JP6265981B2 - ビルジ水とスラッジを再処理するためのシステムおよび方法 - Google Patents

ビルジ水とスラッジを再処理するためのシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6265981B2
JP6265981B2 JP2015519156A JP2015519156A JP6265981B2 JP 6265981 B2 JP6265981 B2 JP 6265981B2 JP 2015519156 A JP2015519156 A JP 2015519156A JP 2015519156 A JP2015519156 A JP 2015519156A JP 6265981 B2 JP6265981 B2 JP 6265981B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
bilge water
line
phase
collection tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015519156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015527185A5 (ja
JP2015527185A (ja
Inventor
クラウス−ライネル ヴィッテ
クラウス−ライネル ヴィッテ
Original Assignee
ジーイーエー メカニカル エクイップメント ゲーエムベーハー
ジーイーエー メカニカル エクイップメント ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジーイーエー メカニカル エクイップメント ゲーエムベーハー, ジーイーエー メカニカル エクイップメント ゲーエムベーハー filed Critical ジーイーエー メカニカル エクイップメント ゲーエムベーハー
Publication of JP2015527185A publication Critical patent/JP2015527185A/ja
Publication of JP2015527185A5 publication Critical patent/JP2015527185A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6265981B2 publication Critical patent/JP6265981B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/38Treatment of water, waste water, or sewage by centrifugal separation
    • C02F1/385Treatment of water, waste water, or sewage by centrifugal separation by centrifuging suspensions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63JAUXILIARIES ON VESSELS
    • B63J4/00Arrangements of installations for treating ballast water, waste water, sewage, sludge, or refuse, or for preventing environmental pollution not otherwise provided for
    • B63J4/006Arrangements of installations for treating ballast water, waste water, sewage, sludge, or refuse, or for preventing environmental pollution not otherwise provided for for treating waste water or sewage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/02Treatment of water, waste water, or sewage by heating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F11/00Treatment of sludge; Devices therefor
    • C02F11/12Treatment of sludge; Devices therefor by de-watering, drying or thickening
    • C02F11/121Treatment of sludge; Devices therefor by de-watering, drying or thickening by mechanical de-watering
    • C02F11/127Treatment of sludge; Devices therefor by de-watering, drying or thickening by mechanical de-watering by centrifugation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F11/00Treatment of sludge; Devices therefor
    • C02F11/12Treatment of sludge; Devices therefor by de-watering, drying or thickening
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F11/00Treatment of sludge; Devices therefor
    • C02F11/12Treatment of sludge; Devices therefor by de-watering, drying or thickening
    • C02F11/13Treatment of sludge; Devices therefor by de-watering, drying or thickening by heating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2101/00Nature of the contaminant
    • C02F2101/30Organic compounds
    • C02F2101/32Hydrocarbons, e.g. oil
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2103/00Nature of the water, waste water, sewage or sludge to be treated
    • C02F2103/008Originating from marine vessels, ships and boats, e.g. bilge water or ballast water
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/002Construction details of the apparatus
    • C02F2201/005Valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Description

本発明は、ビルジ水を再処理するためのシステムおよび方法に関する。
ビルジ水は、船の運行中に生じるが、法的規則により、浄化されないまま海に流されてはならないことになっている。
したがって、浄化後に海に直接流され得る程度にまで、船に溜まったビルジ水を直接的に再処理または浄化することが好都合である。
このため、スラッジ相の形態である沈殿物と、オイル相の形態である残留油とは、ビルジ水から分離され、一般には、たとえば船が港に着くまで、他のプロセスによるスラッジ残留物と共に共通のスラッジ収集タンクに貯蔵される。
スラッジ収集タンクの容量は限られているため、スラッジ収集タンクに貯蔵される液体の量をさらに減らすことが好都合である。
本発明の目的は、この課題を解決することにある。
この目的は、請求項1の特徴を有するシステムと、請求項11の特徴を有する方法とによって、本発明により達成される。
この場合には特に、スラッジ収集タンクに沈殿した含水スラッジ相である、スラッジ収集タンクの中に収集された生成物が、遠心分離機の中に再循環することにより、再循環した固形物、すなわちスラッジ相の一部における、遠心力を利用した第2の再処理/浄化を行うことができ、それによって、全体的に、排出可能な水の量が増加し得るか、または、スラッジ相の量がさらに減少し得る。
そのため、スラッジ収集タンクが自身の最大充填レベルに達するまでに比較的長い時間を要する。
有利な改良は、下位請求項の主題である。
再循環ラインには、スラッジ収集タンクへのスラッジの逆流を防止するために、スラッジ収集タンクの下流において逆止弁が接続されていることが好ましい。
さらに、計量されたスラッジ相の再循環/リターンを可能にする、好ましくは調節されたスラッジポンプであるポンプが、再循環ラインに配置されてもよい。
この場合にはさらに、上記ラインL1の逆止弁V7の下流であるとともに、再循環ラインL12における上記ラインL1への流出口の下流である上記ラインL1には、ビルジ水ポンプP1が接続されていると好ましい。
ビルジ水ポンプP1のパワーは、上記再循環ラインL12に配設されたスラッジポンプP3のパワーより大きいことが好ましい。
ビルジ水ポンプのパワーを最適に利用するためには、スラッジ相用の再循環ラインがつながっているラインが、ビルジ水用のビルジ水タンクとビルジ水ポンプとの間に配置されていると有利である。
ビルジ水ポンプのパワーは、スラッジポンプのパワーより常に大きく、それにより、遠心分離機の方向におけるさらなる移送が行われることが好ましい。
この場合、ビルジ水タンクの下流に配置された逆止弁は、ビルジ水ポンプが故障した際には、ビルジ水用のビルジ水タンクへのスラッジのさらなる移送を防止することが好ましく、また有利である。
基本的には、スラッジ相だけをもう一度再処理するが、分離されたオイル相の部分はもう一度再処理を行わないことが本来は好都合であるため、再循環ラインが、スラッジ収集タンクの底部、および/または、スラッジ収集タンクの下側3分の1における壁部に配置されていると有利である。
この場合のスラッジ収集タンクは、比較的重い含水スラッジ相がタンクの下側部分に集まり、オイル相が表面上に浮く、一種の沈殿槽として働く。
浄化前のビルジ水の油含有量は、容積で25%未満となることが好ましい。
このことにより、ビルジ水の中でスラッジが計量されている場合には、比較的高い水の割合を有する多くのスラッジが再度スラッジ収集タンクの中に沈殿するまで、特定の油含有量を超えるスラッジの再循環が確実に停止されるように注意が払われる必要がある。
油含有量は、再循環ラインにおける、または、遠心分離機までのラインにおけるチェック用デバイスによって直接的に監視されてもよく、または、遠心分離機の排水溝における流量計によって間接的に監視されてもよい。
さらに、この方法の効率を高めるために、遠心力を利用したビルジ水の浄化/再処理の前に、ビルジ水のフィルタ処理および/または加熱を行うステップの一方または両方が行われてもよい。
スラッジ相の再循環は、遠心分離機が空にするステップを行う前に行われることが好ましい。
スラッジ相は、たいていは低い油含有量しか有していないため、独立して処理されてもよい。
それにより、スラッジ収集タンクへは比較的少ない充填物が送られる。
このため、スラッジ収集タンクから空間的に離れたタンクの中でスラッジがアップグレードされると有利である。
このアップグレードは、加熱、フィルタ処理、または、スラッジ脱水デバイス(「スラッジ濃縮ユニット」)における分離によって行われてもよい。
例示的実施形態を参照して、以下の図面により本発明をさらに詳しく説明する。
ビルジ水を再処理するための、本発明によるシステムを示す。 ビルジ水を再処理するための、既知のシステムを示す。 本発明によるシステムの変形形態を示す。
図2は、最初に説明されることになる、ビルジ水を再処理するための既知のシステムを示す。
ビルジ水は、一般に船のエンジンルームに溜まる/生じる。
ビルジ水は、たとえば、海水、冷却水の漏れ、凝縮水、または洗浄水から生じる場合があり、主要成分としての実際の水と、一般には、燃料、潤滑油、または他の油の残留物などのさらなる成分とを含んでいる。
これに伴う問題は、ビルジ水が、未処理のまま、または単純に希釈されて海に戻されてはならないということである。
15ppm未満の油含有量(IMO規則)は、12海里区域として知られる海洋の外側にビルジ水を導入することに対する規制値と考えられている。
特別に保護された区域では、認可されている油含有量が最大5ppmである場合さえある。
このため、十分に機能する、認可されたビルジ水の脱油機を船に搭載することが法律で規定されている。
これらの規制値は、特許付与されたデバイスと方法とによって準拠され得る。
ビルジ水Bの浄化に向けた、図2に示されている既知のシステムでは、船のビルジ水は、ビルジ水タンク1に導入され、好ましくはそこに集められる。
ビルジ水は、最初に、ビルジ水の固形粒子S1を取り除くために、ビルジ水タンク1から、ビルジ水ポンプP1により、ラインL1によってフィルタシステム2を介して導かれる。
フィルタシステムから出るビルジ水は、ラインL2により、好ましくはスチームヒータ4などの加熱デバイスを介して、さらに導かれる。
この加熱デバイスは、高温蒸気を導入するための蒸気流入部3と、高温凝縮水を排出するための凝縮水流出部5とを有する。
特にオイル成分に関して、以降でさらに効果的に浄化され得る、加熱/加温されたビルジ水は、加熱デバイスから、ラインL3と切替弁V1とを介して、特に三相セパレータである、セパレータであることが好ましい遠心分離機6の中に流れ込む。
遠心分離機6では、水相W、オイル相O、およびスラッジ相S2への、ビルジ水の分離が、遠心力を利用した場において行われる。
遠心分離機6には、調節用の水L6と、充填および排出用の水L5とを加えるためのプロセス水ラインL4が割り当てられている。
調節用の水と、充填および排出用の水とは、弁V2を介して、セパレータドラムの密閉チャンバに導入されるか、または、弁V2を介して、遠心分離機6の供給ラインL6に導かれ得る。
浄化されたビルジ水Wは、遠心分離機からラインL7を介して排出される。
ラインL7は、浄化されたビルジ水Wを残留油含有量に関して連続的に監視するために、オイルモニタ13によってバイパスされる(弁V3)。
このオイルモニタによって、切替弁V4が制御される。
油含有量が、好ましくは15ppm、または、必要に応じて5ppmである所望の値を下まわる場合には、浄化されたビルジ水を排出ラインL8を通じて海に投棄することが行われ得る。
逆に、油含有量が、規定されている所望値を上まわる場合には、ビルジ水は、十分に浄化されておらず、再循環ラインL10を介してビルジ水収集タンク1に戻される。
遠心分離機6から固形物トラップ7に排出されたスラッジ相S2は、中間コンテナ9の中に集められ、ポンプP2によって、ラインL9を介してスラッジタンク10に導かれる。
遠心分離機6から排出されるオイル相Oは、遠心分離機6からラインL11を介して排出される。
ラインL11は、スラッジ相をスラッジ収集タンク10に導入するためのラインL9につながっているか、または、スラッジ収集タンク10に直接的につながっていることが好ましい。
概して図2の方法は、ビルジ水の主要成分、すなわち、ビルジ水に含まれている水が、一般には、浄化後に海に直接的に導かれ、その結果、ビルジ水を収集および貯蔵するために必要とされるのはすでに比較的低い貯蔵容量であるという特定の利点をもたらしている。
したがって、このシステムと、それに伴う方法とは、基本的には成功していることがわかっているが、このシステムと方法は、本発明によって実質的にさらに進展する。
図1は、図2と同様の構成を有する、本発明によるシステムを示す。
しかし本システムは、図2の構成要素に加え、さらに再循環ラインL12の特徴を有している。
この再循環ラインL12により、液体、特に、依然として流動性のある含水スラッジ相が、スラッジ収集タンク10から、ビルジ水収集タンク1とポンプP1との間に接続されたラインに再循環し、さらには遠心分離機6の中に再循環し得る。
この再循環は、特に以下の理由で有利である。
スラッジ収集タンク10は、(依然として水分を含む)スラッジ相S2が徐々に沈殿し、油を含む相Oがスラッジ相S2の上に浮く、一種の沈殿槽として働く。
沈殿したスラッジ相S2が、スラッジ収集タンク10から再循環ラインL12を介して再循環することにより、スラッジ収集タンク10の液面が下がり、その結果、スラッジ収集タンク10は、さらに大容量のスラッジとオイルとを収容することができる。
この再循環ラインL12は、スラッジ収集タンク10から、スラッジ収集タンク10とビルジ水流入ポンプP1との間の(吸引)ラインL1につながっていることが好ましく、また特に有利である。
ラインL1には逆止弁V7が配置され、それによって、スラッジ収集タンク10から、ビルジ水タンク1における比較的きれいなビルジ水への、含水スラッジ相S2の逆流が生じ得ないことが好ましい。
含水スラッジ相の圧力状態により、ラインの耐圧性に関係する問題が引き起こされる場合があるため、ラインL1、ラインL12の一方、または、ラインL1、ラインL12の両方は、(ここには図示されていない)圧力逃し弁を有していることが好ましい。
図1では、含水スラッジ相の再循環は、(スラッジ)ポンプP3によって行われている。
この(スラッジ)ポンプP3は、動作中には、好ましくはビルジ水ポンプP1のパワーの15%未満である、低いパワーで動作することが好ましい。
再循環は、連続的に行われてもよく、または断続的にのみ行われてもよい。
スラッジ相は、このスラッジ相の再循環により、遠心分離機に導かれるビルジ水と混ざって、このビルジ水と共に浄化され、全体的には、図2のシステムと比べると、スラッジ相の含水量が減少する。
このようにして、浄化されたビルジ水相Wにおける投棄可能な量が簡単な方法で増え、また、スラッジ収集タンク10において単位容積あたりに貯蔵されるビルジ水の容積が減少する。
ラインL12またはポンプP3を通じた再循環は、(遠心分離機がピストンスライドの排出機能を有している場合には)遠心分離機を空にするプログラムが開始する際、または、アラームが作動している際には、停止していることが好ましい。
フィルタ2は、遠心分離機への流入部におけるスラッジ含有量が多すぎるかどうかを確認するために利用されてもよい。
この場合には、ポンプP3は停止する。
適切である場合には、圧力トランスミッタと振動モニタリングとによって安全性がさらに高められる。
スラッジ収集タンク10へのビルジ水の逆流の可能性を防ぐために、スラッジ収集タンク10の下流にある再循環ラインL12には、逆止弁(V8)が接続されていることが特に有利である。
さらに、ビルジ水ポンプP1は、この逆止弁の下流にあるとともに、再循環ラインL12におけるラインL1への流出口の下流にあるラインL1に接続されていることが好ましい。
図3は、遠心分離機から排出されたスラッジ相S2から水を取り除くための、ここでは沈殿槽(または、特に圧搾機)11である、ラインL9に接続されたスラッジ・アップグレード・デバイス(「スラッジ濃縮ユニット」)によって図1のシステムが追加的に補われる、さらに好ましい展開を示す。
このデバイス11により、スラッジから液体相が、好ましくは静かに沈殿し、スラッジ相はさらにアップグレードされる。
沈殿した液体相は、ラインL13を通じて、好ましくは(図1の)再循環ラインL12を有するスラッジ収集タンク10に戻され得る。
次いでスラッジS3は、油を含む相から分離されて、投棄され得る。
このようにして、スラッジ用の収集タンク10におけるスラッジ含有量が減り、このことは、ラインL12を通じたリターナビリィティに関してプラスの効果を有する。
P1、P2 ポンプ
L1、L2、・・・ライン
S1、S2、O、W スラッジ相、オイル相、水相
B ビルジ水
V1、V2、・・・ 弁
1 ビルジ水収集タンク
2 フィルタシステム
3 蒸気流入部
4 スチームヒータ
5 凝縮水流出部
6 遠心分離機
7 固形物トラップ
8 チェック用デバイス
9 中間タンク
10 スラッジ収集タンク
11 スラッジ・アップグレード・デバイス

Claims (16)

  1. A) ビルジ水用のビルジ水タンク(1)と、
    B) 浄化されるビルジ水からオイル相(O)と固形状のスラッジ相(S2)とを分離するための遠心分離機(6)と、
    C) 分離された前記オイル相(O)と前記スラッジ相(S2)と収集するためのスラッジ収集タンク(10)と
    を少なくとも有する、ビルジ水を浄化するためのシステムにおいて、
    D) 前記スラッジ収集タンク(10)が、ビルジ水用の前記ビルジ水タンク(1)と前記遠心分離機(6)との間に配置されたライン(L1)につながっている再循環ライン(L12)を有することを特徴とする
    システム。
  2. 逆止弁(V8)が、前記スラッジ収集タンクの下流にある前記再循環ライン(L12)に接続されていることを特徴とする
    請求項1に記載のシステム。
  3. 逆止弁(V7)が、前記ビルジ水タンクの下流にある前記ライン(L1)に接続されていることを特徴とする
    請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記ライン(L1)における前記逆止弁(V7)の下流であるとともに、前記再循環ライン(L12)における前記ライン(L1)への流出口の下流である前記ライン(L1)には、ビルジ水ポンプ(P1)が接続されていることを特徴とする
    請求項3に記載のシステム。
  5. 前記再循環ライン(L12)にスラッジポンプ(P3)が配設され、
    前記ビルジ水ポンプ(P1)のパワーが、前記スラッジポンプ(P3)のパワーより大きいことを特徴とする
    請求項4に記載のシステム。
  6. 前記再循環ライン(L12)がつながっている前記ライン(L1)が、ビルジ水用の前記ビルジ水タンク(1)と前記ビルジ水ポンプ(P1)との間に配置されていることを特徴とする
    請求項4または請求項5に一項に記載のシステム。
  7. 前記再循環ライン(L12)がつながっている前記ライン(L1)が、吸引ライン(L1)であることを特徴とする
    請求項1から6のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 前記再循環ライン(L12)が、前記スラッジ収集タンク(10)の底部、および/または、前記スラッジ収集タンク(10)の下側3分の1における壁部に配置されていることを特徴とする
    請求項1から7のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記スラッジポンプ(P3)のパワーが、動作中に、前記ビルジ水ポンプ(P1)のパワーの25%未満、好ましくは15%未満となることを特徴とする
    請求項5に記載のシステム。
  10. スラッジ濃縮ユニット(11)を有することを特徴とする
    請求項1から9のいずれか一項に記載のシステム。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のシステムによって、ビルジ水とスラッジとを合わせて再処理するための方法において、
    a) ビルジ水タンク(1)の中にビルジ水を提供するステップと、
    b) 前記ビルジ水タンク(1)から遠心分離機(6)にビルジ水を移すステップと、
    c) 好ましくはセパレータである遠心分離機(6)において、水相(W)からオイル相(O)とスラッジ相(S2)とを分離するとともに、ビルジ水を浄化するステップと、
    d) スラッジ収集タンク(10)の中に前記スラッジ相(S2)と前記オイル相(O)とを収集するステップと、
    e) 前記スラッジ収集タンク(10)から、前記遠心分離機(6)、または、前記遠心分離機の上流において接続されているシステム素子にスラッジ相(S2)を少なくとも部分的に再循環させるステップとを特徴とする
    方法。
  12. 浄化前のビルジ水の油含有量が、容積で25%未満となる
    請求項11に記載の方法。
  13. ステップbによってビルジ水を移すステップ中に、ビルジ水のフィルタ処理および/または加熱が行われることを特徴とする
    請求項11または12に記載の方法。
  14. ステップeによる再循環が、前記セパレータから固形物を空にする間、または、アラームが始動している際には中断されることを特徴とする
    請求項11から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記遠心分離機から排出される前記スラッジ相(S2)の固形物含有量が、前記スラッジ収集タンク(10)への導入前にさらに低減されることを特徴とする
    請求項11から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記固形物含有量の低減が、圧搾機によって、または、沈殿槽(11)において行われることを特徴とする
    請求項15に記載の方法。
JP2015519156A 2012-07-05 2013-07-01 ビルジ水とスラッジを再処理するためのシステムおよび方法 Active JP6265981B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102012106019.3 2012-07-05
DE102012106019.3A DE102012106019A1 (de) 2012-07-05 2012-07-05 Anlage und Verfahren zur Aufarbeitung von Bilgewasser und Schlamm
PCT/EP2013/063769 WO2014005967A1 (de) 2012-07-05 2013-07-01 Anlage und verfahren zur aufarbeitung von bilgewasser und schlamm

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015527185A JP2015527185A (ja) 2015-09-17
JP2015527185A5 JP2015527185A5 (ja) 2016-06-09
JP6265981B2 true JP6265981B2 (ja) 2018-01-24

Family

ID=48741132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015519156A Active JP6265981B2 (ja) 2012-07-05 2013-07-01 ビルジ水とスラッジを再処理するためのシステムおよび方法

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP2870108B1 (ja)
JP (1) JP6265981B2 (ja)
KR (1) KR102134047B1 (ja)
CN (1) CN104487389A (ja)
DE (1) DE102012106019A1 (ja)
DK (1) DK2870108T3 (ja)
HR (1) HRP20180990T1 (ja)
PL (1) PL2870108T3 (ja)
SG (1) SG11201500049TA (ja)
TR (1) TR201809465T4 (ja)
WO (1) WO2014005967A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5829352B1 (ja) * 2015-07-31 2015-12-09 三菱化工機株式会社 排ガススクラバー用の遠心分離機及びその運転方法
KR101662039B1 (ko) * 2016-04-28 2016-10-14 주식회사 코센코리아 원심분리시스템을 이용한 빌지수 정화처리 방법
JP6653215B2 (ja) * 2016-05-20 2020-02-26 株式会社三井E&Sマシナリー 排水処理装置および排水処理方法
CN109970141A (zh) * 2019-04-29 2019-07-05 江苏旭云物联信息科技有限公司 一种适用于移动装备的污水物自动化快速处理装置
EP3907187A1 (en) * 2020-05-05 2021-11-10 Alfa Laval Corporate AB Bilge water system and method of operating bilge water system
ES2883410B2 (es) * 2020-05-25 2022-04-20 Delgado Joan Serra Sistema y metodo para la gestion integral de residuos marpol i, a bordo de un buque

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59110005U (ja) * 1983-01-14 1984-07-25 大東工業株式会社 油水分離装置
SE9803898D0 (sv) * 1998-11-13 1998-11-13 Alfa Laval Ab Method and plant for cleaning contaminated water
JP2006104233A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Nippon Mining & Metals Co Ltd 廃油の処理方法
JP2006175774A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Takeji Shizume 中間熱処理装置
CN101343095B (zh) * 2008-08-28 2010-10-13 上海交通大学 船舶舱底污水处理装置
JP5543743B2 (ja) * 2009-08-27 2014-07-09 兵神機械工業株式会社 油水分離システム
SE534386C2 (sv) * 2009-10-29 2011-08-02 Alfa Laval Corp Ab Centrifugalseparator samt metod för separering av fasta partiklar
FI123905B (fi) * 2011-05-11 2013-12-13 Ekoport Turku Oy Menetelmä ja järjestely pilssivesien käsittelemiseksi

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014005967A1 (de) 2014-01-09
DK2870108T3 (en) 2018-07-30
CN104487389A (zh) 2015-04-01
TR201809465T4 (tr) 2018-07-23
EP2870108A1 (de) 2015-05-13
HRP20180990T1 (hr) 2018-08-10
KR20150034763A (ko) 2015-04-03
SG11201500049TA (en) 2015-02-27
JP2015527185A (ja) 2015-09-17
EP2870108B1 (de) 2018-05-02
PL2870108T3 (pl) 2018-10-31
DE102012106019A1 (de) 2014-01-09
KR102134047B1 (ko) 2020-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6265981B2 (ja) ビルジ水とスラッジを再処理するためのシステムおよび方法
JP2015527185A5 (ja)
JP5859463B2 (ja) 排ガス及びガス・スクラバ流体浄化装置及び方法
JP5945151B2 (ja) 再生油製造装置及び再生油製造方法
KR101662039B1 (ko) 원심분리시스템을 이용한 빌지수 정화처리 방법
CA2589963A1 (en) Wastewater treatment plant
JP6177835B2 (ja) スクラバ液処理プロセス
CN202724758U (zh) 一种汽轮机油净化机
JP2004050145A (ja) 微細な浮遊物質を含むビルジ用油水分離装置
US5965029A (en) System and method for treating an oil gas well stream
JP5543743B2 (ja) 油水分離システム
KR102385700B1 (ko) 연료 시스템
CN104876378B (zh) 三元复合驱采出污水系统处理工艺
JP6113997B2 (ja) フラッシング処理方法およびフラッシング水処理システム
CN209423131U (zh) 一种油水分离装置
RU169752U1 (ru) Установка для очистки нефтяных и нефтепродуктовых резервуаров от отложений
CN210711071U (zh) 一种五金加工清洗废水的一体化处理设备
JP2931549B2 (ja) 燃料タンク洗浄排水処理方法及び装置
CN210620417U (zh) 一种化工污水处理用沉淀池
RU2142423C1 (ru) Отстойник для очистки нефтесодержащих вод
RU2712571C1 (ru) Система оборотного водоснабжения для автотранспортных предприятий
KR101665444B1 (ko) 시추 구조물의 드레인 처리 시스템
RU2235069C1 (ru) Автоматический комплекс очистки нефтесодержащих сточных вод
CN202116527U (zh) 一种组合式抗燃油净化装置
RU2047567C1 (ru) Комплекс для очистки жидкости после мойки машин и деталей

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160414

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6265981

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250