JP6866114B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、LED等の発光素子を光源として備える照明器具に関する。
従来、看板などの平面的な照射面を照射する所謂投光器として用いられる照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような照明器具は、出射開口を、透光性を有するガラスなどの部材により形成されたカバーで覆うと共に、カバーの外縁を枠体で囲って、当該枠体によりカバーを器具本体に取り付けている。
また、このような照明器具は、屋外で用いられるのが一般的であり、防水構造とする必要がある。そのため、出射開口を覆うカバーの外縁を全周に亘って略U字状のパッキンで囲み、当該パッキンによって、カバーの外縁を保護すると共に、枠体とカバー、及び、カバーと器具本体との間の防水を図っている照明器具が知られている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、所謂投光器として用いられる照明器具では、出射面を上向きで使用することもある。このような照明器具は、特許文献1、及び、特許文献2記載のように、カバーの外縁を囲う枠体で、カバーを器具本体に取りつけている構成のため、出射面を上向きで使用した場合、雨水などがカバー上面に溜まってしまう構成になっている。このように、カバー上面に雨水が溜まった場合には、溜まった水によって照度ムラが発生する等光特性に影響を与え、また、カバーに水垢が発生して汚れる等の不具合が発生していた。
そこで、特許文献2に記載の照明器具では、カバー上面に付着した雨水による不具合の発生を抑制するために、枠体に溝を設けて、この溝を介してカバー上面から雨水を排水するように構成している。
特開2014−203548号公報 特開2014−179212号公報
しかしながら、カバーの外縁を囲うパッキンが所謂土手のように作用して、カバー上面に雨水が溜まり、光特性に影響が出たり、カバーに水垢等の汚れが発生してしまったりするという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、出射面を上向きで使用した場合でも、出射面を覆う透光性カバーの上に雨水等の水が溜まるのを防ぐことができる照明器具を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、照射開口を有する器具本体と、前記器具本体の内部に設置された発光ダイオード光源と、前記照射開口を覆う透光性カバーと、前記透光性カバーを囲む枠状に形成され、前記透光性カバーを前記器具本体に固定するカバー押さえと、を備えた照明器具であって、前記器具本体は、前記照射開口の周縁に、一体に形成されたフランジ部を備え、前記フランジ部には、前記照射開口の周囲に防水パッキンが設けられ、前記器具本体の内部は、前記透光性カバーと前記フランジ部との間で前記防水パッキンが押圧されて防水され、前記透光性カバーと、前記カバー押さえとの間には、複数の隙間が設けられており、前記隙間から前記フランジ部に水を通して、当該フランジ部から水が排水され、前記フランジ部は、前記照射開口の縁に沿って堤防状に設けられた堰止部を有し、前記防水パッキンは、前記堰止部の高さよりも大きな径を有し、前記堰止部の周囲に設けられ、前記フランジ部は、外縁に出射方向に向かって立設された外輪壁を有し、当該外輪壁と前記堰止部とによって樋状に形成され、前記透光性カバーと、前記カバー押さえとの間の前記隙間から樋状のフランジ部内部に侵入した水は、当該樋状のフランジ部内部に集められて排水されることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記照射開口、前記透光性カバー、及び、前記カバー押さえは、平面視略矩形状であり、前記隙間は、枠状の前記カバー押さえの各辺に設けられてもよい。
また、本発明は、上記照明器具において、前記照射開口、前記透光性カバー、及び、前記カバー押さえは、平面視略矩形状であり、前記隙間は、枠状の前記カバー押さえの角部に設けられてもよい。
また、本発明は、上記照明器具において、前記カバー押さえは、枠の内周縁に沿って設けられ裏面から突出して前記透光性カバーを前記防水パッキンを介して前記フランジ部に押しつける押え部を複数備え、前記隙間は、隣合う前記押え部間の隙間であってもよい。
また、本発明は、上記照明器具において、前記押え部は、前記カバー押さえの枠の内周縁に設けられた折曲片をヘミング加工によって折り曲げて形成されてもよい。
また、本発明は、上記照明器具において、前記透光性カバーは、表面が中心部から外周縁に向けて傾斜していてもよい。
本発明によれば、透光性カバーの表面からフランジ部の内部に段差なく水が流れる経路を確保することができ、器具本体10を防水構造とするとともに、透光性カバーの表面に水が溜まるのを防ぐことができる。
本発明の実施形態の照明器具を正面側から示す斜視図である。 照明器具の内部構成を示す図であり、図1のI−I断面図である。 照明器具の分解斜視図である。 カバー押さえを裏面側から示す平面図である。 照明器具の部分断面図である。 隙間の構成を示す部分拡大斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る照明器具1の斜視図である。図2は照明器具1を図1のI−I線で切断した断面図である。図3は、照明器具1の分解斜視図である。
照明器具1は、平面状の照射面を照明するために用いることができる所謂投光器であり、例えば看板用照明として用いることができる。照明器具1は、図1〜図3に示すように、器具本体10を備え、器具本体10を挟むように設けられた取付アーム25によって、所定の取り付け箇所に回動自在に取り付けられる。
図2に示すように、器具本体10は、一方の面が開口する有底の矩形箱状の筐体60と、この筐体60の内部に設けられる発光ダイオード光源12と、を備えている。発光ダイオード光源12は、発光素子の一例たるLED素子をLED基板12Bの上に密集配置して面状の発光部12Aを形成した高出力型の発光ダイオードである。発光ダイオード光源12には、チップオンボード(COB)型のLEDを好適に用いることができる。
筐体60の底部には、発光ダイオード光源12が、筐体60の長手方向に沿って、複数(本実施形態では3つ)並べて配置されている。さらに、筐体60の内部には、発光ダイオード光源12の配光を制御する椀状の反射鏡14が発光ダイオード光源12の夫々に対して設けられている。筐体60は、反射鏡14が内部に納まる適宜の深さに形成される。発光ダイオード光源12は、反射鏡14の底部15に配置され、発光部12Aを反射鏡14の底部15の開口15Aに臨ませて配置されている。
筐体60の底面61には、各発光ダイオード光源12に対応する位置に放熱部材18が取り付けられている。放熱部材18は、熱伝導性に優れた材料から形成され、例えばアルミダイキャスト製とすることができる。放熱部材18は、基部18Aと、基部18Aの裏面に立設された複数の放熱フィン18Bとが一体に形成されている。基部18Aの表面には、発光ダイオード光源12が配設される光源載置部18Cが凹状に形成されている。
発光ダイオード光源12は、凹み状の光源載置部18CにLED基板12Bが配設されている。筐体60の底面61には、表裏を貫通する孔16が設けられている。発光ダイオード光源12は、放熱部材18の光源載置部18C内に配設されて、発光部12Aを孔16を介して器具本体10内に臨ませている。放熱部材18は、底面61の孔16を水密に塞ぐように、例えば防水パッキンなどを筐体60との間に介在させて、筐体60に取り付けられている。
図2、図3に示すように、筐体60の前面側には、発光ダイオード光源12の発光面に対向する照射開口62が備えられている。照射開口62は、ガラスなどの光透過性部材から形成された矩形形状の透光性カバー40で覆われている。
筐体60には、照射開口62の周縁に、径方向に張り出すように形成されたフランジ部64が設けられている。筐体60は、板金を塑性加工して形成されており、フランジ部64は、筐体60と一体に形成されている。なお、筐体60は、板金から形成される他に、アルミダイキャスト製である構成であっても良い。
筐体60には、照射開口62の縁に沿って堰止部65が設けられている。堰止部65は、フランジ部64と、照射開口62との境に堤防状に設けられ、板金部材をスポット溶接で照射開口62の縁に沿って固定して構成されている。
また、フランジ部64の外縁は、堰止部65の立設方向と同じ方向、つまり、照明器具1の出射方向に向かって立ち上げられて、外輪壁66を構成している。フランジ部64は、内縁に沿って設けられた堰止部65と、外縁に設けられた外輪壁66とによって樋状に形成されている。
フランジ部64には、堰止部65の周りを囲む防水パッキン67が設けられている。防水パッキン67は、堰止部65の周りに配設されることで、照射開口62を囲繞している。防水パッキン67は、線径(太さ)が堰止部65の高さよりも大きく設定されている(図5参照)。
透光性カバー40は、筐体60の前面側から、透光性カバー40を囲む矩形枠状に形成されたカバー押さえ41によって筐体60に固定されている。カバー押さえ41は、板金を折り曲げて形成され、外周縁部47がフランジ部64の外輪壁66の外側に被せられるような形状になっている。
図3に示すように、フランジ部64には、カバー押さえ41をねじ止めするための突設部69が底部64Aから突設されている。突設部69は、カバー押さえ41の前面に設けられたねじ孔41Aに対応する位置に設けられ、ねじ孔41Aに挿入されたねじ(図1参照)を受ける固定孔69Aを備えている。カバー押さえ41は、フランジ部64に、複数箇所ねじ止めされて固定され、例えば、長手の各辺の3か所、短手の各辺の2カ所でねじ止めされている。カバー押さえ41と、透光性カバー40との間には、金属のカバー押さえ41が、透光性カバー40と直接干渉することによる透光性カバー40への影響を抑えるための干渉部材46を設けた構成であっても良い。
図4は、カバー押さえ41の構成を示す図であり、カバー押さえ41を下面側から示す平面図である。図4に示すように、カバー押さえ41の内周縁部42Aには、四辺の夫々に一体に形成された折曲片43が設けられている。折曲片43は、カバー押さえ41の内周縁部42Aの各辺の少なくとも一部から枠の内径方向に延びている。カバー押さえ41には、折曲片43を、カバー押さえ41の下面側に折り込むように曲げて形成された押え部44が設けられている。
押え部44は、折曲片43を例えばヘミング加工によって折り曲げて形成されている。押え部44は、カバー押さえ41の内周縁部42Aの各角部45を除いた位置に設けられ、各辺の押え部44は、隣り合う角部間で、一方の角部45から他方の角部45まで連続した形状となっている。なお、押え部44は、折曲片43をヘミング加工によって折り曲げて形成する構成に限らず、カバー押さえ41の下面に、一体、又は、別体に形成した部材を突設させている構成であっても良い。
図5は、カバー押さえ41と、透光性カバー40と、フランジ部64との配置構成を示す部分断面拡大図である。図5に示すように、フランジ部64の突設部69に、カバー押さえ41をねじ止めして固定すると、透光性カバー40は、カバー押さえ41の押え部44によって、防水パッキン67に対して押さえ付けられて保持される。透光性カバー40は、カバー押さえ41の押え部44と表面40Aとの間に配設された干渉部材46と、フランジ部64と裏面40Bとの間に配設された防水パッキン67との間に挟まれた状態で保持されている。防水パッキン67は、透光性カバー40がカバー押さえ41によって押し付けられても、その高さが堰止部65の高さよりも高くなるように構成されている。
図6は、照明器具1の部分拡大図であり、カバー押さえ41の角部45近傍を示す斜視図である。上述したように、カバー押さえ41には、内周縁部42Aの各角部45を除いた位置に押え部44が形成されている。つまり、角部45には、押え部44が形成されておらず、カバー押さえ41と透光性カバー40との間から、フランジ部64の内部に連通する隙間80が設けられている。
照明器具1が、照射方向を略鉛直方向上向きで設置された場合には、カバー押さえ41と透光性カバー40との段差によって、カバー押さえ41に囲まれた透光性カバー40の表面40A上に雨水等の水が溜まることがある。本実施形態の照明器具1では、透光性カバー40の表面40Aから、雨水等の水が、カバー押さえ41の各角部45に設けられた、カバー押さえ41と透光性カバー40との間の隙間80からフランジ部64の内部に導かれる。なお、図示は省略するが、透光性カバー40は、表面40Aが中心部から外周縁部47に向けて下方に傾斜し、これによって、透光性カバー40の表面40Aから、雨水等の水を隙間80に導きやすくしている構成であっても良い。
フランジ部64には、底面64Aや外輪壁66に表裏に貫通する排水孔68が設けられている。カバー押さえ41と透光性カバー40との間の隙間80からフランジ部64の内部に導かれた雨水等の水は、樋状のフランジ部64の内側に集められて、排水孔68から排水される。
器具本体10の内部は、透光性カバー40とフランジ部64との間で押圧された防水パッキン67によって水密に構成されている。これによって、フランジ部64の内側に集められた雨水等の水が器具本体10に侵入することがなく、器具本体10の内部の防水を保つことができる。
なお、照明器具1が、照射方向を下向きで設置された場合には、カバー押さえ41と、フランジ部64の外輪壁66との間の隙間からフランジ部64の内側に水が進入する場合がある。この場合でも、フランジ部64内の水は、防水パッキン67によって防水された筐体60内部には浸水することがなく、カバー押さえ41と透光性カバー40との間の隙間80から照明器具1の外部に排水される。よって、照明器具1は、照射方向を如何なる方向に向けて設置されても、雨水等の水が、透光性カバー40の表面40A上や、フランジ部64内部に溜まるのを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、照射開口62を有する器具本体10と、器具本体10の内部に設置された発光ダイオード光源12と、照射開口62を覆う透光性カバー40と、透光性カバー40を囲む枠状に形成され、透光性カバー40を器具本体10に固定するカバー押さえ41と、を備えた照明器具1であって、器具本体10は、照射開口62の周縁に、一体に形成されたフランジ部64を備え、フランジ部64には、照射開口62の周囲に防水パッキン67が設けられ、器具本体10の内部は、透光性カバー40とフランジ部64との間で防水パッキン67が押圧されて防水され、透光性カバー40と、カバー押さえ41との間には、複数の隙間80が設けられており、隙間80からフランジ部64に水を通して、当該フランジ部64から水が排水される。
この構成によれば、透光性カバー40の表面40Aからフランジ部64の内部に段差なく、水が流れる経路を確保することができるため、透光性カバー40の表面40Aに水が溜まることがない。これによって、透光性カバー40の表面40Aに溜まった水が揺らめいて照度ムラが発生する等、光特性に影響が出ることがない。また、透光性カバー40の表面40Aから隙間80を通してフランジ部64の内部に集めてフランジ部64から排水するとともに、照射開口62の周囲に設けた防水パッキン67を、透光性カバー40とフランジ部64との間で押圧して、器具本体10を防水構造とすることができる。
また、本実施形態によれば、フランジ部64は、照射開口62の縁に沿って堤防状に設けられた堰止部65を有し、防水パッキン67は、堰止部65の高さよりも大きな径を有し、堰止部65の周囲に設けられている。この構成によれば、パッキンを配設する溝などを形成することがなく、照射開口62の縁に沿って防水パッキン67を配設させることができ、照射開口62を水密に閉封することができる。また、防水パッキン67は、堰止部65の高さよりも大きな径を有するため、防水パッキン67を透光性カバー40で押圧して、透光性カバー40とフランジ部64との間から器具本体10の内部に浸水するのを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、フランジ部64は、外縁に出射方向に向かって立設された外輪壁66を有し、当該外輪壁66と堰止部65とによって樋状に形成され、透光性カバー40と、カバー押さえ41との間の隙間80から樋状のフランジ部64内部に侵入した水は、当該樋状のフランジ部64の内部に集められて排水される。この構成によれば、透光性カバー40の表面40Aに水が溜まるのを防ぐと共に、透光性カバー40の表面40Aからフランジ部64の内部に導かれた水を排水することができる。
また、本実施形態によれば、照射開口62、透光性カバー40、及び、カバー押さえ41は、平面視略矩形状であり、隙間80は、枠状のカバー押さえ41の各辺に設けられている。この構成によれば、枠状のカバー押さえ41の各辺に設けられた隙間80の夫々を通して、透光性カバー40の表面40Aから水をフランジ部64の内側に導くことができ、照明器具1が照射方向を斜め上向きで設置された場合でも、透光性カバー40の表面40Aに水が溜まるのを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、照射開口62、透光性カバー40、及び、カバー押さえ41は、平面視略矩形状であり、隙間80は、枠状のカバー押さえ41の各角部45に設けられている。この構成によれば、枠状のカバー押さえ41の各角部45に設けられた隙間80を通して、透光性カバー40の表面40Aから水をフランジ部64の内側に導くことができ、照明器具1が照射方向を斜め上向きで設置された場合でも、透光性カバー40の表面40Aに水が溜まるのを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、カバー押さえ41は、枠の内周縁に沿って設けられ裏面から突出して、透光性カバー40を防水パッキン67を介してフランジ部64に押しつける押え部44を複数備え、隙間80は、隣合う押え部44間の隙間である。この構成によれば、カバー押さえ41裏面から押え部44が突出していない部分を隙間80として構成することができ、隙間80を形成するカバー押さえ41を簡単に構成することができる。
また、本実施形態によれば、押え部44は、カバー押さえ41の枠の内周縁に設けられた折曲片43をヘミング加工によって折り曲げて形成されている。この構成によれば、カバー押さえ41を板金から形成している場合でも、カバー押さえ41自体の強度を増加させて、押え部44を簡単に形成することができる。
また、本実施形態によれば、透光性カバー40は、表面40Aが中心部から外周縁に向けて傾斜している。この構成によれば、透光性カバー40の表面40Aの水を隙間80に効率よく導くことができ、透光性カバー40の表面40Aに水が溜まるのを防ぐことができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、照明器具1は、箱状の筐体60を備える矩形形状である構成としたが、照明器具の形状は矩形に限らず、例えば円形状や多角形状に形成されていても良い。
1 照明器具
10 器具本体
12 発光ダイオード光源
40 透光性カバー
41 カバー押さえ
44 押え部
45 角部
46 干渉部材
62 照射開口
64 フランジ部
65 堰止部
66 外輪壁
67 防水パッキン
68 排水孔
80 隙間

Claims (6)

  1. 照射開口を有する器具本体と、前記器具本体の内部に設置された発光ダイオード光源と、前記照射開口を覆う透光性カバーと、前記透光性カバーを囲む枠状に形成され、前記透光性カバーを前記器具本体に固定するカバー押さえと、を備えた照明器具であって、
    前記器具本体は、前記照射開口の周縁に、一体に形成されたフランジ部を備え、
    前記フランジ部には、前記照射開口の周囲に防水パッキンが設けられ、
    前記器具本体の内部は、前記透光性カバーと前記フランジ部との間で前記防水パッキンが押圧されて防水され、
    前記透光性カバーと、前記カバー押さえとの間には、複数の隙間が設けられており、
    前記隙間から前記フランジ部に水を通して、当該フランジ部から水が排水され、
    前記フランジ部は、前記照射開口の縁に沿って堤防状に設けられた堰止部を有し、前記防水パッキンは、前記堰止部の高さよりも大きな径を有し、前記堰止部の周囲に設けられ、
    前記フランジ部は、外縁に出射方向に向かって立設された外輪壁を有し、当該外輪壁と前記堰止部とによって樋状に形成され、
    前記透光性カバーと、前記カバー押さえとの間の前記隙間から樋状のフランジ部内部に侵入した水は、当該樋状のフランジ部内部に集められて排水される
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記照射開口、前記透光性カバー、及び、前記カバー押さえは、平面視略矩形状であり、前記隙間は、枠状の前記カバー押さえの各辺に設けられていることを特徴とする請求項に記載の照明器具。
  3. 前記照射開口、前記透光性カバー、及び、前記カバー押さえは、平面視略矩形状であり、前記隙間は、枠状の前記カバー押さえの角部に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の照明器具。
  4. 前記カバー押さえは、枠の内周縁に沿って設けられ裏面から突出して前記透光性カバーを前記防水パッキンを介して前記フランジ部に押しつける押え部を複数備え、
    前記隙間は、隣合う前記押え部間の隙間であることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の照明器具。
  5. 前記押え部は、前記カバー押さえの枠の内周縁に設けられた折曲片をヘミング加工によって折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項に記載の照明器具。
  6. 前記透光性カバーは、表面が中心部から外周縁に向けて傾斜していることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の照明器具。
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