JP6277132B2 - プール監視システムおよび関連する監視方法 - Google Patents

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Description

本発明の分野は、基準状態に対するプールの状態変動を表す測定値を生成できるセンサを備える、水泳プールなどのプールを監視するためのシステムの分野である。
より詳細には、本発明の分野は、プールに蓄えられた水の水質をモニタリングするための装置の分野である。本発明の分野はまた、プールに人が侵入するのを見張る監視システムの分野である。
個人または公共の水泳プールなどのプールは、水などの液体で満たされている。絶えず水を入れ替えることは考えられない。しかし、水の組成は安定しておらず、水質が劣化する可能性は高い。ここで、確実に、ある程度快適に使用できるようにして、所定の安全条件に適合することが必要である。したがって、このようなプールに水質監視システムを備え付けることは通常の慣例である。このようなシステムは、水質を表す物理化学量を測定できるセンサを備える。たとえば、センサは、水の温度、水中でのそのpH、その導電率、その酸化還元電位(塩素、臭素、活性酸素など水中での殺菌剤の濃度を表す)を測定することができる。水質を監視すると、水を適切に処理するきっかけとすることができる。現在の慣例では、適切な保守製品を適当な台数導入して、水への酸素供給ポンプ、あるいは水濾過装置を起動する。
国際公開第2007/02530号パンフレットには、水質を表す量を測定できるセンサが設置された浮遊式の監視システムが開示されている。しかし、このタイプの装置での誤警報の割合は高い。プールの特定のポイントでの水質の測定は、必ずしもプール全体の水質を表してはいない。
プールの側部に設置され、身体がプールに落下することで生成される音波を検出できる水中に浸かったプローブを備える、水浸監視システムが知られている。しかし、誤警報(水浸事象がないのに水浸を検出したり、水浸事象が発生しているのに水浸を検出しなかったり)の数は高い。たとえば、風の力を考慮に入れると、身体が落下することによって生じた増水が減衰するには、多少の時間がかかることがあるが、風速が36km/時より強いときには減衰は生じない。この現象によって、システムの感度が低下する。
国際公開第2007/02530号
本発明の狙いは、信頼性が高い、すなわち誤警報の割合が低いプール監視システムを提案することである。
このために、本発明の主題は、水などの液体が入っているプールを監視するためのシステムであって、前記プール内で水中ロボットを前進させるための独立型の推進機能が備わり、沈んだ位置で、少なくとも1つの第2の要素と通信して、前記第2の要素と通信することを可能にするための通信機能が備わった少なくとも1つの前記水中ロボットを含む少なくとも1つの第1の要素を備え、前記第1の要素が、複数の水中ロボットを備え、かつ/または、前記第2の要素が水中ロボットであり、基準状態に対する前記プールの少なくとも1つの状態変動を表す量の測定値を生成できるセンサが、前記水中ロボットに設置され、前記システムが、処理手段11において、前記センサ(15、150)の出力を処理して、通知手段により、基準状態に対するプールの状態変動についての通知の少なくとも1つの動作を起動するように構成されることを特徴とするシステムである。
このシステムは、従来技術のシステムと比較して信頼性が向上する。
有利には、監視システムはまた、目に見えるもしくは耳に聞こえる警報を生成できる警報装置、および/または表示手段を備える。
有利には、通知手段は、少なくとも1つの水中ロボットの外観を修正するための手段を備える。
有利には、第2の要素は、前記プールに入っている液体に浮くように構成された中央装置である。
有利には、処理手段が、中央装置に設置される。
有利には、少なくとも1つの状態変動は、プールに人が侵入することであり、前記少なくとも1つのセンサも、プールへの人の侵入を検出することができる。
有利には、前記少なくとも1つのセンサは、互いに離して配置されて、前記少なくとも1つのセンサによって検出される侵入領域を突き止めることができるようになる2つの別個のセンサを備え、このシステムは、2つの別個のセンサからの信号に基づいて水浸領域を検出するための手段を備える。
有利には、プールに入っている液体の物理化学パラメータを、前記パラメータに関連する基準閾値を超えるように修正することによって、少なくとも1つの状態変動が生成される。
有利には、この処理手段は、複数の水中ロボットからの前記液体の物理化学パラメータの測定値に基づいて、前記物理化学パラメータの値の推定値を生成できる推定手段と、前記物理化学パラメータの値の少なくとも1つの推定値と前記物理化学パラメータに関連する基準閾値とを比較することにより、前記液体が所定の品質基準に適合しているかどうか検査できる、前記液体の質を評価するための手段とを備える。
有利には、処理手段はまた、少なくとも1つの推定に基づいて、あるいは前記液体の質の評価に基づいて、通知手段駆動コマンドを生成して、前記液体の質を人に知らせることができる手段を備える。
有利には、第1の要素は、独立型の推進機能が備わって、基準状態に対する前記プールの少なくとも1つの状態変動を表す量の少なくとも1つの測定値を生成できるセンサが設置された複数の水中ロボットを備え、かつ/または、第2の要素は、独立型の推進機能が備わって、基準状態に対する前記プールの少なくとも1つの状態変動を表す量の少なくとも1つの測定値を生成できる少なくとも1つのセンサが設置されて、推定手段が、複数の水中ロボットからの前記物理化学パラメータの複数の測定値に基づいて、前記液体の質を表す物理化学パラメータの値の推定値を生成できる水中ロボットから構成される。
有利には、推定手段は、全く同一の水中ロボットからの、物理化学パラメータの複数の測定値に基づいて、前記液体の質を表す前記物理化学パラメータの値の推定値を生成することができる。
また、本発明の主題は、プール内で水中ロボットを前進させるための独立型の推進機能が備わり、沈んだ位置で、少なくとも1つの第2の要素と通信して、前記第2の要素と通信することを可能にするための通信機能が備わった少なくとも1つの前記水中ロボットを備える少なくとも1つの第1の要素に基づいて、水が入っている前記プールを監視するための方法であって、前記第1の要素が、複数の水中ロボットを備え、かつ/または前記第2の要素が水中ロボットであり、基準状態に対する前記プールの少なくとも1つの状態変動を表す量の測定値を生成できるセンサが、前記水中ロボットに設置され、前記方法が、基準状態に対する前記プールの少なくとも1つの状態変動を表す量の測定値を生成するステップであって、前記測定値が前記センサから得られるステップと、前記第1の要素が、沈んだ位置で、少なくとも1つの第2の要素と通信するステップと、前記センサの出力を処理して、通知手段により、基準状態に対するプールの状態変動についての通知の少なくとも1つの動作を起動するステップとを含む方法である。
有利には、第2の要素は、プール内で水中ロボットを前進させるための独立型の推進機能が備わり、基準状態に対する前記プールの少なくとも1つの状態変動を表す量の少なくとも1つの測定値を生成できる少なくとも1つのセンサが設置された水中ロボットであり、前記システムがまた、処理手段において、前記第2の要素に設置された前記少なくとも1つのセンサの出力を処理するように構成される。
有利には、前記少なくとも1つのセンサはまた、プールへの人の侵入を検出することができ、第1の要素は複数の水中ロボットを備え、かつ/または、第2の要素は水中ロボットから構成される。
有利には、この方法は、
−前記少なくとも1つのセンサが、水への人の侵入を検出すると、第1の警報信号A1、および、侵入が実際に発生したと考えられる確率を表す第1の確率信号PA1、PB1、PC1を生成する、水への身体の侵入を検出するステップと、
−第1の水中ロボットによって第1の警報信号A1が生成されると、少なくとも1つの第2の水中ロボットからの確率信号に少なくとも基づいて検査が実行されて、人の侵入が少なくとも1つの第2の水中ロボットによって確認されたかどうか検査する確認ステップと
を含む。
有利には、侵入が確認されると、通知手段駆動ステップは、人がプールの水に落下したことを人に通知する。
有利には、確認ステップは、
−第1の警報信号A1を生成した水中ロボットの数と、所定の閾値数とを比較する第1のステップと、
−第1の警報信号A1を生成した水中ロボットの数が、少なくとも所定の閾値数に等しいときに、それぞれの警報信号A1に関連した第1の確率信号PA1、PB1、PC1と、第1の所定の確率閾値S1とを比較する第2のステップと
を含む。
有利には、確認ステップは、少なくとも1つの確率信号が第1の所定の閾値を下回るとき、それぞれ、第1の警報信号A1を生成した水中ロボットの数が所定の閾値数を下回るときに、
−値が最も高い第1の確率信号がそこから得られた水中ロボットに対応する主要な水中ロボットを識別するステップと、
−この主要な水中ロボット以外の水中ロボットに対応する、少なくとも1つの他の水中ロボットの駆動手段を起動し、その結果、そのロボットが主要な水中ロボットに接近するステップと、
−前記少なくとも1つの他の水中ロボットに設置された前記センサが、侵入が実際に発生したと考えられる確率を表す確率信号を生成する、第2の検出ステップと、
−前記少なくとも1つの第2の確率信号が、第2の確率閾値と比較される第3の比較ステップと
を含む。
有利には、少なくとも1つの第2の確率信号が第2の所定の閾値を超えるとき、侵入事象が確認される。
有利には、閾値数は3に等しい。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照しながら、非限定的な例として提示される以下の詳細な説明を読むことによって明らかになろう。
本発明の第1の実施形態によるシステムの概略を示す。 本発明の第2の実施形態によるシステムの概略を示す。 本発明による方法の主なステップを示す。 本発明による方法の好ましい一実施形態の詳細なステップを示す。 水中ロボットに設置されるセンサの例示的な構成を示す。
各図を通して、同じ要素は、同じ参照符号で識別される。
図1および図2は、本発明による、プールを監視するためのシステムの、2つの異なる実施形態の概略を示す。これらの実施形態では、プールに入っている液体は水である。以下の説明で述べるすべてが、他の任意の透明な液体でも有効である。
図1に示した第1の実施形態によるシステムは、プールに蓄えられた水の水質を監視するためのシステムである。
図2に示した第2の実施形態によるシステムは、プールに蓄えられた水の中に人が侵入したことを監視するためのシステムである。両方の実施形態に共通の要素を、まず説明することになる。
示された2つの実施形態による監視システムは、独立型の推進機能3が備わった3つの水中ロボット2A、2B、2Cから構成される第1の要素を備える。水中ロボットは、水中を自由に移動することができる。
独立型の推進機能3は、水中での3次元すべてにおいて、動きを水中ロボット2A、2B、2Cに伝達するように構成される。
有利には、水中ロボットは潜水艦ロボットである。これらのロボットは、深いところで潜水したり、移動したりするように構成される。
推進手段3は、たとえば、水中ロボットに、魚の動きと似た動きを伝達するように構成される。
本発明によるシステムはまた、推進手段3を起動するための手段4を備える。示された各実施形態では、起動手段4は離して配置され、中央処理装置5から構成される第2の要素に設置される。中央処理装置5は、プールの水に浮くように構成される。
一変形形態として、起動手段4は、水中ロボット2A、2B、2Cに設置される。この場合、各水中ロボットは、液状媒質中を独立して移動することができる。起動手段4はまた、水中ロボットのうちの1つに設置することができ、次いで、このロボットがマスタ・ロボットになる。
浮遊式の中央装置5は、内部に設置された様々な装置を有し、これについては後で説明する。この構成により、浮遊式の中央装置に設置された装置を、プールの構造体に設置するのに要する時間を不要にすることが可能になる。
それぞれ3つの水中ロボット2A、2B、2Cから構成される第1の要素には、水に浸けた位置および有利には沈んだ位置で、浮遊式の中央装置5、および/またはそれぞれその他の水中ロボット2A、2B、2Cと通信するための通信機能が設けられる。
これらの通信機能により、浮遊式の中央装置5、および水中ロボット2A、2B、2Cが、無線リンク手段6を介して通信することができるようになる。これらの通信機能により、中央装置5が、推進手段3を遠隔制御できるようになる。
無線リンク手段は、たとえば、液状媒質、特に水においてデータを伝送するのに適した、振動、音響、光(赤外光もしくは可視光)または他の任意のタイプの送信機および受信機である。非常に低い周波数の音波、または赤外光もしくは可視光の電磁波によるデータの伝送が、特に本発明に適している。周波数が3HZ〜30HZの間のVLFと呼ばれる超長波は、液状媒質中で実質的に減衰することなく伝送することができる。逆に言えば、無線周波数範囲のRFは、液状媒質によってほとんど完全に吸収され、これらの波の伝搬が極度に制限される。
水中ロボット2A、2B、2Cは、前記ロボット2に設置された装置に電力を供給できる、エネルギー蓄積手段8を備える。
エネルギー蓄積手段8と協働して、この蓄積手段が、たとえば誘導によって確実に再充電されるように意図された電力供給手段9が、中央装置5に設置される。
有利には、起動手段4は、水中ロボット2A、2B、2Cを中央処理装置5に向けて誘導し、電力供給手段9が蓄積手段8と協働して、蓄積手段に蓄えられた電気エネルギーが所定のエネルギー閾値を下回るときに、蓄積手段が確実に再充電されるように構成される。図1および図2の実施形態では、第1の要素は、独立型の推進機能が備わった、センサ15、150が設置された3つの水中ロボット2A、2B、2Cから構成される。センサ15、150は、少なくとも基準状態に対するプールの状態変動を表す量の測定値を生成することができる。
有利には、ロボットは、3次元位置特定機能(図示せず)を備える。これらの位置特定機能は、有利には、3次元でロボットの位置を特定するための手段を備える。たとえば、慣性中央装置とすることができる。
一変形形態として、水中ロボットの位置特定機能は、少なくとも1つの水中ロボットおよび/または中央処理装置5と通信するための通信機能を備える。次いで、処理手段11(以下に述べる)は、通信機能からの通信信号に基づいて、たとえば三角測量によって、ロボットの位置を特定するように構成される。
システムは、処理手段11において、センサ15、150、および場合によっては位置特定機能の出力を処理し、少なくとも1つの動作を起動するように構成される。
起動された動作は、たとえば、基準状態に対するプールの状態変動を人に知らせる動作とすることができる。
処理手段11は、少なくとも基準状態に対するプールの状態変動を表す量の測定値、および場合によっては位置特定機能を使用して、通知手段12、13、14を駆動するためのコマンドを生成することができる。
処理手段11は離して配置される。これらの手段は、中央装置5に設置される。一変形形態として、処理手段は、水中ロボットに設置される。
通知手段は、両方の実施形態において、プールの外側に配置された表示手段12を備える。一変形形態として、表示手段は、中央装置5に設置される。
通知手段はまた、警報装置13を備える。この装置は、たとえば、視覚または聴覚の警報を生成することができる。警報装置は、離して配置することができる。この装置は、レジャー・プールの外側に設置することができる。
このシステムはまた、処理手段11とそれぞれの通知手段12、13、14との間でデータを交換することを可能にする、通信手段7を備える。これらの通信手段は、たとえば、無線リンクである。
次に、図1に示す、水質を監視するためのシステムをより正確に説明する。
この実施形態では、「プールの状態変動」とは、基準閾値を超える、水の物理化学パラメータを修正することによって生成される状態変動を意味するものと理解すべきである。したがって、「プールに入っている水の状態変動」という表現が当てはまる。
センサ15は、水の物理化学パラメータの測定値を生成することができる。
これらの物理化学パラメータは、水中ロボットが沈んでいる水の水質を表す量である。
たとえば、センサ15は、水中ロボットが沈んでいる液状媒質の酸化還元電位の測定値OA、OB、OCを生成することができる。酸化還元電位は、水中での殺菌剤(塩素、臭素、活性酸素)の濃度を表す。
一変形形態として、センサは、温度計であり、あるいはセンサが沈んでいる水性媒体のpHまたは導電率を測定できるセンサである。
一変形形態として、水中ロボットは、設置された複数のセンサ15を有し、これらのセンサは、水質の様々な物理化学量を測定することができる。
一変形形態として、このシステムは、1つ、2つ、または3つより多い水中ロボットを備える。
通知手段は、たとえば、処理手段11からのコマンドに基づいて、水中ロボットの外観を修正できる、設置された通知手段14を備える。
設置された通知手段14は、発光ダイオードを備える。
発光ダイオードは、水中ロボットの外側から見える照明を生成するように構成される。たとえば、これらの発光ダイオードは、水中ロボットの表面に設置される。また、これらの発光ダイオードは、潜水艇を区画する箱の内側に設置することができ、前記箱は、可視光電磁放射に対して透明である。
これらの手段14は、図2には示していないが、第2の実施形態によるシステムの水中ロボットに設置することができる。
処理手段11は、水の物理化学パラメータの少なくとも1つの測定値に基づいて、前記物理化学パラメータの値の推定値を生成できる推定手段16を備える。
処理手段11はまた、物理化学パラメータの値の少なくとも1つの推定値と当該物理化学パラメータに関連する基準閾値とを比較することにより、水が所定の品質基準CRに適合するかどうか検査することができる、水質を評価するための手段17を備える。
いくつかのセンサが全く同一のロボット上に設置される場合、手段17はいくつかの量の推定値を受信する。水質基準は、複合的な品質判定基準とすることができる。次いで、手段17は、いくつかの測定された物理化学パラメータの値の評価とそれぞれの所定の閾値とを比較する。これは、いくつかの量の測定値に基づいて水質を評価することになる。これにより、装置の信頼性を改善することが可能になる。
図1に示した実施形態では、システムが生成する動作は、人に通知するための動作である。
処理手段11はまた、水質を表す少なくとも1つの物理化学パラメータの値の少なくとも1つの推定値に基づいて、または評価手段17によって生成される水質の評価に基づいて、通知手段12、13、14を駆動するためのコマンドCを生成するための手段18を備える。
本発明による装置の動作の1つのモードによれば、水中ロボットに設置されたセンサ15は、酸化還元電位の測定値OA、OB、OCを生成する。他のタイプの物理化学パラメータが測定されるときも、以下のことが有効である。
これらの測定は定期的に実行される。これらの測定値は、第1の通信手段によって、処理手段11に定期的に伝送される。
単一のセンサによって生成されるこの電位のいくつかの測定値に基づいて、酸化還元電位の値の推定値Oが計算される。それは、たとえば、センサ15によって様々な時点で生成される複数の測定値OAの平均値である。
次いで、評価手段17が、酸化還元電位の推定値Oを受信する。評価手段は、この推定値と所定の酸素還元閾値SOとを比較する。電位がこの閾値を超える、または下回る場合、これは、殺菌剤の濃度がそれぞれ不十分または十分であることを意味する。次いで、コマンドを生成するための手段18がコマンドを生成して、それぞれ赤色光、緑色光を発光するダイオードをオンにする。水泳プールの所有者は、潜水艇が赤色光を発しているのを見ると、水泳プールに殺菌剤を投入しなければならない。
手段18はまた、警報を起動するためのコマンド、または表示コマンドを生成することができる。
様々な時点で生成されるいくつかの測定値に基づいて、酸化還元電位を推定することにより、酸化還元電位の推定値が正確であることが確実である。監視システムはこのように信頼性が高い。すなわち、このシステムからの誤警報の数は低い。オペレータまたは所有者は、水中ロボットの色を信頼して、プールの水に殺菌剤をいつ供給すればよいのか知ることができる。
有利には、水中ロボットは、永続的に動き回るように構成される。次いで、水泳プールの様々なポイントで取得された測定値に基づいて酸化還元電位が計算され、それにより、電位の推定値の確度および本発明によるシステムの信頼性が向上する。
一変形形態として、様々な水中ロボット(システムはこのように少なくとも2つの水中ロボットを備える)に設置された様々なセンサによって生成された酸化還元電位の測定値に基づいて、この電位の値の推定値Oが計算される。この推定値は、たとえば、様々なセンサから得られた測定値の平均を求めることによって計算される。
酸化還元電位を推定するのに使用される測定値は、プールの様々なポイントで生成されるが、それというのも、様々な水中ロボットが必然的に様々な位置を占めるからである(このように、確度は、使用されるロボットの数に直接関係している)。
水中ロボットが沈むように構成されるとき、装置の信頼性がさらに改善される。このように、各測定が確実に深いところで実行される。ここで、深いところで実行される各測定は、表面で実行される測定よりも水質をよく表していることが分かった。
図2には、本発明の第2の実施形態によるシステムが示してある。このシステムは、プールの水に身体が侵入したことを検出できる、侵入を検出するためのシステムである。
基準状態に対する、プール、より具体的にはプールに入っている液体の状態変動を表す量の測定値を生成できるセンサ150が、水中ロボット2A、2B、2Cのそれぞれに設置される。この実施形態では、状態変動とは、プールに人が侵入することである。
たとえば、センサ150は、たとえば人の身体がプールに侵入することを検出することができる。
この実施形態では、センサ150は、プールに入っている液体に人が侵入することを検出することができ、この液体は説明した例では水である。
これらのセンサは、プールに入っている液体に人が侵入すると変化する量の測定値を生成することができる。この侵入は、たとえば、量が不意に変化する場合、すなわち、所定の時間間隔での量の変化が所定の閾値を超える場合に検出される。センサ150は、たとえば、明るさを測定することができ、この明るさの不意の変化を検出することができる。センサはまた、この明るさが所定の閾値を下回ったときに、侵入を検出することができる。
センサ150はまた、音響タイプとすることができる。すなわち、水浸によって生成される衝撃波、および気泡の音響痕跡を検出することができる。
センサ150は、侵入が発生したと考えられる確率を表す確率信号を生成することができる。各センサはまた、侵入、すなわち水浸事象を検出すると、警報信号を生成することができる。
たとえば、明るさの変化の速度が所定の検出閾値を超えるときに警報信号が生成され、この警報信号に関連する確率信号は、確率の変化の速度に比例する。
警報信号および確率信号が第2の要素に送信される。この要素は、図2において、浮遊式の中央装置5であり、処理手段11をそれ自体に設置している。
次に、本発明の第2の実施形態による装置を実装する方法を説明する。
この方法の主要なステップを図3に示す。
この方法を実装するには、本発明の第2の実施形態によるシステムが、いくつかの水中ロボットを備えていて、それぞれが少なくとも1つのセンサ150をそれ自体に設置していることが必要である。
この方法は、レジャー・プールの水に人が侵入したことを検出する第1のステップ200を含み、このステップにおいて、各センサ150は、水の中に人が落下したことを検出すると、第1の警報信号A1、および、プールの水への人の侵入が実際に発生したと考えられる確率を表す第1の確率信号PA1、PB1、PC1を生成する。このステップはまた、第1の信号を処理手段11に伝送するステップを含む。ここで、データが、中央処理装置5である第2の要素に伝送される。
少なくとも1つの警報信号A1が、第1の水中ロボットによって処理手段11に送信されるとき、この方法は、第1の水中ロボットとは異なる1つまたは複数の第2の水中ロボットからの第1の確率信号に少なくとも基づいて、人の落下が確認されたかどうか検査することになる確認ステップ210を含む。
この確認ステップにより、単一検出器を備えることになる装置と比較して、本発明による装置の信頼性を改善することが可能になる。装置によって水浸事象が確認されると、水浸が実際に発生した確率が高くなる。確認ステップにより、誤検出を区別することが可能になる。
侵入が確認された場合、この方法は、処理手段11によって通知手段を駆動して、プールの水の中に人が落下したことを人に通知するステップ220を含む。これには、たとえば、聴覚および/または視覚の警報を発するように警報装置を駆動するステップ、あるいは通知を表示するよう表示装置を駆動するステップを必要とする。
好ましい実施形態によれば、第2の実施形態による装置は、少なくとも3つの水中ロボットを備える。
図4には、この場合の方法の各ステップが概略示してある。
確認ステップ210は、第1の警報信号を処理手段11に伝送した水中ロボットの数Nを計算するステップ211と、水中ロボットの数Nと所定の閾値数を比較する第1のステップ212とを含む。この閾値数は、図4に示した例では3に等しい。
有利には、このステップは、所定の時間窓の範囲内で第1の警報信号A1を処理手段11に伝送した水中ロボットの数Nを数えるステップにある。
少なくとも3つの水中ロボットが侵入を検出した場合、確認ステップは、第1の警報信号A1に付随する第1の確率信号PA1、PB1、PC1と、第1の所定の確率閾値S1とを比較する第2のステップ213を含む。
それぞれ第1の警報信号A1に関連する第1の確率信号PA1、PB1、PC1のすべてが、第1の所定の閾値S1を超える場合、侵入事象の発生が確認される。
そうでない場合は、確認ステップ210はまた、有利には(ただし強制的にではなく)、値が最も高い第1の確率信号が得られる水中ロボット2Aに対応する主要な水中ロボットを識別するステップ214を含む。
さらに、確認ステップ210は、主要な水中ロボット2A以外の水中ロボットに対応するその他の水中ロボット2B、2Cの駆動手段を起動し、その結果、その他の水中ロボットが主要な水中ロボット2Aに接近する、ステップ215を含む。このステップは、位置特定機能から得られる、様々な水中ロボットの位置の測定値に基づいて、起動手段によって実行される。
確認ステップは、その他のロボット2B、2Cの検出手段150が、第2の確率信号PB2、PC2を生成し、無線通信手段6を介してそれらを処理手段11に伝送する第2の検出ステップ216を含む。
このステップの後に、その他の水中ロボットから得られる第2の確率信号PB2、PC2と、第2の所定の確率閾値S2とを比較する第3のステップ217が続く。有利には、少なくとも1つの他の水中ロボット2B、2Cからの少なくとも1つの第2の確率信号PB2、PC2が第2の所定の閾値S2を超える場合、水浸事象が確認される。
一変形形態として、起動段階215において、その他の水中ロボットのうちのいくつかのみが、主要な水中ロボットに向けて誘導される。主要なロボットに向けて誘導される水中ロボットの数が多いと、検出の信頼性が一層高くなる。
処理手段11が、3つより少ない水中ロボットから第1の警報信号を受信する場合、確認ステップ210は、第1の比較ステップ213を含まない。
その他の水中ロボット2B、2Cが主要な水中ロボット2Aに即座に集まらない場合、有利には、第2の確率閾値S2が第1の閾値を下回る。実際には、プールに身体が侵入した結果は、時が経つにつれて減衰する。たとえば、音波を測定する場合、水浸によって生成される衝撃波は減衰時間を有する。
一変形形態として、第1の確率閾値S1は、第2の確率閾値S2に等しい。たとえば、検出手段が光タイプであり、確率信号が明るさに逆比例するとき、この実施形態は意味をなす。
起動ステップ215を実施するために、有利には、水中ロボットの位置特定機能が使用される。
有利には、図5に示すように、水中ロボット2Aに設置されたセンサ150は、潜水艇が水に浸かっているとき、水平面において互いに間隔を空けて配置されるように構成された2つの別個のセンサ151、152を備える。有利には、このシステムは、2つの別個のセンサからの信号に基づいて、水浸が発生したと仮定される水浸の領域を検出するための手段を備える。
たとえば、2つの別個のセンサ151、152は、潜水艇2Aの側面F1、F2にそれぞれ配置される。有利には、水中ロボット2Aは、水に浸かっているとき、水平面において細長い形状を有する。
本発明によるシステムは、良好な信頼性を提供する。実際には、侵入を検出できるセンサは、水の表面に配置されるときよりも、水面下に配置されるときに、より良好な感度を示す。
前述の方法を実施するために、処理手段は、以下の手段(図2には示していない)を備える。
−侵入を検出した水中ロボットの数Nを計算するための手段。
−潜水艇の数と閾値数を比較するための手段。
−確率信号と所定の閾値を比較して、2つの比較ステップ213、217を実施できるようにするための手段。
−確率が最も高い信号を処理手段に伝送した潜水艇を識別するための手段。
有利には、これらの手段は計算モジュールである。
本発明によるシステムは、設置が容易である。このシステムは、プール側にはいかなる設置作業も必要としない。各センサは、特に、プール外の水中ロボットに取り付けられる。次いで、ロボットは、プールの水に浸けられる。監視装置の保守も容易になる。
本発明の第1および第2の実施形態の変形形態では、第1の要素が、前述の通り1つまたは複数の水中ロボット2A、2B、2Cから構成される。第2の要素も、前述の通り水中ロボット2A、2B、2Cから構成される。この場合、「マスタ・スレーブ・ロボット」という表現が当てはまる。次いで、システムはまた、処理手段において、第2の要素に設置された1つまたは複数のセンサ15、150の出力を処理し、必要ならば、前記第2の要素の位置特定機能の出力を処理するように構成される。
処理手段11は、マスタ・ロボット(第2の要素)に設置することができる。これらの手段は離して配置することができ、第2の要素(マスタ・ロボット)と通信するための通信機能を設けることができる。次いで、マスタ・ロボットはセンサ15、150の出力、ならびに、適切な場合はスレーブ・ロボットおよびマスタ・ロボットの位置特定機能の出力を受信し、それを処理手段に送出する。すなわち、この場合、システムは、第1の要素のロボットに対応する第1の組のロボット、および第2の要素に対応する追加のロボットを含む、1組のロボットを備える。この追加のロボットはマスタ・ロボットであり、第1の要素の(1つまたは複数の)ロボットはスレーブ・ロボットである。
起動手段3は、マスタ・ロボットに設置することができる。
さらに、第1および第2の実施形態によるシステムが複数の水中ロボットを備えるとき、後者は、第1の要素と第2の用途の間に分配することができる。第1の要素は、前述の1つまたは複数の水中ロボットから構成することができ、第2の要素は、前述の水中ロボットから構成することができる。

Claims (18)

  1. 水などの液体が入っているプールを監視するためのシステムであって、複数の水中ロボットを備え、少なくとも1つの第1の要素が、前記プール内で前記水中ロボット(2A、2B、2C)を前進させるための独立型の推進機能が備わり、沈んだ位置で、少なくとも1つの第2の要素(2A、2B、2C、5)と通信するための通信機能が備わった前記水中ロボット(2A、2B、2C)のうちの少なくとも1つを備え、前記第2の要素が、前記複数の水中ロボットのうちの1つであるか、または、前記プールに入っている液体に浮くように構成された中央装置(5)であり、基準状態に対する前記プールの少なくとも1つの状態変動を表す量の測定値を生成できるセンサ(15、150)が、前記水中ロボットに設置され、前記システムが、処理手段(11)において、前記センサ(15、150)の出力を処理して、通知手段により、基準状態に対する前記プールの前記状態変動についての通知の少なくとも1つの動作を起動するように構成されることを特徴とするシステム。
  2. 目に見えるもしくは耳に聞こえる警報を生成できる警報装置(13)、および/または表示手段(12)を備える、請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記通知手段が、少なくとも1つの水中ロボット(2A、2B、2C)の外観を修正するための手段(14)を備える、請求項1または2に記載の監視システム。
  4. 前記処理手段(11)が前記中央装置(5)に設置される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の監視システム。
  5. 少なくとも1つの状態変動が、前記プールに人が侵入することであり、前記少なくとも1つのセンサ(150)も、前記プールへの人の前記侵入を検出することができる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の監視システム。
  6. 前記少なくとも1つのセンサ(150)が、互いに離して配置された2つの別個のセンサ(151、152)を備え、前記システムが、前記2つの別個のセンサ(151、152)からの信号に基づいて、水浸が発生したと仮定される水浸領域を検出するための手段を備える、請求項5に記載の監視システム。
  7. 少なくとも1つの状態変動が、前記プールに入っている前記液体の質を表す物理化学パラメータに関連する基準閾値を超える、前記物理化学パラメータの変化である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の監視システム。
  8. 前記処理手段(11)が、複数の水中ロボット(2A、2B、2C)からの前記液体の物理化学パラメータの測定値に基づいて、前記物理化学パラメータの値の推定値を生成できる推定手段(16)と、前記物理化学パラメータの前記値の少なくとも1つの推定値と前記物理化学パラメータに関連する基準閾値とを比較することにより、前記液体が所定の品質基準に適合しているかどうか検査できる、前記液体の質を評価するための評価手段(17)とを備える、請求項7に記載の監視システム。
  9. 前記処理手段(11)がまた、前記物理化学パラメータの前記値の少なくとも1つの推定値に基づいて、あるいは前記液体の前記質の評価に基づいて、通知手段駆動コマンド(12、13、14)を生成して、前記液体の前記質を人に知らせることができる手段(18)を備える、請求項8に記載の監視システム。
  10. 前記推定手段(16)が、全く同一の水中ロボット(2A、2B、2C)からの、前記物理化学パラメータの複数の測定値に基づいて、前記液体の前記質を表す前記物理化学パラメータの値の推定値Oを生成することができる、請求項8または9に記載の監視システム。
  11. 前記推進機能を起動するための手段であって、前記水中ロボットがエネルギー蓄積手段(8)を含む手段を備え、前記システムが、前記エネルギー蓄積手段(8)と協働するように意図され、中央装置に設置された電力供給手段(9)を備え、前記起動手段(4)が、前記水中ロボットを前記中央装置(5)に向けて誘導し、前記電力供給手段が前記蓄積手段(8)と協働して、前記蓄積手段に蓄えられた電気エネルギーが所定のエネルギー閾値を下回るときに、前記蓄積手段が確実に再充電されるように構成される、請求項1〜10のいずれか一項に記載のシステム。
  12. 複数の水中ロボットに基づいて、水が入っているプールを監視するための方法であって、少なくとも1つの第1の要素が、前記プール内で前記水中ロボットを前進させるための独立型の推進機能が備わり、沈んだ位置で、少なくとも1つの第2の要素(2A、2B、2C、5)と通信して、前記第2の要素と通信することを可能にするための通信機能が備わった前記水中ロボット(2A、2B、2C)のうちの少なくとも1つを備え、前記第2の要素が、前記複数の水中ロボットのうちの1つであるか、または、前記プールに入っている水に浮くように構成された中央装置(5)であり、基準状態に対する前記プールの少なくとも1つの状態変動を表す量の測定値を生成できるセンサ(15、150)が、前記水中ロボットに設置され、前記方法が、基準状態に対する前記プールの少なくとも1つの状態変動を表す量の測定値を生成するステップであって、前記測定値が前記センサ(15、150)から得られるステップと、前記第1の要素が、前記沈んだ位置で、少なくとも1つの第2の要素(2A、2B、2C、5)と通信するステップと、前記センサ(15、150)の出力を処理して、通知手段により、基準状態に対する前記プールの前記状態変動についての通知の少なくとも1つの動作を起動するステップとを含む、方法。
  13. −前記少なくとも1つのセンサ(150)が、前記水への人の侵入を検出すると、第1の警報信号A1、および、前記侵入が実際に発生したと考えられる確率を表す第1の確率信号PA1、PB1、PC1を生成する、前記水への身体の侵入を検出するステップ(200)と、
    −第1の水中ロボットによって第1の警報信号A1が生成されると、少なくとも1つの第2の水中ロボットからの確率信号に少なくとも基づいて、人の侵入が少なくとも1つの第2の水中ロボットによって確認されたかどうかについて検査が実行される確認ステップ(210)と
    をも含む、請求項12に記載の監視方法。
  14. 前記侵入が確認されると、通知手段を駆動して、前記プールの前記水に人が落下したことを人に通知するステップ(220)を含む、請求項13に記載の監視方法。
  15. 前記確認ステップ(210)が、
    −第1の警報信号A1を生成した水中ロボットの数Nと、所定の閾値数とを比較する第1のステップ(212)と、
    −第1の警報信号A1を生成した水中ロボットの前記数Nが、少なくとも前記所定の閾値数に等しいときに、前記それぞれの警報信号A1に関連した第1の確率信号PA1、PB1、PC1と、第1の所定の確率閾値S1とを比較する第2のステップ(213)と
    を含む、請求項13または14に記載の監視方法。
  16. 前記確認ステップ(210)が、少なくとも1つの確率信号が第1の所定の閾値を下回るとき、それぞれ、第1の警報信号A1を生成した水中ロボットの数が前記所定の閾値数を下回るときに、
    −値が最も高い第1の確率信号がそこから得られた水中ロボットに対応する主要な水中ロボットを識別するステップ(214)と、
    −前記主要な水中ロボット以外の水中ロボットに対応する、少なくとも1つの他の水中ロボットの駆動手段(4)を起動し、その結果、そのロボットが前記主要な水中ロボットに接近するステップ(215)と、
    −前記少なくとも1つの他の水中ロボットに設置された前記センサ(150)が、前記侵入が実際に発生したと考えられる確率を表す確率信号を生成する、第2の検出ステップ(216)と、
    −前記少なくとも1つの第2の確率信号が、第2の所定の閾値と比較される第3の比較ステップ(217)と
    を含む、請求項15に記載の監視方法。
  17. 少なくとも1つの第2の確率信号が、前記第2の所定の閾値を超えるとき、前記侵入が確認される、請求項16に記載の監視方法。
  18. 前記閾値数が3に等しい、請求項16または17に記載の監視方法。
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