JP6260699B2 - 遠心機 - Google Patents

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Description

本発明は、試料が装着されたロータを回転させる遠心機(遠心分離機)に関する。
高速回転時の遠心力によって試料(例えば培養液、血液等)を密度の異なる物質毎に分離、あるいは試料の精製や分析をするために、遠心機(遠心分離機)が用いられている。遠心機においては、試料が封入されたチューブが高速で回転する金属製のロータに装着され、ロータが例えば20000rpm程度の高速で回転する。ロータの種類は、試料や分離の目的及び分離する試料容量によって様々である。例えば、チューブを回転軸から傾斜させた状態でこれらの間の角度を一定とした状態でロータに固定するアングルロータや、チューブが装填されたバケットが回転に伴って揺動し、遠心中は水平状態が維持されるスイングロータ等が用いられる。また、少量の試料に対して特に高加速度を印加できる構成や、逆に大容量の試料に比較的低い加速度を印加できるような構成のロータが適宜選択される。このため、単一の遠心機においては複数の種類のロータが選択されて使用され、その交換作業が容易に行われるような構成とされ、ロータが収容されるロータ室の上側には大きな開口部が設けられ、この開口部がドアで開閉可能な構造とされる。
また、遠心分離処理を行う際の温度を精密に制御することが好ましい。この場合には、ロータ室の周囲には冷凍配管が設けられ、ロータ室の温度を制御するために、冷媒がこの内部を通過する構成とされる。温度制御を精密に行うためには、ロータ室内の雰囲気を外部と隔離することが必要であるため、ロータ室を封止する必要がある。このため、開口部を封止するドアは、開口部の封止が確実に行うことができると共に、その開閉動作が容易に行われるような構成とされる。
また、一般の遠心機においては、IEC規格(61010−2−020)に記載される最大想定事故に対する安全対策も施されている。
図3は、こうした遠心機200の構成を示す断面図である。図3において、ロータ201は、上側が開口した鉢状のボウル202内でモータ203によって回転する構成とされる。ボウル202の外側は冷凍配管204で巻回された状態で更に断熱層205で囲まれる。冷凍配管204中に冷媒を流すことで、遠心分離処理時におけるボウル202及びその内部のロータ201の温度を制御することができる。
また、ボウル202の上側は開閉動作が可能なドア206で封止され、ロータ201はボウル202内のロータ室220中に封止される。上記の構造は、金属製の箱形のフレーム207中に収められる。フレーム207は、ロータ201(モータ203)の回転軸203Aから見て最も外側となるフレーム側壁部207Aと、水平な面状とされた仕切板207Bとが溶接されて一体化されて構成される。モータ203は仕切板207Bから上側に突出するように設置され、ボウル202、断熱層205等は仕切板207Bの上側においてフレーム側壁部207Aに囲まれるように設置される。ボウル202の上部側にはテーブル208が設けられ、テーブル208とボウル202の間、テーブル208とドア206の間はパッキン209が介され、これらの間が封止される。また、ボウル202の下部においては、回転軸203Aとボウル202との間はシールラバー210で封止される。
上記の構成においては、温度制御の高精度化のために、ロータ201の周囲のボウル202は薄く、断熱層205は厚いが機械的強度の低い材料で形成されるため、ボウル202、断熱層205の機械的強度は低い。このため、上記の構成においては、フレーム207(フレーム側壁部207A)と断熱層205との間には、厚い鋼板で構成された円筒形状のプロテクタ211が設けられている。円筒形状のプロテクタ211の中心軸は回転軸203Aとほぼ等しくされる。プロテクタ211は、前記のようなロータ201の破損の際に、そのエネルギーを吸収し、遠心機200全体の変形や破損を抑制し、ロータ201の破片の遠心機200の外部への飛散を抑制するために設けられる。特に、ロータ201の破損に際しては、遠心力によって破片は回転軸203Aから見て径方向の外側に高速で飛散する。例えばロータ201が破壊されて2分割した場合には、破片は回転軸203Aの回りの相対する2方向に分かれて飛散する場合が多い。この場合には、その水平面内における断面形状が円形であったプロテクタ211は、断面形状がこの2方向を長径方向とする楕円形になるように変形することもある。
図4は、ここで用いられるプロテクタ211の斜視図である。上記のとおり、プロテクタ211は、回転軸203Aの延伸する方向(鉛直方向)から水平方向外側に向かって飛散する破片による衝撃に対する耐性をもつ必要がある。このため、通常は、プロテクタ211は、回転軸203Aを中心軸とした単純な円筒形状とされ、プロテクタ211は、その内側の断熱層205との間の隙間が狭く、かつその外側のフレーム側壁部207Aとの間隔も狭くなるような大きさ、厚さで構成される。断熱層205の外径は、要求される温度制御の性能に応じて設定される。ロータ201の回転エネルギーの小さな遠心機200においては、プロテクタ211は、2〜3mm程度の厚さの板金をロール加工することによって製造される場合が多い。このようなプロテクタ211であってもロータの回転エネルギーを十分に受け止めることができるように作られている。
一方、回転エネルギーの大きな遠心機200においては、これよりもプロテクタ210の肉厚を大きくすることが必要となるため、ロール加工で製造されたものを用いることが困難である。この場合においても、遠心機200自身を安価とするためには、規格品の鋼材を用いて容易にプロテクタ211の製造ができるように構成する必要がある。このため、この場合には、プロテクタ211は、肉厚の大きな規格品の鋼管を用いて形成される場合が多い。こうした場合には、その肉厚や外径は規格品の規格で定まり、その設定の自由度は少ない。このため、単純な円筒形状のプロテクタ211を用いて安全面を確保するためには、所望の厚さ、大きさの鋼管よりも大きめの鋼管が選択されて使用される場合が多い。例えば、ロータ201の温度制御を精密に行うためには、その外部からの断熱が重要となるために、断熱層205を径方向において充分厚くする必要があるために、断熱層205の外径は大きくなる。この場合、鋼管の内径はこれに応じて大きいものを選択することが必要となるが、この場合には、鋼管の厚さあるいは外径が大きなものしか規格品が存在せず、その選択の自由度は低くなる。このため、必要以上に厚い、あるいは外径の大きな鋼管を用いることが必要となる場合が多い。
また、単にプロテクタの大きさや厚さを調整するだけでなく、その構造によってプロテクタの変形を抑制する技術もある。特許文献2には、プロテクタの形状自身は単純な円筒形状とするが、プロテクタを硬軟の2種類の材料による2層構造とすることによって、衝撃を吸収し、かつプロテクタ全体の変形を抑制する技術が記載されている。また、特許文献3には、鋼管と補強繊維とを組み合わせて構成したプロテクタを用いて、同様にプロテクタ全体の変形を抑制する技術が記載されている。これらの技術においては、プロテクタを大型化することなく、遠心機の軽量化・小型化が図れる。
特開2005−349260号公報 特開昭50−56988号公報 実開昭62−91032号公報 特開2005−305400号公報
単にプロテクタの肉厚を大きく、大型とした場合には、プロテクタ自身が大型となるだけでなく、この外側に設けるフレームも大型化する必要がある。このために、遠心機全体が大型となり、遠心機の搬入や運搬が困難となる場合があった。また、遠心機全体の重量も増加した。
また、プロテクタを大きくする必要のない特許文献2、3に記載の技術では、プロテクタの構造が複雑となるために、単純な規格品の鋼管を用いる場合と比べて、その製造コストが大幅に高くなった。このため、遠心機全体を安価とすることが困難であった。
このため、衝撃時の変形が抑制され、かつ軽量、安価なプロテクタが用いられた遠心機を得ることは困難であった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、上記の問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の遠心機は、回転軸の回りで回転するロータが収容されたロータ室が、開閉動作が可能なドアによって前記回転軸方向の一方の側から封止され、前記ロータ室を前記回転軸の回りで囲むプロテクタを具備する遠心機であって、前記プロテクタは、前記ロータ室を囲む筒状の側壁部と、前記側壁部と別体として形成され前記側壁部の内面と内側から嵌合する外周面を具備し前記回転軸と交差する板状とされ前記ロータ室の下側に位置する板部と、を具備することを特徴とする
本発明の遠心機は、前記プロテクタにおいて、前記内面は円筒形状であることを特徴とすることを特徴とする。
本発明の遠心機において、前記ロータ室と前記プロテクタとの間には断熱層が設けられていることを特徴とする。
本発明の遠心機において、前記板部は、前記回転軸と交差する表面を具備し前記ロータ室の下側に設けられた仕切板における前記表面の上に載置されたことを特徴とする。
本発明の遠心機は、前記板部は前記仕切板に固定具を用いて固定されたことを特徴とする。
本発明の遠心機は、前記プロテクタに一定以上の回転トルクが加わると前記固定具による固定が解除される構成とされたことを特徴とする。
本発明は以上のように構成されているので、衝撃時の変形が抑制され、かつ軽量、安価なプロテクタが用いられた遠心機を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る遠心機の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る遠心機において用いられるプロテクタの斜視図である。 従来の遠心機の構成を示す断面図である。 従来の遠心機において用いられるプロテクタの斜視図である。
本発明の実施の形態に係る遠心機(遠心分離機)について説明する。この遠心機においては、図3の構成と同様に、ロータ室を囲みロータの破損時にそのエネルギーを吸収するプロテクタが用いられる。ここで、このプロテクタは、その変形が抑制され、かつ軽量、安価とすることができる。
図1は、この遠心機1の構成を示す断面図であり、図3に対応する。ここで、ロータ10、ボウル11、モータ12、回転軸12A、冷凍配管13、断熱層14、ドア15、フレーム16(フレーム側壁部16A、仕切板16B)、テーブル17、パッキン18、シールラバー19については、前記の遠心機200(図3)と同様に用いられる。ロータ10がロータ室20中に設けられることも同様である。
この遠心機1においても、ロータ室20を囲むようにロータ10が回転中に破損した場合においてもその破片の外部への飛散を抑制するためのプロテクタ30が用いられる。この遠心機1においては、このプロテクタ30の構造に特徴を有する。図2は、このプロテクタ30の構成を示す斜視図である。
このプロテクタ30は、前記のプロテクタ211と同様の円筒形状である側壁部30Aと、側壁部30Aの下端側の内面を内側から支持する円環形状の底板部(板部)30Bとの2つの部材で構成される。図1に示されるように、底板部30Bは、フレーム16(仕切板16B)上に設置され、その中央部に設けられた底板部開口30Cから回転軸12Aを含むモータ12の上部が上側に突出する。側壁部30Aは、仕切板16B上で断熱層14及び底板部30Bを囲む形態とされる。断熱層14の外周と側壁部30Aの内面とは接する必要はないが、側壁部30Aの下側の内面は底板部30Bと接し、底板部30Bによって支持される。側壁部30Aと底板部30Bは、共に機械的強度の高い鋼板で構成される。また、側壁部30Aと底板部30Bは異なる材質で構成されていてもよく、例えば、底板部30Bをアルミ合金やチタン合金構成することができる。この場合、鋼材で構成された場合と比べ、底板部30Bの厚みが増えても底板部30Bを軽量とすることができ、遠心機の軽量化をすることができ、かつ組立性も向上する。
図1の構成の遠心機1を組み立てる際には、まず、モータ12が設置された仕切板16Bの上に、底板部30Bを設置し。底板部30Bの上に断熱層14、ボウル11等を設置した上で、側壁部30Aが設置される。このため、側壁部30Aの内径は断熱層14の外径よりも僅かに大きく設定される。
前記の通り、ロータ10が回転時に破損した場合には、プロテクタ30(側壁部30A)の水平面内での断面形状が円形から楕円形に変形するが、これに対して、上記のプロテクタ30においては、底板部30Bが側壁部30Aの内面を支持するために、この変形が抑制される。特に、側壁部30Aが楕円形状に変形するような力が働いた場合には、底板部30Bが存在するために、その短径方向の変形が抑制され、これによってその長径方向の変形も抑制される。このため、側壁部30Aにおけるこの変形に対する耐性を図4に示された従来のプロテクタ211と同等とする場合には、側壁部30Aをより薄い材料で構成することができる。このため、プロテクタ30の外径を小さくすることができる。これにより、底板部30Bが用いられているにも関わらず、プロテクタ30全体を軽量とすることもできる。また、側壁部30Aは従来のプロテクタ210と同様に鋼管を用いて容易に製造することができ、底板部30Bは鋼板を用いて容易に製造することができる。このため、上記のプロテクタ30を安価に製造することができる。この際、側壁部30Aの厚さと底板部30Bの厚さは、それぞれ適宜設定することができる。
また、図1の構成において、固定具(ボルト等)を用いて、底板部30Bを仕切板16Bに安定して固定することができる。一方、側壁部30Aは、その下端部を底板部30Bに嵌合させることによって、図1の構成とすることができる。ロータ10が回転時に破損した場合には、側壁部30A(プロテクタ30)には、前記の通り、その径方向に大きな力が働くが、同時に、ロータ10の回転方向に沿った大きなトルクも働く。この場合において、側壁部30Aの円筒形状の内面を円形の底板部30Bの外面と嵌合させた上記の構成においては、側壁部30Aが回転することによって、この衝撃を緩和させることができる。
このため、大きな回転トルクが加わった場合には、底板部30Bも仕切板16Bに対して回転する構成とすることが更に好ましい。このためには、固定具の強度を調整し、遠心機の組み立て時や運搬時には底板部30Bが安定して仕切板16B上に固定されるが、大きなトルクが働いた場合には固定具が破損してこれによる固定が解除され、底板部30Bが回転する構成とすることができる。固定具を樹脂材料等の低強度の材料で構成することによって、こうした構成は可能である。固定具が破損しても、この場合にはボウル11や断熱層14等、大部分の部品も破損しており、その後でこれらを交換する作業が必要となるため、このために新たな作業を行う必要はない。
また、側壁部30Aと底板部30Bとが一体化されたプロテクタを用いることもできる。こうしたプロテクタは、底板部30Bを側壁部30Aに溶接する、あるいは側壁部30Aと底板部30Bとが一体成形することによって得られる。この場合には、プロテクタの機械的強度を更に高めることができる。この場合において図1の構成の遠心機1を製造する際には、仕切板16Bにプロテクタ30を設置してから、その内側に断熱層14、ボウル11等を設置する。あるいは、断熱層14、ボウル11等が一体化された構造としてもよい。この場合においても、固定具を用いて底板部(プロテクタ)を仕切板16Bに固定できること、固定具の機械的強度の設定によって衝撃時にプロテクタを回転させ衝撃を緩和することができることについては、上記と同様である。
なお、上記の構成において、側壁部は厳密な円筒形状である必要はなく、これに応じて底板部の形状も設定することができる。また、特に側壁部と底板部とが別体とされた場合においては、底板部の外周と側壁部の内周が全周にわたり接している必要はなく、側壁部の変形が抑制される限りにおいて、少なくとも複数箇所でこれらが接していればよい。ただし、円筒形状の側壁部30Aとこれに内接する円板(円環)形状の底板部30Bは特にその製造が容易であり、かつこれによって側壁部30A(プロテクタ30)の変形が抑制されるために、特に好ましい。
なお、上記の構成は、ロータを大気中で回転させるタイプの遠心機であったが、真空ポンプを使って減圧されたロータ室でロータを回転させるタイプの遠心機においても、上記の構成が有効であることは明らかである。
1、200…遠心機(遠心分離機)、10、201…ロータ、11、202…ボウル、12、203…モータ、12A、203A…回転軸、13、204…冷凍配管、14、205…断熱層、15、206…ドア、16、207…フレーム、16A、207A…フレーム側壁部(フレーム)、16B、207B…仕切板(フレーム)、17、208…テーブル、18、209…パッキン、19、210…シールラバー、20、220…ロータ室、30、211…プロテクタ、30A…側壁部(プロテクタ)、30B…底板部(板部:プロテクタ)、30C…底板部開口

Claims (6)

  1. 回転軸の回りで回転するロータが収容されたロータ室が、開閉動作が可能なドアによって前記回転軸方向の一方の側から封止され、前記ロータ室を前記回転軸の回りで囲むプロテクタを具備する遠心機であって、
    前記プロテクタは、前記ロータ室を囲む筒状の側壁部と、前記側壁部と別体として形成され前記側壁部の内面と内側から嵌合する外周面を具備し前記回転軸と交差する板状とされ前記ロータ室の下側に位置する板部と、を具備することを特徴とする遠心機。
  2. 前記プロテクタにおいて、前記内面は円筒形状であることを特徴とする請求項に記載の遠心機。
  3. 前記ロータ室と前記プロテクタとの間には断熱層が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠心機。
  4. 前記板部は、前記回転軸と交差する表面を具備し前記ロータ室の下側に設けられた仕切板における前記表面の上に載置されたことを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の遠心機。
  5. 前記板部は前記仕切板に固定具を用いて固定されたことを特徴とする請求項に記載の遠心機。
  6. 前記プロテクタに一定以上の回転トルクが加わると前記固定具による固定が解除される構成とされたことを特徴とする請求項に記載の遠心機。
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