JPH11290146A - 台所用流し台 - Google Patents
台所用流し台Info
- Publication number
- JPH11290146A JPH11290146A JP10270336A JP27033698A JPH11290146A JP H11290146 A JPH11290146 A JP H11290146A JP 10270336 A JP10270336 A JP 10270336A JP 27033698 A JP27033698 A JP 27033698A JP H11290146 A JPH11290146 A JP H11290146A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sink
- counter
- faucet
- water supply
- supply pipe
- Prior art date
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 給水配管の施工工事が簡単でコストがかから
ないようにする。 【解決手段】 カウンター42を備えた流し台4の上方
に、棚板状の支持体11を取り付け、支持体11の下面
に水栓12を取り付け、水栓12は流し台4の背部に設
けられた止水栓3と給水管10で連結されている。給水
管10は、カウンター42奥部の切欠きK1を介して、
流し台4の背部側と流し台4の上方の間を通っている。
したがって、給水管10の取付工事が簡単にできる。ま
た、水栓12がカウンター42と分離されて取付けられ
ているので、カウンター42の清掃性も損なわず、また
カウンター上を広々と使える。
ないようにする。 【解決手段】 カウンター42を備えた流し台4の上方
に、棚板状の支持体11を取り付け、支持体11の下面
に水栓12を取り付け、水栓12は流し台4の背部に設
けられた止水栓3と給水管10で連結されている。給水
管10は、カウンター42奥部の切欠きK1を介して、
流し台4の背部側と流し台4の上方の間を通っている。
したがって、給水管10の取付工事が簡単にできる。ま
た、水栓12がカウンター42と分離されて取付けられ
ているので、カウンター42の清掃性も損なわず、また
カウンター上を広々と使える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウンターよりも
上方に水栓を取り付けた台所用流し台に関するものであ
る。
上方に水栓を取り付けた台所用流し台に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図13に示すように、台所用流し
台200の水栓210は、カウンター201又はシンク
202の縁の平面上に穴を開けて取付けられていた。し
かし、この構造では、シンク202での台所作業を行う
際に水栓210が邪魔で作業がしづらいことがあった。
又、水栓210とその周辺部分の清掃性が悪いという問
題があった。これを解消するためには、図14のよう
に、流し台200の上方壁面W1に水栓210を取り付
けたり、あるいは、実開平2−124040号で提案さ
れた、図15のような、流し台200のバックガード2
01aの上部に垂直壁220の下端を載せた、逆L字形
状の棚221の下面221aに水栓210を取り付ける
方法がある。同様の技術として、吊り戸棚の下面に水栓
を取り付ける方法が、特開平6−253937号で提案
されている。
台200の水栓210は、カウンター201又はシンク
202の縁の平面上に穴を開けて取付けられていた。し
かし、この構造では、シンク202での台所作業を行う
際に水栓210が邪魔で作業がしづらいことがあった。
又、水栓210とその周辺部分の清掃性が悪いという問
題があった。これを解消するためには、図14のよう
に、流し台200の上方壁面W1に水栓210を取り付
けたり、あるいは、実開平2−124040号で提案さ
れた、図15のような、流し台200のバックガード2
01aの上部に垂直壁220の下端を載せた、逆L字形
状の棚221の下面221aに水栓210を取り付ける
方法がある。同様の技術として、吊り戸棚の下面に水栓
を取り付ける方法が、特開平6−253937号で提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
では水栓210への給水を、水栓210の後方側壁面W
1より行っているため、給水配管を壁面W1の中に埋め
込む作業が必要である。よって、水栓210の取付けに
も配管工事が絡むため、工事には大変な精度と技術が必
要であった。また、リフォームで流し台200の取替え
を行う場合、この方法では水栓210の位置が変わると
壁内配管を変更する工事が必要となり、多大なコストと
労力がかかるという問題があった。そこで、本発明は、
上記の問題点を解決するために、給水配管の施工工事が
簡単でコストがかからないようにすることを目的とす
る。
では水栓210への給水を、水栓210の後方側壁面W
1より行っているため、給水配管を壁面W1の中に埋め
込む作業が必要である。よって、水栓210の取付けに
も配管工事が絡むため、工事には大変な精度と技術が必
要であった。また、リフォームで流し台200の取替え
を行う場合、この方法では水栓210の位置が変わると
壁内配管を変更する工事が必要となり、多大なコストと
労力がかかるという問題があった。そこで、本発明は、
上記の問題点を解決するために、給水配管の施工工事が
簡単でコストがかからないようにすることを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、カウンターを備えた流し台の上
方に、カウンターと分離されて取付けられた水栓が、流
し台の背部に設けられた止水栓と給水管で連結されたこ
とを特徴とする。
に、請求項1の発明は、カウンターを備えた流し台の上
方に、カウンターと分離されて取付けられた水栓が、流
し台の背部に設けられた止水栓と給水管で連結されたこ
とを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、請求項1において、流
し台の背部側に設けた止水栓から流し台の上方の立上面
まで給水管を通すために、カウンターの奥部又は流し台
奥部のバックガードに貫通穴又は切り欠きを設けたこと
を特徴とする。
し台の背部側に設けた止水栓から流し台の上方の立上面
まで給水管を通すために、カウンターの奥部又は流し台
奥部のバックガードに貫通穴又は切り欠きを設けたこと
を特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、請求項1において、流
し台の背部側に設けた止水栓から流し台の上方の立上面
まで給水管を通すため、カウンターの奥行き寸法をカウ
ンター下のキャビネットの奥行き寸法より小さくし、カ
ウンターの後端部と立上面との間に隙間を設けたことを
特徴とする。
し台の背部側に設けた止水栓から流し台の上方の立上面
まで給水管を通すため、カウンターの奥行き寸法をカウ
ンター下のキャビネットの奥行き寸法より小さくし、カ
ウンターの後端部と立上面との間に隙間を設けたことを
特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項2又は3におい
て、カウンターの貫通穴又は切り欠き又は立上面との隙
間及び給水管を隠すため、外装パネルを立上面の前方側
に取り付けたことを特徴とする。
て、カウンターの貫通穴又は切り欠き又は立上面との隙
間及び給水管を隠すため、外装パネルを立上面の前方側
に取り付けたことを特徴とする。
【0008】請求項5の発明は、請求項1の台所用流し
台において、カウンターの上方側の立上面に支持体が取
付けられ、支持体の下面に水栓が取付けられたことを特
徴とする。
台において、カウンターの上方側の立上面に支持体が取
付けられ、支持体の下面に水栓が取付けられたことを特
徴とする。
【0009】請求項6の発明は、請求項5の台所用流し
台において、支持体が上面を平らに形成した棚であるこ
とを特徴とする。
台において、支持体が上面を平らに形成した棚であるこ
とを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。なお、後述する実施の形態において、前
述の実施の形態と同じ構成については、同じ符号を付
し、その説明を省く。
いて説明する。なお、後述する実施の形態において、前
述の実施の形態と同じ構成については、同じ符号を付
し、その説明を省く。
【0011】[第1の実施の形態]図1において、流し
台4は、内部に収納部V1が形成されたキャビネット4
0上に、排水設備であるシンク41が一体に形成された
ステンレス製のカウンター42が取り付けられたもので
あり、シンク周りのこのカウンター42の上面が作業面
Sになっている。そして、この流し台4は、カウンター
42の後端に形成されたバックガード42aの後端部
が、立上面である建物壁面W1に接するように、建物内
の所定位置に設置されている。なお、壁面W1の下部に
は、端部に止水栓3が取り付けられた給水・給湯管2
A,2Bが、この壁面W1から流し台4のキャビネット
内(前方)に突出するように設けられている。そして、
流し台4のカウンター42よりも上方の壁面W1に給水
装置1が取り付けられている。
台4は、内部に収納部V1が形成されたキャビネット4
0上に、排水設備であるシンク41が一体に形成された
ステンレス製のカウンター42が取り付けられたもので
あり、シンク周りのこのカウンター42の上面が作業面
Sになっている。そして、この流し台4は、カウンター
42の後端に形成されたバックガード42aの後端部
が、立上面である建物壁面W1に接するように、建物内
の所定位置に設置されている。なお、壁面W1の下部に
は、端部に止水栓3が取り付けられた給水・給湯管2
A,2Bが、この壁面W1から流し台4のキャビネット
内(前方)に突出するように設けられている。そして、
流し台4のカウンター42よりも上方の壁面W1に給水
装置1が取り付けられている。
【0012】図3において、給水装置1は、支持体11
が、カウンター側(前方)に突出するように、建物壁面
W1に取り付けられ、水栓12が支持体11の下面側に
取り付けられている。また、下端が止水栓3に接続され
た、フレキシブル管からなる給水管10が、キャビネッ
ト40の裏板40aと建物壁面W1間を通って上方に立
ち上げられ、バックガード42aの切欠部K1を通った
後、水栓12の接続管12dに接続されている。さら
に、外装パネル13が、上端を水栓12の本体部12a
と接続管12dとの間まで差し込み、下端をバックガー
ド42aの前面上部に当てた状態で、ビス等を介して、
建物壁面W1に取り付けられている。
が、カウンター側(前方)に突出するように、建物壁面
W1に取り付けられ、水栓12が支持体11の下面側に
取り付けられている。また、下端が止水栓3に接続され
た、フレキシブル管からなる給水管10が、キャビネッ
ト40の裏板40aと建物壁面W1間を通って上方に立
ち上げられ、バックガード42aの切欠部K1を通った
後、水栓12の接続管12dに接続されている。さら
に、外装パネル13が、上端を水栓12の本体部12a
と接続管12dとの間まで差し込み、下端をバックガー
ド42aの前面上部に当てた状態で、ビス等を介して、
建物壁面W1に取り付けられている。
【0013】図4において、支持体11は、水栓12を
流し台4のカウンター42に臨ませるように支持するも
のであり、給水管10の上端側において、立上面より前
方に突出した状態で、作業面Sと向かい合うように左右
(図4中紙面の上下方向)に長く設けられている。この
支持体11は、アルミの成形品から形成されており、棚
板としても機能するように、上部11aが平らに形成さ
れているとともに、後部に立上面側へのビスP1による
取付部11bが形成され、且つ、前部11c及び左右両
側部がわずかに下向きに湾曲されている。また、この支
持体11の下面側には、水栓支持用の一対の支持レール
11dが前後に対向するように設けられている。この支
持レール11dは、支持体11の左右両側部まで形成さ
れており、互いに向かい立った支持壁110の下端を結
ぶ下壁111に、支持ボルトB差込み用の挿通溝111
aが形成されたものである。
流し台4のカウンター42に臨ませるように支持するも
のであり、給水管10の上端側において、立上面より前
方に突出した状態で、作業面Sと向かい合うように左右
(図4中紙面の上下方向)に長く設けられている。この
支持体11は、アルミの成形品から形成されており、棚
板としても機能するように、上部11aが平らに形成さ
れているとともに、後部に立上面側へのビスP1による
取付部11bが形成され、且つ、前部11c及び左右両
側部がわずかに下向きに湾曲されている。また、この支
持体11の下面側には、水栓支持用の一対の支持レール
11dが前後に対向するように設けられている。この支
持レール11dは、支持体11の左右両側部まで形成さ
れており、互いに向かい立った支持壁110の下端を結
ぶ下壁111に、支持ボルトB差込み用の挿通溝111
aが形成されたものである。
【0014】水栓12は、支持体11の下面側に、前方
に突出するように取り付けられている。この水栓12に
は、支持体11の前部側下方に位置決めされる本体部1
2aの前端側に、操作部12bが前方に突出した状態で
設けられているとともに、吐水管12cが本体部12a
の下端側から操作部12bより前方に突出するように設
けられており、この吐水管12cの前端側下部に、吐水
口が下向きに設けられている。また、この水栓12に
は、略U状の接続管12dが、本体部12aの後部側上
端から上向きに延びた後、本体部12aの後方側に下降
するように設けられ、この接続管12dの下端に給水管
10の上端が接続されている。
に突出するように取り付けられている。この水栓12に
は、支持体11の前部側下方に位置決めされる本体部1
2aの前端側に、操作部12bが前方に突出した状態で
設けられているとともに、吐水管12cが本体部12a
の下端側から操作部12bより前方に突出するように設
けられており、この吐水管12cの前端側下部に、吐水
口が下向きに設けられている。また、この水栓12に
は、略U状の接続管12dが、本体部12aの後部側上
端から上向きに延びた後、本体部12aの後方側に下降
するように設けられ、この接続管12dの下端に給水管
10の上端が接続されている。
【0015】さらに、この水栓12には、本体部12a
の前部側上端に、支持ボルトB用の差込孔が形成された
支持板12eが本体部12aと一体となるように設けら
れている。そして、支持体11の支持レール11dに差
し込まれたナットNにこの支持板12eの差込孔と支持
レール11dの挿通溝111aを介して差し込まれた支
持ボルトBをねじ込むことにより、この水栓12が支持
体11に取り付けられる。すなわち、水栓12はカウン
ター42と分離されて流し台に設置されている。なお、
吐水管12cは、前端の吐水口側が本体部12aに対し
て左右方向に回動できるようになっている。
の前部側上端に、支持ボルトB用の差込孔が形成された
支持板12eが本体部12aと一体となるように設けら
れている。そして、支持体11の支持レール11dに差
し込まれたナットNにこの支持板12eの差込孔と支持
レール11dの挿通溝111aを介して差し込まれた支
持ボルトBをねじ込むことにより、この水栓12が支持
体11に取り付けられる。すなわち、水栓12はカウン
ター42と分離されて流し台に設置されている。なお、
吐水管12cは、前端の吐水口側が本体部12aに対し
て左右方向に回動できるようになっている。
【0016】外装パネル13は、支持体11と作業面S
との間の立上面を、給水管10を隠せるような前後位置
で覆うものであり、外面に仕上加工が施された薄い金属
板や樹脂板から形成されている。この外装パネル13
は、支持体11と同一左右長さに形成されており、上端
が、水栓12の本体部後端と接続管12dとの間に位置
決めされているとともに、下端が作業面S近傍に位置決
めされており、且つ、左右両端側も屈曲されて端部が立
上面近傍に位置決めされている。また、この外装パネル
13は、左右両端側の上下位置に支持ビス差込み用の固
定孔が形成されており、支持ビスを、この固定孔を介し
て、立上面側にねじ込むことにより、この立上面に固定
される。
との間の立上面を、給水管10を隠せるような前後位置
で覆うものであり、外面に仕上加工が施された薄い金属
板や樹脂板から形成されている。この外装パネル13
は、支持体11と同一左右長さに形成されており、上端
が、水栓12の本体部後端と接続管12dとの間に位置
決めされているとともに、下端が作業面S近傍に位置決
めされており、且つ、左右両端側も屈曲されて端部が立
上面近傍に位置決めされている。また、この外装パネル
13は、左右両端側の上下位置に支持ビス差込み用の固
定孔が形成されており、支持ビスを、この固定孔を介し
て、立上面側にねじ込むことにより、この立上面に固定
される。
【0017】この水栓12では、止水栓3を開けること
により、給水・給湯管2A,2Bからの水と湯が、一対
の給水管10と一対の接続管12dとを介して、水栓1
2の本体部12aに導かれる。そして、この水と湯と
は、操作部12bのレバーTを図1中上向きに回動させ
ることにより、水栓12の本体部内に導かれて混合され
た後、所定温度の温水となって吐水管12cの吐水口か
ら流し台4に吐出される。なお、操作部12bのレバー
Tを、図1中紙面の上下方向に回動させることにより、
水と湯の混合割合が変化し、吐水管12cから吐出され
る温水の温度が変えられるようになっている。
により、給水・給湯管2A,2Bからの水と湯が、一対
の給水管10と一対の接続管12dとを介して、水栓1
2の本体部12aに導かれる。そして、この水と湯と
は、操作部12bのレバーTを図1中上向きに回動させ
ることにより、水栓12の本体部内に導かれて混合され
た後、所定温度の温水となって吐水管12cの吐水口か
ら流し台4に吐出される。なお、操作部12bのレバー
Tを、図1中紙面の上下方向に回動させることにより、
水と湯の混合割合が変化し、吐水管12cから吐出され
る温水の温度が変えられるようになっている。
【0018】この流し台4に水栓12を設置するには、
まず、流し台4を建物壁面側に設置した後、給水管10
の下端側をバックガード42aの切欠部K1から下方に
垂らし、キャビネット40の後部側の仕切板40bを取
り外して、この給水管10の下端と止水栓3とを接続す
る。つづいて、建物壁面W1に支持体11を取り付ける
とともに、バックガード42aの切欠部K1から上方に
延びる給水管10の上端を水栓12の接続管12dに接
続する。そして、水栓12の支持ボルトBを支持レール
11d中のナットにねじ込むことにより、支持板12e
が支持レール側に加圧されて、この支持体11に取り付
けられる。この場合、支持ボルトBを固く締める前に、
水栓12を支持レール11dに沿って左右に移動させ、
この水栓12の位置決めを行う。つづいて、外装パネル
13を水栓12の後方に、給水管10を覆うように位置
決めし、この外装パネル13を支持ビスにより、立上面
(壁面W1)側に取り付ければ、この給水装置1の設置
作業は終了する。なお、流し台4を建物壁面側に設置す
る前に、給水管10の下端側と止水栓3とを接続してお
いてもよい。また、フレキシブル管からなる給水管10
は、水栓12を支持体11に取り付けた後、両端を止水
栓3と水栓12とに接続するようにしてもよいし、予め
下端のみを止水栓3に接続しておき、水栓12が支持体
11に取り付けられた後、上端をこの水栓12と接続す
るようにしてもよい。
まず、流し台4を建物壁面側に設置した後、給水管10
の下端側をバックガード42aの切欠部K1から下方に
垂らし、キャビネット40の後部側の仕切板40bを取
り外して、この給水管10の下端と止水栓3とを接続す
る。つづいて、建物壁面W1に支持体11を取り付ける
とともに、バックガード42aの切欠部K1から上方に
延びる給水管10の上端を水栓12の接続管12dに接
続する。そして、水栓12の支持ボルトBを支持レール
11d中のナットにねじ込むことにより、支持板12e
が支持レール側に加圧されて、この支持体11に取り付
けられる。この場合、支持ボルトBを固く締める前に、
水栓12を支持レール11dに沿って左右に移動させ、
この水栓12の位置決めを行う。つづいて、外装パネル
13を水栓12の後方に、給水管10を覆うように位置
決めし、この外装パネル13を支持ビスにより、立上面
(壁面W1)側に取り付ければ、この給水装置1の設置
作業は終了する。なお、流し台4を建物壁面側に設置す
る前に、給水管10の下端側と止水栓3とを接続してお
いてもよい。また、フレキシブル管からなる給水管10
は、水栓12を支持体11に取り付けた後、両端を止水
栓3と水栓12とに接続するようにしてもよいし、予め
下端のみを止水栓3に接続しておき、水栓12が支持体
11に取り付けられた後、上端をこの水栓12と接続す
るようにしてもよい。
【0019】この給水装置1では、支持体11の立上面
への取付と、支持体11への水栓12の取付と、水栓1
2と止水栓3への給水管10の接続と、立上面側への外
装パネル13の取付とにより、水栓12を流し台4の上
方の所望の位置に取り付けることができる。すなわち、
この給水装置1では、配管工事としては、水栓12の取
付とともに給水管10の接続を行うだけでよく、且つ、
この配管工事も外装パネル13の無い立上面側が開放さ
れた作業容易な状態でできるとともに、この配管工事に
あたり、外装パネル13や立上面等にも孔開け作業等を
行う必要がないため、配管工事が容易となり、水栓12
を流し台4に迅速且つ容易に設けることができる。
への取付と、支持体11への水栓12の取付と、水栓1
2と止水栓3への給水管10の接続と、立上面側への外
装パネル13の取付とにより、水栓12を流し台4の上
方の所望の位置に取り付けることができる。すなわち、
この給水装置1では、配管工事としては、水栓12の取
付とともに給水管10の接続を行うだけでよく、且つ、
この配管工事も外装パネル13の無い立上面側が開放さ
れた作業容易な状態でできるとともに、この配管工事に
あたり、外装パネル13や立上面等にも孔開け作業等を
行う必要がないため、配管工事が容易となり、水栓12
を流し台4に迅速且つ容易に設けることができる。
【0020】また、水栓12には、本体部12aの後部
側に、上方に延びてこの本体部12aの後方に下る接続
管12dが設けられているため、外装パネル13により
給水管10の上部側を完全に覆うことができ、この給水
装置1の見栄えをよくすることができるとともに、外装
パネル13に給水管10が干渉することがないため、外
装パネル13の取付も容易になすことができる。また、
外装パネル13はバックガード42aに開けた切り欠き
K1も同時に覆うので、流し台全体の見栄えもよくな
る。
側に、上方に延びてこの本体部12aの後方に下る接続
管12dが設けられているため、外装パネル13により
給水管10の上部側を完全に覆うことができ、この給水
装置1の見栄えをよくすることができるとともに、外装
パネル13に給水管10が干渉することがないため、外
装パネル13の取付も容易になすことができる。また、
外装パネル13はバックガード42aに開けた切り欠き
K1も同時に覆うので、流し台全体の見栄えもよくな
る。
【0021】また、この流し台4の給水装置1では、水
栓12を支持体11の左右方向のどの位置にも取り付け
ることができ、且つ水栓12の移動に伴い、湾曲自在な
フレキシブル管からなる給水管10も移動するため、流
し台4のシンク42の位置に対して、水栓12を容易に
位置決めできるとともに、使い勝手に合わせて、後から
水栓12の位置を変えることも容易にできる。さらに、
この給水装置1では、支持体11に支持レール11dを
設け、この支持レール11dに沿って水栓12をスライ
ド移動できるようにしているため、水栓12の位置決め
や位置変えを、支持ボルトBを操作するだけで簡単に行
うことができる。なお、水栓12の左右移動に際し、外
装パネル13が給水管10と干渉することはないため、
外装パネル13を取り外す必要もない。勿論、外装パネ
ル13を取り外して、給水管10の移動を容易に行える
ようにしてよい。さらに、水栓12が取り付けられた支
持体11は、上面が平らに仕上げられた棚なので、物置
きとしても利用でき、支持体11の有効利用が図れる。
栓12を支持体11の左右方向のどの位置にも取り付け
ることができ、且つ水栓12の移動に伴い、湾曲自在な
フレキシブル管からなる給水管10も移動するため、流
し台4のシンク42の位置に対して、水栓12を容易に
位置決めできるとともに、使い勝手に合わせて、後から
水栓12の位置を変えることも容易にできる。さらに、
この給水装置1では、支持体11に支持レール11dを
設け、この支持レール11dに沿って水栓12をスライ
ド移動できるようにしているため、水栓12の位置決め
や位置変えを、支持ボルトBを操作するだけで簡単に行
うことができる。なお、水栓12の左右移動に際し、外
装パネル13が給水管10と干渉することはないため、
外装パネル13を取り外す必要もない。勿論、外装パネ
ル13を取り外して、給水管10の移動を容易に行える
ようにしてよい。さらに、水栓12が取り付けられた支
持体11は、上面が平らに仕上げられた棚なので、物置
きとしても利用でき、支持体11の有効利用が図れる。
【0022】さらに、また、この流し台4では、水栓1
2がカウンター42の上方に設けられており、カウンタ
ー42の上面に設けられていないため、カウンター42
の清掃性の問題や使い勝手の問題も生じない。さらにカ
ウンター42のシンク41まわりに水栓12を取り付け
ていないので、シンク周りがスッキリとし、カウンター
面が広く使える。
2がカウンター42の上方に設けられており、カウンタ
ー42の上面に設けられていないため、カウンター42
の清掃性の問題や使い勝手の問題も生じない。さらにカ
ウンター42のシンク41まわりに水栓12を取り付け
ていないので、シンク周りがスッキリとし、カウンター
面が広く使える。
【0023】一方、この流し台では、清水器の設置にと
もない、この清水器用の水栓を追加することも容易であ
る。すなわち、図2の2点鎖線で示すように、清水器U
をキャビネット内に設置するとともに、水配管側に止水
栓3に換えて分岐止水栓3Aを取り付け、この分岐止水
栓3Aの一端に給水管10を取り付けるとともに、他端
に、開閉弁H1を介して、清水器Uの入口部U1と接続
される連絡配管H2を取り付ける。そして、外装パネル
13を取り外した後、新たな給水管10Bをバックガー
ド42aの切欠部K1を介して下方に垂らし、この給水
管10Bの上下端を新たな水栓12Bと清水器Uの出口
部U2とに接続し、つぎに、この水栓12Bを支持体1
1の所定位置に取り付けた後、外装パネル13を取り付
ければ、清水器用の水栓12Bの設置作業は終了する。
もない、この清水器用の水栓を追加することも容易であ
る。すなわち、図2の2点鎖線で示すように、清水器U
をキャビネット内に設置するとともに、水配管側に止水
栓3に換えて分岐止水栓3Aを取り付け、この分岐止水
栓3Aの一端に給水管10を取り付けるとともに、他端
に、開閉弁H1を介して、清水器Uの入口部U1と接続
される連絡配管H2を取り付ける。そして、外装パネル
13を取り外した後、新たな給水管10Bをバックガー
ド42aの切欠部K1を介して下方に垂らし、この給水
管10Bの上下端を新たな水栓12Bと清水器Uの出口
部U2とに接続し、つぎに、この水栓12Bを支持体1
1の所定位置に取り付けた後、外装パネル13を取り付
ければ、清水器用の水栓12Bの設置作業は終了する。
【0024】なお、給水管10と清水器Uとの接続は、
流し台4を建築壁面側から移動させて行ってもよい。こ
の場合、給水管10と水栓12Bとは切り離しておく。
流し台4を建築壁面側から移動させて行ってもよい。こ
の場合、給水管10と水栓12Bとは切り離しておく。
【0025】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を説明する。この実施の形態は、止水栓3
が、建築床面から立上げられた建築配管に設けられた点
が、先の実施の形態と異なる。図5は、流し台4の後方
にサービスカウンター5が設けられた対面式のキッチン
設備に水栓12を設置した場合を示している。この場
合、立上面は、流し台4の作業面Sより上方に延びるサ
ービスカウンター5の後面W2となり、外装パネル13
がこの後面W2を覆うように、サービスカウンター5に
取り付けられるとともに、支持体11が流し台4側に突
出するサービスカウンター5の天板5aの下面側に取り
付けられる。この流し台4でも、前述のものと同様な効
果を得ることができる。この場合、支持体11は、棚板
としての機能を有する必要がないため、上部側の構造は
簡単なものであればよい。また、支持体11を使用せ
ず、サービスカウンター5の天板自身を支持体11とし
て、これに水栓12を取り付けるようにしてもよい。な
お、符号5bは、サービスカウンターの上部側の棚部で
あり、符号V2はサービスカウンターの下部収納部であ
る。
の実施の形態を説明する。この実施の形態は、止水栓3
が、建築床面から立上げられた建築配管に設けられた点
が、先の実施の形態と異なる。図5は、流し台4の後方
にサービスカウンター5が設けられた対面式のキッチン
設備に水栓12を設置した場合を示している。この場
合、立上面は、流し台4の作業面Sより上方に延びるサ
ービスカウンター5の後面W2となり、外装パネル13
がこの後面W2を覆うように、サービスカウンター5に
取り付けられるとともに、支持体11が流し台4側に突
出するサービスカウンター5の天板5aの下面側に取り
付けられる。この流し台4でも、前述のものと同様な効
果を得ることができる。この場合、支持体11は、棚板
としての機能を有する必要がないため、上部側の構造は
簡単なものであればよい。また、支持体11を使用せ
ず、サービスカウンター5の天板自身を支持体11とし
て、これに水栓12を取り付けるようにしてもよい。な
お、符号5bは、サービスカウンターの上部側の棚部で
あり、符号V2はサービスカウンターの下部収納部であ
る。
【0026】[第3の実施の形態]次に、第3の実施の
形態を説明する。図6は、流し台4を含むとともに、カ
ウンター部60の中央部に補助カウンター61が立上げ
られたフロアユニット6に、水栓12を設置した場合を
示している。この場合、立上面は、流し台4の後端側の
補助カウンター61の背面W3となる。給水装置1は、
外装パネル13が、補助カウンター61の背面W3を覆
うように補助カウンター61側に取り付けられるととも
に、支持体(図示せず)が流し台側に突出する補助カウ
ンター61の天板61a下面に取り付けられる。また給
水管10は、フロアユニット6のカウンター部60(流
し台4のカウンター42と一体)に設けた孔部Rを介し
て、水栓12に接続される。この流し台4でも、前述の
ものと同様な効果を得ることができる。この場合におい
ても、支持体11を使用せず、流し台側に突出する補助
カウンター61の天板61aを支持体11として、これ
に水栓12を取り付けるようにしてもよい。なお、符号
V3は、このフロアユニットの調理台側収納部である。
形態を説明する。図6は、流し台4を含むとともに、カ
ウンター部60の中央部に補助カウンター61が立上げ
られたフロアユニット6に、水栓12を設置した場合を
示している。この場合、立上面は、流し台4の後端側の
補助カウンター61の背面W3となる。給水装置1は、
外装パネル13が、補助カウンター61の背面W3を覆
うように補助カウンター61側に取り付けられるととも
に、支持体(図示せず)が流し台側に突出する補助カウ
ンター61の天板61a下面に取り付けられる。また給
水管10は、フロアユニット6のカウンター部60(流
し台4のカウンター42と一体)に設けた孔部Rを介し
て、水栓12に接続される。この流し台4でも、前述の
ものと同様な効果を得ることができる。この場合におい
ても、支持体11を使用せず、流し台側に突出する補助
カウンター61の天板61aを支持体11として、これ
に水栓12を取り付けるようにしてもよい。なお、符号
V3は、このフロアユニットの調理台側収納部である。
【0027】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態を説明する。図7において、流し台4の上
方壁面W1に水栓14が固定されている。水栓14は、
取付け部14aで流し台4の上方壁面W1にビス等の方
法で固定された所謂壁付き水栓であり、流し台4の上方
壁面W1に、カウンター42と分離されて取付けられて
いる。また、水栓14の下部に、壁面W1に沿って下方
向に延びる、フレキシブル管からなる給水管10が接続
され、給水管10の先端は流し台4のカウンター42の
バックガード42aの奥部に設けられた切り欠きK1を
通ってキャビネット40の背部、すなわち流し台4の背
部側壁面W1に設けられた止水栓3に接続され、給水管
10で水栓14と止水栓3とを連結している。なお、キ
ャビネット40には、キャビネット40の内部V1と背
部を区切る裏板40cが設けられ、裏板40cに点検口
の蓋40dが設けられ、蓋40dを開けて点検口から止
水栓3の調整や取付けを行う。
の実施の形態を説明する。図7において、流し台4の上
方壁面W1に水栓14が固定されている。水栓14は、
取付け部14aで流し台4の上方壁面W1にビス等の方
法で固定された所謂壁付き水栓であり、流し台4の上方
壁面W1に、カウンター42と分離されて取付けられて
いる。また、水栓14の下部に、壁面W1に沿って下方
向に延びる、フレキシブル管からなる給水管10が接続
され、給水管10の先端は流し台4のカウンター42の
バックガード42aの奥部に設けられた切り欠きK1を
通ってキャビネット40の背部、すなわち流し台4の背
部側壁面W1に設けられた止水栓3に接続され、給水管
10で水栓14と止水栓3とを連結している。なお、キ
ャビネット40には、キャビネット40の内部V1と背
部を区切る裏板40cが設けられ、裏板40cに点検口
の蓋40dが設けられ、蓋40dを開けて点検口から止
水栓3の調整や取付けを行う。
【0028】図8は、流し台4の背部から流し台4の上
方壁面W1まで給水管10を通すためにカウンター42
に設けられた、切り欠きK1の近傍を示すものである。
カウンター42の奥に設けられたバックガード42aの
一部に切り欠きK1を設け、その切り欠きK1に、給水
管10を通す。給水管10には切り欠きK1を覆い隠す
塞ぎ蓋Jが通してあり、取付け完了後は塞ぎ蓋Jを切り
欠きK1に被せて、バックガード42aと給水管10と
の間を隠す。なお、バックガード42aはなくてもよ
く、その場合はカウンター42の平面に直接切り欠き4
2aを設ける。
方壁面W1まで給水管10を通すためにカウンター42
に設けられた、切り欠きK1の近傍を示すものである。
カウンター42の奥に設けられたバックガード42aの
一部に切り欠きK1を設け、その切り欠きK1に、給水
管10を通す。給水管10には切り欠きK1を覆い隠す
塞ぎ蓋Jが通してあり、取付け完了後は塞ぎ蓋Jを切り
欠きK1に被せて、バックガード42aと給水管10と
の間を隠す。なお、バックガード42aはなくてもよ
く、その場合はカウンター42の平面に直接切り欠き4
2aを設ける。
【0029】[第5の実施の形態]次に、第5の実施の
形態を説明する。前述の実施の形態とは、切り欠きK1
が貫通穴K2に変わったところが異なる。図9におい
て、バックガード42aの上面に給水管10が通る貫通
穴K2を設け、その貫通穴K2に給水管10を通す。給
水管10には貫通穴K2を隠す塞ぎ蓋Jが通してあり、
取付け完了後は塞ぎ蓋Jを貫通穴K2に被せて、バック
ガード42aと給水管10との間を隠す。なお、バック
ガード42aはなくてもよく、その場合はカウンター4
2の平面に直接貫通穴K2を設ける。
形態を説明する。前述の実施の形態とは、切り欠きK1
が貫通穴K2に変わったところが異なる。図9におい
て、バックガード42aの上面に給水管10が通る貫通
穴K2を設け、その貫通穴K2に給水管10を通す。給
水管10には貫通穴K2を隠す塞ぎ蓋Jが通してあり、
取付け完了後は塞ぎ蓋Jを貫通穴K2に被せて、バック
ガード42aと給水管10との間を隠す。なお、バック
ガード42aはなくてもよく、その場合はカウンター4
2の平面に直接貫通穴K2を設ける。
【0030】[第6の実施の形態]次に、第6の実施の
形態を説明する。第4の実施の形態とは、切り欠きK1
が、カウンター43と奥側壁面W1との隙間K3に変わ
ったところが異なる。図10において、カウンター43
の後ろに隙間K3を設けた。キャビネット40とカウン
ター43を組み付けると、カウンター43と奥側壁面W
1との間に、給水管10が通るほどの隙間K3ができる
ように設定されており、給水管10を通した後、隙間K
3はカウンターのバックガードを兼ねた隙間隠しLで埋
める。また、この形態においても、給水管10の取付け
完了後に塞ぎ蓋(図示せず)を隙間隠しLと給水管10
との間に被せて、カウンター43や隙間隠しLと給水管
10との間を隠すのが好ましい。なお、この例では、給
水管10は、流し台4のキャビネット40の内部を裏板
40cに沿って下方に延びている。また、カウンター4
3の後端部にバックガードを形成しておいてもよい。そ
の場合には、隙間隠しLはバックガードを兼用させる必
要はない。
形態を説明する。第4の実施の形態とは、切り欠きK1
が、カウンター43と奥側壁面W1との隙間K3に変わ
ったところが異なる。図10において、カウンター43
の後ろに隙間K3を設けた。キャビネット40とカウン
ター43を組み付けると、カウンター43と奥側壁面W
1との間に、給水管10が通るほどの隙間K3ができる
ように設定されており、給水管10を通した後、隙間K
3はカウンターのバックガードを兼ねた隙間隠しLで埋
める。また、この形態においても、給水管10の取付け
完了後に塞ぎ蓋(図示せず)を隙間隠しLと給水管10
との間に被せて、カウンター43や隙間隠しLと給水管
10との間を隠すのが好ましい。なお、この例では、給
水管10は、流し台4のキャビネット40の内部を裏板
40cに沿って下方に延びている。また、カウンター4
3の後端部にバックガードを形成しておいてもよい。そ
の場合には、隙間隠しLはバックガードを兼用させる必
要はない。
【0031】以上説明した、第4から第6の実施の形態
の流し台4においては、流し台4の上方壁面W1に、流
し台4と分離されて取付けられた水栓14と、流し台4
の背部側壁面W1に設けられた止水栓3とが給水管10
で連結されているので、壁面W1内の給水工事を行なわ
ずに済み、施工の手間が省け又コストも安くなる。ま
た、水栓14を壁付けとしたので、シンク41回りに取
付けた物がなくなるので、シンク41での作業性やシン
ク周りの清掃性が向上する。さらに、流し台4の背部か
ら流し台4の上方壁面W1まで給水管10を通すため
に、流し台4のカウンター42の奥部又はバックガード
部42aに切り欠きK1又は貫通穴K2を設けたので、
流し台4のカウンター42の後端部を壁面Wに当接させ
ることができる。
の流し台4においては、流し台4の上方壁面W1に、流
し台4と分離されて取付けられた水栓14と、流し台4
の背部側壁面W1に設けられた止水栓3とが給水管10
で連結されているので、壁面W1内の給水工事を行なわ
ずに済み、施工の手間が省け又コストも安くなる。ま
た、水栓14を壁付けとしたので、シンク41回りに取
付けた物がなくなるので、シンク41での作業性やシン
ク周りの清掃性が向上する。さらに、流し台4の背部か
ら流し台4の上方壁面W1まで給水管10を通すため
に、流し台4のカウンター42の奥部又はバックガード
部42aに切り欠きK1又は貫通穴K2を設けたので、
流し台4のカウンター42の後端部を壁面Wに当接させ
ることができる。
【0032】[第7の実施の形態]図11は、第7の実
施の形態であり、カウンター42より上方の壁面W1に
取り付けた水栓14から下方に向かう給水管10を通
す、カウンター42の切り欠きK1或いは貫通穴K2又
は隙間K3を、壁面W1に取付けた外装パネル13で覆
い隠したものである。バックガード42aに設けられた
切り欠きK1の手前に板状の外装パネル13を載せ、ビ
ス13aでカウンター42の上方壁面W1に取り付けて
固定する。この形態によれば、水栓14とバックガード
42aの上端の間に見える給水管10を板状の外装パネ
ル13で覆うことができるので、給水管10が外部に露
出せず、前述した第4〜第6の実施の形態に比べて外観
に優れる。
施の形態であり、カウンター42より上方の壁面W1に
取り付けた水栓14から下方に向かう給水管10を通
す、カウンター42の切り欠きK1或いは貫通穴K2又
は隙間K3を、壁面W1に取付けた外装パネル13で覆
い隠したものである。バックガード42aに設けられた
切り欠きK1の手前に板状の外装パネル13を載せ、ビ
ス13aでカウンター42の上方壁面W1に取り付けて
固定する。この形態によれば、水栓14とバックガード
42aの上端の間に見える給水管10を板状の外装パネ
ル13で覆うことができるので、給水管10が外部に露
出せず、前述した第4〜第6の実施の形態に比べて外観
に優れる。
【0033】[第8の実施の形態]図12は、第8の実
施の形態であり、カウンター42より上方の壁面W1に
棚状の支持体11を取り付け、さらに支持体11の取付
位置の直下の壁面W1にビスにより水栓14を取り付け
た。壁面W1に沿って、水栓14から下方に向かう給水
管10を通すための、カウンター42の切り欠きK1或
いは貫通穴K2又は隙間K3を、壁面W1に取付けた外
装パネル13で覆い隠している。バックガード42aに
設けられた切り欠きK1の手前に板状の外装パネル13
を載せ、ビス13aでカウンター42の上方壁面W1に
取り付けて固定する。この形態によれば、水栓14とバ
ックガード42aの上端の間に見える給水管10及び切
り欠きK1を板状の外装パネル13で覆うことができる
ので、給水管10や切り欠きK1が外部に露出せず、前
述した第2〜第4の実施の形態に比べて外観に優れる。
施の形態であり、カウンター42より上方の壁面W1に
棚状の支持体11を取り付け、さらに支持体11の取付
位置の直下の壁面W1にビスにより水栓14を取り付け
た。壁面W1に沿って、水栓14から下方に向かう給水
管10を通すための、カウンター42の切り欠きK1或
いは貫通穴K2又は隙間K3を、壁面W1に取付けた外
装パネル13で覆い隠している。バックガード42aに
設けられた切り欠きK1の手前に板状の外装パネル13
を載せ、ビス13aでカウンター42の上方壁面W1に
取り付けて固定する。この形態によれば、水栓14とバ
ックガード42aの上端の間に見える給水管10及び切
り欠きK1を板状の外装パネル13で覆うことができる
ので、給水管10や切り欠きK1が外部に露出せず、前
述した第2〜第4の実施の形態に比べて外観に優れる。
【0034】以上、本発明の第1〜第8の実施の形態を
説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定され
るものではない。
説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定され
るものではない。
【0035】例えば、第1〜第3の実施の形態において
は、給水管10がカウンター42を挿通するのは切り欠
きK1を通してであったが、それ以外の実施の形態のよ
うに貫通穴K2や隙間K3としてもよい。
は、給水管10がカウンター42を挿通するのは切り欠
きK1を通してであったが、それ以外の実施の形態のよ
うに貫通穴K2や隙間K3としてもよい。
【0036】また、水栓12を壁面W1に間接的に取付
けた例として、第1の実施の形態のような棚板状の支持
体11に水栓12が取付けられてもよいし、支持体11
として吊り戸棚を用い、その下面に取付けてもよい。
けた例として、第1の実施の形態のような棚板状の支持
体11に水栓12が取付けられてもよいし、支持体11
として吊り戸棚を用い、その下面に取付けてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1によれば、流し台のカウンターよりも上
方に取付けられた水栓によってシンクでの作業性や清掃
性が向上し、且つ、給水管を流し台の背部の止水栓から
立ち上げるため、水栓までの給水工事が壁内に埋設せず
にでき、施工工事の手間が省けコストも安くて済む。
する。請求項1によれば、流し台のカウンターよりも上
方に取付けられた水栓によってシンクでの作業性や清掃
性が向上し、且つ、給水管を流し台の背部の止水栓から
立ち上げるため、水栓までの給水工事が壁内に埋設せず
にでき、施工工事の手間が省けコストも安くて済む。
【0038】請求項2、3によれば、壁付けの水栓と流
し台の背部に設けた止水栓とを壁面内に配管工事を伴わ
ず給水管で連結することが容易になり工事の手間が省け
る。
し台の背部に設けた止水栓とを壁面内に配管工事を伴わ
ず給水管で連結することが容易になり工事の手間が省け
る。
【0039】請求項4によれば、壁付けの水栓と流し台
の背部に設けた止水栓とを壁面内に配管工事を伴わず給
水管で連結することが容易になり、工事の手間が省けか
つカウンター上に露呈する給水管を覆い外観の見栄えを
良くしたうえ、流し台正面の汚れを防止すると共に清掃
性も向上する。
の背部に設けた止水栓とを壁面内に配管工事を伴わず給
水管で連結することが容易になり、工事の手間が省けか
つカウンター上に露呈する給水管を覆い外観の見栄えを
良くしたうえ、流し台正面の汚れを防止すると共に清掃
性も向上する。
【0040】請求項5によれば、カウンターの上方側の
立上面に取り付けられた支持体の下面に水栓が取付けら
れたので、壁面に直接水栓を取り付けないので、リフォ
ームなどの際に、流し台を交換するようなことがあって
も、水栓の取付位置を簡単に変えることができる。
立上面に取り付けられた支持体の下面に水栓が取付けら
れたので、壁面に直接水栓を取り付けないので、リフォ
ームなどの際に、流し台を交換するようなことがあって
も、水栓の取付位置を簡単に変えることができる。
【0041】請求項6によれば、支持体が上面を平らに
形成した棚であるので、支持体に物を置くことができ、
支持体を多目的に使える。
形成した棚であるので、支持体に物を置くことができ、
支持体を多目的に使える。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る流し台の側断
面図である。
面図である。
【図2】図1の流し台の正面図である。
【図3】図1の流し台の外観斜視図である。
【図4】図1の流し台の水栓取付部周りの拡大図であ
る。
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る流し台の側断
面図である。
面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る流し台の側断
面図である。
面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る流し台の側断
面図である。
面図である。
【図8】図7の流し台の、カウンターの奥部に給水管を
通すための切り欠きを示す斜視図である。
通すための切り欠きを示す斜視図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態に係る流し台の、カ
ウンターの奥部に給水管を通すための貫通穴を示す斜視
図である。
ウンターの奥部に給水管を通すための貫通穴を示す斜視
図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態に係る流し台の、
カウンターの奥部に給水管を通すための隙間を示す斜視
図である。
カウンターの奥部に給水管を通すための隙間を示す斜視
図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態に係る流し台を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図12】本発明の第8の実施の形態に係る流し台を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図13】従来技術である、カウンター上に水栓を取り
付けた流し台の斜視図である。
付けた流し台の斜視図である。
【図14】従来技術である、壁付け水栓を持った流し台
の斜視図である。
の斜視図である。
【図15】従来技術である、流し台上方の棚の下面に水
栓を持つ流し台の斜視図である。
栓を持つ流し台の斜視図である。
10 … 給水管 11 … 支持体 12,14 … 水栓 13 … 外装パネル 3 … 止水栓 4 … 流し台 40 … キャビネット 42 … カウンター 42a … バックガード K1 … 切り欠き K2 … 貫通穴 K3 … 隙間 W1 … 壁面(立上面) W2 … 後面(立上面) W3 … 背面(立上面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古谷 直哉 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 カウンターを備えた流し台の上方に、前
記カウンターと分離されて取付けられた水栓が、流し台
の背部に設けられた止水栓と給水管で連結されたことを
特徴とする台所用流し台。 - 【請求項2】 請求項1の台所用流し台において、流し
台の背部側に設けた止水栓から流し台の上方の立上面ま
で給水管を通すために、カウンターの奥部又は流し台奥
部のバックガードに貫通穴又は切り欠きを設けたことを
特徴とする台所用流し台。 - 【請求項3】 請求項1の台所用流し台において、流し
台の背部側に設けた止水栓から流し台の上方の立上面ま
で給水管を通すため、カウンターの奥行き寸法をカウン
ター下のキャビネットの奥行き寸法より小さくし、カウ
ンターの後端部と立上面との間に隙間を設けたことを特
徴とする台所用流し台。 - 【請求項4】 請求項2又は3の台所用流し台におい
て、上記カウンターの貫通穴又は切り欠き又は立上面と
の隙間及び給水管を隠すため、外装パネルを立上面の前
方側に取り付けたことを特徴とする台所用流し台。 - 【請求項5】 請求項1の台所用流し台において、カウ
ンターの上方側の立上面に支持体が取付けられ、該支持
体の下面に水栓が取付けられたことを特徴とする台所用
流し台。 - 【請求項6】 請求項5の台所用流し台において、支持
体が上面を平らに形成した棚であることを特徴とする台
所用流し台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10270336A JPH11290146A (ja) | 1997-09-24 | 1998-09-24 | 台所用流し台 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09276473 | 1997-09-24 | ||
JP9-276473 | 1998-02-13 | ||
JP10-48839 | 1998-02-13 | ||
JP4883998 | 1998-02-13 | ||
JP10270336A JPH11290146A (ja) | 1997-09-24 | 1998-09-24 | 台所用流し台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11290146A true JPH11290146A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=27293429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10270336A Pending JPH11290146A (ja) | 1997-09-24 | 1998-09-24 | 台所用流し台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11290146A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000220177A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-08-08 | Inax Corp | スライド式水栓装置 |
JP2008214917A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-18 | Inax Corp | 流し台用機能ユニット |
JP2014054412A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Panasonic Corp | 収納家具装置及び収納家具後端の立壁構造 |
JP2016209671A (ja) * | 2016-09-15 | 2016-12-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 収納家具装置 |
JP2016221015A (ja) * | 2015-06-01 | 2016-12-28 | トクラス株式会社 | キャビネット |
JP2017169940A (ja) * | 2016-03-24 | 2017-09-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 厨房装置 |
-
1998
- 1998-09-24 JP JP10270336A patent/JPH11290146A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2016209671A (ja) * | 2016-09-15 | 2016-12-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 収納家具装置 |
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