JP3561841B2 - 間仕切装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、間仕切装置に関し、たとえば、遮蔽膜を張設したスクリーンパーティション等に適用できる。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−287224号公報に開示されるように、抱持具を介装させて、シートをフレームに張り付けた間仕切装置がある。図9に、そのフレームの縦枠(01)、抱持具(02)、布材(03)を、横断面図をもって示す。
【0003】
取付け手順としては、予め布材(03)の両側縁に、同じ程度に長い芯材(04)を固定し(A)、拡開させた状態の抱持具(02)内に、芯材(04)と布材(03)の縁部とを嵌め込んでおく(B)。続いて、抱持具(02)の両端部を指先で挟み持つようにしながら(C)、芯材(04)が脱落しないよう閉塞させたまま、バランスよく芯材(04)を縦枠(01)のスリット(05)内に圧入させる。
【0004】
しかし、抱持具(02)が長い棒状をなすため、組付け作業前の保管時に、ある程度広いスペースが必要になり、縦枠(01)の広い開口のスリット(05)内に埃等が入り込んで溜まり易く、縦枠(01)も太くなって、抱持具(02)や縦枠(01)の運搬にも不便である。また、作業時、抱持具(02)により芯材(04)を挾み持つ動作が必要になったり、抱持具(02)を閉塞させたまま、圧入のバランスをとらなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の問題に鑑み、シートの抱持具を小型化し、運搬および保管をし易くし、かつ、前準備も要らず直ちにシートを張り付け可能な間仕切装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 可撓性のシートをフレームの対向面に張設した間仕切装置であって、
フレームの対向面の長手方向に設けられ、かつ開口部よりも奥部の前後幅を大とした嵌合溝に、前向きまたは後向きC字状をなす開口片を設けた抱持具における前後幅が拡開した基端部を嵌合させるとともに、シートの端縁に形成した筒状片内に、その端縁に沿う向きの係合杆を挿嵌し、かつ係合杆の適所を抱持具の開口片に抱持させることにより、シートをフレームに張設する。
【0007】
(2) 上記(1)項において、抱持具における開口片の開口部に、可撓性の蓋片を開閉自在に設ける。
【0008】
(3) 上記(1)項または(2)項において、シートの端部における係合杆が抱持具に抱持される部分に、切欠部を設ける。
【0009】
(4) 上記(1)項〜(3)項のいずれかにおいて、シートの上下、左右の端部に筒状片を設け、各筒状片に係合杆をそれぞれ挿嵌し、シートの角部において、互いに隣接する係合杆の端部を、L字形連結杆の各端部に摺動自在に嵌合し、上下、左右の係合杆を互いに拡開しつつ、対応する抱持具に装着しうるようにする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施形態において、シートをフレームに取付ける前の状態の斜視図で、図2は、図1に示すフレームの一隅において、さらにシートと抱持具を分離して示す拡大斜視図、図3は、図2に示す抱持具を保持杆に組み付け、かつ係合杆を抱持具内に圧入した状態における拡大縦断面図である。
【0011】
この間仕切装置は、方形フレーム(1)と、上下3対の抱持具(2)と、上下1対の係合杆(3)と、可撓性のシート(4)とからなっている。
【0012】
方形フレーム(1)は、上下左右の角杆からなる外枠(5)と、その各対向面に適宜固着され、かつ内端部に、凹部を広幅とした長手方向の嵌合溝(6)が形成された保持杆(7)とからなっている。
保持杆(7)の基端部は、外枠(5)内に嵌合させて固定されるとともに、その嵌合溝(6)内に、前記抱持具(2)の基端部(8)が摺動可能に嵌合される。
【0013】
抱持具(2)は、その頭部を、断面がほぼC字形をなす前向き(後向きとしてもよい)の、可撓性を有する開口片(9)とし、その下方の基端部(8)を横断面倒立T字形として、前記嵌合溝(6)内に形状を合わせて収容されるよう形成されている。開口片(9)は、その内径が前記係合杆(3)の外径よりも若干小径に、また、開口端の上下幅は外径よりも若干狭く形成してあるため、係合杆(3)が抱持された状態において、開口端からの脱落が容易に防止される。抱持片(2)の左右幅は、係合杆(3)の圧入に耐え得る限り、十分に短い幅でよく、嵌合溝(6)内の任意の箇所に移動できる。また、開口片(9)は、可撓性を有するため、開口端に対して、係合杆(3)を前方から容易に圧入できるため、組付け作業が容易となる。
【0014】
係合杆(3)は、円管からなり、その端部は塞栓(10)により閉塞されている。
【0015】
シート(4)の上下端部は、折り返して筒状片(11)とされ、その遊端は、縫着もしくは接着されている。また、シート(4)の上下の縁における抱持具(2)の取付位置に対応する箇所には、方形の切欠部(12)が形成されている。シート(4)を外枠(5)に取付けるには、図1に示す状態から、上下いずれかの係合杆(3)を、シート(4)の切欠部(12)において、各抱持具(2)の開口片(9)内に、圧入して保持させ、次いで、シート(4)を上下に緊張させつつ、他方の係合杆(3)を、上記と同様にして、対応する抱持具(2)の開口片(9)に圧入すればよい。
【0016】
図4は、本発明の第2実施形態において、図2に相当する図面であり、抱持具の蓋片を開放した状態を実線で、また、閉塞した状態を鎖線で示す拡大斜視図である。図5は、図3に相当する図面であり、図4に示す部分の縦断面図、図6は、図4に示す部分の背面図である。
本間仕切装置の抱持具(13)は、開口片(15)の後部に、正面視ほぼ上向き半円状の遮蔽板(14)を立設するとともに、その開口片(15)の上端面中央に、左右方向を向く係止溝(15a)を穿設し、また、正面視ほぼ上向き半円状の蓋片(16)を、開口片(15)の下端部に肉薄の可撓片(16a)を介して連設することにより、開口片(15)の開口部を開閉しうるようにしてある。
【0017】
遮蔽板(14)および蓋片(16)は、その板面を、前記シート(4)の切欠部(12)を充分に隠蔽可能な程度に広目の形状に、かつ、その上半部同士が互いに近付く方向に若干傾斜して形成されている。また、蓋片(16)は、その後面の上下中間部に、後方を向く係止片(17)を有しており、その先端に設けた下向きの屈曲端(17a)を前記係止溝(15a)に嵌合させることにより、蓋片(16)を閉じた状態で係止することができ、また、開口片(15)による係合杆(3)の抱持力を補強することができるようになっている。
【0018】
図7は、本発明の第3実施形態において、図1に相当する図面であり、フレームとシートとを分離させて示す斜視図、図8は、図7に示すA部の拡大正面図である。
本間仕切装置においては、第1実施形態における上下の保持杆(7)及びその嵌合溝(6)に装着した3対の抱持具(2)と同様のものを、外枠(5)の左右の対向面にも設けてある。
【0019】
シート(18)は、その上下の端部に加えて、左右の端部にも筒状片(11)を形成して3対の切欠部(12)を穿設し、かつ上下の係合杆(3)に加えて、上下方向を向く左右の係合杆(3)を左右の筒状片(11)に挿通してある。さらに、シート(18)の4隅において、正面視4半円状の切欠き(19)を設け、この切欠き(19)内において、左右の係合杆(3)と上下の係合杆(3)との隣設端部を、L形連結管(20)の各端部に進退自在に嵌合して、互いに連結してある。
【0020】
このように、各係合杆(3)がL形連結管(20)に対して長手方向に摺動できるので、上下、左右に対向する係合杆(3)(3)同士を互いに拡開させて抱持具(2)に装着することにより、シート(18)を上下、左右に緊張させて、外枠(5)に取付けることができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、次のような効果を奏する。
(1)請求項1記載の発明によれば、抱持具の基端部をフレームに摺動可能に嵌合するようにしたので、フレームの対向面の全長よりも短寸の抱持具であっても、その開口片を係合杆の中間部適所に位置合わせすることにより、たとえば、均一な張力をもってシートを張設できる。また、予め全ての抱持具を嵌合溝適所に取付けておけるため、組付け作業は、単に係合杆を開口片に圧入するだけでよく、簡単である。また、筒状片を設けたシートと係合杆とを別体としたため、組付け作業を行うまで、これらを個別かつコンパクトに保管できる。したがって、シートの抱持具を問題なく小型化でき、運搬および保管がし易くなり、かつ、特別な前準備も要らず直ちにシートを張り付けることができる。
【0022】
(2)請求項2記載の発明によれば、開口片に係合杆を抱持させた状態で、その抱持部分を蓋片により閉塞させることができるので、係合杆の脱落を防止できるとともに、抱持部分を隠蔽することによって、見栄えをよくすることができる。
【0023】
(3)請求項3記載の発明によれば、抱持状態において、開口片の先端部を切欠部内に嵌入させるため、その先端部が、シートに当接して傷付けることがなく、また、係合杆の圧入動作がシートにより妨げられることがなくなる。
【0024】
(4)請求項4記載の発明によれば、シートを上下、左右に緊張させた状態で取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態において、シートをフレームに取付ける前の状態の斜視図である。
【図2】図1に示すフレームの一隅において、さらにシートと抱持具を分離して示す拡大斜視図である。
【図3】図2に示す抱持具を保持杆に組み付け、かつ係合杆を抱持具内に圧入した状態における拡大縦断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態における、図2に相当する部分の拡大斜視図である。
【図5】図3に相当する図面であり、図4に示す部分の縦断面図である。
【図6】図4に示す部分の背面図である。
【図7】本発明の第3実施形態における、図1と同様の斜視図である。
【図8】図7におけるA部の拡大正面図である。
【図9】従来例におけるシートの取付手順を示す横断面図である。
【符号の説明】
(1)方形フレーム
(2)抱持具
(3)係合杆
(4)シート
(5)外枠
(6)嵌合溝
(7)保持杆
(8)基端部
(9)開口片
(10)塞栓
(11)筒状片
(12)切欠部
(13)抱持具
(14)遮蔽板
(15)開口片
(15a)係止溝
(16)蓋片
(16a)可撓片
(17)係止片
(17a)屈曲端
(18)シート
(19)切欠き
(20)L形連結具

Claims (4)

  1. 可撓性のシートをフレームの対向面間に張設した間仕切装置であって、
    フレームの対向面の長手方向に設けられ、かつ開口部よりも奥部の前後幅を大とした嵌合溝に、前向きまたは後向きC字状をなす開口片を設けた抱持具における前後幅が拡開した基端部を嵌合させるとともに、シートの端縁に形成した筒状片内に、その端縁に沿う向きの係合杆を挿嵌し、かつ係合杆の適所を抱持具の開口片に抱持させることにより、シートをフレームに張設したことを特徴とする間仕切装置。
  2. 抱持具における開口片の開口部に、可撓性の蓋片を開閉自在に設けたことを特徴とする請求項1記載の間仕切装置。
  3. シートの端部における係合杆が抱持具に抱持される部分に、切欠部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の間仕切装置。
  4. シートの上下、左右の端部に筒状片を設け、各筒状片に係合杆をそれぞれ挿嵌し、シートの角部において、互いに隣接する係合杆の端部を、L字形連結杆の各端部に摺動自在に嵌合し、上下、左右の係合杆を互いに拡開しつつ、対応する抱持具に装着しうるようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の間仕切装置。
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