JP6344293B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、複数の積層した電池セルの集合体を備える電池パックに関する。
特許文献1には、高電圧バッテリが発生するガスを車外に排出する排気ファンを備える車両のバッテリ排気装置が開示されている。特許文献1の装置は、バッテリが収められたバッテリケース内の電池収容室が、電池冷却を行う冷却風の送風通路を通して車室内に連通し、冷風の排出通路を通じて車外に連通する構成を有する。さらに、車室内と電池収容室とを繋ぐ送風通路には、送風通路を閉塞する状態と開放する状態とに切り換える導入弁が設けられている。車外と電池収容室とを繋ぐ排出通路には、排気ファンが設けられている。
特許文献1によると、車両の衝突を検知する衝突センサが衝突を検知した場合、導入弁を閉じ、排気ファンを運転する強制排気モードを開始する。また、衝突センサが衝突を検知しない場合であっても、高圧バッテリに異常がある場合は、強制排気モードを開始する。いずれの場合も、電池収容室で発生したガスは、排出通路を通じて速やかに車外に排出されることになる。
また、高圧バッテリを冷却する必要がある場合には、導入弁を開放して排気ファンを運転することにより、車室内の空気が送風通路を通じて電池収容室に吸い込まれて電池を冷却した後、排出通路を通じて車外に排出される。
特開2012−70482号公報
特許文献1の装置においては、電池冷却時には車室内の空気を電池収容室に取り入れて各電池の周囲を通過させてから車外に排出し、ガス発生時には導入弁を閉弁することで車室内と電池収容室との連絡を遮断した状態で電池収容室のガスを車外に排出する。このようにガス排出時と電池冷却時の両方において車外に空気やガスを排出する構成であるため、ガス排出と空気排出とを両立するためには、バッテリケースを車外に設置すればよい。この場合、バッテリケースを搭載する場所に制約が生じ、バッテリケースの搭載場所の自由度が損なわれる。
また、車室内に設置する場合にはバッテリケースの出口と車外を繋ぐダクトの長さが長くなる。しかしながら、冷却空気排出用のダクトが長くなると、電池冷却後の空気の通風抵抗が大きくなり、電池冷却性能に悪影響を与えるという問題がある。
本発明は前述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池冷却用の空気が流れる冷却風通路と電池からのガスを排出するガス排出通路とを区別して備え、冷却風通路の通風抵抗抑制やパック搭載場所の自由度向上が図れる電池パックを提供することである。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲及びこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
開示された電池パックの発明のひとつは、積層して設けられる複数の電池セル(2)と、複数の電池セルが収容される電池収容室(40)を形成する電池ケース(4)と、電池セルの熱が移動する伝熱部材(3)の一部が配置される通路であって、電池ケースの一部である隔壁(4a)によって電池収容室と隔てて設けられる冷却風通路(60)と、冷却風通路に対して空気を送風する送風装置(5)と、電池収容室と車外とを連通するように設けられるガス排出通路(80)と、を備え、
隔壁には、冷却風通路の圧力に応じて、冷却風通路を流れる空気が電池収容室に流入する流入状態と流入しない非流入状態とを切り換える軽気密部材(42)が設けられることを特徴とする。
この発明によれば、電池収容室と冷却風通路とを隔てる隔壁に軽気密部材を設けることにより、冷却風通路の圧力に応じて、冷却風通路を流れる空気が電池収容室に流入する流入状態と流入しない非流入状態とに切り換える。これによれば、冷却風通路の圧力を抑えれば、冷却風通路を流れる空気が伝熱部材に接触して冷却した後、電池収容室に流入することなく、冷却風通路の空気を車室内や車外に排出することができる。また、冷却風通路を流れる空気の風量を増加したり、冷却風通路の空気流れをせき止めたりすれば、電池収容室で発生したガスを、冷却風の流入を利用してガス排出通路に排出することができる。
このようにこの発明によれば、冷却風通路の圧力が低いときには冷却風通路とガス排出通路とが独立した通路を構成するが、軽気密部材の機能によって、冷却風を冷却風通路から電池収容室に流入させる状況を作り出すことができる。例えば、電池パックが車室内に設置されている場合はガス排出通路を車外まで長く延ばす必要があるが、電池冷却時の冷却風はガス排出通路を流れないため、ガス排出用のダクトが長くなることによって冷却風が通風抵抗増大の影響を受けることはない。したがって、電池冷却性能がガス排出通路の通風抵抗によって低下してしまうことを回避できる。
また、電池収容室で発生したガスや冷却風を車外に排出するように構成した場合は、電池パックを車外に設置すればよい。このように、搭載場所を選ばない電池パックを提供できる。以上より、この発明によれば、冷却風通路の通風抵抗抑制や電池パックの搭載場所の自由度向上が図れる電池パックを提供できる。
第1実施形態の電池パックの構成を示す概要図である。 電池パックに関する制御構成を説明するための構成図である。 電池パックの外観と冷却風の経路及び排出ガスの経路とを示す斜視図である。 電池パックの上面を平面視した図である。 電池パックの下面を示した図である。 図3のVI矢印方向にみた図である。 積層された電池セルを挟持する構成を示した分解図である。 電池収容室と冷却風通路との位置関係を示した図面である。 第2実施形態の電池パックの構成を示す概要図である。 第2実施形態の電池パックにおいて、冷却風通路における圧力と風量との関係を示したグラフである。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合わせることも可能である。
(第1実施形態)
本発明に適用可能な電池パック1は、例えば内燃機関と電池に充電された電力によって駆動されるモータとを組み合わせて走行駆動源とするハイブリッド自動車、モータを走行駆動源とする電気自動車等に用いられる。電池パック1を構成する電池セルは、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池、有機ラジカル電池であり、自動車の座席下、後部座席とトランクルームとの間の空間、運転席と助手席の間の空間等に設置される。電池セルは、走行により生成した電力や外部の給電装置等から供給される電力を充電することができ、さらに蓄電力を外部に放電して負荷機器を動作させることができる蓄電池である。
第1実施形態について図1〜図8を参照しながら説明する。複数の電池セル2が積層された電池集合体を備える電池パック1は、複数の電池セル2の充電および放電または温度調節に用いられる電子部品によって制御され、送風装置5による送風を受けて各電池セル2が冷却される。電子部品は、リレー、送風装置5を駆動するモータ、通路開閉装置7を駆動するアクチュエータ、インバータ等を制御する電子部品、各種の電子式制御装置等である。
電池パック1は、電気的に接続された複数の電池セル2をその側面同士を対向させるように並べて積層され、これらを一体化して構成されたものであり、電池ケース4の内部に収納されている。電池パック1は、図3に図示するように、それぞれ複数の電池セル2を収容する2個の電池ケース4を備えている。電池ケース4は、メンテナンスのために少なくとも一面を取り外し可能に構成された直方体状のケースであり、例えば、樹脂で形成されている。また電池ケース4には、車両側に電池ケース4をボルト締め等により固定するための取付部、および機器収納ボックスが設けられている。
この機器ボックスには、電池状態を監視する各種センサ等からの検出結果が入力される電池監視ユニット、各機器を接続するワイヤハーネス等が収納されている。電池監視ユニットは、各電池セル2の状態を監視する電池ECU10を備え、複数の電池セル2と多数の配線にて接続されている。電池ECU10は、リレーの動作、送風装置5のモータの駆動、通路開閉装置7のアクチュエータ等を制御する電池パック1の制御装置である。各種センサは、例えば、電池セル2の電圧を検出する検出端子としての電圧センサ11や、電池セル2の温度を検出する検出端子としての温度センサ12である。電池ECU10は、電圧センサ11から延びる電圧検出線、温度センサ12から延びる温度検出線を通じて電気信号を受信して電池セル2の電圧情報、温度情報を取得し、電池状態を監視することができる。
電池セル2は、ラミネートフィルムで覆われた平板状体である。電池セル2の外装ケースは、例えば、二つ折りにされたラミネートフィルムの端部同士を熱溶着することによって当該端部同士を封止して熱溶着部を形成し、電池セル2の内部に密閉された内部空間を形成している。熱溶着は、熱溶着されるラミネートフィルムの端部同士を合わせて加圧した状態で、繰り返しの充放電によって電池特性が低下しない所望の気密性能が得られるように、適正な所定温度かつ所定時間、加熱処理すること、超音波処理すること等により実施する。
ラミネートフィルムは、例えば、アルミニウム層とポリプロピレン層とを交互に積層したシートである。厚み方向の両端の表面層は、ポリプロピレン層であり、ポリプロピレン層が熱溶着されてラミネートフィルム同士が貼り合わされることになる。また、ポリプロピレン層は、ポリエチレン層、ポリエチレンテレフタラート層等であってもよい。
外装ケースの内部空間には、電極積層体が収容されている。電極積層体は、正極活物質を有する正極層と、負極活物質を有する負極層と、正極層と負極層の間に介在する媒体である電解質層と、正極層と負極層とを電気的に短絡しないように別々に仕切って配されるセパレータと、を積層することにより構成される。正極端子と負極端子からなる電極端子20は、外装ケースにおいて離れた位置の側部から外方に突出している。
正極端子は、電極積層体の正極層に接続された端子であって外装ケースから突出する。負極端子は、電極積層体の負極層に接続された端子であって外装ケースから突出する。正極端子と負極端子には、電圧検出線の一方の端部と他方の端部とがそれぞれ接続されている。
図1及び図3に図示するように、電池ケース4は、複数の電池セル2を収容する電池収容室40を内部に形成する。電池ケース4は箱体状の容器をなす。電池ケース4の天面には、電池セル2を冷却する空気が流通する冷却風通路60を内部に形成する冷却風ダクト6が設置されている。電池パック1は、電池セル2の外装ケースよりも熱伝導性に優れる伝熱部材としての冷却板3を複数備えている。冷却板3は、例えばアルミニウム製の板材によって形成されている。冷却風通路60には、電池セル2の熱が移動する冷却板3の一部が、電池収容室40から突き出るように露出している。冷却風ダクト6には送風装置5が接続され、送風装置5によって送風された車室内の空気は冷却風通路60に送風される。送風された空気は、冷却風通路60に突出する冷却板3の一部に接触することで、冷却板3から熱を奪い冷却板3を冷却する。冷却板3から熱を奪った空気は、冷却風ダクト6の出口部61から車内に排出される。
冷却風ダクト6は、上下方向の高さが低い扁平状である。冷却風通路60と電池収容室40とは、電池ケース4の一部である隔壁4aによって仕切られて、互いに隔てられている。この隔壁4aは、離れて設けられた2個の電池ケース4のそれぞれにおける天井壁に相当する。したがって、冷却風通路60は、各電池収容室40の上方に対応する位置に、電池収容室40の天井をすべて覆うことができる大きさで設けられている。
隔壁4aには、軽気密部材42が設けられる。軽気密部材42は、隔壁4aにおいて複数設けられる。軽気密部材42は、冷却風通路60の圧力に応じて、冷却風通路60を流れる空気が電池収容室40に流入する流入状態と流入しない非流入状態とを切り換える機能を有する。軽気密部材42は、隔壁4aにおいて、冷却風通路60と電池収容室40との両方に露出するように設けられる。軽気密部材42は、多孔質素材を有して構成される。この多孔質素材は、冷却風通路60の側の表面42aと電池収容室40の側の表面42bとを連絡する多数の通路を有する。この多孔質素材は、例えば、発泡材、スポンジ、不織布、目の細かい樹脂または金属で形成されるフィルタであり、無風状態または小風量状態に存在しても厚さ方向に通気しない構造を有する。例えば、多孔質素材は、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)、ポリウレタンを用いて形成することができる。
図3等に図示するように、冷却風ダクト6は、各電池ケース4よりも高くかつ外側に位置する第1の通路60aと、各電池ケース4の真上に位置する第2の通路60bと、それぞれの第2の通路60bからの空気が合流する第3の通路60cと、を内部に有する。冷却風通路60は、上流から順に、第1の通路60a、第2の通路60b及び第3の通路60cが接続されて構成されている。第1の通路60aと第2の通路60bとは、電池収容室40のセル積層方向長さに相当する通路幅で接続されている。第3の通路60cの直下には、電池ケース4は位置していない。第1の通路60aや第3の通路60cは、セル積層方向に通路が延びている。第2の通路60bは、セル積層方向及び上下方向の両方に直交する方向に通路が延びている。
第1の通路60aをセル積層方向に進行した空気は、電池収容室40のセル積層方向長さに相当する幅の通路から第2の通路60bに進入し、さらに冷却板3の表面に沿うように流れて第2の通路60bから第3の通路60cに進入する。各電池ケース4の直上に対応する第2の通路60bを流出した空気は、2つの第2の通路60bの間に位置する第3の通路60cに流入して合流し、セル積層方向に流れて出口部61から車内に流出する。図3、図4、図5において、実線の矢印は、冷却板3から吸熱して電池セル2を冷却する冷却風の流れを図示したものであり、破線の矢印は、電池収容室40で発生したガスがガス排出通路80を通じて車外に排出される流れを図示したものである。
電池収容室40では、例えば、充電終期、過充電時、何らかの異常時等に発生するガスにより電池セル2の内部圧力が上昇して、限界の内部圧力以上になると、ガスが電池セル2の外部に噴出するようになる。電池セル2から電池収容室40に漏れるガスは、車外に排出する必要がある。電池パック1は、そのために電池収容室40と車外とを連通するガス排出通路80を構成する排出用ダクト8を備えている。
排出用ダクト8は、上下方向の高さが低い扁平状である。ガス排出通路80と電池収容室40とは、電池ケース4の一部である壁部4bによって仕切られて、互いに隔てられている。さらに壁部4bには、ガス排出通路80と電池収容室40とを連通させる通路が形成されている。この壁部4bは、離れて設けられた2個の電池ケース4のそれぞれにおける底壁に相当する。したがって、ガス排出通路80は、各電池収容室40の下方に対応する位置に、電池収容室40の底面をすべて覆うことができる大きさで設けられている。
排出用ダクト8は、各電池ケース4の下方においてセル積層方向に延びており、各電池ケース4の下方における下流部からそれぞれ上方に延び、2個の電池ケース4の間で一つに合流する通路を形成するように設けられる。したがって、各電池ケース4における電池収容室40の少なくとも一方で電池セル2の外部に漏れたガスは、冷却風通路60の圧力が一定値を超えると、軽気密部材42を通じて電池ケース4の下方の通路に流出する。電池ケース4の下方の通路に流出したガスは、セル積層方向を流下し、さらに排出用ダクト8内を進行して車外に排出される。
電池パック1は、冷却風通路60の圧力を変化させる手段の一つして、冷却風通路60を開放状態にしたり閉鎖状態にしたりする通路開閉装置7を備える。通路開閉装置7は、冷却風通路60において冷却板3よりも送風方向の下流側に設けられ、冷却風通路60における空気の流れを許容する状態と阻止する状態とに切り換える機能を有する。通路開閉装置7は、冷却風通路60を遮蔽可能なドア本体を有する。このドア本体は、回転軸部を中心として角変位可能に構成され、冷却風通路60について開放状態(図1の破線)及び閉鎖状態(図1の実線)を実施できる。
温度センサ12によって検出される温度が電池セル2の冷却条件を満たす温度である場合には、電池ECU10は通路開閉装置7を全開位置に制御した状態で送風装置5を運転する。例えば、電池セル2の温度が充電時及び放電時に所定の能力を発揮するために要求される温度範囲を超えている場合に電池セル2の冷却条件が成立すると電池ECU10によって判断される。このように冷却風通路60が開放状態のときに送風装置5による送風が行われると、冷却風通路60の圧力は高くならない。この状況では、冷却風通路60を流れる空気は冷却板3を冷却するので電池セル2は冷却され、吸熱した空気は冷却風ダクト6の出口部61から車内に排出される。すなわち、この状況では、電池冷却運転が行われる。
一方、電圧センサ11によって検出される電圧が異常な値である場合には、電池ECU10は通路開閉装置7を全閉位置に制御した状態で送風装置5を運転する。電池セル2の電圧が、通常の充電時及び放電時に検出される値に比べて大きく乖離した値である場合には、電池セル2が異常な状態であると電池ECU10によって判断される。
このような異常状態では、電池セル2の内圧が上昇して外部にガスが漏れたことが想定される。そして、冷却風通路60が閉鎖状態のときに送風装置5による送風が行われると、空気が外部に排出されないため、空気の行き場がなくなり、冷却風通路60の圧力が高くなる。この状況では、行き場のない冷却風通路60の空気は、軽気密部材42に形成された多数の通路を介して電池収容室40に流入し、電池収容室40のガスは壁部4bの通路を通じてガス排出通路80に押し出される。したがって、電池セル2から電池収容室40に漏れたガスは、通路開閉装置7及び送風装置5による冷却風通路60の圧力制御によって車内に漏れないように制御されて、速やかに車外に排出される。
図1、図7及び図8に示すように、電池ケース4は、複数の枠体41をセル積層方向に組み合わせることにより形成される。すなわち、電池ケース4を構成する各壁部は、組み合わされた複数の枠体41によって構成されている。各枠体41は、板状の冷却板3を支持し、電池セル2の周囲を取り囲む環状の部材である。枠体41は、例えば電気絶縁性を有する素材で構成されている。
冷却板3は、枠体41に一体に設けられて枠体41に支持されている。枠体41は、樹脂部品であり、枠体41と冷却板3とはインサート成形によって一体化された一つの部品を構成する。冷却板3は、電池収容室40において隣接する電池セル2の外装ケースの側面に対向する面である主面に、電池セル2の側面全体が接触している。冷却板3の主面は、セル積層方向の両側から、2つの電池セル2によって挟持されている。また、冷却板3は、冷却風通路60に露出する部分に、伝熱面積を拡大するフィン部を設けるように構成してもよい。当該フィン部は、冷却風通路60を流れる空気に接触して、冷却性能の向上に寄与する。また、フィン部は、切り起こし等により形成された複数のルーバで形成してもよい。
軽気密部材42は、電池ケース4において電池セル2の周囲を取り囲む形状をなす部材である。軽気密部材42は、電池ケース4の一部であって壁部4bにおいて途切れるように設けられる環状の部材である。したがって、軽気密部材42は、全周が繋がった環を形成する部材ではなく、下部において部分的に途切れる形状となっている。また、枠体41も、軽気密部材42と同様の形状をなしている。例えば、枠体41や軽気密部材42は、セル積層方向に見た場合、ガス排出通路80側が開放するC字状をなしている。
図1に図示するように、軽気密部材42は、隔壁4aにおいて、冷却風通路60よりも電池収容室40寄りに位置するように設けられる。軽気密部材42についてセル積層方向の両側にそれぞれ位置する枠体41と枠体41との間には、隔壁4aにおける冷却風通路60に面する側に、セル積層方向の隙間41cが形成されている。この隙間41cは、冷却風通路60に露出し、電池収容室40側で軽気密部材42に隣接している。換言すれば、軽気密部材42は、冷却風通路60に面する面が、隙間41cを形成する枠体41の端部の厚さ寸法分、電池収容室40側に位置するように設けられている。この構成により、冷却風通路60を流れる空気の圧力は、軽気密部材42における冷却風通路60に面する面に作用されにくいようになっている。
枠体41は、隔壁4aにおいて隙間41cを形成して軽気密部材42を挟持するために、セル積層方向の端面における内側に環状の凹部を有している。この凹部は、軽気密部材42の断面の約半分が収まる大きさである。軽気密部材42は、セル積層方向に隣り合う各枠体41の凹部に嵌った状態で両側から挟まれて固定される。
以上より、冷却風通路60と電池収容室40とは、隙間41c及び軽気密部材42を介して、前述の所定圧力条件を満たせば通気可能な状態となるように構成されている。この構成により、冷却風通路60を流れる空気は、通常の電池冷却時では電池収容室40へ流出することができず、通路の内圧が相当高まらないと流出できない。
複数の電池セル2が収容される電池収容室40は、以下に示す組立方法によって形成される。図7及び図8に図示するように、セル積層方向に隣接する2個の枠体41の間に、電池セル2、軽気密部材42、電池セル2の並びで設置して、各電池セル2の主面を隣接する枠体41における冷却板3の主面に接触させ、軽気密部材42を凹部に嵌める。このような組み合わせを積層する電池セル2の個数に合わせて組み立て、両端の電池セル2は、さらにセル積層方向の外側から枠体41によって押さえるようにする。このように設置した組立体には、セル積層方向に作用する拘束力がかけられ、組立体に含まれる枠体41、電池セル2及び軽気密部材42は一体に保持されて電池ケース4を形成する。この状態では、冷却板3の上部と電極端子20は電池ケース4の外部に突出し、電池セル2の外装ケースは電池収容室40に内蔵されるので、電池セル2の外装ケースは冷却板3の上部が露出する冷却風通路60とは隔壁4aによって遮蔽されることになる。
次に、第1実施形態の電池パック1がもたらす作用効果について述べる。電池パック1は、複数の電池セル2と、複数の電池セル2が収容される電池収容室40を形成する電池ケース4と、冷却風通路60と、冷却風通路60に対して空気を送風する送風装置5と、電池収容室40と車外とを連通するガス排出通路80と、を備える。冷却風通路60は、電池セル2の熱が移動する冷却板3の一部が配置される通路であって電池ケース4の一部である隔壁4aによって電池収容室40と隔てて設けられる。隔壁4aには軽気密部材42が設けられる。軽気密部材42は、冷却風通路60の圧力に応じて、冷却風通路60を流れる空気が電池収容室40に流入する流入状態と流入しない非流入状態とを切り換える部材である。
この構成によれば、隔壁4aに設けられる軽気密部材42は、冷却風通路60の圧力に応じて、冷却風通路60を流れる空気が電池収容室40に流入する流入状態と流入しない非流入状態とに切り換えることができる。例えば、冷却風通路60の圧力を抑えれば、軽気密部材42の機能を活用して、冷却風通路60を流れる空気が冷却板3に接触して冷却した後、電池収容室40に流入することなく、冷却風通路60の空気を車室内や車外に排出することができる。例えば、冷却風通路60を流れる空気の風量を増加したり、冷却風通路60の空気流れをせき止めたりすれば、軽気密部材42の機能を活用でき、冷却風の流入を利用して、電池収容室40で発生したガスをガス排出通路80に排出することができる。
電池パック1によれば、冷却風通路60の圧力が低いときには冷却風通路60とガス排出通路80とが独立した通路を構成するが、軽気密部材42の機能によって、冷却風を冷却風通路60から電池収容室40に流入させる状況を作り出せる。例えば、電池パック1が車室内に設置されている場合はガス排出通路80を車外まで長く延ばす必要がある。また、ダクトの曲げ回数が多くなることも通風抵抗増大の要因になる。しかしながら、電池パック1では、電池冷却時の冷却風はガス排出通路80を流れないため、ガス排出用のダクトが長くなることによる通風抵抗増大の影響を受けることはない。したがって、電池パック1によれば、電池冷却性能がガス排出通路80の通風抵抗増大によって低下してしまうことを回避できる。一方、通風抵抗を抑制するための施策としてダクトの直径を大きくすることが考えられるが、この施策ではダクトの設置スペースが大きくなるという課題がある。電池パック1によれば、この課題についても解消することができる。
また、電池収容室40で発生したガスや冷却風を車外に排出するように構成したい場合は、電池パック1を車外に設置すればよい。以上のように、第1実施形態によれば、搭載場所を選ばない電池パック1を提供できる。以上より、電池パック1によれば、冷却風通路60の通風抵抗抑制や電池パック1の搭載場所の自由度向上を図ることができる。
また、軽気密部材42は、冷却風通路60の側の表面42aと電池収容室40の側の表面42bとを連絡する多数の通路を有する多孔質素材を備える。この構成によれば、冷却風通路60の方が電池収容室40よりも圧力が大きくなると、軽気密部材42が有する多数の通路を通じて冷却風通路60から電池収容室40へ流入する空気の流れを形成できる。したがって、送風装置5等による風量等を適切に制御することによって、容易に冷却風通路60の圧力を制御でき、空気の流入状態と非流入状態とを切り換え可能な軽気密部材42を提供できる。
また、軽気密部材42は、電池ケース4において電池セル2の周囲を取り囲み、電池ケース4の一部であってガス排出通路80に面する壁部4bにおいて途切れるように設けられる環状の部材である。この構成によれば、ガス排出通路80に面する壁部4bには軽気密部材42が存在しない場所が設定されるため、電池収容室40のガスをこの場所へ集めてガス排出通路80へスムーズに流出させることができる。また、電池セル2の周囲を取り囲むように軽気密部材42が設けられるので、電池セル2の周囲に軽気密構造を構成することができる。
電池パック1は、それぞれ、板状の冷却板3を支持し、電池セル2の周囲を取り囲む環状である複数の枠体41を備える。複数の枠体41は、支持する冷却板3を介して電池セル2をセル積層方向の両側から挟持するとともに、電池ケース4を形成する。軽気密部材42は、セル積層方向の両側に位置する枠体41によって挟持されることにより電池ケース4に一体に設けられる。この構成によれば、各軽気密部材42は、両側から2個の枠体41によって挟持されて所定の位置に固定される。さらに複数の枠体41はそれぞれ冷却板3を支持するとともに、電池ケース4を形成する。この電池パック1によれば、電池収容室40及び冷却風通路60の形成と、軽気密構造による、電池収容室40と冷却風通路60についての通気状態と遮蔽状態の形成と、を簡単な構成部品によって実現することができる。
また、軽気密部材42は、隔壁4aにおいて、冷却風通路60よりも電池収容室40寄りに位置する。軽気密部材42は、その断面の一部が、両側に位置する枠体41間に形成されるセル積層方向の隙間41cを介して冷却風通路60に通じるように設けられる。この構成によれば、軽気密部材42における冷却風通路60側の面は、隙間41cを間において冷却風通路60に通じる。これにより、冷却風通路60に送風される空気は、隙間41cを通り抜けなければ、軽気密部材42に接触することはできない。したがって、少し送風風量を高めたぐらいでは、空気の流入状態を形成することはできず、非流入状態が維持されやすい構造を提供できる。このように電池パック1によれば、明確に区別できるメリハリの効いた流入状態と非流入状態とを構築できる。
また、冷却風通路60において冷却板3よりも送風方向の下流側に設けられ、冷却風通路60における空気の流れを許容する状態と阻止する状態とに切り換える通路開閉装置7を備える。この構成によれば、送風装置5を運転した状態で通路開閉装置7を開放したり、閉鎖したりすることによって、空気の流入状態と非流入状態とを明確に実施できる電池パック1を提供できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態の電池パック1に対して他の形態である電池パック101について図9及び図10を参照して説明する。図9は、電池パック101の構成を示す概要図である。図10は、電池パック101において、冷却風通路60における圧力と風量との関係を示したグラフである。
図9に示すように、電池パック101は、冷却風通路60の圧力を変化させる手段の一つして、通路絞り部9を備える。通路絞り部9は、冷却風通路60において冷却板3よりも送風方向の下流側に設けられる。通路絞り部9は、冷却風通路60の通路断面積よりも小さい通路断面積を形成する第2絞り通路91を有する。通路絞り部9は、上流側の第1絞り通路90と、第1絞り通路90で形成される通路断面積よりも小さい通路断面積を形成する第2絞り通路91と、を有して構成される内圧調整部材であり、冷却風通路60の最下流に設置される。
電池ECU10は、送風装置5の出力を制御して送風装置5による送風量を制御する。例えば、送風装置5は、インバータによりその駆動電圧が制御されるように構成される。また、送風装置5は、印加電圧が制御されることにより、回転数を調整可能に構成することもできる。
温度センサ12によって検出される温度が電池セル2の冷却条件を満たす温度である場合には、電池ECU10は、通路絞り部9から空気がスムーズに排出するような送風風量で送風装置5を運転する。このような送風風量で送風装置5による送風が行われると、冷却風通路60の圧力は高くならず、冷却風通路60を流れる空気は冷却板3を冷却して電池セル2は冷却され、吸熱した空気は通路絞り部9から車内に排出される。すなわち、この状況では、電池冷却運転が行われる。
一方、電圧センサ11によって検出される電圧が異常な値である場合には、電池ECU10は先の電池冷却時よりも大きな送風風量となるように送風装置5を運転する。電池ECU10が送風装置5の出力を大きくしていくと、冷却風通路60の圧力の上昇していく。そして、図10に示すように、送風装置5による送風風量がF1を超えると、空気の非流入状態から流入状態に移行し、冷却風通路60の圧力もあまり上昇しなくなる。このような異常状態では、通路絞り部9の絞り効果と送風装置5の送風風量制御とにより、冷却風通路60の内圧が高くなる。この状況では、冷却風通路60に存在する空気は、軽気密部材42に形成された多数の通路を介して電池収容室40に流入し、電池収容室40のガスは壁部4bの通路を通じてガス排出通路80に押し出される。したがって、電池セル2から電池収容室40に漏れたガスは、通路絞り部9及び送風装置5による冷却風通路60の圧力制御によって車内に漏れないように制御されて、速やかに車外に排出される。
第2実施形態によれば、送風装置5による送風風量を制御するだけで、空気の流入状態と非流入状態とを明確に実施できる電池パック1を提供できる。したがって、電池冷却時とガス排出時とを少ない部品点数で制御できる電池パック1を提供できる。
(他の実施形態)
以上、開示された発明の好ましい実施形態について説明したが、開示された発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、開示された発明の技術的範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。開示された発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
前述の実施形態において、送風装置5は車室内の空気を冷却風通路60に送風するが、冷却風通路60に送風される空気は車室外の空気としてもよい。また、冷却風通路60から排出される空気は、車内、例えば車室内や車室外のいずれに排出するように構成してもよい。
前述の実施形態において、電池パック1は、自動車の座席下等の車内に設置されるものであるが、車外に設置するように構成してもよい。
前述の実施形態における通路開閉装置7は、スライド移動することにより冷却風通路60を遮蔽可能なドア本体を有するものでもよい。
1,101…電池パック
2…電池セル
3…冷却板(伝熱部材)
4…電池ケース
4a…隔壁
4b…壁部
5…送風装置
42…軽気密部材
80…ガス排出通路

Claims (7)

  1. 積層して設けられる複数の電池セル(2)と、
    前記複数の電池セルが収容される電池収容室(40)を形成する電池ケース(4)と、
    前記電池セルの熱が移動する伝熱部材(3)の一部が配置される通路であって、前記電池ケースの一部である隔壁(4a)によって前記電池収容室と隔てて設けられる冷却風通路(60)と、
    前記冷却風通路に対して空気を送風する送風装置(5)と、
    前記電池収容室と車外とを連通するように設けられるガス排出通路(80)と、
    を備え、
    前記隔壁には、前記冷却風通路の圧力に応じて、前記冷却風通路を流れる空気が前記電池収容室に流入する流入状態と流入しない非流入状態とを切り換える軽気密部材(42)が設けられることを特徴とする電池パック。
  2. 前記軽気密部材は、前記冷却風通路の側の表面(42a)と前記電池収容室の側の表面(42b)とを連絡する多数の通路を有する多孔質素材を備えることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記軽気密部材は、前記電池ケースにおいて前記電池セルの周囲を取り囲み、前記電池ケースの一部であって前記ガス排出通路に面する壁部(4b)において途切れるように設けられる環状の部材であることを特徴とする請求項2に記載の電池パック。
  4. それぞれ、板状の前記伝熱部材を支持し、前記電池セルの周囲を取り囲む環状である複数の枠体(41)を備え、
    前記複数の枠体は、前記支持する前記伝熱部材を介して前記電池セルをセル積層方向の両側から挟持するとともに、前記電池ケースを形成し、
    前記軽気密部材は、前記セル積層方向の両側に位置する前記枠体によって挟持されることにより前記電池ケースに一体に設けられることを特徴とする請求項3に記載の電池パック。
  5. 前記軽気密部材は、前記隔壁において、前記冷却風通路よりも前記電池収容室寄りに位置し、
    前記軽気密部材は、前記両側に位置する前記枠体と前記枠体との間に形成される前記セル積層方向の隙間(41c)を介して前記冷却風通路に通じるように設けられることを特徴とする請求項4に記載の電池パック。
  6. 前記冷却風通路において前記伝熱部材よりも送風方向の下流側に設けられ、前記冷却風通路における空気の流れを許容する状態と阻止する状態とに切り換える通路開閉装置(7)を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電池パック。
  7. 前記冷却風通路において前記伝熱部材よりも送風方向の下流側に設けられ、前記冷却風通路の通路断面積よりも小さい通路断面積を形成する通路絞り部(9)と、
    前記送風装置の出力を制御して前記送風装置による送風量を制御する制御装置(10)と、
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電池パック。
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