JP6269225B2 - 指針式表示装置 - Google Patents
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Description
現在位置を取得する位置取得手段と、
前記位置取得手段により直近に取得された直近位置を示す動作と、当該直近位置より以前に取得された前回位置を示す動作とを、指針により各々予め設定された時間ずつ交互に行わせる位置表示制御手段と、
を備えることを特徴とする指針式表示装置である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の指針式表示装置の第1実施形態であるアナログ電子時計1の正面図である。
このアナログ電子時計1は、内部に各構成を収めるケーシング2と、ケーシング2内で一方の面(露出面)が外部に露出される文字盤3と、文字盤3の露出面を覆う図示略の透明部材(風防ガラス)と、文字盤3の略中心を回転軸として文字盤3の略全面に亘って回転動作し、文字盤3の外縁付近に設けられた標識や目盛を指し示す3本の時刻指針61、62、63と、文字盤3の3時位置に設けられた小窓4及び小窓4の内部で回転動作するモード指針65(指針)と、文字盤3の8時位置に設けられた小窓5及び小窓5の内部で回転動作する機能指針66、67と、文字盤3の10時位置に設けられた小窓6及び小窓6の内部で回転する24時間指針68と、文字盤3の露出面とは反対側に当該文字盤3と平行に設けられ、回転動作に応じて文字盤3の4時30分位置に設けられた開口部7から一の標識が露出される日車64と、ケーシング2における文字盤3の露出面側に対して側面側に設けられたりゅうずC1及び押しボタンスイッチB1、B2、B3などを備える。
アナログ電子時計1は、CPU41(Central Processing Unit)(位置表示制御手段)と、ROM42(Read Only Memory)と、RAM43(Random Access Memory)(記憶手段)と、発振回路44と、分周回路45と、計時回路46と、操作部47と、標準電波受信部48及びそのアンテナ49と、GPS受信処理部50(位置取得手段)及びそのアンテナ51と、駆動回路52と、電源部54と、上述の時刻指針61〜63、日車64、モード指針65、機能指針66、67及び24時間指針68と、輪列機構71〜75と、ステッピングモータ81〜85などを備える。
分周回路45は、発振回路44から出力された周波数信号をCPU41や計時回路46により利用される周波数の信号に分周して出力する。出力される周波数は、CPU41からの制御信号により変更可能に設定されていても良い。
ステッピングモータ82は、輪列機構72を介して分針62、時針63及び24時間指針68を回転動作させる。輪列機構72は、分針62、時針63及び24時間指針68を連動して回転させる構成であり、分針62を1度ずつ回転移動させると共に時針63を1/12度ずつ回転移動させ、また、24時間指針68を1/24度ずつ回転移動させる。従って、分針62及び時針63が10秒に1回ずつ回転移動されると、分針62は、1時間で文字盤3上を一周し、これにより時針63が文字盤3上で30度移動すると共に24時間指針68が小窓6内で15度移動する。即ち、時針63は、12時間で文字盤3上を一周し、24時間指針68は、24時間で小窓6内を一周する。
図3は、アナログ電子時計1で実行される位置情報取得処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
位置情報取得処理が開始されると、CPU41は、GPS受信処理部50を起動し、また、GPS受信処理部50に出力データの内容(フォーマット)や衛星軌道データなどの設定データを出力する(ステップS101)。次いで、CPU41は、指針を移動させて測位動作中であることを表示させる(ステップS102)。CPU41は、GPS受信処理部50からの入力を待ち受け、設定フォーマットによる出力データを取得する(ステップS103)。
ここでは、モード指針65により緯度が表示される場合の例を示す。
或いは、前回位置から現在位置にモード指針65を移動させる場合と、前回位置から現在位置にモード指針65を移動させる場合とで、指針の移動速度を異ならせることでどちらが現在位置であるかを示すことも出来る。
即ち、特に煩雑な操作をしなくても、ユーザは前回の位置と今回の位置とを容易に比較して知得することが出来る。従って、タイムゾーンの変更に係る設定が済んでいるか否かや、正しく行われているか否かといった情報を容易に取得することが出来る。
次に、第2実施形態のアナログ電子時計1aについて説明する。
図6は、第2実施形態のアナログ電子時計1aの内部構成を示すブロック図である。
本実施形態のアナログ電子時計1aにおいて、CPU41により制御される位置情報取得処理の内容は、ステップS106の処理内容が異なる点を除き、図3に示した位置情報取得処理と同一である。
図9(a)に示すように、第1モード指針65aにより北緯45度が示されている場合、経度は、第2モード指針65bにより、南半球側の3時から9時までの範囲を使って示される。ここでは、第2モード指針65bは、3時から6時までの間、即ち、東経であることを示し、また、その値が約30度であることを示している。
この例では、図8に示した測位結果表示処理におけるステップS181、S182a、S182bがそれぞれステップS181c、S182c、S182dに置き換えられた点を除き同一であり、同一の処理については同一の符号を付して説明を省略する。
次に、第3実施形態のアナログ電子時計について説明する。
この第3実施形態のアナログ電子時計1は、位置情報取得処理の動作内容が異なる点を除き、第1実施形態のアナログ電子時計1と同一の構成及び動作内容であり、同一の構成および処理内容については同一の符号を付して説明を省略する。
なお、前回の計測位置での停止時間が長いと、今回の計測位置であるとユーザに誤解される虞が生じるので、停止時間は、短くて良い。
従って、多くの場合に位置を知得するのに必要な二次元データを容易に表示させることが出来ると共に、これらを独立に制御することで、緯度のみの変化に係る表示と同様に、どの方角にどれだけ動いたかを知得することが出来る。
これにより、第1モード指針65aと第2モード指針65bとの指示位置が重なって表示されている位置が読み取り難い状況が生じるのを防ぐことが出来る。即ち、アナログ電子時計1aのように小型の指針が同一の狭い領域内で回転するように配置されている場合であっても、構造上の変更を行う必要なく容易に読み取りやすく二次元データを表示させることが出来る。
例えば、上記実施の形態では、モード指針65、又は第1モード指針65a及び第2モード指針65bを用いて位置の表示を行う例を示したが、指針や文字盤3の本数や配置などは、これに限られない。例えば、小窓4〜6及び小窓内の指針が一切設けられないアナログ電子時計において、独立に駆動制御される時針63と分針62とにより位置が示されても良い。
その他、上記実施の形態で示した構成、配置や制御手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
現在位置を取得する位置取得手段と、
当該位置取得手段により取得された位置を記憶する記憶手段と、
回動自在に配置された指針と、
前記位置取得手段により直近に取得された直近位置を示す動作と、当該直近位置より前に取得されて前記記憶手段に記憶された前回位置を示す動作とを、前記指針により各々予め設定された時間ずつ交互に行わせる位置表示制御手段と、
を備えることを特徴とする指針式表示装置。
<請求項2>
前記予め設定された時間は、前記直近位置を示す動作に係る時間が前記前回位置を示す動作に係る時間より長くなるように定められることを特徴とする請求項1記載の指針式表示装置。
<請求項3>
前記位置表示制御手段は、前記直近位置と前記前回位置との差が所定の範囲内である場合には、前記前回位置を示す動作として、前記直近位置に対応する指示位置に対して所定の角度範囲内で前記指針を往復動作させることを特徴とする請求項1又は2記載の指針式表示装置。
<請求項4>
前記所定の角度範囲は、前記直近位置に対応する指示位置に対して前記指針の正転方向及び逆転方向に等しい角度ずつ定められることを特徴とする請求項3記載の指針式表示装置。
<請求項5>
前記指針には、二次元面内における位置の一方の座標成分を示す第1指針と他方の座標成分を示す第2指針とが含まれ、
前記位置表示制御手段は、前記直近位置及び前記前回位置に係る前記一方の座標成分の差及び前記他方の座標成分の差がそれぞれ前記所定の範囲内であるか否かに基づいて前記第1指針及び前記第2指針の動作を別個に制御する
ことを特徴とする請求項3又は4記載の指針式表示装置。
<請求項6>
前記指針には、緯度を示す緯度指針と経度を示す経度指針とが含まれ、
前記緯度指針と前記経度指針とは、それぞれ360度回動可能であり、
前記緯度指針は、所定の180度の範囲で北緯を表示し、残りの180度の範囲で南緯を表示し、
前記位置表示制御手段は、前記経度指針に、2つの前記180度の範囲のうち、前記緯度指針が緯度を表示していない側の180度の範囲で経度を表示させるように前記緯度指針及び前記経度指針を移動させる
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の指針式表示装置。
<請求項7>
前記指針には、緯度を示す緯度指針と経度を示す経度指針とが含まれ、
前記緯度指針と前記経度指針とは、それぞれ360度回動可能であり、
前記経度指針は、所定の180度の範囲で東経を表示し、残りの180度の範囲で西経を表示し、
前記位置表示制御手段は、前記緯度指針に、2つの前記180度の範囲のうち、前記経度指針が経度を表示していない側の180度の範囲で緯度を表示させるように前記緯度指針及び前記経度指針を移動させる
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の指針式表示装置。
1a アナログ電子時計
2 ケーシング
3 文字盤
4 小窓
5 小窓
6 小窓
7 開口部
41 CPU
42 ROM
42a プログラム
43 RAM
44 発振回路
45 分周回路
46 計時回路
47 操作部
48 標準電波受信部
49 アンテナ
50 GPS受信処理部
50a 制御部
51 アンテナ
52 駆動回路
54 電源部
61 秒針
62 分針
63 時針
64 日車
65 モード指針
65a 第1モード指針
65b 第2モード指針
66 機能指針
67 機能指針
68 24時間指針
71 輪列機構
72 輪列機構
73 輪列機構
74 輪列機構
74a 輪列機構
75 輪列機構
81 ステッピングモータ
82 ステッピングモータ
83 ステッピングモータ
84 ステッピングモータ
84a ステッピングモータ
85 ステッピングモータ
B1-B3 ボタンスイッチ
C1 りゅうず
Claims (7)
- 現在位置を取得する位置取得手段と、
前記位置取得手段により直近に取得された直近位置を示す動作と、当該直近位置より以前に取得された前回位置を示す動作とを、指針により各々予め設定された時間ずつ交互に行わせる位置表示制御手段と、
を備えることを特徴とする指針式表示装置。 - 前記予め設定された時間は、前記直近位置を示す動作に係る時間が前記前回位置を示す動作に係る時間より長くなるように定められることを特徴とする請求項1記載の指針式表示装置。
- 前記位置表示制御手段は、前記直近位置と前記前回位置との差が所定の範囲内である場合には、前記前回位置を示す動作として、前記直近位置に対応する指示位置に対して所定の角度範囲内で前記指針を往復動作させることを特徴とする請求項1又は2記載の指針式表示装置。
- 前記所定の角度範囲は、前記直近位置に対応する指示位置に対して前記指針の正転方向及び逆転方向に等しい角度ずつ定められることを特徴とする請求項3記載の指針式表示装置。
- 前記指針には、二次元面内における位置の一方の座標成分を示す第1指針と他方の座標成分を示す第2指針とが含まれ、
前記位置表示制御手段は、前記直近位置及び前記前回位置に係る前記一方の座標成分の差及び前記他方の座標成分の差がそれぞれ前記所定の範囲内であるか否かに基づいて前記第1指針及び前記第2指針の動作を別個に制御する
ことを特徴とする請求項3又は4記載の指針式表示装置。 - 前記指針には、緯度を示す緯度指針と経度を示す経度指針とが含まれ、
前記緯度指針と前記経度指針とは、それぞれ360度回動可能であり、
前記緯度指針は、所定の180度の範囲で北緯を表示し、残りの180度の範囲で南緯を表示し、
前記位置表示制御手段は、前記経度指針に、2つの前記180度の範囲のうち、前記緯度指針が緯度を表示していない側の180度の範囲で経度を表示させるように前記緯度指針及び前記経度指針を移動させる
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の指針式表示装置。 - 前記指針には、緯度を示す緯度指針と経度を示す経度指針とが含まれ、
前記緯度指針と前記経度指針とは、それぞれ360度回動可能であり、
前記経度指針は、所定の180度の範囲で東経を表示し、残りの180度の範囲で西経を表示し、
前記位置表示制御手段は、前記緯度指針に、2つの前記180度の範囲のうち、前記経度指針が経度を表示していない側の180度の範囲で緯度を表示させるように前記緯度指針及び前記経度指針を移動させる
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の指針式表示装置。
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