JP6267012B2 - 木質梁の接合構造 - Google Patents

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Description

本発明は、木造の建築物等における梁の接合構造に係り、特に上下のフランジとウエブとで構成されたI型の断面を有する木質梁の接合構造に関するものである。
木材からなる梁の端部を他の梁又は柱と接合する構造として、例えば特許文献1に記載されているものがある。この接合構造では、梁が接合される他の梁又は柱に梁受け金物が固定され、この梁受け金物で接合しようとする梁の端部を支持する。上記梁受け金物は、接合しようとする梁に向かって突き出した鉛直板部を備えている。そして、接合しようとする梁に設けられたスリットに上記梁受け金物の鉛直板部が挿入され、梁の側面から該梁及び上記鉛直板部に設けられた貫通孔にピン又はボルトを挿通して梁を他の梁又は柱に接合するものとなっている。
一方、図16に示すような梁受け金物101を使用する接合構造も広く知られている。この梁受け金物101は、接合しようとする梁102の側面に当接される2つの鉛直板部101a,101bと、梁102の底面に当接される水平板部101cとが取り付け部101dから張り出すように設けられている。そして、この梁受け金物101が他の梁103又は柱に固定され、これらの梁103又は柱に接合しようとする梁102は上方から2つの鉛直板部101a,101bの間に落とし込まれ、水平板部101cの上に支持されるものとなっている。
特開2011−184851号公報
特許文献1に記載されている接合構造では、接合する梁がI型の断面を有するものであると、厚さが薄いウエブから、このウエブを貫通する少数のピン又はボルトを介して梁受け金物に大きなせん断力が伝達されることになる。したがって、ピン又はボルトと接触する部分で薄いウエブに大きな力(支圧力)が作用し、ウエブに変形が生じる虞がある。
一方、図16に示すような梁受け金物101を用いる接合構造では、接合しようとする梁102がI型断面であっても矩形断面の梁と同様に支持することができるが、梁受け金物101が梁102の側面及び底面に沿って露出することになり、外観を損なうことがある。また、梁102の支持端付近でウエブに大きな圧縮力が作用することになり、過度の変形や座屈を防止するために、ウエブに沿って桟木等を設ける等の補強が必要となる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、I型の断面を有する木質梁の端部を他の構造部材に接合し、I型断面のウエブからせん断力を他の構造物に対して伝達することができる木質梁の接合構造を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、 上フランジと、下フランジと、これらを上下に連結するウエブとを有する木質梁の端部を、他の構造部材に接合する木質梁の接合構造であって、 前記ウエブの側面に鋼からなる添設板が固定され、 該添設板が前記他の構造部材に接合されており、 前記添設板は、鋼板材に板厚方向に貫通する切り込み線を設けて舌片を形成し、該舌片を鋼板材の面から突出するように折り曲げて形成された爪状部が、規則的に配列して設けられたものであり、 前記ウエブを構成する木質材料に前記爪状部を押し込むことによって前記添設板が前記ウエブに固定され、 前記添設板は、上縁及び下縁に沿って水平方向に張り出し部を備え、該添設板が前記ウエブの側面から離れる方向に変位するのを抑制するように前記張り出し部が前記上フランジ及び下フランジによって拘束されている木質梁の接合構造を提供する。
I型の断面を有する梁では、せん断力は主にウエブに作用するが、この接合構造では、添設板に設けられた複数の爪状部を介して木質材料のウエブから添設板にせん断力が作用し、他の構造部材によって添設板が支持される。そして、爪状部が添設板の広い範囲に分布して設けられていることによってせん断力が分布してウエブから添設板に伝達され、局部的に大きな力が薄いウエブに作用するのが回避される。
また、添設板に設けられた爪状部は、鋼板を折り曲げて形成されているので、木質材料からなるウエブと添設板との間に大きなせん断力が作用すると、爪状部が変形して爪状部がウエブから抜け出す虞が生じるが、この接合構造では、添設板の上縁及び下縁に設けられた張り出し部が上フランジ及び下フランジに拘束され、添設板がウエブから離れる方向に変位するのが拘束される。また、張り出し部が添設板のリブとして機能し、剛性が高くなるので、複数の爪状部に作用するせん断力の分布が偏っても添設板の曲げ変形が抑制される。
請求項2に係る発明は、 上フランジと、下フランジと、これらを上下に連結するウエブとを有する木質梁の端部を、他の構造部材に接合する木質梁の接合構造であって、 前記ウエブの側面に鋼からなる添設板が固定され、 該添設板が前記他の構造部材に接合されており、 前記添設板は、鋼板材に板厚方向に貫通する切り込み線を設けて舌片を形成し、該舌片を鋼板材の面から突出するように折り曲げて形成された爪状部が、規則的に配列して設けられたものであり、 前記ウエブを構成する木質材料に前記爪状部を押し込むことによって前記添設板が前記ウエブに固定されており、 前記ウエブは、所定幅の板材を前記木質梁の軸線方向に傾斜させ、所定の間隔を開けて複数を配列したものであり、 前記爪状部は、前記鋼板材に形成された舌片の折り曲げ線が前記ウエブを構成する板材の軸線に沿った方向となるように形成されている木質梁の接合構造を提供するものである。
この接合構造では、接合する梁のウエブが複数の傾斜した板材で構成されており、他の部材と接合しようとする端部付近では、ウエブを構成する板材の軸線方向に斜引張力及び斜圧縮力が作用する。そして、これらの斜引張力及び斜圧縮力が爪状部を介して添設板に伝達される。このとき、爪状部の折り曲げ線がウエブを構成する板材の軸線に沿った方向となっていると、爪状部の曲げ剛性が板材の軸線方向に大きく、板材の幅方向に小さくなる。したがって、板材の軸線方向の力が伝達されるときに爪状部の曲げ剛性が大きく、変形し難くなる。これにより、爪状部が変形して添設板がウェブから離れる方向に変位するのが抑制される。
請求項3に係る発明は、 上フランジと、下フランジと、これらを上下に連結するウエブとを有する木質梁の端部を、他の構造部材に接合する木質梁の接合構造であって、 前記ウエブの側面に鋼からなる添設板が固定され、 該添設板が前記他の構造部材に接合されており、 前記添設板は、鋼板材に板厚方向に貫通する切り込み線を設けて舌片を形成し、該舌片を鋼板材の面から突出するように折り曲げて形成された爪状部が、規則的に配列して設けられたものであり、 前記ウエブを構成する木質材料に前記爪状部を押し込むことによって前記添設板が前記ウエブに固定されており、 前記添設板は、前記他の構造部材と接合される側の端縁より該木質梁の中央部側に、鉛直方向の折り曲げ線によって折り曲げられて前記ウエブの側方に張り出すように設けられた鉛直リブを有する木質梁の接合構造を提供するものである。
この接合構造では、ウエブの側方に張り出した鉛直リブによって、添設板がウエブに当接して接合されている領域で添設板の曲げ剛性を大きくすることができ、添設板の曲げ変形が抑えられる。また、この添設板をウエブに接合することによって薄い木質材料からなるウエブの端部における曲げ変形を低減することができる。
以上説明したように、I型の断面を有する木質梁の端部を、大きなせん断力が作用するウエブで支持して他の構造部材に接合し、I型断面の梁のウエブからせん断力を他の構造部材に対して有効に伝達することが可能となる。
本発明の一実施形態である木質梁の接合構造を示す分解斜視図である。 図1に示す木質梁の接合構造の概略側面図、平面図及び梁の断面図である。 図1に示す木質梁の接合構造で用いることができる添設板の側面図及び平面図である。 図3に示す添設板が有する爪状部の拡大図及び木質梁に該爪状部が押し入れられた状態を示す拡大断面図である。 爪状部に作用する力を説明するための概略図である。 爪状部に作用する力と変形を説明するための概略図である。 図1に示す木質梁の接合構造の平断面図である。 添設板の他の例を参考として示す側面図である。 添設板の他の例及びこの添設板をI型断面の木質梁に取り付けた状態を示す概略斜視図である。 添設板の他の例をI型断面の木質梁に取り付けた状態を示す概略斜視図である。 添設板の他の例を示す概略斜視図である。 本発明の他の実施形態である木質梁の接合構造を示す平断面図である。 本発明の他の実施形態である木質梁の接合構造を示す側面図及び平断面図である。 本発明の他の実施形態である木質梁の接合構造を示す側面図及び平断面図である。 本発明の他の実施形態である木質梁の接合構造を示す概略斜視図である。 従来の木質梁の接合構造を示す概略斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である木質梁の接合構造を示す概略斜視図である。また、図2はこの接合構造の側面図、平面図及び梁の断面図である。
この木質梁の接合構造は、木材からなる上下のフランジ11,12とこれらを上下に連結する木材のウエブ13とを備えて断面がほぼI型となった梁1と他の構造部材である矩形断面の梁2とを接合するものである。I型断面の梁1は、その端面を木材からなる矩形断面の梁2の側面に対向させて接合する。これらの梁1,2の接合は、矩形断面の梁2の側面に梁受け金具4が固定されるとともに、I型断面の梁1の端部には添設板3が固定され、この添設板3を梁受け金具4に接合するものとなっている。
上記I型断面の梁1が備える上下のフランジ11,12には、無垢の木材又は複数枚の木材の薄板を貼り合わせて形成された積層材(LVL:Laminated Veneer Lumber)等を用いることができる。上記積層材は、木材を所定の厚さ、例えば2mm〜4mmに切削した単板の木目の方向をほぼ平行にして積層し、互いに接着したものである。また、上記ウェブ13は、梁1の軸線方向の鉛直面に沿って配列された複数の小幅板材14によって形成されており、上記上フランジ11と上記下フランジ12とが一体として挙動するように上下に連結するものである。小幅板材14は木材を所定幅の板状に形成したものであり、所定幅となった面を上記鉛直面と平行にするとともに、側面視においてこの小幅板材14の軸線が梁1の軸線に対してほぼ45°となるように傾斜して配置されている。これらの小幅板材14は、軸線の傾斜方向が互いに逆となった第1群の小幅板材14aと第2群の小幅板材14bとを含み、それぞれが梁1の軸線方向に所定の間隔をあけて配列されている。そして、これらが重ね合わされて、貼り合わされたものである。重ね合わされた小幅板材14a,14bは、接着剤よって互いに張り合わされるものの他、釘、ボルト、ピン等を用いて接合するものであっても良い。
上記小幅板材14は、該小幅板材の軸線方向に木目の方向がほぼ一致するように形成されており、幅は30mm〜80mm程度、厚さは5mm〜15mm程度とすることが望ましい。そして、梁1の軸線方向に、該小幅板材14の中心軸線が60mm〜250mm程度の間隔で配列されている。
上記小幅板材14は、予め第1群の小幅板材14aと第2群の小幅板材14bとを互いに貼り合わせてパネル状に組み立てた後、上フランジ11及び下フランジ12と接合されたものである。接合は、上フランジ11の下面及び下フランジ12の上面に軸線方向の溝を形成し、この溝にパネル状となった小幅板材14の上端部又は下端部を押し入れて接着剤等によって固着したものである。また、小幅板材と上下のフランジとの接合構造の他の例として、上フランジ及び下フランジを構成する木材を、二つに分割されて軸線方向へ平行に配置されたものとし、それぞれをパネル状となった小幅板材群の上端部及び下端部を挟み込むように接合するものであってもよい。
上記梁受け金具4は、鋼の板材で形成されており、図1及び図7に示すように、矩形断面の梁2の側面に当接して固定される基部4aと、この基部4aの鉛直方向の側縁からほぼ直角方向に折り曲げられ、梁1の軸線方向に突き出した鉛直板部4bとを備えている。基部4aにはボルト5を挿通する複数の孔が設けられており、これらの孔に挿通されて矩形断面の梁2を貫通するボルト5によって、この梁受け金具4が矩形断面の梁2に固定される。また、鉛直板部4bには複数のボルト孔4cが設けられており、このボルト孔4cに挿通されるボルト6とナット7によって添設板3と接合されるものである。
上記添設板3は、矩形の鋼板材で形成されたものであり、図3に示すように複数の爪状部31が板面に分布するように配列して形成されている。また、梁受け金具4と接合される端縁付近にはボルト6を挿通するボルト孔32が設けられている。そして、I型断面の梁の端部付近でウエブ13の両側面に取り付けられており、上フランジ11の下面付近から下フランジ12の上面付近までの範囲でウエブ13に当接するものとなっている。
上記爪状部31は、図4(a)に示すように、鋼板材に貫通する切り込み線33によって舌片を設け、これを鋼板材の面から突き出すように折り曲げたものである。つまり、ほぼ平行な二つの切り込み線33の端部が互いに近づき、尖った角度でつながって舌状に突き出した部分を形成する。この舌状となった部分をその付け根の折り曲げ線36で折り曲げ、図3(b)又は図4(b)に示すように鋼板材の面から突出させることによって爪状部31としたものである。そして、この爪状部31を、図4(b)に示すように尖った先端から梁の木質材料からなるウエブ13に押し入れることによって添設板3が複数の爪状部31によってウエブ13に固定されるものとなっている。
なお、上記添設板には、厚さが0.5mm〜1.5mm程度の鋼板材を用い、爪状部の鋼板材の面から突き出す高さは、6mm〜8mm程度とするのが望ましい。
上記爪状部31は、図2(a)及び図3(a)に示すように、舌片の軸線35が梁1の軸線に対してほぼ45°に傾斜するように設けられ、ウエブ13に取り付けられたときに舌片の折り曲げ線36がウエブ13を形成する小幅板材14の軸線に沿った方向となるように形成されている。これにより、添設板3とウエブ13との間に大きなせん断力が作用したときに、添設板3がウエブ13の側面から離れるように浮き上がり、爪状部31が抜け出す虞が低減される。これは爪状部31に対して次に説明するように力が作用することに基づくものである。
図5(a)に示すように、舌片の軸線35が小幅板材の軸線Aとほぼ直角となるように形成されていると、舌片の折り曲げ線36は小幅板材の軸線Aに沿った方向となる。一方、木質の梁1に作用するせん断力は斜引張力及び斜圧縮力としてウエブに作用し、小幅板材14には主に軸線方向つまり木目に沿った方向に大きな引張力又は圧縮力が作用する。この力が、図5(b)に示すように爪状部31を介して添設板3に伝達される。これとともに、添設板3には接合する矩形断面の梁2から支持力Bが作用する。そして、爪状部31には図5(b)に示すように添設板3の板面に沿った方向に力Fが作用する。このとき、舌片の幅が鋼板材の厚さより大きく形成されていることによって、折り曲げられた爪状部31に対して、爪状部31の曲げ剛性が大きい方向つまり断面の寸法が大きい方向に力Fが作用する。これにより鋼板材の板面から突き出した爪状部31の曲げ変形が生じ難くなっている。
これに対し、図6(a)に示すように、舌片の軸線35が小幅板材の軸線Aに沿った方向に形成されていると、図6(b)に示すように、ウエブ13を構成する小幅板材14から爪状部31に作用する力Fは、折り曲げ線36とほぼ直角となる方向つまり爪状部31の板厚方向に作用し、爪状部31に曲げ変形が生じ易くなる。爪状部31に曲げ変形が生じると図6(c)に示すように爪状部31が小幅板材14から抜け出し、添設板3がウエブ3の側面から離れるように浮き上がりやすくなる。
したがって、添設板3の爪状部31は舌片の折り曲げ線36が小幅板材14の軸線に沿った方向となるように形成することによって、爪状部31がウエブ3から抜け出すのを抑制することが可能となる。
上記添設板3は、図7に示すように、梁受け金具4に接合される端縁付近がI型断面の梁1の端面より突き出すように、この梁1のウエブ3の両面に固定される。このとき、梁1のウエブ13が間隔をおいて配列された小幅板材14で形成されているので、添設板3は隣り合う小幅板材間でこれらに当接されない部分が生じている。したがって、添設板3が小幅板材14に当接されない部分では爪状部31がウエブ13に押し込まれず、二つの添設板間で露出しているが、添設板3が小幅板材14に当接される部分では配列された爪状部31が小幅板材14に押し入れられ、多くの爪状部31を介してせん断力が伝達されるものとなる。
添設板3の梁1の端面より軸線方向に張り出した部分は、矩形断面の梁2に固定された梁受け金具4の鉛直板部4bに重ね合わされ、鉛直板部4bに設けられたボルト孔4c及び添設板のボルト孔32に挿通したボルト6とこれに螺合したナット7とによって接合される。これによってI型断面の梁1に作用するせん断力は添設板3、ボルト6及び梁受け金具4を介して矩形断面の梁2に伝達される。
なお、梁受け金具4の二つの鉛直板部間にはボルト6が挿通される短い鋼円筒部材8を介挿するのが望ましい。これにより、二つの添設板3と二つの鉛直板部4bとをボルト6によって締めつけ、添設板3と梁受け金具4とをしっかりと固定することができる。
なお、上記添設板3に設けられた爪状部31の折り曲げ線36の方向は、取り付ける梁のウエブが図2(a)に示すように傾斜して配列された小幅板材14で形成されているときには、図3に示すように小幅板材14の軸線に沿った方向とするのが望ましいが、請求項1又は請求項3に係る発明においては、これに限定されるものではない。例えば図8に示す添設板37ように、爪状部38となる舌片の軸線が水平方向となるものや、鉛直方向となるものであってもよい。また、これらを組み合わせたものであってもよいし、爪状部の配列等も適宜に設計することができる。
一方、この添設板3は、上記実施の形態でウエブ3の両面に取り付けられているが、片面のみに取り付けるものであってもよい。
図9は、I型断面の木質材料からなる梁1を他の構造部材に接合するときに、図3に示す添設板3に代えて用いることができる添設板の他の例を示す概略斜視図及びこの添設板40をI型断面の梁1に取り付けた状態を示す概略斜視図である。
この添設板40は、図3に示す添設板3と同様に鋼板材で形成され、I型断面の梁1のウエブ13に当接される板面に複数の爪状部41が設けられている。また、他の構造部材に固定された梁受け金具(図示しない)と接合される端縁付近にはボルト孔42が形成されている。
この添設板40のウエブ13に当接される部分の上縁及び下縁には、図9(a)に示すように、ウエブに当接される部分と連続してI型断面の梁1の側方へほぼ水平に折り曲げられた張り出し部43を備えている。これらの張り出し部43は、図9(b)に示すように、I型断面の梁1に取り付けられたときに、上フランジ11の下面及び下フランジ12の上面に当接され、ビス44によって上フランジ11及び下フランジ12に固定されるものとなっている。
このような添設板40では、張り出し部43が上フランジ11及び下フランジ12に固定されることにより、添設板40とウエブ13との間に大きなせん断力が作用したときに、添設板40がウエブ13から離れるように変形して爪状部41がウエブ13から抜け出すのを拘束することができる。また、張り出し部43が上フランジ11及び下フランジ12に当接されて相互間で上下方向の力の伝達が生じるので、I型断面の梁1から添設板40に作用するせん断力の一部が両フランジ11,12を介して伝達され、爪状部41の負荷が軽減される。また、添設板40がI型断面の梁1に対して上下方向に変位するのが拘束され、ウエブ13の側面に沿って回転するような変位も拘束される。したがって、分布して設けられた爪状部31のそれぞれに作用する力に大きな差が生じるのを抑えることができる。
図10に示す添設板50,53は、図9に示す添設板40と同様に、ウエブ13に当接される部分の上縁と下縁からほぼ水平に張り出した張り出し部51,54を有するものであるが、これらの張り出し部51,54を上フランジ11及び下フランジ12に固定する手段を変更したものである。
図10(a)に示す添設板50は、下側の張り出し部51の先端から下方に突き出した突起部52及び上側の張り出し部(図示しない)の先端から上方に突き出した突起部を有するものである。この添設板50を用いるときには、上フランジ11の下面及び下フランジ12の上面に凹部12aを形成しておき、添設板50をI型断面の梁1に取り付けるときに上下の張り出し部51を弾性変形させて突起部52を凹部12aに嵌め入れる。そして、添設板50の爪状部をウエブ13に押し入れ、所定の位置に取り付けられたときには、上下の張り出し部51がそれぞれ上フランジ11の下面及び下フランジ12の上面に当接され、突起部52が凹部12a内で拘束されて添設板50がウエブ13から離れようとする変位に対して抵抗するものとなる。
また、図10(b)に示す添設板53は、上下の張り出し部54に鋼板材を貫通する切り込み線を設け、張り出し部内に一端が該張り出し部と連続する短冊状部分55が形成されたものである。この短冊状部分55は張り出し部54と連続する付け根55aで張り出し部54が当接するフランジ12から離れる方向に曲げられ、先端付近55bがフランジ12に向かって折り曲げられている。そして、この短冊状部分55の先端は尖った形状となっている。
このような添設板53は、爪状部を木質材料からなる梁1のウエブ13に押し入れるとともに、上下の張り出し部54を上フランジ11の下面及び下フランジ12の上面に当接した後、短冊状部分55の先端部55bを上フランジ11及び下フランジ12に叩き入れることができる。これにより上下の張り出し部54が上フランジ11及び下フランジ12に固定され、添設板53の変位が拘束される。
図11に示す添設板60,64は、図3に示す添設板3と同様に、I型断面の木質材料からなる梁1のウエブ13と当接される面に爪状部61,65が設けられ、この爪状部61,65をウエブ13に押し入れて固定するものであるが、この添設板60,64では、鉛直方向の曲げに対して剛性を増大する鉛直リブ62,63,66が設けられている。
図11(a)に示す添設板60では、他の構造部材と接合する先端付近及び後方端付近にほぼ鉛直方向の折り曲げ線を設け、該添設板60を構成する鋼板材を側方に折り曲げて鉛直リブ62,63としたものである。これにより先端付近及び後方端付近で添設板60の鉛直方向の曲げ剛性が増大し、I型断面のウエブに取り付けられたときに部材厚が薄いウエブを、鉛直方向の曲げに対して強化することができる。したがって、大きなせん断力、ねじりモーメント、水平方向の力等によって梁の端部付近で断面の変形が生じるのを抑制することができる。
なお、上記先端付近及び後方端付近の鉛直リブ62,63はいずれか一方を設けるものであってもよい。
図11(b)に示す添設板64は、先端から後方端まで連続する鋼板材の中間部分に鉛直リブ66を設けたものである。この鉛直リブ66は、鋼板材を鉛直方向の折り曲げ線で折り曲げ、平断面の形状がU字状、V字状、鋼板材が重なり合ったI字状又は矩形状となるように側方に張り出したものである。そして、鉛直リブ66の先端側及び後方側の双方に貫通孔65が設けられ、双方がウエブに固定される。このような鉛直リブ66を設けることにより、添設板64の先端から後方端までの間で大きな曲げ剛性を有するものとなる。
図12は、本発明に係る木質梁の接合構造の他の実施形態を示す概略平面図である。
図12(a)に示す接合構造では、添設板70がウエブ13の片面に取り付けられており、この添設板70の梁1の端面から突き出した部分は、平面視における梁1の中心線側に曲げられ、梁受け金具71と接合される先端部70aは、中心線とほぼ平行となるように加工されている。一方、梁受け金具71は、他の構造物である矩形断面の梁2の側面に複数のビス72によって基部71aが固定されたものであり、I型断面の梁1の軸線方向に突き出した一つの鉛直板部71bを備えている。そして添設板70の先端部70aが上記梁受け金具の鉛直板部71aに重ね合わされ、ボルト73とナット74で締め付けて固定されている。
このような接合構造では、添設板70をウエブ13の片面のみに取り付けるものであるが、I型断面の梁1をその中心線付近で支持することができる。
また、梁1の端面から突き出した部分が中心線側に曲げられている添設板70は、図12(b)に示すように、ウエブ13の両側に取り付けて使用することもできる。このときには両側に取り付けられた添設板70の梁1の端面より突き出した先端部70aを梁受け金具の鉛直板部71bに両側から重ね合わせ、ボルト73とナット74によって締め付けて固定することができる。
図13は、本発明に係る木質梁の接合構造の他の実施形態を示す概略側面図及び平断面図であり、この接合構造では、木質材料からなる梁1の上下のフランジ11,12の端面が他の構造部材である矩形断面の梁2の側面に当接して接合されている。
添設板80は、図1及び図2に示す接合構造で用いられたものと同じものが用いられており、矩形断面の梁に接合される側の先端80aがI型断面の梁1の先端面より後退した位置となるようにウエブ13の両面に固定されている。そして、ウエブ13の先端部は、矩形断面の梁2に固定された梁受け金具81及びこれを固定するボルト82と干渉しないように、上下のフランジ11,12の端面より後退するように切り欠かれている。梁受け金具81は、矩形断面の梁2の側面に固定される基部81aと基部の両側縁から突き出した鉛直板部81bとを有するものであり、二つの鉛直板部81bの間に添設板80が取り付けられたウエブ13を挟み込み、添設板80及びウエブ13に設けられた貫通孔に挿通されたボルト83とナット84によって締め付け、固定されている。
このような接合構造では、添設板80の先端付近までをウエブ13に当接させ、これらが重ね合わされた部分を梁受け金具81に接合することができる。したがって、水平方向の変位が生じ難い構造となる。
図14は、本発明に係る木質梁の接合構造の他の実施形態を示す概略側面図及び平断面図であり、この接合構造では、矩形断面の梁2の側面に上下方向の溝状の切り欠き2aが形成され、I型断面の梁1は、上下のフランジ11,12を上記切り欠き内に突き入れた状態で接合されている。
上下のフランジ11,12の先端部における側面は、矩形断面の梁2に設けられた切り欠き2aの内面に当接するものとなっており、上下のフランジ11,12の横方向つまりI型断面の梁1の軸線と直角で水平となる方向への変位が矩形断面の梁2によって拘束される。また、上下のフランジ11,12の先端面は溝状の切り欠き2a内で矩形断面の梁2に突き当てられていてもよいし、間隔を開けて接合されるものであってもよい。添設板80は図13に示す接合構造と同じように取り付けられ、梁受け金具81も同じものを用いて切り欠き2a内の底部に同様に固定されている。
このような接合構造では、I型断面の梁1の上下のフランジ11,12が矩形断面の梁2によって横方向へ変位するのが拘束されるので、I型断面の梁1の端部が矩形断面の梁2に対して水平方向の変位又はねじるように回転方向の変位が生じるのを抑えることができる。
図15は、本発明の他の実施形態である木質梁の接合構造を示す概略斜視図である。
この接合構造は、添設板90を用いてI型断面の梁1を矩形断面の梁2の側面に突き当てるように接合するものである。
添設板90は、図3に示す添設板3と同様に、I型断面の梁1のウエブ13に当接される部分に複数の爪状部を備えるものであり、この爪状部を木質材料からなるウエブ13に押し入れて固定されている。この添設板90の矩形断面の梁2と接合される部分は、鉛直方向の折り曲げ線によってほぼ直角に折り曲げられ、折り曲げられた部分90aは、上下のフランジ11,12を矩形断面の梁2の側面に突き当てたときに、矩形断面の梁2の側面に当接されるものとなっている。そして、この折り曲げられた部分90aに設けられた複数のビス孔から矩形断面の梁2にビスがねじ込まれ、添設板90が矩形断面の梁2に接合されるものである。なお、添設板90の折り曲げられた部分90aにボルト孔を設け、矩形断面の梁2を横方向に貫通するボルトとナットによって固定するものであってもよい。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、梁の形状、寸法等、添設板の形状、寸法、爪状部の形状等を適宜に変更して実施することができる。
例えば梁のウエブは、上記実施の形態ではいずれも複数の傾斜した小幅板材が間隔を開けて配列されたものであるが、請求項1又は請求項3に係る発明では、梁の軸線方向に連続する合板又は無垢の板材を用いてもよい。また、爪状部を押し入れることができるように木質材料が使用されていれば、一部に他の材料を使用するものであってもよい。
I型断面の梁の端部が接合される他の構造部材は、上記実施の形態ではいずれも木質材料からなる梁であったが、梁に限定されるものではなく柱や壁体等であってもよい。また、他の構造部材は木質材料からなるものに限定されず、鋼部材やコンクリート部材であってもよい。さらに、添設板を他の構造部材に接合する構造も、梁受け金具を用いるものや、ビス又はボルトを用いるものに限定されず、適宜に設計することができる。
1:木質材料からなるI型断面の梁, 2:木質材料からなる矩形断面の梁, 3:添設板, 4:梁受け金具, 4a:基部, 4b:鉛直板部, 4c:ボルト孔, 5:ボルト, 6:ボルト, 7:ナット, 8:鋼円筒部材,
11:上フランジ, 12:下フランジ, 13:ウエブ, 14:小幅板材,
31:爪状部, 32:ボルト孔, 33:切り込み線, 35:舌片の軸線, 36:舌片の折り曲げ線, 37:添設板, 38:爪状部,
40:添設板, 41:爪状部, 42:ボルト孔, 43:張り出し部, 44:ビス,
50:添設板, 51:張り出し部, 52:突起部, 53:添設板, 54:張り出し部, 55:短冊状部分, 55a:短冊状部分の付け根, 55b:短冊状部分の先端部,
60:添設板, 61:爪状部, 62,63:鉛直リブ, 64:添設板, 65:爪状部, 66:鉛直リブ,
70:添設板, 71:梁受け金具, 71a:梁受け金具の基部, 71b:梁受け金具の鉛直板部, 72:ビス, 73:ボルト, 74:ナット,
80:添設板, 81:梁受け金具, 81a:梁受け金具の基部, 81b:梁受け金具の鉛直板部, 82:ボルト, 83:ボルト, 84:ナット,
90:添設板

Claims (3)

  1. 上フランジと、下フランジと、これらを上下に連結するウエブとを有する木質梁の端部を、他の構造部材に接合する木質梁の接合構造であって、
    前記ウエブの側面に鋼からなる添設板が固定され、
    該添設板が前記他の構造部材に接合されており、
    前記添設板は、鋼板材に板厚方向に貫通する切り込み線を設けて舌片を形成し、該舌片を鋼板材の面から突出するように折り曲げて形成された爪状部が、規則的に配列して設けられたものであり、
    前記ウエブを構成する木質材料に前記爪状部を押し込むことによって前記添設板が前記ウエブに固定され、
    前記添設板は、上縁及び下縁に沿って水平方向に張り出し部を備え、該添設板が前記ウエブの側面から離れる方向に変位するのを抑制するように前記張り出し部が前記上フランジ及び下フランジによって拘束されていることを特徴とする木質梁の接合構造。
  2. 上フランジと、下フランジと、これらを上下に連結するウエブとを有する木質梁の端部を、他の構造部材に接合する木質梁の接合構造であって、
    前記ウエブの側面に鋼からなる添設板が固定され、
    該添設板が前記他の構造部材に接合されており、
    前記添設板は、鋼板材に板厚方向に貫通する切り込み線を設けて舌片を形成し、該舌片を鋼板材の面から突出するように折り曲げて形成された爪状部が、規則的に配列して設けられたものであり、
    前記ウエブを構成する木質材料に前記爪状部を押し込むことによって前記添設板が前記ウエブに固定されており、
    前記ウエブは、所定幅の板材を前記木質梁の軸線方向に傾斜させ、所定の間隔を開けて複数を配列したものであり、
    前記爪状部は、前記鋼板材に形成された舌片の折り曲げ線が前記ウエブを構成する板材の軸線に沿った方向となるように形成されていることを特徴とする木質梁の接合構造。
  3. 上フランジと、下フランジと、これらを上下に連結するウエブとを有する木質梁の端部を、他の構造部材に接合する木質梁の接合構造であって、
    前記ウエブの側面に鋼からなる添設板が固定され、
    該添設板が前記他の構造部材に接合されており、
    前記添設板は、鋼板材に板厚方向に貫通する切り込み線を設けて舌片を形成し、該舌片を鋼板材の面から突出するように折り曲げて形成された爪状部が、規則的に配列して設けられたものであり、
    前記ウエブを構成する木質材料に前記爪状部を押し込むことによって前記添設板が前記ウエブに固定されており、
    前記添設板は、前記他の構造部材と接合される側の端縁より該木質梁の中央部側に、鉛直方向の折り曲げ線によって折り曲げられて前記ウエブの側方に張り出すように設けられた鉛直リブを有することを特徴とする木質梁の接合構造。
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