JPH11259669A - 動画像作成方法および動画像作成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

動画像作成方法および動画像作成プログラムを記録した記録媒体

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JPH11259669A
JPH11259669A JP5516098A JP5516098A JPH11259669A JP H11259669 A JPH11259669 A JP H11259669A JP 5516098 A JP5516098 A JP 5516098A JP 5516098 A JP5516098 A JP 5516098A JP H11259669 A JPH11259669 A JP H11259669A
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壮四郎 葛貫
Keiko Gunji
圭子 郡司
Masaki Nakagawa
正樹 中川
Takeshi Kokuni
健 小國
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動きが滑らかで複雑に変化する動画を簡単に
作成することができるようにする。 【解決手段】 動画像の元となるコマ画像を入力する画
面212及び画面213を、平面的に同時に入力および
編集ができるようにレイアウトし、コマ画像を構成する
線画の対応付けをストローク毎に行い、対応関係にある
線画を構成する筆点座標の対応付けを行い、対応関係に
ある筆点座標を結ぶ直線を入力画像の間に生成する中間
画の作成数で分割する点の座標を算出し、同じ分割グル
ープの座標点を順に接続した中間線を生成し、この中間
線を入力画像の間に再生する中間画として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像を作成する
動画像作成方法及び動画像作成プログラムを記録した記
録媒体に係り、特に、コンピュータを用いて、動画の元
になる複数枚のスケッチを入力し、そのスケッチに基づ
いて、形状や位置がダイナミックに変化する動画像を作
成する動画像作成プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】アニメーション等の動画を作成する方法
としては、連続した複数枚の絵を描き、これを1コマず
つ切り替えて表示することにより、動いているように見
せるコマ割方法が一般的である。最近のインターネット
に利用されているGIFアニメーションもその一例であ
る。
【0003】このコマ割方法では、多数のコマの作成に
手間がかかるという欠点がある。このような作成の手間
を軽減するために、任意の連続した2コマの間を補完す
るコマ(中間画)を自動生成するシステムが、計測自動
制御学会第12回ヒューマンインタフェース部会シンポジ
ウム(1996.10.22-25)の3211発表論文「手書きによる簡
易動画システムの開発」(p.581〜p.586)に記載されて
いる。このシステムは、筆順を利用して2コマのストロ
ーク同士を自動で対応付けることによって、中間画の自
動生成を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記論
文に記載されたシステムでは、コマ画像入力画面が一つ
しか用意されていなかったので、シナリオ作成を、ペー
ジめくりながら作成する必要があり、思考の連続性が損
なわれるという問題点があった。また、動画作成に当た
って、筆順に対応させて中間画を生成するが、ストロー
ク数が多いものについては、筆順の対応が分かりずらい
という問題があった。さらに、2コマ間の中間画の生成
は、指定された数で均一に分割されているため、分割の
方法に柔軟性がなく、ダイナミックな動画表現ができな
いという問題があった。
【0005】本発明の目的は、作成者が意図した複雑な
動きをし、かつ意図した形状にダイナミックに変化する
動画像を簡単に作成することができる動画像作成方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の動画
像作成方法は、時間的に前後関係にある少なくとも2コ
マの画像を入力して形状が時間的に変化する動画像を作
成する動画像作成方法において、前記2コマの画像を、
平面的に同時に入力および編集ができるようにレイアウ
トし、前記2コマで作成した線画の対応付けをストロー
ク毎に行い、対応関係にある線画を構成する筆点座標の
対応付けを行い、対応関係にある筆点座標を結ぶ直線を
前記入力画像の間に生成する中間画の作成数で分割する
点の座標を算出し、同じ分割グループの座標点を順に接
続した中間線を生成し、生成された中間線を前記入力画
像の間に再生する中間画として出力することを特徴とす
る。これにより、2つの画面を見ながら動画像の元とな
るコマ画像を容易に作成することができる。
【0007】前記第1の動画作成方法において、前記線
画の対応付けは、筆順に従って行い、未対応のストロー
クは、筆順の順番に、強調表示を行うようにしてもよ
い。ここでの強調表示とは、例えば、ブリンキング、線
色変更、筆順トレース等の、対象ストロークと他のスト
ロークとが区別できるようにするストロークの表示方法
をいう。これにより、次に入力するストロークに対応す
る前(又は後)のコマ画像のストロークが容易に把握す
ることができ、動画像の元となるコマ画像の作成が容易
となる。
【0008】また、本発明に係る第2の動画像作成方法
は、時間的に前後関係にある少なくとも2コマの画像を
入力して形状が時間的に変化する動画像を作成する動画
像作成方法において、前記2コマで作成した線画の対応
付けをストローク毎に行い、対応関係にある線画を構成
する筆点座標の対応付けを行い、対応関係にある筆点座
標を結ぶ直線を前記入力画像の間に生成する中間画の作
成数で分割する際、所定の分割密度をもとに分割座標を
計算し、その座標点を順に接続した中間線を生成し、生
成された中間線を前記入力画像の間に再生する中間画と
して出力することを特徴とする。
【0009】前記第1又は第2の動画像作成方法におい
て、前記線画の対応付けは、ストロークの位置関係が近
いもの同士を対応させるようにしてもよい。更に、前記
線画の対応付けは、ストロークの長さの順番に行い、前
記ストロークの位置関係は、ストロークの重心を基準に
判断するようにしてもよい。これにより、筆順を気にす
ることなく、簡便に、自然な動きをするアニメーション
の作成を行うことができる。
【0010】また、本発明に係る第1のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体は、時間的に前後関係にある少な
くとも2コマの画像を入力して形状が時間的に変化する
動画像を作成する動画像作成プログラムであって、前記
2コマの画像を、平面的に同時に入力および編集ができ
るようにレイアウトするステップと、前記入力画像を構
成する線画の対応付けをストローク毎に行うステップ
と、対応関係にある線画を構成する筆点座標の対応付け
を行うステップと、対応関係にある筆点座標を結ぶ直線
を前記入力画像の間に生成する中間画の作成数で分割す
る点の座標を算出するステップと、同じ分割グループの
座標点を順に接続した中間線を生成し、この中間線を前
記入力画像の間に再生する中間画として出力するステッ
プとからなることを特徴とする動画像作成プログラムを
記録している。
【0011】この場合に、前記線画の対応付けは、筆順
に従って行われ、未対応のストロークを、筆順の順番
に、強調表示をするステップを更に有するようにしても
よい。
【0012】また、本発明に係る第2のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体は、時間的に前後関係にある少な
くとも2コマの画像を入力して形状が時間的に変化する
動画像を作成する動画像作成プログラムであって、前記
2コマで作成した線画の対応付けをストローク毎に行う
ステップと、対応関係にある線画を構成する筆点座標の
対応付けを行うステップと、対応関係にある筆点座標を
結ぶ直線を前記入力画像の間に生成する中間画の作成数
で分割する際、設定された分割密度をもとに分割座標を
計算するステップと、その座標点を順に接続した中間線
を生成し、この中間線を前記入力画像の間に再生する中
間画として出力するステップとからなることを特徴とす
る動画像作成プログラムを記録している。
【0013】前記第1又は第2の記録媒体において、前
記線画の対応付けは、ストロークの位置関係が近いもの
同士を対応させるようにしてもよい。更に、前記線画の
対応付けは、ストロークの長さの順番に行い、前記スト
ロークの位置関係は、ストロークの重心を基準に判断す
るようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面により詳細に
説明する。
【0015】図1は、本発明による動画像作成システム
の実施の形態を示すシステム構成図である。同図に示す
ように、この動画像作成システムは、表示一体型液晶タ
ブレット(以下、タブレットと略記)1と、ペン2と、
データ処理装置3を備えている。
【0016】タブレット1は、動画像の元になるコマの
画像(静止画)を入力すると共に、入力されたコマの画
像に基づいて生成される動画像を表示するものである。
ペン2は、タブレット1の描画面で動画像の元になるコ
マの画像を描画入力するためのものである。
【0017】タブレット1およびペン2は、ペン2によ
るタブレット1への筆点を、例えば電磁結合度の差異に
よって検出する方式のもので構成されている。なお、他
の方式、例えば、感圧式あるいは静電容量方式のものを
用いることもできる。要するに、描画面を所定速度でサ
ンプリングし、ペン2で描画を行った際に、筆点の座標
(2次元座標)を順次出力するものであればよい。所定
速度でサンプリングされた筆点座標については、手ブレ
などのノイズを軽減するため、座標間隔が等間隔になる
ようリサンプリングされたり、また、スプライン関数を
用いたスムージング処理等の座標補正処理がなされる。
【0018】データ処理装置3は、タブレット1と接続
されていて、タブレット1及びペン2によって入力され
たコマ画像から動画を作成するものであり、例えば、パ
ーソナルコンピュータ等の計算機で構成される。図1に
示すように、データ処理装置3は、筆点座標データ入力
処理部31、動画データ記憶部32、中間画作成処理部
33、動画再生表示処理部34、表示管理部35、動画
編集処理部36、動画入力部37、動画出力部38、イ
ンターネットブラウザ部42とを備えている。また、こ
のデータ処理装置3は、作成した動画像に関するファイ
ルを格納する動画ソースファイル39、動画表示ファイ
ル40、動画データファイル41を備えている。
【0019】筆点座標データ入力処理部31は、タブレ
ット1から出力される筆点の座標データを順次取り込
み、動画データ記憶部32に格納するものである。中間
画作成処理部33は、少なくとも2コマの入力画像に基
づき、その入力画像の間を補完する中間画を作成するた
めに、2つのコマの筆点の対応付けを行い、その結果を
動画データ記憶部32に記憶させるものである。
【0020】動画再生表示処理部34は、動画データ記
憶部32に記憶された入力画像(動画オブジェクト)を
読出し、それに基づいて、中間画を自動生成する事によ
って、入力画像及び中間画から構成される動画の再生を
行うものである。
【0021】表示管理部35は、タブレット1における
入力・表示画面の内容を1コマずつ切り替えたり、動画
再生処理部34により出力される動画像データを動画像
としてタブレット1の表示画面に表示させるものであ
る。
【0022】動画入力部37は、動画ソースファイル3
9を読み込み、それを動画オブジェクトに変換して、動
画データ記憶部32に記憶させるものである。動画出力
部38は、3つの異なるファイルを出力するもので、1
つは、前述の動画ソースファイル39で、例えば、Ja
va形式のファイル(Javaソース・ファイル)であ
る(Javaは、米国 Sun Microsystems, Inc.の商
標)。あとの2つは、インターネットブラウザ部42で
参照するファイルで、動画表示ファイル40及び動画デ
ータファイル41である。動画表示ファイル40は、例
えば、HTML形式のファイルである。動画表示ファイ
ル40の例を図2に示す。一方、動画データファイル4
1は、例えば、JavaアプレットでCLASS形式の
ものである。このように、本システムでは、動画出力部
38が、インターネットブラウザ用のデータを出力する
ので、動画ファイルのホームページでの利用が容易にな
る。
【0023】以下、このように構成された動画像作成シ
ステムの動作について説明する。
【0024】図3は、動画作成システムの画面構成を示
すものである。同図に示すように、本システムは、2コ
マを平面上に同時に表示し、編集およびその2コマの間
での動画再生をできるように構成したことに特徴があ
る。
【0025】同図に示した201は、動画像作成システ
ムのタイトルを表示する部分で、“Hands手書きアニメ
ーションエディタ”と表示されている。
【0026】202〜204は、ファイル操作に関する
メニューである。202は、新規ファイルを開くとき、
203は、既に作成してあるファイル(動画ソースファ
イル39)を開く場合、204は、出来上がった動画フ
ァイルを格納する場合のメニューである。
【0027】“開く”メニュー203をクリックする
と、読み出し対象ファイルを指定するためのウインドウ
が現れ、ユーザによって指定されたファイルを動画ソー
スファイル39から読み出してくる。また、“保存”メ
ニュー204をクリックすると、図1の動画出力部38
が起動され、ユーザが指定したファイル名、又は、シス
テムが自動的に設定したファイル名で、動画オブジェク
ト・データを所定の形式に変換して、動画ソースファイ
ル39、動画表示ファイル40、動画データファイル4
1に格納する。
【0028】205は、全てのコマ作成を終了して、全
体的としてどのような動画ができたかを確認するための
メニューである。なお、現在表示されている2コマの間
で動画再生状態を確認するときは、後述する“2コマ再
生”メニュー216を利用する。
【0029】206、207は、コマ画面を制御するも
ので、“前へ”と“次へ”がある。本システムでは、最
大10コマ分の入力用コマが設けられている。この10
コマの内、現在表示されている2コマに替えて、1つ前
の2コマ、又は、1つ後の2コマを表示させるように画
面を制御するメニューである。例えば、第1コマ目と第
2コマ目が表示されているときに(図3、図4の状
態)、“次へ”メニュー207をクリックすると、第2
コマ目及び第3コマ目が表示されるようになる(図5の
状態)。
【0030】208は、ファイルの格納先を指定した
り、動画データファイル41を作成するための環境(例
えば、インターネットブラウザ用のデータを生成するに
ために必要なツール群のあるディレクトリ)を指定する
ための“設定”メニューである。209は、この動画像
作成システムを終了させる“終了”メニューである。
【0031】210、211は、現在画面上に表示され
ているコマの番号を示すコマ番号であり、212、21
3は、コマ番号に対応するコマ画像入力・表示画面であ
る。上述したように、本システムでは、最大10コマの
入力画面を用意しているので、それにあわせて、コマ番
号も1〜10まである。なお、10個全てのコマの画面
を入力する必要はなく、途中の番号で終了しても構わな
い。
【0032】214は、2つのコマ間で中間画を作成す
る際の分割密度分布を定義するためのメニューである。
この実施形態においては、分割密度分布として、「等密
度」、「前高密度」、「中間高密度」、「後高密度」の
4種類の設定が行える。等密度とは、現在入力している
2コマの間の中間画を作成する際に、2コマの間を均等
に分割するもので、2つの画像の間で平均的に中間画が
生成される。前高密度は、前の入力画像に近いところで
多くの中間画を生成するもので、前の画像の近くでゆっ
くり木目細かく動画再生されることになる。中間高密度
は、2つの入力画像の中間に位置するところを高密度に
分割するもので、前後の画像は早く、中間部分の画像が
ゆっくり木目細かく再生されることになる。一方、後高
密度は、後ろの画像に近いところを多く分割するもの
で、後ろのコマの近くで画像がゆっくり木目細かく再生
されることになる。このように、本実施形態において
は、分割密度を変えることができるので、中間画の生成
にダイナミック性を持たすことができる。なお、ここで
は、分割密度を4種類にしたが、これに限られず、連続
的に設定するように構成しても良い。
【0033】215は、2つの入力画像(画面212、
213)の間に生成する中間画のコマ割り数を定義する
ものである。図2は、10コマを指定した場合を示して
いる。なお、コマ数を増やせば、スムーズな動きが、コ
マ数が少なくするとスピーデイな動きが表現できる。つ
まり、本実施形態においては、中間画は、分割密度(分
布)の設定とコマ数の設定に応じて生成される。この中
間画生成方法については後述する。ここで、メニュー2
14、215の横に示されている上下の矢印は、それぞ
れ、分割密度の変更、コマ数の増減を行うためのものあ
る。
【0034】216は、前述したように、入力された2
コマの間を埋める中間画像を生成して、画面212に入
力(表示)された画像から画面213に入力(表示)さ
れた画像へ変化する動画の再生を行うためのメニューで
ある。これにより、中間画の出来具合を確めることがで
きる。もし、不具合がある場合、望みの中間画が得られ
るように、入力画像を修正する。なお、動画再生は、ユ
ーザから中止の指示があるまで、繰り返し行われる。
【0035】217〜219は、入力画像の編集作業用
メニューである。メニュー217は、画面212に対す
る編集操作を指定し、メニュー219は、画面213に
対する編集操作を指定するためのものである。また、2
18は、線画の太さと色を指定するもので、2つの画面
212及び213で共通に使用するものである。メニュ
ー217の“選択”メニューは、画面212のストロー
ク(線画)を選択するモードに移行するためのものであ
って、選択モードにおいては、対象ストロークをペン2
でタッチするとタッチされたストロークが選択される。
選択されたストロークは“カット”、“コピー”、“ペ
ースト”などのメニューを用いて同じコマ画面もしく
は、他のコマ画面に編集操作ができる。一方、“入力”
メニューを選ぶと、新規のストロークを入力することが
できる入力モードに移行する。“アンドー”メニュー
は、直前の操作を取り消すためのメニューである。21
9は、画面213のモード及び処理を選択するためのも
ので、217と同じものである。
【0036】次に、本システムによる動画作成方法につ
いて、具体的に説明する。
【0037】図4は、新規に動画を作成するために、動
画を規定するコマ画像を作成する場合の画面の例であ
る。本システムの動作を簡単に説明するため、三日月か
ら満月までの月が左下から、右上に移動しながら変化し
ていくアニメーション(動画)を考えてみる。実際に入
力するコマ数は3個分で、それらの間の中間画は、本シ
ステムで自動生成する。
【0038】まず、“新規”メニュー202をクリック
して、新規ファイルを開く。次に、編集メニュー217
の“入力”をクリックし、左側の入力画面(1コマ目)
に、ストローク601を入力し、続けて、ストローク6
02を入力する。その後、右側の入力画面(2コマ目)
にも、同様にストローク605および606を入力す
る。
【0039】この時、まず、ストローク601を入力す
ると、そのストローク601が画面上でブリンク表示さ
れる。これは、現在の状態で、右側の入力画面(2コマ
目)にストロークを入力した場合に、対応することにな
る左側の入力画面(1コマ目)のストロークをユーザに
明示するものである。従って、上述したように、続け
て、左側の入力画面(1コマ目)にストローク602を
入力しても、ストローク601に対応するストロークが
右側の入力画面(2コマ目)に入力されるまでは、スト
ローク601はブリンクした状態が維持される。次に、
右側の入力画面(2コマ目)にストローク605が入力
されると、ストローク601に対応するストロークが入
力されたことになるので、今度は、ストローク602が
ブリンク表示されることになる。このように、筆順に基
づいて、未対応ストロークをブリンクさせることで、こ
れから入力するストロークが、前(又は後)のコマのど
のストロークに対応するものであるのかがユーザにわか
るようにしているので、次コマの画像入力が容易にな
る。これは、ストローク数が多い線画の場合、特に有効
である。なお、図4に示した画面では、分割密度を「等
密度」に、入力された2コマから生成される中間画のコ
マ数を「10」コマと設定している。
【0040】図4に示した画面において、“次へ”メニ
ューをクリックすると、図5に示すように、2コマ目と
3コマ目の画面が現れる。ここでは、2コマ目は既に入
力済みであるので、3コマ目のストローク705、70
6を入力する。
【0041】この場合、まず、右側入力画面(3コマ
目)が未入力の状態では、ストローク701がブリンク
表示される。これによって、これから、右側画面(3コ
マ目)に入力しようとするストロークに対応する左側画
面(2コマ目)のストロークは、ストローク701であ
ることをユーザに明示する。次に、ストローク705の
入力が終了すると、次に右側画面(3コマ目)に入力さ
れるストロークが対応するストローク702がブリンク
表示される。このストローク702に対応するものとし
て、ストローク706が入力されると、未対応ストロー
クがなくなるので、ブリンク表示されるストロークはな
くなる。なお、図5に示した画面では、分割密度は「等
密度」を、動画コマ数は「5」コマを設定している。
【0042】図6は、コマ画像作成時の編集操作例を説
明したものである。具体的には、左側の入力用画面に表
示されている第2コマ目の画像(ストローク801及び
ストローク802)を右側の入力用画面(3コマ目)に
コピーする場合を示している。まず、入力モードから選
択モードに変更するため、“選択”メニュー804をク
リックする。次に、ペン2で、操作対象物801と80
2の全体を選択する。そうすると、選択されたことを示
すマーク803が現れる。ここで、“コピー”メニュー
805をクリックし、続けて、右側の入力用画面(3コ
マ目)用の“ペースト”メニュー810をクリックする
と、複写が行われ、ストローク806、807が右側の
入力用画面に表示される。同様に、位置やサイズを変更
する場合は、操作対象ストローク(群)を選択後、マー
ク内を指定して、ペン2でドラッグする(ひきずる)と
選択ストローク(群)が移動し、マーク上を指定してド
ラッグすると選択ストローク(群)のサイズ変更ができ
る。このような編集操作は、図形の編集と同様である。
このように、既にあるものを編集することで、画面入力
が容易になる。特に、背景画像のように変化しない画面
は他のコマをコピーすることで、簡単に作成することが
できる。
【0043】図7は、本システムで作成されるコマのイ
メージを示したもので、901、902、904は、そ
れぞれ、図4及び図5を使って説明した、ユーザ等によ
って入力される3つのコマ画像を示す。一方、903
は、コマ画像901とコマ画像902とから生成される
中間画を示し、図4に示した設定から、10コマ分の中
間画が等密度で生成されることになる。また、905
は、コマ画像902とコマ画像904とから作成される
中間画を示し、図5に示した設定から、5コマ分の中間
画が等密度で生成されることになる。したがって、90
1から904までにあるコマ数は、生成された中間画も
含めて、18コマとなる。
【0044】図8は、“2コマ再生”メニュー216を
クリックしたときの、画面の状態を示したものである。
“2コマ再生”メニュー216をクリックすると、同図
に示すような再生ウィンドウ1001が現れ、1コマ目
画像1004と2コマ目画像1005とから生成される
動画の再生が行われる。同図では、再生途中の画像10
03が示されている。なお、“閉じる”メニュー100
2をクリックして、再生ウインドウが閉じられるまで、
動画再生は、繰り返し行われる。
【0045】図9は、動画の最小単位である動画オブジ
ェクトの構成を示したものである。この動画オブジェク
トは、ユーザによって入力されるコマ画像に対応して生
成されるもので、動画データ記憶部32に記憶される。
同図に示すように、動画オブジェクトは、それぞれの動
画オブジェクトを区別するための「動画オブジェクトN
o.」1201、動画オブジェクトを構成する直線や曲
線等の各線画を区別するための「線画No.」120
2、各線画を構成する筆点座標列1203、各線画の色
や太さ等の属性1204、各筆点座標に対応する次のコ
マの対応点1205、および分割密度1206とから構
成されている。ここで、次コマ対応点1205は、オブ
ジェクト生成時(コマ画像入力時)には設定されておら
ず、後述するように、中間画を作成する際の中間画作成
処理によって設定される。前後の2コマの間を埋める中
間画については、前後の2コマについての動画オブジェ
クト・データに基づき作成される。
【0046】図10は、データ処理装置3における動画
作成手順を示す基本フロー図である。同図に示すよう
に、データ処理装置3は、ユーザの操作待ち状態で待機
している時、動画作成に関するコマンドが入力されると
(S1301)、そのコマンドに対する処理をプログラ
ムメモリ(不図示)から呼出し、コマンドに対する処理
を実行する(S1302)。ユーザの操作がコマンド入
力操作でなく、タブレット1上の描画操作であった場
合、ペン2による筆点座標データを筆点座標データ入力
処理部31によって読み込み(S1303)、動画デー
タ記憶部32の動画オブジェクトに記憶させる(S13
04)。ユーザによって終了操作が行われた場合(S1
305:Y)、動画作成に関する処理を終了する。
【0047】ここで、動画作成に関するコマンドとして
は、図3に示したメニューに対応して、ペン2の属性
(色及び太さ)を変更する属性変更コマンド(メニュー
218)、動画新規作成コマンド(メニュー202)、
環境設定コマンド(メニュー208)、表示するコマを
変更する表示コマ変更コマンド(メニュー206、20
7)、2コマ間再生コマンド(メニュー216)、中間
画作成時の分割密度及びコマ数設定コマンド(メニュー
214、215)、全コマ再生コマンド(メニュー20
5)、動画ファイル入出力コマンド(メニュー203、
204)、および、コマ画像編集コマンド(メニュー2
17、219)などがある。
【0048】属性変更コマンドが入力された場合、属性
変更処理を呼出し、図9の動画オブジェクトの属性12
04に設定されている属性を、ユーザによるタブレット
1上の入力操作によって新たに指定された属性に変更す
る。
【0049】動画新規作成コマンドが入力された場合、
新規の動画の作成を開始する。一方、環境設定コマンド
が入力された場合は、必要な動作環境の設定処理を行
う。
【0050】表示コマ変更コマンドが入力された場合、
次コマまたは前コマの動画オブジェクトを動画データ記
憶部32から読出してタブレット1の表示画面に表示さ
せ、ユーザによる修正を待ち、タブレット1上の入力操
作によって修正が終了したならば再び動画データ記憶部
32に記憶させる。
【0051】2コマ間再生コマンドが入力された場合、
中間画作成処理を呼出し、ユーザによって指定された前
後2コマの間の中間画を作成し、図8で説明したような
動画再生を行う。詳しくは、前後2コマの間の筆点を筆
順によって対応付ける処理を行い、前コマの動画オブジ
ェクトの次コマ対応点1205に記憶させ、対応付けが
された動画オブジェクトから中間画を自動生成して動画
再生を行う。
【0052】動画オブジェクトの分割密度及びコマ数設
定コマンドが入力された場合、コマの分割密度や中間画
コマ数を入力された表示画面に従って所定の値に設定す
る。例えばコマの分割密度が入力されたならば、その値
を図9に示した動画オブジェクトの分割密度として記憶
させる。
【0053】全コマ再生コマンドが入力された場合、ユ
ーザによって描画された複数コマの動画オブジェクトに
基づいて、指定されたコマ数と分割密度に従って中間画
を自動生成して、タブレット1の表示画面上に動画とし
て再生する。
【0054】動画ファイル入出力コマンドが入力された
場合、動画入力コマンドであるか、動画出力コマンドで
あるかを判定し、動画入力コマンドあれば動画ソースフ
ァイル39からユーザによって指定されたファイル名の
動画ソースファイルを読出し、動画オブジェクトに変換
して、動画データ記憶部32に記憶させる。一方、動画
出力コマンドであれば動画データ記憶部32に記憶され
た複数コマの動画オブジェクトを所定の形式に変換し
て、ユーザから指定されたファイル名で、動画ソースフ
ァイル39、動画表示ファイル40、動画データファイ
ル41に格納する。
【0055】コマ画像編集コマンドが入力された場合
は、各種編集メニューに応じて、編集操作を実施する。
たとえば、動画の削除、複写、アンドーなどの処理をす
る。
【0056】図11は、ユーザの操作手順の例を示すフ
ロー図である。まず、タブレット1上でペン2を用いて
1コマ目の線属性を指定する(S1401)。次に、動
画の最小単位とする動画オブジェクトを入力あるいは編
集をする(S1402)。
【0057】そして、次のコマの動画オブジェクトにつ
いても、同様に、線属性を指定して入力・編集する(S
1403、S1404)。次に、中間画枚数を指定し
(S1405)、分割密度を指定する(S1407)。
次に、2コマ間再生コマンドあるいは全コマ再生コマン
ドを入力し、以上のステップで入力した複数コマの動画
オブジェクトによる動画を再生させる(S1408)。
【0058】以上の繰返しによって動画を作成する。動
画の作成を終了する場合は、終了コマンド(図3のメニ
ュー209)を入力する。これによって動画作成処理が
終了となる(S1409)。
【0059】図12は、データ処理装置3の中間画作成
処理部33における中間画作成処理の手順を示すフロー
図である。時間的に前後関係にある2コマの動画オブジ
ェクトが入力された後、これらの動画オブジェクトの間
の中間画の作成が指示されると、中間画作成枚数n及び
分割密度分布を取得する(S1501)。
【0060】次に、前後関係にある2コマの動画オブジ
ェクトを構成する線画の筆点座標データを動画データ記
憶部32から読み出す(S1502)。そして、まず、
各線画の対応付けを筆順によって行い、更に、各線画毎
に、線画を構成する筆点座標データの全てについての対
応付けを行う(S1503,S1504)。そして、そ
の対応付けの結果を、動画オブジェクトに記憶させる
(S1505)。
【0061】次に、上述のS1503、S1504の処
理について詳しく説明する。
【0062】図13に示すように、右上がりの直線で構
成された動画オブジェクトObj1と、右下がりの直線
で構成された動画オブジェクトObj2との間に4コマ
分の中間画を自動作成する場合、動画オブジェクトOb
j1が反時計廻りで変位することによって動画オブジェ
クトObj2に収束するように見える中間画を作成する
方法と、動画オブジェクトObj1が時計廻りで変位す
ることによって動画オブジェクトObj2に収束するよ
うに見える中間画を作成する方法の2通りの考え方があ
る。ペン2で筆記した際のストロークの始点を「○」印
で示し、終点を「●」印で示すと、動画オブジェクトO
bj1が左下がり方向の筆順であり、動画オブジェクト
Obj2が右下がり方向の筆順であった場合、図13の
左部分に示すように変位する中間画を生成した方が自然
に見える。逆に、動画オブジェクトObj1が右上がり
方向の筆順であり、動画オブジェクトObj2が右下が
り方向の筆順であった場合、図13の右部分に示すよう
に変位する中間画を生成した方が自然に見える。
【0063】本実施形態では、このようなことを考慮
し、筆順によって動画オブジェクトObj1とObj2
を構成する線画の筆点を対応付ける。
【0064】図13に示した例は、各動画オブジェクト
が1本の直線で構成される単純なものであったが、一般
に、1つの動画オブジェクトは複数の線で構成される。
そのため、まず、各線画毎の対応付けを行う必要があ
る。ここでは、前後のコマA,Bの線画の順番号をk,
mとした場合、k,mを次の関係で対応付ける。
【0065】
【数1】 k=m・(Aの筆画数)/(Bの筆画数)………………(1) なお、この場合、小数点以下については、4捨5入す
る。
【0066】これによって、筆画数(ストローク数)が
異なる場合であっても、前後2コマの各線画を対応付け
ることができる。
【0067】次に、このような対応付けを行った線画を
構成する各筆点の対応付けを行う。各筆点の対応付けに
際しては、まず、各ストロークの始点と終点同士を対応
確定点とした後、その始点と終点の間に並ぶ筆点をスト
ロークの対応付けと同様にして等配分になるように対応
付ける。
【0068】例えば、図14に示すように、筆点座標列
a1,a2,………a6からなる線画1701と、筆点
座標列A1,A2,………A11からなる線画1702
の各筆点を対応付ける場合、線画1701の筆点順番号
をp,線画1702の筆点順番号をqとした場合、p,
qを次の関係で対応付ける。
【0069】
【数2】 p=q・(線画1701の筆点数)/(線画1702の筆点数)………(2 ) なお、この場合も、小数点以下については、4捨5入す
る。
【0070】これによって、図14の例に示す線画17
01の筆点座標列a1,a2,………a6と線画170
2の筆点座標列A1,A2,………A11は、「a1←
A1,A2」、「a2←A3,A4」、「a3←A5,
A6」、「a4←A7,A8」、「a5←A9,A1
0」、「a6←A11」のように対応付けられる。
【0071】このようにして対応付けられた線画170
2の筆点座標は、前コマである線画1701に対応する
動画オブジェクトの次コマ対応点1205に記憶され
る。
【0072】次に、このようにして筆点の対応付けを終
了した動画オブジェクトから中間画を生成する処理につ
いて、図15及び図16を用いて説明する。この中間画
の生成処理は、動画再生表示処理部34によって再生時
に実行される。中間画の生成は、分割密度と中間コマ数
によって生成の仕方が変わる。
【0073】図15及び図16では、2つの動画オブジ
ェクトObj3,Obj4の間に3つの中間コマ180
1〜1803を作成する場合について説明する。図15
(a)は分割密度を等密度(d1〜d4が同じ間隔)、図15
(b)は前高密度(d1<d2<d3<d4)、図16(a)は中間高
密度(d2d3が他より小)、図16(b)は後高密度(d1>d
2>d3>d4)とした場合の生成例である。
【0074】まず、等密度でコマを生成する方法を説明
する。
【0075】(1)動画オブジェクトObj3,Obj
4の対応関係にある筆点座標を結ぶ直線を、中間画数
(n)で等分割する点の座標を算出する。
【0076】すなわち、図15(a)の例では、対応関
係にある筆点座標の組が7組あるが、このうち、B3
2,B42の組を考えた場合、この筆点座標B32,B
42を結ぶ直線1804を中間画の作成数nで等分割し
た点、B321,B322,B323の座標を算出す
る。
【0077】この処理を筆点座標の対応組数分だけ実行
する。
【0078】(2)次に、分割番号(分割グループ)が
同じ分割点(同じ中間画を構成する点)を順に接続した
中間線1801〜1803を生成し、この中間線180
1〜1803を動画オブジェクトObj3,Obj4の
間に再生する中間画として出力する。
【0079】本実施形態の場合、上記(1),(2)の
処理は、中間線1801〜1803を表示すべきタイミ
ングになった時点あるいは直前に実行される。従って、
中間線1801〜1803を記憶しておく領域は不要で
ある。しかしながら、生成された中間画を別途、保存す
るようにしてもよい。
【0080】以上が、等密度の例であったが、分割密度
を前高密度に設定すると、図15(b)のように前半の画
像の密度が細かくなり、前半がゆっくりとした動きにな
る。同じように、分割密度を中高密度に設定すると、図
16(a)のように中間部分が細くなり、前半・後半で早
く、中間でゆったりの動きになる。一方、分割密度を後
高密度に設定すると、図16(b)のように後半の画像の
密度が細かくなり、後半がゆっくりとした動きになる。
これらの場合の中間画の座標については、例えば、各々
の設定毎に、正規化された2点間距離に対する分割密度
分布(分割密度係数)を規定するテーブルを用意するこ
とで簡単に算出することができる。
【0081】次に、動画オブジェクトを再生表示する場
合の処理について説明する。図7で説明したように、複
数コマの動画オブジェクト901、902、904を入
力し、順次切り替えながら再生表示する場合、動画再生
表示処理部34は分割密度を考慮して動画オブジェクト
901、902、904を動画データ記憶部32から読
出し、必要であれば(筆点の対応付けがされていない場
合)、中間画作成処理部33による筆点対応付けの処理
を経た後、中間画903、905を自動生成し、動画オ
ブジェクト901〜905の筆点座標を表示管理部35
からタブレット1に順次転送する。これにより、複数コ
マの動画オブジェクト901〜905によって規定され
る動画がタブレット1の画面上で再生表示される。これ
は、図8で説明したように2コマ間で動画再生を行う場
合も同様である。
【0082】図17は、動画編集コマンドの処理フロー
を示している。まず、最初に、対象物を入力するのか、
選択するのか、操作をアンドーするのかの判定をする
(S1901)。もし、入力であれば、線画入力処理を
行う(S1903)。一方、選択であれば、編集メニュ
ーの判定を行い(S1902)、各編集メニューに対応
した処理を行う(S1904〜1906)。また、アン
ドーであれば、直前の処理内容を取り消して、元の状態
に戻す処理を行う(S1908)。アンドー処理を行う
ためには、1つあるいは2つ前までの履歴をとってお
き、このコマンドがあったとき、その履歴まで、遡る必
要がある。このことにより、ミス操作があっても、簡単
に戻ることができ、操作性が向上する。
【0083】最後に、未対応線画のハイライテング処理
を行う(S1907)。このハイライテング処理では、
前述した未対応線画のブリンク表示処理を行う。ここで
は、現在、表示されているコマ画像を構成するストロー
ク総数を比べて、ストローク総数に差が存在する場合
は、ストローク総数が多い画面のもっとも筆順が若い未
対応ストロークをブリンク表示させる。例えば、左側の
入力画像の総ストローク数をM、右側の入力画像の総ス
トローク数をNとすると、M>Nの場合は、左側の入力
画像の(N+1)番目のストロークをブリンク表示させ
る。一方、M<Nの場合は、右側の入力画像の(M+
1)番目のストロークをブリンク表示させる。また、M
=Nの場合は、ブリンク表示は行わない。なお、ハイラ
イテング処理の他の方法として、筆順トレース表示(ス
トロークが描かれた順番で、色等を変化させて、該当ス
トロークをトレース表示すること)、線の色の変更、線
幅の変更、などが考えられる。このように、どの線画が
未対応であるかを順次表示することにより、次に入力す
べき線画が明確になり、動画作成が容易となる。
【0084】以上説明したような本システムを用いるこ
とにより、たとえば、「山」や「川」などの象形文字の
成り立ちを連続的に表示したり、昔話などのストーリー
をわかりやすく表示したり、あるいは、社名などのロゴ
を連続的に表示したりすることができ、プレゼンテーシ
ョン能力を飛躍的に高めることができる。
【0085】以上説明したように本発明の一実施形態に
よれば、少なくとも2コマの動画オブジェクトの入力・
編集を行う場合において、2コマの画像を平面的に同時
に入力・編集ができるようにレイアウトしたので、作成
者の意図した動画を簡単に作成することができる。
【0086】また、未対応のストロークは、筆順の順番
に、ブリンキング、線色変更、筆順トレース等の強調表
示を行うので、次に入力するストロークが、前(又は
後)のコマ画像のどのストロークに対応するものである
かが容易に把握することができ、動画の元になるコマ画
像の作成が容易となる。
【0087】これまで説明した発明の実施形態では、前
後の画像のストロークの対応を、筆順により対応させて
いたが、次に、お互いのストロークの位置に基づいてマ
ッチングさせることにより、筆順を意識せずに、自由に
ストロークが入力できるようにしたものについて説明す
る。
【0088】図18は、前の画像のストローク数Nが後
の画像のストローク数Mより小さい場合のストロークの
対応方法を示したものである。同図に示すように、前の
画像のストローク識別子をa、b、後の画像のストロー
ク識別子をα〜δとする。ここでのストローク対応の考
え方は、まず、ストロークを長い順にソートして、長い
もの順に、そのストロークに位置的に一番近いストロー
クを対応させる。ここで、ストロークの位置関係の判定
は、ストロークの重心を基準に判断する。すなわち、各
ストロークの重心を計算して、その重心がもっとも近い
ものを対応づけるのである。なお、重心ではなく、始終
点比較によって、ストロークの位置関係を判定するよう
にしてもよい。
【0089】また、2つの画像でその画像を構成するス
トロークの数が異なる場合は、ストローク数が多い画像
を基準に、少ない画像のストロークを対応させ、対応す
るストロークがなくなったら、重複して割り当てること
にする。
【0090】次に、ここでの対応付けの方法について、
具体的に説明する。
【0091】(1)図18の例では、後の画像のストロ
ーク数が多いため、まず、後の画像のストロークを長い
順にソーティングする。この場合、δ->β->γ->αの順
にソーティングされる。
【0092】(2)後の画像の一番長いストロークδ
を、前の画像で、ストロークδに重心位置がもっとも近
い、未対応で一番長いストローク、すなわち、ストロー
クbに割り当てる(図18(b)(i))。これにともなっ
て、ストロークbには、対応済みマークを付与する。
【0093】(3)次に長いストロークβを、前の画像
で、ストロークβに重心位置がもっとも近い、未対応
で、次に長いストロークaに割り当てる(同図(b)(i
i))。これにともなって、ストロークaには対応済みマ
ークが付与される。
【0094】(4)次に長いストロークγを割り当てよ
うとすると、割り当てるストロークが前の画像にはもう
無いため、一旦、対応済みマークをクリアし、再度、長
い順に割り当てを行う。この場合、重心位置がもっとも
近いストロークbが割り当てられる(同図(b)(ii
i))。これにともなって、ストロークbに対応済みマー
クが付与される。
【0095】(5)最後のストロークαは、同様の方法
によって、ストロークaに割り当てられる(同図(b)(i
v))。
【0096】図19は、前の画像のストローク数が後の
画像のストローク数より多い場合の割り当て方法を示し
たものである。
【0097】(1)図19の例では、前の画像のストロ
ーク数が多いため、まず、前の画像のストロークを長い
順にソーティングしておく。この場合、d->a->c->b
の順にソーティングされる。
【0098】(2)前の画像の一番長いストロークd
を、後の画像で、ストロークdに重心が近い、未対応
で、一番長いストロークβに割り当てる(図19(b)
(i))。これにともない、ストロークβに対応済みマー
クを付与する。
【0099】(3)次に長いストロークaを、重心が近
い、未対応で、次に長いストロークαに割り当てる(同
図(b)(ii))。これにともない、ストロークαには対応
済みマークが付与される。
【0100】(4)次に長いストロークcを割り当てよ
うとすると、割り当てるストロークが後の画像にはもう
無いため、一旦対応済みマークをクリアし、再度、長い
順に割り当てを行う。この場合、重心が近く、一番長い
ストロークβが割り当てられる(同図(b)(iii))。こ
れにともない、ストロークβに対応済みマークが付与さ
れる。
【0101】(5)最後のストロークbは、同様の方法
によって、ストロークαに割り当てられる(同図(b)(i
v))。
【0102】以上のどちらかの方法で、全てのストロー
クの対応付けが終了した後は、上述した方法と同様な方
法で、各ストロークを構成する筆点の対応付けが行わ
れ、更には、中間画が作成される。
【0103】以上のアルゴリズムをフロー化したものが
図20である。同図に示すように、まず、前の画像のス
トローク数N、後の画像のストローク数Mを動画データ
記憶部32から取得する(S2501)。次に、どちら
の画像のストローク数が多いかを判定する(S250
2)。これは、前述のように基準の入力画像を決定する
ためである。
【0104】判定の結果、N≦Mの条件が成立したら、
S2503〜S2510の処理を実行する。一方、不成
立のとき、S2511〜S2518の処理を実行する。
【0105】S2503〜S2510においては、以下
のような処理が実行される。
【0106】(1)後の入力画像のストロークを長い順
にソートする(S2503)。
【0107】(2)前の画像の各々のストロークについ
て、対応済マークをクリアする(S2504)。
【0108】(3)後の画像の長いストロークより割り
当てを開始する(S2505)。
【0109】(4)前の画像のストロークに対応済マー
クがなければ、前の画像の長いストロークを対応させ
る。そして、そのストロークには、対応済マークを付与
する(S2506、S2507)。
【0110】(5)前の画像のストロークが全て対応済
みのときは、再度、割り当て可能にするため、対応済マ
ークをクリアする(S2508、S2509)。
【0111】(6)後の画像のストローク全てについて
割り当てが終わるまで、以上の処理を繰り返す(S25
10)。
【0112】S2511〜S2518においては、前後
の画像の関係が逆になっただけで、S2503〜S25
10と同様な処理が行われる。
【0113】以上の処理により、筆順を意識せずに、動
画像を作成でき、使い勝手が大幅に向上する。ストロー
クの位置対応の他の方法として、座標の特徴点(端点な
ど)を比較して、対応をとったり、方向を見て対応をと
る方法も考えられる。いずれの方法でも、2つの画像の
ストロークが対応をとれれば、筆順に依存せずに動画像
で生成できる効果がある。
【0114】ところで、上述した動画作成に係る処理
は、例えば、コンピュータで実行可能なプログラムによ
って実現されるものであり、そのプログラムは、ハード
ディスク、フロッピーディスク、CD−ROM、マスク
ROM等の記録媒体に記録された形で一般ユーザに提供
される。この場合、動画像作成処理の他に、CAI学習
支援プログラムなどの他のプログラムと組み合わせてユ
ーザに提供することもある。また、CD−ROM等の記
録媒体で提供する代替手段として、インターネット等の
ネットワークを通じて有償で提供することもできる。
【0115】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、要旨を変更しない範囲で種々変更して構
成することができる。例えば、正常方向の再生動作だけ
でなく、逆方向の再生動作を行うようにしてもよい。
【0116】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、動きが滑らかで複雑に変化する動画を簡単に作成
することが可能になり、各種のプレゼンテーションやC
AI学習を行う場合に極めて有効な手段が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による動画作成システムのシステム構
成図である。
【図2】 動画表示ファイルの例を示した図である。
【図3】 動画作成システムの画面構成を示す図であ
る。
【図4】 動画オブジェクトの入力例を示す図である。
【図5】 動画オブジェクトの入力例を示す図である。
【図6】 動画オブジェクトの編集例を示す図である。
【図7】 動画像の生成方法を示す概略図である。
【図8】 動画像の再生表示例を示す図である。
【図9】 動画オブジェクトのデータ構成図である。
【図10】 動画作成処理の基本フロー図である。
【図11】 ユーザの動画作成操作手順の例を示すフロ
ー図である。
【図12】 中間画作成処理手順を示すフロー図であ
る。
【図13】 線画の対応付けを筆順で行うことを示す説
明図である。
【図14】 筆点座標の対応付けを行う方法の説明図で
ある。
【図15】 中間画を分割密度に応じて生成する処理の
説明図である。
【図16】 中間画を分割密度に応じて生成する処理の
説明図である。
【図17】 動画編集手順を示すフロー図である。
【図18】 位置関係によってストロークを対応づける
方法を説明する図である。
【図19】 位置関係によってストロークを対応づける
方法を説明する図である。
【図20】 位置関係によってストロークを対応づける
処理のフロー図である。
【符号の説明】
1 表示一体型液晶タブレット 2 ペン 3 データ処理装置 31 筆点座標データ入力処理部 32 動画データ記憶部 33 中間画作成処理部 34 動画再生表示処理部 35 表示管理部 36 動画編集処理部 37 動画入力部 38 動画出力部 39 動画ソースファイル 40 動画表示ファイル 41 動画データファイル 42 インターネットブラウザ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郡司 圭子 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 中川 正樹 東京都府中市幸町2丁目40番地 東京農工 大学府中幸町宿舎B−302 (72)発明者 小國 健 東京都杉並区堀の内3−1−20−502

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間的に前後関係にある少なくとも2コ
    マの画像を入力して形状が時間的に変化する動画像を作
    成する動画像作成方法において、 前記2コマの画像を、平面的に同時に入力および編集が
    できるようにレイアウトし、 前記2コマで作成した線画の対応付けをストローク毎に
    行い、 対応関係にある線画を構成する筆点座標の対応付けを行
    い、 対応関係にある筆点座標を結ぶ直線を前記入力画像の間
    に生成する中間画の作成数で分割する点の座標を算出
    し、 同じ分割グループの座標点を順に接続した中間線を生成
    し、 生成された中間線を前記入力画像の間に再生する中間画
    として出力することを特徴とする動画像作成方法。
  2. 【請求項2】 前記線画の対応付けは、筆順に従って行
    い、 未対応のストロークは、筆順の順番に、強調表示を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画像作成方法。
  3. 【請求項3】 時間的に前後関係にある少なくとも2コ
    マの画像を入力して形状が時間的に変化する動画像を作
    成する動画像作成方法において、 前記2コマで作成した線画の対応付けをストローク毎に
    行い、 対応関係にある線画を構成する筆点座標の対応付けを行
    い、 対応関係にある筆点座標を結ぶ直線を前記入力画像の間
    に生成する中間画の作成数で分割する際、所定の分割密
    度をもとに分割座標を計算し、 その座標点を順に接続した中間線を生成し、 生成された中間線を前記入力画像の間に再生する中間画
    として出力することを特徴とする動画像作成方法。
  4. 【請求項4】 前記線画の対応付けは、ストロークの位
    置関係が近いもの同士を対応させることを特徴とする請
    求項1又は請求項3に記載の動画像作成方法。
  5. 【請求項5】 前記線画の対応付けは、ストロークの長
    さの順番に行い、前記ストロークの位置関係は、ストロ
    ークの重心を基準に判断することを特徴とする請求項4
    に記載の動画像作成方法。
  6. 【請求項6】 時間的に前後関係にある少なくとも2コ
    マの画像を入力して形状が時間的に変化する動画像を作
    成する動画像作成プログラムであって、 前記2コマの画像を、平面的に同時に入力および編集が
    できるようにレイアウトするステップと、 前記入力画像を構成する線画の対応付けをストローク毎
    に行うステップと、 対応関係にある線画を構成する筆点座標の対応付けを行
    うステップと、 対応関係にある筆点座標を結ぶ直線を前記入力画像の間
    に生成する中間画の作成数で分割する点の座標を算出す
    るステップと、 同じ分割グループの座標点を順に接続した中間線を生成
    し、この中間線を前記入力画像の間に再生する中間画と
    して出力するステップとからなることを特徴とする動画
    像作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記線画の対応付けは、筆順に従って行
    われ、 未対応のストロークを、筆順の順番に、強調表示をする
    ステップを更に有する動画像作成プログラムを記憶して
    いることを特徴とする請求項6に記載の記録媒体。
  8. 【請求項8】 時間的に前後関係にある少なくとも2コ
    マの画像を入力して形状が時間的に変化する動画像を作
    成する動画像作成プログラムであって、 前記2コマで作成した線画の対応付けをストローク毎に
    行うステップと、 対応関係にある線画を構成する筆点座標の対応付けを行
    うステップと、 対応関係にある筆点座標を結ぶ直線を前記入力画像の間
    に生成する中間画の作成数で分割する際、設定された分
    割密度をもとに分割座標を計算するステップと、 その座標点を順に接続した中間線を生成し、この中間線
    を前記入力画像の間に再生する中間画として出力するス
    テップとからなることを特徴とする動画像作成プログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記線画の対応付けは、ストロークの位
    置関係が近いもの同士を対応させることを特徴とする請
    求項6又は請求項8に記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記線画の対応付けは、ストロークの
    長さの順番に行い、前記ストロークの位置関係は、スト
    ロークの重心を基準に判断することを特徴とする請求項
    9に記載の記録媒体。
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