JP6269341B2 - 化粧シート - Google Patents

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本発明は、化粧シートに関する。
壁面材や造作材、建具、ドア等の建装材、家具等の表面装飾に用いる化粧シート、弱電関連の表層材等の様々な用途で、金属調や木目調の意匠を付与して意匠性を高める化粧シートが用いられている。化粧シートには、意匠性に加えて、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬品性等の性能が要求される。
耐汚染性等の性能を高めた化粧シートとしては、例えば、繊維質基材シート(紙等)上に、アクリル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、もしくはエチレン−酢酸ビニル共重合体の単独又は2種以上の混合物からなる樹脂層、及び透明エチレン−ビニルアルコール共重合体層を順次積層した化粧シートが知られている(特許文献1)。
特開平9−272186号公報
しかし、特許文献1の化粧シートは、壁面等の平らな面に対しては良好に施工できるものの、加熱延伸性が不充分なために三次元形状の部材への追従性が劣っている。そのため、三次元形状の部材に化粧シートを施工した場合に外観が悪くなることがある。
本発明は、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬品性に優れ、かつ加熱延伸性が良好で三次元形状の部材への追従性に優れる化粧シートを提供することを目的とする。
本発明の化粧シートは、基材層と、前記基材層上に設けられた保護層とを有し、前記基材層が、グリコール変性ポリエチレンテレフタレートシートからなり、前記保護層が、エチレン−ビニルアルコール共重合体シートからなり、前記エチレン−ビニルアルコール共重合体シートのMD方向の引張破断強度が30〜50MPaであり、TD方向の引張破断強度が10〜30MPaであり、MD方向の引張破断伸度が120〜180%であり、TD方向の引張破断伸度が10〜30%であることを特徴とする。
本発明の化粧シートは、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬品性に優れ、かつ加熱延伸性が良好で三次元形状の部材への追従性に優れる。
本発明の化粧シートの一例を示した断面図である。 本発明の化粧シートの他の例を示した断面図である。
以下、本発明の化粧シートの一例を示して説明する。
本実施形態の化粧シート1は、図1に示すように、基材層10と、基材層10上に接着層14を介して設けられた保護層12とを有する。化粧シート1は、保護層12側から基材層10が視認できるようになっている。
[基材層]
基材層10は、化粧シート1を建装材等に貼付する際に製品側に配置される層である。
基材層10は、グリコール変性ポリエチレンテレフタレート(以下、「PETG」という。)シートからなる。基材層10としてPETGシートを用いることで、可塑剤を用いなくても化粧シート1の加熱延伸性が良好となり、三次元形状の部材への追従性が優れたものとなる。
なお、PETGとは、ポリエチレンテレフタレート(以下、「PET」という。)の一種であり、PETのグリコール成分がエチレングリコールであるのに対し、グリコール成分として、エチレングリコールの他、エチレングリコール以外のジオール(1,4−シクロヘキサンジメタノール)が含まれている非結晶性ポリエステルである。
PETGシートは、延伸シートであってもよく、未延伸シートであってもよい。
基材層10を形成するPETGシートには、必要に応じて、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、保存安定剤、滑剤、充填剤等の添加剤が含有されていてもよい。
基材層10を形成するPETGシートは、意匠性の点から、着色されていることが好ましい。
基材層10の厚さは、60〜250μmが好ましく、100〜200μmがより好ましい。基材層10の厚さが前記下限値以上であれば、機械強度と隠蔽性を充分に高くしやすい。基材層10の厚さが前記上限値以下であれば、充分な可撓性と印刷適性を確保しやすく、三次元形状の部材への追従性がより良好になる。
[保護層]
保護層12は、エチレン−ビニルアルコール共重合体(以下、「EVOH」という。)シートからなる。保護層12にEVOHシートを用いることで、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬品性に優れた化粧シート1となる。また、充分な加熱延伸性が確保され、三次元形状の部材への追従性が優れた化粧シート1となる。
EVOHシートは、延伸シートであってもよく、未延伸シートであってもよい。
保護層12を形成するEVOHシートのMD方向の引張破断強度は、30〜50MPaが好ましく、35〜45MPaがより好ましい。MD方向の引張破断強度が前記範囲内であれば、化粧シート1の三次元形状の部材への追従性が良好になる。
EVOHシートのTD方向の引張破断強度は、10〜30MPaが好ましく、15〜25MPaがより好ましい。TD方向の引張破断強度が前記範囲内であれば、化粧シート1の三次元形状の部材への追従性が良好になる。
なお、引張破断強度は、ISO527に準拠して23℃、50%RHの条件で測定した値である。
EVOHシートのMD方向の引張破断伸度は、120〜180%が好ましく、140〜160%がより好ましい。MD方向の引張破断伸度が前記範囲内であれば、化粧シート1の三次元形状の部材への追従性が良好になる。
EVOHシートのTD方向の引張破断伸度は、10〜30%が好ましく、15〜25%がより好ましい。TD方向の引張破断伸度が前記範囲内であれば、化粧シート1の三次元形状の部材への追従性が良好になる。
なお、引張破断伸度は、ISO527に準拠して23℃、50%RHの条件で測定した値である。
EVOHシートのMD方向のヤング率は、0.8〜1.6GPaが好ましく、1.0〜1.4GPaがより好ましい。MD方向のヤング率が前記範囲内であれば、化粧シート1の三次元形状の部材への追従性が良好になる。
EVOHシートのTD方向のヤング率は、0.7〜1.5GPaが好ましく、0.9〜1.3GPaがより好ましい。TD方向のヤング率が前記範囲内であれば、化粧シート1の三次元形状の部材への追従性が良好になる。
なお、ヤング率は、ISO527に準拠して23℃、50%RHの条件で測定した値である。
保護層12を形成するEVOHシートには、必要に応じて、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、保存安定剤、滑剤、充填剤等の添加剤が含有されていてもよい。
保護層12の表面は、平滑であってもよく、意匠性を高める目的でエンボス加工が施されていてもよい。
保護層12の厚さは、8〜100μmが好ましく、12〜50μmがより好ましい。保護層12の厚さが前記下限値以上であれば、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬品性が得られやすい。保護層12の厚さが前記上限値以下であれば、三次元形状の部材への追従性がより良好になる。
なお、エンボス加工が施されている場合の保護層12の厚さとは、保護層12における凹凸がない部分の厚さを意味する。
[接着層]
接着層14は、基材層10と保護層12とを接着する層である。接着層14は、基材層10の視認性が高くなることから、無着色であることが好ましい。
接着層14を構成する成分としては、例えば、ヒートシール性樹脂が挙げられる。ヒートシール性樹脂により接着層14を形成することで、基材層10と保護層12とをヒートシールによって接着することができる。
ヒートシール性樹脂としては、例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。なかでも、三次元形状の部材への追従性の点から、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体が好ましい。
ヒートシール性樹脂は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
ヒートシール性樹脂で形成した接着層14の厚さは、0.1〜20μmが好ましく、1〜8μmがより好ましい。前記接着層14の厚さが前記下限値以上であれば、充分なヒートシール性が得られやすい。前記接着層14の厚さが前記上限値以下であれば、接着層14を容易に形成できる。
また、接着層14は、接着剤により形成してもよい。
接着剤としては、例えば、ホットメルト系接着剤、溶剤系接着剤、水系接着剤を使用することができる。接着剤の成分は、アクリル系、ウレタン系、ポリエステル系、塩化ビニル酢酸ビニル系、エチレン酢酸ビニル系等が挙げられる。
接着剤で形成した接着層14の厚さは、0.1〜20μmが好ましく、1〜8μmがより好ましい。前記接着層14の厚さが前記下限値以上であれば、充分な接着強度が得られやすい。前記接着層14の厚さが前記上限値以下であれば、接着層14の形成が容易になる。
[製造方法]
化粧シート1の製造方法としては、特に限定されず、例えば、以下に示す方法が挙げられる。
接着層14の形成にヒートシール性樹脂を用いる場合は、例えば、ヒートシール性樹脂を含む液(分散液又は溶液)をEVOHシート(保護層12)の片面に塗布し、エージングして接着層14を形成した後、接着層14を介してEVOHシートとPETGシート(基材層10)とを貼り合わせる方法が挙げられる。また、ヒートシール性樹脂を含む液をPETGシートの片面に塗布し、エージングして接着層14を形成した後、接着層14を介してEVOHシートとPETGシートとを貼り合わせる方法でもよい。
塗布方法としては、グラビアコート法(マイクログラビアコート法を含む)、ロールナイフコート法、ダイコート法、リバースロールコート法、ロールコート法、キャスト塗工法等が挙げられる。
エージング方法としては、例えば、40℃で2日間養生する方法等が挙げられる。
接着層14の形成に接着剤を用いる場合は、例えば、PETGシート又はEVOHシートのいずれかの面に接着剤を塗布して接着層14を形成し、接着層14を介してPETGシートとEVOHシートを貼り合わせる方法が挙げられる。
また、保護層12の表面にエンボス加工を施す場合は、以下のように行うことが好ましい。紙基材上にEVOHシートを積層する場合に比べて、PETGシート上にEVOHシートを積層する場合の方が表面にエンボスを形成しにくいが、以下のように行うことで良好なエンボスを形成することができる。
具体的には、エンボスロールの温度を、115〜130℃、好ましくは120〜127℃とすることで、良好なエンボスを形成することができる。エンボスロールの温度が115℃未満では、エンボス加工が不十分となるおそれがある。一方、130℃を超えると、化粧シートがエンボスロールに融着するおそれがある。
[作用効果]
以上説明した本発明の化粧シートにおいては、基材層10としてPETGシートを用い、保護層12としてEVOHシートを用いているため、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬品性に優れ、かつ加熱延伸性が良好で三次元形状の部材への追従性にも優れる。
[他の実施形態]
なお、本発明の化粧シートは、前記した化粧シート1には限定されない。
例えば、本発明の化粧シートは、図2に例示した化粧シート2であってもよい。図2における図1と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。
化粧シート2は、基材層10における保護層12側の表面に印刷層16が設けられている以外は、化粧シート1と同じである。印刷層16を設けることで、意匠性がさらに向上する。
印刷層16において、印刷によって形成される絵柄、模様としては、例えば、木目、石目、布目、砂目、タイル貼模様、煉瓦積模様、皮絞模様、幾何学模様、文字、記号、メタリック等が挙げられる。これら絵柄及び模様は組み合わせることもできる。
印刷層16に使用されるインクは、バインダ樹脂と着色剤とを含有する。
バインダ樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリプロピレン、ポリエステル樹脂、セルロース系樹脂、ウレタン系樹脂等が挙げられる。
バインダ樹脂は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
着色剤としては、例えば、チタン白、亜鉛華、カーボンブラック、鉄黒、弁柄、クロムバーミリオン、カドミウムレッド、群青、コバルトブルー、黄鉛、チタンイエロー等の無機顔料;フタロシアニンブルー、インダンスレンブルー、イソインドリノンイエロー、ベンジルジンイエロー、キナクリドンレッド、ポリアゾレッド、ベリレンレッド、アニリンブラック等の有機顔料;鱗片状箔粉(アルミニウム、真鍮等)等の真珠光沢(パール)顔料が挙げられる。
着色剤は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
印刷層16には、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、保存安定剤、可塑剤、滑剤、充填剤等の添加剤が含有されていてもよい。
印刷層16を形成する方法としては、特に限定されず、例えば、スクリーン印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、凸版印刷、インクジェット印刷等が挙げられる。
また、本発明の化粧シートは、保護層を最表層としてもよく、本発明の効果を損なわない範囲であれば保護層上にハードコート層等の別の層を設けてもよい。
以下、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によっては限定されない。
[実施例1]
カレンダー成型により、厚さ100μmの着色PETGシートを得た。次いで、着色PETGシートの片面に、アクリル・塩化ビニル−酢酸ビニル系インク((株)昭和インク工業所製)を用いてグラビア印刷を施して、印刷層を形成した。
一方の表面にヒートシール性樹脂からなる接着層が形成されたEVOHシート(クラレ(株)製、エバールHF−M、厚さ12μm)を用い、該接着層と印刷層が向かい合うようにEVOHシートと着色PETGシートを貼り合わせて化粧シートを得た。
[比較例1]
着色PETGシートの代わりに、紙基材(坪量100g/mの裏打ち紙、厚さ100μm)を用いた以外は、実施例1と同様にして化粧シートを得た。
[比較例2]
カレンダー成型により、厚さ100μmの着色PETGシートを得た。次いで、着色PETGシートの片面に、ウレタン系インク(XSメジューム、DICグラフィックス(株)製)を用いてグラビア印刷を施して、印刷層を形成した。
厚さ50μmの延伸PETシート(A4100、東洋紡(株)製)の片面に、主剤としてポリエステル系樹脂、硬化剤としてイソシアネートを含む接着剤(YA790−1、日立化成(株)製)を塗布し、60℃で乾燥させた。次いで、該接着層と印刷層が向かい合うように延伸PETシートと着色PETGシートを貼り合わせて化粧シートを得た。
[耐汚染性]
コーヒーを脱脂綿に含ませ、シャーレーにより密閉した状態で化粧シートの表面に24時間静置した。その後、化粧シートの表面を中性洗剤で水洗いした後、該表面の外観変化を確認し、耐汚染性を以下の基準で評価した。
○:汚れの跡が全くつかなかった。
×:汚れの跡がついた。
[耐溶剤性]
メチルエチルケトンを脱脂綿に含ませ、化粧シート表面に20回のラビングを行い、化粧シート表面の外観を確認して耐溶剤性を以下の基準で評価した。
◎:光沢が全く変化なかった。
○:光沢が極僅かに変化した。
×:光沢が大きく変化した。
[耐薬品性]
10%NaOH水溶液あるいは10%HCl水溶液を脱脂綿に含ませ、シャーレーにより密閉した状態で化粧シート表面に24時間静置した。その後に化粧シートの表面を水洗いし、該表面の外観の変化を確認し、耐薬品性を以下の基準で評価した。
◎:光沢が全く変化なかった。
○:光沢が極僅かに変化した。
×:光沢が大きく変化した。
[加熱延伸性]
化粧シートから幅50mm、長さ150mmの試験片を作成した。恒温槽付きオートグラフ((株)島津製作所製)を用いて、80℃、引張速度300mm/分の条件で試験片の100%延伸を実施し、以下の基準で加熱延伸性を評価した。
○:100N/15mm未満の力で100%延伸でき、試験片に破断が生じない。
△:試験片が破断しなかったものの、100%延伸時に100N/15mmを超える力を要する。
×:試験片が破断し、100%延伸ができない。
[成型性(追従性)]
4辺が半径2mmの丸み面取り加工が施されたMDFボード(中密度繊維板)の表面に化粧シートを貼り合わせ、化粧シート表面が70℃となるように加温した状態でメンブレンタイプの真空成型機にて真空成型を行い、化粧シートをMDFボードに追従させた。成型性(追従性)を以下の基準で評価した。
○:化粧シートにクラックがなかった。
×:化粧シートにクラックがあった。
実施例及び比較例における化粧シートの層構成と、評価結果を表1に示す。
Figure 0006269341
表1に示すように、PETGシートとEVOHシートを貼り合わせた実施例1の化粧シートは、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬品性に優れるうえ、加熱延伸性に優れ、三次元形状の部材に対する追従性にも優れていた。
一方、紙とEVOHシートを貼り合わせた比較例1の化粧シート、及びPETGシートと延伸PETシートを貼り合わせた比較例2の化粧シートは、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬品性に優れるものの、加熱延伸性が不充分で、三次元形状の部材に対する追従性が劣っていた。
本発明の化粧シートは、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬品性に優れるうえ、加熱延伸性に優れ、三次元形状の部材に対する追従性にも優れる。そのため、壁面材や造作材、建具、ドア等の建装材、家具等の表面装飾に用いる化粧シート、弱電関連の表層材等に好適に使用できる。特に本発明の化粧シートは、三次元形状の部材の表面装飾に有用である。
1,2 化粧シート
10 基材層
12 保護層
14 接着層
16 印刷層

Claims (1)

  1. 基材層と、前記基材層上に設けられた保護層とを有し、
    前記基材層が、グリコール変性ポリエチレンテレフタレートシートからなり、
    前記保護層が、エチレン−ビニルアルコール共重合体シートからなり、
    前記エチレン−ビニルアルコール共重合体シートのMD方向の引張破断強度が30〜50MPaであり、TD方向の引張破断強度が10〜30MPaであり、MD方向の引張破断伸度が120〜180%であり、TD方向の引張破断伸度が10〜30%である、化粧シート。
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