JP6260813B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、防水型の照明装置に関する。
防水型の照明装置が知られている。防水型の照明装置は、屋外などの被水環境下で使用できるため、例えば、建造物、樹木などの屋外におけるライトアップなどのために使用される。屋外におけるライトアップなどの光の演出に使用される照明装置として、所定の領域に光を照射することができる防水型のスポットライトも提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2009−238534号公報
ライトアップの用途においては、スポットライトなどの照明装置によって、下方から上方に向かって光を照射させる場合がある。この場合においては、降雨などにより、スポットライトの光出射部が被水することがある。ここで、特許文献1に記載されたスポットライトにおいては、光出射部である透光パネルの周縁部をリング状のカバーで覆っているため、光出射部が被水すると、透光パネル上のカバーで囲まれた部分に水が溜まることがある。透光パネル上に水が溜まると、光が屈折されて、光強度分布にムラが生じ、光の演出効果が低下するという問題が発生する。また、透光パネル上の水により、光が吸収されて、スポットライトの効率が低下するという問題も発生する。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、下方から上方に向かって光を照射させる場合に、被水しても、光出射部に水が溜まることを抑制できる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明装置の一態様は、本体と、前記本体に設けられる光源と、前記光源から入射される光を出射する光学部材と、前記光学部材を前記本体に固定する保持具と、を備え、前記保持具は、前記光学部材の周縁に配置され、前記光学部材の光出射面の周縁端部より、光出射側に突出しないように設けられる。
また、本発明に係る照明装置の一態様において、前記保持具の光出射側の面の少なくとも一部は、前記光出射面と連続する面を形成する構成としてもよい。
また、本発明に係る照明装置の一態様において、前記本体は、前記光学部材及び前記保持具を囲む位置に設けられ、前記光出射面の前記周縁端部より光出射側に突出するフード部と、前記保持具と前記フード部との間に形成され、前記光出射面と交差する方向に前記本体を貫通する孔と、を備える構成としてもよい。
また、本発明に係る照明装置の一態様において、前記保持具の光出射側の面は、出射光の光軸から遠ざかるに従い、前記光軸方向の内方に向かう傾斜面である構成としてもよい。
また、本発明に係る照明装置の一態様において、前記保持具は、光出射側の面上に、出射光の光軸を中心として放射状に形成される溝部を備える構成としてもよい。
本発明によれば、下方から上方に向かって光を照射させる場合に、被水しても、光出射部に水が溜まることを抑制できる照明装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る照明装置1aの外観図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る照明装置1aの分解斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態1の係る照明装置1aの断面図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係る照明装置1aのレンズ周縁部周辺の拡大断面図である。 図5は、本発明の実施の形態2に係る照明装置1bの外観図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る照明装置1bのレンズ周縁部周辺の拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る照明装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1に係る照明装置の構成要素について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る照明装置の外観図である。
図2は、本実施の形態に係る照明装置の分解斜視図である。
ここで、図1に示されるように、x軸、y軸及びz軸を定める。図1に示されるz軸は、照明装置の出射光の光軸と平行な方向に設定されている。
図1及び図2に示されるように、本実施の形態に係る照明装置1aは、スポットライトであり、主な構成要素として、保持具10a、レンズ30a、LED43、本体50a、電源回路63、筐体70a及びアーム90を備える。また、照明装置1aは、上記の構成要素以外に、ねじ21a、42及び80、パッキン22a及び64、LEDホルダ41、放熱シート44、回路カバー61及び62、並びに、Oリング65aを備える。以下、上記各構成要素について説明する。
図1及び図2に示される保持具10aは、レンズ30aを本体50aに固定する環状の部材であり、例えば鉄又はアルミニウムなどを用いて形成される。保持具10aは、レンズ30aの周縁に配置され、ねじ21aにより本体50aに固定される。また、保持具10aとレンズ30aとの間には、パッキン22aが備えられる。パッキン22aは、保持具10aとレンズ30aとの間を密閉するためのシール部材であり、例えばシリコーン樹脂などを用いて形成される。パッキン22aにより、保持具10aとレンズ30aとの間から本体50aの内部への水分などの浸入が抑制される。
図1及び図2に示されるレンズ30aは、LED43から入射される光を出射する光学部材であり、例えばアクリル樹脂などを用いて形成される。レンズ30aは、保持具10aによって、本体50aに固定される。本実施の形態においては、レンズ30aとして、入射された光を集光して出射するフレネルレンズが用いられる。
図1及び図2に示される本体50aは、レンズ30a、保持具10aなどが固定される部材であり、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金などを用いてダイカストにより成型される。本体50aは、その内部に、LED43、放熱シート44、LEDホルダ41、及び、三本のねじ42を備える。本体50aには、三個のねじ穴51aが形成されている。この三個のねじ穴51aに、保持具10aを貫通させた三本のねじ21aがそれぞれ捻じ込まれることにより、本体50aに保持具10aが固定される。また、本体50aは、三本のねじ42によって、筐体70aと接続される。また、本体50aには、本体50aを貫通する孔54aが形成される。孔54aは、水抜き用の孔であり、詳細については後述する。
図2に示されるLED43は、本体50aに設けられる光源であり、放熱シート44を介して本体50aに載置され、LEDホルダ41によって本体50aに固定される。LED43として、例えば、ベアチップである複数のLEDチップが基板上に直接実装されたCOB(Chip On Board)型のLEDが用いられる。基板としては、例えば絶縁被覆されたアルミニウムなどのメタルベース基板、樹脂基板、又はセラミック基板などが用いられる。LED43の出射光の光軸は、図1に示されるz軸と平行となる。また、LEDホルダ41は、LED43を固定するためのホルダであり、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)を用いて形成される。また、放熱シート44は、LED43から発生する熱を効率よく本体50aに伝導させるためのシートであり、例えばシリコーン樹脂を用いて形成される。
図1及び図2に示される筐体70aは、内部に電源回路63、回路カバー61及び62、パッキン64などを格納する部材であり、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金などを用いてダイカストにより成型される。筐体70aは、本体50a及びアーム90と接続される。筐体70aと本体50aとの間には、Oリング65aが備えられる。Oリング65aは、筐体70aと本体50aとの間を密閉するためのシール部材であり、例えばシリコーン樹脂などを用いて形成される。Oリング65aにより、筐体70aと本体50aとの間から筐体70aの内部への水分などの浸入が抑制される。
図2に示される電源回路63は、外部から電力供給を受けて、LED43に直流電力を供給する回路である。なお、外部から電源回路63への電力供給、及び、電源回路63からLED43への電力供給は、配線等(図示せず)を介して行われる。電源回路63は、回路カバー61及び62によって覆われた状態で、筐体70a内に格納される。また、回路カバー61及び62は、電源回路63を覆うための部材であり、例えば、PBTを用いて形成される。回路カバー61と回路カバー62とは、パッキン64を介して接続される。パッキン64は、回路カバー61と回路カバー62との間を密閉するためのシール部材であり、例えばシリコーン樹脂などを用いて形成される。
図1に示されるアーム90は、照明装置1aの支持具であり、筐体70aに接続される。アーム90は、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金などを用いてダイカストにより成型される。アーム90の筐体側端部91と筐体70aのアーム接続部71aとは、ねじ80によって接続される。これによりアーム90に対する筐体70aの角度調整が可能となる。また、照明装置1aを使用する際には、アーム90のフランジ側端部92には、図示されないフランジが接続される。
次に、本実施の形態に係る照明装置1aの特徴的な構成について、図3及び図4を用いて説明する。
図3は、本実施の形態に係る照明装置1aのyz平面による断面図である。
図4は、図3に示される断面図の点線枠内(レンズ30a周縁部周辺)を拡大して示した図である。
図3において、紙面上下方向に沿って描かれる一点鎖線は、照明装置1aの光軸Aを示しており、光軸Aは、図3のz軸と平行となるように描かれている。また、本明細書において、図3に示されるレンズ30a、保持具10aなどの相対的な位置関係を説明するために、「光軸方向の外方」及び「光軸方向の内方」という用語を、それぞれ、z軸の正の向き及び負の向きを意味する用語として用いる。
図3及び図4に示されるように、LED43から出射される光は、光軸Aにそって、光軸方向の外方に進み、レンズ30aに入射する。レンズ30aの光軸方向の内方側から、レンズ30aに入射した光は、レンズ30aによって集光されて、レンズ30aの光出射側(光軸方向の外方側)の面である光出射面31aから出射される。これにより、所定の領域に光を照射することができる照明装置1aが実現される。
本実施の形態における照明装置1aにおいては、図3及び図4に示されるように、保持具10aは、レンズ30aの光出射面31aの周縁端部32aより、光出射側に突出しないように設けられる。すなわち、保持具10aの光出射側の面である外面11aがレンズ30aの周縁端部32aより、光出射側に突出しないように設けられる。したがって、本実施の形態に係る照明装置1aにおいては、光を鉛直方向下方から上方へ向けて出射させる場合に、保持具10a及びレンズ30aによって、レンズ30aの光出射面31a上に水が溜まり得る部分が形成されない。
なお、本実施の形態においては、保持具10aの外面11aの内側端部12aから外側端部13aまでの光軸方向の位置が、レンズ30aの周縁端部32aと同一である。したがって、本実施の形態においては、保持具10aの外面11aは、レンズ30aの光出射面31aと連続する面を形成する。ここで、保持具10aの外面11aが、レンズ30aの光出射面31aと連続する面を形成する構成とは、外面11aの内側端部12aと、レンズ30aの周縁端部32aとが、光軸方向において同一の位置にある構成を意味する。また、上記構成には、周縁端部32aと内側端部12aとが接していない構成も含まれる。
また、図4に示されるように、本体50aは、基幹部52a、フード部53a及び孔54aを備える。基幹部52aは、レンズ30a、保持具10a、LED43などが固定される部分である。また、フード部53aは、レンズ30a及び保持具10aを囲む位置に設けられ、レンズ30aの光出射面31aの周縁端部32aより光出射側に突出する部分である。フード部53aは、レンズ30aなどを保護するという機能を有する。さらに、フード部53aは、照明装置1aの意匠上の効果も奏する。また、孔54aは、本体50aの保持具10aとフード部53aとの間に複数個設けられ(図2参照)、光出射面31aと交差する方向に本体50aを貫通する孔である。また、孔54aは、レンズ30aの光出射面31aの周縁端部32aより光軸方向の内方に設けられる。したがって、フード部53a内が被水しても、孔54aから水が抜けるため、フード部53a内に水が溜まることが抑制される。
また、図3及び図4に示されるように、本実施の形態に係る照明装置1aのパッキン22aは、保持具10aによって覆われて、実質的に外部に露出されない構成が採用される。これにより、パッキン22aに日光等が照射されることが抑制されるため、パッキン22aの劣化が抑制される。
以上に述べたように、本実施の形態に係る照明装置1aは、本体50aと、本体50aに設けられるLED43と、LED43から入射される光を光軸に沿って出射するレンズ30aと、レンズ30aを本体50aに固定する保持具10aと、を備える。さらに、保持具10aは、レンズ30aの周縁に配置され、レンズ30aの周縁端部32aより光出射側に突出しないように設けられる。
これにより、本実施の形態の照明装置1aにおいて、光を鉛直方向下方から上方へ向けて出射させる場合に、被水しても、光出射面31aに水が溜まることが抑制される。したがって、被水時の出射光の強度分布のムラ及び効率低下が抑制される。
また、本実施の形態に係る照明装置1aの本体50aは、保持具10aを囲む位置に設けられ、周縁端部32aより光出射側に突出するフード部53aを備える。さらに、本体50aは、保持具10aとフード部53aとの間に形成され、光出射面31aと交差する方向に本体50aを貫通する孔54aを備える。
これにより、フード部53a内部に被水しても、孔54aから水が抜けるため、レンズ30aの光出射面31a上に水が溜まることが抑制される。
また、本実施の形態に係る照明装置1aにおいては、レンズ30aと保持具10aとの間に設けられるパッキン22aが外部に露出されない構成を備える。
これにより、パッキン22aの日光等に起因する劣化が抑制される。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係る照明装置について説明する。
本実施の形態は、主に、保持具の構成において、上記実施の形態1と異なるが、基本的な構成要素及び動作は、上記実施の形態1と同様であるので、本実施の形態と上記実施の形態1との相違点のみ説明する。
本実施の形態では、上記実施の形態1に係る照明装置1aよりも、レンズの光出射面上に水が溜まることをさらに抑制できる照明装置を示す。
本実施の形態に係る照明装置について、図5及び図6を用いて説明する。
図5は、本実施の形態に係る照明装置の外観図である。
図6は、本実施の形態に係る照明装置のレンズ周縁部周辺のyz平面による断面を拡大して示した図である。
なお、本実施の形態においても、光軸方向は、図5及び図6に示されるz軸方向に平行である。
図5及び図6に示されるように、本実施の形態に係る照明装置1bは、主に、保持具10bの形状において、上記実施の形態1に係る照明装置1aと異なる。また、保持具10bの形状に合わせて、レンズ30b、ねじ21b、パッキン22b、本体50b、Oリング65b及び筐体70bの形状も、上記実施の形態1に係る照明装置1aのそれらと異なる。さらに、本実施の形態の照明装置1bにおいては、パッキン23をさらに備える。
なお、本実施の形態に係る照明装置1bの本体50bは、上記実施の形態1と同様に、基幹部52b、フード部53b及び孔54bを備える。
本実施の形態に係る照明装置1bの保持具10bについて具体的に説明する。図5及び図6に示されるように、保持具10bが、レンズ30bの光出射面31bの周縁端部32bより、光出射側に突出しない点は、上記実施の形態1と同様である。
本実施の形態においては、保持具10bの光出射側の面である外面11bが、光軸から遠ざかるに従い、光軸方向の内方に向かう傾斜面である。すなわち、保持具10bの外面11bは、内側端部12bから外側端部13bに向かってz軸の負の向きに傾斜している。これにより、照明装置1bにおいて、光を鉛直方向下方から上方へ向けて出射させる場合に、レンズ30b及び保持具10bが被水しても、保持具10b上の水は、速やかにレンズ30bから遠ざかる向きに流れる。したがって、レンズ30bの光出射面31b上の水が、保持具10bに流れることが促される。
また、図5に示されるように保持具10bは、外面11b上に、光軸を中心として放射状に形成される溝部14を備える。これにより、溝部14近傍の水が溝部14に集まって流れやすくなるため、外面11b上の水がより流れやすくなる。
また、保持具10bの外面11bの外側端部13bは、図6に示されるように、光軸を通る平面による断面の形状が所定の曲率半径を有する円弧となるように形成されている。この断面の形状によって、保持具10bの外面11b上を水が流れる場合に、外側端部13bで水が留まることなく滑らかに流れることを促すという効果が奏される。
また、本実施の形態に係る照明装置1bにおいては、保持具10bを本体50bに固定するためのねじ21bが、本体50b側から保持具10bのねじ穴51bに捻じ込まれる。また、保持具10bと本体50bとの間を通って、ねじ21b部から筐体70b内部などに水分などが浸入することを抑制するために、パッキン23が、保持具10bと本体50bとの間に設けられる。
以上に述べたように、本実施の形態に係る照明装置1bにおいては、保持具10bの光出射側の面である外面11bは、光軸から遠ざかるに従い、光軸方向の内方に向かう傾斜面である。
これにより、本実施の形態の照明装置1bにおいて、光を鉛直方向下方から上方へ向けて出射させる場合に、レンズ30bの光出射面31bが被水しても、傾斜面である外面11bに沿って水が流れるため、光出射面31bに水が溜まることがさらに抑制される。したがって、被水時の出射光の強度分布のムラ及び効率低下がさらに抑制される。
また、本実施の形態に係る照明装置1bにおいては、保持具10bの外面11bに、光軸を中心として放射状に形成される溝部14を備える。
これにより、傾斜面である外面11b上で、水がより流れやすくなるため、光出射面31bに水が溜まることがより一層抑制される。
また、本実施の形態に係る照明装置1bにおいては、保持具10bと本体50bとを接続するねじ21bが本体50b側から保持具10bに捻じ込まれる構成を備える。
これにより、保持具10bの外面11bには、ねじ21bが現れないため、外面11b上における水の流れが、ねじ21bによって阻害されない。
また、本実施の形態に係る照明装置1bにおいては、保持具10bの外面11bの外側端部13bは、光軸を通る平面による断面の形状が所定の曲率半径を有する円弧となるように形成されている。
これにより、保持具10bの外面11b上を水が流れる場合に、水が外面11bの外側端部13bで留まることなく滑らかに外面11bから流れ落ちる。
(変形例など)
以上、本発明に係る照明装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記各実施の形態においては、光源として、COB型のLEDを用いたが、他の光源を用いてもよい。例えば、表面実装(SMD:Surface Mount Device)型LEDを用いてもよい。また、有機EL素子など他の固体発光素子、又は、固体発光素子以外の他の光源を用いてもよい。
また、上記各実施の形態においては、光源から入射された光を出射する光学部材として、フレネルレンズを用いたが、他のレンズ又はレンズ以外の光学部材を用いてもよい。また、光学部材の素材としては、アクリル樹脂の他に、ガラスなどを用いてもよい。
また、上記各実施の形態においては、レンズ30a及び30b、保持具10a及び10bとして、光軸に対してほぼ軸対称な形状を用いたが、軸対称でなくてもよい。例えば、上記実施の形態1に係る照明装置1aにおいては、保持具10aの光出射側の面全体が、レンズ30aと連続する面となる構成が用いられたが、保持具10aの光出射側の面の一部だけが、レンズ30aと連続する構成としてもよい。
また、上記各実施の形態においては、照明装置1a及び1bとして、スポットライトを示したが、光を鉛直方向下方から上方に向けて出射することができる防水型の照明装置であれば、他の照明装置であってもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1a、1b 照明装置
10a、10b 保持具
11a、11b 外面
12a、12b 内側端部
13a、13b 外側端部
14 溝部
21a、21b、42、80 ねじ
22a、22b、23、64 パッキン
30a、30b レンズ
31a、31b 光出射面
32a、32b 周縁端部
41 LEDホルダ
43 LED
44 放熱シート
50a、50b 本体
51a、51b ねじ穴
52a、52b 基幹部
53a、53b フード部
54a、54b 孔
61、62 回路カバー
63 電源回路
65a、65b Oリング
70a、70b 筐体
71a アーム接続部
90 アーム
91 筐体側端部
92 フランジ側端部

Claims (4)

  1. 本体と、
    前記本体に設けられる光源と、
    前記光源から入射される光を出射する光学部材と、
    前記光学部材を前記本体に固定する保持具と、
    前記光学部材と前記保持具との間を密閉するシール部材と、を備え、
    前記保持具は、前記光学部材の周縁に配置され、前記光学部材の光出射面の周縁端部より、光出射側に突出しないように設けられ、
    前記本体は、
    前記光学部材及び前記保持具を囲む位置に設けられ、前記光出射面の前記周縁端部より光出射側に突出するフード部と、
    前記保持具と前記フード部との間に形成され、前記光出射面と交差する方向に前記本体を貫通する孔と、を備える
    照明装置。
  2. 前記保持具の光出射側の面の少なくとも一部は、前記光出射面と連続する面を形成する
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記保持具の光出射側の面は、出射光の光軸から遠ざかるに従い、前記光軸方向の内方に向かう傾斜面である
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記保持具は、光出射側の面上に、出射光の光軸を中心として放射状に形成される溝部を備える
    請求項に記載の照明装置。
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