JP6272259B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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Description

本発明は、乗客コンベアのトラスに関するものである。
乗客コンベアのトラスは、高低差と支持点間距離のある建物間を橋渡しするように設置される。トラスの両端部には山形鋼の支持金具が設けられ、一端の支持金具だけが建物側の受け梁に溶接で固定され、他端の支持金具は受け梁に固定されずにそのまま載せられた状態で設置される。
このような乗客コンベアでは、例えば乗客の重みによる主枠のたわみや地震等が発生しても、非固定側の支持金具が受け梁に対してずれることにより、トラスと受け梁との間で大きな応力が生じることが防止される。また、地震で支持点間距離が広がる方向に建物が揺れる場合を考慮し、支持金具が建物側の受け梁と接している長さ、すなわち”かかり代”を十分に確保しておくことで、トラスが外れる問題も解消している。また、反対に、地震で建物間が縮む方向に揺れる場合にも、トラスと建物との”隙間”を十分に確保しておけば、トラスが圧縮されることを回避できる。
一方、乗客コンベアはその輸送効率の高さから、人の流れが多い場所に設置され、幹線通路として使用されているため、地震時に停電で動かないとしても階段として使用することで有効な避難経路にもなる。
また、地震によって、支持金具の位置がずれて、かかり代が小さくなった状態で揺れが止まった場合の乗客コンベアは、更なる余震によりトラスが、更にずれることが懸念される。これに関し、特許文献1には、かかり代が通常範囲から外れた事を検出する検出部と、異常を検出した場合に発報する制御部を有する乗客コンベア及びその制御方法が提案されている。この乗客コンベアでは、地震で支持点間距離が広がる方向に建物が揺れる場合に、乗客コンベアが建物側の受け梁に対して過度にずれることを事前に検出することができる。
特開2013−245083号公報
地震時のもう一つの懸念事項として、支持点間距離が縮む方向に建物が揺れて、トラスと建物が衝突し、トラスに大きな圧縮力がかかることが考えられる。トラスに大きな圧縮力がかかった場合には、大きなたわみを生ずる座屈現象が起こる。座屈した梁のあるトラスでは、支持可能な荷重の低下やかかり代の減少する恐れがある。また、座屈した梁や座屈により曲がったレールとステップが干渉して走行できない恐れもある。
トラスのどの梁材で座屈が発生するかは、各梁材の座屈荷重と各梁材に加わる軸力によって決まる。乗客コンベアは物件毎に高低差や支持点間距離が異なるため、物件毎に座屈する梁材も異なる。また、時間帯によって乗客の多さも変わり、その荷重によっても座屈する梁は異なる。そのため、保守員が点検を行うまでは、具体的な問題部分の特定が容易ではなく、また、トラスの座屈は外観からは判断できないことも問題である。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、座屈が生じたか否かおよびかかり代の異常が生じたか否かの判定を行うことができる、乗客コンベアを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明は、建物に対して摺動可能に設置されているトラスを備えた乗客コンベアであって、前記建物と前記トラスとの間の反力を検出する力センサと、前記建物の揺れを検出する加速度センサと、前記力センサの値および前記加速度センサの値に基づいて、座屈が生じたか否か、および、かかり代の異常が生じたか否かを判定する制御装置とを備える。
本発明によれば、座屈が生じたか否かおよびかかり代の異常が生じたか否かの判定を行うことができる。
実施の形態1における乗客コンベアのトラスの側面からの概略図である。 図1の非固定側のトラス端部の拡大図である。 実施の形態1における乗客コンベアのシステム構成図である。 実施の形態1における乗客コンベアの進入防止柵装置を示す図であり、進入防止柵が収容されている状態を示す図である。 実施の形態1における乗客コンベアの進入防止柵装置を示す図であり、進入防止柵が上昇されている状態を示す図である。 実施の形態1における制御装置の座屈判定動作のフローチャートである。 トラスを圧縮した場合の圧縮量と反力のグラフである。 建物がトラスから離れる除荷方向に揺れた場合の概念図である。 図8の場合に関する、圧縮量と反力との関係を示すグラフである。 建物がトラスの圧縮方向に揺れた場合の概念図である。 図10の場合に関する、圧縮量と反力との関係を示すグラフである。 実施の形態1における動作確認のための速度、変位、反力のグラフである。 実施の形態1における制御装置のかかり代の判定動作のフローチャートである。 かかり代の許容範囲の概略図である。 実施の形態1における制御装置の電源切り替え判定動作のフローチャートである。 実施の形態2に関し、加速度センサの配置の組み合わせを説明する第1例を示す図である。 実施の形態2に関し、加速度センサの配置の組み合わせを説明する第2例を示す図である。 実施の形態2に関し、加速度センサの配置の組み合わせを説明する第3例を示す図である。 実施の形態2に関し、加速度センサの配置の組み合わせを説明する第4例を示す図である。 実施の形態2に関し、加速度センサの配置の組み合わせを説明する第5例を示す図である。 実施の形態2に関し、加速度センサの配置の組み合わせを説明する第6例を示す図である。 実施の形態2における乗客コンベアのシステム構成図である。 実施の形態2における力センサと加速度センサの配置と判定可否、信号処理方法を示す表である。 トラス用加速度センサの配置の説明図である。 実施の形態3における準固定トラスのトラス端部の拡大図である。 実施の形態3に関し、加速度センサの配置の組み合わせを説明する第1例を示す図である。 実施の形態3に関し、加速度センサの配置の組み合わせを説明する第2例を示す図である。 実施の形態3に関し、加速度センサの配置の組み合わせを説明する第3例を示す図である。 実施の形態3における乗客コンベアのシステム構成図である。 実施の形態3における力センサと加速度センサの配置と判定可否、信号処理方法を示す表である。 実施の形態3における制御装置のかかり代判定動作のフローチャートである。 実施の形態3におけるトラス位置の移動を示す概念図である。 実施の形態3におけるトラス位置の移動を示す概念図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における乗客コンベアのトラス1の側面からの概略図である。本実施の形態1では、上部側が建物2Aに対して非固定、下部側が建物2Bに対して固定の乗客コンベアについて示す。
図1において、トラス1は鋼材の梁で構成され、両端部にも、山形鋼の支持金具3が設けられ、下部の支持金具3だけが下部側建物2Bの受け梁4に溶接で固定され、水平方向(支持点間距離の方向)に動かないようになっている。上部の支持金具3は上部側建物2Aの受け梁4に固定されずにそのまま載せられた状態で設置される。このような乗客コンベアでは、例えば乗客の重みによる主枠のたわみや地震等が発生しても、上側の支持金具3が受け梁4に対して水平方向に摺動することにより、トラス1と受け梁4との間で大きな応力が生じることが防止される。
図2は図1の非固定側のトラス端部の拡大図である。乗客コンベアは建築基準法で定められた層間変位以上のかかり代5と隙間6で設置される。本実施の形態1における乗客コンベアでは、非固定側の上部側建物2Aに上部建物用加速度センサ7A、固定側の下部側建物2Bに下部建物用加速度センサ7B、非固定側のトラス端部の隙間6の支持金具3の側面に力センサ8を備える。上部建物用加速度センサ7Aおよび下部建物用加速度センサ7Bを、まとめて、加速度センサ7とも称する。なお、実施の形態2以降の実施の形態を含め、本明細書では、加速度センサ7の具体的要素を、参照符号「7」に大文字のアルファベットを添えて示すこととする。加速度センサ7はそれぞれの建物2の揺れ方向を測定する。力センサ8はロードセル等の接触式のものを用いて、建物2と支持金具3とが接触した場合の反力を測定する。
図3は本発明の実施の形態1における乗客コンベアのシステム構成図である。上部建物用加速度センサ7Aと下部建物用加速度センサ7Bと力センサ8との信号は制御装置9に送られるようになっている。制御装置9からは、音声アナウンス装置10、通信装置11、モータ停止装置12、進入防止柵装置13に指令を出せるように接続されている。また、通信装置11は保守員のいる監視センター14に異常を知らせる。制御装置9には内部バッテリー15もしくは外部電源16から電力が供給される。
図4および図5は本発明の実施の形態1における乗客コンベアの進入防止柵装置13を示す図であり、図4は進入防止柵が収容されている状態を示し、図5は進入防止柵が上昇されている状態を示す。進入防止柵装置13は上下部の乗り場17に配置される。進入防止柵装置13は、進入防止柵13Aと、その進入防止柵を動かすためのモータ(図示省略する)とから構成される。通常時、進入防止柵は乗り場17下の機械室18に収められており、異常時に制御装置9からの信号を受けた場合、モータが起動され、進入防止柵13Aが乗客コンベアの乗り場17を塞ぐ高さまで上昇する。
本発明の制御装置9では、座屈判定動作と、かかり代判定動作と、電源切り替え判定動作とを行い、各装置に指令を出す。以下では、3つの動作について説明する。まず始めに、座屈判定動作について説明する。図6は本発明の実施の形態1における制御装置9の座屈判定動作のフローチャートである。最初のステップS1では、力センサ8の信号に基づいて、トラス1が建物2からの圧縮を受けているか否かを確認する。地震により建物2が圧縮方向に揺れた場合、トラス1と建物2が接触したと判定し、次のステップS2に進む。通常、トラス1は層間変位以上の隙間6を持って設置されるため、力センサ8には圧縮力はかからず、その場合は、圧縮力が検出されるまでS1を繰り返す。
圧縮力が検出された後のステップS2では、反力の低下を確認する。図7に示すグラフは横軸がトラス1を圧縮した場合の圧縮量、縦軸がその時の反力である。図7に示すように、トラス1を圧縮した場合、始めは圧縮量に比例して反力が上昇するが、座屈荷重F以降では、圧縮量に反比例して反力は低下する。そのため、反力が低下を始めた場合はトラスが座屈している可能性があり、次のステップに進む。反力の低下が見られない場合はS2を繰り返す。
反力が低下するケースとして、図8のように建物2がトラス1から離れる除荷方向に揺れて、圧縮量が図9のXからXまで戻ることで反力がFからFに低下する場合と、図10のように建物2がトラス1の圧縮方向に揺れて、圧縮量が図11のXからXまで増え、トラス1が座屈することでFからFに反力が低下する場合の2つがある。
そのため、ステップS3では建物2の揺れ方向を確認する。反力が低下している時の揺れが除荷方向の場合には座屈ではないため、ステップS1に戻り、反力が低下している時の揺れが圧縮方向の場合には、トラス1が座屈したと判定し、次のステップに進む。
建物2の揺れ方向の確認は、加速度センサ7の信号に基づいて行う。上部建物用加速度センサ7Aと下部建物用加速度センサ7Bの信号は制御装置9に取り込まれ、積分されてそれぞれ速度が求められる。図1において、上部側をXの正方向とすると、上部建物用加速度センサ7Aの速度から下部建物用加速度センサ7Bの速度を引いた値が正の場合、建物間は広がりトラス1は除荷されており、上部側建物2A変位から下部側建物2B変位を引いた値が負の場合、建物間は狭まり圧縮されていることが判定できる。
ステップS3で座屈と判定された後、制御装置9から各装置に対し、乗客コンベア使用停止のための指令が出される。まず、ステップS4で音声アナウンス装置10から利用者に対して、乗客コンベアが座屈したため利用を停止すること、また、乗客コンベアからすぐに降りるようにアナウンスを流す。
次にステップS5では通信装置11から監視センター14に対して座屈したことを発報する。さらに、ステップS6では、モータ停止装置12で乗客コンベアを停止させ、ステップS7では、進入防止柵装置13を稼働させ、利用者が乗りこめないようにする。
一例として、図12に示す加速度の場合の動作について確認する。
(a)→(b):上部建物速度と下部建物速度と変位の差分は負であり、建物は相対的に圧縮方向に揺れている。しかし、変位はまだ隙間の限界値よりも小さいため、トラス1と建物2は接触しておらず、反力も発生しない。よって、ステップS1に戻る。
(b):変位が隙間6の限界値に達したため、反力が発生している。ステップS2に進む。
(c):反力が低下を始める。ステップS3に進む。しかし、速度も負から正になり、圧縮方向の揺れから除荷方向の揺れに変わったことから、座屈ではないことがわかる。よって、ステップS1に戻る。
(d):変位が隙間6の限界値まで戻り、トラス1が建物2から離れるため反力が0になる。ステップS1に戻る。
(e)→(f):速度が正から負になり、除荷方向の揺れから圧縮方向の揺れに変わる。途中で負方向の速度が低下するが、正にならなかったため、揺れの方向は圧縮方向のままとされる。ステップS1に戻る。
(f):変位が隙間6の限界値に達したため、反力が発生し、ステップS2に進む。
(g):反力が低下を始める。ステップS3に進む。しかし、速度は負の圧縮方向で反力が低下したため、座屈と判定される。ステップS4〜S7を実施する。
(g)→(h):変位は増加を続けるが、座屈が発生したため、反力は減少する。
(h):速度が負から正になり、圧縮方向から除荷方向の揺れに変わる。
(i):変位が隙間6の限界値まで戻り、トラス1が建物2から離れるため反力が0になる。
次に、かかり代の判定動作について説明する。図13は本発明の実施の形態1における制御装置9のかかり代判定動作のフローチャートであり、図14はかかり代5の許容範囲19の概略図である。
最初のステップS11では、かかり代5が許容範囲内にあるか確認する。かかり代5の許容範囲19は予め設定しておく。図1と図14とにおいて、上部側をXの正方向とすると、上部側建物2Aの加速度センサ7Aの値を2回積分して得られた変位から下部側建物2Bの加速度センサ7Aの値を2回積分して得られた変位を引いた値をトラス移動量20とし、かかり代5の許容範囲19からトラス移動量20を引いた値が負の場合、次のステップに進む。
ステップS12では、揺れの継続性を確認する。揺れの途中であれば、変位が元に戻り、かかり代5が許容範囲内になる可能性もあるため、予め設定しておいた時間内に加速度センサ7からの信号がある場合は、ステップS11に戻る。しかし、設定時間内に加速度センサ7からの信号がない場合は、かかり代5が許容範囲19を超えた状態でトラス1が設置されていると判定し、制御装置9から各装置に対し、乗客コンベア使用停止のための指令を出す。
使用停止の指令が出されると、座屈判定動作の場合と同様に、ステップS13で音声アナウンス装置10から利用者に対して、乗客コンベアのかかり代5が小さくなったため利用を停止すること、また、乗客コンベアからすぐに降りるようにアナウンスを流す。
次にステップS14では通信装置11から監視センター14に対して座屈したことを発報する。さらに、ステップS15では、モータ停止装置12で乗客コンベアを停止させ、ステップS16では、進入防止柵装置13を稼働させ、利用者が乗りこめないようにする。進入防止柵装置13は上部と下部とで時間差を持って稼働するようになっており、乗り場側が稼働して予め設定しておいた時間後に降り場側が稼働する。
最後に、電源切り替え判定動作について説明する。図15は本発明の実施の形態1における制御装置9の電源切り替え判定動作のフローチャートである。地震時には、停電が発生することも十分に考えられるため、外部電源16を内部バッテリー15に切り替える機能も備える。
最初のステップS21では、停電したか確認する。停電した場合には、ステップS22でバッテリー駆動に切り替える。そして、ステップS23では、外部電源16が復旧したか確認する。復旧していない場合は、バッテリー駆動を続け、復旧した場合には、ステップS24に進み電源駆動に切り替える。
本発明における乗客コンベアの効果としては、座屈とかかり代5の判定を行う制御装置9を含むので、外観からは判断できない座屈とかかり代の判定を行い、地震直後に乗客コンベアを非常階段として使用しても安全か、あるいは、余震の存在や乗客荷重の再負荷を考え使用を見合わせるべきかを、利用者に速やかに伝えることができる。また、座屈もしくはかかり代5が許容範囲19を超えたことを監視センター14に連絡することで、保守員が、地震発生地域における修理の必要な乗客コンベアを把握することができ、点検の手間が省ける。
本発明における実施の形態1では、非固定側のトラス端部の隙間6の支持金具3の側面に力センサ8を設置したが、トラス1が圧縮方向に揺れた場合にトラス1と最初に接触する位置であれば、建物側に力センサ8を設置しても良い。その場合でも、上記と同じ効果が得られる。
また、本発明における実施の形態1では、図2より、加速度センサ7は受け梁4の右側に設置されているが、非固定側の建物2の振動を測定できる場所であれば、トラス端部の隙間6の側面でも、建物2の中に埋め込んでも、どこに設置しても良い。その場合でも、上記と同じ効果が得られる。
また、本発明における実施の形態1では、速度の差分で揺れ方向を判定したが、上部側建物2Aの加速度センサ7Aの値を2回積分して得られた変位と下部側建物2Bの加速度センサ7Aの値を2回積分して得られた変位との差分から、トラス1が圧縮されているか、除荷されているかの判定を行っても良い。図1において、上部側をXの正方向とすると、上部建物用加速度センサ7Aの変位から下部建物用加速度センサ7Bの変位を引いた値が正の場合、建物間は広がりトラス1は除荷されており、上部側建物2A変位から下部側建物2B変位を引いた値が負の場合、建物間は狭まり圧縮されていることが判定できる。
また、本発明における実施の形態1では、非固定側のトラス端部の隙間6の支持金具3の側面に力センサ8、非固定側の建物2Aに加速度センサ7A、固定側の建物2Bに加速度センサ7Bをそれぞれ1つずつ設置したが、力センサ8を幅方向に左右1つずつ、合計2つの力センサ8を設け、その合計値で圧縮力を検出しても良い。また、建物2に複数の加速度センサ7を設置し、その平均値を加速度としても良い。このように、力センサ8と加速度センサ7が複数個の場合でも、上記と同じ効果が得られる。また、複数個の力センサ8を用いた場合には、1つの力センサ8にかかる圧縮力が小さくなるため、力センサ8のサイズを下げることができ、複数個の加速度センサ7を用いた場合には、1つの加速度センサ7が故障した場合にも対応可能などの効果も得られる。
また、本発明における実施の形態1では、進入防止柵装置13が乗り場17下の機械室18に収められており、異常時に制御装置9からの信号を受けた場合、進入防止柵装置13のモータが起動され、進入防止柵13Aが乗客コンベアの乗り場17を塞ぐ高さまで上昇する構造になっていたが、利用者の進入を防げるものであれば、どのような構造でも良い。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1では、上部側が非固定、下部側が固定の乗客コンベアに対して上部側建物2Aと下部側建物2Bに加速度センサ7をそれぞれ設置した場合の動作について示した。本実施の形態2では、その他の加速度センサの配置について示す。また、上部側が固定、下部側が非固定の乗客コンベアに対しての加速度センサ7と力センサ8の配置についても示す。なお、本実施の形態2では、加速度センサ7と力センサ8の配置以外のその他の構造、動作、効果については、実施の形態1と同じである。
図16〜図21は本実施の形態2に関し、加速度センサ7の配置の組み合わせを示す図であり、図16〜図21に、その組み合わせの第1例〜第6例を示す。図22は本実施の形態2における乗客コンベアのシステム構成図、図23は本実施の形態2における力センサ8と加速度センサ7の配置と判定可否、信号処理方法を示す表である。
まず、実施の形態2における力センサの配置について説明する。既設の乗客コンベアは、実施の形態1に示した上部側が非固定で下部側が固定の状態、もしくは、その反対の上部側が固定で下部側が非固定の状態で設置されている。力センサ8はトラス1が建物側から受ける反力を検出する必要があるため、非固定側のトラス端部の隙間6に設置する。つまり、下部固定のトラス1では、上部隙間6に設置し、上部固定のトラス1では下部隙間6に設置する。
次に、実施の形態2における加速度センサ7の配置について説明する。図22に示すように加速度センサ7を2個用いる場合の組み合わせとしては図16〜図21に示す6パターンが挙げられる。図16〜図21に示す全てのパターンで座屈判定とかかり代判定が可能な訳ではなく、座屈判定とかかり代判定の可否については図23に○×で示している。
また、同じ加速度センサの配置でもトラスの固定条件が変わると判定の可否も変わってくる場合がある。例えば、図17に示す下部トラス用加速度センサ7Dと上部建物用加速度センサ7Aを配置した場合では、上部非固定下部固定の時には座屈判定とかかり代判定との両方が可能であるが、上部固定下部非固定の時には下部建物の変位がわからず、下部かかり代の判定ができない。トラスの固定条件に係らず座屈とかかり代の両方の判定が可能な配置は実施の形態1でも示した図16の上部建物用加速度センサ7Aと下部建物用加速度センサ7Bの配置である。また、上部非固定、下部固定の場合は図17の配置、上部固定、下部非固定の場合は図18の配置でも座屈とかかり代の両方の判定が可能である。図20の上部トラス用加速度センサ7Cと下部トラス用加速度センサ7Dの配置では、トラスの固定条件に係らず、座屈の判定のみ可能となっている。
トラス1に配置する加速度センサ7を上部トラス用加速度センサ7Cと下部トラス用加速度センサ7Dとして、それぞれ上部と下部の端部に配置した理由を図24で説明する。図24は上部非固定、下部固定のトラス1であり、上部建物用加速度センサ7Aとトラス1の途中に加速度センサ7が配置されている。このとき上部側建物2Aがトラスを圧縮する方向に揺れたとして、区間B内で座屈が発生した場合は、上部建物用加速度センサ7Aとトラス途中の加速度センサ7との速度差または変位差が起こり座屈の判定を行うことができる。しかし、区間A内で座屈が発生した場合は、上部建物用加速度センサ7Aとトラス途中の加速度センサ7とが一緒に揺れるため、速度差または変位差は起こらず座屈の判定ができない。つまり、2つの加速度センサの間の区間B内で起こった座屈のみ判定可能となるため、トラス1に配置する加速度センサ7は、それぞれ上部と下部の端部に離して配置することが望ましい。
次に、実施の形態2における座屈判定とかかり代判定の信号処理方法について説明する。図23に示す表に従い第1センサと第2センサとの信号を取り込み、座屈判定とかかり代判定の計算を行う。図1において、上部側をXの正方向とすると、座屈判定の場合は第1センサの速度から第2センサの速度を引いた値が正の場合は除荷方向の揺れ、負の場合が圧縮方向の揺れと判定する。かかり代の判定は第1センサの変位から第2センサの変位を引いた値をトラス移動量20とし、かかり代5の許容範囲19からトラス移動量20を引いた値が負の場合にかかり代の許容範囲を超えたと判定する。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3について説明する。実施の形態2において、既設の乗客コンベアは、上部側が非固定で下部側が固定の状態、もしくは、その反対の上部側が固定で下部側が非固定の状態で設置されているとしたが、地震対策で一端を準固定として設置する乗客コンベアがある。本実施の形態3では、一端が建物2に対して非固定、他端が建物2に対して準固定用ピン23で固定され、大きな圧縮力がかかった場合には、準固定用ピン23が折れることで非固定に変わる準固定構造の乗客コンベアについて示す。なお、本実施の形態3は、以下に説明する部分を除いては、上述した実施の形態1または実施の形態2と同様であるものとする。
図25は実施の形態3における準固定側のトラス端部の拡大図である。図25の準固定用ピン23は、トラス1の座屈荷重よりも低い力で破断するように設計される。そのため、一端が非固定、他端が準固定の乗客コンベアにおいて、地震時の変位が非固定側の隙間以下に収まる中規模地震の場合には一端非固定、他端固定と同じ挙動になる。しかし、地震時の変位が非固定側の隙間6とかかり代5の範囲を超える大規模地震の場合には、準固定用ピン23が折れ、両端非固定になることで、非固定側の隙間6に準固定側の隙間6も加わるために、大きな地震変位を許容できる。中規模地震時には破断しない準固定用ピン23を用いることで、中規模地震以下では無駄にトラス1が摺動することを防ぎ、大規模地震時には、大きな変位を許容可能にしている。
上記のような準固定のトラス1に対して、図26〜図28は本実施の形態3に関し、加速度センサ7の配置の組み合わせを示す図、図29は本実施の形態3における乗客コンベアのシステム構成図、図30は本実施の形態3における力センサ8と加速度センサ7の配置と判定可否、信号処理方法を示す表である。なお、図29は、4つの加速度センサを用いた場合の例を示しているにすぎず、3つの加速度センサを用いた場合は、図29において、第4センサが削除されている状態となる。
実施の形態3における力センサ8の配置は、実施の形態1、2と異なり、非固定側ではなく、準固定側に力センサ8を設けることで、準固定用ピン23が破断しない中規模地震以下では圧縮反力を受けず、座屈判定は行われない。トラス1の座屈荷重よりも低い力で破断する準固定用ピン23が破断し、さらにトラス1が圧縮される場合において、座屈判定を行う。つまり、上部準固定のトラス1では、上部隙間6に設置し、下部準固定のトラス1では下部隙間6に設置する。
実施の形態3における加速度センサ7の配置は、図26〜図28に示すように、上部建物用加速度センサ7Aと下部建物用加速度センサ7Bに加え、上部トラス用加速度センサ7Cと下部トラス用加速度センサ7Dとのいずれか、もしくはその両方を配置したものである。図26〜図28に示す全パターンにおいて、トラスの固定条件に係らず座屈判定とかかり代判定の両方の判定が可能となっている。
実施の形態3における座屈判定とかかり代判定の信号処理方法は、図30に示す表に従い第1センサ〜第4センサの信号を取り込み、座屈判定とかかり代判定との計算を行う。加速度センサを3つしか使用しない場合は、第3センサと第4センサに同じ値を入力する。
実施の形態3における座屈判定方法は、第1センサが上部建物用加速度センサ7A、第2センサが下部建物用加速度センサ7Bとなり、実施の形態1と同様の方法で行う。
次に、図31に本発明の実施の形態3における制御装置9のかかり代判定動作のフローチャートを示す。最初のステップS41では、上部のかかり代5Aが許容範囲内にあるか確認する。第1センサ(上部側建物2Aの加速度センサ7A)の値を2回積分して得られた変位から第3センサ(上部トラス用加速度センサ7Cもしくは下部トラス用加速度センサ7D)の値を2回積分して得られた変位を引いた値を上部移動量20Aとし、予め設定してあるかかり代5の許容範囲19からトラス移動量20Aを引いた値が負の場合に上部かかり代の許容範囲を超えたと判定する。許容範囲内の場合はS42に進み、許容範囲19を超えた場合はS43の揺れの継続性の確認に進む。
ステップS42では、下部のかかり代5Bが許容範囲内にあるか確認する。第4センサ(上部トラス用加速度センサ7Cもしくは下部トラス用加速度センサ7D)の値を2回積分して得られた変位から第2センサ(下部側建物2Bの加速度センサ7B)の値を2回積分して得られた変位を引いた値を下部移動量20Bとし、予め設定してあるかかり代5の許容範囲19からトラス移動量20Bを引いた値が負の場合に上部かかり代の許容範囲を超えたと判定する。許容範囲内の場合はS41に戻り、許容範囲19を超えた場合はS43の揺れの継続性の確認に進む。
ステップS43では、揺れの継続性を確認する。揺れの途中であれば、変位が元に戻り、かかり代5が許容範囲内になる可能性もあるため、予め設定しておいた時間内に加速度センサ7からの信号がある場合は、ステップS41に戻る。しかし、設定時間内に加速度センサ7からの信号がない場合は、かかり代5が許容範囲19を超えた状態でトラス1が設置されていると判定し、制御装置9から各装置に対し、乗客コンベア使用停止のための指令を出す。
使用停止の指令が出されると、実施の形態1の場合と同様に、音声アナウンスS44、座屈発生発砲S45、モータ停止S46、進入防止柵稼働S47を実行する。
実施の形態3では、大規模地震時にトラス1が両端非固定になるため、図32のようにトラス1が下部側建物2B方向に移動して上部かかり代5Aが広くなる場合、図33のようにトラス1が上部側建物2A方向に移動して下部かかり代5Bが広くなる場合が考えられる。実施の形態1では上下部建物だけに加速度センサ7が設置されているため、建物2に対してトラス1がどちら側に移動しているかはわからなかった。本実施の形態3では、トラス1の変位も測定するため、上記のような場合にも、かかり代5の判定を行うことができる。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
1 トラス、2 建物、2A 上部側建物、2B 下部側建物、3 支持金具、4 受け梁、5 かかり代、5A 上部側かかり代、5B 下部側かかり代、6 隙間、6A 非固定側隙間、6B 準固定側隙間、7 加速度センサ、7A 上部建物用加速度センサ、7B 下部建物用加速度センサ、7C 上部トラス用加速度センサ、7D 下部トラス用加速度センサ、8 力センサ、9 制御装置、10 音声アナウンス装置、11 通信装置、12 モータ停止装置、13 進入防止柵装置、13A 進入防止柵、14 監視センター、15 内部バッテリー、16 外部電源、17 乗り場、18 機械室、19 かかり代の許容範囲、20 トラスの移動量、20A トラスの上部移動量、20B トラスの下部移動量、21 通常建物、22 免震建物、23 準固定用ピン。

Claims (9)

  1. 建物に対して摺動可能に設置されているトラスを備えた乗客コンベアであって、
    前記建物と前記トラスとの間の反力を検出する力センサと、
    前記建物の揺れを検出する加速度センサと、
    前記力センサの値および前記加速度センサの値に基づいて、前記トラスの梁材に座屈が生じたか否か、および、前記トラスの両端に設けられた支持金具と前記建物側の受け梁が接触している長さであるかかり代の異常が生じたか否かを判定する制御装置とを備える乗客コンベア。
  2. 前記制御装置は、前記加速度センサの値を積分して得られた速度の正負によって、前記
    建物の揺れ方向を判断し、支持点間距離が縮む方向に建物が揺れる圧縮方向の揺れの時に前記力センサの値が低下した場合に、前記トラスの梁材に座屈が生じたと判定する、
    請求項1の乗客コンベア。
  3. 前記制御装置は、前記加速度センサの値を2回積分して得られた変位の正負によって、
    前記建物の揺れ方向を判断し、支持点間距離が縮む方向に建物が揺れる圧縮方向の揺れの時に前記力センサの値が低下した場合に
    前記トラスの梁材に座屈が生じたと判定する、
    請求項1の乗客コンベア。
  4. 前記制御装置は、前記加速度センサの値を2回積分して得られた変位から、前記トラス
    の移動量を求め、トラス移動量が許容範囲を超えた場合に、前記かかり代の異常が生じたと判定する、
    請求項1の乗客コンベア。
  5. 前記制御装置により座屈が生じたと判定された場合、または、該制御装置により前記かかり代の異常が生じたと判定された場合に、利用者に対して異常を知らせる、音声アナウンス装置を備える、
    請求項1〜4の何れか一項の乗客コンベア。
  6. 前記制御装置により前記トラスの梁材に座屈が生じたと判定された場合、または、該制御装置により前記かかり代の異常が生じたと判定された場合に、保守員のいる監視センターに異常を発報する通信装置を備える、
    請求項1〜5の何れか一項の乗客コンベア。
  7. 前記制御装置により前記トラスの梁材に座屈が生じたと判定された場合、または、該制御装置により前記かかり代の異常が生じたと判定された場合に、乗客コンベアの停止作業を行うモータ停止装置を備える、
    請求項1〜6の何れか一項の乗客コンベア。
  8. 前記制御装置により前記トラスの梁材に座屈が生じたと判定された場合、または、該制御装置により前記かかり代の異常が生じたと判定された場合に、乗客コンベアの乗り場を進入防止柵で塞ぐ装置を備える、
    請求項1〜7の何れか一項の乗客コンベア。
  9. 外部電源と、内部バッテリーとを備え、
    前記制御装置は、前記外部電源と前記内部バッテリーとを切り替えて、該外部電源およ
    び該内部バッテリーの一方から電力の供給を受ける、
    請求項1〜8の何れか一項の乗客コンベア。
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