JP2014211985A - 照明器具 - Google Patents

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正司 中山
Masashi Nakayama
正司 中山
裕行 倉持
Hiroyuki Kuramochi
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    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S8/00Lighting devices intended for fixed installation
    • F21S8/02Lighting devices intended for fixed installation of recess-mounted type, e.g. downlighters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V31/00Gas-tight or water-tight arrangements
    • F21V31/03Gas-tight or water-tight arrangements with provision for venting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】安価に製造でき且つ高い防水性能を長期にわたって良好に維持できる照明器具を提供することを課題とする。【解決手段】実施形態に係る照明器具は、発光素子を備えた器具本体と、この器具本体の下端に取り付けられた化粧枠と、を有する。化粧枠は、器具本体の下端に当接する環状の当接縁部と、この当接縁部の内側に設けられた環状の排水溝と、この排水溝に流入した水を当該化粧枠の外部へ排出するための水抜き孔と、を有する。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、例えば、建物の天井や軒先の庇などに埋設するタイプの照明器具に関する。
例えば、建物の天井に埋設するダウンライトは、天井面に露出する化粧枠と天井の裏側に設置される器具本体とを有する。雨水などの侵入を防止するため、通常、器具本体と化粧枠は、パッキンなどのシール材を介して接合される。
特開2012−226913号公報
しかし、このようなパッキンは比較的高価であり、経時的に劣化し易く、防水性能を長期にわたって良好に維持することが難しい。
よって、安価に製造でき且つ高い防水性能を長期にわたって良好に維持できる照明器具の開発が望まれている。
実施形態に係る照明器具は、発光素子を備えた器具本体と、この器具本体の下端に取り付けられた化粧枠と、を有する。化粧枠は、器具本体の下端に当接する環状の当接縁部と、この当接縁部の内側に設けられた環状の排水溝と、この排水溝に流入した水を当該化粧枠の外部へ排出するための水抜き孔と、を有する。
本発明によると、器具本体と化粧枠の当接縁部との間にパッキンを設ける必要がなく、器具本体と化粧枠の当接縁部との間に侵入した水を排水溝および水抜き孔を介して外部へ排出することができる。このように、比較的高価なパッキンを設ける必要がないため、照明器具を安価に製造でき、経時的に劣化するパッキンが無いため、高い防水性能を長期にわたって良好に維持できる。
図1は、実施形態に係るダウンライトの外観斜視図である。 図2は、図1のダウンライトをF2−F2に沿って切断した部分拡大断面図である。 図3は、図1のダウンライトの分解斜視図である。 図4は、図1のダウンライトの器具本体を背面側から見た外観斜視図である。 図5は、図4の器具本体をF5−F5に沿って切断した断面図である。 図6は、図1のダウンライトの化粧枠を側方から見た外観斜視図である。 図7は、図6の化粧枠を器具本体側から見た外観斜視図である。 図8は、図6の化粧枠をF8−F8に沿って切断した断面図である。 図9は、図1のダウンライトの取付バネを示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳細に説明する。
図1は、実施形態に係る照明器具の一例としてダウンライト100の外観斜視図を示す。図2は、このダウンライト100を図1のF2−F2に沿って切断した部分拡大断面図を示す。図3は、図1のダウンライト100の分解斜視図を示す。このダウンライト100は、例えば、図示しない天井や軒先の庇(以下、総称して被取付部材とする)に埋め込まれた状態で取り付けられる。
ダウンライト100は、被取付部材の下面側(下から見た表側)に表面側を露出した状態で配置される化粧枠2、被取付部材の上面側(裏側)に隠れた状態で設置される器具本体10、および当該ダウンライト100を被取付部材に取り付けるための3つの取付バネ4(取付部材)を有する。また、このダウンライト100には、被取付部材の上面側に配置される図示しない点灯回路が接続される。
化粧枠2の外周面22aには、3つの取付バネ4をそれぞれ固定するための3つの固定部21が設けられている。3つの取付バネ4は、ダウンライト100を被取付部材に取り付けた状態で、被取付部材の上面側に隠れた状態で配置される。なお、本実施形態の化粧枠2は、アルミダイキャスト製であり、外観を良くするための塗装を施してある。
図4は、器具本体10を背面側(被取付部材の裏面側)から見た斜視図であり、図5は、この器具本体10を図4のF5−F5に沿って切断した断面図である。器具本体10は、複数枚の放熱フィン11aを外側に備えた概ね有底円筒形の放熱器11、放熱器11の内部の底面11b(図5)に密着して取り付けられた発光モジュール12、この発光モジュール12を放熱器11の底面11bとの間に挟んで放熱器11の内側面に沿って配置された反射板13、放熱器11の下端にある開口部11cを塞ぐ円板状の透明な板ガラス14、この板ガラス14を反射板13の開口部13aの縁にあるフランジ部13bに取り付けるためのガラスパッキン15(図2)、およびこのガラスパッキン15を下面側から押える円環状のガラス押さえ16を有する。
図4に示すように、放熱器11は、底部を貫通したケーブル孔11dを有する。放熱器11の背面側には、このケーブル孔11dを覆う透明な樹脂製のコネクタカバー17(図4では図示せず)がネジ17aにより取り付けられている。なお、このケーブル孔11dの縁は、背面側に向けて立ち上がった円筒壁部17bを備え、外部からの雨水がケーブル孔11dを介して放熱器11の内部へ侵入し難くされている。また、ケーブル孔11dの近くには、図1に示すようにコネクタカバー17の下端を係止して位置決めするための位置決め突起17cが突設されている。
ケーブル孔17aには、図示しない点灯回路から引き出された図示しないケーブルが挿通され、このケーブルが発光モジュール12に接続される。放熱器11の背面には、このケーブルを逃がすための凹み17dが設けられ、コネクタカバー17を取り付けた状態で、ケーブルを外部へ引き出し可能となっている。なお、この凹み17dは、コネクタカバー17と放熱器11との間の隙間を介して雨水などが流入した際に、この雨水を排水するための流路としても機能し、放熱器11の背面には、この凹み17dに向けて緩やかに傾斜した面取り部が設けられている。
発光モジュール12は、基板12aの表面に図示しない少なくとも1つの発光ダイオード(LED)を備えている。この発光モジュール12は、図示しない複数の押圧バネを用いて放熱器11の底部の底面11bに押し付けられ、基板12aの裏面12bが放熱器11に密着されている。このため、比較的高温になるLEDからの熱を基板12aを介して放熱器11へ効果的に伝達でき、LEDの放熱性を高めることができる。
反射板13は、底部に円形に開口した窓部13cを有する概ね底の無いお椀型の形状を有する。図5に示すように、底部にある窓部13cは、放熱器11の底面11bに取り付けられた発光モジュール12の発光部12cを下面側に露出する大きさを有する。反射板13の下端にある開口部13aの縁から外方へ延びたフランジ部13bには、板ガラス14の周縁部を保持したガラスパッキン15が取り付けられる。
ガラス押さえ16は、放熱器11の下端にある開口部11cの縁に3本のネジ18(図3)により取り付けられる。このガラス押さえ16は、板ガラス14に接触して直接押えるのではなく、ガラスパッキン15の下面を押さえることで板ガラス14を放熱器11の下端へ押さえ付けている。
図2および図3に示すように、化粧枠2は、その内面に沿って、反射鏡19を備えている。反射鏡19は、円錐を軸方向の途中で切断したような形状、すなわち円筒を軸方向一端側に向けて収束させたような形状を有する。反射鏡19の上端開口縁19aは、外側に折り返されて、化粧枠2の後述するフランジ部25aの縁に嵌合される。
化粧枠2は、その上端にある環状の当接縁部2aを放熱器11の環状の下端面11e(図5)に当接させた状態で、2本のネジ2b(図3に1本のみ図示)を用いて放熱器11に締結固定される。このとき、化粧枠2の当接縁部2aから上方に突設された2つの位置決め突起2cが、それぞれ、放熱器11の下端面11eに設けた切欠き部11fに嵌合し、化粧枠2が放熱器11に対して周方向に位置決めされる。この際、放熱器11と化粧枠2の当接縁部2aとの間には、防水のためのパッキン等のシール部材を設けない。なお、化粧枠2の当接縁部2aの外径は、放熱器11の下端面11eの外径より僅かに小さくされている。
図6は、化粧枠2を側方から見た概観斜視図であり、図7は、化粧枠2を器具本体10側から見た外観斜視図である。また、図8は、化粧枠2を図6のF8−F8に沿って切断した断面図である。なお、図9には、取付バネ4の概観斜視図を示す。
化粧枠2は、略円筒形の枠体22、およびこの枠体22の下端に一体に連続して外側に広がる略円環状の前面パネル23を有する。ダウンライト100を被取付部材に取り付ける際、枠体22は、3つの取付バネ4とともに被取付部材の図示しない取付孔に挿通される。前面パネル23の表面は、ダウンライト100を被取付部材に取り付けた状態で、被取付部材の表面側に露出する。このとき、前面パネル23の裏面23aは、被取付部材の表面に接触する。
枠体22の外周面22aには、上述したように、3つの取付バネ4を固定するための3つの固定部21が設けられている。3つの固定部21は、枠体22の周方向に沿って等間隔で設けられている。また、3つの固定部21の間には、枠体22の外周面22aと前面パネル23の裏面23aをつなげた3つの連結壁24が一体に設けられている。さらに、枠体22の上端にある当接縁部2aには、放熱器11を締結固定するためのネジ2bを螺合するための2つのネジ孔22bが設けられている。
また、化粧枠2は、枠体22の上端にある当接縁部2aの内側に、断面略V字状の環状の排水溝25を有する。この排水溝25は、化粧枠2を成形する際のヒケを防止するための肉抜き部としても機能する。排水溝25は、上述したネジ孔22bの部位で、後述するフランジ部25aと同じ高さの隔壁22cによって分断されている。
当接縁部2aの内側に離間した排水溝25の反対側の上端縁部25aは、当接縁部2aより僅かに低くされており、内側に延びたフランジ部25aを形成している。このフランジ部25aには、上述したように、反射鏡19の上端が取り付けられる。フランジ部25aは、ダウンライト10を組み立てた状態(図2)で、器具本体10側のガラス押さえ16と離間して対向する。
排水溝25の底部近くには、排水溝25を枠体22の外周面22aに連絡する3つの水抜き孔26が枠体22を貫通して設けられている。本実施形態では、3つの水抜き孔26は、それぞれ、取付バネ4を固定するための固定部21に形成した。これにより、化粧枠2を図示しない金型を用いて成形する際に、固定部21と水抜き孔26を同時に成形でき、水抜き孔26の加工を容易にできる。
各固定部21は、水抜き孔26を中心にして、その左右に、取付バネ4の基端部を固定するための2つの固定レール21aを有する。一方、取付バネ4の基端部は、略直角に上方に折り曲げられた矩形片4aを一体に備えている。そして、2つの固定レール21aは、この矩形片4aの両側辺をスライド可能に受け入れるように互いに向かい合う溝を有する。つまり、取付バネ4は、固定部21の上方から矩形片4aを固定レール21aの溝に押し込むことで、化粧枠2の枠体22に固定される。
枠体22の外周面22a上であって水抜き孔26の上端および両側端を囲む位置には、上部バネ押さえ21bが一体に突設されている。また、枠体22の外周面22a上であって水抜き孔26の下方に離間した位置には、下部バネ押さえ21cが一体に突設されている。上部バネ押さえ21bおよび下部バネ押さえ21cの端面は、取付バネ4の矩形片4aの外側表面に接触するように面一に配置されている。
なお、下部バネ押さえ21cの幅は、水抜き孔26の幅より狭くされており、下部バネ押さえ21cは、上部バネ押さえ21bから下方に離間した位置に設けられている。これにより、水抜き孔26を介して流出した雨水などが、取付バネ4の矩形片4aによって遮られることなく、化粧枠2の前面パネル23の裏面23aに向けて流れる流路を確保している。
水抜き孔26は、上述したように排水溝25の底部近くに配置されている。本実施形態では、排水溝25の下端から上方に1mm離間した位置に3つの水抜き孔26をそれぞれ形成した。水抜き孔26の下端辺は排水溝25の底部に沿って水平に延び、水抜き孔26の両側辺は固定レール21aに沿って垂直に延び、上端辺は上部バネ押さえ21cに沿って水平に延びている。つまり、水抜き孔26の形状は矩形であり、水が抜け易い形状となっている。
取付バネ4を固定部21に固定する場合、矩形片4aの外面が固定部21の上部バネ押さえ21cに摺接しながら矩形片4aの両側縁部が固定レール21aに押し込まれる。矩形片4aが固定部21に取り付けられると、矩形片4aの略中央を切り欠いて外側に折り曲げて形成されたストッパ片4bが変形して上部バネ押さえ21cを乗り越えて元に戻り、上部バネ押さえ21cの上壁に係合する。これにより、取付バネ4の抜けが防止される。なお、このストッパ片4bが、図2に示すように変形が元に戻った状態で、水抜き孔26を塞ぐことのないように、上部バネ押さえ21bおよび下部バネ押さえ21cの突出高さが設定されており、ストッパ片4bの折り曲げ角度が設定されている。
上記のように構成されたダウンライト10を被取付部材に取り付ける場合、3つの取付バネ4を図1の状態から上方に折り曲げて、器具本体10とともに取付部材の図示しない取付孔に挿通する。そして、3つの取付バネ4の先端が取付孔を通り抜けたところで取付バネ4を離し、3つの取付バネ4の先端の爪状部分4cを取付孔の縁に引っ掛ける。この状態でダウンライト100は被取付部材の取付孔の縁に引っ掛けられて懸垂支持される。
この後、器具本体10をその背面側から取付孔に押し込み、前面パネル23の裏面23aが被取付部材の上面に接触するまで化粧枠2を上方へ押圧する。このとき、3つの取付バネ4が自身の復元力によって平らな姿勢に戻る方向に広がり、前面パネル23との間に被取付部材を挟むように被取付部材の上面を押圧する。これにより、ダウンライト100が被取付部材に取り付けられる。
上述したように被取付部材に取り付けたダウンライト100は、化粧枠2の前面パネル23の表面が被取付部材の表面側に露出する以外、被取付部材の裏面側に配置される。このため、例えば、被取付部材が集合住宅の天井である場合、上階で漏水が発生すると、天井裏に水が浸入して、器具本体10を濡らす可能性がある。また、雨漏りなどにより住宅の構造体を伝って水が天井裏に侵入する場合も考えられる。特に、被取付部材が建物の外部にある軒先の庇などである場合、雨が吹き込んで庇の中に水が浸入する場合も考えられる。
このように被取付部材の裏面側に侵入した水は、例えば、水滴としてダウンライト100の器具本体10の背面側に滴り落ちる。器具本体10の放熱フィン11aに滴り落ちた水滴は、放熱フィン11aの間を流れて化粧枠2の外周面22aを伝って、前面パネル23の裏面側に溜まる。この際、放熱器11の下端部の径が化粧枠2の当接縁部2aの径より僅かに大きくされているため、放熱器11の下端面11eと化粧枠2の当接縁部2aとの間の隙間に水が入り難い構造となっている。
また、ダウンライト100は、LEDを光源とする発光モジュール12を備えているため、器具本体10の放熱器11は約80度の高温になる。また、器具本体10の下端に接触した化粧枠2も約60度まで加熱される。このため、放熱器11の放熱フィン11aや化粧枠2の外周面22aを伝って流れ落ちる水滴は概ね蒸発される。しかし、比較的多量の水滴が器具本体10に滴り落ちた場合には、放熱器11から化粧枠2へ流れる間に、放熱器11の下端面11eと化粧枠2の当接縁部2aとの間の隙間を介して器具内部に水が浸入する場合がある。
特に、本実施形態のダウンライト100は、放熱器11の下端面11eと化粧枠2の当接縁部2aとの間にパッキンを設けていないため、パッキンを設けた場合と比較して水が入り易くなっている。しかし、この隙間を介して侵入した水は、以下のように、ダウンライト100の外部へ排出されることになる。
すなわち、本実施形態では、放熱器11の下端面11eと化粧枠2の当接縁部2aとの間の隙間を通って侵入した水は、化粧枠2の排水溝25に流れ落ちる。排水溝25の底に溜まった水は、化粧枠2から与えられる上述した熱により経時的に蒸発される。しかし、排水溝25に流入する水の量が比較的多い場合、排水溝25の底に溜まった水は、3つの水抜き孔26を介して化粧枠2の外部へ排出されることになる。なお、排水溝25に溜まった水が蒸発した水蒸気も、水抜き孔26を介して外部へ排出される。この際、水蒸気の一部が、上述した放熱器11の下端面11eと化粧枠2の当接縁部2aとの間の隙間を介して外部へ流れ、水の浸入を抑制する。
水抜き孔26を介して外部へ流れ出した水は、化粧枠2の枠体22の外周面22aを伝って流れ落ち、前面パネル23の裏面23aに溜まる。この際、水抜き孔26から出た水は、水抜き孔26より幅の狭い下部バネ押さえ21cの脇を通って取付バネ4に干渉することなく流れ落ちる。このため、取付バネ4を固定する固定部21に水抜き孔26を設けても、雨水などによって取付バネ4が錆びる不具合を生じることはない。
以上のように、本実施形態によると、放熱器11の下端面11eと化粧枠2の当接縁部2aとの間にパッキンを設けることなく、器具本体10に滴り落ちる水を液体のまま或いは水蒸気として外部へ排出することができる。このため、部品点数を削減でき、その結果、ダウンライト100を安価に製造でき、パッキンの経年劣化が無いため、防水性能を長期にわたって良好に維持できる。
特に、本実施形態では、取付バネ4の固定部21に水抜き孔26を設けたため、固定部21を成形する金型の形状を僅かに変更するだけで、固定部21の成形と同時に水抜き孔26を形成できる。この場合、水抜き孔26の位置で金型に矩形の突起を設けるだけで良い。
上述した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述した実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上述した実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態では、化粧枠2の固定部21に水抜き孔26を設けた場合について説明したが、これに限らず、固定部21とは別の部位に水抜き孔26を設けても良い。この場合、例えば、金型を変更せずに、後加工によって水抜き孔26を形成すれば良い。
2…化粧枠、2a…当接縁部、4…取付バネ、4a…矩形片、10…器具本体、11…放熱器、11a…放熱フィン、11e…下端面、12…発光モジュール、13…反射板、14…板ガラス、15…ガラスパッキン、16…ガラス押さえ、19…反射鏡、21…固定部、22…枠体、22a…外周面、23…前面パネル、25…排水水、26…水抜き孔。

Claims (2)

  1. 発光素子を備えた器具本体と;
    この器具本体の下端に取り付けられた化粧枠と;を有し、
    上記化粧枠は、
    上記器具本体の下端に当接する環状の当接縁部と;
    この当接縁部の内側に設けられた環状の排水溝と;
    この排水溝に流入した水を当該化粧枠の外部へ排出するための水抜き孔と;
    を有することを特徴とする照明器具。
  2. 上記化粧枠は、当該照明器具を被取付部材に取り付けるための取付部材を固定する固定部を有し、
    上記水抜き孔は、上記固定部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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