JP2931549B2 - 燃料タンク洗浄排水処理方法及び装置 - Google Patents

燃料タンク洗浄排水処理方法及び装置

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JP2931549B2 JP7248564A JP24856495A JP2931549B2 JP 2931549 B2 JP2931549 B2 JP 2931549B2 JP 7248564 A JP7248564 A JP 7248564A JP 24856495 A JP24856495 A JP 24856495A JP 2931549 B2 JP2931549 B2 JP 2931549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料タンクを洗浄
する際に発生する洗浄排水中に含まれる油分や固形物質
を除去する含油排水処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】石油火力発電所等で使用する重質燃料油
を貯蔵するタンクは、タンクの内部検査が法的に義務づ
けられていること、燃料受け入れ時に同伴されるスラッ
ジ及び空気中の水分や温度変化によって貯蔵中に燃料油
が変質して析出したスラッジがタンクの底部に蓄積する
こと等から、定期的に洗浄されている。
【0003】このタンク洗浄は、図4(a)に示すよう
に、循環ポンプ101及び洗浄ポンプ102を用いて洗
浄すべき燃料貯蔵タンク103を別の燃料貯蔵タンク1
04内の燃料油FOによる共油洗浄をした後、同図
(b)に示すように、温水循環ポンプ101´、温水H
Wを貯留した温水槽105及び温水洗浄ポンプ102´
を用いて温水を循環・昇圧し、蒸気ヒータ106で約8
0°Cに加熱し、ジェットノズル107によって燃料貯
蔵タンク103の内壁に吹きつけるという方法で行われ
る。このように燃料貯蔵タンクを洗浄した水は、油やス
ラッジを多量に含んでいるので、所定の排水基準を満た
すように処理された後廃棄処分される。
【0004】このような含油洗浄排水の処理は、従来、
図5に示すように、大型角槽からなる前記温水槽105
内で、排水中の粗大油滴を浮上分離すると共に比重の大
きいスラッジ分を沈降分離させつつ、その中間層からポ
ンプ21で排水を取り出し、順次、小型角槽1´、ポン
プ5´、油水分離器2´、小型水槽22、ポンプ23、
プリコート濾過器24、小型水槽25、ポンプ26、及
び充填式濾過器4´を通過させ、所定の排水基準にして
放液するという方法で行われていた。
【0005】この処理において、小型角槽1´は、10
3 程度のもので、排水の滞留中に油及びスラッジを比
重分離し、油水分離器2´は、比重差分離方式のもの
で、排水中の分散油を粗粒化して微小油滴を除去し、小
型水槽22及び25は、油吸着マット22a及び25a
を備え、微小油分を吸着すると共にスラッジを除去し、
プリコート濾過器24は、内部に充填された珪藻土層を
備え、燃料油の原油中に含まれる酸性物質であるナフテ
ン酸、微小な分散油、及び懸濁固形物を吸着濾過して排
水のPHを調整し、そして充填式濾過器4´は、その活
性炭充填層によって、排水中の乳化油を吸着除去する。
この処理では、油分1ppm、懸濁物質0.5ppm程
度以下にすることができ、一応、排水基準は満たされて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の処理方法に
は、多くの問題があった。即ち、小型角槽1´を通過さ
せるだけでは、スラッジの沈降分離が不十分であるた
め、油水分離器として、スラッジの影響のない比重差分
離方式のものしか採用できないこと、従って、油水分離
器でスラッジの分離や油分の精分離ができないこと、そ
の結果、小型水槽での油吸着マット22a、25aによ
る油及びスラッジの吸着分離が必要になること、PH調
整用に珪藻土を用いたプリコート濾過器が必要になるこ
と、充填式濾過器が大型化すること、開放タンクである
小型水槽が2基あるため、その分だけ排水を流すための
ポンプの台数が多くなること、処理システムの構成要素
の数が多いため、操作、保守、制御等が煩雑になるこ
と、従って自動化や省力化が図れないと共に装置のパッ
ケージ化が図れず、現地での処理装置の組立て作業が多
くなり、搬送性もよくない等の問題があった。
【0007】そこで本発明は、従来技術に於ける上記問
題を解決し、使用する機器の数が少なく、操作や保守が
簡単で、省力化の図られた燃料タンク洗浄排水処理方法
及び装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、燃料タンク洗浄排水処理方法
が、燃料タンクを洗浄した排水を滞留容器に導入して中
間層部分から第1処理水として取り出す比重差分離工程
と、前記第1処理水中の固形分を除去する濾過器に前記
第1処理水を導入して第2処理水として送り出す濾過工
程と、油水分離膜を備えた油水分離器に前記第2処理水
を導入して第3処理水として送り出す膜分離工程と、吸
着機能を有する物質を内蔵した吸着分離器に前記第3処
理水を導入して第4処理水として送り出す吸着分離工程
と、を有することを特徴とし、請求項2の発明は、上記
に加えて、前記滞留容器がカスケード式になっていて、
前記比重差分離工程では前記排水が複数回下降及び上昇
することを特徴とし、請求項3の発明は、燃料タンクを
洗浄した排水を処理する燃料タンク洗浄排水処理装置に
おいて、前記排水の流れ方向に順次結合された滞留容器
と濾過器と油水分離器と吸着分離器とであって、前記排
水中の油及び固形分を比重差で分離する滞留容器と、固
形分を除去する濾過器と、油水分離膜を備えた油水分離
器と、吸着機能を有する物質を内蔵した吸着分離器と、
を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の燃料タンク洗浄
排水処理装置の全体構成を示す。本装置は、排水の流れ
方向に順次結合された、滞留容器としての小型角槽1
と、一次濾過器2a及び二次濾過器2bで構成された濾
過器2と、油水分離器としての膜分離器3と、吸着分離
器4とを有する。小型角槽1には、燃料貯蔵タンクの洗
浄に用いる温水タンク等から排水が導入される。
【0010】小型角槽1は、20m3 程度の大きさで、
内部に仕切板11〜14を備えたカスケード式になって
いる。弁15を介して導入される洗浄含油排水は、槽内
において低速度で下降、上昇を繰り返し、この間に比重
差によって油分が上昇すると共に、スラッジが下降し、
これらが排水中から分離される。従来の小型角槽は10
3 程度の大きさで容量が小さく、又カスケード式にな
っていなかったため、小型角槽での洗浄排水の滞留時間
が短く、油やスラッジの浮上・沈降分離が不十分であっ
たが、このように容量を大きくしてカスケード式にする
ことにより、油及びスラッジの分離性能が向上し、その
後流側の濾過負荷が軽減される。符号16、17、18
はそれぞれ、排水出口弁、油出口弁、スラッジ等を排出
するドレン弁である。
【0011】小型角槽1内で処理された排水は、中間層
から排水出口弁16を経由してポンプ5に吸入され、一
次濾過器2aに送られる。ポンプ5は、センサ5aで小
型角槽1内の排水レベルを検出し、そのレベルを一定範
囲に維持するように自動的に発停される。小型角槽1内
のスラッジを排出するときには、ドレン弁18及びポン
プ出口側に設けられたドレン弁5bだけを開にしてポン
プ5を運転する。小型角槽1とポンプ5とは、その出口
側の弁5cまでを含めて一体的に、常設の設備又は可搬
式装置として形成される。一方、一次濾過器2a以下の
機器は、別の1つの可搬式ユニットとして形成され、そ
の入口側の弁2a−1は、燃料貯蔵タンク洗浄水の処理
時に弁5cとホース等で接続される。
【0012】一次濾過器2aは、複式切換型になってい
て、それぞれがステンレスワイヤーゲージ等でできた3
00メッシュ程度の面積濾過型のこし筒を備えている。
二次濾過器2bは、これよりも十分ファインな1μのポ
リポロ製糸巻エレメントを備えた体積濾過型のスラッジ
除去器である。これらによって、主としてスラッジがほ
ぼ完全に除去される。符号2a−2、2b−1〜3はそ
れぞれ、一次濾過器排水出口弁、二次濾過器排水出口
弁、油出口弁及びスラッジ等を排出するドレン弁であ
る。
【0013】油水分離器3は、図2にも示すように、上
部滞留部31及び油水分離膜カートリッジ32を備えて
いる。油水分離膜は、例えばポリエチレンテレフタレー
トのように撥水性及び撥油性を備えた多孔質膜である。
このような油水分離器は、カートリッジ化された小型で
高性能のものであり、濾過器2でスラッジ等の固形分が
十分除去されているため、その使用が可能になる。
【0014】二次濾過器2bを出た排水は、矢印で示す
如く、入口33から入り、油分を浮上分離させつつ下降
し、油水分離膜32を通過して出口34から排出され
る。この間に、排水中の微小な油分が粗粒化され、高効
率で油水の精分離が行われる。又、多孔質膜により、低
分子ナフテン酸は別として、含有量が多くPHを下げる
作用の大きい高分子ナフテン酸が分離される。符号3
5、36は、各部で分離された油分を排出する弁であ
る。
【0015】吸着分離器4は、吸着機能を有する物質と
して活性炭吸着層41を備え、油水分離器3で除去でき
なかった乳化油を吸着除去する。油水分離器が多孔質膜
を備え精分離のできる高性能のものであるため、吸着分
離器4の負荷が軽減される。従って、従来のような大容
量のものは必要でなくなる。符号42〜44は、それぞ
れ、排水入口弁、出口弁及び油排出弁である。
【0016】吸着分離器4で最終的に処理された排水
は、処理水水槽6を経て排水路等に放液される。最終処
理水は、PH計7及び濁度計8によって水質管理され
る。符号7aはPHセンサで、6a及び7b、8aはそ
れぞれ、水槽入口弁及びバイパス弁である。又、二次濾
過器2b、油水分離器3及び吸着分離器4の出口側に
は、サンプル水採取用のコック9a、9b、9cが設け
られている。
【0017】図3は、本発明の燃料タンク洗浄排水処理
方法を示す。図1に示すような処理装置を用いる場合に
は、この処理方法は、燃料タンクを洗浄した温水等の排
水を弁15から小型角槽1に導入してその中間層部分か
ら第1処理水として取り出す比重差分離工程51と、ス
ラッジ等の固形分を除去できる濾過器である一次及び二
次濾過器2a、2bに第1処理を導入して第2処理水と
して送り出す濾過工程52と、油水分離膜である多孔質
膜32を備えた油水分離器3に第2処理水を導入して第
3処理水として送り出す膜分離工程53と、吸着機能を
有する物質として活性炭吸着層41を内蔵した吸着分離
器4に第3処理水を導入して最終の第4処理水として送
り出す吸着分離工程54等によって構成される。
【0018】このような処理方法によれば、使用する濾
過器2、油水分離器3及び吸着分離器4が全て閉鎖圧力
式になっているため、ポンプ5を運転するだけで排水は
自動的に各機器を通過し、1操作で全工程を実施するこ
とができる。従って、従来少なくとも3名は必要であっ
た運転者が、1名で十分となる。
【0019】発明者等は、3日間燃料貯蔵タンクの洗浄
を行ない、これから得られた3種類の性状の排水を用い
て、上記のような燃料タンク洗浄排水処理方法により実
験を行ない、表1〜4に示すような結果を得た。表1〜
3はそれぞれの日のデータを示し、表4はその平均値を
示す。なお、水質分析は各種成分について行っている
が、この表では、小型角槽に導入される排水中の成分と
して排出規制値を超えているもののみについて示した。
【0020】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】 これらの表に示す如く、原排水の性状の如何にかかわら
ず、最終処理水は規制値を十分クリアし、極めて満足す
べき結果を得ることができた。
【0021】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、請求項1の
発明においては、比重差分離工程の次に濾過工程を設け
るので、この工程によってスラッジ等の固形物質を除去
することができる。従って、これに続く工程として、油
水分離膜を備えた高性能の油水分離器を使用する膜分離
工程を設けることができる。即ち、このような精分離工
程を設けても、従来のようにスラッジ等による目詰まり
の発生がなく、従って、油水分離器を頻繁に洗浄する必
要もなくなった。
【0022】又、スラッジを除去できる濾過工程と膜を
使用した精分離工程とにより、従来行われていた吸着マ
ットを備えた小型水槽によるスラッジ及び微小油滴の除
去工程が不要になる。その結果、処理装置が簡素化され
ると共に、消耗品である吸着マットの頻繁な取替えとい
う汚れ作業がなくなり、省力化と作業環境の改善が図ら
れる。更に、このような開放タンクが不要になるため、
排水送水のためのポンプがそのタンクの数だけ(2台)
なくなり、装置の構成が一層簡単になる。そして更に、
膜分離工程では、排水中の油分の精分離により、排水が
含有する燃料油の原油中に含まれる高分子ナフテン酸が
除去されるので、従来設けられていたPH調整用のプリ
コート濾過器が不要になる。
【0023】膜分離工程に続いて、吸着分離工程を設け
ているので、排水中の乳化油を除去することができる。
その結果、最終的に、公害防止のために定められている
排水の規制値を十分満足した排水処理をすることができ
る。この場合、膜分離工程までにおける油分の除去率が
良くなっているため、吸着分離工程における濾過負荷が
軽減され、それに使用するための吸着分離器が小型化さ
れる。
【0024】従って、以上のような燃料タンク洗浄排水
処理方法によれば、処理システムの大幅な簡素化によ
り、処理操作や保守作業が極めて容易になり、省力化が
図られ、又、自動化が容易になる。
【0025】請求項2の発明によれば、滞留容器をカス
ケード式にするので、比重差分離効果が大きくなり、以
後の各処理工程における濾過負荷が軽減される。
【0026】請求項3の発明によれば、比重差分離工
程、濾過工程、膜分離工程及び吸着分離工程から成る燃
料タンク洗浄排水処理方法を実施できる処理装置であっ
て、構成が簡単で、操作、保守、制御が容易で、パッケ
ージ化でき、搬送性が良く、利用度を向上できる処理装
置を提供することができる。例えばパッケージ化として
は、従来の装置が5ユニットになりパッケージ化が極め
て不十分であったのに対して、本発明の装置は、水槽や
プリコート濾過器を必要としないため、滞留容器と、濾
過器、油水分離器及び吸着分離器との2ユニットとし
て、良好にパッケージ化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料タンク洗浄排水処理装置の一例の全体構成
を示す系統図である。
【図2】上記装置の油水分離器の説明図である。
【図3】燃料タンク洗浄排水処理方法を示す工程図であ
る。
【図4】燃料貯蔵タンクの洗浄方法を示す説明図で、
(a)は共油洗浄で(b)は温水洗浄する状態を示す。
【図5】従来の燃料タンク洗浄排水処理装置の概略全体
構成を示す系統図である。
【符号の説明】
1 小型角槽(滞留容器) 2a 一次濾過器(濾過器) 2b 二次濾過器(濾過器) 3 膜分離器(油水分離器) 4 吸着分離器 33 油水分離膜カートリッジ(油水分離膜) 41 活性炭吸着層(吸着機能を有する物質) 51 比重差分離工程 52 濾過工程 53 膜分離工程 54 吸着分離工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 9/00 504 C02F 9/00 504E B01D 17/025 504 B01D 17/025 504 C02F 1/00 C02F 1/00 N 1/40 1/40 A 1/44 1/44 F (72)発明者 大下 嘉之 広島市中区小町4番33号 中国電力株式 会社内 (72)発明者 川原 旦聖 広島市中区小町4番33号 中電環境テク ノス株式会社内 (72)発明者 関本 匡俊 広島市中区小町4番33号 中電環境テク ノス株式会社内 (72)発明者 江島 新 大阪府大阪市西淀川区竹島4丁目7番32 号 株式会社ササクラ内 (56)参考文献 特開 平8−309351(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 9/00 502 - 504 B01D 17/025 504 C02F 1/00 C02F 1/40 C02F 1/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクを洗浄した排水を滞留容器に
    導入して中間層部分から第1処理水として取り出す比重
    差分離工程と、 前記第1処理水中の固形分を除去する濾過器に前記第1
    処理水を導入して第2処理水として送り出す濾過工程
    と、 油水分離膜を備えた油水分離器に前記第2処理水を導入
    して第3処理水として送り出す膜分離工程と、 吸着機能を有する物質を内蔵した吸着分離器に前記第3
    処理水を導入して第4処理水として送り出す吸着分離工
    程と、 を有することを特徴とする燃料タンク洗浄排水処理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記滞留容器がカスケード式になってい
    て、前記比重差分離工程では前記排水が複数回下降及び
    上昇することを特徴とする請求項1に記載の燃料タンク
    洗浄排水処理方法。
  3. 【請求項3】 燃料タンクを洗浄した排水を処理する燃
    料タンク洗浄排水処理装置において、 前記排水の流れ方向に順次結合された滞留容器と濾過器
    と油水分離器と吸着分離器とであって、前記排水中の油
    及び固形分を比重差で分離する滞留容器と、固形分を除
    去する濾過器と、油水分離膜を備えた油水分離器と、吸
    着機能を有する物質を内蔵した吸着分離器と、を有する
    ことを特徴とする燃料タンク洗浄排水処理装置。
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JP6345746B2 (ja) * 2016-10-31 2018-06-20 成田空港給油施設株式会社 燃料保管用タンクの洗浄廃液処理方法及びそれに用いる可搬式油水分離装置

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