JP6268721B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
前記遊技球発射機構において打ち出す強度を決める回動量を検出する回動量検出部と、
前記誘導レールに沿って複数の発光体を配置した発光表示部と、
前記回動量検出部の検出に基づき遊技球の到達位置を推測し、その該当する位置の発光体を所定の方法で点灯、点滅させる制御手段と、を備え、
前記回動量検出部の検出に基づき、遊技球が推奨する到達位置に届かないことが予測された場合に、遊技盤の上部に設けた、発光・消灯する報知発光体を点滅警報すると共に、音声による警報を発するように構成した、ことを特徴とする。
図1は本発明のパチンコ機10の遊技機主部21と外枠11とが嵌合した状態を示す斜視図である。図2及び図3はパチンコ機10の主要な構成を展開して示す斜視図である。図4はパチンコ機10の背面図である。なお、図2では便宜上パチンコ機10の遊技領域内の構成を省略している。
パチンコ機10は、当該パチンコ機10の外殻を形成する外枠11と、この外枠11に対して前方に回動可能に取り付けられた遊技機主部21とを有する。
外枠11は、図1及び図4に示すように、板材12〜15を四辺に連結し構成されるものであって矩形枠状をなしている。外枠11を構成する板材12〜15は、左右の板材12,13がアルミなどの金属製となっており、上下の板材14,15が木製となっている。パチンコ機10は、外枠11の上下の板材14,15を島設備に取り付け固定することにより、遊技ホールに設置される。
<遊技機ベースユニット22>
図5は遊技機ベースユニット22の正面図である。図6は遊技機ベースユニット22に搭載された遊技盤61の正面図である。図7は遊技機ベースユニット22の背面図である。なお、図5では便宜上パチンコ機10の遊技領域内の構成を省略している。
先ず、遊技機ベースユニット22の構成について詳細に説明する。
遊技機ベースユニット22は、図5に示すように、外形が外枠11とほぼ同一形状をなす樹脂ベース41を主体に構成されている。樹脂ベース41の中央部には略楕円形状の窓孔51が形成されている。樹脂ベース41にはその後方から遊技盤61が着脱可能に取り付けられている。詳細には、樹脂ベース41の裏面には、図7に示すように、複数(本実施の形態では4箇所)の固定金具52〜55が設けられており、これら固定金具52〜55によって遊技盤61は後方へ脱落しないように固定されている。固定金具52〜55は手動で回動操作することができ、固定位置(ロック位置)と固定解除位置(アンロック位置)とに切り換えることができるよう構成されている。
遊技盤61は合板より成り、遊技盤61の前面に形成された遊技領域が樹脂ベース41の窓孔51を通じて遊技機ベースユニット22の前面側に露出した状態となっている。
図柄表示装置71は、液晶ディスプレイを備えた液晶表示装置であり、後述する表示制御装置101により、いずれかの始動口64,65への入賞をトリガとして図柄を可変表示するように制御されている。図柄表示装置71には、例えば左、中及び右に並べて図柄が表示され、これらの図柄が上下方向にスクロールされるようにして変動表示されるようになっている。そして、予め設定されている有効ライン上に所定の組合せの図柄が停止表示された場合には、特別遊技状態(以下、大当たりという)が発生することとなる。なお、図柄表示装置71は、CRT,ドットマトリックス,7セグメント等その他のタイプにより表示画面を構成したものであってもよい。
遊技機ベースユニット22の樹脂ベース41の前面における回動基端側には、その上端部及び下端部に支持金具42,43が取り付けられている。これら支持金具42,43に対して遊技機前面ユニット23が支持されていることで当該遊技機前面ユニット23が遊技機ベースユニット22に対して前方に回動可能となっている。また、樹脂ベース41の前面における回動先端側には、遊技機前面ユニット23の背面に設けられた鉤金具44(図2参照)を挿入するための挿入孔45が上下方向に離間させて複数設けられている。遊技機ベースユニット22に対して遊技機前面ユニット23を閉鎖した状態では、遊技機前面ユニット23の鉤金具44が挿入孔45内に入り込み、当該鉤金具44は上述した施錠装置31(図3参照)に係止される。これにより、遊技機ベースユニット22に対して遊技機前面ユニット23が施錠された状態となる。この施錠状態はシリンダ錠35の操作によって施錠装置31の連動杆32を、外枠11に対する遊技機ベースユニット22の解錠を行う場合とは反対側に移動させることで解除される。
樹脂ベース41の背面における回動先端側には既に説明した施錠装置31が設けられている。また、樹脂ベース41の中央には上記のとおり遊技盤61が取り付けられている。
樹脂ベース41の背面における回動基端側(図7の右側)には、軸受け金具111,112,113が取り付けられている。軸受け金具111〜113は上下に離間させて3個設けられている。なお、軸受け金具111〜113の数は任意であり、2個であってもよく、4個以上であってもよい。遊技機ベースユニット22には、図3に示すように、これら軸受け金具111〜113に対して軸支させて裏パックユニット24が取り付けられている。裏パックユニット24により、可変表示ユニット67の全部及び主制御装置ユニット105の一部が後方から覆われており、裏パックユニット24を開放させない限り可変表示ユニット67及び主制御装置ユニット105を樹脂ベース41から取り外すことができないようになっている。
遊技機前面ユニット23の構成について図1に基づいて説明する。
遊技機前面ユニット23は遊技機ベースユニット22の前面側全体を覆うようにして設けられている。遊技機前面ユニット23には、上記遊技領域のほぼ全域を前方から視認することができるようにした略楕円形状の窓パネル部91が設けられている。窓パネル部91の周囲には、各種ランプ等の発光手段が設けられている。例えば、窓パネル部91の周縁に沿ってLED等の発光手段を内蔵した環状電飾部92が設けられている。環状電飾部92では、大当たり時や所定のリーチ時等における遊技状態の変化に応じて点灯や点滅が行われる。また、環状電飾部92の中央であってパチンコ機10の最上部には所定のエラー時に点灯するエラー表示ランプ部93が設けられている。また、窓パネル部91の左上方及び右上方には、遊技状態に応じた効果音などが出力されるスピーカ部94が設けられている。
第1膨出部95内側には、上方に開口した上皿95aが設けられている。上皿95aは、第1払出口231より払い出された遊技球を一旦貯留し、一列に整列させながら下流側(本実施の形態では右側)の遊技球発射機構80へ導く機能を有する球受皿である。
遊技機前面ユニット23の背面における回動基端側(図8の右側)には、その上端部及び下端部に突起軸97,98が設けられている。これら突起軸97,98は遊技機ベースユニット22に対する組付機構を構成する。また、遊技機前面ユニット23の背面における回動先端側(図8の左側)には、上述した鉤金具44が上下方向に複数並設されている。
裏パックユニット24の構成について詳細に説明する。
図9は裏パックユニット24の正面図である。図10は裏パックユニット24の分解斜視図である。
裏パックユニット24は、当該裏パックユニット24の上部及び中央部分を構成する第1裏パックユニット121と、当該第1裏パックユニット121に連続させて設けられ裏パックユニット24の下部を構成する第2裏パックユニット141とを備えている。第1裏パックユニット121にはその下部に開口部122が形成されており、第2裏パックユニット141の上部は当該開口部122の下縁部分を構成している。
第1裏パックユニット121は、裏パック124を備えており、当該裏パック124に対して、払出機構部125が取り付けられている。裏パック124は透明性を有する合成樹脂により成形されており、払出機構部125などが取り付けられるベース部126と、パチンコ機10後方に突出し略直方体形状をなす保護キャップ部127とを有する。保護キャップ部127は左右側面及び上面が閉鎖され且つ下面のみが開放された形状をなし、少なくとも可変表示ユニット67を囲むのに十分な大きさを有する。
第2裏パックユニット141は、排出通路盤142と制御装置集合ユニット143とを備えている。排出通路盤142は第2裏パックユニット141の前側を構成し、制御装置集合ユニット143は第2裏パックユニット141の後側を構成している。そして、これら排出通路盤142と制御装置集合ユニット143とが前後に組み付けられて第2裏パックユニット141が構成されている。
図11は実施例1のパチンコ機10における誘導レールと遊技盤61を示す正面図である。図12は発光表示部7003と通過検知センサ7001を示す概略正面図である。
実施例1のパチンコ機10は、図11に示すように、遊技盤61上に遊技球(図示せず)を遊技領域に誘導する誘導レールを形成する内レール部77、外レール部78が円弧状に取り付けられている。遊技盤61の内レール部77、外レール部78の内側(遊技領域)には、上述したように種々の盤面部品、例えば図柄表示装置71、大入賞口63、この大当たりのトリガとなる始動口64,65、一般入賞口62、ランプ等が設けられている。
発光表示部7003は、図12に示すように、誘導レールを構成する内レール部77側に、LED等の発光体7002が円弧状に一列に取り付けられたものである。このように内レール部77に沿って発光体7002を一列に取り付けた発光表示部7003では、順次点灯し消灯する発光体7002が外レール部78と内レール部77間を通過する遊技球の動き(軌道)に沿っているので、遊技者は遊技球発射ハンドル84を正確に調節することができる。そこで、この発光体7002の取り付け個数は通過検知センサ7001と同じ個数が望ましい。例えば、通過検知センサ7001が誘導レールに1.5cmの等間隔に複数個取り付けられているときは、この発光体7002も1.5cmの等間隔に同数個取り付ける。但し、この1.5cm間隔と個数も図示例の数に限定されない。
図13は発光表示部7003の変形例を示す概略正面図である。
発光表示部7003の配置の変形例では、図13に示すように、内レール部77に沿って円弧状に取り付けられた発光表示部7003に連続するように、更に複数個の発光体7002を遊技盤61の上方位置において円弧状に取り付けた。この円弧状の形状は打ち出された遊技球の軌道に沿う形状である。この内レール部77の上端から先に取り付けた発光体7002は、遊技盤61の盤面に埋め込むように取り付けた。勿論発光体7002は遊技盤61の盤面と面一に取り付ける。遊技球の遊技盤61上の通過、落下の邪魔にならないようにするためである。
図14は発光表示部7003を遊技機前面ユニット23に取り付けた状態を示す遊技機の全体斜視図である。
遊技機前面ユニット23が大きく前方に飛び出し、かつガラス製の窓パネル部91にまで覆いかぶさる構成のパチンコ機10がある。このような形状のパチンコ機10では、内レール部77又は外レール部78に発光表示部7003を取り付けても、発光体7002の点灯・消灯状態を明確に把握できない。このような構成のパチンコ機10では、その遊技機前面ユニット23の表面側の遊技者が見えやすい位置に発光表示部7003を取り付ける。勿論この発光表示部7003は、誘導レール77,78の湾曲形状に沿って、発光体7002を遊技機前面ユニット23に取り付けたものである。
パチンコ機10は、上述したように一般入賞口62、大入賞口(可変入賞装置)63、上始動口64及び下始動口65に遊技球が入球すると、それが検知スイッチにより検知され、その検知結果に基づいて所定数の賞球の払い出しが実行される。通過検知センサ7001は主制御装置107と電気的に接続されており、遊技球の入賞を検知した場合の検知信号は主制御装置107にて入力される。更に、本実施例の主制御装置107による制御は、遊技球の通過を検知する複数の通過検知センサ7001によりそれぞれの発光体7002を点灯、消灯、点滅させる。
例えばCPU107bは、入賞球を検出すると、出力ポート107eを介して図柄制御装置77、音声ランプ制御装置103に制御コマンドを出力し、入賞に対応した演出処理を行う。賞球払出制御装置へも制御コマンドを出力し、入賞に対応した賞球払出処理などを行う。
図16は発光表示部7003の発光体7002の点灯・消灯の動作状態を示す説明図であり、(a)は誘導レール77,78の始端側、(b)は誘導レール77,78の途中、(c)は誘導レール77,78の終端側をそれぞれ点灯・消灯させた状態である。
このように構成した通過検知センサ7001は、遊技球発射ハンドル84で調節された遊技球発射機構80により発射された遊技球が誘導レール(内レール部77と外レール部78)の間を通過する際に、各通過検知センサ7001が遊技球の通過を検知する。この通過を検知し、遊技球の通過位置に相当する発光体7002を順次点灯させる。そこで、図16(a)に示すように、遊技球が誘導レールの始端側(遊技球発射機構80側)を通過することを通過検知センサ7001が検知し、この位置にある発光表示部7003の発光体7002を点灯させ、直ぐに消灯させる。隣接する次の通過検知センサ7001が遊技球を検知したときに、この位置にある発光体7002を点灯させ、消灯させる。これらは上述した主制御装置107で制御する。
図17は発光表示部7003の発光体7002の点灯・消灯の動作状態を示す説明図であり、(a)は誘導レール77,78の始端側、(b)は誘導レール77,78の終端側、(c)は誘導レール77,78の途中をそれぞれ点灯・消灯させた状態である。
図17は遊技球発射機構80により発射された遊技球の速度が遅いため、遊技球が誘導レール(内レール部77と外レール部78)から遊技領域へ進出することができない状態を示す。このような遊技球の動作についても各通過検知センサ7001が検知し、この位置にある発光表示部7003の発光体7002を点灯させ、直ぐに消灯させる。図17(b)に示すように、遊技球は誘導レール(内レール部77と外レール部78)の途中で逆戻りし、図17(c)に示すように、内レール部77を落下したことを発光体7002の点灯・消灯で遊技者に知らせることができる。
通過検知センサ7001は遊技球Bの通過の邪魔をせず、かつその通過状態を的確に検知する必要がある。そこで、図18に示すように、遊技盤61面に立ち上げるように取り付けた外レール部(78の基礎部分(取付部分))に複数の通過検知センサ7001を配置することもできる。この部分であれば、球体の遊技球Bは接触することはない。通過検知センサ7001と遊技球Bとが最も接近する位置でもあり、その通過を的確に検知することができる。
図19は発光表示部7003の発光体7002を偏在配置した変形例を示す正面図である。
発光表示部7003の発光体7002は、必ずしも等間隔に配置する必要はない。図19の変形例に示すように、発光体は、誘導レール77,78の上部側(X)に取り付ける個数は下部側(Y)に取り付ける個数に比較して多く配置することができる。このとき、通過検知センサ7001の位置も発光体7002に合わせて誘導レールの上部側(X)は下部側(Y)に比較して多く配置する。遊技盤61(遊技領域)の上部においての遊技球の位置で、その後の遊技球の流下方向がある程度決まることが多いため、通過検知センサ7001と発光体7002を密に配置して取り付けたので、誘導レール77,78の上部側における遊技球を細かく把握できる。その結果、遊技者は、遊技球発射ハンドル84を正確に調節できるようになる。
図20は実施例2のパチンコ機10の発光表示部7003を示すものであり、(a)は全体正面図、(b)は誘導レール77,78の拡大横断面図である。
上述した内レール部77と外レール部78は、金属製の細い板材を湾曲形成した部材である。パチンコ機10には、このような金属製の内レール部77、外レール部78ではなく、遊技盤61と一体又は後から取り付けた、湾曲形成した合成樹脂製の誘導レールを用いたものもある。このような合成樹脂製の誘導レール(内レール部77)であれば、これと一体的に発光体7002を構成することができる。図20(b)に示すように、内レール部77の一部にLEDなどの発光体7002を埋め込んだ状態にすることができる。このように発光体7002と内レール部77が一体化したものは、透光性の合成樹脂製では内レール部77自体も同時に点灯、点滅させることができる。
図21は実施例2の変形例であり、内レール部77に発光表示部7003と共に通過検知センサ7001を設けた状態の拡大横断面図である。
合成樹脂製の内レール部77、外レール部78であれば、発光体7002(発光表示部7003)と共に通過検知センサ7001を一体的に設けることができる。このように、内レール部77と発光体7002(発光表示部7003)と更に通過検知センサ7001を一体化した構成にすれば部品点数が少なくなり、遊技機10の組立が容易になる。
図22は実施例3のパチンコ機10に透明な遊技盤61を設けた状態を示すものであり、(a)は全体正面図、(b)は誘導レール77,78の拡大横断面図である。
実施例3のパチンコ機10では透光性又は透明な遊技盤61の裏面に発光表示部7003を設けた。この透光性又は透明な遊技盤61の裏面において通過検知センサ7001を、内レール部77と外レール部78の間に位置するように所定間隔毎に配置した。また、発光表示部7003は、このような透光性又は透明な遊技盤61の裏面側にも取り付けることができる。
図23は実施例3の変形例を示す誘導レール77,78の拡大横断面図である。
この変形例は、透光性又は透明な遊技盤61の裏面側から同じく透光性を有する内レール部77自体を点灯、点滅表示できるように、内レール部77の基部辺りに遊技盤61の裏面側に発光表示部7003を取り付けたものである。このように、透光性又は透明な合成樹脂製の内レール部77自体を点灯、点滅表示させることができる。
図24は透光性又は透明な遊技盤61の裏面側に取り付ける発光表示部7003と発光体7002の変形例を示す概略正面図である。
発光表示部7003の配置の変形例では、図24に示すように、内レール部77に沿って円弧状に取り付けられた発光表示部7003に連続するように、更に発光体7002を遊技盤61の上方位置において円弧状に取り付けた。この円弧状の形状は打ち出された遊技球の軌道に沿う形状である。
図25は実施例4のパチンコ機10による報知発光体7011の作用を説明するフロー図である。
実施例4のパチンコ機10には、遊技盤61の上部において打ち出す遊技球の狙う位置(図11の矢視線P1)、即ち推奨する位置を表示する報知発光体7011を設けた。実施例4のパチンコ機10は、遊技盤61の上部において、始動口64,65を狙い易い位置に遊技球が到達していること、又は強く打ち過ぎていることを検知する報知検知センサ7012とその遊技球の検知により発光、点滅する報知発光体7011を、天釘(図11の矢視線P2)を狙う位置即ち推奨する位置に更に取り付けた。
図26は実施例5のパチンコ機10における誘導レールと遊技盤61を示す正面図である。図27は速度検知センサ7021,7022と遊技球発射機構80との位置関係を示す概略正面図である。
実施例5のパチンコ機10は、図26に示すように、遊技盤61上に遊技球を遊技領域に誘導する誘導レールを形成する内レール部77、外レール部78が円弧状に取り付けられている。遊技盤61の内レール部77、外レール部78の内側(遊技領域)には、上述したように種々の盤面部品、例えば図柄表示装置71、大入賞口63、この大当たりのトリガとなる始動口64,65、一般入賞口62、ランプ等が設けられている。
本実施例では、2個の速度検知センサ7021,7022で遊技球の速度を測定する方式について説明したが、1個の速度検知センサで物体の移動速度を測定できる構造のものであれば1箇所に取り付ければよい。
発光表示部7003は、図26、図27に示すように、誘導レールを構成する内レール部77側に、LED等の発光体7002が円弧状に一列に取り付けられたものである。このように内レール部77に沿って、発光体7002を一列に取り付けた発光表示部7003では、順次点灯し消灯する発光体7002が外レール部78と内レール部77間を通過する遊技球の動きに沿っているので、遊技者は遊技球発射ハンドル84を正確に調節することができる。そこで、この発光表示部7003の発光体7002の取り付け個数は、例えば、1.5cmのように等間隔に取り付ける。但し、この1.5cm間隔と個数も図示例の数に限定されない。
灯させることにより、遊技球の動作状態を容易に把握することができる。
図28は発光表示部7003の変形例を示す概略正面図である。
発光表示部7003の配置の変形例では、図28に示すように、内レール部77に沿って円弧状に取り付けられた発光表示部7003に連続するように、更に複数個の発光体7002を遊技盤61の上方位置において円弧状に取り付けた。この円弧状の形状は打ち出された遊技球の軌道に沿う形状である。この内レール部77の上端から先に取り付けた発光体7002は、遊技盤61の盤面に埋め込むように取り付けた。勿論発光体7002は遊技盤61の盤面と面一に取り付ける。遊技球の遊技盤61上の通過、落下の邪魔にならないようにするためである。
パチンコ機10は、上述したように一般入賞口62、大入賞口(可変入賞装置)63、上始動口64及び下始動口65に遊技球が入球すると、それが検知スイッチにより検知され、その検知結果に基づいて所定数の賞球の払い出しが実行される。第1速度検知センサ7021は、遊技球発射機構80によって打ち出された遊技球の通過を外レール部78の始端側(遊技球発射機構80側)で検出するセンサである。第2速度検知センサ7022は、同じく遊技球の通過を外レール部78の中間位置で検出するセンサである。第1・第2速度検知センサ7021,7022は主制御装置107と電気的に接続されており、遊技球の入賞を検知した場合の検知信号は主制御装置107にて入力される。
例えばCPU107bは、入賞球を検出すると、出力ポート107eを介して図柄制御装置77、音声ランプ制御装置103に制御コマンドを出力し、入賞に対応した演出処理を行う。賞球払出制御装置へも制御コマンドを出力し、入賞に対応した賞球払出処理などを行う。
第1・第2速度検知センサ7021,7022は、必ずしも図示したように外レール部78の2箇所に取り付ける必要はない。例えば、内レール部77に取り付けることもできる。更に、図30に示すように、第1・第2速度検知センサ7021,7022は、遊技球Bを打ち出す遊技球発射機構80の発射レール8002の2箇所に取り付けることもできる。この変形例でも両速度検知センサ7021,7022の間に生じた時間差と所定距離とによって遊技球の速度値を算出し、その速度値に合わせ並列する前記発光体を順次発光させ、遊技球の移動状態を表示する。
あるいは、図示していないが第1速度検知センサ7021は発射レール8002側に取り付け、第2速度検知センサ7022は外レール部77側に取り付けたものでも良い。
図31は発光表示部7003の発光体7002の点灯・消灯の動作状態を示す説明図であり、(a)は誘導レールの始端側、(b)は誘導レールの途中、(c)は誘導レールの終端側をそれぞれ点灯・消灯させた状態である。
このように構成した第1・第2速度検知センサ7021,7022は、遊技球発射ハンドル84で調節された遊技球発射機構80により発射された遊技球が誘導レール(内レール部77と外レール部78)の間を通過する際に、第1速度検知センサ7021と第2速度検知センサ7022が遊技球を検知し、その速度値を算出する。この遊技球の速度値から到達位置を予測して、発光表示部7003の発光体7002を点灯・消灯させる。そこで、図31(a)から(c)に示すように、その速度値に合わせて遊技球が誘導レールの通過する位置にある発光表示部7003の発光体7002を点灯させ、直ぐに消灯させる。隣接する発光体7002を点灯・消灯させる。
図32は発光表示部7003の発光体7002の点灯・消灯の動作状態を示す説明図であり、(a)は誘導レール77,78の始端側、(b)は誘導レール77,78の終端側、(c)は誘導レール77,78の途中をそれぞれ点灯・消灯させた状態である。
図32は遊技球発射機構80により発射された遊技球の速度が遅いため、遊技球が誘導レール(内レール部77と外レール部78)から遊技領域へ進出することができない状態を示す。このような遊技球の動作についても第1速度検知センサ7021と第2速度検知センサ7022に基づき算出された速度値から到達位置を予測して、通常より遅いときは、図32(b)に示すように遊技球は誘導レール(内レール部77と外レール部78)の途中で逆戻りし、図32(c)に示すように、内レール部77を落下するように発光体7002の点灯・消灯で遊技者に知らせることができる。
図33は実施例6のパチンコ機10の発光表示部7003を示すものであり、(a)は全体正面図、(b)は誘導レール77,78の拡大横断面図である。
上述した内レール部77と外レール部78は、金属製の細い板材を湾曲形成した部材である。パチンコ機10には、このような金属製の内レール部77、外レール部78ではなく、遊技盤61と一体又は後から取り付けた、湾曲形成した合成樹脂製の誘導レールを用いたものもある。このような合成樹脂製の誘導レール(内レール部77)であれば、これと一体的に発光体7002を構成することができる。図33(b)に示すように、内レール部77の一部にLEDなどの発光体7002を埋め込んだ状態にすることができる。このように発光体7002と内レール部77が一体化したものは、透光性の合成樹脂製では内レール部77自体も同時に点灯、点滅させることができる。
図34は実施例7のパチンコ機10に透明な遊技盤61を設けた状態を示すものであり、(a)は全体正面図、(b)は誘導レール77,78の拡大横断面図である。
実施例7のパチンコ機10は透光性又は透明な遊技盤61を設けた。この透光性又は透明な遊技盤61の裏面において第1速度検知センサ7021と第2速度検知センサ7022を、内レール部77と外レール部78の間に位置するように所定間隔毎に配置した。また、発光表示部7003はこの透光性又は透明な遊技盤61の裏面側に取り付けることができる。
図35は透光性又は透明な遊技盤61の裏面側に取り付ける発光表示部7003と発光体7002の変形例を示す概略正面図である。
発光表示部7003の配置の変形例では、図35に示すように、内レール部77に沿って円弧状に取り付けられた発光表示部7003に連続するように、更に発光体7002を遊技盤61の上方位置において円弧状に取り付けた。この円弧状の形状は打ち出された遊技球の軌道に沿う形状である。
図36は実施例8のパチンコ機10による報知発光体7011の作用を説明するフロー図である。
実施例8のパチンコ機10には、遊技盤61の上部において打ち出す遊技球を狙う位置(図26の矢視線P1)、即ち推奨する位置を表示する報知発光体7011を設けた。上述した第1・第2速度検知センサ7021,7022の遊技球の通過の検出に基づき、打ち出された遊技球の速度値が演算され、このときに遊技球の到達位置がある程度予測される。そこで、打ち出している遊技球が報知発光体7011の点滅する位置に届いていること、又は強く打ち過ぎていることを報知することができる。
図37は実施例9のパチンコ機10における誘導レールと遊技盤61を示す正面図である。図38は遊技球発射ハンドル84と遊技球発射機構80との遊技球の打ち出し機構を示す概略正面図である。
実施例9のパチンコ機10は、図37に示すように、遊技盤61上に遊技球(図示せず)を遊技領域に誘導する誘導レールを形成する内レール部77、外レール部78が円弧状に取り付けられている。遊技盤61の内レール部77、外レール部78の内側(遊技領域)には、上述したように種々の盤面部品、例えば図柄表示装置71、大入賞口63、この大当たりのトリガとなる始動口64,65、一般入賞口62、ランプ等が設けられている。
パチンコ機10は、上述したように一般入賞口62、大入賞口(可変入賞装置)63、上始動口64及び下始動口65に遊技球が入球すると、それが入賞球検出スイッチにより検知され、その検知結果に基づいて所定数の賞球の払い出しが実行される。
ダイヤル可変抵抗器(発射速度検出部)7031は、主制御装置107と電気的に接続されており、遊技球の入賞を検知した場合の検知信号は主制御装置107にて入力される。
発光表示部7003は、図37に示すように、誘導レールを構成する内レール部77側に、LED等の発光体7002が円弧状に一列に取り付けたものである。このように内レール部77に沿って、発光体7002を一列に取り付けた発光表示部7003では、順次点灯し消灯する発光体7002が外レール部78と内レール部77間を通過する遊技球の動きに沿っているので、遊技者は遊技球発射ハンドル84を正確に調節することができる。そこで、この発光表示部7003の発光体7002の取り付け個数は、例えば、1.5cmのように等間隔に取り付ける。但し、この1.5cm間隔と個数も図示例の数に限定されない。
図40は発光表示部7003の変形例を示す概略正面図である。
発光表示部7003の配置の変形例では、図40に示すように、内レール部77に沿って円弧状に取り付けられた発光表示部7003に連続するように、更に複数個の発光体7002を遊技盤61の上方位置において円弧状に取り付けた。この円弧状の形状は打ち出された遊技球の軌道に沿う形状である。この内レール部77の上端から先に取り付けた発光体7002は、遊技盤61の盤面に埋め込むように取り付けた。勿論発光体7002は遊技盤61の盤面と面一に取り付ける。遊技球の遊技盤61上の通過、落下の邪魔にならないようにするためである。
図41は発光表示部7003の発光体7002の点灯・消灯の動作状態を示す説明図であり、(a)は誘導レール77,78の始端側、(b)は誘導レール77,78の途中、(c)は誘導レール77,78の終端側をそれぞれ点灯・消灯させた状態である。
このように構成した遊技球発射ハンドル84のダイヤル可変抵抗器(発射速度検出部)7031で遊技球の到達する位置を把握できる。この遊技球の速度値から発光表示部7003の発光体7002を点灯・消灯させる。そこで、図41(a)から(c)に示すように、その遊技球の到達する位置に合わせて遊技球が誘導レール77,78の通過する位置にある発光表示部7003の発光体7002を点灯させ、直ぐに消灯させる。隣接する発光体7002を点灯・消灯させる。
図42は発光表示部7003の発光体7002の点灯・消灯の動作状態を示す説明図であり、(a)は誘導レール77,78の始端側、(b)は誘導レール77,78の終端側、(c)は誘導レール77,78の途中をそれぞれ点灯・消灯させた状態である。
図42は遊技球発射機構80により発射された遊技球の速度が遅いため、遊技球が誘導レール(内レール部77と外レール部78)から遊技領域へ進出することができない状態を示す。このような遊技球の動作についても遊技球発射ハンドル84のダイヤル可変抵抗器(発射速度検出部)7031の検出に基づき予測された遊技球の到達する位置が、弱く打ち出されたときに到達する位置と把握されたときは、図42(b)に示すように遊技球は誘導レール(内レール部77と外レール部78)の途中で逆戻りし、図42(c)に示すように、内レール部77を落下するように発光体7002の点灯・消灯で遊技者に知らせることができる。
図43は実施例10のパチンコ機10の発光表示部7003を示すものであり、(a)は全体正面図、(b)は誘導レール77,78の拡大横断面図である。
上述した内レール部77と外レール部78は、金属製の細い板材を湾曲形成した部材である。パチンコ機10には、このような金属製の内レール部77、外レール部78ではなく、遊技盤61と一体又は後から取り付けた、湾曲形成した合成樹脂製の誘導レールを用いたものもある。この実施例10のような合成樹脂製の誘導レール(内レール部77)であれば、これと一体的に発光体7002を構成することができる。図43(b)に示すように、内レール部77の一部にLEDなどの発光体7002を埋め込んだ状態にすることができる。このように発光体7002と内レール部77が一体化したものは、透光性の合成樹脂製では内レール部77自体も同時に点灯、点滅させることができる。
図44は実施例11のパチンコ機10に透明な遊技盤61を設けた状態を示すものであり、(a)は全体正面図、(b)は誘導レール77,78の拡大横断面図である。
実施例11のパチンコ機10は透光性又は透明な遊技盤61を設けた。この透光性又は透明な遊技盤61では、発光表示部7003はこの透光性又は透明な遊技盤61の裏面側に取り付けることができる。
図45は透光性又は透明な遊技盤61の裏面側に取り付ける発光表示部7003と発光体7002の変形例を示す概略正面図である。
発光表示部7003の配置の変形例では、図45に示すように、内レール部77に沿って円弧状に取り付けられた発光表示部7003に連続するように、更に発光体7002を遊技盤61の上方位置において円弧状に取り付けた。この円弧状の形状は打ち出された遊技球の軌道に沿う形状である。
図46は実施例12のパチンコ機10による報知発光体7011の作用を説明するフロー図である。
実施例12のパチンコ機10にも、遊技盤61の上部において打ち出す遊技球を狙う位置(図37の矢視線P1)を表示する報知発光体7011を設けた。上述した遊技球発射ハンドル84のダイヤル可変抵抗器(発射速度検出部)7031の把握に基づき、このときに遊技球の到達位置がある程度予測される。そこで、打ち出している遊技球が報知発光体7011の点灯・点滅する位置に届いているかを報知することができる。
上記実施の形態では、図柄表示装置を備えたパチンコ機10に対して本発明を適用したが、それ以外のタイプのパチンコ機に適用してもよい。例えば、遊技球転動部や有利口などが設けられた入賞役物装置を備えたパチンコ機や、他の役物を備えたパチンコ機、アレンジボール機、雀球等の遊技機にも、本発明を適用できる。また、受け皿として上皿及び下皿が設けられているのではなく、単一の受け皿が設けられたパチンコ機にも、本発明を適用できる。
以下、上述した実施の形態から抽出される発明群の特徴について、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお以下においては、理解の容易のため、上記実施の形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
遊技機Aは、パチンコ、スロットマシンあるいはメダルの代わりに遊技球でスロットマシンの遊技をするパロット等の遊技機に関する。
前記誘導レールに導かれた遊技球の通過を検知するように配置した複数の通過検知センサと、
打ち出された遊技球の軌道に沿って複数の発光体を配置した発光表示部と、
前記通過検知センサによって遊技球の通過が検知されたときに、それぞれ対応する位置の各発光体を所定の方法で発光させる制御手段と、を備えた、ことを特徴とする遊技機。
遊技機A2では、発光表示部は誘導レールの湾曲面に沿って取り付けることで、複数の発光体を誘導レールの形状に合わせて点灯、消灯させることができる。発光体が誘導レールを通過する遊技球の動きに追従するので、遊技者は遊技球の動きを正確に捉えることができ、遊技球発射ハンドルで発射速度を正確に調節することができる。
遊技機A3では、発光表示部の発光体が誘導レールの湾曲形状に沿うように配列されているので、遊技盤上の誘導レールが遊技機前面パネルで隠れていても、この発光表示部の遊技球の通過位置に相当する位置に配列された発光体を通過検知センサで検知して順次点灯・消灯させることにより、遊技球の動きを容易に把握することができる。
遊技機A4では、複数の通過検知センサを誘導レールを構成する外レール部に並列するように取り付けたので、遊技球が各通過検知センサに接触してお互いに損傷を及ぼすことがない。遊技球が通過検知センサに接触しないために、遊技球の通過を精度高く検知することができる。
遊技機A5では、通過検知センサを所定形状の部材に取り付けたものは、この所定形状の部材を誘導レールの湾曲面に沿って容易に取り付けることで、複数の通過検知センサを短時間で配置することができる。
遊技機A6では、遊技盤(遊技領域)の上部においての遊技球の通過位置で、その後の遊技球の流下方向がある程度決まることが多いため、通過検知センサと発光体を密に配置したので、誘導レールの上部側における遊技球の動きを細かく把握できる。その結果、遊技者は、遊技球発射ハンドルを正確に調節できるようになる。
一方、誘導レールの下部側は遊技球が発射されていることが把握できればよいので、下部側では通過検知センサと発光体を粗に配置しても問題ない。
遊技機A7では、合成樹脂製の誘導レールに発光体(発光表示部)を一体的に形成することで、多数の発光体の取り扱いが容易になる。また、ハーネス等の配線での煩わしさがなくなる。
遊技機A8では、多数の通過検知センサを遊技盤の裏面に配置することで、多数の通過検知センサの取り扱いが容易になる。また、ハーネス等の配線での煩わしさがなくなる。
推奨する位置に遊技球が打ち出されていることを検知する報知検知センサとその検知により発光・消灯する報知発光体を更に取り付けた、ことを特徴とする遊技機A1、A2、A3、A4、A5、A6,A7又はA8の遊技機。
遊技機A10では、始動口を狙い易い位置又は天釘などの狙った推奨する位置に遊技球が届いていないことを遊技者に視覚と聴覚で報知することにより、遊技者は推奨する位置に直ぐに修正できる。初心者は遊技球を無駄なく使用することができる。
遊技機Bは、パチンコ、スロットマシンあるいはメダルの代わりに遊技球でスロットマシンの遊技をするパロット等の遊技機に関する。
前記誘導レールに導かれた遊技球の速度値を測定する速度検知手段と、
前記誘導レールに沿って複数の発光体を配置した発光表示部と、
前記速度検知手段によって検出された速度に基づき把握された遊技球の速度から遊技球の到達位置を予測し、遊技球が移動する位置に配置された各発光体を所定の方法で発光させる制御手段と、を備えた、ことを特徴とする遊技機。
各検知センサの間に生じた検知の時間差によって前記遊技球の速度を把握し、その速度に合わせて各発光体を発光させるように構成した、ことを特徴とする遊技機B1の遊技機。
遊技機B2では、誘導レールに配置した2箇所の検知センサ(速度検知手段)により、遊技球の通過をそれぞれ検知して、その時間差を検出し、所定距離から遊技球の速度を把握することができる。
両検知センサの間に生じた検知の時間差によって前記遊技球の速度を把握し、その速度に合わせて各発光体を発光させるように構成した、ことを特徴とする遊技機B1の遊技機。
遊技機B3では、速度検知センサを遊技球発射機構の発射レールの2箇所に配置し、遊技球の通過をそれぞれ検知して、その時間差を検出し、所定距離から遊技球の速度値を算出することができる。
遊技機B4では、誘導レールに発光体を一列に取り付けた発光表示部では、点灯し、消灯する発光体が誘導レールを通過する遊技球の動きに追従しているので、遊技者は遊技球発射ハンドルを正確に調節することができる。
遊技機B5では、発光表示部の発光体が誘導レールの湾曲形状に沿うように配列されているので、遊技盤上の誘導レールが遊技機前面パネルで隠れていても、この発光表示部の遊技球の通過位置に相当する位置に配列された発光体を速度検知手段で検知して点灯・消灯させることにより、遊技球の動きを容易に把握することができる。
遊技機B6では、合成樹脂製の誘導レールに発光体(発光表示部)を一体的に形成することで、多数の発光体の取り扱いが容易になる。また、ハーネス等の配線での煩わしさがなくなる。
遊技機B7では、速度検知手段を構成する検知センサを遊技盤の裏面2箇所に配置することで、速度検知センサの取り扱いが容易になる。
推奨する位置に遊技球が打ち出されていることを報知するために発光・消灯する報知発光体をそれぞれ取り付けた、ことを特徴とする遊技機B1、B2、B3、B4、B5、B6又はB7の遊技機。
遊技機B9では、始動口を狙い易い位置又は天釘などの狙った推奨する位置に遊技球が届いていないことを遊技者に報知することにより、遊技者は推奨する位置にすぐに修正できる。初心者は遊技球を無駄なく使用することができる。
遊技機Cは、パチンコ、スロットマシンあるいはメダルの代わりに遊技球でスロットマシンの遊技をするパロット等の遊技機に関する。
前記遊技球発射機構において打ち出す強度を決める回動量を検出する回動量検出部と、
前記誘導レールに沿って複数の発光体を配置した発光表示部と、
前記回動量検出部によって検出した速度値に合わせて遊技球の位置を推測し、その該当する位置の発光体を所定の方法で点灯、点滅させる制御手段と、を備えた、ことを特徴とする遊技機。
そこで、誘導レールが遊技者から見えづらいとき、又は誘導レールが遊技機前面パネルで隠れているときでも、遊技球の動きを推測できるため、遊技球を所望の位置に発射させることができ、遊技意欲が減殺されない。
遊技機C2では、遊技球発射機構におけるダイヤル可変抵抗器により、遊技球の発射速度(初速度)を検出することができる。
遊技機C3では、誘導レールに発光体を並列するように取り付けた発光表示部では、順次点灯し、消灯する発光体が誘導レールを通過する遊技球の動きに追従しているので、遊技者は遊技球発射ハンドルを正確に調節することができる。
遊技機C4では、発光表示部の発光体が誘導レールの湾曲形状に沿うように配列されているので、遊技盤上の誘導レールが透光性材から成る前面側の部材で隠れていても、この発光表示部の遊技球の通過位置に相当する位置に配列された発光体を点灯・消灯させることにより、遊技球の動きを容易に把握することができる。
遊技機C5では、合成樹脂製の誘導レールに発光体(発光表示部)を一体的な形成することで、多数の発光体の取り扱いが容易になる。また、ハーネス等の配線での煩わしさがなくなる。
天釘を狙う位置に遊技球が打ち出されていることを報知するために発光・消灯する報知発光体をそれぞれ取り付けた、ことを特徴とする遊技機C1、C2、C3、C4又はC5の遊技機。
遊技機C7では、始動口を狙い易い位置又は天釘などを狙う推奨する位置に遊技球が届いていないことを遊技者に報知することにより、遊技者は狙う推奨する位置にすぐに修正できる。初心者は遊技球を無駄なく使用することができる。
23 遊技機前面ユニット
77 内レール部(誘導レール)
78 外レール部(誘導レール)
80 遊技球発射機構
84 遊技球発射ハンドル
107f 発光駆動装置
7002 発光体
7003 発光表示部材
7011 報知発光体
7012 報知検知センサ
7031 ダイヤル可変抵抗器(回動量検出部)
P1 推奨する位置(始動口を狙い易い位置)
P2 推奨する位置(天釘の位置)
Claims (1)
- 遊技球発射ハンドルで弾発力を調節して遊技球発射機構から発射させた遊技球を、遊技機の遊技領域へ導く誘導レールを備えた遊技機であって、
前記遊技球発射機構において打ち出す強度を決める回動量を検出する回動量検出部と、
前記誘導レールに沿って複数の発光体を配置した発光表示部と、
前記回動量検出部の検出に基づき遊技球の到達位置を推測し、その該当する位置の発光体を所定の方法で点灯、点滅させる制御手段と、を備え、
前記回動量検出部の検出に基づき、遊技球が推奨する到達位置に届かないことが予測された場合に、遊技盤の上部に設けた、発光・消灯する報知発光体を点滅警報すると共に、音声による警報を発するように構成した、ことを特徴とする遊技機。
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