JP6270931B2 - 点火プラグ用絶縁体の検査方法および検査装置 - Google Patents

点火プラグ用絶縁体の検査方法および検査装置 Download PDF

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Description

本明細書は、内燃機関等に利用される点火プラグ用絶縁体の検査に関する。
内燃機関において燃焼ガスの点火に利用される点火プラグに用いられる絶縁体は、絶縁体に組み付けられる他の部材、例えば、中心電極や端子電極とのクリアランスを一定にするために、設計において定められた円周振れ公差を満たすように、作製されることが求められる。このため、例えば、点火プラグ用絶縁体の製造工程では、点火プラグ用絶縁体が円周振れ公差を満たすか否かの検査が行われ得る。
この検査では、例えば、絶縁体の鍔部より先端側の部分をチャックに固定し、軸線を中心として絶縁体を回転し、絶縁体の後端側の部分の外周面にダイヤルゲージを接触させる方法を用いて、点火プラグ用絶縁体の円周振れが測定される(例えば、特許文献1)。
特開平11−242979号公報
しかしながら、上記技術では、チャックに固定される側(例えば、先端側)も、ダイヤルゲージを接触させる側(例えば、後端側)も、チャックやダイヤルゲージとの接触によって、傷や汚れが付着する可能性があった。付着した傷や汚れは、特に、絶縁体の先端側の脚部に付着すると、これらの傷や汚れを基点として、貫通放電や鉛面放電などの不具合が発生する可能性があった。また、近年では、点火プラグの小径化に伴い、特に、絶縁体の先端側の脚部を含む部分に対しては、例えば、中心電極とのクリアランスを確保すべく、円周振れの管理の必要性が高い。このために、絶縁体の先端側の部分の円周振れに関する検査を行う際に、絶縁体の脚部に傷や汚れが付着することを抑制することが求められている。
本明細書は、点火プラグ用絶縁体の検査において、絶縁体の先端側の部分の円周振れに関する検査を行う際に、絶縁体の先端側の脚部に傷や汚れが付着することを抑制できる技術を開示する。
本明細書に開示される技術は、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]軸線方向に沿って延びる軸孔を有し、鍔部と、前記鍔部より小径で前記鍔部より後端側に位置する後端側胴部と、前記鍔部より小径で前記鍔部より先端側に位置する脚部と、を備える点火プラグ用絶縁体の検査方法であって、
前記脚部に定められた前記軸線方向の特定の位置を、第1の測定位置とし、前記絶縁体の前記脚部とは異なる部分に定められた前記軸線方向の特定の位置を、第2の測定位置とするとき、
前記第1の測定位置における前記脚部の外周面と、前記第2の測定位置における前記脚部とは異なる部分の外周面と、の間の径方向の距離を、測定対象の周方向の位置について非接触で測定することを、前記軸線を中心として前記絶縁体を回転させることによって測定対象の周方向の位置を変えながら複数回に亘って実行し、
前記絶縁体の回転は、把持部材によって前記鍔部と前記後端側胴部のうちの少なくとも一方が把持された状態で、前記把持部材を回転させることによって実行され、
前記径方向の距離の複数回に亘る測定結果の最大値と最小値との差分を、円周振れとして算出し、
前記算出された円周振れに基づいて前記絶縁体の合否を判定することを特徴とする、点火プラグ用絶縁体の検査方法。
上記構成によれば、絶縁体の先端側の部分である脚部に接触することなく、絶縁体の先端側の部分の円周振れを測定することができる。この結果、絶縁体の先端側の部分の円周振れに関する検査を行う際に、絶縁体の先端側の脚部に傷や汚れが付着することを抑制できる。
[適用例2]適用例1に記載の点火プラグ用絶縁体の検査方法であって、
前記絶縁体は、さらに、前記鍔部と前記脚部との間に位置し、前記鍔部より小径で、かつ、前記脚部より大径の先端側胴部を備え、
前記第2の測定位置は、前記先端側胴部に定められることを特徴とする、点火プラグ用絶縁体の検査方法。
上記構成によれば、先端側胴部と脚部とを含む絶縁体の先端側部分の円周振れを、先端部分に接触することなく、測定できる。この結果、絶縁体の先端側の部分の円周振れに関する検査を行う際に、絶縁体の先端側の脚部や先端側胴部に傷や汚れが付着することを抑制できる。
なお、本明細書に開示の技術は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、点火プラグ用絶縁体の検査装置等の態様で実現することができる。
本実施形態の点火プラグ100の断面図。 絶縁体10の検査方法を実現するための検査装置1000の概要を示す図。 絶縁体10の検査方法の工程を示すフローチャート。 先端側胴部17および脚部13の投影像10Sの一例を示す図。
A.実施形態:
A−1.点火プラグの構成:
以下、本明細書に開示される技術を実施形態に基づいて説明する。図1は本実施形態の点火プラグ100の断面図である。図1の一点破線は、点火プラグ100の軸線CLを示している。軸線CLを中心とする円の径方向を、単に「径方向」とも呼び、軸線CLと垂直な面上において、軸線CLを中心とする円の周方向を、単に「周方向」とも呼ぶ。図1における下方向を先端方向FDと呼び、上方向を後端方向BDとも呼ぶ。図1における下側を先端側と呼び、図1における上側を後端側と呼ぶ。点火プラグ100は、絶縁体としての絶縁体10と、中心電極20と、接地電極30と、端子金具40と、主体金具50と、を備える。
絶縁体(絶縁碍子)10はアルミナ等を焼成して形成されている。絶縁体10は、軸線方向に沿って延び、絶縁体10を貫通する軸孔12を有する略円筒形状の部材である。絶縁体10は、鍔部19と、後端側胴部18と、先端側胴部17と、段部15と、脚部13とを備えている。後端側胴部18は、鍔部19より後端側に位置し、鍔部19の外径より小さな外径を有している。脚部13は、鍔部19より先端側に位置し、鍔部19の外径より小さな外径を有している。脚部13は、後端側から先端側に向かって縮径している縮径部13Aと、縮径部13Aより先端側に位置し、外径が一定の定径部13Bと、を備えている。先端側胴部17は、鍔部19と脚部13との間に位置し、鍔部19より小さな外径を有し、かつ、脚部13より大きな外径を有している。脚部13は、点火プラグ100が内燃機関(図示せず)に取り付けられた際には、その燃焼室に曝される。段部15は、脚部13と先端側胴部17との間に形成されている。
主体金具50は、導電性の金属材料(例えば、低炭素鋼材)で形成され、内燃機関のエンジンヘッド(図示省略)に点火プラグ100を固定するための円筒状の金具である。主体金具50は、軸線CLに沿って貫通する挿入孔59が形成されている。主体金具50は、絶縁体10の外周に配置される。すなわち、主体金具50の挿入孔59内に、絶縁体10が挿入・保持されている。絶縁体10の先端は、主体金具50の先端より先端側に突出している。絶縁体10の後端は、主体金具50の後端より後端側に突出している。
主体金具50は、点火プラグレンチが係合する六角柱形状の工具係合部51と、内燃機関に取り付けるための取付ネジ部52と、工具係合部51と取付ネジ部52との間に形成された鍔状の座部54と、を備えている。取付ネジ部52の呼び径は、例えば、M8(8mm(ミリメートル))、M10、M12、M14、M18のいずれかとされている。
主体金具50の取付ネジ部52と座部54との間には、金属板を折り曲げて形成された環状のガスケット5が嵌挿されている。ガスケット5は、点火プラグ100が内燃機関に取り付けられた際に、点火プラグ100と内燃機関(エンジンヘッド)との隙間を封止する。
主体金具50は、さらに、工具係合部51の後端側に設けられた薄肉の加締部53と、座部54と工具係合部51との間に設けられた薄肉の圧縮変形部58と、を備えている。主体金具50における工具係合部51から加締部53に至る部位の内周面と、絶縁体10の後端側胴部18の外周面との間に形成される環状の領域には、環状のリング部材6、7が配置されている。当該領域における2つのリング部材6、7の間には、タルク(滑石)9の粉末が充填されている。加締部53の後端は、径方向内側に折り曲げられて、絶縁体10の外周面に固定されている。主体金具50の圧縮変形部58は、製造時において、絶縁体10の外周面に固定された加締部53が先端側に押圧されることにより、圧縮変形する。圧縮変形部58の圧縮変形によって、リング部材6、7およびタルク9を介し、絶縁体10が主体金具50内で先端側に向け押圧される。これによって、金属製の環状の板パッキン8を介して、主体金具50の取付ネジ部52の内周に形成された段部56(金具側段部)によって、絶縁体10の段部15(絶縁碍子側段部)が押圧される。この結果、内燃機関の燃焼室内のガスが、主体金具50と絶縁体10との隙間から外部に漏れることが、板パッキン8によって防止される。
中心電極20は、軸線方向に延びる棒状の中心電極本体21と、中心電極本体21の先端に接合された円柱状の中心電極チップ29と、を備えている。中心電極本体21は、絶縁体10の軸孔12の内部の先端側の部分に配置されている。中心電極本体21は、例えば、ニッケルまたはニッケルを主成分とする合金で形成されている。また、中心電極本体21は、軸線方向の所定の位置に設けられた鍔部24と、鍔部24よりも後端側の部分である頭部23と、鍔部24よりも先端側の部分である脚部25と、を備えている。鍔部24は、絶縁体10の縮径孔12Cが形成された段部に支持されている。脚部25の先端、すなわち、中心電極本体21の先端は、絶縁体10の先端より先端側に突出している。中心電極チップ29は、例えば、高融点の貴金属材料で形成され、中心電極本体21の先端に接合されている。
接地電極30は、主体金具50の先端に接合された接地電極本体31と、円柱状の接地電極チップ39と、を備えている。接地電極本体31の後端は、主体金具50の先端面に接合されている。接地電極本体31は、耐腐食性の高い金属、例えば、ニッケル合金を用いて形成されている。接地電極チップ39は、高融点の貴金属材料で形成され、接地電極本体31の先端部分の中心電極20を向いた面に接合されている。
接地電極チップ39の後端面と、中心電極チップ29の先端面とは、火花放電が発生する間隙(ギャップとも呼ぶ)を形成している。ギャップの近傍を点火プラグ100の発火部とも呼ぶ。
端子金具40は、軸線方向に延びる棒状の部材である。端子金具40は、導電性の金属材料(例えば、低炭素鋼)で形成されている。端子金具40は、鍔部42(端子顎部)と、鍔部42より後端側に位置するキャップ装着部41と、鍔部42より先端側の脚部43(端子脚部)と、を備えている。端子金具40の脚部43は、絶縁体10の軸孔12に挿入されている。キャップ装着部41は、絶縁体10より後端側に露出している。
絶縁体10の軸孔12内において、端子金具40の先端と中心電極20の後端との間には、火花発生時のノイズを低減するための抵抗体70が配置されている。軸孔12内において、抵抗体70と中心電極20との隙間は、導電性シール60によって埋められている。また、抵抗体70と端子金具40の脚部43との隙間は、導電性シール80によって埋められている。
この点火プラグ100は、自動車等の内燃機関に取り付けて使用される。具体的には、端子金具40と主体金具50との間に、例えば、約20kVの直流電圧が印加されることによって、中心電極20と接地電極30と間のギャップに火花放電が発生する。該火花放電のエネルギーによって、内燃機関において、燃料ガスへの着火が行われる。
A−2. 絶縁体10の検査
次に、上述した点火プラグ100に用いられる絶縁体10の検査方法について説明する。図2は、絶縁体10の検査方法を実現するための検査装置1000の概要を示す図である。
この検査では、完成した絶縁体10の鍔部19より先端側の円周振れが測定される。円周振れは、JIS B 0621(1984)の4.13に定義されている。そして、測定された円周振れが、設計上規定された円周振れ公差内であるか場合には、絶縁体10は、合格であると判定され、円周振れ公差外である場合には、絶縁体10は、不合格であると、判断される。この検査は、例えば、絶縁体10の完成後、絶縁体10を用いて、点火プラグ100が組み立てられる前に、実行される。図2には、JIS B 0021(1998)の18.15に規定された表示方法で、絶縁体10について規定された円周振れ公差の一例を示す記号TC1、TC2が示されている。この場合には、規定された円周振れは、絶縁体10の先端側胴部17の外周面によって規定されるデータム軸直線(理想的には、絶縁体10の軸線CLと一致する)の周りに、絶縁体10を回転したときに、絶縁体10の脚部13の定径部13Bの表面が、任意の位置で、データム軸直線に対して垂直な方向(径方向)に変位する大きさである。
検査装置1000は、絶縁体10の円周振れを測定する検査装置である。検査装置1000は、コントローラ200と、投光部300と、受光部400と、モニタ500と、モータ600と、クランプ700と、を備えている。
コントローラ200は、検査装置1000の全体を制御する制御装置である。投光部300は、LEDなどの光源を含み、コントローラ200の制御に従って、受光部400に向かって光を照射する装置である。受光部400は、イメージセンサを含み、投光部300から照射された光を検出する装置である。投光部300と受光部400とは、測定対象物の投影像を撮影することができる。具体的には、投光部300と受光部400との間の測定領域内に、測定対象物を配置して、投光部300から受光部400に向かって光を照射すると、受光部400は、受光した光に基づいて、測定対象物の投影像を示す画像データを生成し、コントローラ200に対して出力する。投光部300と受光部400とには、例えば、キーエンス社のTM−040を用いることができる。
モニタ500は、コントローラ200に接続され、例えば、受光部400によって出力された画像データによって示される測定対象物の投影像の表示などに用いられる。モータ600は、コントローラ200の制御に従って動作するステッピングモータであり、クランプ700を回転させるために用いられる。クランプ700は、絶縁体10の後端側胴部18を把持する把持部材であり、モータ600の動力によって回転可能に構成されている。クランプ700に絶縁体10の後端側胴部18が把持された状態で、モータ600を用いてクランプ700を回転させることによって、絶縁体10を、軸線CLを回転軸として回転させることができる。モータ600とクランプ700とは、クランプ700に把持された絶縁体10の先端側胴部17および脚部13が、投光部300と受光部400との間の測定領域内に、位置するように、配置されている。具体的には、絶縁体10の先端側胴部17および脚部13は、絶縁体10の軸線CLと、投光部300から受光部400に向かう光の照射方向DRと、が垂直になるように、測定領域内に配置される。
図3は、絶縁体10の検査方法の工程を示すフローチャートである。S1では、検査者は、検査対象の絶縁体10の後端側胴部18を、クランプ700に固定する。すなわち、クランプ700に、後端側胴部18を把持させる。これによって、上述したように、測定対象領域内に、絶縁体10の先端側胴部17および脚部13が配置される。
続いて、検査者が、コントローラ200を操作して、コントローラ200に検査指示を入力すると、コントローラ200は、S2〜S11の処理を実行する。具体的には、S2では、コントローラ200は、モータ600を制御して、クランプ700の回転を開始する。これによって、軸線CLを回転軸とした絶縁体10の回転が開始される。
S3では、コントローラ200は、投光部300および受光部400を制御して、投光部300および受光部400に、先端側胴部17および脚部13の投影像を撮影させる。これによって、投影像を示す画像データが、受光部400からコントローラ200に出力される。
図4は、先端側胴部17および脚部13の投影像10Sの一例を示す図である。受光部400から出力される投影像10Sは、例えば、数μmの分解能で測定対象物の寸法を測定可能な解像度を有している。
S4では、コントローラ200は、投影像10Sを用いて、第1の測定位置における絶縁体10の外周面と、第2の測定位置における絶縁体10の外周面と、の間の径方向の距離Dを、測定する。第1の測定位置は、円周振れを測定すべき脚部13の定径部13Bが位置する軸線方向の位置である。第2の測定位置は、データム軸直線を規定する先端側胴部17が位置する軸線方向の位置である。したがって、本実施形態では、脚部13の定径部13Bの外周面と、先端側胴部17の外周面と、の間の径方向の距離Dが測定される。
具体的に説明する。絶縁体10が、クランプ700に対して、予め定められた位置および向きに固定されていれば、取得された絶縁体10の投影像10Sは、取得される画像領域(例えば、図2の円形の画像領域)において、予め定められた位置および向きに位置する。したがって、コントローラ200は、投影像10Sにおいて、第1の測定位置および第2の測定位置を特定することができる。先ず、コントローラ200は、第2の測定位置の近傍における投影像10Sの外形を示す複数個の点を、画像処理によって特定して、当該複数個の線によって示される直線La(図4)を決定する。この直線Laは、先端側胴部17の外周面の径方向の位置を示す線である。次に、コントローラ200は、第1の測定位置の近傍における投影像10Sの外形を示す複数個の点を、画像処理によって特定して、当該複数個の線によって示される直線Lb(図4)を決定する。この直線Lbは、脚部13の定径部13Bの外周面の径方向の位置を示す線である。コントローラ200は、特定された2本の直線La、Lbの間の距離Dを測定する。このように距離Dが、投影像10Sを用いて測定されることによって、絶縁体10の鍔部19より先端側の部分には、接触することなく、測定される。
距離Dの測定は、コントローラ200によって、全て自動的に実行されても良いし、検査者の指示を受けながら実行されても良い。例えば、検査者が、モニタを用いて投影像10Sを観察しながら、第1の測定位置や第2の測定位置を、検査者がコントローラ200に指示しても良い。
S5では、コントローラ200は、1周分の距離Dの測定が完了したか否かを判断する。例えば、本実施形態では、軸線方向の位置である第1の測定位置および第2の測定位置についての距離Dの測定は、周方向の全周に分散して配置された50個の周方向の位置について、実行される。すなわち、(360/50)=7.2度おきに設定された50個の周方向の位置のそれぞれについて、距離Dの測定が行われる。本ステップでは、50個の周方向の位置の全ての測定が完了した場合には、1周分の距離Dの測定が完了したと判断される。
1周分の距離Dの測定が完了していない場合には(S5:NO)、S6にて、コントローラ200は、絶縁体10を、所定の角度(例えば、上述した7.2度)だけ回転させることによって、周方向の測定位置を変更する。すなわち、コントローラ200は、回転中の絶縁体10が、所定の角度だけ回転するまで待機する。その後、コントローラ200は、S3に戻って、上述したS3〜S5の処理を繰り返す。これによって、次の周方向の測定位置について、上述した距離Dの測定が行われる。
1周分の距離Dの測定が完了した場合には(S5:YES)、S7にて、コントローラ200は、複数個(例えば、50個)の周方向の位置について測定された距離Dのうちの最大値Dmaxと、最小値Dminと、を特定する。S8では、特定された最大値Dmaxと、最小値Dminと、の差分(Dmax−Dmin)を、円周振れとして算出する。
S9では、コントローラ200は、算出された円周振れ(Dmax−Dmin)が、予め規定された円周振れ公差内であるか否かを判断する。円周振れ(Dmax−Dmin)が円周振れ公差内である場合には(S9:YES)、S10にて、コントローラ200は、絶縁体10は、円周振れの検査に合格であると判定する。円周振れ(Dmax−Dmin)が円周振れ公差外である場合には(S9:NO)、S11にて、コントローラ200は、絶縁体10は、円周振れの検査に不合格であると判定する。合格結果は、例えば、モニタ500に表示されて、検査者に通知される。
以上説明した本実施形態によれば、第1の測定位置における脚部13の外周面(具体的には、定径部13Bの外周面)と、第2の測定位置における脚部とは異なる部分の外周面(具体的には、先端側胴部17の外周面)と、の間の径方向の距離Dを、測定対象の周方向の位置について非接触で測定すること(S3、S4)が、軸線CLを中心として絶縁体10を回転させることによって測定対象の周方向の位置を変えながら複数回に亘って実行される(S5、S6)。そして、絶縁体10の回転は、把持部材としてのクランプ700によって後端側胴部18が把持された状態で、クランプ700を回転させることによって実行される(S6)。そして、径方向の距離Dの複数回に亘る測定結果の最大値Dmaxと最小値Dminとの差分が、円周振れとして算出される(S7、S8)。そして、算出された円周振れに基づいて絶縁体10の合否が判定される(S9〜S11)。
この結果、絶縁体10の先端側の部分である脚部13に接触することなく、絶縁体10の先端側の部分の円周振れを測定することができる。この結果、絶縁体10の先端側の部分の円周振れに関する検査を行う際に、絶縁体10の先端側の脚部13に傷や汚れが付着することを抑制できる。例えば、円周振れを測定する際にダイヤルゲージを用いる場合には、脚部13にダイヤルゲージを接触させるために、脚部13に傷や汚れが付着し得る。さらに、ダイヤルゲージを接触させた状態で、絶縁体10を回転させれば、さらに、脚部13に傷や汚れが付着しやすい。このような汚れが付着した絶縁体10を用いて組み立てられた点火プラグ100では、動作時に、電界が汚れや傷に集中しやすい。また、脚部13などの先端部分は、鍔部19や後端側胴部18と比べて肉厚が薄い。このために、脚部13に汚れや傷が付着すると、点火プラグ100の動作時に、汚れや傷を起点として、脚部13の貫通(絶縁破壊)が発生する可能性が高くなる。また、このような汚れや傷を起点として、脚部13の表面に電流が流れる鉛面放電が発生する可能性も高くなる。したがって、本実施形態では、そのような不具合を抑制できる。特に、点火プラグ100の小径化が求められているため、絶縁体10の脚部13の肉厚は、薄くなる傾向がある。絶縁体10の脚部13の肉厚が薄いほど、汚れや傷が付着すると、上記の不具合が発生しやすいので、絶縁体10の脚部13の肉厚が薄い場合には、特に、本実施形態の検査方法は有効である。また、点火プラグ100が小径化されるほど、絶縁体10の先端側の部分(例えば、脚部13)において、軸孔12と中心電極20とのクリアランスが小さくなる。このために、クリアランスを確保すべく、脚部13は高い精度で製造されることが求められる。したがって、点火プラグ100が小径化されるほど、絶縁体10の先端側の部分の円周振れの検査を行う必要性が高くなるので、特に、本実施形態の検査方法は有効である。
また、点火プラグ100が小径化され、例えば、脚部13の径が比較的小さい場合(例えば、5mm以下)であると、ダイヤルゲージなどを適切に外周面に接触させることが困難になり、ダイヤルゲージでは、精度良く円周振れを測定できない場合がある。本実施形態では、絶縁体10が脚部13の径が比較的小さい場合であっても、精度良く円周振れを測定することができる。
さらに、絶縁体10は、先端側胴部17を備え、第2の測定位置は、先端側胴部17に定められている。先端側胴部17と脚部13とを含む絶縁体の先端側部分の円周振れを、先端部分に接触することなく、測定できる。この結果、絶縁体の先端側の部分の円周振れに関する検査を行う際に、絶縁体10の先端側の脚部13や先端側胴部17に傷や汚れが付着することを抑制できる。
なお、上記の説明から解るように、本実施形態におけるモータ600は、回転部の一例である。また、受光部400と投光部300とコントローラ200との全体は、測定部の一例であり、コントローラ200は、算出部および判定部の一例である。
B.変形例
(1)上記実施形態では、クランプ700は、後端側胴部18を把持しているが、クランプ700は、後端側胴部18に代えて、あるいは、後端側胴部18とともに、鍔部19を把持しても良い。鍔部19や後端側胴部18などは、先端側胴部17や脚部13と比較して、肉厚であるので、貫通などの不具合は発生し難い。
(2)上記実施形態では、投影像10Sを用いて、距離Dを非接触で測定している。これに代えて、例えば、デジタルカメラで、絶縁体10の先端側胴部17および脚部13を撮影し、当該撮影された画像を用いて、距離Dを非接触で測定してもよい。ただし、本実施形態のように、投影像10Sを用いる方が、カメラによる撮影画像を用いる場合と比較して、外形を示す線の分解能が優れているので、測定精度が優れている。また、レーザーを絶縁体10の先端側胴部17および脚部13に照射して、その反射光を検出し、レーザーの照射から、反射光の検出までの時間を測定することで、距離Dを非接触で測定しても良い。ただし、本実施形態のように、投影像10Sを用いる方が、レーザー光を用いる場合と比較して、装置のコスト、測定時間、測定精度の点で優れている。
(3)上記実施形態では、第2の測定位置は、先端側胴部17に定められている。これに代えて、第2の測定位置は、鍔部19に定められていても良く、後端側胴部18に定められていても良い。一般的には、第2の測定位置は、脚部13とは異なる部分に定められていれば良い。第2の測定位置が後端側胴部18に定められている場合には、後端側胴部18の後端側の半分を、クランプ700で把持し、後端側胴部18の先端側の半分を含む投影像10Sを撮影すれば良い。
(4)上記実施形態では、第1の測定位置は、脚部13の定径部13Bに定められているが、脚部13の縮径部13Aに定められていても良い。
(5)上記実施形態の図3の工程は、一例であり適宜に変更され得る。例えば、コントローラ200は、クランプ700を回転させながら、例えば、所定角度(例えば、7.2度)の回転ごとに、所定回数(例えば、50回)の投影像10Sの撮影を行い、全ての投影像10Sの撮影後に、各投影像10Sを解析して、各投影像10Sについて距離Dを算出しても良い。また、距離Dは、例えば、検査者が、モニタ500に表示された投影像10S上にて、直線La、直線Lbを指定することで、測定されても良い。また、投影像10Sの撮影回数、すなわち、距離Dが測定される周方向の位置の個数は、求められる測定精度に応じて適宜に変更され得る。
以上、実施形態、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
5...ガスケット、6...リング部材、8...板パッキン、9...タルク、10...絶縁体、10S...投影像、12...軸孔、12C...縮径孔、13...脚部、13A...縮径部、13B...定径部、15...段部、17...先端側胴部、18...後端側胴部、19...鍔部、20...中心電極、21...中心電極本体、23...頭部、24...鍔部、25...脚部、29...中心電極チップ、30...接地電極、31...接地電極本体、39...接地電極チップ、40...端子金具、41...キャップ装着部、42...鍔部、43...脚部、50...主体金具、51...工具係合部、52...取付ネジ部、53...加締部、54...座部、56...段部、58...圧縮変形部、59...挿入孔、60...導電性シール、70...抵抗体、80...導電性シール、100...点火プラグ、200...コントローラ、300...投光部、400...受光部、500...モニタ、600...モータ、700...クランプ、1000...検査装置

Claims (4)

  1. 軸線方向に沿って延びる軸孔を有し、鍔部と、前記鍔部より小径で前記鍔部より後端側に位置する後端側胴部と、前記鍔部より小径で前記鍔部より先端側に位置する脚部と、を備える点火プラグ用絶縁体の検査方法であって、
    前記脚部に定められた前記軸線方向の特定の位置を、第1の測定位置とし、前記絶縁体の前記脚部とは異なる部分に定められた前記軸線方向の特定の位置を、第2の測定位置とするとき、
    前記第1の測定位置における前記脚部の外周面と、前記第2の測定位置における前記脚部とは異なる部分の外周面と、の間の径方向の距離を、測定対象の周方向の位置について非接触で測定することを、前記軸線を中心として前記絶縁体を回転させることによって測定対象の周方向の位置を変えながら複数回に亘って実行し、
    前記絶縁体の回転は、把持部材によって前記鍔部と前記後端側胴部のうちの少なくとも一方が把持された状態で、前記把持部材を回転させることによって実行され、
    前記径方向の距離の複数回に亘る測定結果の最大値と最小値との差分を、円周振れとして算出し、
    前記算出された円周振れに基づいて前記絶縁体の合否を判定することを特徴とする、点火プラグ用絶縁体の検査方法。
  2. 請求項1に記載の点火プラグ用絶縁体の検査方法であって、
    前記絶縁体は、さらに、前記鍔部と前記脚部との間に位置し、前記鍔部より小径で、かつ、前記脚部より大径の先端側胴部を備え、
    前記第2の測定位置は、前記先端側胴部に定められることを特徴とする、点火プラグ用絶縁体の検査方法。
  3. 軸線方向に沿って延びる軸孔を有し、鍔部と、前記鍔部より小径で前記鍔部より後端側に位置する後端側胴部と、前記鍔部より小径で前記鍔部より先端側に位置する脚部と、を備える点火プラグ用絶縁体の検査装置であって、
    前記絶縁体の前記鍔部と前記後端側胴部のうちの少なくとも一方を把持する把持部材と、
    前記把持部材に把持された状態の前記絶縁体が前記軸線を中心として回転するように、前記把持部材を回転させる回転部と、
    前記脚部に定められた前記軸線方向の特定の位置を、第1の測定位置とし、前記絶縁体の前記脚部とは異なる部分に定められた前記軸線方向の特定の位置を、第2の測定位置とするとき、前記第1の測定位置における前記脚部の外周面と、前記第2の測定位置における前記脚部とは異なる部分の外周面と、の間の径方向の距離を、測定対象の周方向の位置について非接触で測定することを、前記回転部を用いて前記絶縁体を回転させることによって測定対象の周方向の位置を変えながら複数回に亘って実行する測定部と、
    前記径方向の距離の複数回に亘る測定結果の最大値と最小値との差分を、円周振れとして算出する算出部と、
    前記算出された円周振れに基づいて前記絶縁体の合否を判定する判定部と、
    を備える、点火プラグ用絶縁体の検査装置。
  4. 請求項3に記載の点火プラグ用絶縁体の検査装置であって、
    前記絶縁体は、さらに、前記鍔部と前記脚部との間に位置し、前記鍔部より小径で、かつ、前記脚部より大径の先端側胴部を備え、
    前記第2の測定位置は、前記先端側胴部に定められることを特徴とする、点火プラグ用絶縁体の検査装置。
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