JP6268533B2 - センターコンソール - Google Patents

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Description

この発明は、センターコンソールに関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部における、運転席と助手席との間の位置に、センターコンソールが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
このセンターコンソールは、例えば、前部にシフトレバーを有し、中間部にカップホルダーを有し、後部にコンソールボックスを有するものなどとされている。
そして、センターコンソールは、一対の側壁部を有するコンソール本体によって、主に構成される。このコンソール本体の前部は、一対の側壁部の上端部間に、ATフィニッシャーを設置したものとされている。このATフィニッシャーは、シフトレバーを通すための開口部を有する加飾パネルである。
特開2008−74224号公報
しかしながら、上記センターコンソールには、以下のような問題があった。
即ち、シフトレバーが機械式ATデバイスに設けられたものである場合には、機械式ATデバイスは、車体のフロアに対して支持固定されるようになっているため、機械式ATデバイスの支持剛性に、特に問題は生じなかった。
これに対し、近年、ATデバイスを、トランスミッションから分離して、両者を電気的に接続するようにした電動式ATデバイスの普及が進んでおり、この電動式ATデバイスは、車体のフロアに支持されていない状態で、ATフィニッシャーに直接的に取付けられることになる。そのため、電動式ATデバイスの支持剛性を確保するのが難しかった。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
一対の側壁部を有するコンソール本体と、該コンソール本体の一対の側壁部の上端部間に設置されたATフィニッシャーと、を有するセンターコンソールにおいて、
前記ATフィニッシャーの下面側に直接的にまたは取付ブラケットを介して電動式ATデバイスを取付け、
前記一対の側壁部の内面のうちの少なくとも一方に剛性部材を取付けると共に、
前記取付ブラケットまたは前記電動式ATデバイスに、前記剛性部材の上部に支持されるデバイス保持部を設けたことを特徴としている。
本発明によれば、上記構成によって、構造的に無理なく電動式ATデバイスの支持剛性を確保向上することができる。
本実施の形態の実施例にかかるセンターコンソールの全体斜視図である。 図1のセンターコンソールの前部の縦断面図である。 図1のセンターコンソールの前部の分解斜視図である。 デバイス保持部を設けない場合のセンターコンソールの前部の縦断面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図4は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
自動車などの車両には、車室内の前部における、運転席と助手席との間の位置に、図1の全体斜視図に示すような、センターコンソール1が設けられる。
このセンターコンソール1は、例えば、前部にシフトレバー2を有し、中間部にカップホルダー3を有し、後部にコンソールボックス4を有するものなどとされる。但し、センターコンソール1の構成は、上記に限るものではない。
そして、このセンターコンソール1は、図2の縦断面図に示すように、一対の側壁部5を有するコンソール本体6によって、主に構成される。このコンソール本体6の前部は、一対の側壁部5の上端部間に、ATフィニッシャー7を設置したものとされている。
ここで、「ATフィニッシャー7」は、図3の分解斜視図に示すように、少なくともシフトレバー2を通すための開口部8を有する加飾パネルである。ATフィニッシャー7の前部には、例えば、トレー9などが設けられる。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
(1)上記ATフィニッシャー7の下面側に直接的にまたは取付ブラケット11を介して電動式ATデバイス12を取付ける。
そして、図2に示すように、上記一対の側壁部5の内面のうちの少なくとも一方に剛性部材13を取付ける。
これに対し、上記取付ブラケット11または電動式ATデバイス12に、上記剛性部材13の上部に支持されるデバイス保持部14を設ける。
ここで、「取付ブラケット11」は、図3に示すように、平面視でほぼ矩形枠状のものとされる。取付ブラケット11は、横枠部や縦枠部を有する立体形状のものなどとしても良い。矩形枠状の取付ブラケット11には、締結具15を用いてATフィニッシャー7に裏面側から取付けるための取付孔部16が設けられている。但し、取付ブラケット11の構成は、上記に限るものではない。
「電動式ATデバイス12」は、矩形枠状の取付ブラケット11の内部に挿通配置できるようにしたものとされる。電動式ATデバイス12の周囲には、締結具17を用いて取付ブラケット11に裏面側から取付けるための取付孔部18が設けられている。
「剛性部材13」は、図2に示すように、デバイス保持部14の下面が当たる高さのものとされる。この場合、剛性部材13は、コンソール本体6の両側部に設けられている。「デバイス保持部14」は、矩形枠状の取付ブラケット11または電動式ATデバイス12の側部から側方へ一体に張り出された係止片部とされている。デバイス保持部14は、取付ブラケット11と電動式ATデバイス12との少なくとも一方または両方に設けることができる。この場合、デバイス保持部14は、取付ブラケット11の両側部に設けられている。取付ブラケット11や、取付ブラケット11とデバイス保持部14との間には、図3に示すように、強度確保および向上のために、補強リブ19が適宜設けられる。
(2)図2に示すように、上記剛性部材13が、上記側壁部5の内面との間に、車両前後方向へ延びる空調用空気通路21を形成するダクト部材22とされる。
ここで、「ダクト部材22」は、側壁部5とほぼ平行な面を有すると共に、側壁部5に取付けることによって閉断面化されるものとなっている。これにより、コンソール本体6は、二重壁構造を有する補強体となる。ダクト部材22は、例えば、後席へ空調用空気を送るものとされる。ダクト部材22がコンソール本体6の両側部に設けられた場合、ダクト部材22は、左右独立して温度調整するためのものとなる。これに対し、図1に示すように、センターコンソール1の裏面側には、後席用の空気吹出口部23が設けられる。
(3)上記ダクト部材22が、少なくとも上下の縁部に、上記側壁部5の内面に対して振動溶着可能な溶着リブ31を有するものとされる。
ここで、「溶着リブ31」は、上記側壁部5の内面に向かって延びるものとされる。溶着リブ31の張り出し高さによって空調用空気通路21の流路断面積が設定される。また、上記側壁部5の上下の縁部間の位置に、追加の溶着リブ31を設けることにより、空調用空気通路21を複数の小通路に仕切ることができる。複数に仕切られた小通路は、例えば、後席乗員の頭部温度調整用や、胸部温度調整用や、脚部温度調整用などとして分けて使用することができるものとなる。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)コンソール本体6の一対の側壁部5の上端部間に設置されたATフィニッシャー7の下面側に、直接的にまたは取付ブラケット11を介して電動式ATデバイス12を取付けるようにした。これにより、電動式ATデバイス12を、コンソール本体6に対して構造的に無理なく取付けることが可能となる。
そして、コンソール本体6の側壁部5の内面に取付けた剛性部材13の上部に、取付ブラケット11または電動式ATデバイス12に設けたデバイス保持部14を支持させるようにした。これにより、構造的に無理なく上方からの荷重Fなどに対する電動式ATデバイス12の支持剛性を確保向上することが可能となる。また、コンソール本体6の内部空間も広く確保することができる。
これに対し、剛性部材13やデバイス保持部14を設けない場合には、図4に示すように、上方からの荷重Fなどに対する電動式ATデバイス12の支持剛性が不足するおそれがあるものとなる。
(2)剛性部材13を、ダクト部材22とした。これにより、側壁部5の内面とダクト部材22との間に、車両前後方向へ延びる空調用空気通路21を確保、形成することができる。その結果、電動式ATデバイス12の支持剛性を確保向上するための剛性部材13を利用してコンソール本体6の内部に、スペース効率良く空調用空気通路21を設置することが可能となる。
(3)ダクト部材22の少なくとも上下の縁部に溶着リブ31を設けて、コンソール本体6の側壁部5の内面に振動溶着させるようにした。これにより、ダクト部材22を確実且つ強固に、また、空気漏れを起こさないように所要のシール性を有して固定することが可能となる。
なお、上記実施例では、ATフィニッシャー7の下面側に、取付ブラケット11を介して電動式ATデバイス12を取付ける形態を示したが、これに限るものではなく、ATフィニッシャー7の下面側に、取付ブラケット11を介さずに電動式ATデバイス12を直接的に取付ける形態としても良い。この場合には、電動式ATデバイス12に、デバイス保持部14が設けられることになる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 センターコンソール
2 シフトレバー
5 側壁部
6 コンソール本体
7 ATフィニッシャー
11 取付ブラケット
12 電動式ATデバイス
13 剛性部材
14 デバイス保持部
21 空調用空気通路
22 ダクト部材
31 溶着リブ

Claims (3)

  1. 一対の側壁部を有するコンソール本体と、該コンソール本体の一対の側壁部の上端部間に設置されたATフィニッシャーと、を有するセンターコンソールにおいて、
    前記ATフィニッシャーの下面側に直接的にまたは取付ブラケットを介して電動式ATデバイスを取付け、
    前記一対の側壁部の内面のうちの少なくとも一方に剛性部材を取付けると共に、
    前記取付ブラケットまたは前記電動式ATデバイスに、前記剛性部材の上部に支持されるデバイス保持部を設けたことを特徴とするセンターコンソール。
  2. 請求項1に記載のセンターコンソールであって、
    前記剛性部材が、前記側壁部の内面との間に、車両前後方向へ延びる空調用空気通路を形成するダクト部材とされたことを特徴とするセンターコンソール。
  3. 請求項2に記載のセンターコンソールであって、
    前記ダクト部材が、少なくとも上下の縁部に、前記側壁部の内面に対して振動溶着可能な溶着リブを有することを特徴とするセンターコンソール。
JP2014110568A 2014-05-28 2014-05-28 センターコンソール Active JP6268533B2 (ja)

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JP2014110568A JP6268533B2 (ja) 2014-05-28 センターコンソール
US15/314,425 US9944179B2 (en) 2014-05-28 2015-05-21 Center console
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