JP6260887B2 - 収納家具装置及び収納家具後端の立壁構造 - Google Patents

収納家具装置及び収納家具後端の立壁構造 Download PDF

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Description

本発明は、天板を備えた収納家具装置及び収納家具後端の立壁構造に関する。
従来より、キッチン等に設置される厨房家具や、洗面室等に設置される洗面台家具などの収納家具の天板(カウンター)の後端に、防汚や防火等の種々の観点から上方に延びるように立壁を設けた構造が知られている。このような立壁構造は、従来、天板後端部の上面に載置するように立壁部材を設けたり、天板後端面に立壁部材を当接させて設けたりする構造とされており、天板と立壁部材との接合部(入隅部)に、汚れが溜まり易く、また、汚れを除去し難いという問題があった。また、天板の後端部に一体的に上方に延びるように上下寸法の大きい立壁を設けることも考えられるが、製造効率が低下したり、保管や運搬時における取り扱いがし難く、破損等し易くなったりすることも考えられる。
例えば、下記特許文献1には、調理台の上面に備えられたカウンターにおける壁側の端部に、水返し部を一体に設け、この水返し部の上方にコーキング材を介してバックガードを設けた防水構造が開示されている。
実開平7−28441号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された防水構造は、カウンターの水返し部とバックガードとの間隙にコーキング材を施した構造であるため、見栄えが悪くなるという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、清掃性及び取扱性を向上させながらも、収納家具後端に上下寸法の比較的に大きい立壁を見栄え良く設け得る収納家具装置及び収納家具後端の立壁構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る収納家具装置は、収納家具本体と、前記収納家具本体の上部に配設され、後端部に上方に向けて立ち上がる立上部を一体的に設けた天板と、前記天板と同材料からなり、該天板の立上部と略同厚さとされ、該立上部の上端面に下端面を一致させるように当接させて接合される立壁板と、前記天板の立上部と前記立壁板との接合部に跨るように、これらの後面に固定される補強板と、を備えていることを特徴とする。
本発明においては、前記立壁板の前面側に配設される設備器具への配線及び配管の両方または一方の収容空間を形成するように、互いに間隔を空けて略平行に前記補強板の後面に固定される複数本の桟材を更に備えたものとしてもよい。
また、本発明においては、前記立壁板の前面側に露出するように配設される差込接続器及び電気機器の両方または一方を更に備えたものとしてもよい。
また、本発明においては、前記天板に配設される水槽と、該水槽の後方側の前記立壁板から前方に突出するように配設される水栓金具と、を更に備えたものとしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る収納家具後端の立壁構造は、収納家具本体の上部に配設される天板の後端部に上方に向けて立ち上がる立上部を一体的に設け、該天板と同材料からなり、該天板の立上部と略同厚さとされた立壁板の下端面を前記立上部の上端面に一致させるように当接させて接合し、これら天板の立上部と立壁板との接合部に跨るように、これらの後面に補強板を固定した構造とされていることを特徴とする。
本発明に係る収納家具装置及び収納家具後端の立壁構造は、上述のような構成としたことで、清掃性及び取扱性を向上させながらも、収納家具後端に上下寸法の比較的に大きい立壁を見栄え良く設けることができる。
本発明の一実施形態に係る収納家具装置及び収納家具後端の立壁構造の一例を模式的に示し、図3におけるX−X線矢視に対応させた一部省略概略縦断面図である。 図1におけるY部に対応させた一部を省略した一部破断概略拡大縦断面図である。 同収納家具装置の概略斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る収納家具装置及び収納家具後端の立壁構造の一例を模式的に示し、図1に対応させた一部省略概略縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の各実施形態では、収納家具装置の収納家具本体の収納物を出し入れする側において該収納家具装置に対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、その状態を基準として、上下方向及び左右方向等の方向を原則的に説明する。
図1〜図3は、第1実施形態に係る収納家具装置及び収納家具後端の立壁構造の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る収納家具装置1は、図1に示すように、収納家具本体10と、この収納家具本体10の上部に配設される天板(カウンター)20と、を備えている。本実施形態では、収納家具装置として、厨房家具装置1を例示している。
また、本実施形態では、厨房家具装置1は、図3に示すように、横並び状に配設される複数の収納家具本体10,10A,10Bを備え、これらの上面側を一枚の天板20によって覆う構成とされている。この天板20には、水槽(シンク、ボウル)2及び加熱機器としてのコンロ3が組み込まれている。
本実施形態では、これら複数の収納家具本体10,10A,10Bのうちの収納家具本体10を、その上面側部位の水槽2を組み込んだ天板20とともに、流し台を構成する流し台部本体10としている。また、収納家具本体10Aを、その上面側部位のコンロ5を組み込んだ天板20とともに、コンロ付調理台を構成するコンロ部本体10Aとしている。また、収納家具本体10Bを、その上面側部位の天板20とともに、作業台を構成する作業台部本体10Bとしている。
流し台部本体10は、図1に示すように、左右の側板11(図1では、一方の側板のみを図示している。)、背板12及び底板13を有し、その上面側に天板20が載置されて閉塞されて、前方に開口する箱状とされた収納箱体を備えている。図例では、配管や配線等の引き回し空間を形成するように、底板13を、前側部位のみに設け、上下に分割された上側の背板12を側板11の後端部に接合し、下側の背板12を底板13の後端部に接合した例を示している。なお、上側の背板12の下端部と下側の背板12の上端部とを連結するように、蓋部材等を設けるようにしてもよい。または、下側の背板12を設けないようにしてもよく、さらには、このように背板12を上下に分割せずに、側板11の上下寸法に応じた上下寸法の背板12を設けるようにしてもよい。
また、流し台部本体10は、この収納箱体の前方開口を覆う上下に複数段(図例では、三段)の前板14a,15a,16を備えている。
図例では、下段及び中段の前板14a,15aを、流し台部本体10の収納箱体に対して出し入れ自在とされた下段及び中段の抽斗14,15の前板14a,15aとしている。これら抽斗14,15は、左右の側板11の互いに向き合う各内側面に設けられたレール部材によって出し入れ自在に支持されている。
また、図例では、上段の前板16を、その後方側の内方空間が水槽2の収容空間となるため、開閉不能に収納箱体に固定した例を示している。なお、このような態様に代えて、下端部を回動支点として手前側等に開放され、包丁や俎板等の収納を可能とした薄型状の開き収納の前板16としてもよい。
なお、図1では、図示を省略しているが、各前板14a,15a,16の適所には、把手が設けられている。このような把手としては、図3に示すように、前方に開口する縦断面略コ字状(略U字状または略C字状)で、左右方向の全幅に亘ってライン状とされた把手を、上段の前板16及び中段の前板15aの各上端部に設けるようにしてもよい。
また、この流し台部本体10の前面下端部には、蹴込み空間が形成されており、この蹴込み空間を形成するように、流し台部本体10の収納箱体の左右の側板11の前端部下端には、蹴込み用切欠状部が形成されている。下段の前板14aは、該蹴込み用切欠状部に対応させて、その下端側に後方側に後退した後退前板部14bを備えており、この後退前板部14bの上方側の前板14aの後方側を、手掛けスペースとしてもよい。
コンロ部本体10Aは、図3に示すように、上記した流し台部本体10と略同様の収納箱体並びに下段及び中段の抽斗14,15を備えている。また、コンロ部本体10Aは、その上段部に、グリル17と、収納箱体に対して出し入れ自在とされ、前板18aを有した小抽斗18と、を備えている。この小抽斗18は、プッシュオープン式の抽斗としてもよく、前板18aの適所に把手等を設けた態様としてもよい。
作業台部本体10Bは、図3に示すように、上記した流し台部本体10と略同様の収納箱体並びに下段及び中段の抽斗14,15を備えている。また、作業台部本体10Bは、その上段部に、収納箱体に対して出し入れ自在とされ、前板19aを有した上段抽斗19を備えている。この上段抽斗19の前板19aの上端部には、上記同様の把手が設けられている。
これら収納家具本体10,10A,10Bは、隣り合う側板同士を当接させ、横並び状に設置される。
なお、これら収納家具本体10,10A,10Bの収納は、上記したような抽斗に限られず、開き収納等としてもよい。
天板20は、平面視して略矩形状とされている。この天板20は、上記のように横並び状に配設される複数の収納家具本体10,10A,10Bの上面側の略全体を覆うように、左右に長尺状で略水平状に配設される天板本体部21を備えている。
この天板本体部21には、図1及び図3に示すように、水槽2及びコンロ3のそれぞれに応じた開口22,23が左右方向に間隔を空けて設けられている。図例では、水槽2を、天板20の開口22の開口周縁の下面に、水槽2の上端部のフランジ状部を当接させて接合した例を示しているが、水槽2と天板20との接合構造は、このような態様に限られない。例えば、天板20の開口22の開口周縁の上面に、水槽2の上端部のフランジ状部を載置するように接合したり、開口22の内周面に水槽2の上端外周面を対向配置して接合したりする構造としてもよい。さらには、水槽2を天板20に一体的に形成した態様としてもよい。
また、天板本体部21における水槽2の後方側には、水槽2に臨む水栓金具6が立ち上がるように設けられている。なお、この水栓金具6は、水槽2の後端部に設けるようにしてもよい。
また、天板本体部21の下面側には、裏打ち材26や桟材27が固定されている。図例では、天板本体部21の下面側の四周端部に沿って枠状に桟材27を設け、水槽2の後方側と後端部の桟材27との間に平板状の裏打ち材26を設けた例を示している。
また、天板本体部21の前端部には、下方に向けて垂れ下がるように前垂れ部24が設けられている。この前垂れ部24は、図3に示すように、天板本体部21の左右方向の全長に亘って一体的に設けられている。また、この前垂れ部24は、前端部の桟材27を覆い隠すように設けられている。また、図例では、この前垂れ部24を含み、天板本体部21の前端部の厚さ寸法を他の部位よりも僅かに厚くし、天板本体部21の前端部上面に堰部を設けた例を示している。
また、天板本体部21の後端部には、上方に向けて立ち上がるように立上部25が設けられている。この立上部25は、図3に示すように、天板本体部21の左右方向の全長に亘って一体的に設けられている。
また、本実施形態では、図2に示すように、天板本体部21と立上部25との入隅部を、凹湾曲面形状としている。このように天板本体部21と立上部25との入隅部を凹湾曲面形状とすることで、例えば、直角状の入隅部とした場合と比べて、清掃性を極めて向上させることができる。
この天板20は、合成樹脂や充填材等を含有した成形用樹脂組成物を硬化させて形成された人造大理石からなる。このような人造大理石を構成する合成樹脂としては、アクリル樹脂や、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等を採用するようにしてもよい。また、充填材としては、水酸化アルミニウムやシリカ等を採用するようにしてもよい。その他、種々の着色材や柄材等を含有したものとしてもよい。なお、天板20は、人造大理石からなるものに限られず、他の合成樹脂系材料を主材とする成形用樹脂組成物を硬化させて形成されたもの等としてもよい。
また、この天板20の厚さ寸法は、5mm〜15mm程度としてもよく、本実施形態では、天板本体部21の前端部以外の部位及び立上部25の厚さ寸法を略同寸法とし、これらの厚さ寸法を、略8mmとしている。
また、天板20は、図1及び図2に示すように、各収納家具本体10,10A,10Bの上面(側板11の上端面)に桟材27を当接させて配設するようにしてもよい。
また、厨房家具装置1は、天板20と同材料からなり、天板20の立上部25と略同厚さとされた立壁板28を備えている。
この立壁板28は、図2に示すように、立上部25の上端面25aに下端面28aを一致させるように当接させて接着剤にて接合される。この接着剤としては、人造大理石同士を隙間なく接合する接着剤を採用するようにしてもよく、例えば、アクリル系接着剤や、エポキシ系接着剤等を採用するようにしてもよい。なお、立壁板28と立上部25とを、接着剤によって接合する態様に限られず、溶接や熱圧着等によって接合するようにしてもよい。
この立壁板28の左右寸法は、天板20の左右寸法と略同寸法とされている。
この立壁板28の上下寸法は、この立壁板28の上端が、当該厨房家具装置1の上方側に配設される吊戸棚下面や、天井面に略至るような上下寸法としてもよい。本実施形態では、立壁板28の上下寸法をこのような上下寸法とせずに、厨房家具装置1の後端部に載置台状の立壁部を設け、この立壁部の前面を、立壁板28及び立上部25によって構成している。
上記した立上部25の天板本体部21からの立上寸法(上下寸法)は、10mm〜150mm程度、好ましくは、30mm〜100mm程度としてもよい。この立上部25の上下寸法が、余りにも小さければ、立壁板28との接合部29が天板本体部21の上面に近接し、接着剤にて接合する際に接合性が悪くなったり、接合部29の表面仕上げ処理がし難くなったりする傾向がある。一方、この立上部25の上下寸法が、余りにも大きければ、保管や運搬時における取扱性等が悪くなる傾向がある。
また、天板本体部21の上面から立壁板28の上端までの上下寸法は、200mm以上としてもよい。
本実施形態では、厨房家具装置1の後端部に、300mm程度の上下寸法の立壁部が形成されるように、立上部25や立壁板28の上下寸法を設定している。図例では、立上部25の上下寸法を、60mm程度とし、立壁板28の上下寸法を、230mm程度とした例を示している。
このような立壁部を厨房家具装置1の後端部に設けた態様とすることで、当該厨房家具装置1をダイニングやリビング等に対面して設置した場合には、天板本体部21の上面に載置された種々の物品等や、手元を対面側から隠すことができ、すっきりとした印象を与えることができる。また、立壁部を上記程度の上下寸法とすることで、キッチン側スペースと対面側のダイニングやリビング等のスペースとが立壁部によって大きく遮られるようなことがなく、当該厨房家具装置1の手前に立つ使用者から対面側を見渡すことができる。
なお、立壁部の上下寸法は、300mm程度に限られず、200mm〜500mm程度、好ましくは、200mm〜400mm程度としても上記同様の効果を奏する。
また、厨房家具装置1は、この立壁板28と天板20の立上部25との接合部29に跨るように、これらの後面に固定される補強板30を備えている。本実施形態に係る収納家具後端の立壁構造は、図1及び図2に示すように、収納家具本体10,10A,10Bの上部に配設した天板20の立上部25の上端面25aに、立壁板28の下端面28aを一致させるように当接させて接着剤にて接合し、これら天板20の立上部25と立壁板28との接合部29に跨るように、これらの後面に補強板30を固定した構造とされている。
補強板30は、略矩形平板状とされており、木質系材料や合成樹脂系材料等から形成されている。本実施形態では、立上部25及び立壁板28の後面の略全面に亘って補強板30を固定した例を示している。また、図例では、補強板30の上端面を立壁板28の上端面と略同一平面状とし、その下端部を、天板20の立上部25の下端よりも下方側に延在させ、各収納家具本体10,10A,10Bの上面(側板11の上端面)に当接させた例を示している。
なお、補強板30は、単一のものとしてもよく、または、左右に複数枚からなるものとしてもよい。
また、この補強板30の立上部25及び立壁板28の後面への固定態様としては、接着剤や粘着材等によって固定するようにしてもよい。
本実施形態に係る収納家具後端の立壁構造は、例えば、以下のようにして組み付けるようにしてもよい。
まず、下面側に裏打ち材26や桟材27が固定され、水槽2が組み込まれた天板20を、収納家具本体10,10A,10Bの上部に配設する。次いで、補強板30の下端を収納家具本体10,10A,10Bの上面に当接させ、天板20の立上部25の後面に固定する。次いで、立壁板28の下端面28aを、天板20の立上部25の上端面25aに一致させるように当接させて接着剤にて接合し、また、立壁板28の後面を補強板30の前面に当接させて固定するようにしてもよい。または、立壁板28の下端面28aを、天板20の立上部25の上端面25aに一致させるように当接させて接着剤にて接合し、これら立上部25及び立壁板28の後面に補強板30を固定するようにしてもよい。
また、このように立上部25と立壁板28とを接合した後に、立上部25と立壁板28との接合部29の前面側を、研磨紙や研磨布紙等の研磨シート材や、サンダー等の工具によって研磨し、平滑化処理するようにしてもよい。
このように接合部29の前面側を研磨して平滑化処理を施すことで、天板20の立上部25と立壁板28とが同材料からなることも相俟って、これらの接合部29を目立ち難くすることができ、図3に示すように、継目を略見えないようにすることもできる。
また、本実施形態では、厨房家具装置1は、互いに間隔を空けて略平行に補強板30の後面に固定される複数本の桟材31,31を備えている。これら桟材31,31は、立壁板28の前面側に配設される設備器具7,8への配線及び配管の両方または一方の収容空間32を形成するように、補強板30の後面に固定される。本実施形態では、これら桟材31,31を、長手方向を左右方向に沿わせた横桟31,31としている。また、本実施形態では、これら横桟31,31を、これら横桟31,31間に収容空間32が形成されるように、上下に間隔を空けて補強板30の後面に固定している。図例では、二本の横桟31,31のうちの上側の横桟31を、補強板30の上端部に固定し、下側の横桟31を、補強板30の下端部に固定した例を示している。なお、収容空間32を形成する桟材としては、このような横桟31,31に限られず、左右に間隔を空けて補強板30の後面に固定される複数本の縦桟としてもよい。
また、本実施形態では、厨房家具装置1は、収容空間32の後方側を覆うように、これら横桟31,31の後面側に固定される第1後板33を備えている。図例では、この第1後板33の上端部を上側の横桟31に固定し、その下端部を下側の横桟31に固定した例を示している。
また、本実施形態では、厨房家具装置1は、各収納家具本体10,10A,10B及び第1後板33の後方側を覆う第2後板36を備えている。この第2後板36は、当該厨房家具装置1が、ダイニングやリビング等に対面して設置される場合には、対面側(後面側)が化粧面とされた化粧板としてもよい。
この第2後板36は、立壁板28の上端から収納家具本体10,10A,10Bの下端に略至る上下寸法とされ、また、左右寸法が天板20の左右寸法と略同寸法とされている。
また、図例では、この第2後板36を、複数の縦桟(スペーサー)34,35を介して第1後板33及び収納家具本体10,10A,10Bの後面(側板11の後端面)に固定した例を示している。
また、本実施形態では、厨房家具装置1は、その左右両側に、エンドパネル(サイドパネル)5,5を備えている。これらエンドパネル5,5は、立壁板28の上端から収納家具本体10,10A,10Bの下端に略至る上下寸法とされている。また、これらエンドパネル5,5は、各前端部が各収納家具本体10,10A,10Bの前面から僅かに突出するように、第2後板36の後面(化粧面)から各収納家具本体10,10A,10Bの前面までの寸法よりも僅かに大きい前後寸法とされている。
また、本実施形態では、厨房家具装置1は、立上部25及び立壁板28並びに後板(第2後板)36によって前後両面が構成された立壁部の上方側を覆う笠木状の横板体37を備えている。
この横板体37は、左右方向に長尺の略帯板状とされており、図3に示すように、その左右両端部(長手方向両端部)をエンドパネル5,5の上端面後部に載置するように配設される。また、この横板体37は、図1に示すように、前端部及び後端部が立壁板28の前面及び第2後板36の後面から突出するように形成されている。
なお、当該厨房家具装置1を、いわゆるアイランド的に設置せずに、左右側部の一方を壁に当接させて壁付け設置する場合には、一方のエンドパネル5を設けないようにしてもよい。
また、当該厨房家具装置1の後面を、上記のような第2後板36によって構成した態様に代えて、当該厨房家具装置1がダイニングやリビング等に対面して設置される場合には、当該厨房家具装置1の後面側に、対面側に開口する薄型収納を設けるようにしてもよい。この場合、該開口を開閉する開き戸や引戸等を設けるようにしてもよい。また、当該厨房装置1を、ダイニングやリビング等に対面して設置せずに、その後面側を壁に当接させて壁付け設置する場合には、上記した第2後板36等を設けないようにしてもよい。
また、本実施形態では、厨房家具装置1は、図3に示すように、立壁板28の前面側に露出するように配設される設備器具としての差込接続器(コンセント)7及び電気機器8を備えている。
差込接続器7は、図例では、作業台部本体10Bの後端部上方側の立壁板28に設けられている。このような差込接続器7を作業台上面の後方側に設けた態様とすることで、作業台上面に載置等されて使用される電子調理器等の電気機器の電源コードを接続することができる。
この差込接続器7は、立壁板28及び補強板30に開口を設け、組み込むようにしてもよい。また、この差込接続器7の配線は、収容空間32を介して床や壁等から引き回すようにしてもよい。
電気機器8は、本実施形態では、照明器具8を例示している。この照明器具8は、図3に示すように、左右方向に沿って長尺のライン照明とされており、図例では、立壁板28の左右方向の寸法と略同長さとされている。
また、本実施形態では、図1に示すように、この照明器具8を、横板体37の前端部と立壁板28の上端部との入隅部に設置した例を示している。なお、図1では、照明器具8を断面図とせずに、側面図として図示している。
また、この照明器具8の前面側下側部位を、下方側に向く傾斜面とし、天板本体部21の上面を照射するように発光部9を設けた例を示している。このような照明器具8を設けた態様とすることで、作業台上面や水槽2の手元を照らすことができる。
この発光部9の光源としては、長尺の蛍光管としてもよく、LED(発光ダイオード)等としてもよい。
この照明器具8への配線は、上記同様、収容空間32を介して床や壁等から引き回すようにしてもよい。
なお、照明器具8の発光部9を、立壁板28の左右方向の略全長に亘って設けずに、例えば、作業台及び流し台の両方または一方のみの上面側を照らすように設けるようにしてもよい。または、照明器具8自体の長さ寸法を、作業台及び流し台の両方または一方のみの幅寸法(左右寸法)に応じた寸法としてもよい。
本実施形態に係る収納家具装置(厨房家具装置)1及び収納家具後端の立壁構造は、上述のような構成としたことで、清掃性及び取扱性を向上させながらも、収納家具後端に上下寸法の比較的に大きい立壁を見栄え良く設けることができる。
つまり、収納家具本体10,10A,10Bの上部に配設される天板20の後端部に上方に向けて立ち上がる立上部25を一体的に設けている。従って、例えば、天板後端部の上面に載置するように立壁部材を設けたり、天板後端面に立壁部材を当接させて設けたりする構造とした場合と比べて、天板上面と立壁前面との入隅部に汚れ等が溜まり難く、また、清掃性を向上させることができる。
また、この天板20の立上部25と略同厚さとされ、立上部25の上端面25aに下端面28aを一致させるように当接させて接着剤にて接合される立壁板28を備えている。従って、この立壁板28の下端面28aを、天板20の立上部25の上端面25aに一致させるように当接させて接着剤にて接合して収納家具後端の立壁構造を構成することができる。これにより、例えば、天板の後端部に一体的に上方に延びるように上下寸法の大きい立壁を設けた構造とした場合と比べて、取扱性を向上させることが可能でありながらも、上下寸法の比較的に大きい立壁を収納家具後端に設けることができる。また、この立壁板28は、立上部25の上端面25aに下端面28aを一致させるように当接させて接着剤にて接合されるため、立壁板28と立上部25との接合部29を目立ち難くすることができ、例えば、これらの間にコーキング材を施したようなものと比べて、見栄えを向上させることができる。また、この立壁板28を、人造大理石からなる天板20と同材料からなるものとしているので、例えば、不燃材等の比較的に脆弱な板材によって収納家具後端の立壁を構成した場合と比べて、立壁の強度を向上させることができる。また、天板(天板本体部21)の上面並びに立壁の前面を構成する立上部25及び立壁板28の前面が、同一の外観を呈し、見栄えをより向上させることができる。
また、天板20の立上部25と立壁板28との接合部29に跨るように、これらの後面に固定される補強板30を備えている。従って、これら天板20の立上部25と立壁板28との接合部29に跨るように、これらの後面に補強板30を固定して収納家具後端の立壁構造を構成することができる。これにより、これら立上部25及び立壁板28を補強することができ、これらを効率的に薄くすることもできる。
また、立壁板28を人造大理石からなるものとし、後面に補強板30が固定されるので、収納家具後端の立壁の強度を向上させることができ、種々の設備器具7,8を立壁板28の前面側に配設することができる。
また、本実施形態では、このような設備器具7,8への配線及び配管の両方または一方の収容空間32を形成するように、互いに間隔を空けて略平行に補強板30の後面に固定される複数本の横桟(桟材)31,31を設けている。従って、これら桟材31,31の間の収容空間32に、設備器具7,8への配線及び配管の両方または一方を収容させることができる。
本実施形態のように、立壁板28の前面側に露出するように差込接続器7及び照明器具8を配設した場合には、これらへの配線を、複数本の桟材31,31の間の収容空間32に収容させることができる。
なお、本実施形態では、立壁板28の前面側に露出するように配設される電気機器として照明器具8を例示したが、これに代えて、または、加えて、イオン発生器や脱臭器、送風器等の他の電気機器を備えたものとしてもよい。
また、本実施形態では、立壁板28の前面側に露出するように配設される差込接続器7及び照明器具(電気機器)8の両方を備えたものとした例を示しているが、これらのうちの一方のみを備えたものとしてもよい。
次に、本発明の他の実施形態に係る収納家具装置及び収納家具後端の立壁構造の一例について図4を参照して説明する。
なお、第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
図4は、第2実施形態に係る収納家具装置及び収納家具後端の立壁構造の一例を模式的に示す図である。
本実施形態においても、収納家具装置を厨房家具装置1Aとした例を示している。
本実施形態では、厨房家具装置1Aは、水槽2の後方側の立壁板28Aから前方に突出するように配設される設備器具としての水栓金具6Aを備えた構成としている。つまり、本実施形態では、水栓金具6Aを、天板本体部21の上面ではなく、水槽2に臨むように立壁板28Aの前面側に設置した例を示している。この水栓金具6Aは、温冷水や浄水、整水等の各種水栓金具としてもよい。
この水栓金具6Aへの配管は、上記と略同様の複数本の横桟31,31の間の収容空間32に収容させることができる。
また、本実施形態では、照明器具8を設けずに、立壁板28Aの上端部に、後方側に向けて突出するように上端突出片28bを設けている。この上端突出片28bは、立壁板28Aの左右方向の全長に亘って一体的に設けられており、天板20の立上部25と略同厚さとされている。
また、本実施形態では、補強板30Aを、上下に複数枚に分割されたものとしている。このような構成とすることで、補強板30Aの取扱性等を向上させることができる。図例では、下側の補強板30Aを、その下端面を各収納家具本体10,10A,10Bの上面(側板11の上端面)に当接させ、天板20の立上部25と立壁板28Aとの接合部29に跨るように、これらの後面に固定した例を示している。また、上側の補強板30Aを、その下端面を下側の補強板30Aの上端面に当接させ、その上端面を立壁板28Aの上端突出片28bの下面に当接させ、立壁板28Aの後面に固定した例を示している。
また、本実施形態では、横板体37Aの前端部を立壁板28Aの前面から突出させずに、立壁板28Aの上端突出片28bの上面後側部位に載置するように配設した例を示している。
上記構成とされた本実施形態に係る厨房家具装置1A及び収納家具後端の立壁構造においても上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。
なお、上記各実施形態において説明した厨房家具装置1,1Aの互いに異なる構成を、適宜、組み替えたり、組み合わせたりして、適用するようにしてもよい。この場合、各構成を適宜、必要に応じて変形するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、複数の収納家具本体10,10A,10Bと、これらの上部に配設される一枚の天板20と、を備えた厨房家具装置1(1A)を例示しているが、このような態様に限られない。例えば、単一の収納家具本体と、その上部に配設される一枚の天板20と、を備えた厨房家具装置1(1A)としてもよい。
また、上記各実施形態では、天板20の立上部25及び立壁板28(28A)の後面の略全面に亘って補強板30(30A)を固定した例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、天板20の立上部25と立壁板28(28A)との接合部29を少なくとも覆うように、これらの後面に略帯板状とされた補強板を固定した態様としてもよい。
また、上記各実施形態では、立壁板28(28A)の前面側に配設される設備器具7,8(6A)を備えた厨房家具装置1(1A)を例示しているが、このような立壁板28(28A)の前面側に配設される設備器具7,8(6A)を設けないようにしてもよい。また、設備器具への配線及び配管の両方または一方の収容空間32を形成するように、補強板30(30A)の後面に固定される複数本の桟材31,31を備えた厨房家具装置1(1A)を例示しているが、このような桟材31,31を設けないようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、収納家具本体10,10A,10Bと、天板20と、立壁板28と、補強板30(30A)と、を備えた厨房家具装置1(1A)の収納家具後端の立壁構造を例示したが、このような態様に限られない。上記各実施形態に係る収納家具後端の立壁構造は、収納家具本体10,10A,10B、天板20、立壁板28及び補強板30(30A)のうちの少なくとも一つ(例えば、補強板30(30A))が、組付現場等において調達されて構成されるものとしてもよい。
また、上記各実施形態では、収納家具装置として、厨房家具装置1(1A)を例示したが、洗面台家具装置としてもよく、その他、種々の収納家具装置としてもよい。
1,1A 厨房家具装置(収納家具装置)
2 水槽
6A 水栓金具(設備器具)
7 差込接続器(設備器具)
8 照明器具(電気機器、設備器具)
10 流し台部本体(収納家具本体)
10A コンロ部本体(収納家具本体)
10B 作業台部本体(収納家具本体)
20 天板
25 立上部
25a 上端面
28,28A 立壁板
28a 下端面
29 接合部
30,30A 補強板
31 横桟(桟材)
32 収容空間

Claims (4)

  1. 収納家具本体と、
    前記収納家具本体の上部に配設され、後端部に上方に向けて立ち上がる立上部を一体的に設けた天板と、
    前記天板と同材料からなり、該天板の立上部と略同厚さとされ、該立上部の上端面に下端面を一致させるように当接させて接合される立壁板と、
    前記天板の立上部と前記立壁板との接合部に跨るように、これらの後面に固定される補強板と、
    を備えており、
    前記天板の立上部と前記立壁板とは、該立壁板の後方側に互いに間隔を空けて略平行に前記補強板の後面に固定される複数本の桟材によって収容空間が形成され、かつ前面側が面一となるように接合される構成とされていることを特徴とする収納家具装置。
  2. 請求項1において、
    前記天板及び前記立壁板の厚さ寸法が5mm〜15mmであることを特徴とする収納家具装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記天板及び前記立壁板は、合成樹脂系材料を主材とする樹脂組成物を硬化させて形成されていることを特徴とする収納家具装置。
  4. 収納家具本体の上部に配設される天板の後端部に上方に向けて立ち上がる立上部が一体的に設けられ、該天板と同材料からなり、該天板の立上部と略同厚さとされた立壁板が、その下端面を前記立上部の上端面に一致させるように当接させ、かつ互いの前面側が面一となるように前記立上部に接合され、これら天板の立上部と立壁板との接合部に跨るように、これらの後面に補強板が固定され、かつ該立壁板の後方側に互いに間隔を空けて略平行に前記補強板の後面に固定される複数本の桟材によって収容空間が設けられた構造とされていることを特徴とする収納家具後端の立壁構造。
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