JP6269423B2 - 電力増幅装置および電力増幅方法 - Google Patents
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Description
実施の形態の電力増幅装置は、復調後の音声信号の電流帰還および電圧帰還を融合させる方式となっている。実施の形態の電力増幅装置は、復調後の音声信号の電流帰還量および電圧帰還量を容易に設定でき、高精度にアンプ間のバラツキを吸収できる。また、高耐圧化する必要もなく、簡単な回路構成で実現可能となっている。また、負荷変動に対しても自動的に対応でき、良好な並列動作を可能とする。
図1に、本発明の第1の実施の形態となる電力増幅装置1のブロック図を示す。この図1に示す電力増幅装置1は、シングルエンド型の例である。電力増幅装置1は、入力端子2、オペアンプ回路3、PWM変調回路4、電圧増幅回路5、ローパスフィルタ(LPF:復調回路)6、電流検出回路7、電圧帰還回路8、電流帰還回路9、加算器10、および、出力端子11a,11bを有している。このような電力増幅装置1は、スピーカ装置等の負荷12に接続されている。なお、電圧増幅回路5は、増幅部の一例である。また、加算器10は、調整部の一例である。
アンプゲイン(Gain)は、システム設計時に一律に決定されるが、ここでは一例として27dBとする。
電力増幅装置1の出力パワーもシステム設計時に一律に決定されるが、ここでは一例として最大90W/4Ωとする。
アンプ動作として、音質改善のため、Loop Gain ≧ 20dB以上とする(オーディオ性能向上)。
並列動作する各電力増幅装置1の出力電圧のバラツキを、図5に示すように±10%以下とする。
並列動作する各電力増幅装置1の最大電圧バラツキ(±10%)時に流れる循環電流を、図5に示すように2.5A以下とする。
循環電流を2.5Aとするための、電力増幅装置1の出力抵抗Zoを導出する。
負荷12が低下した場合(大電流出力時)の、電力増幅装置1のゲイン変動幅を、3dB以内とする。
次に、本発明の第2の実施の形態となる電力増幅装置の説明をする。上述の第1の実施の形態の電力増幅装置1は。LPF6の出力段に、電流検出回路7を設けたものであった。この第2の実施の形態の電力増幅装置1は、図11に示すように、出力端子11bと接地との間に電流検出回路7を設けたものである。以下、このような差異の説明のみ行い、重複説明は省略する。
次に、本発明の第3の実施の形態となる電力増幅装置の説明をする。この第3の実施の形態の電力増幅装置1は、電流検出回路7からの電流検出出力から、デジタルアンプ特有のスイッチングノイズを除去するフィルタを設けたものである。以下、このような差異の説明のみ行い、重複説明は省略する。
次に、本発明の第4の実施の形態となる電力増幅装置の説明をする。この第4の実施の形態の電力増幅装置1は、上述の電圧帰還量β0および電流帰還量β1の決定を、マイクロコンピュータ装置(マイコン)の制御で自動で行うようにしたものである。以下、このような差異の説明のみ行い、重複説明は省略する。
次に、本発明の第5の実施の形態となる電力増幅装置の説明をする。上述の第4の実施の形態では、マイコン25が、当該マイコン25が設けられている電力増幅装置1に対して電圧帰還量β0および電流帰還量β1を自動的に設定するものであった。これに対して、第5の実施の形態の電力増幅装置は、並列接続された電力増幅装置1にそれぞれ設けられているマイコン同士で通信を行う。そして、各マイコンが、良好な並列動作および良好なオーディオ性能を可能とする電圧帰還量β0および電流帰還量β1を、当該マイコンが設けられている各電力増幅装置1に対して、それぞれ自動的に設定するようにしたものである。以下、このような差異の説明のみ行い、重複説明は省略する。
次に、本発明の第6の実施の形態となる電力増幅装置の説明をする。上述の各実施の形態の電力増幅装置において、負荷12が変動することで負荷抵抗が小さくなった場合、電力増幅装置から負荷12に流れる電流量が変化し、良好な並列動作およびオーディオ特性に支障をきたすおそれがある。このため、第6の実施の形態の電力増幅装置1は、負荷抵抗が小さくなり、出力電流が閾値電流以上となった際に、電流帰還量を多くするように電流帰還回路を制御し、負荷12に流れる電流量を抑制するようにしたものである。以下、このような差異の説明のみ行い、重複説明は省略する。
2 入力端子
3 オペアンプ回路
4 PWM変調回路
5 電圧増幅回路
6 ローパスフィルタ(LPF)
6R コイル
6C コンデンサ
7 電流検出回路
8 電圧帰還回路
9 電流帰還回路
10 加算器
11a 出力端子
11b 出力端子
12 負荷
15 内部抵抗
20 フィルタ
25 マイクロコンピュータ(マイコン:CPU)
25a マイクロコンピュータ(マイコン:CPU)
25b マイクロコンピュータ(マイコン:CPU)
30 可変電流帰還回路
Claims (7)
- 入力信号を増幅して負荷に供給する増幅部と、
前記増幅部の出力段に設けられ、前記増幅部から出力される出力信号の電流を検出する電流検出回路と、
所定の帰還量で、検出された前記電流を帰還する電流帰還回路と、
所定の帰還量で、前記出力信号の電圧を帰還する電圧帰還回路と、
帰還された前記電流および帰還された前記電圧を用いて前記入力信号を調整する調整部と
を有し、
前記電流帰還回路の帰還量、および、前記電圧帰還回路の帰還量は、当該電力増幅装置と他の電力増幅装置を並列接続した際に、各電力増幅装置の間の出力電圧のバラツキを吸収する帰還量にそれぞれ調整されていること
を特徴とする電力増幅装置。 - 前記入力信号をデジタル変調して、前記増幅部に供給する変調回路と、
前記出力信号をデジタル復調して出力する復調回路と
を有することを特徴とする請求項1に記載の電力増幅装置。 - 前記電流検出回路は、前記出力信号の出力端子と、接地との間のラインに設けられていること
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力増幅装置。 - 前記電流検出回路で検出された電流の検出出力に重畳しているノイズを除去するフィルタを有すること
を特徴とする請求項2または請求項3に記載の電力増幅装置。 - 入力された当該電力増幅装置のアンプゲインから前記電圧の帰還量を最適化して前記電圧帰還回路に設定すると共に、最適化した前記電圧の帰還量から、当該電力増幅装置の出力抵抗に対応する前記電流の帰還量を最適化して前記電流帰還回路に設定する制御部と
を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のうち、いずれか一項に記載の電力増幅装置。 - 前記制御部は、並列接続された他の電力増幅装置に設けられている制御部と通信を行うことで、最適化された前記電圧の帰還量を決定して前記電圧帰還回路に設定すると共に、最適化された前記電流の帰還量を決定して前記電流帰還回路に設定すること
を特徴とする請求項5に記載の電力増幅装置。 - 増幅部が、入力信号を増幅して負荷に供給する増幅ステップと、
前記増幅部の出力段に設けられた電流検出回路が、前記増幅部から出力される出力信号の電流を検出する電流検出ステップと、
電流帰還回路が、所定の帰還量で、検出された前記電流を帰還する電流帰還ステップと、
電圧帰還回路が、所定の帰還量で、前記出力信号の電圧を帰還する電圧帰還ステップと、
調整部が、帰還された前記電流および帰還された前記電圧を用いて前記入力信号を調整する調整ステップと
を有し、
前記電流帰還ステップの帰還量、および、前記電圧帰還ステップの帰還量は、当該電力増幅装置と他の電力増幅装置を並列接続した際に、各電力増幅装置の間の出力電圧のバラツキを吸収する帰還量にそれぞれ調整されていること
を特徴とする電力増幅方法。
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