差し込み部23と筒状部24とにより、側枠杆14とヘッドレスト側枠杆15とを結合する結合手段21を形成している。
下部横杆22の両端と左右の接続杆20、20とは、第1の実施形態におけるのと同様に、結合手段21をもって連結したものとしてあるが、下部横杆22と左右の接続杆20、20とは、1本の管材により、一体的に形成してもよい。
張材28には、袋状部30における左右の側枠形成部32、32とヘッドレスト形成部31との連結部の外側に、左右1対の開口35、35を設けてある。
その他の構造は、第1の実施形態と同様である。
本発明のフレームへの張材の張設方法の第2の実施要領においては、図11に示すように、第1分割フレーム12における一方の側枠杆14の上端を、張材28における一方の開口35より張材28内に差し込み、その先端を、図11に破線の矢印で示すように、張材28の袋状部30における一方の側枠形成部32、下部34(肘掛形成部33を含む)および他方の側枠形成部32に順次挿通させて、図12に示すように、他方の開口35より外部に突出させる。
次に、図12に示すように、連結杆26の一端を、側枠杆14の上部が上方に突出している一方の開口35から、張材28の袋状部30におけるヘッドレスト形成部31内に差し込み、そのヘッドレスト形成部31内を、図12に破線および実線の矢印で示すように挿通させて、その一端の下向き差し込み片26aを、一方の側枠杆14の上端部における受け筒25に上方より差し込み、次いで、連結杆26の他端の下向き差し込み片26aを、他方の側枠杆14の上端部における受け筒25に上方より差し込んで、連結杆26を、図13に示すように、第1分割フレーム12の左右の側枠杆14、14の上端部間に架設する。
次に、図13に示すように、第2分割フレーム13における一方のヘッドレスト側枠杆15の先端を、一方の開口35より張材28の袋状部30におけるヘッドレスト形成部31内に、破線の矢印で示すように挿入し、図14に示すように、左右のヘッドレスト側枠杆15、15の先端が、左右の上部横杆16、16の上端に近接し、かつ第2分割フレーム13全体が、張材28の袋状部30のヘッドレスト形成部31内において、第1分割フレーム12の上端から前方(または後方)に倒れた状態とし、第2分割フレーム13に張材28の上下方向の張力が作用しないようにしておく。
次に、図14に示すように、左右のヘッドレスト側枠杆15、15の先端における筒状部24、24を、対応する側枠杆14、14の上端部における差し込み部23に外嵌させつつ、第1分割フレーム12全体を、上部横杆16が第1分割フレーム12から離れるように、張材28の袋状部30のヘッドレスト形成部31内において、図14に破線の矢印で示すように、上向き回動させると、張材28の上下方向の張力が漸次増大し、左右のヘッドレスト側枠杆15、15が起立状態となったとき、側枠杆14の差し込み部23がヘッドレスト側枠杆15の筒状部24に嵌合して、側枠杆14とヘッドレスト側枠杆15とが結合手段21によって結合され、張材28の上下方向の張力が所期のものとなり、図15に示すような背凭れ6が完成する。
本発明のフレームへの張材の張設構造の第2の実施形態、および本発明のフレームへの張材の張設方法の第2の実施要領によると、本発明の第1の実施形態および第2の実施要領と同様の作用および効果を奏することができるだけでなく、連結杆26の取付作業が簡単になるという、特有の効果を奏することができる。
図16および図17は、本発明のフレームへの張材の張設構造の簡略化した第3の実施形態、および本発明のフレームへの張材の張設方法の第3の実施要領を示す。
第3の実施形態は、本発明を衝立に適用したもので、この衝立は、上向きコ字状をなす第1分割フレーム12と、下向きコ字状をなす第2分割フレーム13との対向端部同士を結合手段21をもって結合することにより形成された枠状のフレーム40と、一端部が第1分割フレーム12に、かつ他端部が第2分割フレーム13に取り付けられ、両端部を離間させつつ第1分割フレーム12と第2分割フレーム13とを、結合手段21をもって結合することにより、所期の張力をもってフレーム40に張設されるようにした張材41とを備えるものとしてある。
結合手段21は、第1分割フレーム12および第2分割フレーム13のいずれか一方(図示の例では第2分割フレーム13)の端末に形成した筒状部24と、他方(図示の例では第1分割フレーム12)の端末に設けられ、かつ筒状部24に嵌合されるようにした差し込み部23とにより形成されている。
筒状部24の開口端部には、差し込み部23を斜め側方から筒状部24に挿入する際に、差し込み部23を筒状部24内に案内する円弧状の案内溝42が設けられている。
張材41は、上下の端部をU字状に折り返して、その折り返した端部を基部に縫着することにより、袋状部41a、41aを形成し、各袋状部41aに第1分割フレーム12および第2分割フレーム13の中間部を挿通させることにより、各端部が第1分割フレーム12および第2分割フレーム13に取り付けられている。
なお、張材41を、無端ベルト状として、第1分割フレーム12および第2分割フレーム13の中間部間に掛け回すようにしてもよい。
本発明のフレームへの張材の張設方法の第3の実施要領においては、図17に示すように、第1分割フレーム12と第2分割フレーム13とに、張材41の各端部を、所期の張力が作用しないようにして取り付けておき、第1分割フレーム12の両端における筒状部24、24に設けた案内溝42、42に、第2分割フレーム13の両端に設けた差し込み部23、23を載置し、第2分割フレーム13を、斜め後下方に傾斜した状態、すなわち側方に倒れた状態から、両差し込み部23、23における案内溝42、42に受止された部分を回転中心として、図17に矢印で示すように、上向き回動させることにより、張材41の両端部を離間させ、張材41が直線状となった後は、張材41の張力を漸次増大させつつ、両差し込み部23、23を筒状部24、24に嵌合し、第1分割フレーム12と第2分割フレーム13とを、結合手段21をもって結合する。
このとき、第2分割フレーム13は、第1分割フレーム12上下方向に一直線状をなし、張材41は、所期の張力をもってフレーム40に張設される。
本発明のフレームへの張材の張設構造の第3の実施形態、および本発明のフレームへの張材の張設方法の第3の実施要領によると、本発明の第1の実施形態および第2の実施要領と同様の作用および効果を奏することができるだけでなく、構造を簡素化しうるとともに、案内溝42を設けることにより、筒状部24への差し込み部23の嵌合を円滑に行うことができ、組み付け作業が容易になるという、特有の効果を奏することができる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱することなく、例えば、次のような変形した態様での実施が可能である。
(1) 背凭れフレーム11における左右の側枠杆14、14を下端まで延長させて、左右の接続杆20、20に接続し、肘掛杆17、コーナー部材18、垂下杆19等を省略するとともに、張材28における肘掛形成部33を省略し、肘掛部9のない椅子の背凭れとする。
(2) 連結杆26および受け筒25を省略する。
(3) シースルー部を、張材28におけるヘッドレスト形成部の中央にも設ける。
本発明は、椅子の背凭れだけでなく、椅子の座、ベッド、または衝立等、フレームに張材が張設されるあらゆるものに適用することができる。
1 ベース
2 脚柱
3 支基
4 座
5 背凭れ支持杆
6 背凭れ
7 背凭れ本体
8 ヘッドレスト
9 肘掛部
10 肘当て部材
10a操作レバー
11 背凭れフレーム(フレーム)
12 第1分割フレーム
12a基部
13 第2分割フレーム
14 側枠杆
15 ヘッドレスト側枠杆
16 上部横杆
17 肘掛杆
18 コーナー部材
18a水平部
18b垂下部
19 垂下杆
20 接続杆
21 結合手段
22 下部横杆
23 差し込み部
24 筒状部
25 受け筒
26 連結杆
26a下向き差し込み片
27 筒体
27aねじ孔
28 張材
29 シースルー部
30 袋状部
31 ヘッドレスト形成部
32 側枠形成部
33 肘掛形成部
34 下部
35 開口
36 ボルト(第2結合手段)
40 フレーム
41 張材
41a袋状部
42 案内溝

Claims (5)

  1. 第1分割フレームと第2分割フレームとの対向端部同士を結合手段をもって結合することにより形成された枠状のフレームと、
    一端部が前記第1分割フレームに、かつ他端部が前記第2分割フレームに取り付けられ、両端部を離間させつつ前記第1分割フレームと第2分割フレームとを、前記結合手段をもって結合することにより、所期の張力をもって前記フレームに張設されるようにした張材とを備え、
    前記フレームを、椅子の脚に設けられた背凭れ支持杆によって支持された背凭れフレームとし、かつ前記張材を、前記背凭れフレームが挿通する袋状部と、この袋状部の一部に形成された、前記第1および第2分割フレーム出し入れ用の開口とを有するものとし、
    前記第1分割フレームと前記第2分割フレームとの結合部分を前記張材の前記開口から臨ませ、前記開口を前記背凭れ支持杆により閉塞するようにして、前記背凭れ支持杆と前記第1分割フレームおよび前記第2分割フレームとを、前記開口を挿通する第2結合手段をもって結合することを特徴とするフレームへの張材の張設構造。
  2. 前記第1分割フレームを、前記背凭れフレームにおける両側枠杆と、その上端部同士を連結する上部横杆と、前記両側枠杆の下端に連設された接続杆とからなるものとし、前記第2分割フレームを、両端が前記接続杆に前記結合手段をもって結合された下部横杆とした請求項1記載のフレームへの張材の張設構造。
  3. 対向端部同士を結合手段をもって結合することにより、枠状のフレームを形成するようにした第1分割フレームと第2分割フレームとに、張材の各端部を、所期の張力が作用しないようにして取り付けておくとともに、前記第1分割フレームと前記第2分割フレームとの結合前に、前記第2分割フレームを前記第1分割フレームに対して側方に倒れた状態としておき、前記張材の両端部を離間させつつ、前記第1分割フレームと前記第2分割フレームとを、前記結合手段をもって結合し、前記第2分割フレームを前記第1分割フレームと整合する位置まで回動させる際に、前記張材の張力が漸次増大するように、前記張材が、前記フレームに張設されるようにすることを特徴とするフレームへの張材の張設方法。
  4. 椅子の脚に設けられた背凭れ支持杆によって支持され、対向端部同士を結合手段をもって結合することにより、枠状のフレームを形成するようにした第1分割フレームと第2分割フレームとを有する背凭れフレームと、
    前記背凭れフレームが挿通する袋状部と、この袋状部の一部に形成された、前記第1および第2分割フレーム出し入れ用の開口とを有する張材とし、
    前記第1分割フレームと前記第2分割フレームとに、前記張材の各端部を、所期の張力が作用しないようにして取り付けておき、前記張材の両端部を離間させつつ、前記第1分割フレームと前記第2分割フレームとの結合部分を前記張材の前記開口から臨ませ、前記結合手段をもって結合することにより、前記張材が、所期の張力をもって前記フレームに張設されるようにし、前記開口を前記背凭れ支持杆により閉塞するようにして、前記背凭れ支持杆と前記第1分割フレームおよび前記第2分割フレームとを、前記開口を挿通する第2結合手段をもって結合することを特徴とするフレームへの張材の張設方法。
  5. 前記第1分割フレームを、前記背凭れフレームにおける両側枠杆と、その上端部同士を連結する上部横杆と、前記両側枠杆の下端に連設された接続杆とからなるものとし、前記第2分割フレームを、両端が前記接続杆に結合手段をもって結合された下部横杆とした請求項3または4記載のフレームへの張材の張設方法。
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