JP6264301B2 - 太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュールの製造方法に関する。
従来から、複数の太陽電池セルを電気的に接続して、太陽電池モジュールを形成することが知られている。太陽電池セルの受光面には、複数のフィンガー電極と、複数のフィンガー電極と電気的に接続されたバスバー電極と、が設けられている。太陽電池セルの裏面には、裏面電極と、裏面電極と電気的に接続されたバスバー電極と、が設けられている。隣り合う太陽電池セルを接続する際には、一方の太陽電池セルの受光面側のバスバー電極と、他方の太陽電池セルの裏面側のバスバー電極とを、配線部材(TAB線)により接続する。バスバー電極とTAB線との接続には、導電性接着剤層を有する導電性接着テープが使用される場合がある(例えば、特許文献1を参照)。
導電性接着テープを使用する場合、例えば、以下の方法により、バスバー電極とTAB線とを接続することができる。まず、導電性接着テープが巻かれたリールから導電性接着テープを引き出し、バスバー電極の長手方向と導電性接着テープの長手方向とを平行にして、バスバー電極に導電性接着剤層を付着させる。続いて、バスバー電極の長手方向とTAB線の長手方向とを平行にして、バスバー電極に付着された導電性接着剤層にTAB線を付着させる。
国際公開第2011/118503号
前述のような接続方法を採用する場合、バスバー電極の幅よりも小さい幅を有する導電性接着テープが使用される。バスバー電極の幅は比較的小さいため、導電性接着テープの幅も小さい必要がある。
導電性接着テープの幅が小さければ小さいほど、導電性接着テープをリールに巻く際に、巻き崩れ等が発生しやすくなる。また、導電性接着テープをリールに巻く際に、導電性接着テープにかかる張力により、導電性接着剤層の染み出し等が発生しやすくなる。このため、導電性接着テープの幅が小さい場合、導電性接着テープをリールに巻く際に、巻き崩れ及び染み出し等を抑制するための工夫が必要となる。従って、導電性接着テープをリールに巻く作業が複雑になるおそれがある。
本発明は、太陽電池セルと配線部材との接続に使用される導電性接着テープのリールへの巻き付けの作業性を向上することができる太陽電池モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面の太陽電池モジュールの製造方法は、基板と、基板の一方の面に設けられ、所定方向に延びた複数のフィンガー電極と、基板の一方の面及び他方の面にそれぞれ設けられ、フィンガー電極に交差する方向に沿って延びたバスバー電極と、を有する複数の太陽電池セル同士を配線部材によって接続することにより形成される太陽電池モジュールの製造方法において、基材上に導電性接着剤層を有すると共にバスバー電極の幅よりも大きい幅を有する導電性接着テープをバスバー電極と交差する方向に沿って配置し、導電性接着剤層をバスバー電極に貼り付ける工程を備える。
本発明の一側面の太陽電池モジュールの製造方法では、導電性接着テープは、バスバー電極が延びた方向と交差する方向に沿って配置される。このため、バスバー電極の幅よりも小さい幅を有する導電性接着テープを使用する必要はなく、バスバー電極の幅よりも大きい幅を有する導電性接着テープが使用される。従って、導電性接着テープをリールに巻く際に、巻き崩れ及び染み出し等を低減することが可能となり、太陽電池セルと配線部材との接続に使用される導電性接着テープのリールへの巻き付けの作業性を向上することができる。
導電性接着テープは、バスバー電極の長さよりも小さい幅を有しており、バスバー電極における長手方向の複数の箇所に導電性接着剤層を貼り付けてもよい。本発明の一側面の太陽電池モジュールの製造方法では、導電性接着テープはバスバー電極が延びた方向と交差する方向に沿って配置されるため、バスバー電極の幅に基づいて、導電性接着剤層を幅方向に沿って切断する必要がある。導電性接着テープの幅が大きくなれば大きくなるほど、導電性接着剤層の切断は困難になる。上述のようにバスバー電極における長手方向の複数の箇所に導電性接着剤層を貼り付ける場合、導電性接着テープの幅をバスバー電極の長さよりも小さい範囲で任意に決めることができる。従って、巻き崩れ及び染み出し等を低減しつつ、導電性接着剤層の切断を行いやすい適度な幅の導電性接着テープを使用することが可能となる。よって、導電性接着テープのリールへの巻き付けの作業性を向上することができると共に、導電性接着剤層の切断を容易に行うことができる。
複数の箇所は、バスバー電極の長手方向において互いに離間していてもよい。この場合、バスバー電極において、導電性接着剤層が付着されない部分が発生する。従って、導電性接着テープの使用量を低減することができる。
複数の箇所には、バスバー電極における長手方向の両端部が含まれていてもよい。この場合、バスバー電極に配線部材を接続した後に、配線部材が剥がれにくくなる。従って、バスバー電極と配線部材との接続強度を向上することができる。
導電性接着テープをバスバー電極の長手方向に複数配置し、複数の箇所に導電性接着剤層を同時に貼り付けてもよい。この場合、製造時間を短縮することができる。
2本の導電性接着テープを導電性接着剤層同士が互いに対向するように配置した状態で、基板の一方の面側のバスバー電極及び他方の面側のバスバー電極に同時に導電性接着剤層を貼り付けてもよい。この場合、製造時間を短縮することができる。
バスバー電極の長さの25%以上の部分に導電性接着剤層を貼り付けてもよい。この場合、バスバー電極と配線部材との間の電気抵抗の増加を抑制することができる。
導電性接着剤層をバスバー電極に貼り付ける前に、導電性接着テープの長手方向において、導電性接着剤層をバスバー電極の幅以下の長さに切断してもよい(いわゆるハーフカット)。この場合、導電性接着剤層をバスバー電極に好適に貼り付けることができる。
本発明の他の側面の太陽電池モジュールの製造方法は、基板と、基板の一方の面に設けられ、所定方向に延びた複数のフィンガー電極と、を有する複数の太陽電池セル同士を配線部材によって接続することにより形成される太陽電池モジュールの製造方法において、基材上に導電性接着剤層を有すると共に配線部材の幅よりも大きい幅を有する導電性接着テープを太陽電池セルにおける配線部材の接続予定領域と交差する方向に沿って配置し、導電性接着剤層を接続予定領域に貼り付ける工程を備える。
本発明の他の側面の太陽電池モジュールの製造方法では、導電性接着テープは、配線部材の接続予定領域と交差する方向に沿って配置させられる。このため、配線部材の幅よりも小さい幅を有する導電性接着テープを使用する必要はなく、配線部材の幅よりも大きい幅を有する導電性接着テープが使用される。よって、導電性接着テープをリールに巻く際に、巻き崩れ及び染み出し等を低減することが可能となり、太陽電池セルと配線部材との接続に使用される導電性接着テープのリールへの巻き付けの作業性を向上することができる。
導電性接着剤層付き太陽電池セルは、配線部材が貼り付けられる前の状態の太陽電池セルである。本発明の一側面の導電性接着剤層付き太陽電池セルは、基板と、基板の一方の面に設けられ、所定方向に延びた複数のフィンガー電極と、基板の一方の面及び他方の面にそれぞれ設けられ、フィンガー電極に交差する方向に沿って延びたバスバー電極と、を備え、一方の面及び他方の面の少なくとも一方のバスバー電極に、配線部材を貼り付けるための導電性接着剤層が、バスバー電極における長手方向の複数の箇所に形成されている。複数の箇所は、バスバー電極の長手方向において互いに離間していてもよい。複数の箇所には、バスバー電極における長手方向の両端部が含まれていてもよい。一方の面及び他方の面の双方のバスバー電極に、導電性接着剤層が、バスバー電極における長手方向の複数の箇所に形成されていてもよい。バスバー電極の長さの25%以上の部分に導電性接着剤層が形成されていてもよい。導電性接着剤層は、バスバー電極における長手方向の2以上5以下の箇所に形成されていてもよい。一方の面のバスバー電極の本数は、2以上5以下であってもよく、他方の面のバスバー電極の本数は、2以上5以下であってもよい。
本発明の他の側面の導電性接着剤層付き太陽電池セルは、基板と、基板の一方の面に設けられ、所定方向に延びた複数のフィンガー電極と、を備え、基板の一方の面及び他方の面の少なくとも一方において、配線部材の接続予定領域に、配線部材を貼り付けるための導電性接着剤層が、接続予定領域における長手方向の複数の箇所に形成されている。複数の箇所は、接続予定領域の長手方向において互いに離間していてもよい。複数の箇所には、接続予定領域における長手方向の両端部が含まれていてもよい。一方の面及び他方の面の双方の接続予定領域に、導電性接着剤層が、接続予定領域における長手方向の複数の箇所に形成されていてもよい。接続予定領域の長さの25%以上の部分に導電性接着剤層が形成されていてもよい。導電性接着剤層は、接続予定領域における長手方向の2以上5以下の箇所に形成されていてもよい。一方の面の接続予定領域は、フィンガー電極の延在方向に沿って、2以上5以下の箇所に設定されていてもよく、他方の面の接続予定領域は、フィンガー電極の延在方向に沿って、2以上5以下の箇所に設定されていてもよい。
本発明によれば、太陽電池セルと配線部材との接続に使用される導電性接着テープのリールへの巻き付けの作業性を向上することができる太陽電池モジュールの製造方法を提供することが可能となる。
太陽電池セルの受光面を示す模式的な平面図である。 太陽電池セルの裏面を示す模式的な平面図である。 太陽電池モジュールの一部を示す模式的な斜視図である。 太陽電池モジュールの一部を示す模式的な側面図である。 導電性接着テープの模式的な断面図である。 実施形態の太陽電池モジュールの製造方法を示す模式的な斜視図である。 導電性接着剤層が付着された太陽電池セルの受光面を示す模式的な平面図である。 導電性接着剤層が付着された太陽電池セルの裏面を示す模式的な平面図である。 バスバーレス太陽電池セルの受光面を示す模式的な平面図である。 バスバーレス太陽電池セルの裏面を示す模式的な平面図である。 導電性接着剤層が付着されたバスバーレス太陽電池セルの受光面を示す模式的な平面図である。 導電性接着剤層が付着されたバスバーレス太陽電池セルの裏面を示す模式的な平面図である。
以下、図面を参照して、実施形態の太陽電池モジュールの製造方法について説明する。なお、同一又は相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[太陽電池セル]
太陽電池セルについて説明する。図1は太陽電池セルの受光面(一方の面)を示す模式的な平面図、図2は太陽電池セルの裏面(他方の面)を示す模式的な平面図である。
図1,2に示される太陽電池セル1Aは、複数の太陽電池セル1Aが電気的に直列又は並列に接続されることにより、1つの太陽電池モジュールを形成する。太陽電池セル1Aは、基板2と、複数(ここでは48本)のフィンガー電極3と、複数(ここでは3本)の受光面側のバスバー電極4と、裏面電極5と、複数(ここでは3本)の裏面側のバスバー電極6と、を有している。
基板2は、例えば、略正方形の板状等を呈している。基板2の四隅は、それぞれ円弧状を呈している。基板2の一方の面は受光面21であり、他方の面は裏面22である。基板2は、例えば、Siの単結晶、多結晶、及び非結晶のうち少なくとも一つから形成されている。基板2は、受光面21側がn型半導体であってもよく、p型半導体であってもよい。
フィンガー電極3は、受光面21に設けられている。フィンガー電極3は、基板2の所定の辺に平行なX方向に沿って延びている。複数のフィンガー電極3は、互いに離間しており、互いに平行に設けられている。フィンガー電極3の線幅は、例えば、0.15mm程度である。
フィンガー電極3は、電気的導通を得ることができる公知の材料から形成されている。フィンガー電極3は、例えば、銀を含有したガラスペースト、接着剤樹脂に各種導電性粒子を分散した銀ペースト、金ペースト、カーボンペースト、ニッケルペースト、アルミニウムペースト、又は、焼成若しくは蒸着によって形成されるITO等から形成されている。フィンガー電極3は、耐熱性、導電性、安定性、及びコストの観点から、銀を含有したガラスペーストにより形成されていてもよい。
裏面電極5は、裏面22に設けられている。裏面電極5は、裏面22の全体を覆っている。裏面電極5は、例えば、アルミペーストにより形成されている。
受光面側のバスバー電極4は、受光面21に設けられている。バスバー電極4は、フィンガー電極3と直交するY方向に沿って延びている。複数のバスバー電極4は、互いに離間しており、互いに平行に設けられている。バスバー電極4は、Y方向を長手方向とする長方形状を呈している。バスバー電極4は、全てのフィンガー電極3と直交しており、全てのフィンガー電極3と電気的に接続されている。バスバー電極4の幅dx1は、例えば1.5mm程度である。バスバー電極4の長さdy1は、例えば、5インチサイズの太陽電池セルである場合には125mm程度、6インチサイズの太陽電池セルである場合には156mm程度である。バスバー電極4の数(すなわち、受光面21側に接続されるTAB線の数)は、3本に限定されない。バスバー電極4の数は、例えば、2本以上5本以下の中から選択できる。バスバー電極4は、Y方向において、断続して設けられていてもよい。
裏面側のバスバー電極6は、裏面22に設けられている。バスバー電極6は、Y方向に沿って延びている。複数のバスバー電極6は、互いに離間しており、互いに平行に設けられている。バスバー電極6は、Y方向を長手方向とする長方形状を呈している。バスバー電極6は、受光面側のバスバー電極4と対応する位置に設けられている。バスバー電極6は、受光面21及び裏面22の法線方向において、基板2を挟んで受光面側のバスバー電極4と対向するように設けられている。バスバー電極6は、裏面電極5と電気的に接続されている。バスバー電極6の幅dx2は、例えば1.5mm程度である。バスバー電極6の長さdy2は、例えば、5インチサイズの太陽電池セルである場合には125mm程度、6インチサイズの太陽電池セルである場合には156mm程度である。バスバー電極6の数(すなわち、裏面22側に接続されるTAB線の数)は、3本に限定されない。バスバー電極6の数は、例えば、2本以上5本以下の中から選択できる。バスバー電極6は、Y方向において、断続して設けられていてもよい。
バスバー電極4,6は、電気的導通を得ることができる公知の材料から形成されている。バスバー電極4,6は、例えば、銀を含有したガラスペースト、接着剤樹脂に各種導電性粒子を分散した銀ペースト、金ペースト、カーボンペースト、ニッケルペースト、アルミニウムペースト、又は、焼成若しくは蒸着によって形成されるITO等から形成されている。バスバー電極4,6は、耐熱性、導電性、安定性、及びコストの観点から、銀を含有したガラスペーストにより形成されていてもよい。受光面21側のバスバー電極4は、フィンガー電極3と同一の材料によって、フィンガー電極3と一体に形成されていてもよい。
[太陽電池モジュール]
次に、太陽電池モジュールについて説明する。図3は太陽電池モジュールの一部を示す模式的な斜視図、図4は太陽電池モジュールの一部を示す模式的な側面図である。
図3,4に示されるように、太陽電池モジュール100は、複数の太陽電池セル1AをTAB線(配線部材)7によって電気的に接続することにより、形成されている。隣り合う太陽電池セル1Aa,1Abのうち、一方の太陽電池セル1Aaの受光面側のバスバー電極4と、他方の太陽電池セル1Abの裏面側のバスバー電極6とが、TAB線7によって接続されている。他の隣り合う太陽電池セル1A,1Aについても、同様に接続されている。これにより、複数の太陽電池セル1Aが、電気的に直列に接続される。このような列が、1列又は複数列設けられることにより、太陽電池モジュール100が形成される。
バスバー電極4,6とTAB線7とは、導電性接着剤層8により互いに固定され、互いに電気的に接続されている。導電性接着剤層8は、バスバー電極4,6のそれぞれにおいて、Y方向において複数箇所(ここでは3箇所)に離間して配置されている(詳しくは、後述)。図4では、導電性接着剤層8,8同士の間において、バスバー電極4,6とTAB線7とは離間している。例えば、太陽電池モジュール100がフィルム等の保護部材によって覆われている場合には、導電性接着剤層8,8同士の間において、バスバー電極4,6とTAB線7とが直接接触することもある。この場合には、バスバー電極4,6とTAB線7とは、直接接触によっても電気的に接続される。
[導電性接着テープ]
次に、導電性接着テープについて説明する。図5は、導電性接着テープの模式的な断面図である。導電性接着テープ9は、セパレータ(基材)10と、導電性接着剤層8とを備えている。
セパレータ10としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリオレフィン、ポリアセテート、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミド、エチレン・酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、合成ゴム系、又は液晶ポリマー等から形成されている各種テープを使用することができる。セパレータ10を形成する材質は、前述の材料に限定されない。セパレータ10における導電性接着剤層8との当接面等には、離型処理が施されていてもよい。
導電性接着剤層8は、セパレータ10の一方の面上に設けられている。導電性接着剤層8は、接着剤組成物から形成されている。接着剤組成物は、例えば、接着剤成分8aと導電粒子8bとを含んでいる。接着剤成分8aとしては、熱又は光により硬化性を示す材料を使用することができ、例えばエポキシ系接着剤又はアクリル系接着剤を使用することができる。接着剤成分8aとしては、接続後の耐熱性及び耐湿性に優れていることから、架橋性材料を使用してもよい。接着剤成分8aとしては、熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂を主成分として含有するエポキシ系接着剤を使用してもよい。前述のエポキシ系接着剤は、短時間での硬化が可能で接続作業性がよく、分子構造上接着性に優れている。
エポキシ系接着剤としては、例えば、高分子量エポキシ樹脂、固形エポキシ樹脂、若しくは、液状エポキシ樹脂、又は、これらをウレタン、ポリエステル、アクリルゴム、ニトリルゴム(NBR)、若しくは、合成線状ポリアミド等で変性したエポキシ樹脂を主成分とするものを使用することができる。エポキシ系接着剤は、主成分をなす前述のエポキシ樹脂に、硬化剤、触媒、カップリング剤、及び充填剤等のうち少なくとも一つを添加してなるものであってもよい。
アクリル系接着剤としては、例えば、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル及びアクリロニトリルのうち少なくとも一つをモノマ成分とした重合体又は共重合体を使用することができる。
接着剤成分8aに、内部応力の緩和作用を発揮する成分を配合してもよい。具体的には、接着剤成分8aに、アクリルゴム又はエラストマ成分等を配合してもよい。国際公開第98/44067号に記載されているようなラジカル硬化系接着剤も使用することができる。
導電粒子8bは、接着剤成分8a中に分散している。導電粒子8bとしては、例えばAu、Ag、Pt、Ni、Cu、W、Sb、Sn、若しくは、はんだ等の金属、又は、カーボンの粒子を使用することができる。非導電性のガラス、セラミック、又はプラスチック等を核とし、この核を前述の金属又はカーボンで被覆した被覆粒子を使用してもよい。導電粒子8bの平均粒径は、分散性及び導電性の観点から、1〜18μmであってもよい。なお、導電粒子を絶縁層で被覆してなる絶縁被覆粒子を使用してもよく、この場合、圧力等により絶縁層が破られることにより導電性が確保される。また、隣接する電極同士の絶縁性を向上させる観点から、導電粒子と絶縁性粒子とを併用してもよい。
導電粒子8bの配合割合は、導電性接着剤層8に含まれる接着剤成分100体積部に対して、例えば0.1〜30体積部であり、好ましくは0.1〜10体積部である。配合割合が0.1体積部以上であると、対向する電極間の接続抵抗の増加を抑制することができる。配合割合が30体積部以下であると、接着力の低下を抑制することができる。
導電性接着テープ9は、例えば1〜400mの長さを有しており、好ましくは50〜300mの長さを有している。セパレータ10は、例えば4〜200μmの厚さを有しており、好ましくは20〜100μmの厚さを有している。導電性接着剤層8は、例えば5〜100μmの厚さを有しており、好ましくは10〜40μmの厚さを有している。
導電性接着テープ9は、バスバー電極4,6の幅dx1,dx2よりも大きく、バスバー電極4,6の長さdy1,dy2よりも小さい幅W1を有している(図6〜図8参照)。具体的には、導電性接着テープ9の幅W1は、好ましくは2mmよりも大きく100mmよりも小さく、より好ましくは5mmよりも大きく50mmよりも小さく、最も好ましくは10mmよりも大きく30mmよりも小さい。導電性接着テープ9の幅W1が2mmよりも大きいと、導電性接着テープ9をリールR1(図6参照)に巻く際に、巻き崩れ及び染み出し等を抑制することができる。導電性接着テープ9の幅W1が100mmよりも小さいと、導電性接着剤層8の切断を容易に行うことができる(詳しくは、後述)。セパレータ10と導電性接着剤層8とは同じ幅を有していてもよく、セパレータ10が導電性接着剤層8の幅よりも大きい幅を有していてもよい。セパレータ10が導電性接着剤層8の幅よりも大きい幅を有している場合、導電性接着テープ9の幅W1は、セパレータ10の幅である。
[太陽電池モジュールの製造方法]
次に、太陽電池モジュールの製造装置について説明する。図6は、実施形態の太陽電池モジュールの製造方法を示す模式的な斜視図である。本実施形態の製造方法には、貼り付け装置50が使用される。
貼り付け装置50は、太陽電池セル1Aを保持するための機構と、保持した太陽電池セル1Aを移動させるための機構と、を備えている。また、貼り付け装置50は、リールR1を保持するための機構と、リールR2を保持するための機構と、リールR1とリールR2との間でセパレータ10を送るための送り機構と、をそれぞれ複数備えている。リールR1には、導電性接着テープ9が巻かれている。リールR2には、導電性接着剤層8が使用された後のセパレータ10が巻かれている。
貼り付け装置50では、1つの太陽電池セル1Aに対して、複数(ここでは6本)の導電性接着テープ9が使用可能である。導電性接着テープ9は、受光面21側及び裏面22側にそれぞれ3本ずつ配置可能である。受光面21側及び裏面22側の導電性接着テープ9,9は、太陽電池セル1Aを挟んで、導電性接着剤層8,8同士が対向するように配置されている。
受光面21側の導電性接着テープ9は、導電性接着剤層8とバスバー電極4とが対向すると共に、バスバー電極4と直交するX方向に沿って延びるように、配置される。3本の導電性接着テープ9は、バスバー電極4の長手方向であるY方向に沿って互いに離間するように配置されている。
Y方向における両端の導電性接着テープ9,9は、それぞれバスバー電極4における長手方向の端部と対向する位置に配置されている。Y方向における真中の導電性接着テープ9は、バスバー電極4における長手方向の中央部と対向する位置に配置されている。3本の導電性接着テープ9の導電性接着剤層8の幅の合計は、好ましくはバスバー電極4の長さの25%以上であり、より好ましくはバスバー電極4の長さの40%以上であり、最も好ましくはバスバー電極4の長さの60%以上である。
裏面22側の導電性接着テープ9は、導電性接着剤層8とバスバー電極6とが対向すると共に、バスバー電極6と直交するX方向に沿って延びるように、配置される。3本の導電性接着テープ9は、バスバー電極6の長手方向であるY方向に沿って互いに離間するように配置されている。
Y方向における両端の導電性接着テープ9,9は、それぞれバスバー電極6における長手方向の端部と対向する位置に配置されている。Y方向における真中の導電性接着テープ9は、バスバー電極6における長手方向の中央部と対向する位置に配置されている。3本の導電性接着テープ9の導電性接着剤層8の幅の合計は、好ましくはバスバー電極6の長さの25%以上であり、より好ましくはバスバー電極6の長さの40%以上であり、最も好ましくはバスバー電極6の長さの60%以上である。
貼り付け装置50は、バスバー電極4,6に導電性接着剤層8を貼り付けるための貼り付けツール51を複数(ここでは、6個)備えている。貼り付けツール51は、受光面21側及び裏面22側にそれぞれ3個ずつ配置されている。
受光面21側の貼り付けツール51は、導電性接着テープ9を挟んで、バスバー電極4と対向可能な位置に配置されている。裏面22側の貼り付けツール51は、導電性接着テープ9を挟んで、バスバー電極6と対向可能な位置に配置されている。貼り付けツール51は、例えば、直方体状を呈しており、長手方向がY方向に沿うように配置されている。貼り付けツール51は、導電性接着テープ9を太陽電池セル1Aに押し付けることができるように、受光面21及び裏面22の法線方向であるZ方向に沿って移動可能である。
貼り付け装置50は、導電性接着剤層8を幅方向(Y方向)に沿って切断することが可能な切断ツール52を複数(ここでは6個)備えている。切断ツール52は、受光面21側及び裏面22側にそれぞれ3個ずつ配置されている。
切断ツール52は、導電性接着テープ9が延びているX方向において、リールR1と太陽電池セル1Aとの間に配置されている。切断ツール52は、導電性接着剤層8と対向可能な位置に配置されている。切断ツール52は、導電性接着剤層8を切断することができるように移動可能である。
次に、太陽電池モジュールの製造方法について説明する。
まず、貼り付け装置50において、各導電性接着テープ9がバスバー電極4,6と直交する方向に延びるように、太陽電池セル1Aと各導電性接着テープ9とを配置する。この際、貼り付けツール51と、リールR2側のバスバー電極4,6とが、導電性接着テープ9を挟んで対向するように、太陽電池セル1Aと各導電性接着テープ9とを配置する。
導電性接着剤層8をバスバー電極4,6に貼り付ける前に、切断ツール52により、導電性接着剤層8から複数の小片81を切り出しておく(ハーフカット)。小片81は、X方向において、例えばバスバー電極4,6の幅dx1,dx2以下の長さを有している。複数の小片81の切り出しは、導電性接着テープ9の送り及び切断ツール52の移動を繰り返すことにより、行うことができる。
続いて、リールR2側の小片81が、貼り付けツール51とリールR2側のバスバー電極4,6との間に位置した状態で、貼り付けツール51により導電性接着テープ9をバスバー電極4,6に押し付ける。これにより、リールR2側の小片81がバスバー電極4,6に貼り付けられる。この際、6個の貼り付けツール51を同時に移動させることにより、バスバー電極4の複数の箇所及びバスバー電極6の複数の箇所に、同時に小片81が貼り付けられる。
続いて、小片81の長さ分、導電性接着テープ9をリールR2側に送る。切断ツール52により、導電性接着剤層8から小片81を切り出す。X方向における真中のバスバー電極4,6と貼り付けツール51とが、導電性接着テープ9を挟んで対向するように、太陽電池セル1AをリールR2側に移動させる。
続いて、各貼り付けツール51によって、各小片81を真中のバスバー電極4,6に同時に貼り付ける。
続いて、小片81の長さ分、導電性接着テープ9をリールR2側に送る。切断ツール52により、導電性接着剤層8から小片81を切り出す。リールR1側のバスバー電極4,6と貼り付けツール51とが、導電性接着テープ9を挟んで対向するように、太陽電池セル1AをリールR2側に移動させる。
続いて、各貼り付けツール51によって、各小片81をリールR1側のバスバー電極4,6に同時に貼り付ける。
図7は導電性接着剤層が付着された太陽電池セルの受光面を示す模式的な平面図、図8は導電性接着剤層が付着された太陽電池セルの裏面を示す模式的な平面図である。図7,8に示されるように、以上の工程により、受光面21側及び裏面22側のバスバー電極4,6の複数の箇所(合計18箇所)に、導電性接着剤層8が貼り付けられる。図7及び図8においては、理解を容易にするために、導電性接着剤層8(小片81)にハッチングを付している(図11及び図12においても同様)。
続いて、バスバー電極4,6に導電性接着剤層8が貼り付けられた複数の太陽電池セル1Aを準備し、隣り合う太陽電池セル1A,1Aのうち、一方の太陽電池セル1Aの受光面側のバスバー電極4と、他方の太陽電池セル1Aの裏面側のバスバー電極6とを、TAB線7によって接続する。これにより、太陽電池モジュール100が形成される(図3,4参照)。
以上、本実施形態の太陽電池モジュール100の製造方法では、導電性接着テープ9は、バスバー電極4,6が延びたY方向と直交(交差)するX方向に沿って配置される。このため、バスバー電極4,6の幅dx1,dx2よりも小さい幅を有する導電性接着テープを使用する必要はなく、バスバー電極4,6の幅dx1,dx2よりも大きい幅W1を有する導電性接着テープ9が使用される。従って、導電性接着テープ9をリールR1に巻く際に、巻き崩れ及び染み出し等を低減することが可能となり、太陽電池セル1AとTAB線7との接続に使用される導電性接着テープ9のリールR1への巻き付けの作業性を向上することができる。
本実施形態の製造方法では、導電性接着テープ9はバスバー電極4,6が延びたY方向と直交するX方向に沿って配置されるため、バスバー電極4,6の幅dx1,dx2に基づいて、導電性接着剤層8を幅方向(Y方向)に沿って切断する必要がある。導電性接着テープ9の幅が大きくなれば大きくなるほど、導電性接着剤層8の切断は困難になる。これに対し、本実施形態の製造方法では、バスバー電極4,6における長手方向(Y方向)の複数の箇所に導電性接着剤層8を貼り付けるため、導電性接着テープ9の幅W1をバスバー電極4,6の長さdy1,dy2よりも小さい範囲で任意に決めることができる。従って、巻き崩れ及び染み出し等を低減しつつ、導電性接着剤層8の切断を行いやすい適度な幅W1の導電性接着テープ9が使用される。よって、導電性接着テープ9のリールR1への巻き付けの作業性を向上することができると共に、導電性接着剤層8の切断を容易に行うことができる。
導電性接着剤層8が貼り付けられる複数の箇所は、バスバー電極4,6の長手方向(Y方向)において、互いに離間している。このため、バスバー電極4,6において、導電性接着剤層8が付着されない部分が発生する。従って、導電性接着テープ9の使用量を低減することができる。
導電性接着剤層8が貼り付けられる複数の箇所には、バスバー電極4,6における長手方向(Y方向)の両端部が含まれている。このため、バスバー電極4,6にTAB線を接続した後に、TAB線が剥がれにくくなっている。従って、バスバー電極4,6とTAB線との接続強度を向上することができる。
導電性接着テープ9をバスバー電極4,6の長手方向(Y方向)に複数配置し、複数の箇所に導電性接着剤層8を同時に貼り付けるため、製造時間を短縮することができる。
2本の導電性接着テープ9,9を導電性接着剤層8,8同士が互いに対向するように配置した状態で、受光面21側のバスバー電極4及び裏面22側のバスバー電極6に同時に導電性接着剤層8を貼り付けるため、製造時間を短縮することができる。
受光面21側のバスバー電極4に貼り付けられた導電性接着剤層8と、裏面22側のバスバー電極6に貼り付けられた導電性接着剤層8とが、基板2を挟んで互いに対向するように、バスバー電極4,6に同時に導電性接着剤層8を貼り付けている。このため、受光面21側の貼り付けツール51と裏面22側の貼り付けツール51とは、導電性接着剤層8を貼り付ける際に、互いに押し合うことになる。従って、太陽電池セル1Aに生じる剪断力を低減することができ、導電性接着剤層8の貼り付けに起因する太陽電池セル1Aの破損を抑制することができる。
バスバー電極4,6の長さの25%以上の部分に導電性接着剤層8を貼り付けるため、バスバー電極4,6とTAB線との間の電気抵抗の増加を抑制することができる。
導電性接着剤層8をバスバー電極4,6に貼り付ける前に、導電性接着剤層8の長手方向(X方向)において、導電性接着剤層8をバスバー電極4,6の幅dx1,dx2以下の長さに切断するハーフカットを行うため、導電性接着剤層8をバスバー電極4,6に好適に貼り付けることができる。
次に、他の実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法について説明する。図9はバスバーレス太陽電池セルの受光面を示す模式的な平面図、図10はバスバーレス太陽電池セルの裏面を示す模式的な平面図である。
本実施形態の製造方法では、図9,10に示されるバスバーレスの太陽電池セル1Bが使用される。太陽電池セル1Bは、太陽電池セル1A(図1及び図2参照)と比較して、バスバー電極4,6を有していない点、及び、アライメントマークMF,MBを有している点で相違する。アライメントマークMF,MBは、導電性接着剤層8の貼り付け及びTAB線7の接続の際に、目印として機能する。
接続予定領域AFは、受光面21においてTAB線7が接続される予定の領域である。接続予定領域AFは、フィンガー電極3と直交するY方向に沿って延びている。複数(ここでは3箇所)の接続予定領域AFは、互いに離間しており、互いに平行に設けられている。接続予定領域AFは、Y方向を長手方向とする長方形状を呈している。接続予定領域AFは、例えば全てのフィンガー電極3と直交している。接続予定領域AFの幅(すなわちTAB線7の幅)dx3は、例えば1.5mm程度である。
アライメントマークMFは、受光面21に設けられている。アライメントマークMFは、1箇所の接続予定領域AFの内側に2個ずつ設けられている。アライメントマークMFは、Y方向に沿って延びており、Y方向において端に位置する4本のフィンガー電極3〜3を連結している。なお、アライメントマークMFは、接続予定領域AFの外側に設けられていてもよく、接続予定領域AFの内側と外側とにまたがって設けられていてもよい。また、アライメントマークMFが連結するフィンガー電極3の数は、4本に限定されない。
アライメントマークMFは、銀を含有したガラスペースト、接着剤樹脂に各種導電性粒子を分散した銀ペースト、金ペースト、カーボンペースト、ニッケルペースト、アルミニウムペースト、又は、焼成若しくは蒸着によって形成されるITO等から形成されている。アライメントマークMFは、耐熱性、導電性、安定性、及びコストの観点から、銀を含有したガラスペーストにより形成されていてもよい。アライメントマークMFは、フィンガー電極3と同一の材料によって、フィンガー電極3と一体に形成されていてもよい。
アライメントマークMFの幅は、例えば、フィンガー電極3の幅と同様に0.15mm程度となっている。
接続予定領域ABは、裏面22においてTAB線7が接続される予定の領域である。接続予定領域ABは、Y方向に沿って延びている。複数(ここでは3箇所)の接続予定領域ABは、互いに離間しており、互いに平行に設けられている。接続予定領域ABは、Y方向を長手方向とする長方形状を呈している。接続予定領域ABは、受光面21側の接続予定領域AFと対応する位置に設定されている。接続予定領域ABは、受光面21及び裏面22の法線方向において、基板2を挟んで受光面21側の接続予定領域AFと対向する位置に設定されている。接続予定領域ABの幅(すなわちTAB線7の幅)dx4は、例えば1.5mm程度である。
アライメントマークMBは、裏面電極5に設けられている。アライメントマークMBは、接続予定領域ABの中央部分においてY方向に沿って延びており、太陽電池セル1Bの対向する2辺を結ぶように設けられている。アライメントマークMBは、溝状を呈している。アライメントマークMBにおいては、裏面電極5の下層の基板2が露出している。
アライメントマークMFの幅は、TAB線7と裏面電極5とが重複するようにTAB線7の幅dx4以下であり、例えば0.1〜0.9mmである。アライメントマークMF及びアライメントマークMBは、上記実施形態に限られず、例えば、国際公開第2012/121348号、国際公開第2012/121349号、及び、国際公開第2012/165464号に記載されているような形態であってもよい。
次に、本実施形態の製造方法について説明する。
本実施形態においては、TAB線7の幅dx3,dx4よりも大きい幅W2を有する導電性接着テープ9が使用される(図11及び図12参照)。導電性接着テープ9の幅W2は、例えば、複数(48本)のフィンガー電極3のうち、半分の数(24本)のフィンガー電極3と直交可能な大きさとなっている。TAB線7とフィンガー電極3との直接接触が得られない場合には、全てのフィンガー電極3に導電性接着剤層8が貼り付けられるようにする。貼り付け装置50(図6参照)において、受光面21側及び裏面22側にそれぞれ2本ずつ導電性接着テープ9が配置される。
まず、貼り付け装置50において、各導電性接着テープ9が接続予定領域AF,ABと直交する方向に延びるように、太陽電池セル1Bと各導電性接着テープ9とを配置する。この際、貼り付けツール51と、リールR2側の接続予定領域AF,ABとが、導電性接着テープ9を挟んで対向するように、太陽電池セル1Bと各導電性接着テープ9とを配置する。
導電性接着剤層8を接続予定領域AF,ABに貼り付ける前に、切断ツール52により、導電性接着剤層8から複数の小片82を切り出しておく(図11及び図12参照)。小片82は、X方向において、接続予定領域AF,ABの幅dx3,dx4以下の長さを有している。
続いて、リールR2側の小片82が、貼り付けツール51とリールR2側の接続予定領域AF,ABとの間に位置した状態で、貼り付けツール51により、導電性接着テープ9を接続予定領域AF,ABに押し付ける。これにより、リールR2側の小片82が接続予定領域AF,ABに貼り付けられる。この際、4個の貼り付けツール51を同時に移動させることにより、接続予定領域AFの複数の箇所及び接続予定領域ABの複数の箇所に、同時に小片82が貼り付けられる。
続いて、小片82の長さ分、導電性接着テープ9をリールR2側に送る。切断ツール52により、導電性接着剤層8から小片82を切り出す。X方向における真中の接続予定領域AF,ABと貼り付けツール51とが、導電性接着テープ9を挟んで対向するように、太陽電池セル1BをリールR2側に移動させる。
続いて、各貼り付けツール51によって、各小片82を真中の接続予定領域AF,ABに同時に貼り付ける。
続いて、小片82の長さ分、導電性接着テープ9をリールR2側に送る。切断ツール52により、導電性接着剤層8から小片82を切り出す。リールR1側の接続予定領域AF,ABと貼り付けツール51とが、導電性接着テープ9を挟んで対向するように、太陽電池セル1BをリールR2側に移動させる。
続いて、各貼り付けツール51によって、各小片82をリールR1側の接続予定領域AF,ABに同時に貼り付ける。
図11は導電性接着剤層が付着されたバスバーレス太陽電池セルの受光面を示す模式的な平面図、図12は導電性接着剤層が付着されたバスバーレス太陽電池セルの裏面を示す模式的な平面図である。図11,12に示されるように、以上の工程により、受光面21側及び裏面22側の接続予定領域AF,ABの複数の箇所(合計12箇所)に、導電性接着剤層8が貼り付けられる。
続いて、接続予定領域AF,ABに導電性接着剤層8が貼り付けられた複数の太陽電池セル1Bを準備し、隣り合う太陽電池セル1B,1Bのうち、一方の太陽電池セル1Aの受光面21側の複数のフィンガー電極3と、他方の太陽電池セル1Bの裏面側の裏面電極5とを、TAB線7によって電気的に接続する。これにより、太陽電池モジュールが形成される。
以上、本実施形態の太陽電池モジュールの製造方法では、導電性接着テープ9は、TAB線7の接続予定領域AF,ABと直交(交差)するX方向に沿って配置させられる。このため、TAB線7の幅dx3,dx4よりも小さい幅を有する導電性接着テープ9を使用する必要はなく、TAB線7の幅dx3,dx4よりも大きい幅W2を有する導電性接着テープ9が使用される。よって、導電性接着テープ9をリールR1に巻く際に、巻き崩れ及び染み出し等を低減することが可能となり、太陽電池セル1BとTAB線7との接続に使用される導電性接着テープ9のリールR1への巻き付けの作業性を向上することができる。
本実施形態の製造方法では、接続予定領域AF,ABにおける長手方向(Y方向)の複数の箇所に導電性接着剤層8を貼り付けるため、導電性接着テープ9の幅W1を接続予定領域AF,ABの長さよりも小さい範囲で任意に決めることができる。従って、巻き崩れ及び染み出し等を低減しつつ、導電性接着剤層8の切断を行いやすい適度な幅W2の導電性接着テープ9が使用される。よって、導電性接着テープ9のリールR1への巻き付けの作業性を向上することができると共に、導電性接着剤層8の切断を容易に行うことができる。
導電性接着剤層8が貼り付けられる複数の箇所は、接続予定領域AF,ABの長手方向(Y方向)において、互いに離間している。このため、接続予定領域AF,ABにおいて、導電性接着剤層8が付着されない部分が発生する。従って、導電性接着テープ9の使用量を低減することができる。
導電性接着剤層8が貼り付けられる複数の箇所には、接続予定領域AF,ABにおける長手方向(Y方向)の両端部が含まれている。このため、接続予定領域AF,ABにTAB線を接続した後に、TAB線が剥がれにくくなっている。従って、太陽電池セル1BとTAB線7との接続強度を向上することができる。
導電性接着テープ9を接続予定領域AF,ABの長手方向(Y方向)に複数配置し、複数の箇所に導電性接着剤層8を同時に貼り付けるため、製造時間を短縮することができる。
2本の導電性接着テープ9,9を導電性接着剤層8,8同士が互いに対向するように配置した状態で、受光面21側の接続予定領域AF及び裏面22側の接続予定領域ABに同時に導電性接着剤層8を貼り付けるため、製造時間を短縮することができる。
受光面21側の接続予定領域AFに貼り付けられた導電性接着剤層8と、裏面22側の接続予定領域ABに貼り付けられた導電性接着剤層8とが、基板2を挟んで互いに対向するように、接続予定領域AF,ABに同時に導電性接着剤層8を貼り付けている。このため、受光面21側の貼り付けツール51と裏面22側の貼り付けツール51とは、導電性接着剤層8を貼り付ける際に、互いに押し合うことになる。従って、太陽電池セル1Bに生じる剪断力を低減することができ、導電性接着剤層8の貼り付けに起因する太陽電池セル1Aの破損を抑制することができる。
導電性接着剤層8を接続予定領域AF,ABに貼り付ける前に、導電性接着剤層8の長手方向(X方向)において、導電性接着剤層8をTAB線7の幅dx3,dx4以下の長さに切断するハーフカットを行うため、導電性接着剤層8を接続予定領域AF,ABに好適に貼り付けることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は必ずしも上記実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、バスバー電極4,6の長さdy1、dy2と同程度の幅を有する導電性接着テープ9についてハーフカットを行うことが可能である場合には、バスバー電極4,6の長手方向に一体の導電性接着剤層8を貼り付けてもよい。接続予定領域AF,ABの長さと同程度の幅を有する導電性接着テープ9についてハーフカットを行うことが可能である場合には、接続予定領域AF,ABの長手方向に一体の導電性接着剤層8を貼り付けてもよい。
上記実施形態においては、導電性接着剤層8を貼り付けた後に、次の箇所に導電性接着剤層8を貼り付けられるように、太陽電池セル1A,1Bを移動させているが、導電性接着テープ9を移動させるべく、リールR1,R2を移動させてもよい。要は、太陽電池セル1A,1Bと導電性接着テープ9とを、導電性接着テープ9が延びたX方向に沿って相対移動させればよい。
上記実施形態においては、太陽電池セル1A,1Bは、一方の面(受光面21)で受光した光でのみ発電可能な太陽電池セル(片面受光型太陽電池セル)であるが、一方の面及び他方の面の双方で受光した光で発電可能な太陽電池セル(両面受光型太陽電池セル)であってもよい。両面受光型太陽電池セルでは、前述の裏面電極5は設けられておらず、一方の面及び他方の面それぞれに、所定方向に延びる複数のフィンガー電極と、フィンガー電極に交差する方向に沿って延びたバスバー電極とが設けられている。
導電性接着剤層付き太陽電池セルは、図7,8,11,12に示されるように、TAB線(配線部材)7が貼り付けられる前の状態の太陽電池セルである。
図7,8に示されるように、一実施形態の導電性接着剤層付き太陽電池セルは、基板2と、基板2の受光面(一方の面)21に設けられ、所定方向(X方向)に延びた複数のフィンガー電極3と、基板2の受光面12及び裏面(他方の面)22にそれぞれ設けられ、フィンガー電極3に交差するY方向に沿って延びたバスバー電極4と、を備える。受光面21及び裏面22の少なくとも一方のバスバー電極4に、TAB線7を貼り付けるための導電性接着剤層8(小片81)が、バスバー電極4における長手方向(Y方向)の複数の箇所に形成されている。本実施形態では、受光面21及び裏面22の双方のバスバー電極4に、導電性接着剤層8が、Y方向の複数の箇所に形成されている。導電性接着剤層8が形成されている複数の箇所は、Y方向において互いに離間している。導電性接着剤層8が形成されている複数の箇所には、バスバー電極4におけるY方向の両端部が含まれている。バスバー電極4の長さの25%以上の部分に導電性接着剤層8が形成されている。導電性接着剤層8は、バスバー電極における長手方向の2以上5以下の箇所に形成されていてもよい。受光面21のバスバー電極4の本数は、2本以上5本以下であってもよい。裏面22のバスバー電極4の本数は、2本以上5本以下であってもよい。
図11,12に示されるように、他の実施形態の導電性接着剤層付き太陽電池セルは、基板2と、基板2の受光面(一方の面)21に設けられ、所定方向(X方向)に延びた複数のフィンガー電極3と、を備える。基板2の受光面21及び裏面(他方の面)22の少なくとも一方において、TAB線(配線部材)7の接続予定領域に、TAB線7を貼り付けるための導電性接着剤層8(小片82)が、接続予定領域における長手方向(Y方向)の複数の箇所に形成されている。本実施形態では、受光面21及び裏面22の双方の接続予定領域AF,ABに、導電性接着剤層8が、Y方向の複数の箇所に形成されている。導電性接着剤層8が形成されている複数の箇所は、Y方向において互いに離間している。導電性接着剤層8が形成されている複数の箇所には、接続予定領域AF,ABにおけるY方向の両端部が含まれている。接続予定領域AF,ABの長さの25%以上の部分に導電性接着剤層8が形成されている。導電性接着剤層8は、接続予定領域AF,ABにおけるY方向の2以上5以下の箇所に形成されていてもよい。受光面21の接続予定領域AFは、X方向に沿って、2以上5以下の箇所に設定されていてもよい。裏面22の接続予定領域ABは、X方向に沿って、2以上5以下の箇所に設定されていてもよい。
本発明によれば、太陽電池セルと配線部材との接続に使用される導電性接着テープのリールへの巻き付けの作業性を向上することができる太陽電池モジュールの製造方法を提供することが可能となる。
1A,1B…太陽電池セル,2…基板、3…フィンガー電極、4…バスバー電極、6…バスバー電極、7…TAB線(配線部材)、8…導電性接着剤層、9…導電性接着テープ、10…セパレータ(基材)、100…太陽電池モジュール。

Claims (9)

  1. 基板と、前記基板の一方の面に設けられ、所定方向に延びた複数のフィンガー電極と、前記基板の前記一方の面及び他方の面にそれぞれ設けられ、前記フィンガー電極に交差する方向に沿って延びた複数のバスバー電極と、を有する複数の太陽電池セル同士を配線部材によって接続することにより形成される太陽電池モジュールの製造方法において、
    基材上に導電性接着剤層を有すると共に前記バスバー電極の幅よりも大きい幅を有する複数の導電性接着テープを前記複数のバスバー電極と交差する方向に沿って配置し、前記導電性接着剤層を前記バスバー電極に貼り付ける工程を備え、
    前記複数のバスバー電極は、互いに離間しており、
    前記貼り付ける工程において、前記複数の導電性接着テープを、前記複数のバスバー電極の長手方向に沿って互いに離間するように配置する、太陽電池モジュールの製造方法。
  2. 前記導電性接着テープは、前記バスバー電極の長さよりも小さい幅を有しており、
    前記バスバー電極における長手方向の複数の箇所に前記導電性接着剤層を貼り付ける、請求項1記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  3. 前記複数の箇所は、前記バスバー電極の長手方向において互いに離間している、
    請求項2記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  4. 前記複数の箇所には、前記バスバー電極における長手方向の両端部が含まれている、
    請求項2又は3記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  5. 前記導電性接着テープを前記バスバー電極の長手方向に複数配置し、前記複数の箇所に前記導電性接着剤層を同時に貼り付ける、
    請求項2〜4のいずれか一項記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  6. 2本の前記導電性接着テープを前記導電性接着剤層同士が互いに対向するように配置した状態で、前記基板の前記一方の面側のバスバー電極及び前記他方の面側のバスバー電極に同時に前記導電性接着剤層を貼り付ける、
    請求項1〜5のいずれか一項記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  7. 前記バスバー電極の長さの25%以上の部分に前記導電性接着剤層を貼り付ける、
    請求項1〜6のいずれか一項記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  8. 前記導電性接着剤層を前記バスバー電極に貼り付ける前に、前記導電性接着テープの長手方向において、前記導電性接着剤層を前記バスバー電極の幅以下の長さに切断する、
    請求項1〜7のいずれか一項記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  9. 基板と、前記基板の一方の面に設けられ、所定方向に延びた複数のフィンガー電極と、を有する複数の太陽電池セル同士を配線部材によって接続することにより形成される太陽電池モジュールの製造方法において、
    基材上に導電性接着剤層を有すると共に前記配線部材の幅よりも大きい幅を有する複数の導電性接着テープを前記太陽電池セルにおける前記配線部材の複数の接続予定領域と交差する方向に沿って配置し、前記導電性接着剤層を前記接続予定領域に貼り付ける工程を備え、
    前記複数の接続予定領域は、互いに離間しており、
    前記貼り付ける工程において、前記複数の導電性接着テープを、前記複数の接続予定領域の長手方向に沿って互いに離間するように配置する、太陽電池モジュールの製造方法。
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