JP6269513B2 - 電池冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載された電池セルを冷却する電池冷却装置に関する。
ハイブリッド自動車や電気自動車等には、車両走行用モータに供給される電力を蓄積する蓄電装置が搭載されている。この種の蓄電装置として、複数の電池セルが積層された電池モジュールと、電池モジュールを収容する収容ケースと、を備えた電池パックが知られている。電池セルは温度が高くなると劣化するため、一般的に、収容ケースの内部に空気を送って電池セルを冷却している。収容ケースから排出された空気は、例えばBピラーガーニッシュやサイドトリム等の内装部品の内部に排出される。
例えば特許文献1に記載の車両においては、サイドトリム内に侵入した排気風がシートベルトの取り出し口から乗客に向けて排出されるのを防止するために、サイドトリムには、シートベルトの取り出し口よりも後方に開口部が形成されている。
特開2013−119354号公報
ところで、排気風をBピラーガーニッシュの内部に排出する場合、排気風の風量によっては、Bピラーガーニッシュに形成されたシートベルト取り出し口から車内に空気が漏れてしまう問題が生じ得る。この場合、車内に噴出した空気が乗員に当たり、乗員に不快感を与えるおそれがある。
本発明の目的は、電池セルを冷却用空気によって冷却する場合において、Bピラーに関連する内装部品内への排気風の侵入を抑制することである。
本発明は、電池モジュールと前記電池モジュールを収容する収容ケースとを備えた電池パックであて、車両のフロアパネルとフロアカーペットとの間に配置された電池パックと、前記収容ケースに設けられた排気ダクトであって、前記収容ケースの内部に送られて前記電池モジュールを冷却した冷却用空気を前記収容ケースの外部に排出するための排気ダクトと、を備えた電池冷却装置において、前記排気ダクトは、排気口が前記車両のBピラー及びスカッフプレートに対向するように、前記車幅方向の外側に向けて配置されており、前記車幅方向において前記Bピラーに対向する位置には、前記フロアパネルと前記フロアカーペットとの間に隙間のないエア侵入防止部が形成されており、前記車幅方向において前記スカッフプレートに対向する位置には、前記フロアパネルと前記フロアカーペットとの間に、前記排気ダクトから排出された冷却用空気が通る排気通路が形成されている、ことを特徴とする電池冷却装置である。
本発明によると、Bピラーに関連する内装部品内への排気風の侵入を抑制することが可能となる。
車両の車室内の概略を示す上面図である。 電池パックの一部破断上面図である。 電池パック内における冷却用空気の流れを示す断面図である。 電池パック内における冷却用空気の流れを示す斜視図である。 電池パック及びフロアカーペットを模式的に示す斜視図である。 電池パック及びフロアカーペットを模式的に示す斜視図である。 電池パック及びフロアカーペットを模式的に示す斜視図である。 Bピラー及びスカッフプレートの一部を示す斜視図である。 Bピラー及びスカッフプレートの一部を示す上面図である。 図8及び図9のA−A断面図である。 図8及び図9のB−B断面図である。 コンソールボックスの周辺を示す図である。 図12のC−C断面図である。
図1には、車両の概略が示されている。矢印Frは車両100の前方側を示し、矢印RHは車両100の進行方向Frに向かって右側を示し、矢印LHは進行方向Frに向かって左側を示し、矢印UPRは車両100の上方側を示す。
車両100の室内には、複数のシートが配置されている。シート102R,102Lは前部座席である。一例として、シート102Rは運転席であり、シート102Lは助手席である。電池パック10は、例えば、シート102R,102Lの下方に形成されたスペースに配置され、フロアパネルに固定される。なお、後部座席の下方に形成されたスペース等の他のスペースに電池パック10が配置されてもよい。電池パック10は、例えば、車両走行用モータに供給される電力を蓄電する蓄電装置として用いられる。
図2には電池パック10が示されている。電池パック10は、電池モジュール20と、電池モジュール20を収容する収容ケース30と、電池モジュール20に冷却用空気を送って電池モジュール20を冷却する冷却ブロア40R,40Lとを備えている。
電池モジュール20は、積層方向(RH方向、LH方向)に積層された複数の電池セル22を含む。複数の電池セル22は、図示しないバスバーによって、互いに電気的に接続されている。電池セル22は、例えば充放電可能な2次電池であり、一例としてリチウムイオン電池である。積層方向に隣り合う2つの電池セル22の間には、図示しないスペーサが配置されている。スペーサは例えば樹脂材料によって構成されている。スペーサには、冷却用空気が通るエア流路が形成されている。これにより、互いに隣り合う2つの電池セル22の間に、冷却用空気が入り込む。なお、互いに隣り合う2つの電池セル22の間には、スペーサではなく隙間が形成されていてもよい。この場合、その隙間に冷却用空気が入り込む。積層された複数の電池セル22の組の両端には、エンドプレート24R,24Lが配置されている。エンドプレート24R,24Lは、複数の電池セル22を挟み込んだ状態で拘束バンド26によって互いに結合されている。これにより、複数の電池セル22が一体的に保持される。
収容ケース30の右端部には、吸気ダクト42R及び排気ダクト44Rが接続されている。吸気ダクト42Rには冷却ブロア40Rが接続されている。同様に、収容ケース30の左端部には、吸気ダクト42L及び排気ダクト44Lが接続されている。吸気ダクト42Lには冷却ブロア40Lが接続されている。
図3には、電池パック10の内部空間が、車両100の前方(Fr方向)から見た図として示されている。電池パック10は、シート102R,102Lのシートクッションと車両のフロアパネル104との間に配置されている。収容ケース30は、ロアケース32及びアッパケース34によって構成されている。収容ケース30の中央位置には、収容ケース30内の空間を左右に仕切るセパレータ28が設けられている。
ロアケース32には、電池セル22の積層方向に延在する下部エア流路用のチャンネルが形成されている。電池モジュール20は、そのチャンネルを跨いでロアケース32上に配置され、図示しないボルトによって固定される。これにより、電池モジュール20の下面とロアケース32との間において、収容ケース30内の右側に、冷却用空気が通る下部エア流路36Rが形成され、収容ケース30内の左側に、冷却用空気が通る下部エア流路36Lが形成される。アッパケース34には、電池セル22の積層方向に延在する上部エア流路用のチャンネルが形成されている。アッパケース34はボルト等によってロアケース32に固定される。これにより、電池モジュール20の上面とアッパケース34との間において、収容ケース30内の右側に、冷却用空気が通る上部エア流路38Rが形成され、収容ケース30内の左側に、冷却用空気が通る上部エア流路38Lが形成される。
収容ケース30の右端部には、上部位置に冷風入口が形成されており、下部位置に冷風排出口が形成されている。右端部の冷風入口には吸気ダクト42Rを介して冷却ブロア40Rが接続されており、右端部の冷風排出口には排気ダクト44Rが接続されている。同様に、収容ケース30の左端部には、上部位置に冷風入口が形成されており、下部位置に冷風排出口が形成されている。左端部の冷風入口には吸気ダクト42Lを介して冷却ブロア40Lが接続されており、左端部の冷風排出口には排気ダクト44Lが接続されている。
上記の構成により、収容ケース30の右側では、冷却ブロア40Rから送出された冷却用空気が吸気ダクト42Rを介して上部エア流路38Rに流入し、左方向に流れていく。冷却用空気は、隣接する2つの電池セル22の間に形成されたエア流路を介して下部エア流路36Rに流入し、右方向に流れていく。そして、冷却用空気は、下部の排気ダクト44Rから収容ケース30の外部に排出される。こうして、電池モジュール20の右半分が冷却される。同様に、収容ケース30の左側では、冷却ブロア40Lから送出された冷却用空気が吸気ダクト42Lを介して上部エア流路38Lに流入し、右方向に流れていく。冷却用空気は、隣接する2つの電池セル22の間に形成されたエア流路を介して下部エア流路36Lに流入し、左方向に流れていく。そして、冷却用空気は、下部の排気ダクト44Lから収容ケース30の外部に排出される。こうして、電池モジュール20の左半分が冷却される。
本実施形態では、排気ダクト44R,44Lの排気口が車幅方向の外側を向くように、排気ダクト44R,44Lが配置されている。具体的には、排気ダクト44Rは、車両100の右側に配置されたスカッフプレート108R及びBピラー(センターピラー)に向けて配置されており、排気ダクト44Lは、車両100の左側に配置されたスカッフプレート108L及びBピラーに向けて配置されている。スカッフプレート108Rは、車両右側部の乗降口のステップ部分に設けられた装飾部材であり、スカッフプレート108Lは、車両左側部の乗降口のステップ部分に設けられた装飾部材である。Bピラー(センターピラー)は、車両の右側部及び左側部のそれぞれにおいてフロアパネル104から天井(ルーフ部)に向かって略鉛直に設けられている。
図4には、車両の室内に設置された電池パック10が示されている。シート102R,102Lの下方にはシートレッグカバー106が設けられている。シートレッグカバー106の前方側面及び両側面に吸気口が形成されており、各吸気口から電池パック10の収容ケース30内に空気が取り込まれる。符号50Rは車両右側(RH方向側)の吸気口から取り込まれる空気の流れを示しており、符号50Lは車両左側(LH方向側)の吸気口から取り込まれる空気の流れを示している。冷却ブロア40Rには吸気ベゼル46Rが設置されており、吸気ベゼル46Rを介して空気が冷却ブロア40Rに取り込まれる。同様に、冷却ブロア40Lには吸気ベゼル46Lが設置されており、吸気ベゼル46Lを介して空気が冷却ブロア40Lに取り込まれる。
なお、冷却ブロア40R,40Lから発生する風切り音の遮断や、吸気ベゼル46R,46L内への水分の侵入防止のために、シートレッグカバー106の吸気口は、吸気ベゼル46R,46Lから離れた位置に形成されている。また、吸気ベゼル46R,46Lの開口部を小さくすることにより、静粛性が得られる。吸気ベゼル46R,46Lに庇を設けることにより、吸気ベゼル46R,46L内への水分の侵入を防止してもよい。また、吸気ベゼル46R,46Lに埃防止用のメッシュ部材を設けてもよい。
本実施形態では、排気ダクト44R,44Lから排出された冷却用空気は、車両のフロアパネル104とフロアカーペットとの間を経由して、左右のスカッフプレート108R,108Lに向けて排出される。符号52Rは車両右側(RH方向側)の排気ダクト44Rから排出された冷却用空気の流れを示しており、符号52Lは車両左側(LH方向側)の排気ダクト44Lから排出された冷却用空気の流れを示している。
次に、図5から図7を参照して、冷却用空気をスカッフプレート108R,108Lに向けて排気するための概略構成について説明する。図5から図7には、電池パック10、フロアカーペット60、スカッフプレート108R及びBピラー110Rが模式的に示されている。説明の便宜上、電池パック10及びフロアカーペット60の車両右側(RH方向側)の部分のみが図示されているが、車両左側(LH方向側)の部分も車両右側の部分と同じ構成を有する。
Bピラー110Rは、車両の右側部においてフロアパネル104から天井に向かって略鉛直に設けられた柱部材112Rと、柱部材を装飾するためのピラーガーニッシュ114Rとを備える。Bピラー110Rの内部には、柱部材112Rの表面とピラーガーニッシュ114Rとの間に空間が形成されている。ピラーガーニッシュ114Rの上部には、シートベルトの取り出し口116Rが形成されている。
図5に示すように、電池パック10はフロアパネル104上に固定され、フロアカーペット60が電池パック10に被せられる。これにより、図6に示すように、フロアパネル104とフロアカーペット60との間に電池パック10が設置される。排気ダクト44Rは、排気口がBピラー110R及びスカッフプレート108Rに対向するように、車両右側(RH方向側)に向けて配置されている。排気ダクト44Rから排出された冷却用空気は、フロアパネル104とフロアカーペット60との空間を介して、車両右側に向けて流れる。
本実施形態では、車幅方向において、Bピラー110Rに対向する位置には、フロアパネル104とフロアカーペット60との間に隙間のないエア侵入防止部が形成されており、スカッフプレート108Rに対向する位置には、フロアパネル104とフロアカーペット60との間に、排気ダクト44Rから排出された冷却用空気が通る排気通路が形成されている。
図7には、排気ダクト44Rから排出された空気の流れが模式的に示されている。符号120は、排気ダクト44RからBピラー110Rに向かう空気の流れを示しており、符号122は、排気ダクト44Rからスカッフプレート108Rに向かう空気の流れを示している。Bピラー110Rに対向する位置には、フロアパネル104とフロアカーペット60との間に隙間のないエア侵入防止部が形成されている。それ故、符号120で示す冷却用空気の流れは、そのエア侵入防止部によって遮断され、Bピラー110R内への冷却用空気の侵入が防止される。一方、スカッフプレート108Rに対向する位置には、フロアパネル104とフロアカーペット60との間に冷却用空気が通る排気通路が形成されている。それ故、符号122で示す冷却用空気は、その排気通路を介してスカッフプレート108R側に排出される。
次に、図8から図11を参照して、冷却用空気をスカッフプレート108R,108Lに向けて排気するための詳細な構成について説明する。図8及び図9には、スカッフプレート108R、ピラーガーニッシュ114R、吸気ダクト42R及びシートレッグカバー106が示されている。Bピラー110Rとスカッフプレート108Rとは隣接して設けられており、スカッフプレート108RはBピラー110Rよりも車両前方側(Fr方向側)に配置されている。図8及び図9に排気ダクト44Rが図示されていないが、排気ダクト44Rは、吸気ダクト42Rの下に設置されており、ピラーガーニッシュ114R及びスカッフプレート108Rに対向するように、車両右側(RH方向側)に向けて配置されている。
図10には、ピラーガーニッシュ114Rの周辺における空気の流れが示されている。排気ダクト44Rとピラーガーニッシュ114Rとの間の位置には、フロアパネル104とフロアカーペット60との間に隙間のないエア侵入防止部62Rが形成されている。つまり、その位置がフロアカーペット60によって塞がれることにより、エア侵入防止部62Rが形成される。符号120は冷却用空気の流れを示している。冷却用空気は、排気ダクト44Rから、フロアパネル104とフロアカーペット60との間に形成された空間内に排出され、ピラーガーニッシュ114Rの方向に向かって流れる。ピラーガーニッシュ114Rに対向する位置にはエア侵入防止部62Rが形成されているため、そのエア侵入防止部62Rによって、ピラーガーニッシュ114Rに向かう冷却用空気の流れが遮断される。これにより、Bピラー110R内への冷却用空気の侵入を防止することが可能となり、Bピラー110Rに形成された取り出し口116Rからの空気漏れを防止することが可能となる。
図11には、スカッフプレート108Rの周辺における空気の流れが示されている。排気ダクト44Rとスカッフプレート108Rとの間の位置には、フロアパネル104とフロアカーペット60との間に、排気ダクト44Rから排出された冷却用空気が通る排気通路64Rが形成されている。つまり、その位置において、フロアパネル104とフロアカーペット60との間に隙間が形成され、その隙間が排気通路64Rとして機能する。符号122は冷却用空気の流れを示している。冷却用空気は、排気ダクト44Rから、フロアパネル104とフロアカーペット60との間に形成された空間内に排出され、スカッフプレート108Rの方向に向かって流れる。スカッフプレート108Rに対向する位置には排気通路64Rが形成されているため、その排気通路64Rから、スカッフプレート108Rによって覆われている空間内に冷却用空気が流れ込む。
上記の構成によると、Bピラー110R及びスカッフプレート108Rに向けて排出された冷却用空気は、エア侵入防止部62RによってBピラー110R内に流れ込まず、排気通路64Rを介してスカッフプレート108R内に流れ込む。これにより、Bピラー110Rに形成された取り出し口116Rからの空気漏れを防止することが可能となる。その結果、シートベルトの取り出し口116Rから乗員に向けて空気が噴出されることを防止することが可能となる。車両100の左側においても同様に、排気ダクト44Lから排出された冷却用空気は左側のBピラー内に流れ込まず、スカッフプレート108L内に流れ込む。これにより、左側Bピラーに形成されたシートベルト取り出し口から乗員に向けて空気が噴出されることを防止することが可能となる。
スカッフプレート108R,108L内に流れ込んだ冷却用空気は、例えば、スカッフプレート108R,108Lにおいて乗員から離れている位置からインストルパネル下部周辺にかけて徐々に車内に排出される。車両の下方に冷却用空気が排出されるので、乗員に向けて空気が噴出されずに済む。
なお、図12に示すように、シート102Rとシート102Lとの間であってコンソールボックス130の下方のスペース140に、機器ボックスが設置されてもよい。図13に示すように、機器ボックス132は、電池パック10よりも車両前方側(Fr方向側)に配置されている。機器ボックス132内には、例えば、システムメインリレー、電池セル22の電圧や温度等を監視するための電池監視ユニット、電流センサ、リレー等が収容されている。機器ボックス132及び電池パック10はほぼ同じ高さの位置に配置されており、それらの上方には、コンソールボックス130及びドリンクフォルダ134が配置されている。機器ボックス132を小型にすることにより、電池パック10の上方のスペースを確保することができ、コンソールボックス130の容量を増大させることが可能となる。なお、図13に示す例では、機器ボックス132の上方にインバータ136が配置されている。
10 電池パック、20 電池モジュール、30 収容ケース、32 ロアケース、34 アッパケース、36R,36L 下部エア流路、38R,38L 上部エア流路、40R,40L 冷却ブロア、42R,42L 吸気ダクト、44R,44L 排気ダクト、60 フロアカーペット、62R エア侵入防止部、64R 排気通路、100 車両、104 フロアパネル、108R,108L スカッフプレート、110R Bピラー、112R 柱部材、114R ピラーガーニッシュ。

Claims (1)

  1. 電池モジュールと前記電池モジュールを収容する収容ケースとを備えた電池パックであて、車両のフロアパネルとフロアカーペットとの間に配置された電池パックと、
    前記収容ケースに設けられた排気ダクトであって、前記収容ケースの内部に送られて前記電池モジュールを冷却した冷却用空気を前記収容ケースの外部に排出するための排気ダクトと、
    を備えた電池冷却装置において、
    前記排気ダクトは、排気口が前記車両のBピラー及びスカッフプレートに対向するように、車幅方向の外側に向けて配置されており、
    前記車幅方向において前記Bピラーに対向する位置には、前記排気口と前記Bピラーとの間の空間を前記フロアカーペットによって塞ぐことで、前記排気口から排出された冷却用空気が前記Bピラーへ排出されることを防ぐエア侵入防止部が形成されており、
    前記車幅方向において前記スカッフプレートに対向する位置には、前記排気口と前記スカッフプレートとの間に、前記フロアカーペットによって、前記排気口から排出された冷却用空気を前記スカッフプレートへ排出するための排気通路が形成されている、
    ことを特徴とする電池冷却装置。
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