JP6269464B2 - 画像形成装置、画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式で画像を形成可能な画像形成装置及び画像形成方法に関する。
電子写真方式で画像を形成可能なプリンターのような画像形成装置では、光源から射出される画像データに対応する光がポリゴンミラーなどの光走査部により感光体ドラムなどの像担持体上に走査されて、前記像担持体上に画像データに対応する静電潜像が形成される。この種の画像形成装置において、光走査部による光の走査方向に垂直な副走査方向に延びる細線画像が形成される場合には、像担持体に対する光の照射が不十分となり細線画像が途切れるなどの不具合が生じることがある。これに対し、光源を駆動させる1画素の画像データに対応するパルス信号のパルス幅を伸長させて、形成される細線画像の線幅を太くすることが可能な構成が関連技術として知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−230129号公報
ところで、カラー画像を形成可能な画像形成装置では、複数の像担持体に対する光走査部による光の走査方向が互いに逆方向となることがある。この種の画像形成装置に上記関連技術を適用した場合には、形成される画像に色ずれが生じることが考えられる。
本発明の目的は、複数の像担持体に対する光走査部による光の走査方向が互いに逆方向となる構成において、色ずれの発生を抑制しつつ細線画像の線幅を太くすることが可能な画像形成装置及び画像形成方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、信号処理部と、光源駆動部と、光走査部とを備える。前記信号処理部は、画像データに含まれる画素各々に対応するパルス信号のパルス幅の両側を予め設定される増加量だけ均等に伸長させる。前記光源駆動部は、前記信号処理部によりパルス幅が伸長された前記パルス信号に基づいて第1光源及び第2光源を駆動させる。前記光走査部は、前記第1光源から射出される光を第1像担持体上に走査させると共に、前記第2光源から射出される光を前記第1光源から射出される光の走査方向とは逆の方向に沿って第2像担持体上に走査させる。
本発明の他の局面に係る画像形成方法は、以下の第1ステップから第3ステップまでを備える。前記第1ステップは、画像データに含まれる画素各々に対応するパルス信号のパルス幅の両側を予め設定された増加量だけ均等に伸長させる。前記第2ステップは、前記第1ステップによりパルス幅が伸長された前記パルス信号に基づいて第1光源及び第2光源を駆動させる。前記第3ステップは、前記第1光源から射出される光を第1像担持体上に走査させると共に、前記第2光源から射出される光を前記第1光源から射出される光の走査方向とは逆の方向に沿って第2像担持体上に走査させる。
本発明によれば、複数の像担持体に対する光走査部による光の走査方向が互いに逆方向となる構成において、色ずれの発生を抑制しつつ細線画像の線幅を太くすることが可能な画像形成装置及び画像形成方法が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の光走査装置の構成を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の信号処理部の構成を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の信号入力部及び遅延回路の構成を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の信号入力部における処理の流れを説明するための図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の信号処理部で実行される信号生成処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[画像形成装置10の概略構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概略構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面模式図である。
図1及び図2に示すように、画像形成装置10は、ADF1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6、及びエンジン制御部7を備える。画像形成装置10は、画像データに基づいて画像を形成するプリント機能と共に、スキャン機能、ファクシミリ機能、又はコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。また、本発明は、プリンター装置、ファクシミリ装置、及びコピー機などの画像形成装置に適用可能である。
ADF1は、不図示の原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備え、画像読取部2によって読み取られる原稿を搬送する自動原稿搬送装置である。画像読取部2は、不図示の原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Device)を備え、前記原稿台に載置された原稿又はADF1によって搬送される原稿から画像データを読み取る画像読取処理を実行することが可能である。
制御部5は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びEEPROM(登録商標)などの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部であり、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部5は、前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUを用いて実行することにより画像形成装置10を統括的に制御する。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
画像形成部3は、画像読取部2で読み取られた画像データに基づいて電子写真方式でカラー又はモノクロの画像を形成する画像形成処理(印刷処理)を実行することが可能である。また、画像形成部3は、外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて前記印刷処理を実行することも可能である。
具体的に、画像形成部3は、図1に示すように、複数の画像形成ユニット31〜34、光走査装置(LSU)35、中間転写ベルト36、二次転写ローラー37、定着装置38、及び排紙トレイ39を備える。画像形成ユニット31は、C(シアン)のトナー像を担持する感光体ドラム311を備える。また、画像形成ユニット32は、M(マゼンタ)のトナー像を担持する感光体ドラム321を備える。また、画像形成ユニット33は、Y(イエロー)のトナー像を担持する感光体ドラム331を備える。また、画像形成ユニット34は、K(ブラック)のトナー像を担持する感光体ドラム341を備える。そして、画像形成ユニット31〜34各々は、帯電装置、現像装置、一次転写ローラー、及びクリーニング装置などを備える。
光走査装置35は、画像データに基づくレーザー光を画像形成ユニット31〜34の感光体ドラム各々に照射することにより前記感光体ドラム各々に画像データに基づく静電潜像を形成する。なお、画像形成装置10では、図1における左側の光走査装置35が画像形成ユニット31〜32に対応して設けられており、図1における右側の光走査装置35が画像形成ユニット33〜34に対応して設けられている。そして、前記現像装置により画像形成ユニット31〜34の感光体ドラム各々で現像された各色のトナー像は、中間転写ベルト36に中間転写された後、二次転写ローラー37によって、給紙部4から供給されるシートに転写される。その後、トナー像が転写された前記シートは、定着装置38によりトナー像が溶融定着されることでカラー画像が形成され、排紙トレイ39に排出される。なお、前記シートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート材料である。
ここで、図3を参照しつつ、画像形成ユニット31〜32に対応する光走査装置35について説明する。なお、図3は光走査装置35の構成を示す平面模式図である。
光走査装置35は、図3に示すように、回転多面鏡351、第1光源352、第2光源353、及び光検出部354を備える。また、光走査装置35は、第1光源352及び第2光源353に対応する光源駆動部35A(図2参照)を備える。
回転多面鏡351は、複数の反射面を有するポリゴンミラーである。例えば、回転多面鏡351は、図3に示すように平面視が正六角形であって、回転方向に沿って形成された6つの反射面を有する。
第1光源352及び第2光源353は、画像データに対応する光を射出するレーザーダイオードなどの光源である。具体的に、画像形成装置10では、第1光源352から射出されるレーザー光L1が感光体ドラム311上に照射され、第2光源353から射出されるレーザー光L2が感光体ドラム321上に照射される。ここに、第1光源352から射出されるレーザー光L1が照射される感光体ドラム311が、本発明における第1像担持体の一例である。また、第2光源353から射出されるレーザー光L2が照射される感光体ドラム321が、本発明における第2像担持体の一例である。
例えば、第1光源352及び第2光源353は、図3に示すように、回転多面鏡351の回転軸を対称点として互いに点対称となるよう配置され、回転多面鏡351の異なる前記反射面に向けてレーザー光L1及びレーザー光L2を射出する。第1光源352から射出されたレーザー光L1は、前記反射面で反射された後、不図示の光学系を経由して感光体ドラム311上に照射される。また、第2光源353から射出されたレーザー光L2は、前記反射面でレーザー光L1と異なる方向に反射された後、不図示の光学系を経由して感光体ドラム321上に照射される。
一方、回転多面鏡351は、図3に示すように、不図示の駆動源から供給される駆動力により平面視で反時計回りに回転する。そのため、第1光源352から射出されて前記反射面で反射されるレーザー光L1が走査方向351Aに沿って走査されると共に、第2光源353から射出されて前記反射面で反射されるレーザー光L2が走査方向351Aとは逆の走査方向351Bに沿って走査される。これにより、第1光源352から射出されたレーザー光L1が、感光体ドラム311上に走査方向351Aに沿って走査されると共に、第2光源353から射出されたレーザー光L2が、感光体ドラム321上に走査方向351Aとは逆の走査方向351Bに沿って走査される。ここに、第1光源352から射出されたレーザー光L1及び第2光源353から射出されたレーザー光L2を走査させる回転多面鏡351が、本発明における光走査部の一例である。
光検出部354は、第1光源352から射出されるレーザー光L1の回転多面鏡351による走査経路上における予め定められた位置に配置され、レーザー光L1の入射を検出する。例えば、光検出部354は、光の受光の有無に応じた検出信号を出力するフォトセンサーである。
具体的に、光検出部354は、第1光源352から射出されて回転多面鏡351により走査されるレーザー光L1の感光体ドラム311上における画像データに対応する光の書き出し位置より、走査方向351Aにおける上流側の走査経路上に配置されている。光検出部354から出力される前記検出信号は、エンジン制御部7に入力される。
エンジン制御部7は、画像形成部3の各構成の動作を制御して画像形成部3に前記印刷処理を実行させる。また、エンジン制御部7は、光検出部354から入力される前記検出信号に基づいて、第1光源352及び第2光源353からの画像データに対応する光の射出の開始タイミングを制御する。例えば、エンジン制御部7は、集積回路(ASIC、DSP)などの電子回路で構成される。なお、画像形成装置10において、制御部5の前記CPUが、前記ROMに記憶された前記制御プログラムを実行することでエンジン制御部7として機能するものであってもよい。
具体的に、エンジン制御部7は、図2に示すように、信号処理部71を備える。なお、信号処理部71については後段で説明する。
一方、制御部5は、図2に示すように、画像処理部51及び線画像検出部52を含む。具体的に、制御部5は、前記ROMに記憶されている前記制御プログラムを前記CPUを用いて実行することで、画像処理部51、及び線画像検出部52として機能する。なお、エンジン制御部7が、画像処理部51及び線画像検出部52として機能する電子回路を備えるものであってもよい。
画像処理部51は、外部の情報処理装置から送信される印刷ジョブに従って前記印刷処理が実行される場合に、前記印刷ジョブに含まれるカラー画像データについて、画像データのデータ形式をベクター形式からラスター形式に変換するラスタライズ処理、及びカラー画像データに含まれるRBGの色成分をCMYBの色成分に変換する色変換処理などの画像処理を実行する。これにより、カラー画像データは、例えば画素各々の濃度が最小値0(濃度無し)〜最大値63までの64段階の階調値で表現された画素データに変換される。画像処理部51により画像処理が施されたカラー画像データは、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの色ごとの画像データに区分されて、エンジン制御部7に入力される。
線画像検出部52は、画像処理部51による画像処理後の画像データに含まれる回転多面光351による光の走査方向351A及び351Bに垂直な副走査方向に延びる線画像を検出する。具体的に、線画像検出部52は、予め定められた検出条件を満たす前記線画像を検出する。例えば、前記検出条件は、前記線画像の線幅が1画素で形成されており、且つ前記線画像に含まれる画素の濃度が予め定められた閾値以下であることを含む。なお、前記検出条件は、黒色画像データとカラー画像データとで異なる内容であってもよい。例えば、黒色画像データの前記閾値を、カラー画像データの前記閾値より低くすることが考えられる。線画像検出部52による検出結果は、エンジン制御部7に入力される。
ところで、画像形成装置10と同種の構成を備える画像形成装置において、回転多面鏡351による光の走査方向に垂直な副走査方向に延びる細線画像が形成される場合には、感光体ドラムに対する光の照射が不十分となり細線画像が途切れるなどの不具合が生じることがある。これに対し、光源を駆動させる1画素の画像データに対応するパルス信号のパルス幅を伸長させて、形成される細線画像の線幅を太くすることが可能な構成が関連技術として知られている。
しかしながら、画像形成装置10のように複数の感光体ドラムに対する回転多面鏡351による光の走査方向が互いに逆方向となる構成に上記関連技術を適用した場合には、形成される画像に色ずれが生じることが考えられる。これに対し、画像形成装置10では、以下に説明するように、複数の感光体ドラムに対する回転多面鏡351による光の走査方向が互いに逆方向となる構成において、色ずれの発生を抑制しつつ細線画像の線幅を太くすることが可能である。
以下、図4及び図5を参照しつつ、信号処理部71について説明する。ここで、図4及び図5における矢印は、信号処理部71での画像データの処理の流れを示すものである。なお、図4では、画像形成部3の構成要素である光源駆動部35A(図2参照)、第1光源352、及び第2光源353が破線で記載されているが、信号処理部71が光源駆動部35Aを備えていてもよい。
信号処理部71は、制御部5から入力される画像データに対応するパルス信号を生成して、画像形成部3の光源駆動部35Aに出力する。例えば、エンジン制御部7には、制御部5から入力される色ごとに区分された画像データ各々に対応する複数の信号処理部71が設けられている。
なお、本明細書において、「パルス信号」とは、第1光源352及び第2光源353を含む複数の光源各々の発光のオン、オフを制御する信号であって、パルス信号がオンの時に前記光源が発光される。また、「パルス幅」とは、パルス信号におけるオン状態の時間、即ち前記光源の発光時間である。
また、信号処理部71は、画像データに含まれる画素各々に対応するパルス信号のパルス幅の両側を予め設定される増加量だけ均等に伸長させる。具体的に、信号処理部71は、線画像検出部52から入力される前記線画像の検出結果に基づいて、線画像検出部52により検出された前記線画像を形成する前記画素各々に対応するパルス信号のパルス幅の両側を、前記増加量だけ均等に伸長させる。
例えば、信号処理部71は、伸長対象となるパルス信号に対応する前記画素の濃度に応じて、前記増加量を変更する。具体的に、信号処理部71は、前記画素の濃度が低いほど前記増加量が多くなるように前記増加量を変更する。
より具体的に、信号処理部71は、図4に示すように、第1取得部72、第2取得部73、信号入力部74、及び遅延回路75を含む。
第1取得部72は、制御部5から入力される画像データに含まれる前記画素の濃度に基づいて、前記画素に対応する光の射出間隔を定めるドットクロックの開始時点から前記画素に対応する前記パルス信号のオンタイミングが到来するまでの第1待機時間及び前記ドットクロックの開始時点から前記画素に対応する前記パルス信号のオフタイミングが到来するまでの第2待機時間を取得する。例えば、第1取得部72は、不図示の記憶部に予め記憶された前記画素の濃度と前記第1待機時間及び前記第2待機時間とが対応付けられたルックアップテーブルを参照することで、前記画素の濃度に基づいて前記第1待機時間及び前記第2待機時間を取得する。第1取得部72により取得された前記第1待機時間及び前記第2待機時間は、第2取得部73に入力される。
第2取得部73は、前記ドットクロックの周期から前記増加量に対応する時間を減算した第1遅延時間を前記第1待機時間に加算した第3待機時間、及び前記周期に前記増加量に対応する時間を加算した第2遅延時間を前記第2待機時間に加算した第4待機時間を取得する。なお、後述するように、画像形成装置10では、前記ドットクロックの周波数は50MHzに設定されている。そのため、前記ドットクロックの周期は20nsである。
例えば、第2取得部73は、不図示の記憶部に予め記憶された前記第2待機時間から前記第1待機時間を減算した時間と前記増加量とが対応付けられたルックアップテーブルを参照することで、前記増加量を取得する。そして、第2取得部73は、取得した前記増加量に基づいて前記第1遅延時間を算出して、算出された前記第1遅延時間を前記第1待機時間に加算することで、前記第3待機時間を取得する。また、第2取得部73は、取得した前記増加量に基づいて前記第2遅延時間を算出して、算出された前記第2遅延時間を前記第2待機時間に加算することで、前記第4待機時間を取得する。
遅延回路75は、入力された電気信号を予め定められた単位時間だけ遅延させる遅延素子が複数直列に接続された電子回路である。具体的に、遅延回路75は、図5に示すように、128段の遅延素子75_1〜75_128を有する。ここで、画像形成装置10では、遅延回路75に含まれる個々の遅延素子の前記単位時間は0.1nsである。そのため、最上流の遅延素子75_128に電気信号が入力されてから、最下流の遅延素子75_1で前記電気信号が出力されるまでの時間は12.8nsである。
信号入力部74は、前記第3待機時間に対応する前記遅延素子にパルス信号のオン信号を入力すると共に、前記第4待機時間に対応する前記遅延素子にパルス信号のオフ信号を入力する。
具体的に、画像形成装置10では、前記第1待機時間、前記第2待機時間、前記増加量、前記第1遅延時間、前記第2遅延時間、前記第3待機時間、及び前記第4待機時間は、遅延回路75における遅延素子の段数に換算された時間である。そして、信号入力部74は、前記第3待機時間により示される段数に対応する遅延回路75の遅延素子に前記オン信号を入力すると共に、前記第4待機時間により示される段数に対応する遅延回路75の遅延素子に前記オフ信号を入力する。
ここで、画像形成装置10において、信号入力部74は、回転多面光351による光の走査方向351A又は351Bにおいて隣接する3つの画素各々に対応して設けられている。例えば、画像形成装置10では、シアンの画像データに対応する信号処理部71において、図5に示す信号入力部74Aが第1画素に対応して設けられており、信号入力部74Bが前記第1画素と走査方向351Aの下流側で隣接する第2画素に対応して設けられている。また、信号入力部74Cが前記第2画素と走査方向351Aの下流側で隣接すると共に前記第1画素と走査方向351Aの上流側で隣接する第3画素に対応して設けられている。
そして、信号入力部74Aは、図5に示すように、第1減算部741A、第1入力部742A、第2減算部743A、及び第2入力部744Aを有する。また、信号入力部74B〜74Cも、信号入力部74Aと同様の構成を有する。以下、信号入力部74Aの各構成について説明する。
第1減算部741Aは、前記ドットクロックの整数倍の周波数を有する基準クロックの周期ごとに、前記第3待機時間から前記基準クロックの周期に対応する基準時間を減算する。
例えば、画像形成装置10では、不図示の発信回路において250MHzの周波数を有する前記基準クロックが生成される。そして、不図示の分周回路において前記基準クロックの周波数が5分の1に分周されることで、50MHzの周波数を有する前記ドットクロックが生成される。そのため、画像形成装置10では、前記ドットクロックの周期に対応する時間は20nsであり、遅延回路75の遅延素子の段数に換算すると200である。また、前記基準時間は4nsであり、遅延回路75の遅延素子の段数に換算すると40である。
第1入力部742Aは、第1減算部741Aによる減算結果が前記基準時間以下となった場合に、前記減算結果に対応する遅延回路75の遅延素子にパルス信号のオン信号を入力する。
第2減算部743Aは、前記基準クロックの周期ごとに、前記第4待機時間から前記基準時間を減算する。
第2入力部744Aは、第2減算部743Aによる減算結果が前記基準時間以下となった場合に、前記減算結果に対応する遅延回路75の遅延素子にパルス信号のオフ信号を入力する。
第1入力部742Aから出力されて遅延回路75で遅延された前記オン信号及び第2入力部744Aから出力されて遅延回路75で遅延された前記オフ信号は、光源駆動部35Aに入力される。
そして、光源駆動部35Aは、信号処理部71によりパルス幅が伸長された前記パルス信号に基づいて、第1光源352及び第2光源353を駆動させる。具体的に、光源駆動部35Aは、遅延回路75から入力される前記オン信号及び前記オフ信号に基づいて、第1光源352を駆動させる。例えば、光源駆動部33Aは、前記オン信号を増幅して第1光源352を駆動するために必要な電力を付与し、増幅後の前記オン信号を第1光源352に供給する。これにより、光源駆動部35Aに入力される信号が前記オン信号から前記オフ信号に切り替えられるまでの間、第1光源352から光が射出される。
ここで、図6を参照しつつ、信号入力部74における処理の流れについて説明する。なお、図6に示す第1画素は、前記第1待機時間が90、前記第2待機時間が110、前記増加量が20の画素である。即ち、前記第1遅延時間が180、前記第2遅延時間が220、前記第3待機時間が270、前記第4待機時間が330である。また、第2画素は、前記第1待機時間が0、前記第2待機時間が200、前記増加量が10の画素である。即ち、前記第1遅延時間が190、前記第2遅延時間が210、前記第3待機時間が190、前記第4待機時間が410である。なお、第3画素及び第4画素は、濃度値0(濃度無し)の画素であり、前記第3待機時間及び前記第4待機時間は、パルス幅が存在しないことを示す8191となっている。
まず、第1画素に対応する前記第3待機時間及び前記第4待機時間が信号入力部74Aに入力されると、第1減算部741Aは、前記基準クロックの周期ごとに前記第3待機時間である270から前記基準時間である40を減算する。また、第2減算部743Aは、前記基準クロックの周期ごとに前記第4待機時間である330から前記基準時間である40を減算する。
次に、前記ドットクロックの周期変化に応じて、第2画素に対応する前記第3待機時間及び前記第4待機時間が信号入力部74Bに入力されると、第1減算部741Bは、前記基準クロックの周期ごとに前記第3待機時間である190から前記基準時間である40を減算する。また、第2減算部743Bは、前記基準クロックの周期ごとに前記第4待機時間である410から前記基準時間である40を減算する。なお、信号入力部74Bへの第2画素に対応する前記第3待機時間及び前記第4待機時間の入力時において、第1減算部741A及び第2減算部743Aにおける第1画素についての減算処理は継続中である。
次に、第1減算部741Aにおける減算結果が前記基準時間以下である30になると、第1入力部742Aは、前記減算結果の30に対応する遅延素子75_30に前記オン信号を入力する。これにより、3ns後に前記オン信号が光源駆動部35Aに出力されて、第1光源352から光が射出される。
次に、第2減算部743Aにおける減算結果が前記基準時間以下である10になると、第2入力部744Aは、前記減算結果の10に対応する遅延素子75_10に前記オフ信号を入力する。これにより、1ns後に前記オフ信号が光源駆動部35Aに出力されて、第1光源352からの光の射出が停止される。
次に、第1減算部741Bにおける減算結果が前記基準時間以下である30になると、第1入力部742Bは、前記減算結果の30に対応する遅延素子75_30に前記オン信号を入力する。これにより、3ns後に前記オン信号が光源駆動部35Aに出力されて、第1光源352から再び光が射出される。
次に、前記ドットクロックの周期変化に応じて、第3画素に対応する前記第3待機時間及び前記第4待機時間が信号入力部74Cに入力されると、第1減算部741Cは、前記基準クロックの周期ごとに前記第3待機時間である8191から前記基準時間である40を減算する。また、第2減算部743Cは、前記基準クロックの周期ごとに前記第4待機時間である8191から前記基準時間である40を減算する。なお、信号入力部74Cへの第3画素に対応する前記第3待機時間及び前記第4待機時間の入力時において、第2減算部743Bにおける第2画素についての減算処理は継続中である。
次に、前記ドットクロックの周期変化に応じて、第4画素に対応する前記第3待機時間及び前記第4待機時間が信号入力部74Aに入力されると、第1減算部741Aは、前記基準クロックの周期ごとに前記第3待機時間である8191から前記基準時間である40を減算する。また、第2減算部743Aは、前記基準クロックの周期ごとに前記第4待機時間である8191から前記基準時間である40を減算する。
また、信号入力部74Aへの第4画素に対応する前記第3待機時間及び前記第4待機時間の入力と同時に、第2減算部743Bにおける減算結果が前記基準時間以下である10になる。そのため、第2入力部744Bは、前記減算結果の10に対応する遅延素子75_10に前記オフ信号を入力する。これにより、1ns後に前記オフ信号が光源駆動部35Aに出力されて、第1光源352からの光の射出が停止される。
[信号生成処理]
以下、図7を参照しつつ、画像形成装置10においてエンジン制御部7の信号処理部71により実行される信号生成処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS1、S2・・・は、信号処理部71により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、信号処理部71は、前記印刷処理の実行に伴い制御部5から画像データが入力された場合に、前記信号生成処理を実行する。また、制御部5が前記信号生成処理を実行することも他の実施形態として考えられる。
<ステップS1>
まず、ステップS1において、信号処理部71は、制御部5から入力される画像データに含まれる前記画素の濃度に基づいて、前記第1待機時間及び前記第2待機時間を取得する。ここで、ステップS1の処理は、信号処理部71の第1取得部72により実行される。
<ステップS2>
ステップS2において、信号処理部71は、ステップS1で取得された前記第1待機時間及び前記第2待機時間に基づいて前記増加量を取得し、取得した前記増加量に基づいて前記第3待機時間及び前記第4待機時間を取得する。ここで、ステップS2の処理は、信号処理部71の第2取得部73により実行される。
<ステップS3>
ステップS3において、信号処理部71は、前記基準クロックの周期ごとに、ステップS2で取得された前記第3待機時間及び前記第4待機時間から前記基準時間を減算する。
<ステップS4>
ステップS4において、信号処理部71は、ステップS3で前記第3待機時間から前記基準時間を減算した減算結果が前記基準時間以下になったか否かを判断する。
ここで、信号処理部71は、ステップS3で前記第3待機時間から前記基準時間を減算した減算結果が前記基準時間以下になったと判断すると(S4のYes側)、処理をステップS5に移行させる。また、ステップS3で前記第3待機時間から前記基準時間を減算した減算結果が前記基準時間以下になっていなければ(S4のNo側)、信号処理部71は、ステップS4で前記減算結果が前記基準時間以下になるのを待ち受ける。
<ステップS5>
ステップS5において、信号処理部71は、ステップS3での前記第3待機時間の減算結果に対応する遅延回路75の遅延素子に、前記オン信号を入力する。これにより、遅延回路75により遅延された前記オン信号が光源駆動部35Aに入力される。
<ステップS6>
ステップS6において、信号処理部71は、ステップS3で前記第4待機時間から前記基準時間を減算した減算結果が前記基準時間以下になったか否かを判断する。
ここで、信号処理部71は、ステップS3で前記第4待機時間から前記基準時間を減算した減算結果が前記基準時間以下になったと判断すると(S6のYes側)、処理をステップS7に移行させる。また、ステップS3で前記第4待機時間から前記基準時間を減算した減算結果が前記基準時間以下になっていなければ(S6のNo側)、信号処理部71は、ステップS6で前記減算結果が前記基準時間以下になるのを待ち受ける。
<ステップS7>
ステップS7において、信号処理部71は、ステップS3での前記第4待機時間の減算結果に対応する遅延回路75の遅延素子に、前記オフ信号を入力する。これにより、遅延回路75により遅延された前記オフ信号が光源駆動部35Aに入力される。ここで、ステップS3からステップS7までの処理は、信号処理部71の信号入力部74により実行される。
その後、光源駆動部35Aは、遅延回路75から入力される前記オン信号及び前記オフ信号に基づいて、第1光源352又は第2光源353を駆動させる。光走査装置35の回転多面鏡351は、第1光源352から射出される光を走査方向351Aに沿って感光体ドラム311に走査させると共に、第2光源353から射出される光を走査方向351Aとは逆の走査方向351Bに沿って感光体ドラム321に走査させる。ここに、信号処理部71による前記信号生成処理の実行が、本発明における第1ステップの一例である。また、前記信号生成処理のステップS7の処理に引き続いて実行される光源駆動部35Aによる処理が、本発明における第2ステップの一例である。また、回転多面鏡351による処理が、本発明における第3ステップの一例である。
このように、画像形成装置10では、信号処理部71によって前記信号生成処理が実行されることにより、画像データに含まれる前記画素各々に対応するパルス信号のパルス幅の両側が前記増加量だけ均等に伸長される。これにより、複数の感光体ドラムに対する回転多面鏡351による光の走査方向が互いに逆方向となる構成において、色ずれの発生を抑制しつつ細線画像の線幅を太くすることが可能である。
また、画像形成装置10では、前記画素に対応するパルス信号のオンタイミングが前記第1遅延時間だけ遅延されると共に、オフタイミングが前記第2遅延時間だけ遅延される。これにより、遅延回路を備える従来の構成で本発明を実現することが可能である。
更に、画像形成装置10では、回転多面鏡351による光の走査方向において隣接する3つの画素各々に対応して、信号入力部74が設けられている。これにより、前記画素に対応するパルス信号のパルス幅の両側を伸長させる構成において、遅延回路の遅延素子の数を削減することが可能である。
なお、本発明は、光走査装置35の発明として捉えることも可能である。例えば、光走査装置35が、回転多面鏡351と、信号処理部71と、光源駆動部35Aとを備える構成が考えられる。
1 :ADF
2 :画像読取部
3 :画像形成部
31〜34:画像形成ユニット
311〜341:感光体ドラム
35:光走査装置
35A:光源駆動部
351:回転多面鏡
352:第1光源
353:第2光源
4 :給紙部
5 :制御部
51:画像処理部
52:線画像検出部
6 :操作表示部
7 :エンジン制御部
71:信号処理部
72:第1取得部
73:第2取得部
74A〜74C:信号入力部
741A〜741C:第1減算部
742A〜742C:第1入力部
743A〜743C:第2減算部
744A〜744C:第2入力部
75:遅延回路
75_1〜75_128:遅延素子
10:画像形成装置

Claims (9)

  1. 画像データに含まれる画素各々に対応するパルス信号のパルス幅の両側を予め設定される増加量だけ均等に伸長させる信号処理部と、
    前記信号処理部によりパルス幅が伸長された前記パルス信号に基づいて第1光源及び第2光源を駆動させる光源駆動部と、
    前記第1光源から射出される光を第1像担持体上に走査させると共に、前記第2光源から射出される光を前記第1光源から射出される光の走査方向とは逆の方向に沿って第2像担持体上に走査させる光走査部と、
    を備え
    前記信号処理部が、前記画素の濃度が低いほど前記増加量が多くなるように前記増加量を変更する画像形成装置。
  2. 画像データに含まれる画素各々に対応するパルス信号のパルス幅の両側を予め設定される増加量だけ均等に伸長させる信号処理部と、
    前記信号処理部によりパルス幅が伸長された前記パルス信号に基づいて第1光源及び第2光源を駆動させる光源駆動部と、
    前記第1光源から射出される光を第1像担持体上に走査させると共に、前記第2光源から射出される光を前記第1光源から射出される光の走査方向とは逆の方向に沿って第2像担持体上に走査させる光走査部と、
    を備え、
    前記信号処理部が、
    前記画素の濃度に基づいて、前記画素に対応する光の射出間隔を定めるドットクロックの開始時点から前記画素に対応する前記パルス信号のオンタイミングが到来するまでの第1待機時間及び前記ドットクロックの開始時点から前記画素に対応する前記パルス信号のオフタイミングが到来するまでの第2待機時間を取得する第1取得部と、
    前記ドットクロックの周期から前記増加量に対応する時間を減算した第1遅延時間を前記第1待機時間に加算した第3待機時間、及び前記周期に前記増加量に対応する時間を加算した第2遅延時間を前記第2待機時間に加算した第4待機時間を取得する第2取得部と、
    入力された電気信号を予め定められた単位時間だけ遅延させる遅延素子が複数直列に接続された遅延回路と
    前記第3待機時間に対応する前記遅延素子に前記パルス信号のオン信号を入力すると共に、前記第4待機時間に対応する前記遅延素子に前記パルス信号のオフ信号を入力する信号入力部と、
    を含む画像形成装置
  3. 前記信号入力部が前記光走査部による光の走査方向において隣接する3つの画素各々に対応して設けられており、
    前記ドットクロックの整数倍の周波数を有する基準クロックの周期ごとに前記第3待機時間から前記基準クロックの周期に対応する基準時間を減算する第1減算部と、
    前記第1減算部による減算結果が前記基準時間以下となった場合に、前記減算結果に対応する前記遅延素子に前記パルス信号のオン信号を入力する第1入力部と、
    前記基準クロックの周期ごとに前記第4待機時間から前記基準時間を減算する第2減算部と、
    前記第2減算部による減算結果が前記基準時間以下となった場合に、前記減算結果に対応する前記遅延素子に前記パルス信号のオフ信号を入力する第2入力部と、
    を含む請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記信号処理部が、前記画素の濃度が低いほど前記増加量が多くなるように前記増加量を変更する請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 画像データに含まれる画素各々に対応するパルス信号のパルス幅の両側を予め設定される増加量だけ均等に伸長させる信号処理部と、
    前記信号処理部によりパルス幅が伸長された前記パルス信号に基づいて第1光源及び第2光源を駆動させる光源駆動部と、
    前記第1光源から射出される光を第1像担持体上に走査させると共に、前記第2光源から射出される光を前記第1光源から射出される光の走査方向とは逆の方向に沿って第2像担持体上に走査させる光走査部と、
    画像データに含まれる前記光走査部による光の走査方向に垂直な副走査方向に延びる線画像を検出する線画像検出部と、を備え、
    前記信号処理部が、前記線画像検出部により検出された線画像を形成する前記画素のパルス信号のパルス幅の両側を前記増加量だけ均等に伸長させ
    前記線画像検出部が、予め定められた検出条件を満たす線画像を検出し、
    前記検出条件が、黒色画像データとカラー画像データとで異な画像形成装置
  6. 前記信号処理部が、前記画素の濃度が低いほど前記増加量が多くなるように前記増加量を変更する請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記信号処理部が、
    前記画素の濃度に基づいて、前記画素に対応する光の射出間隔を定めるドットクロックの開始時点から前記画素に対応する前記パルス信号のオンタイミングが到来するまでの第1待機時間及び前記ドットクロックの開始時点から前記画素に対応する前記パルス信号のオフタイミングが到来するまでの第2待機時間を取得する第1取得部と、
    前記ドットクロックの周期から前記増加量に対応する時間を減算した第1遅延時間を前記第1待機時間に加算した第3待機時間、及び前記周期に前記増加量に対応する時間を加算した第2遅延時間を前記第2待機時間に加算した第4待機時間を取得する第2取得部と、
    入力された電気信号を予め定められた単位時間だけ遅延させる遅延素子が複数直列に接続された遅延回路と、
    前記第3待機時間に対応する前記遅延素子に前記パルス信号のオン信号を入力すると共に、前記第4待機時間に対応する前記遅延素子に前記パルス信号のオフ信号を入力する信号入力部と、
    を含む請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記信号入力部が前記光走査部による光の走査方向において隣接する3つの画素各々に対応して設けられており、
    前記ドットクロックの整数倍の周波数を有する基準クロックの周期ごとに前記第3待機時間から前記基準クロックの周期に対応する基準時間を減算する第1減算部と、
    前記第1減算部による減算結果が前記基準時間以下となった場合に、前記減算結果に対応する前記遅延素子に前記パルス信号のオン信号を入力する第1入力部と、
    前記基準クロックの周期ごとに前記第4待機時間から前記基準時間を減算する第2減算部と、
    前記第2減算部による減算結果が前記基準時間以下となった場合に、前記減算結果に対応する前記遅延素子に前記パルス信号のオフ信号を入力する第2入力部と、
    を含む請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 画像データに含まれる画素各々に対応するパルス信号のパルス幅の両側を予め設定された増加量だけ均等に伸長させる第1ステップと、
    前記第1ステップによりパルス幅が伸長された前記パルス信号に基づいて第1光源及び第2光源を駆動させる第2ステップと、
    前記第1光源から射出される光を第1像担持体上に走査させると共に、前記第2光源から射出される光を前記第1光源から射出される光の走査方向とは逆の方向に沿って第2像担持体上に走査させる第3ステップと、
    を備え
    前記第1ステップでは、前記画素の濃度が低いほど前記増加量が多くなるように前記増加量が変更される画像形成方法。
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