JP3129400U - 囲いシート - Google Patents

Abstract

【課題】全体の構成がシンプルで、製作も簡単であり、三角型、四角型、あるいは円筒型などさまざまなかたちのものを作ることができる。又、薄い板状にすることができ、さらに畳むこともできる囲いシートの提供。
【解決手段】筒状で二重に合せたシート１の左右の開口側両端に棒３を取りつけて、両端相互の棒３を引き寄せて合せた状態で連結する。筒状で二重に合せたシート１の内側には板４を開口側から挿入する。明りとして使用する場合には、シートと挿入する板は光を透過する材質のものを使用するが、シートの材質によっては挿入する板は不要である。
【選択図】図１

Description

この考案は、室内で使用する整理箱あるいはゴミ箱などとして、あるいは各種の明りや照明器具のおおいなどとして使用する、囲いシートに関するものである。

従来のものは、固定したかさばる容積を持つものが一般的である。また、箱は底板のついたものである。

従来のものでは、箱は底板のついた固定容器であり、収納にはかさばって不便である。室内でのちょっとした整理、例えば小さな衣類や小物の整理あるいはゴミ箱などは、日常の買い物で手に入る不要になったポリ袋などを併用するので、体裁の良い外周の囲いさえあれば必ずしも底板は不要である。また、この種のおおいを備えた明りや照明器具にしても、一般的にはフレームとおおいは固定した立体容積を持ち、薄い板状にして畳めるようなシンプルな構成のものは少ない。この考案は、上記のような課題に答える技術を提供することを目的としている。

この考案は、上記課題に対して次のような手段を取っている。即ち、筒状で二重に合せたシートの左右の開口側両端に棒を取りつけて、両端相互の棒を引き寄せて合せた状態で連結する。筒状で二重に合せたシートの内側には板を開口側から挿入する。明りとして使用する場合には、シートと挿入する板は光を透過する材質のものを使用するが、シートの材質によっては挿入する板は不要であり、折り目などをシートに自由に入れて形成することも考えられる。

この考案によると、全体の構成がシンプルで、製作も簡単である。シートの内側に板を挿入して形成すると、挿入する板を使いわけることで三角型、四角型、あるいは円筒型などさまざまなかたちのものを作ることができる。両端相互の棒の連結をはずすことで薄い板状にすることができ、さらに畳むこともできる。シートの内側に入れている板は、棒でかくれる左右の開口側両端から挿入するようにしているので、囲いシートの上下の縁はすっきりとしている。シートは、内側に挿入した板をぬき取ると、洗濯あるいは取り替えが容易で、長期使用にも耐えられる。実にシンプルで、どのような室内でも違和感なく広く使用できるもので、意匠効果も大きい。

構成の形態は簡単そのものなので、囲いシートのかたちや大きさは大小さまざまに容易に実施できる。以下、図面により説明する。

図１は、整理箱あるいはゴミ箱などとしての用に供する、囲いシートの実施例を示す斜視図である。シート１は二重にして下方を結合して筒状にしている。左右の開口側両端には、二重になった部分の外側に筒状シート２を設けて、棒３の丸棒を挿入している。左右の開口から板４を三枚挿入している。シート１は必然的に三角型を形成して折り畳まれ、棒３、３を引き寄せて合せた状態でクリップ５で連結している。左右の開口は外側に設けた筒状シート２と棒３でかくれて目立たない。なお、シート１は布やレザー、その他さまざまに考えられる。形状は安定のよい三角型にしているが、内側に挿入する板によって四角型、円筒型など自由に考えられる。連結手法はクリップ以外にも種々考えられる。

図２は、明りスタンドとした実施例を示す斜視図である。構成は実施例１と同様であり、棒３は下方にも突き出して三角の台６に固定している。左右の棒３、３は、上下の位置でリング状のバンド７、７をはめることで連結している。シート１は、光が透過する材質のものを使用し、挿入する板も透明な樹脂板他光が透過する材質のものを使用する。下部に三角の台６を設けている。

本考案の実施例１を示す斜視図である。 本考案の実施例２を示す斜視図である。

符号の説明

１ シート
３ 棒
４ 板

Claims (2)

1. 筒状で二重に合せたシート（１）の左右の開口側両端に棒（３）を取りつけて、両端相互の棒（３）を引き寄せて合せた状態で連結することを特徴とした、囲いシート。
2. 筒状で二重に合せたシート（１）の内側に板（４）を開口側から挿入した、請求項１記載の囲いシート。

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