JP6259362B2 - バンドプライ形成方法、及びバンドプライ形成装置 - Google Patents

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本発明は、被巻付け体の外周面に、バンドストリップを螺旋状に巻回しながら貼り付けることによりタイヤのバンドプライを形成する際のバンドコードの張力を均一化しうるバンドプライ形成方法、及びバンドプライ形成装置に関する。
ラジアル構造の空気入りタイヤでは、タイヤ回転時の遠心力により、トレッド部が半径方向外方に膨出する所謂リフティング現象が発生し、ベルト層の外端を起点とした剥離損傷を誘発させるなど高速耐久性に問題が生じる。そのため、ベルト層の外側に、バンドコードを螺旋状に巻回させたバンドプライを形成し、そのタガ効果によって前記リフティング現象を抑えることが行われている。
このようなバンドプライは、バンドコードが並列するコード配列体をトッピングゴムにより被覆したテープ状のバンドストリップからなり、このバンドストリップの一方の表面を、被巻付け体の外周面に、螺旋状に巻回しながら貼り付けることにより、バンドプライが形成される(例えば特許文献1参照。)。このとき、図7(A)に示すように、バンドストリップaは、送出しローラbにより、その表面が被巻付け体cの軸心方向となる横向き状態にて被巻付け体cに送り出される。なお前記送出しローラbには、図7(B)に示すように、バンドストリップaを横向きで案内するガイド溝eが凹設されている。
他方、バンドストリップaは、巻き付け効率を高めるために、巾10mm程度のものが使用される。そのため、例えば被巻付け体cの外周面が凸円弧状に湾曲している場合、バンドストリップa内においてバンドコード間に張力の不均一が発生し、タイヤの操縦安定性に悪影響を及ぼす。この張力の不均一は、バンドストリップaの巾が広いほど大きくなる。
そこで本発明者は、バンドストリップaとして巾5.0mm以下の巾狭ものを用いることを提案した。しかし前記巾狭のバンドストリップaを送出しローラbを用いて横向きに案内する場合、図8(A)、(B)に示すように、バンドストリップaがガイド溝eの溝壁面を乗り越えてガイド溝eから外れたり、溝壁面に当たって捻れや曲がりが発生し、安定かつ精度良くバンドストリップaを螺旋巻きすることが難しくなるという解決すべき新たな問題が発生する。なお図8(A)、(B)ではバンドコードは省略している。
特開2009−51417号公報
そこで発明は、巾5.0mm以下のバンドストリップを用いながらも、バンドストリップがガイド溝から外れたりガイド溝内で捻れや曲がりが発生するのを抑制でき、バンドコードの張力の均一化を図りながら、バンドプライを安定かつ精度良く形成しうるバンドプライ形成方法、及びバンドプライ形成装置を提供することを課題としている。
本願第1発明は、バンドコードが並列するコード配列体をトッピングゴムにより被覆したテープ状をなしかつ巾Wsが5.0mm以下のバンドストリップの一方の表面を、被巻付け体の外周面に、螺旋状に巻回しながら貼り付けることによりタイヤのバンドプライを形成するバンドプライ形成方法であって、
前記被巻付け体の軸心iと平行なX軸方向に横移動する送出しローラを用いてバンドストリップを横移動させながら、回転駆動される被巻付け体に送り出すことにより、バンドストリップを被巻付け体の外周面に螺旋状に巻回しながら貼り付ける貼り付け工程を含み、
前記送出しローラは、ローラ外周面に、周方向にのびる環状をなしバンドストリップを案内するガイド溝を具え、
かつ前記ガイド溝は、バンドストリップの両側の表面に沿う溝側面を有し、この溝側面間で、バンドストリップを、その表面が前記X軸方向と直交する縦向きにて案内するとともに、
バンドストリップは、前記送出しローラと被巻付け体との間で90度捻れることによりバンドストリップの一方の表面が被巻付け体の外周面に貼り付けられることを特徴としている。
本願第2発明は、バンドコードが並列するコード配列体をトッピングゴムにより被覆したテープ状をなしかつ巾Wsが5.0mm以下のバンドストリップの一方の表面を、回転駆動される被巻付け体の外周面に、螺旋状に巻回しながら貼り付けることによりタイヤのバンドプライを形成するバンドプライ形成装置であって、
前記被巻付け体の軸心iと平行なローラ軸心jを有しかつバンドストリップを前記被巻付け体に送り出す送出しローラを具える搬送手段と、
前記送出しローラを、前記軸心iと平行なX軸方向に横移動させる横移動手段とを含み、
前記送出しローラは、ローラ外周面に、周方向にのびる環状をなしバンドストリップを案内するガイド溝を具え、
かつ前記ガイド溝は、バンドストリップの両側の表面に沿う溝側面を有し、この溝側面間で、バンドストリップを、その表面が前記X軸方向と直交する縦向きにて案内するとともに、
バンドストリップは、前記送出しローラと被巻付け体との間で90度捻れることによりバンドストリップの一方の表面が被巻付け体の外周面に貼り付けられることを特徴としている。
本発明に係る前記バンドプライ形成方法、及びバンドプライ形成装置では、前記ガイド溝は、溝巾Wgがバンドストリップの厚さTsの1.2〜2.0倍、かつ溝深さHgがバンドストリップの巾Wsの0.8倍以上であることが好ましい。
本発明は叙上の如く、バンドストリップとして巾5.0mm以下の巾狭のものを使用する。従って、被巻付け体の外周面が凸円弧状に湾曲している場合などにも、バンドストリップ内におけるバンドコード間の張力差を減じて張力の均一化を図ることができる。
またバンドストリップを被巻付け体に送り出す送出しローラは、周方向にのびるガイド溝を具え、このガイド溝により、バンドストリップは、その表面がX軸方向(被巻付け体の軸心方向)と直交する縦向きにて案内される。従って、バンドストリップは、X軸方向に横移動する際、ガイド溝に追従して、厚さ方向に容易に屈曲変形しうる。そのためバンドストリップがガイド溝から外れたり、ガイド溝内で捻れや曲がりが発生するのを抑制できる。その結果、バンドストリップを安定かつ精度良く螺旋巻きでき、高品質のバンドプライを形成しうる。
本発明のバンドプライ形成方法を実施するバンドプライ形成装置の一実施例を概念的に示す平面図である。 バンドプライ形成装置の主要部を示す斜視図である。 その側面図である。 送出しローラの断面図である。 バンドストリップを示す斜視図である。 バンドプライ形成方法によって形成されたバンドプライを有する空気入りタイヤの一例を示す断面図である。 (A)は従来のバンドプライの形成方法を概念的に示す平面図、(B)は従来の送出しローラを示す側面図である。 (A)、(B)は、従来の送出しローラによる問題点の一つを示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図6は、本発明のバンドプライ形成方法によって形成されたバンドプライを有する空気入りタイヤ1を示す断面図である。図6に示すように、前記空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、トレッド部2の内方かつ前記カーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7と、前記ベルト層7の半径方向外側に配されるバンド層9とを具える。
前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して例えば75〜90゜の角度で配列した1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。このカーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間に跨るトロイド状のプライ本体部6aの両端に、前記ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返されるプライ折返し部6bを有する。前記プライ本体部6aとプライ折返し部6bとの間には、ビードコア5から半径方向外側に先細状にのびるビードエーペックスゴム8が配置される。
前記ベルト層7は、ベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば10〜35゜の角度で配列した1枚以上、本例では2枚のベルトプライ7Aから形成される。ベルト層7は、各ベルトコードがプライ間相互で交差することにより、ベルト剛性が高められ、トレッド部2の略全巾をタガ効果を有して強固に補強する。
前記バンド層9は、バンドコードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回させた1枚以上、本例では1枚のバンドプライ9Aから形成される。
この空気入りタイヤ1では、前記バンドプライ9A以外は、従来的なタイヤ形成方法によって形成することができる。従って、以下に、バンドプライ形成方法を、それを実施するバンドプライ形成装置10とともに説明する。
図1に示すように、バンドプライ形成装置10は、バンドストリップ30を被巻付け体11に送り出す送出しローラ12を具える搬送手段13と、前記送出しローラ12を、被巻付け体11の軸心iと平行なX軸方向に横移動させる横移動手段14とを含む。そして、バンドストリップ30の一方の表面Saを、被巻付け体11の外周面11Sに、螺旋状に巻回しながら貼り付けることによりバンドプライ9Aが形成される。
本明細書では、前記X軸方向と直交しかつ被巻付け体11に向く方向をY軸方向、及び前記X軸方向とY軸方向とに直交する方向をZ軸方向(図2に示す)と呼ぶ場合がある。本例の場合、前記X軸方向とY軸方向とが水平をなし、Z軸方向が垂直をなしている。
前記被巻付け体11は、本例では、トレッド形成ドラム11Aと、その外周面に貼り付けられる未加硫のベルトプライ7Aとから構成される。従って、ベルトプライ7Aの外周面が、前記被巻付け体11の外周面11Sをなし、この外周面11S上に未加硫のバンドプライ9Aが形成される。なお被巻付け体11は、ドラム駆動装置15により回転駆動される。
前記搬送手段13は、本例では、リール16からバンドストリップ30を巻き戻して被巻付け体11まで案内する複数の案内ローラ17を具える。この複数の案内ローラ17うち、搬送方向の最前端側に位置する案内ローラ17が送出しローラ12を構成する。本例では、リール16から前記送出しローラ12までの間、バンドストリップ30が縦向きの状態で搬送される場合が示される。
前記「縦向き」とは、バンドストリップ30の表面Saが、X軸方向と直交する向き、本例では垂直となる向きとして定義される。
前記送出しローラ12と、この送出しローラ12に上流側で隣り合う案内ローラ17aとの間において、バンドストリップ30が縦向きに搬送されるならば、前記案内ローラ17aよりも上流側では、バンドストリップ30が横向きで搬送されても良い。
前記バンドストリップ30は、図5に示すように、バンドコード31が並列するコード配列体をトッピングゴム32により被覆したテープ状をなし、その巾Wsは5.0mm以下に規制される。これにより、被巻付け体11の外周面11Sが、例えばトレッド輪郭形状と同様、凸円弧状に湾曲している場合などにおいても、バンドストリップ内におけるバンドコード31間の張力差を減じて張力の均一化を図ることができ、その結果、タイヤの操縦安定性を向上させることが可能となる。巾Wsが5.0mmを超えると、張力の均一化が十分達成されない。なお巾Wsの下限値は特に規制されないが、巻き付け効率の観点から3.0mm以上が好ましい。またバンドストリップ30の厚さTsは、使用するバンドコード31の太さにもよるが、従来のバンドコード31を使用する場合、0.7〜1.2mmが一般的である。
図2、3に示すように、横移動手段14は、X軸方向に横移動する横移動台18と、この横移動台18をX軸方向に駆動する駆動具19とを含む。なお横移動台18は、例えばフレームF上に敷設されかつX軸方向にのびる一対のレール20により、X軸方向に案内される。また本例の駆動具19は、前記レール20と平行なボールネジ軸19Aを有する。このボールネジ軸19Aは、前記フレームFに枢支されるとともに、その一端に接続されるモータ(図示しない)により回転駆動される。またボールネジ軸19Aは、前記横移動台18に設けるネジ孔18Aと螺合し、従って、横移動台18は、ボールネジ軸19Aの回転に応じてX軸方向に横行しうる。
次に前記送出しローラ12は、前記横移動台18に、ローラホルダ21を介して回転自在に支持される。この送出しローラ12は、前記軸心iと平行なローラ軸心jを有する。また送出しローラ12のローラ外周面には、周方向にのびる環状をなしバンドストリップ30を案内する巾狭のガイド溝22が配される。
図4に示すように、ガイド溝22は、バンドストリップ30の両側の表面Sa、Saに沿う溝側面22S、22Sを有する。そしてこの溝側面22S、22S間で、前記バンドストリップ30を縦向きで案内する。ガイド溝22の溝巾Wgは、前記バンドストリップ30の厚さTsの1.2〜2.0倍が好ましく、またガイド溝22の溝深さHgはバンドストリップ30の巾Wsの0.8倍以上が好ましい。
溝巾Wgが厚さTsの1.2倍を下回ると、バンドストリップ30との接触抵抗が大きくなって、トッピングゴム32の削れや剥がれを招く恐れが生じる。また溝巾Wgが厚さTsの2.0倍を超えると、ガイド溝22内でバンドストリップ30が位置ずれして、安定かつ精度良くバンドストリップ30を螺旋巻きすることが難しくなる。
また溝深さHgが巾Wsの0.8倍を下回ると、バンドストリップ30を縦向きに安定して案内することが難しくなり、バンドストリップ30に変形が生じて、安定かつ精度良くバンドストリップ30を螺旋巻きすることが難しくなる。なお溝深さHgの上限は、特に規制されないが、深過ぎると、ローラ強度の観点からローラ径を大きくする必要が生じ、コストの上昇を招く。そのため溝深さHgの上限は、巾Wsの1.5倍以下が好ましい。なお一般的には、前記溝巾Wgは1.0〜1.5mm程度であり、溝深さHgは4.0〜5.0mm程度である。
このようなバンドプライ形成装置10では、前記送出しローラ12を用いてバンドストリップ30を横移動させながら、回転駆動される被巻付け体11に送り出す。このとき、ガイド溝22により縦向きに案内されるバンドストリップ30は、送出しローラ12と被巻付け体11との間で90度捻られる。これにより、バンドストリップ30の一方の表面Saが被巻付け体11の外周面11Sと平行となり、バンドストリップ30を螺旋状に巻回しながら貼り付ける貼り付け工程が行われる。
本例では、横移動手段14により、搬送手段13のうちの送出しローラ12のみを横移動可能に支持している。しかし横移動手段14により、送出しローラ12を含む一部の案内ローラ17、或いは搬送手段13全体を横移動可能に支持することもできる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1〜4に示すバンドプライ形成装置を用い、バンドストリップを、被巻付け体の外周面に螺旋状に巻回することによりバンドプライを形成した。そして、そのときのバンドプライの形成精度を目視検査により、5点法で評価した。形成精度は、バンドストリップの傷、バンドストリップ間の間隔のバラツキなどを総合的に評価したものであり、点数が大なほど形成精度に優れている。
比較例として、図7(B)に示すように、送出しローラとして、バンドストリップを横向きで案内するガイド溝を設けたものを使用した。表1に記載以外は同仕様である。なお被巻付け体の回転速度は35rpmで同一である。
Figure 0006259362
表に示すように、実施例では、巾5.0mm以下のバンドストリップを用いながらも、バンドプライを安定かつ精度良く螺旋状に巻回できるのが確認できる。
9A バンドプライ
10 バンドプライ形成装置
11 被巻付け体
11S 外周面
12 送出しローラ
12S ローラ外周面
13 搬送手段
14 横移動手段
22 ガイド溝
22S 溝側面
30 バンドストリップ
31 バンドコード
31A コード配列体
32 トッピングゴム
Sa 表面
i 軸心i
j ローラ軸心

Claims (4)

  1. バンドコードが並列するコード配列体をトッピングゴムにより被覆したテープ状をなしかつ巾Wsが5.0mm以下のバンドストリップの一方の表面を、被巻付け体の外周面に、螺旋状に巻回しながら貼り付けることによりタイヤのバンドプライを形成するバンドプライ形成方法であって、
    前記被巻付け体の軸心iと平行なX軸方向に横移動する送出しローラを用いてバンドストリップを横移動させながら、回転駆動される被巻付け体に送り出すことにより、バンドストリップを被巻付け体の外周面に螺旋状に巻回しながら貼り付ける貼り付け工程を含み、
    前記送出しローラは、ローラ外周面に、周方向にのびる環状をなしバンドストリップを案内するガイド溝を具え、
    かつ前記ガイド溝は、バンドストリップの両側の表面に沿う溝側面を有し、この溝側面間で、バンドストリップを、その表面が前記X軸方向と直交する縦向きにて案内するとともに、
    バンドストリップは、前記送出しローラと被巻付け体との間で90度捻れることによりバンドストリップの一方の表面が被巻付け体の外周面に貼り付けられることを特徴とするバンドプライ形成方法。
  2. 前記ガイド溝は、溝巾Wgがバンドストリップの厚さTsの1.2〜2.0倍、かつ溝深さHgがバンドストリップの巾Wsの0.8倍以上であることを特徴とする請求項1記載のバンドプライ形成方法。
  3. バンドコードが並列するコード配列体をトッピングゴムにより被覆したテープ状をなしかつ巾Wsが5.0mm以下のバンドストリップの一方の表面を、回転駆動される被巻付け体の外周面に、螺旋状に巻回しながら貼り付けることによりタイヤのバンドプライを形成するバンドプライ形成装置であって、
    前記被巻付け体の軸心iと平行なローラ軸心jを有しかつバンドストリップを前記被巻付け体に送り出す送出しローラを具える搬送手段と、
    前記送出しローラを、前記軸心iと平行なX軸方向に横移動させる横移動手段とを含み、
    前記送出しローラは、ローラ外周面に、周方向にのびる環状をなしバンドストリップを案内するガイド溝を具え、
    かつ前記ガイド溝は、バンドストリップの両側の表面に沿う溝側面を有し、この溝側面間で、バンドストリップを、その表面が前記X軸方向と直交する縦向きにて案内するとともに、
    バンドストリップは、前記送出しローラと被巻付け体との間で90度捻れることによりバンドストリップの一方の表面が被巻付け体の外周面に貼り付けられることを特徴とするバンドプライ形成装置。
  4. 前記ガイド溝は、溝巾Wgがバンドストリップの厚さTsの1.2〜2.0倍、かつ溝深さHgがバンドストリップの巾Wsの0.8倍以上であることを特徴とする請求項3記載のバンドプライ形成装置。
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