JP6268891B2 - コラージュ画像作成プログラム、コラージュ画像作成方法、及びコラージュ画像作成装置 - Google Patents

コラージュ画像作成プログラム、コラージュ画像作成方法、及びコラージュ画像作成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6268891B2
JP6268891B2 JP2013209934A JP2013209934A JP6268891B2 JP 6268891 B2 JP6268891 B2 JP 6268891B2 JP 2013209934 A JP2013209934 A JP 2013209934A JP 2013209934 A JP2013209934 A JP 2013209934A JP 6268891 B2 JP6268891 B2 JP 6268891B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
collage
arrangement
function
images
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013209934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015075809A (ja
Inventor
哲幸 南原
哲幸 南原
栄治 田中
栄治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2013209934A priority Critical patent/JP6268891B2/ja
Priority to US14/482,602 priority patent/US9275486B2/en
Publication of JP2015075809A publication Critical patent/JP2015075809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6268891B2 publication Critical patent/JP6268891B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4038Image mosaicing, e.g. composing plane images from plane sub-images
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/60Rotation of whole images or parts thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2200/00Indexing scheme for image data processing or generation, in general
    • G06T2200/32Indexing scheme for image data processing or generation, in general involving image mosaicing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

本発明は、コラージュ画像作成プログラム、コラージュ画像作成方法、及びコラージュ画像作成装置に関する。
特許文献1には、ボロノイ分割を用いたモザイク画像の生成について開示されている。また、Google Picasaというコラージュ画像作成ソフトウエア(Google、PICASAは登録商標)が知られている(非特許文献1)。
特開2013−16793号公報
Google Inc., "Picasa", [online], [2013年9月9日検索], インターネット<URL:http://picasa.google.co.jp/intl/ja/>
特許文献1の技術では、素材画像をモザイク状に配置して、目標画像のモザイク画像を生成する処理を行うため、生成したモザイク画像に配置された素材画像の位置やサイズを変更することができなかった。また、特許文献1の技術は、コラージュ画像を作成するものでは無い。非特許文献1の技術では、複数の画像を自動レイアウトしたコラージュ画像を生成し、コラージュ画像に配置された任意の画像の位置やサイズが変更できる。しかし、画像の回転については、考慮されていなかった。また、コラージュ画像に含まれる1つの画像の位置やサイズを変更した際、他の画像の位置やサイズをユーザーが手動で変更して、全体のバランスを整える必要があった。コラージュ画像に含まれる画像が多い場合、このような全体のバランスを整える作業は、ユーザーにとって大きな負担であった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(1)本発明の形態によれば、複数の画像を配置してコラージュ画像を作成するコラージュ画像作成プログラムが提供される。このコラージュ画像作成プログラムは、複数の画像を配置してコラージュ画像を作成するコラージュ画像作成プログラムであって、各画像の回転角度をパラメーターとして含む配置アルゴリズムに従って前記複数の画像の配置を決定してコラージュ画像を生成する第1の機能と、前記コラージュ画像を構成する画像の追加又は削除による変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置位置の変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の回転角度の変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置サイズの変更と、のうちの少なくとも1つの変更に応じて、前記第1の機能を再度実行してコラージュ画像を再生成させる第2の機能と、をコンピューターに実現させる。この形態のコラージュ画像作成プログラムによれば、画像の回転角度を考慮したコラージュ画像を容易に作成できる。また、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置位置の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の回転角度の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置サイズの変更と、のうちの少なくとも1つの変更に応じて、複数の画像の配置の決定を再度実行してコラージュ画像を容易に再生成できる。
(2)上記形態のコラージュ画像作成プログラムにおいて、前記第1の機能は、各画像のアスペクト比と回転角度とをパラメーターとして含む配置アルゴリズムに従って前記複数の画像の配置を決定してコラージュ画像を生成する機能であってもよい。画像のアスペクト比と回転角度とを考慮したコラージュ画像を容易に作成できる。
(3)上記形態のコラージュ画像作成プログラムにおいて、前記配置アルゴリズムは、前記画像のアスペクト比と回転角度とをパラメーターとして用いた重み付け距離関数を用いた重心ボロノイ分割であってもよい。この形態のコラージュ画像作成プログラムによれば、画像の配置位置を容易に算出できる。
(4)上記形態のコラージュ画像作成プログラムにおいて、前記重み付け距離関数は、以下のいずれかの式で与えられてもよい:
Figure 0006268891
ここで、x,yはボロノイ領域の母点を原点とした座標系における任意の点の座標、θjは画像の回転角度、Qjは画像の配置サイズの重み、f1(Aj)はアスペクト比Ajに対して正の相関を有する正の値を与える関数、f2(Aj)は0でない正の定数、又は、アスペクト比Ajに対して正の相関を有する正の値を与える関数である。
(5)上記形態のコラージュ画像作成プログラムにおいて、前記コラージュ画像において、配置時の画像サイズが小さい画像ほど前面に配置するように、前記複数の画像の重なり順が決定されてもよい。この形態のコラージュ画像作成プログラムによれば、より小さな画像がより前面に配置されるので、各画像の視認性が悪くならないようにできる。
(6)本発明の形態によれば、コラージュ画像作成方法が提供される。このコラージュ画像作成方法は、各画像の回転角度をパラメーターとして含む配置アルゴリズムに従って前記複数の画像の配置を決定してコラージュ画像を生成し、前記コラージュ画像を構成する画像の追加又は削除による変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置位置の変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の回転角度の変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置サイズの変更と、のうちの少なくとも1つの変更に応じて、前記複数の画像の配置の決定を再度実行してコラージュ画像を再生成する。この形態のコラージュ画像作成方法によれば、画像の回転角度を考慮したコラージュ画像を容易に作成できる。また、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置位置の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の回転角度の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置サイズの変更と、のうちの少なくとも1つの変更に応じて、複数の画像の配置の決定を再度実行してコラージュ画像を容易に再生成できる。
(7)本発明の形態によれば、コラージュ画像作成装置が提供される。このコラージュ画像作成装置は、コラージュ画像に用いられる複数の画像を入力する画像入力部と、前記複数の画像の配置時の回転角度、前記複数の画像の配置サイズの重み付けを入力するための入力部と、入力された前記複数の画像の回転角度をパラメーターとして含む配置アルゴリズムに従って前記複数の画像の配置を決定してコラージュ画像を生成する制御部と、を備え、前記制御部は、前記コラージュ画像を構成する画像の追加又は削除による変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置位置の変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の回転角度の変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置サイズの変更と、のうちの少なくとも1つの変更に応じて、前記複数の画像の配置の決定を再度実行してコラージュ画像を再生成する。この形態のコラージュ画像作成装置によれば、画像の回転角度を考慮したコラージュ画像を容易に作成できる。また、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置位置の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の回転角度の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置サイズの変更と、のうちの少なくとも1つの変更に応じて、複数の画像の配置の決定を再度実行してコラージュ画像を容易に再生成できる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、コラージュ画像作成プログラムの他、コラージュ画像作成方法、コラージュ画像作成装置、コラージュ画像作成プログラムを格納した一時的でない記憶媒体(non-transitory storage medium)等、様々な形態で実現することができる。
コラージュ画像作成装置のブロック構成を示す説明図である。 コラージュ画像の作成フローチャートを示す説明図である。 ボロノイ分割処理の説明図である。 素材画像のアスペクト比を考慮した距離関数を説明する説明図である。 素材画像のアクペクト比に加えて、さらに回転角度も考慮した距離関数を説明する説明図である。 コラージュ画像における各素材画像の配置を説明する説明図である。 コラージュ画像における各素材画像の配置順番を説明する説明図である。 距離関数のパラメーターを変更した場合を説明する説明図である。 第2実施形態において使用する素材画像の配置の決定アルゴリズムの説明図である。
第1の実施形態:
図1は、コラージュ画像作成装置のブロック構成を示す説明図である。コラージュ画像作成装置10は、CPU100と、RAM110と、記憶装置120と、データ入出力部140と、表示部150と、入力部160と、印刷部170と、を備える。記憶装置120は、コラージュ画像作成プログラム130を備える。CPU100は、コラージュ画像作成装置10の種々の動作を制御する制御部として機能する。コラージュ画像作成プログラム130は、ボロノイ分割プログラム132と、画像配置プログラム134と、を備える。本明細書では、「コラージュ画像」とは、素材となる複数の画像(「画像部品」と呼ぶ)をキャンバス上に配置した画像を意味する。「キャンバス」とは、複数の画像を配置する領域全体(「画像配置領域」とも呼ぶ)を意味する。ボロノイ分割プログラム132は、キャンバスをボロノイ分割する機能をCPU100に実行させる。後述するように、ボロノイ分割において使用する距離関数としては、(a)各画像のアスペクト比と、(b)各画像の回転角度と、(c)各画像の配置サイズの重みと、をパラメーターとした距離関数を用いることができる。個々のボロノイ領域は、1つの画像を配置する領域として使用される。従って、ボロノイ領域の数(すなわち、ボロノイ領域の母点の数)は、画像の数n(nは2以上の整数)に等しく設定される。画像配置プログラム134は、ボロノイ領域に各画像を配置する機能をCPU100に実行させる。
データ入出力部140は、コラージュ画像用の複数の画像の入力及び、作成されたコラージュ画像の出力に用いられる。換言すれば、データ入出力部140は、コラージュ画像に用いられる複数の画像を入力する画像入力部として機能する。画像データの入出力先は、記録媒体や、他の画像処理装置等である。表示部150は、作成されたコラージュ画像を表示するために用いられる。操作入力部160は、各画像の回転角度や、各画像の配置サイズの重みを入力するために用いられる。印刷部170は、作成されたコラージュ画像を印刷するために用いられる。なお、印刷部170は、省略可能である。
図2は、コラージュ画像の作成フローチャートを示す説明図である。ステップS100では、複数の画像(写真等)が選択される。コラージュ画像作成プログラム130は、利用可能な複数の画像を表示部150に表示し、ユーザーに複数の画像を選択させても良い。コラージュ画像作成プログラム130は、更に、各画像に関して以下のパラメーターを設定する(jは画像の順番を表す)。
(a)各画像のアスペクト比Aj
(b)各画像の回転角度θj(正立状態からの時計回りの角度)
(c)各画像の配置サイズの重みQj(0でない正の値)
アクペクト比Ajとしては、入力された各画像のアクペクト比をそのまま使用することができる。回転角度θjと配置サイズの重みQjは、個々の画像毎にユーザーが指定できる。回転角度θjは、すべての画像に関してゼロに設定しても良いが、少なくとも1つの画像に関してその回転角度θjを0でない値に設定することが好ましい。また、配置サイズの重みQjは、すべての画像に関して同じ値(例えば1.0)に設定しても良いが、少なくとも1つの画像に関してその配置サイズの重みQjを他の画像とは異なる値に設定することが好ましい。但し、回転角度θjと配置サイズの重みQjの一方又は両方を、ユーザーの入力に依ること無く、コラージュ画像作成プログラム130が自動的に設定してもよい。例えば、コラージュ画像作成プログラム130は、乱数を発生し、得られた乱数に応じて回転角度θjと配置サイズの重みQjの一方又は両方を設定することも可能である。
ステップS110では、コラージュ画像作成プログラム130は、コラージュ画像が作成されるキャンバスの大きさを設定する。ユーザーにキャンバスの大きさを入力させても良い。ステップS120〜165では、ボロノイ分割プログラム132が、キャンバスのボロノイ分割処理を実行する。
図3は、ボロノイ分割処理の説明図である。図2のステップS120では、図3(a)に示すように、画像の数n(nは2以上の整数)に等しい個数の母点M1〜Mnをキャンバス200上に生成する。なお、以下の説明では、画像の数nを5として説明する。
ステップS130では、ボロノイ分割プログラム132は、各母点M1〜Mnに画像を対応づける。この際、母点Mj(jは母点の順序を示す)に関する情報として、キャンバス200上の座標に加えて、上述した画像のアスペクト比Ajと、回転角度θjと、配置サイズの重みQjが保持される。
ステップS140では、ボロノイ分割プログラム132は、図3(b)に示すように、母点M1〜Mnを用いて、キャンバス200を領域VA1〜VAnにボロノイ分割する。本実施形態では、いわゆる重心ボロノイ分割が実行される。また、本実施形態では、ボロノイ分割における距離関数として、母点からの物理的な距離(ユークリッド距離)を用いるのでは無く、画像のアスペクト比Ajと、回転角度θjと、配置サイズの重みQjとをパラメーターとした重み付け距離関数を用いる。但し、これらの3つのパラメーターAj,θj,Qjのうちの1つ又は2つを含まない距離関数を使用することも可能である。例えば、画像の配置サイズの重みQjを含まず、アクペクト比Ajと回転角度θjとをパラメーターとした重み付け距離関数を使用してもよい。また、回転角度θjを含まず、アスペクト比Ajと配置サイズの重みQjとをパラメーターとした重み付け距離関数を使用してもよい。具体的な距離関数の例については、後述する。
図2のステップS150では、ボロノイ分割プログラム132は、図3(c)に示すように、各領域VA1〜VAnの重心G1〜Gnを算出する。ステップS160では、ボロノイ分割プログラム132は、各領域VA1〜VAnの重心G1〜Gnの位置と、対応する母点M1〜M5の位置と、が許容誤差内で一致しているか否か(重心ボロノイ分割処理が収束しているか否か)を判断する。処理が収束していない場合には、ボロノイ分割プログラム132は、処理をステップS165に移行し、重心G1〜Gnを新たな母点M1〜Mnとして、処理をステップS140に移行する。こうして、ボロノイ分割プログラム132は、重心G1〜Gnと対応する母点M1〜Mnが許容誤差内で一致するまでステップS140、S150、S160、S165の処理を繰り返す。
図4は、画像のアスペクト比を考慮した距離関数を説明する説明図である。距離関数は、キャンバス200上の任意の点と、母点Mjとの間の換算距離djを求める関数である。以下の説明では、計算を容易にするために、母点Mjを原点(0、0)とする座標系を用いて説明する。
通常のボロノイ分割では、任意の点(x,y)と母点Mj(0,0)との間の距離を示す距離関数d(x,y)jは、以下の(2)式で与えられる。
Figure 0006268891
図4に示すように、画像MPjのアスペクト比Ajは、画像MPjの幅Wjを高さHjで除した値(Wj/Hj)である。例えば35mmフィルム相当のデジタルカメラで撮影した写真のアクペクト比Ajは、1.5である。アクペクト比Ajを距離関数のパラメーターとして考慮する際には、まず、画像MPjと同じ面積の正方形SQを想定する。そして、画像MPjの頂点CP’を、正方形SQの頂点CPに移動させるような座標変換(x’,y’)→(x,y)を考える。この座標変換は、以下の(3a),(3b)式で与えられる。
Figure 0006268891
(3a),(3b)式を(2)式に代入すると、以下の(4)式が得られる。
Figure 0006268891
この距離関数d(x’,y’)jの意味は、以下のように理解することができる。例えば、図4のように横長の画像MPjの場合には、アクペクト比Ajが1より大きい。従って、上記(3)式の右辺の水平座標の項(x’)2/Ajは、上記(1)式における水平座標の項x2に比べてより小さな値となる。一方、上記(3)式の右辺の垂直座標の項Aj×(y')2は、上記(1)式における垂直座標の項y2に比べてより大きな値となる。換言すれば、(3)式の距離関数では、アクペクト比Ajが1より大きい場合に、任意の点(x',y')と母点Mjの間の換算距離として、水平方向については実際の距離(ユークリッド距離)よりも小さい値を与え、垂直方向については実際の距離よりも大きい値を与える。ところで、ボロノイ分割では、キャンバス上の任意の点は、距離関数で計算した換算距離が最も近い母点に属するものと判断される。従って、アクペクト比Ajが1より大きい横長の画像MPjについて、上記(3)式を用いた場合には、(1)式を用いた場合に比べて、水平方向に関してはより遠くにある点までが母点Mjに属するものと判断され、逆に、垂直方向に関してはより近くにある点までが母点Mjに属するものと判断される。この結果、画像MPjに対応するボロノイ領域VAj(図3)としては、横長の領域が形成され易い傾向となる。一方、アクペクト比Ajが1より小さい縦長の画像MPjについては、これと逆に、縦長のボロノイ領域が形成され易い傾向となる。従って、(3)式の距離関数を使用すれば、画像MPjのアスペクト比Ajを反映したボロノイ分割を行うことが可能である。
図5は、画像のアクペクト比に加えて、さらに、回転角度も考慮した距離関数を説明する説明図である。ここでは、画像MPjを、正立状態の画像MPj’から時計回りに角度θjだけ回転させて配置する場合を想定する。このとき、キャンバス200上の任意の点(x,y)を、角度θjだけ反時計回りに回転する座標変換は、以下の(5a),(5b)式で与えられる。
Figure 0006268891
これらの(5a),(5b)式を上記(4)式に代入すると、以下の(6)式が得られる。
Figure 0006268891
(6)式の距離関数は、キャンバス上の任意の点(x,y)について、j番目の母点Mjからの換算距離を与える関数である。また、この距離関数は、j番目の画像MPjのアスペクト比Ajと、回転角度θjとをパラメーターとして含む距離関数である。(6)式の距離関数を使用すれば、例えば、アスペクト比Ajが1より大きな横長の画像MPjに関しては、そのボロノイ領域VAj(図3)の形状として、画像MPjを回転角度θjで配置したときの画像MPjの幅方向に沿ってより大きく広がる領域が得られる傾向となる。一方、アスペクト比Ajが1より小さな縦長の画像MPjに関しては、そのボロノイ領域VAjの形状として、画像MPjを回転角度θjで配置したときの画像MPjの縦方向に沿ってより大きく広がる領域が得られる傾向となる。このように、(6)式の距離関数を使用すれば、画像MPjのアスペクト比Ajと回転角度θjの両方を反映しつつ、ボロノイ分割を実行することが可能である。
距離関数としては、更に、各画像MPjに関する配置サイズの重みQjを考慮した次の(7)式を使用することも可能である。
Figure 0006268891
ここで、重みQjは、0でない正の値である。重みQjは、ユーザーが個々の画像MPjについて任意に指定可能である。
この(7)式は、上記(6)式の右辺を配置サイズの重みQjで除算したものである。(7)式によれば、重みQjが大きいほど距離関数で与えられる換算距離が小さくなり、重みQjが小さいほど距離関数で与えられる換算距離が大きくなる。従って、重みQjが大きな画像に対しては、重みQjが小さな画像よりも大きなボロノイ領域が形成される傾向となる。例えば、ユーザーがお気に入りの画像をコラージュ画像の中で大きく配置したい場合に、配置サイズの重みQjを大きな値に指定すれば、その画像のボロノイ領域を大きくすることができる。このような指定が無い場合には、すべての画像について、その配置サイズの重みQjを同一の値(例えば1.0などの定数)にデフォールト設定してもよい。あるいは、コラージュ画像作成プログラム130が、個々の画像について乱数を発生し、得られた乱数に応じて配置サイズの重みQjを決定するようにしてもよい。
図6は、母点への各画像の配置を説明する説明図である。図2のステップS170では、画像配置プログラム124は、ボロノイ領域VA1〜VAnの面積を算出する。ステップS180では、画像配置プログラム134は、各画像MPj〜の配置時の大きさを決定し、回転角度θjだけ回転した状態で各母点Mjに画像MPjの中心を配置してコラージュ画像を作成する。ここで、画像配置プログラム134は、配置時における画像MPjの大きさを、例えば次式に従って算出することが可能である。
Figure 0006268891
ここで、WWj,HHjは配置時の画像MPjの幅及び高さ、Wj,Hjは入力時の画像MPjの幅及び高さ、αは係数、Sjはボロノイ領域VAjの面積である。
(8a)〜(8c)式では、配置時の画像MPjのサイズ(WWj×HHj)がボロノイ領域VAjの面積Sjに等しくなるように、入力時の画像MPjを倍率αで拡大(又は縮小)していることが理解できる。配置時の画像MPjの幅WWjと高さHHjを示す式は、画像のアスペクト比Aj(=Wj/Hj)を用いて次式に書き換えることができる。
Figure 0006268891
更に、(9a),(9b)式を以下のように拡張してもよい。
Figure 0006268891
ここで、βは任意のスケーリング係数である。(10a),(10b)式によれば、配置時の画像MPjのサイズ(WWj×HHj)が、ボロノイ領域VAjの面積Sjのβ2倍となる。スケーリング係数βとしては、1未満の値が好ましく、0.9程度の値が特に好ましい。なお、発明者が画像配置を試行した結果、スケーリングβの値として約0.9を用いると、各画像の重なり具合や、余白の大きさの具合が良好なものにできた。
図7は、コラージュ画像における画像の配置順番を説明する説明図である。本実施形態においては、コラージュ画像を構成する任意の2つの画像MPi,MPjの重なり順を決定する際に、重なった部分の面積Rijと、2つの画像のMPi,MPjの配置時の面積Ri,Rjとに基づいて以下のように判断する。
(1)Rij/Ri≧Rij/Rjのとき:画像MPiを前面に配置する。
(2)Rij/Ri<Rij/Rjのとき:画像MPjを前面に配置する。
換言すれば、任意の2つの画像MPi,MPjのうち、配置時の面積(画像サイズ)がより小さい方の画像を前面に配置する。この場合、図7(a)に例示するように、より後ろ側(下側)に配置される画像MPiの一部が、前面に配置される画像MPjに隠されるが、それぞれの画像の認識性が過度に悪くなることがない。逆に、配置時の面積の大きな画像MPiを前面に配置してしまうと、面積の小さな画像MPjの遮蔽される割合が多くなるので、その画像MPjの認識性が悪くなる。図7(b)の例では、5つの画像MP1〜MP5が、配置時の面積が小さいほど前面に配置されている。このようにすれば、より小さな画像がより前面に配置されるので、各画像の視認性が悪くならないようにできる。
図2のステップS190では、コラージュ画像作成プログラム130は、作成されたコラージュ画像を表示部150に表示する。ステップS200では、コラージュ画像作成プログラム130は、作成されたコラージュ画像を再編集するか、否かをユーザーに問い合わせる。再編集しない場合には、コラージュ画像作成プログラム130は、処理をステップS210に移行し、コラージュ画像の作成を完了する。再編集する場合には、コラージュ画像作成プログラム130は、処理をステップS205に移行する。ステップS205では、ユーザーからの追加編集を受け付ける。その後、コラージュ画像作成プログラム130は、処理をステップS140に移行し、同様の処理を実行する。この結果、ボロノイ分割処理が再度実行されて、コラージュ画像が再作成され、再表示される。従って、ユーザーが追加編集を行う度に、それに応じて変更されたコラージュ画像が得られる。
ステップS205で行われる追加編集の例としては、以下ものがあげられる。
(1)画像の追加、削除:
画像の追加では、ユーザーによる新たな画像の選択と、その画像の回転角度θjや配置サイズの重みQjの指定が実行される。この場合、例えば、ユーザーは、追加の画像を画面上で選択し、選択された画像をコラージュ画像にドラッグアンドドロップすることによって、画像の追加を指示してもよい。また、画像の削除では、ユーザーは、コラージュ画像内の任意の画像を削除対象として選択することによって、当該画像を削除してもよい。1つの画像を追加又は削除すると、他の画像の配置サイズが変更される可能性がある。具体的には、1つの画像を追加すれば、他の画像は小さくなり、1つの画像を削除すれば、他の画像は大きくなる傾向にある。ただし、他の画像のうち、一部の画像しか影響を受けない場合もある。
(2)配置サイズ(大きさ)の変更:
配置サイズの変更では、ユーザーによってコラージュ画像に含まれる画像の配置サイズ(大きさ)が変更される。配置サイズの変更は、例えば、変更したい画像の辺をドラッグすることによって行なわれる。また、コラージュ画像作成装置10がタッチパネルを備えている場合には、タッチパネルに2本の指を乗せ、画像を拡大、縮小する「ピンチ操作」によって配置サイズを変更してもよい。ピンチ操作は、画像を拡大する操作(ピンチアウト操作、ピンチオープン操作などと呼ばれる)と、画像を縮小する操作(ピンチイン操作、ピンチクローズ操作などと呼ばれる)と、を含んでいる。また、配置サイズの重みQjを変更することで、配置サイズを変更してもよい。1つの画像の配置サイズを変更すると、他の画像の配置サイズも変更される可能性がある。具体的には、1つの画像を大きくすれば、他の画像は小さくなり、1つの画像を小さくすれば、他の画像は大きくなる傾向にある。ただし、他の画像のうち、一部の画像しか影響を受けない場合もある。
(3)回転角度θjの変更:
コラージュ画像中の画像の回転角度θjが変更されると、コラージュ画像中のその画像に対応するボロノイ領域の形状がこれに応じて変更される。但し、他の画像の形状もこれに応じて変更される。
(4)配置位置の変更:
コラージュ画像中の画像を移動させることによって、画像の配置位置を変更しても良い。配置位置の変更の指示は、例えば、ユーザーが、コラージュ画像の画面上において、任意の1つの画像MPiを他の任意の画像MPjの位置にドラッグアンドドロップすることにより、それらの画像MPi,MPjの位置の交換を指示することによって実現可能である。
図8は、追加編集によって配置サイズの重みQjを変更した場合を説明する説明図である。この例では、画像MP2の配置サイズの重みQjを1.0から1.6に変更している。この場合、上記の図2で説明した処理により、ボロノイ分割処理が再度実行され、画像MP1〜MP5が再配置される。図6のコラージュ画像と比較すると、画像MP2が大きくなった分、他の画像MP1,MP3〜MP5は小さくなっている。また、図8では、画像の重なり順も、図6のコラージュ画像から変わっている。
以上、本実施形態によれば、画像のアスペクト比と、回転角度と、配置サイズの重みとをパラメーターとして含む距離関数を用いた重心ボロノイ分割を実行して、画像の配置位置を決定することが可能となる。なお、画像のアスペクト比と、回転角度と、配置サイズの重みと、のパラメーターは、必要なパラメーターのみを適宜用いてもよい。すなわち、画像のアスペクト比と、回転角度と、配置サイズの重みと、のパラメーターのうち、1つ又は2つを用いてもよい。また、パラメーターを1つも用いなくてもよい。また、コラージュ画像に配置される画像に対して、配置位置、回転角度、配置サイズ、のうちの少なくとも1つが変更されたときに、当該変更に応じて、他の画像も含めたすべての画像の配置を変更して、コラージュ画像を再作成することが可能となる。また、コラージュ画像を構成する画像の追加又は削除による変更に応じて、他の画像も含めたすべての画像の配置を変更して、コラージュ画像を再作成することが可能となる。すなわち、コラージュ画像を構成する画像の追加又は削除による変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置位置の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の回転角度の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置サイズの変更と、のうちの少なくとも1つの変更に応じて、複数の画像の配置の決定を再度実行してコラージュ画像を再生成することが可能となる。
上記実施形態においては、(7)式の距離関数d(x,y)jを使用したが、更に、(7)式を次式に一般化することも可能である。
Figure 0006268891
ここで、f1(Aj)は、アスペクト比Ajに対して正の相関を有する正の値を与える関数であり、f2(Aj)は、0でない正の定数、又は、アスペクト比Ajに対して正の相関を有する正の値を与える関数である。また、前述したように、x,yは母点Mjを原点とした座標系における任意の点の座標、θjは画像の回転角度(正立状態から時計回りに測った角度)、Qjは画像の配置サイズの重みである。
1(Aj)としては、例えば、アクペクト比Ajの2乗や、アクペクト比Ajの平方根などを使用してもよい。f2(Aj)も同様である。また、f2(Aj)として、定数である1.0を使用してもよい。画像のアスペクト比Ajに応じて、そのボロノイ領域の広がりを変更することが可能である。
なお、ユークリッド距離の代わりにマンハッタン距離を使用してもよい。この場合には、上記式(11)の代わりに次式を使用することができる。
Figure 0006268891
第2の実施形態:
図9は、第2実施形態において使用する画像の配置の決定アルゴリズムの説明図である。ここでは、個々の画像MPjに対応する楕円ELjが利用される。この楕円ELの2本の径L1j,L2jは、画像MPjのアスペクト比Ajと配置サイズの重みQjとに応じて決定される。例えば、L1j=Qj×√Aj,L2j=Qj/√Ajと設定することができる。また、初期状態では、各楕円ELjの中心Ojは、キャンバス200内の任意の位置に配置可能である。なお、L1j,L2jは、楕円ELjの長軸、短軸に相当する。図9ではL1jが長軸、L2jが短軸である。ただし、L2jが長軸、L1jが短軸であってもよい。また、楕円ELは、必ずしも楕円である必要はなく、L1j=L2jの関係を満たす円(真円、正円とも呼ばれる)であってもよい。
これらの楕円ELjの配置は、例えば、以下の制約の下で収束するように繰り返し計算が行われる。
<制約1>各楕円ELjの全体が、キャンバス200の内部に収まる。
<制約2>各楕円ELjは、他の楕円と重なり合わず、互いに離間する。
<制約3>各楕円ELjは、他の個々の楕円との間の最短距離の2乗に反比例した反発力を受ける。
<制約4>各楕円ELjは、キャンバス200の4本の枠線のそれぞれからの最短距離の2乗に反比例した反発力を受ける。
このような楕円の配置決定処理は、第1実施形態におけるボロノイ分割処理の代わりに利用可能である。楕円の配置決定処理が収束すると、図9の下段に示すように、各楕円ELjが、他の楕円及びキャンバス200の枠からそれぞれ適度に離間した配置結果が得られる。その後、各楕円ELjの中心Ojに画像MPjの中心を配置することによって、第1実施形態の図6の下部に示したものと同様のコラージュ画像を得ることが可能である。
また、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、追加編集として、(1)画像の追加又は削除と、(2)配置サイズの変更と、(3)回転角度θjの変更と、(4)配置位置の変更と、のうちの少なくとも1つ以上の変更を行い得るようにすることが好ましい。このような追加変更がユーザーによって行われると、上述した楕円の配置決定処理が再度実行されて、画像の位置が再調整される。
この第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、各画像のアスペクト比Ajと、回転角度θjと、配置サイズの重みQjとをパラメーターとする配置アルゴリズムに従って、画像の配置を決定することが可能である。また、コラージュ画像が一端作成された後に、コラージュ画像の中における画像の配置位置と、画像の回転角度θjと、配置サイズの重みQjと、のうちの少なくとも1つを変更すると、これに応じて画像の配置が再計算されてコラージュ画像が再作成される。この結果、ユーザーが、好みのコラージュ画像が得られるように各種の編集項目やパラメーターを適宜変更することが可能である。なお、画像の配置を決定するアルゴリズムとしては、上述したもの以外の種々のアルゴリズムを利用可能である。
上記各実施形態で明らかにされるコラージュ画像作成プログラムについてまとめると、コラージュ画像作成プログラムは、各画像の回転角度をパラメーターとして含む配置アルゴリズムに従って複数の画像の配置を決定してコラージュ画像を生成する第1の機能と、コラージュ画像を構成する画像の追加又は削除による変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置位置の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の回転角度の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置サイズの変更と、のうちの少なくとも1つの変更に応じて、第1の機能を再度実行してコラージュ画像を再生成させる第2の機能と、をコンピューターに実現させる。なお、第1の機能におけるパラメーターは、上述したように、回転角度以外のパラメーターと置き換えたり、パラメーターそのものを不使用としたりすることもできる。なお、第2の機能とは、換言すれば、コラージュ画像に何らかの変更が生じた際に、第1の機能を再度実行する機能である。したがって、上述した以外の変更に応じて、第1の機能を再度実行する機能であってもよい。
上記各実施形態によれば、コラージュ画像を容易に作成できる。また、画像のパラメーター(例えば、回転角度、アスペクト比)を考慮したコラージュ画像を容易に作成できる。また、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置位置の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の回転角度の変更と、コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置サイズの変更と、のうちの少なくとも1つの変更に応じて、複数の画像の配置の決定を再度実行してコラージュ画像を容易に再生成できる。なお、上記各実施形態において、コラージュ画像作成プログラム130がコラージュ画像を作成したが、コラージュ画像作成は、ハードウェアにより実現されても良い。なお、コラージュ画像作成装置10として、具体的には、パーソナルコンピューター、プリンター、スマートフォン、タブレット端末などが挙げられる。
以上、いくつかの実施形態に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10…コラージュ画像作成装置 100…CPU 110…RAM 120…記憶装置 130…コラージュ画像作成プログラム 132…ボロノイ分割プログラム 134…画像配置プログラム 140…データ入出力部 150…表示部 160…入力部 170…印刷部 200…キャンバス

Claims (2)

  1. 複数の画像を受け付け、ユーザーから指定された画像毎のサイズの指定を受け付ける第1の機能と、
    前記サイズの指定を維持して画像を配置したコラージュ画像を生成する第2の機能であって、前記第1の機能で受け付けた前記サイズの指定を維持しつつ配置位置を変更しながら画像の配置領域の重心とボロノイ分割における母点とが一致する配置位置を探し、当該置位置に画像を配置させてコラージュ画像を生成し、当該置位置を記憶する第2の機能と
    ユーザーから画像毎のサイズの変更を受け付ける第3の機能と、
    変更された前記画像毎のサイズと記憶されている前記置位置から、前記第3の機能で受け付けた前記画像毎のサイズを維持しつつ配置位置を変更しながら画像の配置領域の重心とボロノイ分割における母点とが一致する配置位置を探し、当該置位置に画像を配置させてコラージュ画像を生成する第4の機能と
    をコンピューターに実現させるラージュ画像作成プログラム。
  2. 複数の画像を配置してコラージュ画像を作成するコラージュ画像作成プログラムであって、
    各画像の回転角度をパラメーターとして含む配置アルゴリズムに従って前記複数の画像の配置を決定してコラージュ画像を生成する第1の機能と、
    前記コラージュ画像を構成する画像の追加又は削除による変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置位置の変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の回転角度の変更と、前記コラージュ画像に含まれる画像のうち少なくとも1つの画像の配置サイズの変更と、のうちの少なくとも1つの変更に応じて、前記第1の機能を再度実行してコラージュ画像を再生成させる第2の機能と、
    前記第1の機能は、各画像のアスペクト比と回転角度とをパラメーターとして含む配置アルゴリズムに従って前記複数の画像の配置を決定してコラージュ画像を生成する機能をコンピューターに実現させ、
    前記配置アルゴリズムは、前記画像のアスペクト比と回転角度とをパラメーターとして用いた重み付け距離関数を用いた重心ボロノイ分割であり、
    前記重み付け距離関数は、以下のいずれかの式で与えられる:
    Figure 0006268891
    ここで、x,yはボロノイ領域の母点を原点とした座標系における任意の点の座標、θjは画像の回転角度、Qjは画像の配置サイズの重み、f1(Aj)はアスペクト比Ajに対して正の相関を有する正の値を与える関数、f2(Aj)は0でない正の定数、又は、アスペクト比Ajに対して正の相関を有する正の値を与える関数である、
    コラージュ画像作成プログラム。
JP2013209934A 2013-10-07 2013-10-07 コラージュ画像作成プログラム、コラージュ画像作成方法、及びコラージュ画像作成装置 Active JP6268891B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013209934A JP6268891B2 (ja) 2013-10-07 2013-10-07 コラージュ画像作成プログラム、コラージュ画像作成方法、及びコラージュ画像作成装置
US14/482,602 US9275486B2 (en) 2013-10-07 2014-09-10 Collage image creating method and collage image creating device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013209934A JP6268891B2 (ja) 2013-10-07 2013-10-07 コラージュ画像作成プログラム、コラージュ画像作成方法、及びコラージュ画像作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015075809A JP2015075809A (ja) 2015-04-20
JP6268891B2 true JP6268891B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=52777011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013209934A Active JP6268891B2 (ja) 2013-10-07 2013-10-07 コラージュ画像作成プログラム、コラージュ画像作成方法、及びコラージュ画像作成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9275486B2 (ja)
JP (1) JP6268891B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105227811A (zh) * 2014-06-30 2016-01-06 卡西欧计算机株式会社 图像生成装置以及图像生成方法
JP6441046B2 (ja) * 2014-11-26 2018-12-19 三菱製紙株式会社 光透過性導電材料
JP6640692B2 (ja) * 2016-09-30 2020-02-05 富士フイルム株式会社 画像レイアウト装置,画像レイアウト方法およびそのプログラム
US10582189B2 (en) 2017-02-01 2020-03-03 Conflu3nce Ltd. System and method for generating composite images
US11158060B2 (en) 2017-02-01 2021-10-26 Conflu3Nce Ltd System and method for creating an image and/or automatically interpreting images
US11176675B2 (en) 2017-02-01 2021-11-16 Conflu3Nce Ltd System and method for creating an image and/or automatically interpreting images
JP7271837B2 (ja) * 2019-05-14 2023-05-12 株式会社竹中工務店 建物空間設計支援装置、建物空間設計支援方法及び建物空間設計支援プログラム
US11615507B2 (en) * 2020-04-29 2023-03-28 Adobe Inc. Automatic content-aware collage
GB2605147B (en) * 2021-03-23 2023-04-19 Sphere Res Ltd Arranging digital images

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2584105B2 (ja) 1990-05-31 1997-02-19 松下電器産業株式会社 画像編集処理方法
EP0726543B1 (en) * 1995-02-07 2003-09-10 Canon Kabushiki Kaisha Image processing method and apparatus therefor
US7155033B1 (en) * 1999-02-01 2006-12-26 Thomson Licensing Coarse representation of visual object's shape for search/query/filtering applications
JP2002262057A (ja) 2001-03-01 2002-09-13 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像レイアウト装置、記録媒体、およびプログラム
JP3870834B2 (ja) 2002-05-08 2007-01-24 セイコーエプソン株式会社 画像自動レイアウト装置及び同装置におけるレイアウト枠決定方法、並びに自動レイアウトプログラム
JP4280656B2 (ja) 2003-06-20 2009-06-17 キヤノン株式会社 画像表示装置およびその画像表示方法
JP4682254B2 (ja) 2003-06-20 2011-05-11 キヤノン株式会社 画像表示方法および画像処理装置
US7620267B2 (en) * 2006-04-28 2009-11-17 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Collage generation with occlusion costing
US7848596B2 (en) * 2006-05-24 2010-12-07 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Templated collage generation with occlusion costing
US7961938B1 (en) * 2006-06-30 2011-06-14 Adobe Systems Incorporated Finding and structuring images based on a color search
US8144919B2 (en) * 2006-09-22 2012-03-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Annealing algorithm for non-rectangular shaped stained glass collages
JP2008129702A (ja) 2006-11-17 2008-06-05 Canon Inc 情報処理装置および制御方法および制御プログラム
US7576755B2 (en) * 2007-02-13 2009-08-18 Microsoft Corporation Picture collage systems and methods
US8135182B2 (en) * 2008-04-22 2012-03-13 Eastman Kodak Company Method for creating photo cutouts and collages
US20100063876A1 (en) * 2008-09-11 2010-03-11 Gm Global Technology Operations, Inc. Algorithmic creation of visual images
JP2010117950A (ja) 2008-11-13 2010-05-27 Canon Inc レイアウト編集装置及びレイアウト編集方法
US20100321405A1 (en) * 2009-06-22 2010-12-23 Vistaprint Technologies Limited Method and system for dynamically arranging multiple product images in a preconfigured panel on an electronic display
WO2011027511A1 (ja) * 2009-09-02 2011-03-10 株式会社 東芝 白色ledおよびそれを用いたバックライト並びに液晶表示装置
JP2011113509A (ja) 2009-11-30 2011-06-09 Toshiba Corp 部品レイアウト方法及び部品レイアウトシステム
US9153056B2 (en) * 2013-03-07 2015-10-06 Shutterfly, Inc. Adaptive and fast image collage creation
JP5574438B2 (ja) * 2011-03-16 2014-08-20 国立大学法人東北大学 画像表示装置、画像表示方法及びコンピュータプログラム
JP5787644B2 (ja) 2011-07-01 2015-09-30 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
US20130026223A1 (en) * 2011-07-28 2013-01-31 Thomas Joseph Murray Selecting images using machine-readable codes
US9582610B2 (en) * 2013-03-15 2017-02-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Visual post builder

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015075809A (ja) 2015-04-20
US9275486B2 (en) 2016-03-01
US20150098664A1 (en) 2015-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6268891B2 (ja) コラージュ画像作成プログラム、コラージュ画像作成方法、及びコラージュ画像作成装置
JP4203779B2 (ja) 表示要素立体化装置及びその方法
US8977077B2 (en) Techniques for presenting user adjustments to a digital image
JP2010182150A (ja) 顔の特徴部位の座標位置を検出する画像処理装置
US20190295217A1 (en) Digital image transformation environment using spline handles
US9889609B2 (en) Matching the scale of independent objects or intelligently scaling objects when 3D printing
CN103945127A (zh) 一种拍照的方法及终端
JP6025427B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2022527454A (ja) シミュレーションを用いた添加剤製造のための過熱を予測するためのシステムおよび方法
JP4710694B2 (ja) トリミング装置およびその方法並びにコンピュータプログラム
US20220088880A1 (en) Systems and methods for processing parameter selection for additive manufacturing using simulation
JP6598546B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
WO2021161513A1 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、および画像処理プログラム
US20220130086A1 (en) Digital Content Editing using a Procedural Model
JP5735395B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム
JP5719271B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム
JP2014178905A (ja) 画像表示装置、画像表示方法およびプログラム
WO2023037447A1 (ja) 画像処理装置、方法およびプログラム
JP2019133352A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2008301274A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
WO2015145670A1 (ja) ユーザインターフェース画面作成装置およびユーザインターフェース画面作成プログラム
US20150242377A1 (en) Logical structure-based document navigation
JP2024042612A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
WO2014038217A1 (ja) テクスチャ描画支援装置
JPH11259669A (ja) 動画像作成方法および動画像作成プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150113

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160617

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160624

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160923

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6268891

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150