JP6274487B2 - 2つのGBSSIと2つのSSIIaの酵素活性を欠損したコムギから調製された小麦粉を使用した品質劣化が抑制された食品 - Google Patents
2つのGBSSIと2つのSSIIaの酵素活性を欠損したコムギから調製された小麦粉を使用した品質劣化が抑制された食品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6274487B2 JP6274487B2 JP2013166541A JP2013166541A JP6274487B2 JP 6274487 B2 JP6274487 B2 JP 6274487B2 JP 2013166541 A JP2013166541 A JP 2013166541A JP 2013166541 A JP2013166541 A JP 2013166541A JP 6274487 B2 JP6274487 B2 JP 6274487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheat
- gbssi
- ssiia
- starch
- deficient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Grain Derivatives (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Noodles (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
Description
デンプンを糊化させた糊化液の濁度を測定し、糊化直後の濁度と一定期間経過後の濁度の差を評価する。デンプン糊化液は、例えば、精製したデンプンを水に懸濁して0.1%〜3%程度の濃度の懸濁液とし、懸濁液を30分間程度煮沸して得ることができる。煮沸後に室温(20℃〜25℃程度)まで冷却し、一定期間老化条件(例えば、4℃で2〜3週間程度)におく。糊化直後(冷却後)の濁度と老化条件に放置後の糊化液の濁度を測定し、どの程度濁度が変化したかをサンプルごとに評価すればよい。濁度の測定は、白濁の程度を目視により観察して評価してもよいが、糊化液の吸光度(波長は640nm程度でよい)を測定すれば、より正確な評価が可能である。
デンプン懸濁液を加熱し、糊化過程のデンプン液のDSC測定を行ない、糊化エンタルピー変化量を測定する。糊化液サンプルを一定期間老化条件(例えば、4℃で2〜3週間程度)に置いた後、糊化液を加熱して再糊化させ、再び糊化エンタルピー変化量を測定する。老化率(%)は以下の計算式で求められる。
老化率(%)=(保存後のエンタルピー変化量)/(糊化エンタルピー変化量)×100
濁度評価の結果とDSC評価の結果について、それぞれ基準となる数値を設定する。例えば、濁度については、糊化後4℃で14日間置いたもので吸光度の増加量が0.05〜0.07程度以下のデンプンを老化度が低いと評価することができる。また、DSCについては、糊化後4℃で14日間置いたものの老化度が43%〜45%程度以下のデンプンを老化度が低いと評価することができる。2種類の評価法の両方で老化度が低いと評価されたコムギ系統は、該系統に由来する小麦粉又はデンプンを食品に利用した際に老化が進行しにくいデンプン特性を有すると評価することができる。
2つのGBSSIを欠損し、かつ、2つのSSIIaを欠損したコムギ系統は、下記の2系統を親系統として作出された。
親系統1:
「関東79号」(SSIIa-B1欠損型)と外国産品種である「Turkey116」(SSIIa-D1欠損型)、「Chosen57」(SSIIa-A1欠損型)の3品種を順次交配して選抜された、SSIIaを完全に欠損した系統。
親系統2:
もち乙女(GBSSI全欠損型、SSIIaタンパク質は野生型)と「Kestrel」を交配し、そのF5世代の種子から選抜された、GBSSIを完全に欠損した系統。
GBSSI-A1遺伝子確認用プライマー:
AFC:TCGTGTTCGTCGGCGCCGAGATGG(配列番号13)
AR2:CCGCGCTTGTAGCAGTGGAAGTACC(配列番号14)
GBSSI-B1遺伝子確認用プライマー:
BDFL:CTGGCCTGCTACCTCAAGAGCAACT(配列番号15)
BRC1:GGTTGCGGTTGGGGTCGATGAC(配列番号16)
BFC:CGTAGTAAGGTGCAAAAAAGTGCCACG(配列番号17)
BRC2:ACAGCCTTATTGTACCAAGACCCATGTGTG(配列番号18)
GBSSI-D1遺伝子確認用プライマー:
BDFL:CTGGCCTGCTACCTCAAGAGCAACT(配列番号15)
DRSL:CTGTTTCACCATGATCGCTCCCCTT(配列番号19)
SSIIa-A1遺伝子確認用プライマー:
SSIIAF1:GCGTTTACCCCACAGAGC(配列番号20)
SSIIAR1:ACGCGCCATACAGCAAGTCATA(配列番号21)
SSIIa-B1遺伝子確認用プライマー:
SSIIBF1:ATTTCTTCGGTACACCATTGGCTA(配列番号22)
SSIIBR1:TGCCGCAGCATGCC(配列番号23)
SSIIa-D1遺伝子確認用プライマー:
SSIIDF1:GGGAGCTGAAATTTTATTGCTTATTG(配列番号24)
SSIIDR1:TCGCGGTGAAGAGAACATGG(配列番号25)
収穫したコムギは水分が14%になるように加水し一晩放置した後、ビューラー社製またはブラベンダー社製のテストミルにて挽砕した。ビューラー社製テストミルで挽砕した場合には、1B、2B、3B、1M、2M、3Mの取り口から得られた粉を混合して小麦粉とした。ブラベンダー社製テストミルで挽砕した場合には、1等粉、2等粉を合わせて小麦粉を得た。また、収穫したコムギは超遠心粉砕機 ZM 200 (Retsch社) を用いて全粒粉に調製した。ロータ回転数は14,000 rpmとし、スクリーンは梯形孔の0.75 mmとした。
上記小麦粉よりデンプンを次のようにして精製した。小麦粉重量に対し、0.5倍の重量の水を加え、よく捏ねて生地を作成し、冷水中で1時間浸漬した。その後、水中で生地を捏ねてデンプンをもみだした。このデンプン懸濁液を2,070×gで10分間遠心分離し、上清を除去した。デンプンの上層に沈澱したペントザン等の夾雑物を除去した。この操作を繰り返してデンプンを洗浄した。このデンプンを凍結乾燥して精製デンプンを得た。また、精製したデンプンは水分含量を測定し、乾物重量を求めた。
精製したデンプンを用いてアミロース含量を測定した。AMYLOSE / AMYLOPECTIN ASSAY KIT (Megazyme社) を使用し、キットの手順書に従って測定を行った。結果を下記表4に示す。
調製した全粒粉を用いてラピッドビスコアナライザー (RVA) を用いた粘度特性の測定を行った。装置にはNEWPORT SCIENTIFIC 社製 model RVA-4を用い、測定法はアメリカ穀物学会の定める公定法 (AACC法76-21) の小麦粉用の方法に従い、STD3のプログラムで測定した。ただし、水の代わりに1 mM 硝酸銀水溶液を使用した。結果を下記表4に示す。
(1) 濁度測定による老化度推移測定
0.3%のデンプン懸濁液を調製し、沸騰水中で30分間処理することで糊化させた。糊化後25℃に一時間置いた後に懸濁液の吸光度(640nm)を測定し、糊化後の吸光度とした。懸濁液を4℃に14日間置き、その後に再び吸光度を測定した。14日後の懸濁液の吸光度と糊化後の吸光度の差分を算出し、濁度増加量を求めた。
デンプン重量の2倍容量の超純水を加え、DSC (DSC-60A、Shimadzu社) を用いて測定した。測定条件は、以下の通り。
昇温;30-120℃ (5℃/min)、ホールド;120℃ 2 min、冷却;120-30℃ (-5℃/min)。
(1)の結果を図1に、(2)の結果を図2に示す。2/2欠損体のデンプンはいずれも、濁度に基づく評価とDSC測定に基づく評価の両者で老化度が低いと判定された。濁度評価の結果(図1)のみ見ると、2/2欠損体ではない系統(xvii)は濁度の増加が全く見られず老化度が非常に低いことになるが、DSC評価ではこの系統は老化度が非常に高いという結果である。逆に、DSC評価の結果(図2)のみ見ると、2/2欠損体ではない系統(xiii)は老化度が非常に低いことになるが、濁度評価ではこの系統は最も老化度が高いという結果である。この結果は、1種類の評価法のみでは老化耐性の評価が不十分であり、2種類の評価法を組み合わせることでデンプンの老化耐性を適切に評価することが初めて可能になることを示している。
コンビニエンスストアの調理麺等を想定し、うどんを作製して冷蔵保存後に食味試験を行なった。2/2欠損体由来の小麦粉として系統(i)を、コントロールの小麦粉として系統(x)及び(xvi)を用いた。小麦粉は水分13.5質量%ベースで水分補正をし、試験を行った。小麦粉の水分をm質量%とした場合の水分補正の方法は次のとおりである。
小麦粉の実際の使用量(単位:質量部)=100×(100−m)/(100−13.5)
水の実際の使用量(単位:質量部)=(100+加水量)−小麦粉の実際の使用量
1.小麦粉100質量部に食塩4質量部、水38質量部を加えて、13分間、700mHgの減圧下でミキシングを行い生地とした。水の実際の使用量(単位:質量部)=(100+38)−小麦粉の実際の使用量
2.前記生地を製麺ロールにより整形1回、複合2回、圧延3回行い、最終の麺帯の厚みを2.5mmとし、10番(角)の切歯で切り出し麺線とした。麺線の長さは約25cmとした。
3.前記麺線を麺線質量の約15倍の茹で水(pHを5.5〜6.0に調整)で13分間茹で、冷水で締めてから4℃に20時間保存した。
弾力:弾力がない(1点)〜とても弾力がある(5点)
粘り:粘らない(1点)〜粘りが強い(5点)
ソフトさ:ソフトさがない(1点)〜とてもソフトである(5点)
つるみ:つるみがない(1点)〜とてもつるみがある(5点)
ぬめり:ぬめりがない(1点)〜とてもぬめりがある(5点)
ぼそぼそ感:ぼそぼそ感がない(1点)〜とてもぼそぼそする(5点)
食パンを作製して常温保存後に食味試験を行なった。2/2欠損体由来の小麦粉として系統(i)を、コントロールの小麦粉として系統(x)及び(xvi)を用いた。自動ホームベーカリー(エムケー精工株式会社)を用いて「食パンコース」プログラムで食パンを作製した。以下に示す配合で作製した。
水 190 ml
小麦粉 280g
砂糖 20 g
塩 4 g
ショートニング 20 g
脱脂粉乳 6 g
ドライイースト 2.4 g
弾力:弾力がない(1点)〜とても弾力がある(5点)
粘り:粘らない(1点)〜粘りが強い(5点)
モチモチ感:モチモチ感がない(1点)〜とてもモチモチしている(5点)
ソフトさ:ソフトさがない(1点)〜とてもソフトである(5点)
口溶け:口溶けがとても悪い(1点)〜口溶けがとてもよい(5点)
しっとり感:しっとり感がない(1点)〜とてもしっとりする(5点)
甘さ:甘さがない(1点)〜とても甘みがある(5点)
ぱさつき:ぱさつきがない(1点)〜とてもぱさぱさする(5点)
香り:香りがない(1点)〜とても香りが強い(5点)
Claims (8)
- GBSSI-A1及びSSIIa-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1、GBSSI-D1、SSIIa-B1及びSSIIa-D1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉又は前記収穫物若しくは前記小麦粉から分離されたデンプンを原材料として用いて製造された、品質劣化が抑制されたコムギ加工食品。
- 茹で麺である請求項1記載のコムギ加工食品。
- パンである請求項1記載のコムギ加工食品。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコムギ加工食品を含む冷蔵食品。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコムギ加工食品を含む弁当。
- GBSSI-A1及びSSIIa-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1、GBSSI-D1、SSIIa-B1及びSSIIa-D1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉を含む、品質劣化が抑制されたコムギ加工食品の製造用の穀粉。
- 請求項6記載の穀粉を含む、品質劣化が抑制されたコムギ加工食品の製造原料。
- コムギ加工食品の原材料として、GBSSI-A1及びSSIIa-A1の酵素活性を欠損しておらず、GBSSI-B1、GBSSI-D1、SSIIa-B1及びSSIIa-D1の酵素活性を欠損したコムギの収穫物を製粉して得られた小麦粉を用いることを含む、コムギ加工食品の品質劣化の抑制方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013166541A JP6274487B2 (ja) | 2013-08-09 | 2013-08-09 | 2つのGBSSIと2つのSSIIaの酵素活性を欠損したコムギから調製された小麦粉を使用した品質劣化が抑制された食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013166541A JP6274487B2 (ja) | 2013-08-09 | 2013-08-09 | 2つのGBSSIと2つのSSIIaの酵素活性を欠損したコムギから調製された小麦粉を使用した品質劣化が抑制された食品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015033362A JP2015033362A (ja) | 2015-02-19 |
JP6274487B2 true JP6274487B2 (ja) | 2018-02-07 |
Family
ID=52542374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013166541A Active JP6274487B2 (ja) | 2013-08-09 | 2013-08-09 | 2つのGBSSIと2つのSSIIaの酵素活性を欠損したコムギから調製された小麦粉を使用した品質劣化が抑制された食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6274487B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021079896A1 (ja) * | 2019-10-21 | 2021-04-29 | 株式会社ニップン | 乾燥パスタ類 |
WO2021085416A1 (ja) * | 2019-10-29 | 2021-05-06 | 株式会社ニップン | フラワーペースト類及びその製造方法 |
WO2021125284A1 (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 株式会社ニップン | 小麦全粒粉を含有するパスタ類 |
WO2021141114A1 (ja) * | 2020-01-08 | 2021-07-15 | 株式会社ニップン | パンケーキ類及びワッフル類用小麦粉組成物 |
JPWO2021141115A1 (ja) * | 2020-01-08 | 2021-07-15 | ||
JP2021108555A (ja) * | 2020-01-08 | 2021-08-02 | 株式会社ニップン | スポンジケーキ類用小麦粉組成物及びスポンジケーキ類 |
JP7490378B2 (ja) * | 2020-02-10 | 2024-05-27 | 株式会社ニップン | 電子レンジ加熱耐性のある型焼き饅頭及びその製造方法 |
JP7490379B2 (ja) * | 2020-02-10 | 2024-05-27 | 株式会社ニップン | 保温耐性のある型焼き菓子及びその製造方法 |
JP2021126076A (ja) * | 2020-02-14 | 2021-09-02 | 株式会社ニップン | 製麺用粉体組成物 |
JP7568436B2 (ja) | 2020-07-15 | 2024-10-16 | 株式会社ニップン | 多層麺及びその製造方法 |
WO2022138566A1 (ja) * | 2020-12-21 | 2022-06-30 | 株式会社ニップン | 揚げ物衣材用穀粉類組成物 |
JP7553682B1 (ja) | 2023-11-01 | 2024-09-18 | 昭和産業株式会社 | 小麦粉組成物、及び小麦粉二次加工品用ミックス |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8053628B2 (en) * | 2005-05-02 | 2011-11-08 | Nippon Flour Mills Co., Ltd. | Wheat having new starch and method for producing it |
-
2013
- 2013-08-09 JP JP2013166541A patent/JP6274487B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015033362A (ja) | 2015-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6274487B2 (ja) | 2つのGBSSIと2つのSSIIaの酵素活性を欠損したコムギから調製された小麦粉を使用した品質劣化が抑制された食品 | |
JP6226165B2 (ja) | 2つのGBSSIと2つのSSIIaの酵素活性を欠損したコムギから調製された小麦粉 | |
JP4865705B2 (ja) | 新規デンプンを有するコムギおよびその作成方法 | |
JP5271160B2 (ja) | Ssii活性が低下したオオムギならびにアミロペクチン含有量が低下したデンプンおよびデンプン含有生成物 | |
Graybosch | Waxy wheats: Origin, properties, and prospects | |
JP6063869B2 (ja) | 高アミロースコムギ | |
JP6292654B2 (ja) | 2つのGBSSIと2つのSSIIaの酵素活性を欠損したコムギから調製された小麦粉を使用した冷凍食品 | |
US20170006815A1 (en) | Cereal seed starch synthase ii alleles and their uses | |
JP7502028B2 (ja) | 高アミロースコムギ-iii | |
JP6274486B2 (ja) | 少なくとも2つのGBSSIと2つのSSIIaの酵素活性を欠損したコムギから調製された小麦粉を使用した糖を添加しない食品の製造方法 | |
JP6347475B2 (ja) | 少なくとも2つのGBSSIと2つのSSIIaの酵素活性を欠損したコムギから調製された小麦粉を使用したマルトース高含有生地の製造方法 | |
JP6196448B2 (ja) | 低温糊化変異米の選抜方法及び低温糊化変異米の生産方法 | |
Chibbar et al. | Characteristics and Uses of Waxy Wheat1 | |
US9943095B2 (en) | Production of high quality durum wheat having increased amylose content | |
US20210054394A1 (en) | High amylose wheat - iv | |
JP3079251B2 (ja) | 新規特性をもつ小麦澱粉 | |
JP2022044024A (ja) | アミロース含有率が低減されたソバ属植物 | |
JP2022140409A (ja) | 尿素崩壊性が増加されたソバ属植物 | |
Kumar | DOCTOR OF PHILOSPHY in PLANT BREEDING & GENETICS | |
Vignaux | Dosage effect of waxy null alleles on starch and processing characteristics of durum wheat |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160527 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20160527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170328 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20170525 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170727 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6274487 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |