JP6273775B2 - 光出射装置及び画像表示システム - Google Patents

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    • F21V14/00Controlling the distribution of the light emitted by adjustment of elements
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    • F21LIGHTING
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    • F21V15/00Protecting lighting devices from damage
    • F21V15/01Housings, e.g. material or assembling of housing parts
    • F21V15/012Housings with variable shape or dimensions, e.g. by means of elastically deformable materials or by movement of parts forming telescopic extensions of the housing body

Description

本発明は、光出射装置及び画像表示システムに関する。
従来、予め定められた座標入力領域内で操作される指示具(例えば、ペン等)の位置を検出する座標入力装置が知られている。このような座標入力装置として、画像が表示される表示面上に当該表示面に沿う光(赤外光)の層を形成し、上記指示具によって表示面内の所定の位置が指示された際に、当該指示具にて反射された光の位置を検出することで、上記指示具による指示位置を検出する座標入力装置が知られている(例えば、特許文献1)。
この特許文献1に記載の座標入力装置は、表示装置の表示面を構成する座標入力有効領域と、当該座標入力領域に沿う上記光の層を形成する投光部及び受光部を有する複数のセンサユニットと、座標入力有効領域の外側3辺に配置され、入射される光を反射させる再帰反射部と、制御・演算ユニットと、を備えている。そして、当該座標入力装置では、座標入力有効領域内での指示具の動作により発生する光量分布の変化範囲を複数のセンサユニットにより検出し、その変化範囲の数及び指示具のペンダウン数に基づいて、座標入力有効領域内における座標値を制御・演算ユニットが算出する。
このような座標入力装置においては、上記センサユニットの投光部は、赤外光を発する赤外LED(Light Emitting Diode)、及び、当該赤外光を略90°の範囲に投光する投光レンズを備えており、当該投光部は、上フードに固定されている。
特許第4757144号公報
ここで、例えば特許文献1に示される座標入力装置では、上記のように、画像が表示される座標入力有効領域上に、当該座標入力有効領域に沿う光の層を形成する必要がある。しかしながら、特許文献1に記載の座標入力装置では、投光部から投射される光の出射方向を調整することができない。
このため、上記投光部を取り付ける壁の凹凸や部品交差等によって、入力面(例えば、スクリーン等)と光の投射角度との間にばらつきが生じる可能性があり、適切に上記光の層を形成することができない場合がある。このような問題に対し、上記センサユニットを精度よく固定することが考えられるが、このような場合には、当該センサユニットの取付けが複雑化するという問題がある。
本発明は、光の出射方向を調整できる光出射装置及び画像表示システムを提供することを目的の1つとする。
本発明の第1態様に係る光出射装置は、所定の平面に沿う領域内に光を出射する光源部と、前記光源部が設けられるフレームと、前記所定の平面に対する前記光源部からの前記光の出射方向を調整する調整機構と、を備え、前記フレームは、前記調整機構に対して前記光の出射方向とは反対側に位置する支点部を有し、前記調整機構は、前記フレームにおける前記光の出射方向側に設けられ、前記所定の平面に直交する方向から見て前記光の出射方向側に互いに間隔を空けて配置される第1調整機構及び第2調整機構を有し、前記支点部を中心として、前記所定の平面に対する前記フレームの傾きを調整することで、前記光の出射方向を調整し、前記第1調整機構及び前記第2調整機構の少なくともいずれかは、前記フレームにおける前記光の出射方向側の端部に沿って配置され、前記フレームとは独立して固定される固定部材と、前記固定部材に回動自在に設けられる軸部材と、前記軸部材に係合し、前記軸部材の中心軸に沿って移動して、前記フレームを前記中心軸に沿って移動させる移動部材と、を有することを特徴とする。
上記第1態様によれば、所定の平面に対する光源部からの光の出射方向を調整する調整機構がフレームに設けられているので、上記所定の平面に対する当該フレームの傾きを調整できる。従って、フレームに設けられた光源部から出射される光の出射方向を所定の平面に対して調整できる。
上記第1態様では、前記フレームは、支点部を有し、前記調整機構は、前記支点部を中心として、前記所定の平面に対する前記フレームの傾きを調整することで、前記光の出射方向を調整する。
上記第1態様によれば、フレームは、支点部を有しているので、調整機構は、支点部を中心として所定の平面に対するフレームの傾きを確実に調整できる。従って、フレームに設けられた光源部から出射される光の出射方向を所定の平面に対して確実に調整することができる。
上記第1態様では、前記支点部は、前記調整機構に対して前記光の出射方向とは反対側に位置し、前記調整機構は、前記フレームにおける前記光の出射方向側に設けられ、前記所定の平面に直交する方向から見て前記光の出射方向側に互いに間隔を空けて配置される第1調整機構及び第2調整機構を有する。
上記第1態様によれば、支点部が調整機構に対して光の出射方向とは反対側に位置するので、フレームにおける上記交差する方向の一端側に位置する第1調整機構、及び、他端側に位置する第2調整機構のそれぞれにより、光の出射方向と反対側に位置する支点部を中心として所定の平面に対するフレームの傾きを調整できる。従って、フレームに設けられた光源部から出射される光の出射方向を上記所定の平面に対して微細に調整できる。
上記第1態様では、前記第1調整機構及び前記第2調整機構の少なくともいずれかは、前記フレームにおける前記光の出射方向側の端部に沿って配置され、前記フレームとは独立して固定される固定部材と、前記固定部材に回動自在に設けられる軸部材と、前記軸部材に係合し、前記軸部材の中心軸に沿って移動して、前記フレームを前記中心軸に沿って移動させる移動部材と、を有する。
上記第1態様によれば、フレームとは独立して固定される固定部材に回動自在に設けられた軸部材が回動されると、軸部材の中心軸に沿って移動部材が移動して、軸部材の中心軸に沿ってフレームが移動される。これにより、上記所定の平面に対するフレームの傾きを、軸部材の回動に合わせて微細に調整できる。また、このような構成を、第1調整機構及び第2調整機構のそれぞれが備えていれば、フレームの傾きをより微細に調整できる。従って、上記光の出射方向をより微細に調整できる。
上記第1態様では、前記軸部材は、当該軸部材の周面に前記中心軸に沿う螺旋状に形成され、前記移動部材と螺合する螺合部を有し、前記移動部材は、前記中心軸を中心とする回動が規制された状態で前記フレームと当接していることが好ましい。
上記第1態様によれば、軸部材の回動により、移動部材を軸部材の中心軸に沿う方向に確実に移動させることができる。これによれば、所定の平面に対するフレームの傾きを極めて微細に調整できる。従って、上記光の出射方向を所定の平面に対して極めて微細に調整できる。
上記第1態様では、前記光源部、前記フレーム及び前記調整機構を内部に収納する筐体を備え、前記固定部材は、前記筐体内に固定され、前記筐体は、前記筐体の外部に位置し、前記筐体に回動自在に支持された操作部材と、前記操作部材と同軸の回動軸を有し、前記軸部材と係合して、前記操作部材の回動とともに前記軸部材を回動させる伝達部材と、を有することが好ましい。
上記第1態様によれば、操作部材を使用者が回動させることで、伝達部材と係合する軸部材を間接的に回動させることができる。これにより、筐体の外部に設けられた操作部材を回動させるだけで、筐体内部に収納されたフレームの傾きを調整できる。
ここで、軸部材を直接回動させると、軸部材に加わる負荷によってフレームや固定部材が変形することが考えられる。これに対し、上記第1態様によれば、伝達部材を介して操作部材が軸部材を回動させることで、当該変形が生じることを抑制できる。
上記第1態様では、前記筐体は、前記操作部材を被覆するカバー部材を備えることが好ましい。
上記第1態様によれば、例えば、上記光の出射方向の調整が終了した後に、操作部材をカバー部材により被覆することで、意図せずに操作部材が回動して、上記光の出射方向が変更されてしまうことを防止できる。
上記第1態様では、前記筐体は、前記操作部材の周囲に位置し、前記操作部材の回動方向に沿って形成された凹部を有することが好ましい。
上記第1態様によれば、操作部材が位置する筐体の周囲に、操作部材の回動方向に沿って凹部が形成されている。これによれば、操作部材を把持する指が侵入するスペースを形成できるので、操作部材が設けられた筐体の面に沿って操作部材を回動させやすくすることができる。このため、使用者の力が操作部材に伝達されやすくなり、当該筐体の面に対して操作部材が傾斜することが抑制されるので、操作部材や伝達部材に対する、負荷を軽減できる。
上記第1態様では、前記筐体と前記フレームとの間に位置し、当該光出射装置が落下した際に前記フレームと当接して、前記フレームに設けられた前記光源部と前記筐体との接触を抑制する緩衝部を有することが好ましい。
上記第1態様によれば、光出射装置の落下時に緩衝部がフレームと当接することにより、筐体と光源部との接触を防止できる。従って、光源部に衝撃対策を施すことなく、落下の衝撃による光源部の破壊を防止できる。また、このような構成により、光出射装置が落下した後も、所定の平面に対して調整されたフレームの傾きを維持できる。
上記第1態様では、前記緩衝部は、前記筐体と一体形成されていることが好ましい。
緩衝部としては、フレームに対して光源部側の筐体内面から突出して、フレームと当該筐体内面との間に位置するピンを例示できる。
上記第1態様によれば、緩衝部が筐体と一体形成されているので、緩衝部品を別途設ける必要がない。従って、光出射装置の製造工程の複雑化及び製造コストの増加を抑制できる。
なお、緩衝部の先端部(フレームとの当接部)は、凸形状及び凹形状のいずれでも採用可能であるが、凹形状とすれば、より効果的に上記衝撃を吸収できる。
本発明の第2態様に係る画像表示システムでは、受信される画像を表示する表示装置と、前記表示装置により前記画像が表示される表示面に沿う領域内に光を出射して、前記表示面に沿う光の層を形成する上記光出射装置と、前記領域内において前記光出射装置から出射された光の反射位置を検出する検出装置と、前記検出装置により検出された検出結果に応じた画像を生成して、前記表示装置に送信する画像生成装置と、を備えることを特徴とする。
上記第2態様によれば、上記第1態様に係る光出射装置と同様の効果を奏することができる。
また、光出射装置から所定範囲に出射される光を上記表示面に適切に沿わせることができるので、当該光の層と表示面との距離を比較的短くすることができる。このため、例えば、光出射装置から出射された光を反射させる指示具を用いて、表示面に表示された画像における所定の部位を連続して指示する操作(ダブルクリックのような操作)、すなわち、当該光の層に対して連続して指示具を挿抜する操作を行いやすくすることができる。従って、画像表示システムの操作性を向上できる。
本発明の一実施形態における画像表示システムの構成及び使用状態を示す図。 上記実施形態における光出射装置を示す斜視図。 上記実施形態における光出射装置の底面部を示す図。 上記実施形態におけるカバーを取り外した外観を示す斜視図。 上記実施形態におけるアッパーケースの表面を示す平面図。 上記実施形態におけるアッパーケースを取り外した状態の外観を示す斜視図。 上記実施形態におけるアッパーケースを取り外した状態の光出射装置を示す平面図。 上記実施形態におけるライトカーテンユニットを示す斜視図。 上記実施形態におけるライトカーテンユニットを底面側から見た図。 上記実施形態におけるロアーケースを示す斜視図。 上記実施形態における光源部から出射される光の出射方向を調整する前の断面図。 上記実施形態における光源部から出射される光の出射方向を天面側に調整した後の断面図。 上記実施形態における光源部から出射される光の出射方向を底面側に調整した後の断面図。 上記実施形態における光源部の調整方法を概略的に示す図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
[画像表示システムの構成]
図1は、本実施形態に係る画像表示システム10の構成及び使用状態を示す図である。
本実施形態に係る画像表示システム10は、図1に示すように、光出射装置1、プロジェクターPJ、スクリーンSC、及び、画像生成装置GN(図示省略)を備える。この画像表示システム10では、光出射装置1は、スクリーンSCに沿って光(本実施形態では赤外光)を出射して、当該スクリーンSCに沿う光の層を形成する。また、プロジェクターPJは、上記画像生成装置GNから受信された画像を被投射面(表示面)であるスクリーンSCに投射して、当該画像を視認可能に表示する。この他、プロジェクターPJは、スクリーンSCにおける画像表示領域を含む撮像領域を撮像する撮像装置を備え、当該撮像装置による撮像画像を画像生成装置GNに送信する。また、画像生成装置GNは、画像表示領域において、光出射装置1から出射されて使用者の指や指示具により反射された光の反射位置(指や指示具等による指示位置)を撮像画像に基づいて解析する。そして、画像生成装置GNは、当該解析結果に基づいて上記反射位置を点や線で表した画像を生成し、当該画像をプロジェクターPJに送信する。これにより、本実施形態の画像表示システム10では、スクリーンSC上での指や指示具の軌跡を含む画像が当該スクリーンSCに表示されることとなる。
以下、画像表示システム10の各構成について説明する。
光出射装置1は、所定の平面に沿う光の層を形成する機能を有する。
本実施形態では、光出射装置1は、図1に示すように、スクリーンSCが設置される壁面WSに配設される。これにより、光出射装置1は、所定の平面であるスクリーンSCに沿う領域(相互作用領域LE)内に光の層を形成する。
なお、光出射装置1の具体的な構成については、後に詳述する。
[プロジェクターの構成]
プロジェクターPJは、上記壁面WSに固定された天吊り金具Mにより吊り下げられ、天井面RSに近接した位置に配設される。このプロジェクターPJは、内部に設けられた光源装置から出射された光を変調して、上記画像生成装置GNから受信される画像情報に応じた画像を形成し、形成した画像をスクリーンSCの被投射面SC1上に拡大投射する画像表示装置としての機能を有する。
この他、プロジェクターPJは、被投射面SC1への画像の投射範囲(画像表示範囲)を含む撮像領域を撮像する撮像装置CMを備え、当該撮像装置による撮像画像を画像生成装置GNに送信する。この撮像装置CMは、画像生成装置GNと合わせて、本発明の検出装置を構成する。
[画像生成装置の構成]
画像生成装置GNは、例えば、PC(Personal Computer)等により構成され、プロジェクターPJから送信される撮像画像を取得して、取得された撮像画像における上記光の反射位置を検出する。なお、撮像画像における画像表示領域の範囲は、キャリブレーションを実行することにより予め把握できる。このため、上記反射位置を検出することにより、被投射面SC1における指示具等による指示位置の座標を取得できる。
また、画像生成装置GNは、取得された指示位置を点や線で表した画像を生成する。このように生成された画像は、プロジェクターPJに送信される。
[光出射装置の構成]
以下、光出射装置の具体的な構成を説明する。
図2は、光出射装置1を示す斜視図であり、図3は、光出射装置1の底面部を示す図である。
光出射装置1は、図2及び図3に示すように、後述する装置本体3を内部に収納する筐体2を備える。
筐体2は、図2に示すように、底面部2B、天面部2A、正面部2C、背面部2D、左側面部2E、及び右側面部2Fを有する。これらのうち、底面部2Bは、上記壁面WS(図1参照)に光出射装置1が設置された際に、当該壁面WSと対向する。また、天面部2Aは、底面部2Bとは反対側に位置する。更に、正面部2Cは、後述する光源部6から出射される光の出射方向側に位置しており、背面部2Dは、当該正面部2Cとは反対側に位置している。そして、天面部2Aが上方に位置するように、正面部2Cと正対した際に、左側面部2Eは左側に位置し、右側面部2Fは右側に位置する。
このような筐体2は、アッパーケース21と、ロアーケース22と、カバー23とを備えて構成されている。
アッパーケース21は、天面部2Aと、正面部2C、背面部2D、左側面部2E及び右側面部2Fのそれぞれの一部とを構成する。ロアーケース22は、底面部2Bと、正面部2C、背面部2D、左側面部2E及び右側面部2Fのそれぞれの一部とを構成する。
これらのうち、ロアーケース22には、底面部2B、正面部2C及び左側面部2Eに跨る左側凹部2Gと、底面部2B、正面部2C及び右側面部2Fに跨る右側凹部2Hとが形成されている。
カバー23は、アッパーケース21に取り付けられるものであり、当該アッパーケース21に操作部材として設けられるダイヤル211(図4及び図5参照)を被覆する。
底面部2Bは、図3に示すように、それぞれの角部に孔部(図示略)を有し、当該各孔部にはねじS1が嵌合している。これらねじS1は、天面部2Aに挿入され、これにより、ロアーケース22とアッパーケース21とがねじ固定される。
なお、詳しくは、後述するが左側凹部2G内には、後述する光源部6を構成する第1光源部6L(図8及び図9参照)が露出される。そして、第1光源部6Lは、図3におけるL1方向を中心とする一点鎖線の範囲に、光を拡散させて出射する。
右側凹部2H内には、後述する光源部6を構成する第2光源部6R(図6及ぶ図7参照)が露出される。そして、第2光源部6Rは、図3におけるL2方向を中心とする一点鎖線の範囲に、光を拡散させて出射する。
これら第1光源部6L及び第2光源部6Rにより形成される光の層(それぞれ一点鎖線内に形成される光の層)の一部は互いに重なり、これら光の層により、被投射面SC1(図1)の全面が当該光の層により覆われる。
図4は、カバー23を取り外した状態の光出射装置1を示す斜視図である。また、図5は、当該状態の光出射装置1を示す平面図である。
アッパーケース21に着脱可能に設けられたカバー23を取り外すと、図4及び図5に示すように、当該アッパーケース21の表面21A(すなわち、天面部2A)に位置する2つのダイヤル211と2つの凹部215とが露出する。
ダイヤル211(左側面部2E側及び右側面部2F側に位置するダイヤルを、それぞれ211L,211Rとする)は、本発明の操作部材に相当し、天面部2Aに回動可能に支持されている。各ダイヤル211は、図5に示すように、本体部212、軸部213及びギア214をそれぞれ有する。
本体部212は、略円筒状に形成され、筐体2外に位置する。この本体部212は、ダイヤル211を回動させる際に使用者により把持される部位であり、当該本体部212の側面には、凹凸が形成されている。
軸部213は、本体部212の略中央部分にねじ固定された棒状部材であり、天面部2Aに形成された孔(図示省略)に挿入される。
ギア214は、筐体2内に位置し、上記軸部213における本体部212側とは反対側の位置に固定されている。このギア214は、本体部212とともに軸部213を回動軸として回動する。換言すると、本体部212をいずれかの方向に回動させると、軸部213を介して本体部212に接続されたギア214は、当該本体部212の回動方向と同方向に回動する。そして、ギア214は、後述する調整機構7を構成するギア721と噛合し、当該ギア721を回動させる。すなわち、ギア214は、本発明の伝達部材に相当する。
凹部215(左側面部2E側及び右側面部2F側に位置する凹部を、それぞれ215L,215Rとする)は、対応するダイヤル211(本体部212)の周囲に位置し、当該ダイヤル211の回動方向に沿って円弧状に形成されている。これら凹部215は、例えば、本体部212を操作する使用者の指の一部を挿入可能な程度の深さに形成される。
[装置本体の構成]
図6は、アッパーケース21を取り外した光出射装置1を天面側で、かつ、正面側から見た斜視図である。図7は、アッパーケース21を取り外した状態を示す平面図である。
装置本体3は、図6及び図7に示すように、ライトカーテンユニット4と基板8とを備え、これらはロアーケース22の内面に固定されている。
これらのうち、基板8は、ライトカーテンユニット4に電力を供給するとともに、当該ライトカーテンユニット4を制御する制御基板である。この基板8とライトカーテンユニット4とは、ケーブル81により電気的に接続されている。
[ライトカーテンユニットの構成]
図8は、ライトカーテンユニット4を天面側で、かつ、正面側から見た斜視図である。図9は、ライトカーテンユニット4を底面側から見た図である。
ライトカーテンユニット4は、上記被投射面SC1に沿う領域内に光を出射して、上記光の層(光のカーテン)を形成する機能と、当該光の出射方向を調整する機能とを有する。このようなライトカーテンユニット4は、図6〜図9に示すように、フレーム5と、光を出射する光源部6と、被投射面SC1に対するフレーム5の傾きを調整することで、光源部6による光の出射方向を調整する調整機構7と、を備える。
[フレームの構成]
フレーム5は、平板状の金属製部材であり、光源部6及び調整機構7を支持する。具体的に、フレーム5において、ロアーケース22の底面22A(図6及び図7)と対向する面には、光源部6が配置されている。また、フレーム5における正面部2C(図6及び図7)側の端部の両端近傍(左側面部2E側及び右側面部2F側の端部近傍)には、調整機構7が配置されている。
このようなフレーム5は、図8に示すように、支点部51と、当該支点部51の周囲に位置する孔部53L,53R,孔部54とを有する。
支点部51は、アッパーケース21に対向する面における光源部6からの光の出射方向とは反対側(すなわち、背面部2D側)の端部近傍に配置されている。この支点部51は、先端が略半球形状に形成されており、後述する調整機構7によってフレーム5の傾き(光の出射方向)の調整を行う際に、当該フレーム5の支点(回動中心)となる。このような支点部51は、本実施形態では、L1方向の延長線とL2方向の延長線とが互いに交差する部位に配置されている(図3参照)。
なお、図6及び図7に示すように、ロアーケース22内には、当該ロアーケース22内に配置されたフレーム5を押さえる押さえ部材24が配置されている。具体的に、押さえ部材24は、支点部51に応じた位置に設けられ、当該押さえ部材24におけるフレーム5に対向する面には、支点部51の先端部が当接される。このような押さえ部材24は、当該押さえ部材24及び上記孔部53Lを挿通するねじS2と、押さえ部材24及び孔部53Rを挿通するねじS2とにより、ロアーケース22に固定される。
[光源部の構成]
光源部6は、上記のように、フレーム5におけるロアーケース22側に取り付けられている。この光源部6は、フレーム5において左側面部2E側に位置する第1光源部6Lと、右側面部2F側に位置する第2光源部6Rとを有する。
これら第1光源部6L及び第2光源部6Rのそれぞれは、所定の平面である被投射面SC1に沿う領域内に光を出射する。具体的に、第1光源部6Lは、上記L1方向(図3参照)を中心とする所定角度の略均一な光の層を形成し、第2光源部6Rは、上記L2方向(図3参照)を中心とする所定角度の略均一な光の層を形成する。このような第1光源部6Lにより形成される光の層と、第2光源部6Rにより形成される光の層とは、被投射面SC1の中央で互いに重なり、各光の層により、被投射面SC1全体が覆われる。これら光の層により、上記相互作用領域LEが形成される。
このような第1光源部6L及び第2光源部6Rは、それぞれ、図9に示すように、固体光源61、光学装置62、支持部材63及びヒートシンク64をそれぞれ備える。
固体光源61は、本実施形態では、赤外光を出射するLD(Laser Diode)であり、前述の基板8によって点灯が制御される。
光学装置62は、固体光源61から出射された光を被投射面SC1に沿って拡散させて出射する。この光学装置62は、図示を省略するが、平行化レンズ及びパウエルレンズを有する。これらのうち、パウエルレンズは、固体光源61から出射されて平行化レンズにより平行化された光を、被投射面SC1に沿う所定範囲内に均等に拡散させて出射する。
支持部材63は、上記光学装置62を支持するものであり、フレーム5に固定される。
ヒートシンク64は、上記固体光源61による光の出射方向とは反対側に配置されている。このヒートシンク64は、当該固体光源61と熱伝導可能に接続され、当該固体光源61から伝導された熱を放熱し、これにより、固体光源61を冷却する。
ここで、ロアーケース22における光源部6の位置を説明する。
図10は、ロアーケース22を天面側で、かつ、正面側から見た斜視図である。すなわち、図10は、図6の状態から装置本体3を取り外した状態のロアーケース22を示す斜視図である。
ロアーケース22は、図10に示すように、開口部221を有する。
開口部221は、ロアーケース22の底面に、上記光源部6の形状に応じて形成されている。そして、ライトカーテンユニット4がロアーケース22に取り付けられると、当該開口部221を介して、光源部6が底面部2B側にて露出する。この状態では、第1光源部6Lは、左側凹部2G内に位置し、第2光源部6Rは、右側凹部2H内に位置し、各光源部6L,6Rは、上記のように、被投射面SC1に沿って光を出射する。
この他、ロアーケース22は、突起222、位置決めピン223及びボス224L,224R,225L,225R,226、ピン227を有する。
突起222は、ロアーケース22の底面22Aに突設されており、当該突起222には、付勢部材としてのばね部材228(図11参照)が嵌め込まれる。このばね部材228は、詳しくは後述するが、底面22Aに当接するとともに、フレーム5の底面部2B側の面に当接して、当該フレーム5を押さえ部材24側に付勢する。
位置決めピン223は、上記孔部54を挿通して、ロアーケース22に対してライトカーテンユニット4(フレーム5)を位置決めする。
ボス224L,224Rは、上記押さえ部材24を固定するねじS2が螺合するねじ孔を有し、これにより、押さえ部材24は、フレーム5を挟むようにロアーケース22に固定される。
ボス226は、底面22Aの四隅にそれぞれ突設され、上記ねじS1が底面部2B側から挿入される。このねじS1は、上記のように、アッパーケース21と螺合する。
ピン227は、開口部221の正面部2C側近傍の位置に、底面22Aから天面部2A側にそれぞれ直状に延びるように複数突設されている。具体的に、略L字状の開口部221における正面部2C側の端縁のうち、一方の辺縁の正面部2C側の両端近傍にそれぞれ1つずつ、他方の辺縁の正面部2C側の両端近傍にそれぞれ1つずつ、合計4つのピン227が配置されている。これらピン227は、ライトカーテンユニット4を筐体2内に収納した際に、底面22Aとフレーム5との間に位置し、光出射装置1が落下した際にフレーム5(詳しくは、フレーム5における光源部6の配置側の面)と当接して、上記光源部6と底面22Aとの接触を抑制する本発明に緩衝部として機能する。このようなピン227は、ロアーケース22と一体形成されており、本実施形態では、射出成形等によりロアーケース22を成形する際に同時に形成される。
なお、本実施形態では、ピン227の先端面(アッパーケース21側の面)は、平面に形成されている。しかしながら、これに限らず、半球面状等の凸形状や凹形状とすることも可能である。
[調整機構の構成]
調整機構7は、図6〜9に示すように、フレーム5において光源部6から出射される光の出射方向側(正面部2C側)に配置され、被投射面SC1に対する当該フレーム5の傾きを調整する。この調整機構7は、フレーム5の正面部2C側の端部(光源部6による光の出射方向側の端部)に沿って配置される固定部材71と、当該端部における左側面部2E側に位置する第1調整機構72L、及び、右側面部2F側に位置する第2調整機構72Rとを有する。すなわち、調整機構7は、被投射面SC1に直交する方向からフレーム5を見た場合に、光源部6から出射される光が拡散する方向に所定間隔を空けて配置される第1調整機構72L及び第2調整機構72Rを有する。
[固定部材の構成]
固定部材71は、一部がフレーム5における上記正面部2C側の端部を覆うようにロアーケース22に固定される。この固定部材71の左側面部2E側及び右側面部2F側には、複数の孔部711が形成されている。これらの孔部711には、ロアーケース22の上記ボス225L,225Rに固定されるねじS3(図6参照)が嵌め込まれ、これにより、固定部材71は、ロアーケース22にねじ固定される。すなわち、固定部材71は、フレーム5とは独立してロアーケース22に固定される。
[第1調整機構及び第2調整機構の構成]
図11は、ロアーケース22及び第2調整機構72Rを示す縦断面図である。換言すると、図11は、図7におけるXI−XI線断面図である。
第1調整機構72L及び第2調整機構72Rは、図8、図9及び図11に示すように、それぞれ、ギア721と、軸部材722(図9及び図11)と、移動部材723(図9及び図11)とを備える。
ギア721は、上記固定部材71におけるアッパーケース21側の面71Aに配置され、軸部材722を中心軸として回動自在に取り付けられている。そして、第1調整機構72Lのギア721は、ダイヤル211Lのギア214と噛合し、第2調整機構72Rのギア721は、ダイヤル211Rのギア214と噛合する。
軸部材722は、ギア721の略中央部分に、当該ギア721の中心軸に沿ってねじ固定される。そして、当該軸部材722におけるギア721とは反対側の端部は、固定部材71及びフレーム5を貫通する。
移動部材723は、軸部材722においてフレーム5を貫通した端部に設けられる。すなわち、移動部材723は、フレーム5に対してロアーケース22側(底面部2B側)に位置する。この移動部材723は、ギア721が回動されると、軸部材722の中心軸に沿って移動する。
具体的に、図11に示すように、軸部材722は、その周面に当該軸部材722の中心軸に沿う螺旋状に形成された螺合部7221を有し、上記移動部材723は、当該移動部材723の中央に位置する孔部の内面に形成されたねじ溝7231にて、当該螺合部7221と螺合する。また、移動部材723は、フレーム5に形成された嵌合部52に嵌合され、これにより、当該移動部材723は、軸部材722の中心軸を中心とする回動が規制された状態でフレーム5に当接している。これにより、上記ダイヤル211が回動され、当該ダイヤル211のギア214と噛合するギア721がいずれかの方向に回動されると、当該ギア721の回動に応じて軸部材722が回動する。この軸部材722の回動に伴い、移動部材723が天面部2A側または底面部2B側、すなわち、軸部材722に沿って移動する。
なお、このような軸部材722の先端部(底面部2B側の端部)近傍には、軸部材722からの移動部材723の抜けを防止する抜け防止部材724が取り付けられている。
また、軸部材722の周囲には、圧縮コイルばねにより構成されたばね部材725が、中心軸を軸部材722と略一致させるようにして配置されている。このばね部材725の一端は固定部材71と当接し、他端はフレーム5と当接している。このため、ばね部材725は、フレーム5を移動部材723に押圧付勢することとなり、移動部材723の移動に合わせて軸部材722の中心軸に沿ってフレーム5を確実に移動させることができる。
[調整機構による出射方向調整]
以下、上記調整機構7による光源部6から出射された光の出射方向の調整方法について説明する。なお、以下の説明では、ダイヤル211Rを操作する場合について説明するが、ダイヤル211L(図4及び図5参照)を操作した際の出射方向調整は、ダイヤル211R(図4及び図5参照)を操作した場合と略同様である。
図11に示した状態では、フレーム5は、ロアーケース22の底面22Aに対して平行に配置されている。この状態では、フレーム5は、上記ばね部材228により天面部2A側に付勢されており、押さえ部材24における底面部2B側の面に支点部51の先端部が当接している。一方、突起222は、フレーム5と直接当接していない。このため、フレーム5は、突起222と押さえ部材24との間で、ある程度の自由度をもってロアーケース22内に配置されているので、当該フレーム5は、調整機構7によって支点部51を中心として傾斜可能である。
図12は、図11に示した状態から光源部6から出射される光の出射方向を底面部2B側に調整した後の光出射装置1の断面図である。なお、図12においては、アッパーケース21等、光出射装置1の構成の一部を省略している。以下の図13も同様である。
このような状態において、使用者が天面部2Aに取り付けられたダイヤル211Rを図5に示す矢印A1方向のうち一方(天面部2A側から見て時計回り又は反時計回り)に回動させると、軸部213を中心軸としてギア214も同方向に回動する。ここで、上記のように、ギア214は、ギア721と噛合している。このため、ギア214が回動されると、ギア721は、当該ギア214と反対方向に回動する。このギア721の回動に伴って、軸部材722も同方向に回動するが、当該軸部材722に螺合する移動部材723は、フレーム5に嵌合されている。このため、移動部材723は、底面部2B側に移動し、ばね部材725により当該移動部材723に向かって付勢されたフレーム5は、図12に示すように、上記支点部51を傾倒の中心(回動中心)として、底面部2B側に傾くこととなる。
このようにしてフレーム5が底面部2B側に傾くと、当該フレーム5に取り付けられた光源部6も同様に底面部2B側に傾き、第2光源部6Rからの光の出射方向も底面部2B側に傾くこととなる。これにより、被投射面SC1に沿う所定の領域内に出射される光の層(相互作用領域LE)と被投射面SC1との相対的な位置が調整される。
図13は、図11に示した状態から光源部6から出射される光の出射方向を天面部2A側に調整した後の光出射装置1の断面図である。
一方、図11に示した光出射装置1の状態において、使用者がダイヤル211Rを上記A1方向のうち他方に回動させると、ギア214を介して、ギア721が、当該ダイヤル211Rとは反対方向に回動する。このギア721の回動に伴って、軸部材722も同方向に回動するが、上記のように、移動部材723はギア721と同方向には回動しない。このため、移動部材723は、軸部材722の回動に伴って、当該軸部材722の中心軸に沿って図12に示した場合とは反対側、すなわち、天面部2A側に移動する。これにより、移動部材723に対して付勢されたフレーム5は、図13に示すように、上記支点部51を傾倒の中心として、移動部材723の移動に合わせて天面部2A側に傾くこととなる。そして、当該フレーム5が傾くことにより、上記第2光源部6Rからの光の出射方向も天面部2A側に傾くこととなる。これにより、被投射面SC1に沿う所定の領域内に出射される光の層(相互作用領域LE)と被投射面SC1との相対的な位置が調整される。
なお、前述したように、フレーム5は、ばね部材228によりフレーム5を押さえ部材24側に付勢されている。このため、例えば光出射装置1の落下時等、筐体2に外部からの衝撃が加えられた場合に、フレーム5は、ばね部材228からの付勢を押し返す方向(底面部2B側)に沿って移動する。これにより、光源部6(第1光源部6L及び第2光源部6R)がロアーケース22(底面22A)に衝突し、破損することが考えられる。
これに対し、筐体2に上記衝撃が加えられて、フレーム5が底面部2B側に移動しようとした場合、緩衝部としての上記複数のピン227の先端部がフレーム5に当接することで、フレーム5の底面部2B側への移動が抑制される。これにより、当該フレーム5に取り付けられた第1光源部6L及び第2光源部6Rのそれぞれがロアーケース22(底面22A)に接触することが抑制される。従って、複数のピン227が緩衝部として機能することにより、第1光源部6L及び第2光源部6Rの破損が防止される。
[被投射面に対する光の出射方向調整]
図14は、光源部6から出射される光の出射方向の調整方法を概略的に示す図である。
光出射装置1の調整方法は、例えば、図14に示すように行う。
スクリーンSCの被投射面SC1の左下端部に、突状に延びる第1ピンP1を設置する。同様に、被投射面SC1の右下端部には、突状に延びる第2ピンP2を設置する。これら第1ピンP1及び第2ピンP2は、詳しい図示を省略するが、被投射面SC1側の端部が、当該被投射面SC1とは反対側の端部より太径となっている。
一方、上記光出射装置1では、フレーム5に設けられた支点部51と第1ピンP1とを結ぶ直線T1上に、第1調整機構72Lを構成する軸部材722の中心軸が位置し、支点部51と第2ピンP2とを結ぶ直線T2上に、第2調整機構72Rを構成する軸部材722の中心軸が位置するように上記壁面WS(図1参照)に取り付けられる。
このような状態において、まず、第1光源部6Lからの光の出射方向を、第1ピンP1を基準として調整する。具体的には、ダイヤル211Lを回動させ、上記被投射面SC1の左下端部において、第1光源部6Lにより形成される光の層(相互作用領域LE)と被投射面SC1との間の寸法を、例えば、約1mm程度になるように調整する。この調整の際に、支点51、軸部材722、第2ピンP2は直線T2上に位置しているため、直線T2を軸として調整することができる。このような調整は、上記プロジェクターPJが有する撮像装置による撮像画像に基づいて行われる。すなわち、上記第1ピンP1は、被投射面SC1側の端部から当該被投射面SC1とは反対側の端部に向かうに従って細くなるように形成されているので、上記光の層と被投射面SC1との間の距離が大きくなると、撮像画像において検出される赤外光の反射位置が上記直線T1上で変化する。このため、当該反射位置に基づいてダイヤル211Lを回動させて、第1光源部6Lからの光の出射方向を調整することにより、上記光の層と被投射面SC1との間の寸法を適切に調整できる。
この後、ダイヤル211Rを回動させ、上記被投射面SC1の右下端部において、第2光源部6Rにより形成される光の層(相互作用領域LE)と被投射面SC1との間の寸法を、例えば、約1mm程度になるように調整する。なお、このような調整は、第1光源部6Lからの光の出射方向を調整する方法と同様の方法により行われる。この調整の際に、支点51、軸部材722、第1ピンP1は直線T1上に位置しているため、直線T1を軸として調整することができる。
このような調整により、第1ピンP1側の調整は直線T2を軸として調整を行い、第2ピンP2側の調整は直線T1を軸として別々に調整を行うことが可能なため、各光源部6L,6Rから出射される光により形成される光の層と、被投射面SC1との間の寸法を少ない調整回数で容易に適切な値とすることができる。すなわち、支点51、軸部材722、及び第1ピンP1が直線T1状に位置し、支点51、軸部材722、及び第2ピンP2が直線T2上に位置するので、第1光源部6L及び第2光源部6Rのそれぞれから出射される光の層と被投射面SC1との寸法を別々に、または独立して適切に調整することができる。
なお、上記では、第1光源部6Lによる光の出射方向を先に調整し、第2光源部6Rによる光の出射方向を後に調整した。しかしながら、これに限らず、調整する順序は逆でもよい。
以上説明した光出射装置1を備える画像表示システム10によれば、以下の効果がある。
所定の平面(被投射面SC1)に対する光源部6からの光の出射方向を調整する調整機構7がフレーム5に設けられているので、当該フレーム5における光の出射方向側の傾きを被投射面SC1に対して調整できる。従って、フレーム5に設けられた光源部6から出射される光の出射方向を被投射面SC1に対して調整できる。
また、光出射装置1から所定範囲に出射される光を被投射面SC1(表示面)に適切に沿わせることができるので、当該光の層(相互作用領域LE)と被投射面SC1との距離を比較的短くすることができる。このため、例えば、光出射装置1から出射された光を反射させる指示具を用いて、被投射面SC1に表示された画像における所定の部位を連続して指示する操作(ダブルクリックのような操作)、すなわち、相互作用領域LEに対して連続して指示具を挿抜する操作を行いやすくすることができる。従って、画像表示システム10の操作性を向上できる。
フレーム5は、調整機構7に対して光の出射方向とは反対側に位置する支点部51を有しているので、調整機構7は、支点部51を中心として被投射面SC1に対するフレーム5の傾きを確実に調整できる。従って、フレーム5に設けられた光源部6から出射される光の出射方向を被投射面SC1に対して確実に調整することができる。
フレームに5おける被投射面SC1に直交する方向から見て光の出射方向に交差する方向の一端側(左側面部2E側)に位置する第1調整機構72L、及び、他端側(右側面部2F側)に位置する第2調整機構72Rのそれぞれにより、被投射面SC1に対するフレーム5の傾きを調整できる。従って、フレーム5に設けられた光源部6から出射される光の出射方向を被投射面SC1に対して微細に調整できる。
フレーム5とは独立して固定される固定部材71に回動自在に設けられた軸部材722が回動されると、軸部材722の中心軸に沿って移動部材723が移動して、軸部材722の中心軸に沿ってフレーム5が移動される。これにより、被投射面SC1に対するフレーム5の傾きを、軸部材722の回動に合わせて微細に調整できる。また、このような構成を、第1調整機構72L及び第2調整機構72Rのそれぞれが備えていれば、フレーム5の傾きをより微細に調整できる。従って、上記光の出射方向をより微細に調整できる。
軸部材722の回動により、移動部材723を軸部材722の中心軸に沿う方向に確実に移動させることができる。これによれば、被投射面SC1に対するフレーム5の傾きを極めて微細に調整できる。従って、上記光の出射方向を被投射面SC1に対して極めて微細に調整できる。
操作部材(ダイヤル211)を使用者が回動させることで、伝達部材(ギア214)と係合する軸部213を間接的に回動させることができる。これにより、筐体2の外部に設けられた本体部212を回動させるだけで、筐体2の内部に収納されたフレーム5の傾きを調整できる。
ここで、軸部材722を直接回動させると、軸部材722に加わる負荷によってフレーム5や固定部材71が変形することが考えられる。これに対し、光出射装置1によれば、ギア214を介してダイヤル211が軸部材722を回動させることで、当該変形が生じることを抑制できる。
例えば、上記光の出射方向の調整が終了した後に、ダイヤル211をカバー部材(カバー23)により被覆することで、意図せずにダイヤル211が回動して、上記光の出射方向が変更されてしまうことを防止できる。
ダイヤル211の本体部212が位置する筐体2の周囲に、当該ダイヤル211の回動方向に沿って凹部215が形成されている。これによれば、本体部212を把持する指が侵入するスペースを形成できるので、本体部212が設けられた筐体2の面(天面部2A)に沿って本体部212を回動させやすくすることができる。このため、使用者の力が本体部212に伝達されやすくなり、当該筐体2の天面部2Aに対してダイヤル211が傾斜することが抑制されるので、ダイヤル211に対する負荷を軽減できる。
フレーム5と筐体2との間(具体的には、フレーム5と、当該フレーム5における光源部6側の面に対向する底面22Aとの間)には、緩衝部としての複数のピン227が配置されている。これによれば、光出射装置1の落下時等、上記衝撃が筐体2に加えられた際に、フレーム5に当該複数のピン227の先端部が当接するので、筐体2に光源部6が衝突することを抑制できる。このため、光出射装置1が落下した後も、被投射面SC1に対して調整されたフレーム5の傾きを維持できる。従って、調整後の光源部6からの光の出射方向を維持できる。
また、緩衝材227は、筐体2(ロアーケース22)と一体形成されている。これによれば、緩衝部品を別途設ける必要がないので、光出射装置1の製造工程の複雑化及び製造コストの増加を抑制できる。
[変形例]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記実施形態では、光出射装置1は、第1光源部6L及び第2光源部6Rを備えていた。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、光源部の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。同様に、上記光出射装置1は、第1調整機構72L及び第2調整機構72Rを有する調整機構7を備えるとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、第1調整機構72L及び第2調整機構72Rのうち、一方のみでもよい。この場合、当該調整機構の配置も適宜変更可能である。
上記実施形態では、光出射装置1は、1つの相互作用領域LE(すなわち、1つの光の層)を形成するとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、互いに重なり合う複数の光の層を形成してもよい。この場合、それぞれの層を形成する光の波長を変えてもよい。このような構成によれば、どの層まで指示具が挿入されたかを把握でき、被投射面に対する指示具等の高さ位置を検出できる。
上記実施形態では、光出射装置1の筐体2は、カバー23を備えることとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、光出射装置1の光源部6から出射される光の出射方向を調整した後に、ダイヤル211を不用意に操作することを防止できれば、どのような構成であってもよい。例えば、ダイヤル211を固定するロック機能を設けるようにしてもよい。すなわち、カバー23は無くてもよい。
上記実施形態では、ダイヤル211を構成するギア214は、ギア721と噛合するとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、ギア721とギア214との間にさらに1つギアを設けるようにしてもよい。これにより、使用者がそれぞれのダイヤル211を操作する際に回動させる方向と軸部材722の回動する方向とが一致し、より光源部6から出射される光の出射方向の調整を容易にできる。
上記実施形態では、それぞれの軸部材722にばね部材725を設け、ロアーケース22の突起222にばね部材228を設けるとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、付勢力を有するものであればどのような部材で構成されてもよく、コイルばねに限定されない。
上記実施形態では、調整機構7によりフレーム5の傾きを調整する際の支点となる支点部51を当該フレーム5に配置した。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、支点部51は、筐体2(例えばアッパーケース21)に設けられていてもよい。
また、押さえ部材24におけるフレーム5と対向する面に、半球形状の支点部を設け、当該支点部にフレーム5が当接するようにしてもよい。
更に、突起222の先端部を半球形状に形成し、当該先端部にフレーム5が当接するように、付勢手段により付勢された押さえ部材が当該フレーム5を押圧する構成としてもよい。
上記実施形態では、緩衝部としてのピン227は開口部221の正面部2C側に複数設けられるとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、ピン227の数は、適宜設定可能である。例えば、第1光源部6L側及び第2光源部6R側にそれぞれ設けなくてもよく、1つであってもよい。ピン227の配置位置も適宜変更可能である。
また、緩衝材としての複数のピン227の先端部(フレーム5との当接面)は、平面状であった。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、当該先端部は、凹形状及び凸形状のいずれであってもよい。なお、当該先端部が凹形状であれば、フレーム5と接触して変形する先端部の肉厚が薄くなる。これにより、凸形状よりも先端部を変形させやすくすることができるので、当該先端部の変形によって衝撃を吸収させやすくすることができる。この他、先端部の面積を大きくすることができる。従って、光出射装置1の落下等によって筐体2に加えられる衝撃をより吸収することが可能である。
更に、ロアーケース22の底面22A(平面)から直状に延びる形状としたが、ピン227の形状も適宜変更可能であり、ロアーケース22(筐体2)と一体形成されなくともよい。加えて、ピン227に代えて、又は、当該ピン227に加えて、コイルばねやゴム等の弾性体を設けてもよい。
上記実施形態では、被投射面SC1をスクリーンSCで構成したが、例えば、ホワイトボードであってもよい。この場合、光出射装置1は、ホワイトボードが取り付けられる壁面と同一の壁面に取り付けられるようにしてもよい。また、ホワイトボードが自立式であった場合には、光出射装置1をホワイトボードに直接取り付けてもよい。更には、スクリーンSCを用いずに、プロジェクターPJが壁面に画像を投射する場合には、当該壁面を被投射面(所定の平面)として光出射装置1を配置してもよい。
上記実施形態では、検出装置を構成する撮像装置CMは、プロジェクターPJに設けられているとしたが、本発明はこれに限らない。すなわち、プロジェクターと撮像装置とは別体であってもよい。
また、画像生成装置GNは、当該撮像装置による撮像画像に基づいて、指示具等による使用者の指示位置を検出するとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、撮像装置が、プロジェクターPJによる被投射面SC1における指示位置を検出し、当該被投射面SC1における画像表示領域内の指示位置の座標を解析して、当該座標を画像生成装置GNに送信する構成としてもよい。
更に、画像表示システム10では、表示装置としてプロジェクターPJを備え、当該プロジェクターPJにより画像が投射及び表示されるスクリーンSCの被投射面SC1を、本発明の所定の平面とした。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、プロジェクターPJ及びスクリーンSCに代えて、液晶、プラズマ及び有機EL(Electro-Luminescence)等の各種ディスプレイを採用してもよい。この場合、当該ディスプレイの表示面を、本発明の所定の平面とすればよい。
1…光出射装置、2…筐体、5…フレーム、6…光源部、7…調整機構、10…画像表示システム、21…アッパーケース、22…ロアーケース、23…カバー、51…支点部、71…固定部材、72L…第1調整機構、72R…第2調整機構、73…移動部材、211…ダイヤル、213…軸部、214、721…ギア、215…凹部、227…ピン(緩衝部)、722…軸部材、CM…撮像装置(検出装置)、GN…画像生成装置(検出装置、画像生成装置)、PJ…プロジェクター(表示装置)、SC1…被投射面(所定の平面、表示面)。

Claims (8)

  1. 所定の平面に沿う領域内に光を出射する光源部と、
    前記光源部が設けられるフレームと、
    前記所定の平面に対する前記光源部からの前記光の出射方向を調整する調整機構と、を備え
    前記フレームは、前記調整機構に対して前記光の出射方向とは反対側に位置する支点部を有し、
    前記調整機構は、前記フレームにおける前記光の出射方向側に設けられ、前記所定の平面に直交する方向から見て前記光の出射方向側に互いに間隔を空けて配置される第1調整機構及び第2調整機構を有し、前記支点部を中心として、前記所定の平面に対する前記フレームの傾きを調整することで、前記光の出射方向を調整し、
    前記第1調整機構及び前記第2調整機構の少なくともいずれかは、
    前記フレームにおける前記光の出射方向側の端部に沿って配置され、前記フレームとは独立して固定される固定部材と、
    前記固定部材に回動自在に設けられる軸部材と、
    前記軸部材に係合し、前記軸部材の中心軸に沿って移動して、前記フレームを前記中心軸に沿って移動させる移動部材と、を有することを特徴とする光出射装置。
  2. 請求項に記載の光出射装置において、
    前記軸部材は、当該軸部材の周面に前記中心軸に沿う螺旋状に形成され、前記移動部材と螺合する螺合部を有し、
    前記移動部材は、前記中心軸を中心とする回動が規制された状態で前記フレームと当接していることを特徴とする光出射装置。
  3. 請求項に記載の光出射装置において、
    前記光源部、前記フレーム及び前記調整機構を内部に収納する筐体を備え、
    前記固定部材は、前記筐体内に固定され、
    前記筐体は、
    前記筐体の外部に位置し、前記筐体に回動自在に支持された操作部材と、
    前記操作部材と同軸の回動軸を有し、前記軸部材と係合して、前記操作部材の回動とともに前記軸部材を回動させる伝達部材と、を有することを特徴とする光出射装置。
  4. 請求項に記載の光出射装置において、
    前記筐体は、前記操作部材を被覆するカバー部材を備えることを特徴とする光出射装置。
  5. 請求項又は請求項に記載の光出射装置において、
    前記筐体は、前記操作部材の周囲に位置し、前記操作部材の回動方向に沿って形成された凹部を有することを特徴とする光出射装置。
  6. 請求項から請求項のいずれか一項に記載の光出射装置において、
    前記筐体と前記フレームとの間に位置し、当該光出射装置が落下した際に前記フレームと当接して、前記フレームに設けられた前記光源部と前記筐体との接触を抑制する緩衝部を有することを特徴とする光出射装置。
  7. 請求項に記載の光出射装置において、
    前記緩衝部は、前記筐体と一体形成されていることを特徴とする光出射装置。
  8. 受信される画像を表示する表示装置と、
    前記表示装置により前記画像が表示される表示面に沿う領域内に光を出射して、前記表示面に沿う光の層を形成する、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の光出射装置と、
    前記領域内において前記光出射装置から出射された光の反射位置を検出する検出装置と、
    前記検出装置により検出された検出結果に応じた画像を生成して、前記表示装置に送信する画像生成装置と、を備えることを特徴とする画像表示システム。
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