JP6265096B2 - 車両駆動装置 - Google Patents

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Description

本開示は、車両駆動装置に関する。
軸心が車幅方向に延びるように配置されたエンジンと、相互の軸心が一致するようにエンジンに接続された変速機と、変速機の出力部に一体的に設けられた差動装置と、差動装置から車幅方向のエンジン側に延び、先端に駆動輪が取り付けられた第1駆動軸と、差動装置から車幅方向のエンジンとは反対側に延び、先端に駆動輪が取り付けられた第2駆動軸と、第1駆動軸上に配置されたモータと、第1駆動軸上の差動装置とモータとの間に減速機とを備える車両用駆動装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011‐031761号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の構成では、減速機は、リングギア固定の遊星歯車機構により形成されるので、リングギア分だけ径方向の大きさが大きくなる。減速機を可能な限り差動装置側に近づけるためには、減速機を可能な限り小径化する必要がある。
そこで、本開示は、リングギアを廃止して小径化が可能な減速機を備える車両駆動装置の提供を目的とする。
本開示の一局面によれば、軸心が車幅方向に延びるように配置されたエンジン(10と、前記エンジン(10)に同軸に接続される変速機(20)と、前記変速機(20)の出力部(21)に接続される差動装置(30)と、前記差動装置(30)から車幅方向の前記エンジン(10)側に延び、先端に駆動輪(93)が取り付けられた第1駆動軸(91)と、前記差動装置(30)から車幅方向の前記エンジン(10)側とは反対側に延び、先端に駆動輪(94)が取り付けられた第2駆動軸(92)とを備えた車両(1,1A)で用いられる車両駆動装置(40,40A)であって、
前記第1駆動軸(91)まわりに配置されたモータ(50)と、
前記モータ(50)と前記差動装置(30)との間で前記第1駆動軸(91)まわりに配置され、前記モータ(50)の回転を減速して前記差動装置(30)に伝達する減速機(60,60A)とを備え、
前記減速機(60,60A)は、第1サンギア(61)と、前記差動装置(30)のリングギア(32)と同一の回転速度で回転する態様で前記差動装置(30)に接続される第2サンギア(62)と、前記第1サンギア(61)及び前記第2サンギア(62)の双方に接続されるピニオンギア(63)と、前記ピニオンギア(63)を支持するキャリア(64)とを含み、
前記第1サンギア(61)及び前記キャリア(64)は、一方が固定であり、他方が前記モータ(50)に前記モータ(50)の出力軸(56)と同一の回転速度で回転する態様で接続される、車両駆動装置(40,40A)が提供される。
本開示によれば、リングギアを廃止して小径化が可能な減速機を備える車両駆動装置が得られる。
一例による車両駆動装置40を備える車両1の前輪側の駆動系を概略的に示す図である。 車両駆動装置40の一例の断面図である。 他の一例による車両駆動装置40Aを備える車両1Aの前輪側の駆動系を概略的に示す図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一例による車両駆動装置40を備える車両1の前輪側の駆動系を概略的に示す図である。車両1は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)タイプである。
車両1は、エンジン10と、変速機20と、差動装置30と、第1駆動軸(ドライブシャフト)91と、第2駆動軸92とを含む。
エンジン10は、軸心が車幅方向(左右方向)に延びるように配置される。エンジン10は、車両前部の右側に配置される。
変速機20は、エンジン10に同軸に接続される。変速機20は、エンジン10に直結されてもよいし、トルクコンバータ等の発進装置を介して接続されてもよい。
差動装置30は、変速機20の出力部21に接続される。図1に示す例では、変速機20の出力部21のギアは、差動装置30のリングギア32に噛み合う。差動装置30は、リングギア32と、ピニオンギア34と、左右のサイドギア36,38とを含む。
第1駆動軸91は、差動装置30から車幅方向に右側に延び、先端に右側の駆動輪93が取り付けられる。第1駆動軸91は、差動装置30のサイドギア36と一体回転する。
第2駆動軸92は、差動装置30から車幅方向に左側に延び、先端に左側の駆動輪94が取り付けられる。第2駆動軸92は、差動装置30のサイドギア38と一体回転する。
エンジン10のケース(ブロック)12は、車幅方向でケース22の右側に結合される。ケース22は、変速機20及び差動装置30を収容する。
車両駆動装置40は、車両1で用いられる。車両駆動装置40は、ケース42と、モータ50と、減速機60とを含む。車両駆動装置40は、例えば1つのユニット(モジュール)として形成される。
ケース42は、モータ50及び減速機60を収容する。ケース42は、車幅方向でケース22の右側に結合される。
モータ50は、第1駆動軸91まわりに配置される。モータ50は、減速機60の右側に隣接して配置される。モータ50は、インナーロータタイプである。モータ50は、ロータ52と、ステータ54と、出力軸56とを含む。
減速機60は、第1駆動軸91まわりに配置される。減速機60は、モータ50と差動装置30との間に配置される。減速機60は、モータ50の回転を減速して差動装置30に伝達する。減速機60は、第1サンギア61と、第2サンギア62と、ピニオンギア63と、キャリア64とを含む。減速機60は、リングギアを備えていない。
第1サンギア61は、車体に対して固定される。例えば、第1サンギア61は、ケース42に固定される。
第2サンギア62は、第1サンギア61よりも車幅方向で右側に配置される。第2サンギア62は、差動装置30に差動装置30のリングギア32と同一の回転速度で回転する態様で接続される。
ピニオンギア63は、第1サンギア61及び第2サンギア62の双方に接続される。即ち、ピニオンギア63は、2列のギヤ部63a,63bを含み、ギヤ部63aが第1サンギア61と噛み合い、ギヤ部63bが第2サンギア62に噛み合う。ピニオンギア63のギヤ部63a,63bの各歯数、及び、第1サンギア61及び第2サンギア62の各歯数は、モータ50の回転が減速されて差動装置30のリングギア32に伝達されるように設定される。例えば、ギヤ部63a,63bの歯数を同一としつつ、第2サンギア62の歯数を、第1サンギア61の歯数よりも多くする設定であってよい。或いは、第2サンギア62及び第1サンギア61の歯数を同一としつつ、ギヤ部63aの歯数を、ギヤ部63bの歯数よりも多くする設定であってよい。
キャリア64は、ピニオンギア63を自転可能に支持する。キャリア64は、モータ50にモータ50の出力軸56と同一の回転速度で回転する態様で接続される。
図1に示す車両駆動装置40によれば、減速機60は、リングギアを備えずに実現できる。これにより、減速機60は、リングギア分だけ小径化が可能となる。減速機60は、径が小さいほど、車幅方向で差動装置30に近づけて(本例では左側)配置することが容易となる。例えば、エンジン10のケース12とケース22の結合部付近では、ケース12の車両前後方向の幅が広くなる(図2参照)が、減速機60の小径化によって、かかる結合部付近に減速機60を配置することも可能となり得る。これにより、車幅方向でコンパクトな車両駆動装置40を実現できる。
図2は、車両駆動装置40の一例の断面図である。図2には、車両駆動装置40に加えて、差動装置30及びケース22の一部等が図示されている。また、図2には、ケース12の外形線が1点鎖線で示されている。図2は、搭載状態の車両駆動装置40の断面を示し、図2における上下方向は、重力方向に一致しているものとする。図2においては、図1を参照して上述した構成要素については、同一の参照符号を付している。
尚、図2に示す例では、ケース42は、左右の2分割され、減速機60用のケース42aと、モータ50用のケース42bとを含む。ケース42a及びケース42bは、車幅方向に合わせられて結合される。
図2に示す例では、第2サンギア62は、第1サンギア61の内径側を通って差動装置30のリングギア32に接続される。このようにして、図1及び図2に示すように第2サンギア62が第1サンギア61よりも車幅方向でモータ50側に配置される場合でも、第2サンギア62を差動装置30のリングギア32に接続できる。尚、図1及び図2に示す例では、第1サンギア61を固定しやすいように、第2サンギア62が第1サンギア61よりも車幅方向でモータ50側に配置されるが(第1サンギア61が第2サンギア62よりも差動装置30側に配置されるが)、逆であってもよい。この場合、第1サンギア61及び第2サンギア62の車幅方向の位置関係を図1及び図2に示す位置関係に対して逆にし、第1サンギア61は、モータ50のロータ52の内径側を通ってケース42bに固定されてもよい。
図2に示す例では、減速機60は、キャリア64以外の構成要素について、エンジン10のケース12の車両前後方向の幅が広くなるポイントPよりも差動装置30側に配置されている。これにより、車幅方向でコンパクトな車両駆動装置40を実現できる。
次に、図2を更に参照して車両駆動装置40の潤滑方法について説明する。
車両駆動装置40は、ケース42の内部に収容される潤滑油80を更に含む。図2には、“なし地”によるハッチング範囲で潤滑油80が模式的に示されている。図2では、モータ50が回転していない非作動状態における潤滑油80の状態が示されている。
潤滑油80は、モータ50が回転していない状態で、鉛直方向下側のピニオンギア63の鉛直方向下側の歯底63cよりも鉛直方向上側に油面82を有する。これにより、モータ50の回転時に、減速機60のピニオンギア63が自転しながら公転する際に、ピニオンギア63がケース42の底部(鉛直方向下側)に溜まる潤滑油80を掻き揚げることができる。掻き揚げられた潤滑油80は、重力の影響で下方に流れ、減速機60全体を潤滑する。このようにして、減速機60全体の潤滑が可能となる。
潤滑油80は、好ましくは、モータ50が回転していない状態で、モータ50のロータ52よりも鉛直方向下側に油面82を有する。これにより、潤滑油80がロータ52の回転の抵抗となることを防止できる。尚、潤滑油80の油面82をロータ52が浸からない状態で出来るだけ高い位置に設定する場合、以下の効果が得られる。モータ50が回転した状態では、上述の如くピニオンギア63による潤滑油80の掻き揚げにより油面82が降下するが、降下した油面82が、鉛直方向下側のピニオンギア63の鉛直方向下側の歯底63cよりも鉛直方向上側に位置する可能性が高くなる。従って、モータ50が回転した状態で油面82が降下した場合でも、ピニオンギア63による潤滑油80の掻き揚げが継続される可能性が高くなる。
図3は、他の一例による車両駆動装置40Aを備える車両1Aの前輪側の駆動系を概略的に示す図である。
車両駆動装置40Aは、図1及び図2に示した車両駆動装置40に対して、減速機60が減速機60Aに置換された点が異なり、他の構成は同一であってよい。図3において、図1及び図2に示した構成要素と同一であってよい構成要素については、同一の参照符号を付して説明を省略する。
減速機60Aは、図1及び図2に示した減速機60に対して、ギア構成は同じであるが、接続方法が異なる。具体的には、減速機60Aにおいては、キャリア64が固定であり、第1サンギア61が、モータ50にモータ50の出力軸56と同一の回転速度で回転する態様で接続される。尚、減速機60Aにおいては、車幅方向における第1サンギア61と第2サンギア62の配置は、減速機60とは逆である。
図3に示す車両駆動装置40Aによっても、図1に示した車両駆動装置40と同様の効果が奏される。但し、図3に示す車両駆動装置40Aでは、図1に示した車両駆動装置40とは異なり、第2サンギア62が第1サンギア61の内径側を通る必要が無いので、小径化の観点から有利である。他方、図3に示す車両駆動装置40Aでは、キャリア64が固定であるので、図2を参照して上述した掻き揚げ式の潤滑ができなくなる点で不利となる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、モータ50及び減速機60(減速機60Aについて同様)は、第1駆動軸91まわりに配置されるが、第2駆動軸92まわりに配置されてもよい。
なお、以上の実施例に関し、さらに以下を開示する。
(1)
軸心が車幅方向に延びるように配置されたエンジン10と、エンジン10に同軸に接続される変速機20と、変速機20の出力部21に接続される差動装置30と、差動装置30から車幅方向のエンジン10側に延び、先端に駆動輪93が取り付けられた第1駆動軸91と、差動装置30から車幅方向のエンジン10側とは反対側に延び、先端に駆動輪94が取り付けられた第2駆動軸92とを備えた車両1,1Aで用いられる車両駆動装置40,40Aであって、
第1駆動軸91まわりに配置されたモータ50と、
モータ50と差動装置30との間で第1駆動軸91まわりに配置され、モータ50の回転を減速して差動装置30に伝達する減速機60,60Aとを備え、
減速機60,60Aは、第1サンギア61と、差動装置30のリングギア32と同一の回転速度で回転する態様で差動装置30に接続される第2サンギア62と、第1サンギア61及び第2サンギア62の双方に接続されるピニオンギア63と、ピニオンギア63を支持するキャリア64とを含み、
第1サンギア61及びキャリア64は、一方が固定であり、他方がモータ50にモータ50の出力軸56と同一の回転速度で回転する態様で接続される、車両駆動装置40,40A。
(1)に記載の構成によれば、減速機60は、リングギアを備えずに実現できる。これにより、減速機60は、リングギア分だけ小径化が可能となる。減速機60は、径が小さいほど、車幅方向で差動装置30側に近づけて配置することが容易となる。これにより、車幅方向でコンパクトな車両駆動装置40を実現できる。
(2)
第1サンギア61が固定であり、キャリア64がモータ50に接続される、(1)に記載の車両駆動装置40。
(2)に記載の構成によれば、モータ50の回転に伴ってピニオンギア63が回転するので、ピニオンギア63の回転を利用した潤滑方法(掻き揚げ方式)を採用することが可能となる。
(3)
モータ50及び減速機60を収容するケースと、
ケース42の内部に収容される潤滑油80とを更に含み、
潤滑油80は、車両駆動装置40の車両1の搭載状態を基準として、鉛直方向の一番下側にピニオンギア63が位置した場合のピニオンギア63の鉛直方向一番下側に位置する歯の歯底63cよりも鉛直方向上側に、モータ50が回転していない状態で油面82を有する、(2)に記載の車両駆動装置40。
(3)に記載の構成によれば、ピニオンギア63の回転を利用した潤滑方法(掻き揚げ方式)を実現できる。
(4)
潤滑油80は、車両駆動装置40の車両1の搭載状態を基準として、モータ50のロータ52よりも鉛直方向下側にモータ50が回転していない状態で油面82を有する、(3)に記載の車両駆動装置40。
(4)に記載の構成によれば、ピニオンギア63の回転を利用した潤滑方法(掻き揚げ方式)を実現しつつ、潤滑油80がモータ50の回転を阻害することを防止できる。
(5)
第2サンギア62は、車幅方向で第1サンギア61よりもモータ50側に配置され、第1サンギア61の内径側を通って差動装置30のリングギア32に接続される、(2)に記載の車両駆動装置40。
(5)に記載の構成によれば、第2サンギア62を、車幅方向で第1サンギア61よりもモータ50側に配置しつつ、第2サンギア62を、差動装置30のリングギア32に接続できる。
1,1A 車両
10 エンジン
20 変速機
21 出力部
30 差動装置
32 リングギア
40,40A 車両駆動装置
42 ケース
50 モータ
56 出力軸
60,60A 減速機
61 第1サンギア
62 第2サンギア
63 ピニオンギア
64 キャリア
80 潤滑油
82 油面
91 第1駆動軸
92 第2駆動軸
93 駆動輪
94 駆動輪

Claims (5)

  1. 軸心が車幅方向に延びるように配置されたエンジンと、前記エンジンに同軸に接続される変速機と、前記変速機の出力部に接続される差動装置と、前記差動装置から車幅方向の前記エンジン側に延び、先端に駆動輪が取り付けられた第1駆動軸と、前記差動装置から車幅方向の前記エンジン側とは反対側に延び、先端に駆動輪が取り付けられた第2駆動軸とを備えた車両で用いられる車両駆動装置であって、
    前記第1駆動軸まわりに配置されたモータと、
    前記モータと前記差動装置との間で前記第1駆動軸まわりに配置され、前記モータの回転を減速して前記差動装置に伝達する減速機とを備え、
    前記減速機は、第1サンギアと、前記差動装置のリングギアと同一の回転速度で回転する態様で前記差動装置に接続される第2サンギアと、前記第1サンギア及び前記第2サンギアの双方に接続されるピニオンギアと、前記ピニオンギアを支持するキャリアとを含み、
    前記第1サンギア及び前記キャリアは、一方が固定であり、他方が前記モータに前記モータの出力軸と同一の回転速度で回転する態様で接続される、車両駆動装置。
  2. 前記第1サンギアが固定であり、前記キャリアが前記モータに接続される、請求項1に記載の車両駆動装置。
  3. 前記モータ及び前記減速機を収容するケースと、
    前記ケースの内部に収容される潤滑油とを更に含み、
    前記潤滑油は、前記車両駆動装置の車両の搭載状態を基準として、鉛直方向の一番下側に前記ピニオンギアが位置した場合の前記ピニオンギアの鉛直方向一番下側に位置する歯の歯底よりも鉛直方向上側に、前記モータが回転していない状態で油面を有する、請求項2に記載の車両駆動装置。
  4. 前記潤滑油は、前記車両駆動装置の車両の搭載状態を基準として、前記モータのロータよりも鉛直方向下側に前記モータが回転していない状態で前記油面を有する、請求項3に記載の車両駆動装置。
  5. 前記第2サンギアは、車幅方向で前記第1サンギアよりも前記モータ側に配置され、前記第1サンギアの内径側を通って前記差動装置の前記リングギアに接続される、請求項2に記載の車両駆動装置。
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