JP6264824B2 - 複合機及び画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばフラットベッド型スキャナーなどの画像読取装置とプリンターなどの記録装置とが一体に組み合わされた複合機に関する。
従来から、記録紙などの記録媒体に画像を形成する画像形成装置(記録装置)の鉛直方向上方に、原稿の画像を読み取るセンサーを搭載して走査する読取キャリッジと、同読取キャリッジを走査させるための駆動モーターとを有する画像読取装置を重ねて配置した複合機がある(例えば特許文献1)。
特開2004−133151号公報
ところで、上記複合機においては、画像形成装置と画像読取装置とを鉛直方向に重ねているために、装置全体の高さが嵩んでしまうという問題がある。そして、画像読取装置を構成する部材の中では、特に駆動モーターが大きいために、駆動モーターを収容するためのスペースを確保しつつ、装置全体の高さを低減することが課題になる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、画像読取装置を記録装置の鉛直方向上方に重ねて配置する場合にも、装置全体の高さを低減することができる複合機を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する複合機は、記録媒体に記録を行う記録装置と、前記記録装置の鉛直方向上方に重ねて配置される画像読取装置とを備える複合機であって、前記画像読取装置は、原稿を読み取る読取部と、前記読取部を搭載して鉛直方向と交差する走査方向に走査する読取キャリッジと、前記読取キャリッジを走査させるための駆動源と、前記駆動源の鉛直方向下方に配置されて、前記記録装置の構成要素と鉛直方向において少なくとも一部が重なるように配置される駆動源収容部と、を有し、前記駆動源収容部は、鉛直方向及び前記走査方向の双方と交差する方向において、前記構成要素と並ぶ位置に配置される。
この構成によれば、駆動源収容部を記録装置の構成要素と鉛直方向において少なくとも一部が重なるように配置することによって、駆動源の収容スペースを記録装置と重なる位置に確保することができる。また、駆動源収容部は、鉛直方向及び走査方向の双方と交差する方向において、記録装置の構成要素と並ぶ位置に配置されるので、同構成要素との干渉が回避される。したがって、画像読取装置を記録装置の鉛直方向上方に重ねて配置する場合にも、駆動源収容部と記録装置の構成要素とが重なる分、装置全体の高さを低減することができる。
上記複合機において、前記画像読取装置は前記読取キャリッジの走査を案内する案内レールを備え、鉛直方向及び前記走査方向の双方と交差する方向が前記読取キャリッジの長手方向である場合に、前記駆動源収容部は、前記長手方向において前記読取キャリッジの端部と前記案内レールとの間に配置される。
この構成によれば、案内レールを読取キャリッジの長手方向における中心付近に配置して読取キャリッジの走査を安定させることができるとともに、長手方向において読取キャリッジの端部と案内レールとの間に駆動源収容部を配置するスペースを確保することができる。
上記複合機において、前記画像読取装置は、前記案内レールに沿って前記走査方向に並ぶ2つの従動プーリーと、前記長手方向において前記2つの従動プーリーよりも前記読取キャリッジの端部側に配置され、前記駆動源の駆動力によって回転する駆動プーリーと、前記駆動プーリー及び前記2つの従動プーリーに巻き架けられて、前記読取キャリッジを牽引する無端状のベルトと、を備え、前記読取キャリッジは、前記2つの従動プーリーの間で前記ベルトに固定される。
この構成によれば、2つの従動プーリーの間で走査方向に張設されたベルトに読取キャリッジを固定することによって、ベルトに牽引される読取キャリッジの傾きを抑制することができる。
上記複合機において、前記駆動プーリーは、前記2つの従動プーリーのうちの一方である第1従動プーリーよりも、前記2つの従動プーリーのうちの他方である第2従動プーリーに近い位置に配置され、前記走査方向において、前記駆動プーリーの前記ベルトが巻き架けられる外周面は、前記第2従動プーリーの外周面よりも、前記第1従動プーリーから離れた位置にある。
この構成によれば、駆動プーリーのベルトが巻き架けられる外周面を、第2従動プーリーの外周面よりも第1従動プーリーから離れた位置に配置することで、駆動プーリーを2つの従動プーリーの間に配置する場合よりも、駆動プーリーに対するベルトの巻き架け距離が長くなる。したがって、駆動プーリーに対するベルトの滑りを抑制して、駆動源の駆動力を効率よくベルトに伝達することができる。
上記複合機は、前記記録装置及び前記画像読取装置を一体化した装置本体を備え、前記駆動源収容部は、前記装置本体の前記走査方向における一端側に配置される。
この構成によれば、駆動源収容部を装置本体の走査方向における一端側に寄せて配置することによって、記録装置の内部構成や構成要素の配置を大きく変更することなく、装置本体内において駆動源の収容スペースを確保することができる。
上記複合機において、前記記録装置は、鉛直方向及び前記走査方向の双方と交差する奥行方向において前記構成要素よりも手前に開閉可能に取り付けられた開閉部を備え、前記駆動源収容部は前記奥行方向において前記構成要素よりも奥に配置される。
記録装置の構成要素を奥行方向の奧側に配置すると、装置の奥側から構成要素のメンテナンスを行うことになり、メンテナンス作業を行う際の作業性が悪くなるおそれがある。その点、上記構成によれば、駆動源収容部は奥行方向において記録装置の構成要素よりも奥に配置されるので、開閉部を開閉させることによって、記録装置の前側から構成要素のメンテナンス作業等を行うことができる。
上記複合機において、前記構成要素は、前記記録媒体に記録を行う液体を収容する収容体を着脱可能に装着する装着部である。
この構成によれば、駆動源収容部を装着部と鉛直方向において少なくとも一部が重なるように配置することによって、駆動源の収容スペースを記録装置と重なる位置に確保することができる。また、駆動源収容部は、鉛直方向及び走査方向の双方と交差する方向において装着部と並ぶ位置に配置されるので、装着部との干渉が回避される。
一実施形態の複合機の斜視図。 開閉部を開いた状態の複合機の斜視図。 複合機の概略構成を示す断面図。 画像読取装置の内部構成を示す平面図。 複合機の内部構成を一部断面で示す側面図。
以下、複合機の実施形態について、図を参照して説明する。
複合機は、例えば記録装置の一例であるインクジェット式のプリンターの鉛直方向上方に画像読取装置の一例であるフラットベッド型のスキャナーを重ねて配置したものである。
図1に示すように、本実施形態の複合機11は、記録装置21と、記録装置21の鉛直方向上方に重ねて配置される画像読取装置31とを備えている。記録装置21は、例えば液体の一例であるインクを用紙などの記録媒体S1に噴射することで印刷(記録)を行う。
複合機11において、記録装置21及び画像読取装置31を一体化した装置本体12の奥行方向Yにおける手前側には、複合機11を操作するための操作パネル13が前方に向けて突設されている。操作パネル13には、例えばメニュー画面等を表示するための表示部や操作ボタンなどを配置することができる。
装置本体12の奥行方向Yにおける奧側には、記録媒体S1を挿入するための開口部(図示略)を覆うカバー部材14が設けられている。装置本体12の前面側には、操作パネル13の下方となる位置に、記録媒体S1を排出するための排出部15が設けられている。
装置本体12の前面側には、鉛直方向Zにおいて操作パネル13と排出部15との間となる位置に、開閉部16が開閉可能に取り付けられている。また、装置本体12の下部には、複数の記録媒体S1を積層した状態で収容する収容カセット17が着脱可能に装着される。
図2に示すように、記録装置21は、記録媒体S1に記録を行う液体を収容する収容体22を着脱可能に装着する装着部23を備えている。装着部23は、本実施形態における記録装置21の構成要素の一例である。なお、装着部23は、単に収容体22を入れるためのケース部分のみを指すものではなく、装着部23に装着された収容体22に対する接続部や、収容体22内の液体を導出するための液体流路や、収容体22に収容された液体の残量を検知するための残量検知機構などの構成も含むものとする。
装着部23は、奥行方向Yにおける手前に向けて開口している。また、開閉部16は、装置本体12に対して、構成要素である装着部23よりも奥行方向Yにおける手前に開閉可能に取り付けられている。そして、装着部23は、開閉部16を図1に示す閉位置から図2に示す開位置に変位させるとその開口部が露出して、複合機11の手前側から収容体22を着脱可能な状態になる。
収容体22の交換や装着部23の清掃などのメンテナンス作業を行う場合には、開閉部16を開位置に配置して、装着部23に前方から作業を行う。また、収容体22の交換等のメンテナンス作業が終わった場合には、開閉部16を開位置から閉位置に戻す。
図3に示すように、記録装置21は、記録媒体S1に記録を行う記録部24と、収容体22に収容された液体を記録部24に供給する供給路25と、液体を受容する記録媒体S1を支持する支持部28とを備えている。記録部24は、装置本体12の長手方向(図3では左右方向)に沿って往復移動する記録用キャリッジ26と、記録用キャリッジ26に保持された噴射部27とを備えている。なお、装着部23は、装置本体12の長手方向における一端側(図3では左端側)に配置されている。
記録用キャリッジ26は、印刷を行わないときなどには長手方向における他端側(図3では右端側)に設定されるホーム位置に停止する。そして、記録用キャリッジ26の移動領域においてホーム位置の鉛直方向下方には、噴射部27のメンテナンスを行うためのメンテナンス装置29が配置されている。
画像読取装置31は、例えば合成樹脂によって形成される有底箱状の読取部ケース32と、読取部ケース32の上側開口部に嵌め込まれた原稿台33及び読取台34と、原稿台33及び読取台34を固定するための枠部材35と、背面側に設けられたヒンジ36を介して装置本体12に回動可能に取り付けられた開閉体37とを備えている。
原稿台33及び読取台34は、例えば四角板状の透明ガラスとすることができる。読取台34は、原稿台33よりも装置本体12の長手方向における長さが短く、また、装置本体12の長手方向において原稿台33の一方側(図3では左側)に配置されている。
開閉体37は、例えば、積層された複数の原稿S2を一枚ずつ反転させながら読取台34上に給送するオートドキュメントフィーダーである。開閉体37には、原稿台33に載置された原稿S2を押さえるための原稿押さえ白板38が取り付けられている。なお、開閉体37は、原稿押さえ白板38を備えた板状の蓋部材にしてもよい。そして、開閉体37がオートドキュメントフィーダーとして機能しない蓋部材である場合には、読取台34を備えなくてもよい。
読取部ケース32の底部には、装置本体12の長手方向に延びる案内レール41が突設されている。また、読取部ケース32内には読取キャリッジ42が収容されている。読取キャリッジ42は、案内レール41に対する係合部43を有して、係合部43を介して案内レール41に支持されている。読取キャリッジ42は、原稿台33に載置された原稿S2を読み取る読取部44を搭載している。読取部44は、例えば密着型のイメージセンサーである。
読取キャリッジ42は、案内レール41に案内されることによって、装置本体12の長手方向となる走査方向Xに沿って往復走査する。なお、読取キャリッジ42の案内レール41に対する係合部43は、読取キャリッジ42の重心付近に配置するのが好ましいため、係合部43は読取キャリッジ42の長手方向(図3では紙面と直交する方向となる奥行方向Y)における中央付近に配置されている。
本実施形態において、走査方向Xは鉛直方向Z及び奥行方向Yの双方と交差する方向である。また、本実施形態において、読取キャリッジ42の走査方向Xは記録用キャリッジ26の移動方向と一致する方向であるが、走査方向Xが記録用キャリッジ26の移動方向と交差する構成にしてもよい。
図4に示すように、読取部ケース32には、読取キャリッジ42を走査させるための駆動源45と、駆動源45の駆動力を読取キャリッジ42に伝達する伝達機構46とが収容されている。駆動源45は、例えば第1方向及び第1方向の逆方向となる第2方向に回転駆動可能なモーターである。そして、例えばモーターが第1方向に回転駆動すると、読取キャリッジ42が走査方向X(図4では右方向)に往路走査する一方で、モーターが第2方向に回転駆動すると、読取キャリッジ42が走査方向Xと逆方向(図4では左方向)に復路走査する。
なお、画像読取装置31を構成する部材の中では、特に駆動源45が大きいため、読取部ケース32の底部には、上面側に駆動源45を収容する凹部が形成された駆動源収容部40が記録装置21側に突出するように、下方に向けて突設されている。そして、駆動源45は駆動源収容部40に収容されることによって、読取キャリッジ42と干渉しないように、読取キャリッジ42の下方に配置される。
読取部ケース32の底部には、案内レール41と奥行方向Yに並ぶ位置(本実施形態では案内レール41よりも奥側)に、走査方向Xに延びる補強部材としての板金部材47が固定されている。そして、駆動源45及び駆動源収容部40は、奥行方向Yにおいて案内レール41及び板金部材47よりも奥側であって、装置本体12の走査方向Xにおける第1端側(図4では左端側)に配置されている。なお、本実施形態では、鉛直方向Z及び走査方向Xの双方と交差する奥行方向Yが読取キャリッジ42の長手方向であり、駆動源収容部40は、奥行方向Yにおいて読取キャリッジ42の奥側の端部と案内レール41との間に配置されている。
読取キャリッジ42の奥行方向Yにおける両端部には、走査方向Xに延設される可撓性ケーブル48の先端が接続されている。この可撓性ケーブル48の基端は、読取部ケース32の走査方向Xにおける中央付近で、読取部ケース32の底部に固定されている。可撓性ケーブル48は、装置本体12内に収容された図示しない制御装置から駆動源45や読取部44に制御信号を送ったり、読取部44の読取データを制御装置に送ったりするための複数の電線等が平板状に重ねられたものである。
読取部ケース32の底部には、走査方向Xにおける中央付近から第2端(図4では右端)までの間に、可撓性ケーブル48を収容するための一対の収容凹部49が凹設されている。そして、読取キャリッジ42が走査方向Xに沿って往復走査すると、可撓性ケーブル48は収容凹部49内で上下に重なるように湾曲した部分が撓み変位しつつ、読取キャリッジ42の走査に追従する。
伝達機構46は、駆動源45の駆動力によって回転する駆動プーリー51と、案内レール41に沿って走査方向Xに並ぶよう板金部材47の両端に配置される2つの従動プーリー52,53と、駆動プーリー51及び2つの従動プーリー52,53に巻き架けられて読取キャリッジ42を牽引する無端状のベルト54とを備えている。ベルト54は、3つのプーリー51,53,53に巻き架けられることによって、プーリー52,53の間の第1辺部54aと、プーリー51,52の間の第2辺部54bと、プーリー51,53の間の第3辺部54cとを有する略三角形状に張設される。
読取キャリッジ42は、2つの従動プーリー52,53の間で、案内レール41と平行をなすように走査方向Xに張設されたベルト54の第1辺部54aに固定されている。そして、駆動源45が駆動すると、駆動プーリー51が回転してベルト54を周回移動させる。すると、周回移動するベルト54に追従して従動プーリー52,53が回転するとともに、ベルト54に固定された読取キャリッジ42が走査方向Xに沿って走査する。
なお、読取キャリッジ42を案内レール41の近くでベルト54に固定することにより、ベルト54に牽引される読取キャリッジ42の水平方向への傾動が抑制される。また、読取キャリッジ42は、奥行方向Yにおける両端部に図3に示す原稿台33または枠部材35の下面に摺接する摺接部42aを備えることによって、鉛直方向Zへの傾動が抑制される。
駆動プーリー51は、読取キャリッジ42の長手方向において、2つの従動プーリー52,53よりも読取キャリッジ42の端部側(奥行方向Yにおける奥側)に配置されているとともに、2つの従動プーリー52,53よりも駆動源45の近くに配置されている。また、走査方向Xにおいて、駆動プーリー51は2つの従動プーリー52,53のうちの一方である第1従動プーリー52よりも、2つの従動プーリー52,53のうちの他方である第2従動プーリー53に近い位置に配置されている。
駆動プーリー51のベルト54が巻き架けられる外周面は、駆動プーリー51の近くに配置された第2従動プーリー53の外周面よりも、第1従動プーリー52から離れた位置にあるのが好ましい。これにより、ベルト54は、第1辺部54aと第3辺部54cとが鈍角をなすとともに第2辺部54bと第3辺部54cとが鋭角をなす三角形状に張設される。その結果、駆動プーリー51を走査方向Xにおいて2つの従動プーリー52,53の間に配置する場合よりも、駆動プーリー51に対するベルト54の巻き架け距離が長くなる(すなわち、ベルト54の巻き架け角度が大きくなる)ので、駆動プーリー51に対するベルト54の滑りが抑制される。
ただし、走査方向Xにおける駆動プーリー51と第2従動プーリー53との距離が長くなると、第2従動プーリー53に対するベルト54の巻き架け距離が短くなったり、装置本体12の大型化を招いたりするため、好ましくない。そのため、駆動プーリー51は、第2従動プーリー53と奥行方向Yに並びつつ、ベルト54が巻き架けられる外周面の径を第2従動プーリー53よりも大きくすることで、ベルト54が巻き架けられる部分の外周面がわずかに第1従動プーリー52よりも走査方向Xの外側に配置されている。
なお、駆動プーリー51は、従動プーリー52,53よりもベルト54が巻き架けられる外周面の径が大きいことも、駆動プーリー51に対するベルト54の巻き架け距離を長くして、駆動プーリー51に対するベルト54の滑りを抑制することに貢献している。さらに、ベルト54を内径側に歯部を有する歯付きベルトにするとともに、プーリー51,52,53の外周面に歯部を設けて、ベルト54のプーリー51,52,53に対する滑りを抑制するようにしてもよい。
図5に示すように、駆動プーリー51は、駆動源45の出力軸に取り付けられたウォームギア55と噛合する歯部56を備えることにより、駆動源45の駆動力によって回転可能な構成にすることができる。なお、駆動プーリー51を駆動源45の近くに配置することによって、駆動プーリー51から駆動源45への駆動力の伝達経路を短くして、例えば読取キャリッジ42の加速制御や減速制御など、読取キャリッジ42を駆動制御する際の精度を高めることが可能になる。
駆動源収容部40は、駆動源45の鉛直方向下方に配置されて、記録装置21の構成要素である装着部23と鉛直方向Zにおいて少なくとも一部が重なるように配置されている。また、駆動源収容部40は、鉛直方向Z及び走査方向Xの双方と交差する奥行方向Yにおいて、装着部23と並ぶ位置に配置されている。
次に、以上のように構成された複合機11の作用について説明する。
複合機11においては、画像読取装置31を構成する部材の中で特に大きい部材である駆動源45を収容するための駆動源収容部40を記録装置21側に突出させることによって、装置本体12の高さを抑制している。
そして、駆動源収容部40は、記録装置21側に突出しているものの、走査方向Xにおける一端側に配置されることにより、記録装置21の走査方向Xにおける中央付近に配置される構成要素(例えば、記録媒体S1の搬送機構など)との干渉が回避される。また、記録装置21において、走査方向Xにおける一端側には装着部23が配置されているが、駆動源収容部40は奥行方向Yにおいては装着部23と並ぶ位置に配置されているので、駆動源収容部40と装着部23との干渉が回避される。
さらに、奥行方向Yにおいて駆動源収容部40は装着部23よりも奧に配置されるので、開閉部16の開閉作業や装着部23に対する収容体22の着脱などのメンテナンス作業は、従来と変わらずに装置本体12の前方から行うことができる。
また、本実施形態においては、2つの従動プーリー52,53を走査方向Xに並べているので、この従動プーリー52,53に巻き架けられたベルト54の第1辺部54aは走査方向Xに張設される。そして、このように走査方向Xに張設されたベルト54の第1辺部54aに読取キャリッジ42を固定することによって、読取キャリッジ42を走査方向Xに真っ直ぐ走査させることが可能になる。
また、従動プーリー52,53は板金部材47に固定することにより、例えば合成樹脂製の読取部ケース32に直接固定される場合よりも、樹脂の変形等に起因する取り付け位置の誤差や変化が抑制される。そして、こうした従動プーリー52,53に巻き架けたベルト54で読取キャリッジ42を牽引することによって、読取キャリッジ42の加速制御や減速制御など、読取キャリッジ42を駆動制御する際の精度を高めることが可能になる。
なお、案内レール41に沿って走査方向Xに並ぶ2つのプーリー52,53のうち、一方を駆動プーリーとすることもできる。ただし、駆動力の伝達経路を短くするために駆動プーリー51は駆動源45の近くに配置するのが好ましい。そして、駆動源45を駆動プーリー51とともに案内レール41の近くに配置しようとすると、駆動源収容部40が案内レール41や装着部23と干渉してしまう。そのため、3つのプーリー51,52,53のうち、駆動プーリー51は案内レール41から奥行方向Yの奥側に離れた位置に配置するのが好ましい。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)駆動源収容部40を記録装置21の構成要素である装着部23と鉛直方向Zにおいて少なくとも一部が重なるように配置することによって、駆動源45の収容スペースを記録装置21と重なる位置に確保することができる。また、駆動源収容部40は、鉛直方向Z及び走査方向Xの双方と交差する方向において装着部23と並ぶ位置に配置されるので、装着部23との干渉が回避される。したがって、画像読取装置31を記録装置21の鉛直方向Z上方に重ねて配置する場合にも、駆動源収容部40と記録装置21の構成要素とが重なる分、装置全体の高さを低減することができる。
(2)案内レール41を読取キャリッジ42の長手方向における中心付近に配置することで、読取キャリッジ42の走査を安定させることができるとともに、長手方向において読取キャリッジ42の端部と案内レール41との間に駆動源収容部40を配置するスペースを確保することができる。
(3)2つの従動プーリー52,53の間で走査方向Xに張設されたベルト54に読取キャリッジ42を固定することによって、ベルト54に牽引される読取キャリッジ42の傾きを抑制することができる。
(4)駆動プーリー51のベルト54が巻き架けられる外周面を、第2従動プーリー53の外周面よりも第1従動プーリー52から離れた位置に配置することで、駆動プーリー51を2つの従動プーリー52,53の間に配置する場合よりも、駆動プーリー51に対するベルト54の巻き架け距離が長くなる。したがって、駆動プーリー51に対するベルト54の滑りを抑制して、駆動源45の駆動力を効率よくベルト54に伝達することができる。
(5)駆動源収容部40を装置本体12の走査方向Xにおける一端側に寄せて配置することによって、記録装置21の内部構成や構成要素の配置を大きく変更することなく、装置本体12内において駆動源45の収容スペースを確保することができる。
(6)装着部23を奥行方向Yの奧側に配置すると、装置本体12の奥側から装着部23のメンテナンスを行うことになり、メンテナンス作業を行う際の作業性が悪くなるおそれがある。その点、上記構成によれば、駆動源収容部40は奥行方向Yにおいて装着部23よりも奥に配置されるので、開閉部16を開閉させることによって、装置本体12の前側から装着部23のメンテナンス作業等を行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・駆動源収容部40と奥行方向Yにおいて並ぶように配置される記録装置21の構成要素は装着部23に限らない。例えば、記録媒体S1の搬送機構や複合機11の制御装置などの構成要素が、記録装置21側に突出する駆動源収容部40と奥行方向Yに並ぶようにしてもよい。また、例えば制御装置など、外部からの操作やメンテナンスが必要ない構成要素が駆動源収容部40と奥行方向Yに並ぶ場合などには、その構成要素よりも奥行方向Yにおける手前に駆動源収容部40を配置してもよい。また、記録装置21の構成要素の配置に応じて、駆動源収容部40の走査方向Xにおける配置を変更してもよい。
なお、駆動源収容部40と奥行方向Yに並ぶ記録媒体S1の構成要素が装着部23でない場合には、収容体22は記録用キャリッジ26上に着脱可能に装着されるカートリッジであってもよい。また、駆動源収容部40と奥行方向Yに並ぶ構成要素が装着部23でない場合には、記録装置21は、インクなどの液体を噴射することで記録を行うインクジェット式のプリンターでなくてもよい。例えば、記録装置21はレーザープリンター、LEDプリンター、熱転写プリンター(昇華型プリンターを含む)などのノンインパクトプリンターでもよいし、ドットインパクトプリンターなどのインパクトプリンターでもよい。
また、駆動源収容部40と奥行方向Yに並ぶ記録装置21の構成要素が装着部23である場合であっても、記録装置21をレーザープリンターやLEDプリンターとして、記録材であるトナー等を収容した収容体22を装着部23に装着する構成にしてもよい。
・ベルト54を2つまたは4つ以上のプーリーに巻き架けるようにしてもよい。例えば、プーリー51を備えず、ベルト54を2つのプーリー52,53に巻き架けるようにしてもよい。この場合には、例えば駆動源45の駆動力を歯車列等の伝達機構を介して第2従動プーリー53に伝達する構成にすれば、プーリー52,53を駆動源45から離れた位置に配置することができる。
・読取キャリッジ42が奥行方向Yに並ぶ複数の案内レール41に支持される構成にしてもよい。この構成によれば、読取キャリッジ42の水平方向及び鉛直方向Zにおける傾きを抑制することができる。そして、この構成を採用する場合には、奥行方向Yに並ぶ2つの案内レール41の間に駆動源収容部40を配置してもよいし、奥行方向Yにおける端部に位置する案内レール41よりも奥側または手前側に駆動源収容部40を配置してもよい。
・駆動源収容部40と案内レール41とは必ずしも読取部ケース32に一体形成する必要は無く、別個の部材で形成してもよい。
・駆動源収容部40は必ずしも駆動源45の全体を収容する必要はなく、例えば駆動源45の下側の一部のみを収容するものであってもよいし、駆動源45の下端側を記録装置21側に突出させる開口部を有するものであってもよい。
・読取キャリッジ42を牽引するベルトは、一端側がプーリー52に固定される一方で他端側がプーリー53に固定される牽引部材に変更することもできる。この場合には、プーリー52,53の回転に伴って牽引部材の一端側をプーリー52から巻き解くと同時に牽引部材の他端側をプーリー53に巻き付けることによって、プーリー52,53の間に固定した読取キャリッジ42を牽引することができる。ただし、無端状(環状)のベルト54を複数のプーリーに巻き架ける構成の方が、ベルト54に張力を付与した状態を保持しやすいので、好ましい。
・記録部24が記録用キャリッジ26を備えず、記録媒体S1の幅全体と対応した長尺状の固定された記録ヘッドを備える、いわゆるフルラインタイプの記録装置に変更してもよい。この場合の記録ヘッドは、ノズルが形成された複数の単位ヘッド部を並列配置することによって記録範囲が記録媒体S1の幅全体に亘るようにしてもよいし、単一の長尺ヘッドに記録媒体S1の幅全体に亘るように多数のノズルを配置することによって、記録範囲が記録媒体S1の幅全体に亘るようにしてもよい。
・記録に用いられる記録材は、インク以外の流体(液体や、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体、流体として流して噴射できる固体を含む)ものであってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う構成にしてもよい。
また、記録装置21は、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置、トナーなどの粉体(粉粒体)を例とする固体を噴射する粉粒体噴射装置(例えばトナージェット式記録装置)であってもよい。なお、本明細書において「流体」とは、気体のみからなる流体を含まない概念であり、流体には、例えば液体(無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)等を含む)、液状体、流状体、粉粒体(粒体、粉体を含む)などが含まれる。
・複合機11に備えられる記録装置21はプリンターに限らず、例えばファクシミリや複写装置などであってもよい。また、画像読取装置31はスキャナーに限らず、例えばカードリーダーや認証装置などであってもよい。
X…走査方向、Y…奥行方向、Z…鉛直方向、S1…記録媒体、S2…原稿、11…複合機、12…装置本体、16…開閉部、21…記録装置、23…記録装置の構成要素の一例である装着部、31…画像読取装置、40…駆動源収容部、41…案内レール、42…読取キャリッジ、44…読取部、45…駆動源、51…駆動プーリー、52…第1従動プーリー、53…第2従動プーリー、54…ベルト。

Claims (7)

  1. 記録媒体に記録を行う記録装置と、前記記録装置の鉛直方向上方に重ねて配置される画像読取装置とを備える複合機であって、
    前記画像読取装置は、
    原稿を読み取る読取部と、
    前記読取部を搭載して鉛直方向と交差する走査方向に走査する読取キャリッジと、
    前記読取キャリッジを走査させるための駆動源と、
    前記駆動源の鉛直方向下方であって、前記記録装置の構成要素と鉛直方向において少なくとも一部が重なる位置であり鉛直方向及び前記走査方向の双方と交差する前後方向において前記構成要素と並ぶ位置に配置される駆動源収容部と、
    前記走査方向に沿って並ぶ2つの従動プーリーと、
    前記2つの従動プーリーとは前記前後方向においてずれた位置であり、前記2つの従動プーリーのうちの一方である第1従動プーリーよりも前記2つの従動プーリーのうちの他方である第2従動プーリーに近い位置に、前記駆動プーリーの前記ベルトが巻き架けられる外周面が前記第2従動プーリーの外周面よりも前記走査方向において前記第1従動プーリーから離れた位置になるように配置され、前記駆動源の駆動力によって回転する駆動プーリーと、
    前記駆動プーリー及び前記2つの従動プーリーに巻き架けられて、前記読取キャリッジを牽引する無端状のベルトと、
    有することを特徴とする複合機。
  2. 前記画像読取装置は前記読取キャリッジの走査を案内する案内レールを備え、
    鉛直方向及び前記走査方向の双方と交差する方向が前記読取キャリッジの長手方向である場合に、前記駆動源収容部は、前記長手方向において前記読取キャリッジの端部と前記案内レールとの間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の複合機。
  3. 前記読取キャリッジは、前記2つの従動プーリーの間で前記ベルトに固定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複合機。
  4. 前記記録装置及び前記画像読取装置を一体化した装置本体を備え、
    前記駆動源収容部は、前記装置本体の前記走査方向における一端側に配置されることを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか一項に記載の複合機。
  5. 前記記録装置は、鉛直方向及び前記走査方向の双方と交差する奥行方向において前記構成要素よりも手前に開閉可能に取り付けられた開閉部を備え、
    前記駆動源収容部は前記奥行方向において前記構成要素よりも奥に配置されることを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか一項に記載の複合機。
  6. 前記構成要素は、前記記録媒体に記録を行う液体を収容する収容体を着脱可能に装着する装着部であることを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか一項に記載の複合機。
  7. 原稿を読み取る読取部と、
    前記読取部を搭載して鉛直方向と交差する走査方向に走査する読取キャリッジと、
    前記読取キャリッジを走査させるための駆動源と、
    前記走査方向に沿って並ぶ2つの従動プーリーと、
    前記2つの従動プーリーとは鉛直方向及び前記走査方向の双方と交差する方向においてずれた位置であり、前記2つの従動プーリーのうちの一方である第1従動プーリーよりも前記2つの従動プーリーのうちの他方である第2従動プーリーに近い位置に、前記駆動プーリーの前記ベルトが巻き架けられる外周面が前記第2従動プーリーの外周面よりも前記走査方向において前記第1従動プーリーから離れた位置になるように配置され、前記駆動源の駆動力によって回転する駆動プーリーと、
    前記駆動プーリー及び前記2つの従動プーリーに巻き架けられて、前記読取キャリッジを牽引する無端状のベルトと、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
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