JP6731508B2 - スパークプラグの製造方法 - Google Patents

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本発明はスパークプラグの製造方法に関し、特にスパークプラグの各種部位の寸法を検査する工程を備えるスパークプラグの製造方法に関するものである。
画像処理によって、着火性能に影響を与える火花ギャップを始めとする各種部位の寸法を検査してスパークプラグを製造する技術は知られている(特許文献1)。
特開2002−313525号公報
この技術において、検査精度の向上が求められている。
本発明はこの要求に応えるためになされたものであり、検査精度を向上できるスパークプラグの製造方法を提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明は、スパークプラグの測定の対象となる対象部位を撮影して対象画像を取得するプラグ撮影工程と、対象画像における対象部位の実測寸法、又は、対象画像における対象部位に含まれる実測画素数を測定するプラグ測定工程と、を備える。予め定めた既知寸法をもつ基準部位をそれぞれ有する複数の基準器であり、既知寸法がそれぞれ異なる複数の基準器を、基準部位を含むようにそれぞれ撮影して複数の基準画像を取得する基準器撮影工程と、複数の基準画像における基準部位の実測寸法、又は、複数の基準画像における基準部位に含まれる実測画素数をそれぞれ測定する基準器測定工程と、複数の基準器の実測寸法もしくは複数の基準器に含まれる実測画素数と、既知寸法と、から最小二乗法により回帰直線を求める回帰直線導出工程と、プラグ測定工程で得られた対象部位の実測寸法、又は、対象部位に含まれる実測画素数を、回帰直線を示す関係式を用いて補正することで得られる補正値に基づいて、対象部位が所定の範囲内にあるか否かを判定する判定工程と、をさらに備える。
請求項1記載のスパークプラグの製造方法によれば、画像上で測定した対象部位の実測寸法または実測画素数が、既知寸法がそれぞれ異なる複数の基準器に基づいて導出された補正値に基づいて補正される。よって、1つの基準器に基づいて導出された補正式を用いる場合と比較して、対象部位の実測寸法または実測画素数の補正の精度を向上させることができる。その結果、検査精度を向上できる。
請求項2記載のスパークプラグの製造方法によれば、プラグ測定工程において、対象部位の測定結果が表示される表示装置には補正値が表示される。よって、請求項1の効果に加え、オペレータは表示装置に表示される値により良否を確認できる。
請求項3記載のスパークプラグの製造方法によれば、請求項1又は2の効果に加え、2つの電極間に形成された火花ギャップの検査精度を向上できる。
請求項4記載のスパークプラグの製造方法によれば、基準器測定工程の前に、複数の基準画像の1枚における基準部位に含まれる画素数が測定され、既知寸法および画素数から1画素当たりの画素寸法が算出される。その画素寸法を用いて基準器測定工程およびプラグ測定工程が行われる。これにより回帰分析の相関を高めることができるので、請求項1から3のいずれかの効果に加え、検査精度をさらに向上できる。
一実施の形態におけるスパークプラグの片側断面図である。 検査装置の模式図である。 (a)は基準器の正面図であり、(b)は基準器が撮影された撮像素子の模式図である。 基準器の既知寸法と実測寸法との関係を示す相関図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は一実施の形態におけるスパークプラグ10の片側断面図である。図1では、紙面下側をスパークプラグ10の先端側、紙面上側をスパークプラグ10の後端側という。スパークプラグ10は、絶縁体11に保持された中心電極13、及び、主体金具15に接続された接地電極16を備えている。
絶縁体11は、機械的特性や高温下の絶縁性に優れるアルミナ等により形成された円筒状の部材であり、軸線Oに沿って貫通する軸孔12が形成されている。軸孔12の先端側に中心電極13が配置される。
中心電極13は、軸線Oに沿って延びる棒状の部材であり、銅または銅を主成分とする芯材がニッケル又はニッケル基合金で覆われている。芯材を省略することは可能である。中心電極13は絶縁体11に保持され、中心電極13は、絶縁体11の先端から先端側が突出する。
端子金具14は、高圧ケーブル(図示せず)が接続される棒状の部材であり、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成されている。端子金具14は、先端側が軸孔12に挿入された状態で、絶縁体11の後端側に配置されている。端子金具14は、軸孔12の内側で、中心電極13と電気的に接続されている。
絶縁体11の外周の先端側に主体金具15が固定されている。主体金具15は、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成された略円筒状の部材である。主体金具15の先端に接地電極16が接続されている。接地電極16は、先端側が屈曲した棒状の金属製(例えばニッケル基合金製)の部材である。接地電極16の先端部は、中心電極13との間に火花ギャップ17を形成する。
主体金具15は、外周面におねじ61が形成された胴部60と、胴部60の後端側に隣接する座部62と、座部62の後端側に隣接する接続部63と、接続部63の後端側に隣接する工具係合部64と、工具係合部64の後端側に隣接する加締め部65と、を備えている。胴部60に形成されたおねじ61は、内燃機関(図示せず)のねじ穴に螺合する。座部62は、内燃機関(図示せず)のねじ穴とおねじ61との隙間を塞ぐための部位である。
接続部63は、加締め部65を用いて主体金具30を絶縁体11に組み付けるときに、湾曲状に塑性変形した部位である。工具係合部64は、内燃機関のねじ穴におねじ61を締め付けるときに、レンチ等の工具を係合させる部位である。加締め部65は、主体金具15を絶縁体11に組み付けるときに塑性変形して、径方向の内側へ向けて屈曲した部位である。座部62とおねじ61との間にガスケット66が配置されている。内燃機関にスパークプラグ10が取り付けられた状態で、座部62と内燃機関との間にガスケット66が挟まれ、気密が確保される。
スパークプラグ10は、例えば、以下のような方法によって製造される。まず、中心電極13を絶縁体11の軸孔12に挿入し、中心電極13の先端が絶縁体11の先端から突出するように配置する。次に、端子金具14と中心電極13との導通を確保しながら、軸孔12に端子金具14を挿入した後、予め接地電極16が接続された主体金具15を加締めて絶縁体11の外周に組み付ける。接地電極16と中心電極13との間に所定寸法の火花ギャップ17が形成されるように接地電極16を屈曲して、スパークプラグ10を得る。
図2は検査装置20の模式図である。検査装置20によってスパークプラグ10の火花ギャップ17を始めとする各種部位の寸法検査が行われる。以下、スパークプラグ10の測定の対象部位として火花ギャップ17を例示して説明する。
検査装置20は、スパークプラグ10の火花ギャップ17(対象部位)を含む中心電極13及び接地電極16を撮影して、火花ギャップ17が所定の範囲内にあるか否かを検査する装置である。検査装置20は、CCD等の撮像素子23を備えるカメラ21と、カメラ21が撮像する視野の大きさを設定するレンズ22と、を備えている。撮像素子23には、火花ギャップ17を含む中心電極13及び接地電極16のうちレンズ22が設定した視野(範囲)が、対象画像24として撮像される。
検査装置20は、撮像素子23に撮像された対象画像24における火花ギャップ17の実測寸法Mに基づいて演算処理を行う演算装置25と、撮像素子23の1画素当たりの寸法(後述する画素寸法)等を演算装置25に入力する入力装置26と、演算装置25による火花ギャップ17の測定結果を表示する表示装置27と、を備えている。検査装置20は、火花ギャップ17を含む中心電極13及び接地電極16を撮像素子23に撮影して対象画像24を取得し(プラグ撮影工程)、対象画像24における火花ギャップ17の実測寸法Mを演算装置25が測定する(プラグ測定工程)。検査装置20は、以下に説明するように、火花ギャップ17(対象部位)の実測寸法Mを補正することにより、検査精度を向上させる。
図3及び図4を参照して、検査装置20が、基準器30を使って実測寸法Mを補正する方法について説明する。図3(a)は基準器30の正面図である。
図3(a)に示すように基準器30は、光を透過しない部材により形成された板状(例えば金属製やセラミック製)の部材であり、予め定めた既知寸法Kをもつ基準部位31を備えている。基準器30は、第1部32と、第1部32と所定の距離を隔てて配置された第2部34と、第1部32と第2部34とを接続する接続部36と、を備えている。第1部32及び第2部34の縁33,35はいずれも直線であり、縁33,35は平行である。基準部位31は、縁33,35間の部位をいう。基準部位31の既知寸法Kは、縁33,35間の距離(縁33,35に垂直な直線の長さ)である。既知寸法Kは、校正されたすきまゲージ等の測定器を用いて測定される、基準器30に固有の寸法である。基準器30は、既知寸法Kが異なるもの(例えば既知寸法Kが0.1mmずつ異なるもの)が複数準備される。
図3(b)は基準器30が撮影された撮像素子23の模式図である。図中、矢印X及び矢印Yは、撮像素子23の平面内の方向を表す。撮像素子23は、明るさの強弱を電気信号に変換する画素23aの集まりである。基準器30は、基準部位41を含む基準画像40(暗い部分)として、撮像素子23に撮像される。基準画像40は、第1部42と、第1部42とY方向に所定の距離を隔てて配置された第2部44と、第1部42と第2部44とを接続する接続部46と、を備えている。
撮像素子23は、第1部42において明暗のコントラストが変化するエッジ43、及び、第2部44において明暗のコントラストが変化するエッジ45を検出する。検査装置20が測定する基準画像40における基準部位41(明るい部分)の実測寸法Lは、エッジ43,45間の距離(エッジ43,45に垂直なY方向に延びる直線の長さ)である。ここで、既知寸法Kと実測寸法Lとを比較すると、検査装置20の視野の影響やハレーション、レンズ22の精度、演算誤差等により、実測寸法Lと既知寸法Kとには差(誤差)が生じ得る。
この誤差を小さくするため、検査装置20は、まず、既知寸法Kが異なる複数の基準器30のうちの1つを撮像素子23に撮影して、1つの基準画像40を取得する。その基準器30の既知寸法K(mm)を、基準画像40における基準部位41に含まれるY方向の画素23aの数で除し、1画素当たりの寸法(以下「画素寸法」と称す)を算出する。算出した画素寸法(mm)は、入力装置26(図2参照)から演算装置25に入力される。これにより演算装置25は、算出した画像寸法を、撮像素子23が検出した基準部位41の画素数に乗じて実測寸法Lを算出できる。その結果、演算装置25による演算誤差を抑制できる。
次いで、検査装置20は、既知寸法Kが異なる複数の基準器30を、基準部位31を含むように撮像素子23に撮影して、基準部位41を含む複数の基準画像40を取得する(基準器撮影工程)。次に、基準画像40における基準部位41の実測寸法Lをそれぞれ測定する(基準器測定工程)。次いで、基準器30の既知寸法K及び基準画像40の実測寸法Lに基づいて回帰分析を行う。
図4は、複数の基準器30の基準部位31の既知寸法Kと、基準画像40の基準部位41の実測寸法Lと、の関係を示す相関図である。検査装置20のオペレータは、縦軸に実測寸法Lをとり、横軸に既知寸法Kをとったグラフに、複数の基準器30の既知寸法K及び実測寸法Lを示す複数の点50をプロットし、既知寸法Kと実測寸法Lとの関係から最小二乗法により回帰直線51を求める(回帰直線導出工程)。
演算装置25は、回帰直線51を示す関係式を用いて、対象画像24における火花ギャップ17の実測寸法Mを補正し、実測寸法Mの補正値を得る。検査装置20は、その補正値に基づいて、製造された各スパークプラグ10の火花ギャップ17が所定の範囲内にあるか否かを判定する(判定工程)。判定工程において、火花ギャップ17が所定の範囲内にあると判定されたスパークプラグ10は次工程に進む。火花ギャップ17が所定の範囲内にないと判定されたスパークプラグ10は、接地電極16の曲率を調整することにより、火花ギャップ17が再設定される。
検査装置20は実測寸法Mの補正値に基づいて火花ギャップ17の寸法検査を行うので、実測寸法Mを補正しない場合に比べ、検査精度を向上できる。実測寸法Mの補正値は、複数の既知寸法K及び実測寸法Lの回帰分析に基づいて得られるので、例えば1つの基準器30に基づいて導出された補正式を用いる場合と比較して、値が異なる種々の実測寸法Mに対して補正の精度を向上できる。よって、検査精度の向上に寄与する。
検査装置20は、補正前の火花ギャップ17の実測寸法Mではなく、実測寸法Mの補正値を表示装置27に表示する。よって、検査装置20のオペレータは、表示装置27に表示される値により、火花ギャップ17の良否を確認できる。
検査装置20は、既知寸法K及び実測寸法Lに基づいて回帰分析を行う目的で複数の基準画像40の実測寸法Lを測定する前に、1つの基準画像40に基づいて1画素当たりの寸法(画素寸法)が算出される。算出された画素寸法は入力装置26から演算装置25に入力され、演算装置25は、基準部位41の画素数に画素寸法を乗じて、回帰分析を行うための実測寸法Lを算出する。これにより回帰分析の相関を向上できるので、補正の精度をさらに向上できる。よって、検査精度をさらに向上できる。なお、この操作は省略できる。
基準器30は、隙間(基準部位31)を隔てて配置された第1部32及び第2部34を備えている。測定対象のスパークプラグ10も、火花ギャップ17を隔てて配置された中心電極13及び接地電極16を備えている。基準器30の基準部位31は、基準画像40において明るい部分として検出される。同様に火花ギャップ17も、対象画像24において明るい部分として検出される。基準器30の基準部位31の構造と、測定対象の火花ギャップ17を隔てて配置された中心電極13及び接地電極16の構造と、が似ているので、基準器30の構造に起因する誤差の発生を抑制できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
実施形態では、演算装置25が、複数の基準器30の既知寸法K及び実測寸法Lの回帰分析に基づいて実測寸法Mの補正値を得る場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。基準器30の基準部位31における実測寸法Lに代えて、複数の基準器30の基準画像46のうち基準部位41に含まれるY方向の画素23aの数(以下「実測画素数」と称す)を求め、その実測画素数および基準器30の既知寸法Kの回帰分析に基づいて実測画素数の補正値を得ることは当然可能である。検査装置20は、実測画素数の補正値と、予め設定された火花ギャップ17の実測画素数の範囲と、を比較して、火花ギャップ17が所定の範囲内にあるか否かを判定する。この場合も実施形態と同様に検査精度を向上できる。
なお、実測画素数および基準器30の既知寸法Kの回帰分析に基づいて得られた実測画素数の補正値に、1画素当たりの寸法(画素寸法)を乗じると、実測寸法Mの補正値を算出できる。この場合、検査装置20は、算出された実測寸法Mの補正値と、予め設定された火花ギャップ17の範囲と、を比較して、火花ギャップ17が所定の範囲内にあるか否かを判定する。この場合も実施形態と同様に検査精度を向上できる。
この場合、表示装置27は、実測寸法Mの補正値を表示しても良いし、実測画素数の補正値を表示しても良い。いずれにしても検査装置20のオペレータは、表示装置27に表示される補正値により火花ギャップ17の良否を確認できる。
実施形態では、消炎作用などを抑制するためのチップが中心電極13及び接地電極16に配置されていない場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。スパークプラグ10の中心電極13及び接地電極16の少なくとも一方にチップを配置することは当然可能である。この場合も検査装置20によって、中心電極13と接地電極16との間の火花ギャップ17の寸法検査を行うことができる。
実施形態では、隙間が基準部位31である基準器30を用いる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。矩形の板状、針状、柱状など、様々な形状の基準器を用いることは当然可能である。この場合は基準器のうち、既知寸法が測定可能ないずれかの部位を基準部位とすることができる。
実施形態では、主体金具15に接続された接地電極16を屈曲させる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。屈曲した接地電極16を用いる代わりに、直線状の接地電極を用いることは当然可能である。この場合には、主体金具15の先端側を軸線方向に延ばし、直線状の接地電極を主体金具15に接続して、接地電極を中心電極13と対向させる。
実施形態では、接地電極16の先端部が中心電極13と軸線方向に対向するように接地電極16を配置する場合について説明した。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、接地電極16と中心電極13との位置関係は適宜設定できる。接地電極16と中心電極13との他の位置関係としては、例えば、中心電極13の側面と接地電極16の先端面との間に火花ギャップが形成されるように接地電極を配置すること等が挙げられる。
実施形態では、スパークプラグ10の寸法検査の対象となる対象部位として火花ギャップ17を例示して説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。画像処理によってスパークプラグ10の他の対象部位の寸法を検査することは当然可能である。他の対象部位の寸法としては、例えば、主体金具15の接続部63の外径が挙げられる。
実施形態では、火花放電を利用して混合気に点火するスパークプラグ10の各種部位の寸法を検査する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、コロナ放電や誘電体バリア放電、パルスアーク放電を利用して混合気に点火するスパークプラグの各種部位の寸法を検査することは当然可能である。
実施形態では、座部62とおねじ61との間にガスケット66が配置されるスパークプラグ10を例示したが、必ずしもこれに限られるものではない。ガスケット66を省略し、座部62の先端側を向く面をテーパ面にして、座部62のテーパ面を内燃機関に押し付けて気密を確保する、いわゆるテーパシートタイプのスパークプラグに適用することは当然可能である。
10 スパークプラグ
13 中心電極
16 接地電極
17 火花ギャップ(対象部位)
23a 画素
24 対象画像
27 表示装置
30 基準器
31 基準部位
40 基準画像
51 回帰直線
K 基準部位の既知寸法
L 基準部位の実測寸法
M 対象部位の実測寸法

Claims (4)

  1. スパークプラグの測定の対象となる対象部位を撮影して対象画像を取得するプラグ撮影工程と、
    前記対象画像における前記対象部位の実測寸法、又は、前記対象画像における前記対象部位に含まれる実測画素数を測定するプラグ測定工程と、を備えるスパークプラグの製造方法であって、
    予め定めた既知寸法をもつ基準部位をそれぞれ有する複数の基準器であり、前記既知寸法がそれぞれ異なる複数の基準器を、前記基準部位を含むようにそれぞれ撮影して複数の基準画像を取得する基準器撮影工程と、
    前記複数の基準画像における前記基準部位の実測寸法、又は、前記複数の基準画像における前記基準部位に含まれる実測画素数をそれぞれ測定する基準器測定工程と、
    前記複数の基準器の実測寸法もしくは前記複数の基準器に含まれる実測画素数と、前記既知寸法と、から最小二乗法により回帰直線を求める回帰直線導出工程と、
    前記プラグ測定工程で得られた前記対象部位の実測寸法、又は、前記対象部位に含まれる実測画素数を、前記回帰直線を示す関係式を用いて補正することで得られる補正値に基づいて、前記対象部位が所定の範囲内にあるか否かを判定する判定工程と、をさらに備えるスパークプラグの製造方法。
  2. 前記プラグ測定工程において、前記対象部位の測定結果が表示される表示装置には、前記補正値が表示される請求項1記載のスパークプラグの製造方法。
  3. 前記対象部位は、2つの電極間に形成された火花ギャップである請求項1又は2に記載のスパークプラグの製造方法。
  4. 前記基準器測定工程の前に、前記複数の基準画像の1枚における前記基準部位に含まれる画素数を測定し、前記既知寸法および前記画素数から1画素当たりの画素寸法を算出し、前記画素寸法を用いて前記基準器測定工程および前記プラグ測定工程を行う請求項1から3のいずれかに記載のスパークプラグの製造方法。
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