JP3198993U - 釣り竿の収納装置及びそれを用いた釣具収納装置 - Google Patents

Abstract

【課題】折り畳むことができ、且つ折り畳んだ後の体積を縮小することができ、収納、保存、および輸送が便利であり、コストを削減することができ、また、釣り竿の収納装置の組合せ方式が様々であり、使用価値を有する釣り竿の収納装置及びそれを用いた釣具収納装置を提供する。【解決手段】釣り竿の収納装置２は、互いに結合されている筒アセンブリ及び挟持アセンブリ２３を備える。筒アセンブリは、硬質ボード２１及び少なくとも１つの筒部材２２を有し、各筒部材２２が硬質ボード２１の一方の面に設けられている。挟持アセンブリ２３は、硬質ボード２１の他方の面に設置されている。さらに、各筒部材２２が硬質ボード２１と一体的に形成するよう連結係合される。【選択図】図２

Description

本考案は、釣り用品に関し、特に釣り竿の収納装置及びそれを用いた釣具収納装置に関する。

釣りは心身をリラックスさせ、ゆったりした娯楽であるため、近年、特に生活リズムが不安定でストレスが溜まる都会の人々の間では、人気が高まっている。現在、すでに多くの釣り用品が市場に販売されており、その仕様も機能も様々であり、釣り竿のロッドケースもその一種である。釣り竿のロッドケースは容器として使用できるほかに、基本的な機能は釣り竿スタンドとして使用される。従来の一般的な釣り竿ロッドケースの基本構造は、ケース本体及び釣り竿ロッドスタンドを含み、釣り竿ロッドスタンドがケース本体の外側に固設され、ケース本体と分離不能な一体的構造に形成され、したがって、従来のこのような構造により、釣り竿ロッドスタンドを取り外せないため、ケース本体全体を折り畳むことができないという欠点が存在し、製品の販売輸送、収納時の体積が大きく、収納・保存し難く、輸送にも不便であるため、輸送コストが高くなる。

本考案の目的は、従来技術の欠点及び問題を克服し、着脱可能な組立構造を使用することで、折り畳むことができ、且つ折り畳んだ後の体積を縮小することができ、収納、保存、および輸送が便利であり、コストを削減することができ、組合せ方式が様々であり、普及が容易であり使用価値を有する釣り竿の収納装置及びそれを用いた釣具収納装置を提供することにある。

本考案による釣り竿の収納装置は、互いに結合されている筒アセンブリ及び取付アセンブリを備える。筒アセンブリは、硬質ボード及び少なくとも１つの筒部材を有し、各筒部材が硬質ボードの一方の面に設けられている。取付アセンブリは、硬質ボードの他方の面に設置されている。

また、各筒部材と硬質ボードとは連結部により一体に結合されている。連結部は、加熱プレスにより形成されている結合、溶接結合、またはネジ結合である。

また、取付アセンブリは、挟持アセンブリであり、挟持アセンブリと硬質ボードとは着脱可能に結合されている。

また、取付アセンブリは磁性体吸着アセンブリである。

本考案による釣具収納装置は、容器本体と、前述の釣り竿の収納装置と、を備える。
釣り竿の収納装置は、脱着可能に容器本体に設けられており、容器本体が直立するよう、容器本体を支持する。

容器本体は、箱状であり、ファスナにより連結されている箱部および蓋部を有する。箱部は、柔軟性を有する素材により一体に成形されており、ハンドルおよびベルトのうち少なくとも一方が設けられている。

従来技術と比べ、本考案は以下の有益な効果を有する。
本考案の釣り竿の収納装置は、着脱可能式の組立構造を使用し、使用する時に可動的に釣具収納装置に取り付けばよい。また、釣具収納装置を折り畳むことができ、且つ折り畳んだ後の体積を縮小することができ、スペースを７０％〜８０％縮小することができ、収納、保存、および輸送が便利であり、コストを削減することができる。また、釣り竿の収納装置の組合せ方式が様々であり、普及が容易であり使用価値を有し革新的である。

本考案の一実施形態による釣具収納装置を示す斜視図である。 本考案の一実施形態による釣り竿の収納装置を示す斜視図である。 本考案の一実施形態の変形例による釣具収納装置を示す斜視図である。 本考案の一実施形態の変形例による釣り竿の収納装置を示す斜視図である。 本考案の一実施形態の変形例による釣具収納装置を示す斜視図である。 本考案の一実施形態の変形例による釣り竿の収納装置を示す斜視図である。 本考案の一実施形態による釣具収納装置を示す斜視図である。 本考案の一実施形態による釣具収納装置を示す斜視図である。

本考案の構成をより明確にするために、以下、図面に基づいて本考案の具体的な実施形態について説明する。
（一実施形態）
図１〜図６に示すように、本考案の一実施形態による釣り竿の収納装置２は、連結係合される筒アセンブリ、及び挟持アセンブリを含み、筒アセンブリは、硬質ボード２１及び少なくとも１つの筒部材２２を含み、各筒部材２２が硬質ボード２１の一方の面に設けられており、挟持アセンブリ２３が硬質ボード２１の他方の面に設置される。

さらに、筒部材２２は３つでも（図２に示すように）、または２つでも（図４に示すように）、または１つでも（図６に示すように）構わず、各筒部材２２が硬質ボード２１と一体的に形成するように連結係合され（図１、３及び５に示すように）、連結構造は加熱プレス成形、または溶接係合、またはネジ係合である。さらに、挟持アセンブリ２３と硬質ボード２１とが着脱可能に連結係合され、硬質ボード２１の側面には、加熱プレス成形、または溶接係合、またはネジ係合などの方法によって挟持アセンブリ２３の取り付け部が設置されている。

本実施形態による釣具収納装置は、容器本体１及び上記の釣り竿の収納装置２を含み、容器本体１は箱状であり（または袋型構造あるいは桶型構造などの容器形式でも構わない）、箱型構造は、ファスナにより連結係合される箱部１１と蓋部１２を含み、箱部１１は柔軟素材により一体的に成形され、且つ箱部１１にハンドル１３、またはベルト（図７に示すように）、またはハンドル１３とベルト１４の組合せ（図８に示すように）が設置される。釣り竿の収納装置２が可動的に箱部１１の開口辺縁に挟持され、水平に置かれる時に容器本体１が直立できるように、容器本体１を直立させて支える。

使用する際に、箱部を広げ、釣り竿の収納装置２の挟持アセンブリ２３を箱部１１の開口辺縁に装着すればよい。非常に便利で、実用的である。使用後は、釣り竿の収納装置２を取り外し、箱型構造を折り畳み、２つのハンドル１３を重ね、釣り竿の収納装置２の挟持アセンブリ２３で重ね合ったハンドル１３を挟めば、折り畳み作業を完了させることができ、簡単かつ便利である。

（他の実施形態）
他の実施形態は上記の一実施形態とほぼ同じであり、異なるのは、他の実施形態の釣り竿の収納装置の取付アセンブリは磁性体吸着アセンブリを使用することにあり、釣り竿の収納装置の硬質ボードに磁性体吸着アセンブリを設置し、容器本体において、釣り竿の収納装置の磁性体吸着アセンブリに対応して吸着可能な構造を設置することで、釣り竿の収納装置を容器本体に吸着させ、速やかに着脱することが可能で、簡単かつ便利である。

本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。

２ 釣り竿の収納装置、
２１ 硬質ボード、
２２ 筒部材、
２３ 挟持アセンブリ（取付アセンブリ）。

Claims (6)

1. 互いに結合されている筒アセンブリ及び取付アセンブリを備え、
   前記筒アセンブリは、硬質ボード及び少なくとも１つの筒部材を有し、各前記筒部材が前記硬質ボードの一方の面に設けられており、
   前記取付アセンブリは、硬質ボードの他方の面に設置されていることを特徴とする釣り竿の収納装置。
2. 各前記筒部材と前記硬質ボードとは連結部により一体に結合されており、
   前記連結部は、加熱プレスにより形成されている結合、溶接結合、またはネジ結合であることを特徴とする請求項１に記載の釣り竿の収納装置。
3. 前記取付アセンブリは挟持アセンブリであり、
   前記挟持アセンブリと前記硬質ボードとは着脱可能に結合されていることを特徴とする請求項１または２に記載の釣り竿の収納装置。
4. 前記取付アセンブリは磁性体吸着アセンブリであることを特徴とする請求項１または２に記載の釣り竿の収納装置。
5. 容器本体と、
   請求項１に記載の釣り竿の収納装置と、を備え、
   前記釣り竿の収納装置は、脱着可能に前記容器本体に設けられており、前記容器本体が直立するよう、前記容器本体を支持することを特徴とする釣具収納装置。
6. 前記容器本体は、箱状であり、ファスナにより連結されている箱部および蓋部を有し、
   前記箱部は、柔軟性を有する素材により一体に成形されており、ハンドルおよびベルトのうち少なくとも一方が設けられていることを特徴とする請求項５に記載の釣具収納装置。

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