JP6259236B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators
    • H02P6/16Circuit arrangements for detecting position

Description

本発明は、3相ブラシレスDCモータを駆動するモータ駆動装置に関する。
モータ駆動装置のロジック部は、その回路規模が大きいほど多くの電力を消費する。なお、特許文献1には、モータの運転停止時にロジック部への電力供給を遮断することで、ロジック部の待機電力を削減するブラシレスモータ駆動装置が開示されている。
国際公開WO2011−099262号公報
しかしながら、モータの運転停止時にロジック部への電力供給を遮断すると、ロジック部が全く動作しない状態となるので、モータの通電制御は元より、モータの回転数検出信号を生成することもできなくなる。そのため、例えば、空気調和機の室外ファンが運転停止中に風を受けて回転していたとしても、これを把握することができなくなってしまう。
本発明は、本願の発明者により見出された上記の問題点に鑑み、モータの回転を監視しつつ待機電力を低減することのできるモータ駆動装置を提供することを目的とする。
本発明に係るモータ駆動装置は、クロック信号を生成するクロック発振器と、前記クロック信号の入力を受けて3相ブラシレスDCモータの通電制御と回転数検出信号の生成処理を行うロジック部と、を有し、前記クロック発振器は、前記3相ブラシレスDCモータの目標回転数を設定するために入力される回転数指令信号に応じて前記クロック信号の発振周波数を切り替える構成(第1の構成)とされている。
なお、第1の構成から成るモータ駆動装置において、前記クロック発振器は、前記回転数指令信号がモータ運転時の信号値であるときに前記クロック信号の発振周波数を第1発振周波数として、前記回転数指令信号がモータ停止時の信号値であるときに前記クロック信号の発振周波数を前記第1発振周波数よりも低い第2発振周波数とする構成(第2の構成)にするとよい。
また、第2の構成から成るモータ駆動装置において、前記クロック発振器は、前記回転数指令信号として入力される回転数指令電圧と所定の閾値電圧との比較結果に応じて前記クロック信号の発振周波数を切り替える構成(第3の構成)にするとよい。
また、第3の構成から成るモータ駆動装置において、前記クロック発振器は、マスタクロック信号を生成するマスタクロック発振回路と、前記マスタクロック信号を分周して分周クロック信号を生成する分周回路と、切替信号に応じて前記マスタクロック信号と前記分周クロック信号の一方を前記クロック信号として選択出力する選択回路と、前記回転数指令電圧と前記閾値電圧とを比較して前記切替信号を生成する比較回路とを含む構成(第4の構成)にするとよい。
また、第3または第4の構成から成るモータ駆動装置は、所定周波数の三角波電圧を生成する三角波発振器と、前記回転数指令電圧と前記三角波電圧を比較してPWM[pulse width modulation]信号を生成するPWMコンパレータとをさらに有し、前記ロジック部は、前記PWM信号に応じて前記3相ブラシレスDCモータの回転数制御を行う構成(第5の構成)にするとよい。
また、第1〜第5いずれかの構成から成るモータ駆動装置は、前記3相ブラシレスDCモータのロータ位置に応じた位置信号を生成する位置信号生成部をさらに有し、前記ロジック部は、前記位置信号に応じて前記3相ブラシレスDCモータの励磁相切替制御と前記回転数検出信号の生成処理を行う構成(第6の構成)にするとよい。
また、第6の構成から成るモータ駆動装置において、前記位置信号生成部は、ホールセンサまたはホールICからホール信号の入力を受けて前記位置信号を生成する構成(第7の構成)にするとよい。
もしくは、第6の構成から成るモータ駆動装置において、前記位置信号生成部は、モータコイルに生じる誘起電圧を監視して前記位置信号を生成する構成(第8の構成)にしてもよい。
また、本発明に係る電気機器は、3相ブラシレスDCモータと、前記3相ブラシレスDCモータを駆動する第1〜第8いずれかの構成から成るモータ駆動装置と、前記モータ駆動装置で生成される回転数検出信号を監視するマイコンと、を有する構成(第9の構成)とされている。
なお、第9の構成から成る電気機器において、前記3相ブラシレスDCモータは、ファンを回転させるためのファンモータである構成(第10の構成)にするとよい。
本発明に係るモータ駆動装置によれば、モータの回転を監視しつつ待機電力を低減することが可能となる。
電気機器の全体構成を示すブロック図 モータ2の内部構造を示す模式図 モータ駆動装置1の一動作例を示すタイムチャート クロック発振器60の一構成例を示すブロック図 回転数指令電圧Vspと出力デューティDsp及び切替信号SWとの相関図 発振周波数fと消費電流IDDとの相関図 周波数切替と回転数検出精度との相関を説明するためのタイムチャート 空気調和機の一構成例を示す外観図
<全体構成>
図1は、モータ駆動装置を備えた電気機器の全体構成を示すブロック図である。本構成例の電気機器Xは、モータ駆動装置1と、3相ブラシレスDCモータ2(以下、モータ2と略称する)と、ホールセンサ3と、マイコン4と、を有する。
モータ駆動装置1は、モータ2を駆動する主体であり、第1電源電圧VCC(例えば10〜18V)の供給を受けて動作するコントローラIC1Aと、第1電源電圧VCC及び第2電源電圧VDC(例えば140〜280V)の供給を受けて動作するドライバIC1Bを含む。コントローラIC1Aには、位置信号生成部10、ロジック部20、定電圧生成部30、PWMコンパレータ40、三角波発振器50、及び、クロック発振器60が集積化されている。一方、ドライバIC1Bには、スイッチ駆動部70とパワースイッチ部80が集積化されている。
なお、コントローラIC1Aには、上記構成要素のほか、不図示の出力保護回路(過電流/過熱/低電圧/モータ拘束/外部異常)なども集積化されているが、ここでは詳細な説明を割愛する。
また、コントローラIC1AとドライバIC1Bとの切り分けについては、何ら本構成に限定されるものではなく、例えば、スイッチ駆動部70をコントローラIC1Aに集積化してもよいし、若しくは、パワースイッチ部80をディスクリート部品で形成してもよい。また、コントローラIC1AとドライバIC1Bを単一のパッケージに集約化することも可能である。
位置信号生成部10は、モータ2のロータ位置に応じた矩形波状の位置信号(HU、HV、HW)を生成する回路であり、モータ2の各相(U相、V相、W相)毎に一つずつ設けられたヒステリシス付きのホールコンパレータ10U、10V、10Wを含む。ホールコンパレータ10U、10V、10Wは、各相のホールセンサ3U、3V、3Wから各々入力される正負極性のホール信号(HU+/HU−、HV+/HV−、HW+/HW−)を各々比較することにより、先に述べた位置信号(HU、HV、HW)を生成する。
ロジック部20は、クロック信号CLKの入力を受けて動作する論理回路である。ロジック部20は、位置信号(HU、HV、HW)に応じて適切な励磁相切替タイミングでモータ2の通電制御を行うように各相の通電制御信号(uh/ul、vh/vl、wh/wl)を生成する。また、ロジック部20は、位置信号(HU、HV、HW)から回転数検出信号FG(モータ2の回転数に応じて周波数が変動するFG[frequency generator]信号)を生成してマイコン4に送出する。また、ロジック部20は、モータ2の回転数が所望の目標回転数となるように、PWM信号SPに応じて通電制御信号(uh/ul、vh/vl、wh/wl)のチョッピング駆動を行う。なお、ロジック部20は、上記機能のほか、不図示の外部信号に応じて、回転数検出信号FGの出力パルス数(4パルス(1相のみ)/12パルス(3相合成))を切り替える機能、モータ2の回転方向(正転/逆転)を切り替える機能、及び、通電制御信号(uh/ul、vh/vl、wh/wl)の位相制御(進角制御)を行う機能なども備えている。
定電圧生成部30は、第1電源電圧VCCから定電圧VREG(例えば5V)を生成してコントローラIC1Aの各部(ロジック部20など)に供給する。
PWMコンパレータ40は、非反転入力端(+)に印加される回転数指令電圧Vspと反転入力端(−)に印加される三角波電圧Vtrを比較してPWM信号SPを生成する。PWM信号SPは、回転数指令電圧Vspが三角波電圧Vtrより高いときにハイレベルとなり、回転数指令電圧Vspが三角波電圧Vtrより低いときにローレベルとなる。従って、回転数指令電圧Vspが高いほど、出力デューティDsp(=PWM信号SPの一周期に占めるハイレベル期間の割合)が高くなる。
三角波発振器50は、所定周波数(例えば16〜20kHz)の三角波電圧Vtrを生成する。なお、三角波電圧Vtrの発振周波数は、外付け抵抗を用いて任意に調整することが可能である。
クロック発振器60は、発振周波数fのクロック信号CLKを生成してロジック部20に出力する。特に、クロック発振器60は、モータ2の目標回転数を設定するために入力される回転数指令電圧Vsp(回転数指令信号に相当)に応じてクロック信号CLKの発振周波数fを切り替える機能を備えている。なお、クロック発振器60の内部構成及び動作については後ほど詳述する。
スイッチ駆動部70は、第1電源電圧VCCと第2電源電圧VDCの供給を受けて動作し、通電制御信号(uh/ul、vh/vl、wh/wl)に所定の信号処理(レベルシフト処理、波形整形処理、及び、同時オン防止処理など)を施すことにより、各相のスイッチ駆動信号(UH/UL、VH/VL、WH/WL)を生成してパワースイッチ部80に出力する。
パワースイッチ部80は、スイッチ駆動信号(UH/UL、VH/VL、WH/WL)に応じて各相の通電信号(U、V、W)を生成する出力段であり、パワートランジスタ81〜86(MOSFET[metal oxide semiconductor field effect transistor]やIGBT[insulated gate bipolar transistor]など)を含む。上側パワートランジスタ81、83、85のドレインは、いずれも、第2電源電圧VDCの印加端に接続されている。上側パワートランジスタ81、83、85のソース及びバックゲートと、下側パワートランジスタ82、84、86のドレインは、それぞれモータ2の各相端子に接続されている。下側パワートランジスタ82、84、86のソース及びバックゲートは、いずれも接地端に接続されている。なお、本構成例では、全てのパワートランジスタ81〜86としてNチャネル型を用いているが、上側パワートランジスタ81、83、85としてはPチャネル型を用いることも可能である。この場合には、不図示のブートストラップ回路を省略することができる。
モータ2は、図2で示すように、4極の永久磁石を有するロータ2Rと、各々にコイルが巻き回された3スロットのステータ2U、2V、2Wを含む構造とされている。なお、極数とスロット数との組み合わせは、4極3スロットに限定されるものではなく、他の組み合わせ(2極3スロットや4極6スロットなど)を採用することも可能である。
ホールセンサ3は、図2で示すように、各相のステータ2U、2V、2Wに対して電気角で同位相となる位置に各々設けられた各相のホールセンサ3U、3V、3Wを含み、ロータ2Rの磁界を検出してアナログ電圧信号(ホール信号)を生成する。なお、ホールセンサ3に代えて矩形波信号を生成するホールICを用いても構わない。この場合、コントローラIC1Aのホールコンパレータ10U、10V、10Wを省略することもできる。ただし、ホールセンサとホールICいずれの外部接続にも対応するためには、コントローラ1Aにホールコンパレータ10U、10V、10Wを設けておくことが望ましい。
マイコン4は、コントローラIC1Aで生成された回転数検出信号FGを監視することにより、モータ2の回転状態を把握する。
<通電制御>
図3は、モータ駆動装置1の一動作例(120°矩形波通電時)を示すタイムチャートであり、紙面の上から順に、ホール信号(HU+/HU−、HV+/HV−、HW+/HW−)、位置信号(HU、HV、HW)、スイッチ駆動信号(UH/UL、VH/VL、WH/WL)、及び、回転数検出信号FGが描写されている。
電気角0°〜60°(フェイズ(1))では、スイッチ駆動信号VH及びULがハイレベルとされ、スイッチ駆動信号UH、WH、VL、WLがローレベルとされるので、パワートランジスタ82及び83がオンとなり、パワートランジスタ81及び84〜86がオフとなる。その結果、モータ2にはV相端子からU相端子に向けて駆動電流が流れる。このとき、位置信号HU及びHWはハイレベルとなり、位置信号HVはローレベルとなる。また、回転数検出信号FGはハイレベルとなる。
電気角60°〜120°(フェイズ(2))では、スイッチ駆動信号WH及びULがハイレベルとされ、スイッチ駆動信号UH、VH、VL、WLがローレベルとされるので、パワートランジスタ82及び85がオンとなり、パワートランジスタ81、83、84、86がオフとなる。その結果、モータ2にはW相端子とU相端子に向けて駆動電流が流れる。このとき、位置信号HUはハイレベルとなり、位置信号HV及びHWはローレベルとなる。また、回転数検出信号FGはローレベルとなる。
電気角120°〜180°(フェイズ(3))では、スイッチ駆動信号WH及びVLがハイレベルとされて、スイッチ駆動信号UH、VH、UL、WLがローレベルとされるので、パワートランジスタ84及び85がオンとなり、パワートランジスタ81〜83及び86がオフとなる。その結果、モータ2にはW相端子とV相端子に向けて駆動電流が流れる。このとき、位置信号HU及びHVはハイレベルとなり、位置信号HWはローレベルとなる。また、回転数検出信号FGはハイレベルとなる。
電気角180°〜240°(フェイズ(4))では、スイッチ駆動信号UH及びVLがハイレベルとされて、スイッチ駆動信号VH、WH、UL、WLがローレベルとされるので、パワートランジスタ81及び84がオンとなり、パワートランジスタ82、83、85、86がオフとなる。その結果、モータ2にはU相端子からV相端子に向けて駆動電流が流れる。このとき、位置信号HVはハイレベルとなり、位置信号HU及びHWはローレベルとなる。また、回転数検出信号FGはローレベルとなる。
電気角240°〜300°(フェイズ(5))では、スイッチ駆動信号UH及びWLがハイレベルとされて、スイッチ駆動信号VH、WH、UL、VLがローレベルとされるので、パワートランジスタ81及び86がオンとなり、パワートランジスタ82〜85がオフとなる。その結果、モータ2にはU相端子からW相端子に向けて駆動電流が流れる。このとき、位置信号HV及びHWはハイレベルとなり、位置信号HUはローレベルとなる。また、回転数検出信号FGはハイレベルとなる。
電気角300°〜360°(フェイズ(6))では、スイッチ駆動信号VH及びWLがハイレベルとされて、スイッチ駆動信号UH、WH、UL、VLがローレベルとされるので、パワートランジスタ83及び86がオンとなり、パワートランジスタ81、82、84、85がオフとなる。その結果、モータ2にはV相端子からW相端子に向けて駆動電流が流れる。このとき、位置信号HWはハイレベルとなり、位置信号HU及びHVはローレベルとなる。また、回転数検出信号FGはローレベルとなる。
なお、図3では、図示を簡単とすべく、スイッチ駆動信号(UH/UL、VH/VL、WH/WL)のチョッピング駆動については、その描写が省略されている。
また、モータ駆動制御方式は、上記の120°通電方式に限定されるものではなく、180°通電方式や150°通電方式などを採用することも可能である。例えば、モータ2の起動時に120°矩形波通電を行い、モータ2の回転数が十分に高くなると180°正弦波通電に切り替えるように、モータ駆動制御方式を自動的に切り替えてもよい。このような構成であれば、モータ2の定常運転時における静音性を高めることが可能となる。
<クロック発振器>
図4は、クロック発振器60の一構成例を示すブロック図である。本構成例のクロック発振器60は、マスタクロック発振回路61と、分周回路62と、選択回路63と、比較回路64を含む。
マスタクロック発振回路61は、第1発振周波数f1(例えば8MHz)のマスタクロック信号CLK1を生成する。
分周回路62は、マスタクロック信号CLK1を分周比n(例えば1/16)で分周して第2発振周波数f2(例えば500kHz)の分周クロック信号CLK2を生成する。
選択回路63は、切替信号SWに応じてマスタクロック信号CLK1と分周クロック信号CLK2の一方をクロック信号CLKとして選択出力する。より具体的に述べると、選択回路63は、切替信号SWがハイレベルであるときにマスタクロック信号CLK1をクロック信号CLKとして選択出力し、切替信号SWがローレベルであるときに分周クロック信号CLK2をクロック信号CLKとして選択出力する。
比較回路64は、非反転入力端(+)に印加される回転数指令電圧Vspと、反転入力端(−)に印加される閾値電圧Vthとを比較して切替信号SWを生成する。切替信号SWは、回転数指令電圧Vspが閾値電圧Vthよりも高いときにハイレベルとなり、回転数指令電圧Vspが閾値電圧Vthよりも低いときにローレベルとなる。
このように、クロック発振器60は、回転数指令信号として入力される回転数指令電圧Vspと所定の閾値電圧Vthとの比較結果に応じてクロック信号CLKの発振周波数fを切り替える機能を備えている。
図5は、回転数指令電圧Vspと出力デューティDsp及び切替信号SWとの相関図である。回転数指令電圧Vsp(例えば可変範囲−0.3V〜20V)が最小デューティ電圧VspL(例えば2.1V)よりも低い電圧値に設定されると、出力デューティDspが0%となり、モータ2が停止状態となる。一方、回転数指令電圧Vspが最小デューティ電圧VspLから最大デューティ電圧VspH(例えば5.4V)までの電圧範囲内に設定されると、出力デューティDspが最小デューティMIN(例えば1.8%)から最大デューティMAX(例えば100%)までのデューティ範囲内でリニア可変されて、モータ2が運転状態となる。なお、回転数指令電圧Vspが最大デューティ電圧VspHよりも高い電圧値に設定された場合であっても、出力デューティDspは最大デューティMAXに維持される。
また、回転数指令電圧Vspが閾値電圧Vthよりも高いときには、切替信号SWがハイレベルとなり、クロック信号CLKとしてマスタクロック信号CLK1が選択出力される。すなわち、回転数指令電圧Vspが閾値電圧Vthよりも高いときには、クロック信号CLKの発振周波数fが第1発振周波数f1に設定される。一方、回転数指令電圧Vspが閾値電圧Vthよりも低いときには、切替信号SWがローレベルとなり、クロック信号CLKとして分周クロック信号CLK2が選択出力される。すなわち、回転数指令電圧Vspが閾値電圧Vthよりも低いときには、クロック信号CLKの発振周波数fが第2発振周波数f2に設定される。
なお、閾値電圧Vthは最小デューティ電圧VspLよりも低い電圧値に設定されている。このような閾値設定を行うことにより、クロック発振器60は、回転数指令電圧Vspがモータ運転時の電圧値(Vsp≧VspL)であるときにクロック信号CLKの発振周波数fを第1発振周波数f1とし、回転数指令電圧Vspがモータ停止時の電圧値(Vsp=0V)であるときにクロック信号CLKの発振周波数fを第1発振周波数f1よりも低い第2発振周波数f2とする。
図6は、発振周波数fと消費電流IDDとの相関図である。なお、図中の菱形マークはロジック部20の回路規模(ゲート数またはフリップフロップ数)が比較的小さいAチップの消費電流IDDを示しており、図中の四角マークはロジック部20の回路規模が比較的大きいBチップの消費電流IDDを示している。
本図で示したように、クロック信号CLKの発振周波数fを下げるほど、ロジック部20の駆動電流IDDを削減し得ることが分かる。従って、モータ2の運転停止時にクロック信号CLKの発振周波数fを引き下げれば、ロジック部20の動作を止めることなく、駆動電流IDD(延いてはモータ駆動装置1の待機電力)を削減することが可能となる。
特に、モータ2の通電制御時に複雑な信号処理が必要である場合(例えばモータ2を正弦波駆動する場合)には、ロジック部20の回路規模が大きくなるので、発振周波数fの引き下げに伴う消費電流IDDの削減効果が顕著となる(図中の四角マークを参照)。
なお、ロジック部20の消費電流IDDを削減する別の手法としては、ロジック部20の低電圧駆動化が考えられる。しかしながら、ロジック部20の低電圧駆動化を実現するためには、コントローラIC1Aの微細プロセス化が必要となるので、コストアップに繋がる。一方、クロック信号CLKの発振周波数fを引き下げる手法であれば、コストアップを招くことなく、ロジック部20の消費電流IDDを削減することが可能となる。
図7は周波数切替と回転数検出精度との相関を説明するためのタイムチャートであり、紙面の上から順に、位置信号(HU、HV、HW)、マスタクロック信号CLK1、マスタクロック信号CLK1の選択出力時に生成される回転数検出信号FG、分周クロック信号CLK2、及び、分周クロック信号CLK2の選択出力時に生成される回転数検出信号FGが描写されている。
本図から分かるように、クロック信号CLKとして低速の分周クロック信号CLK2が選択出力された場合には、高速のマスタクロック信号CLK1が選択出力された場合と比べて位置信号(HU、HV、HW)のラッチタイミングがばらつくので、回転数検出信号FGのジッタが増大する。ただし、回転数検出信号FGのパルス周波数については、マスタクロック信号CLK1と分周クロック信号CLK2のいずれが選択出力された場合でもほぼ不変である。従って、モータ2の運転停止時にクロック信号CLKの発振周波数fを引き下げても、ロジック部20における回転数検出信号FGの生成処理に支障を来たすことはなく、マイコン4でモータ2の回転数を常時監視することは十分に可能である。
<空気調和機>
図8は、空気調和機の一構成例を示す外観図である。本構成例の空気調和機Yは、モータ駆動装置1が搭載される電気機器X(図1を参照)の一例を具体的に示すものであり、室内機Y1と、室外機Y2と、これらを連結する配管Y3と、を有する。なお、室内機Y1は、蒸発器や室内ファンを内蔵しており、室外機Y2は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び、室外ファンを内蔵している。
空気調和機Yの冷房運転時には、まず、室外機Y2の圧縮機で冷媒を圧縮して高温高圧の気体とした後、室外機Y2の凝縮器で放熱して冷媒を液化させる。その際、放熱を促すために室外ファンを回して凝縮器に風が当てられるので、室外機Y2からは熱風が吹き出す。次に、液化された冷媒を室外機Y2の膨張弁で減圧して低温低圧の液体とした後、配管Y3を介して室内機Y1に送り、室内機Y1の蒸発器で気化させる。その際、蒸発器は冷媒の気化熱によって低温となるので、室内ファンを回して蒸発器に風を当てることにより、室内機Y1から室内に向けて冷風が送り出される。気化された冷媒は、再び配管Y3を介して室外機Y2に送られた後、上記と同様の熱交換処理が繰り返される。
なお、空気調和機Yの暖房運転時には、冷媒の循環方向が逆となり、室内機Y1の蒸発器と室外機Y2の凝縮器の役割が入れ替わるものの、基本的には上記と同様の熱交換処理が行われる。
本構成例の空気調和機Yにおいて、先述のモータ駆動装置1は、室外ファンや室内ファンを回転させるファンモータの駆動手段として好適に利用することができる。先に説明したように、モータ駆動装置1は、モータ2の運転停止時にクロック信号CLKの発振周波数fを引き下げることにより、ロジック部20の動作(回転数検出信号FGの生成処理)を止めることなく、その消費電流IDDを大幅に削減することができる。
従って、モータ駆動装置1をファンモータの駆動手段として用いれば、ファンモータの回転状態を常時監視しつつ空気調和機Yの待機電力を低減することが可能となる。特に、屋外に設置される室外ファンは、ファンモータの運転停止時でも風を受けて回転する場合があるので、その回転状態をシステム側で常に把握しておくことは非常に重要である。
<その他の変形例>
なお、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。例えば、ロータ位置検出手法については、ホールセンサやホールICを用いる手法以外にも、モータコイルに生じる誘起電圧を監視する手法が考えられる。また、回転数指令信号としては、アナログ電圧信号以外にも、PWM信号やデジタル信号を受け付けることができる。
このように、上記の実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、家電製品(空気調和機、空気清浄機、給湯ポンプ、食洗機、及び、洗濯機など)やOA[office automation]機器のモータ駆動装置に利用することが可能である。
1 モータ駆動装置
1A コントローラIC
1B ドライバIC
2 モータ(3相ブラシレスDCモータ)
2R ロータ
2U、2V、2W ステータ
3、3U、3V、3W ホールセンサ
4 マイコン
10 位置信号生成部
10U、10V、10W ホールコンパレータ
20 ロジック部
30 定電圧生成部
40 PWMコンパレータ
50 三角波発振器
60 クロック発振器
61 マスタクロック発振回路
62 分周回路
63 選択回路
64 比較回路
70 スイッチ駆動部
80 パワースイッチ部
81〜86 パワートランジスタ
X 電気機器
Y 空気調和機
Y1 室内機
Y2 室外機
Y3 配管

Claims (7)

  1. クロック信号を生成するクロック発振器と、
    前記クロック信号の入力を受けて3相ブラシレスDCモータの通電制御と回転数検出信号の生成処理を行うとともにPWM[pulse width modulation]信号に応じて前記3相ブラシレスDCモータの回転数制御を行うロジック部と、
    所定周波数の三角波電圧を生成する三角波発振器と、
    前記3相ブラシレスDCモータの目標回転数を設定するために入力される回転数指令電圧と前記三角波電圧とを比較して前記PWM信号を生成するPWMコンパレータと、
    を有し、
    前記クロック発振器は、前記回転数指令電圧と所定の閾値電圧との比較結果に応じて前記クロック信号の発振周波数を切り替えるものであって、前記回転数指令電圧が前記閾値電圧よりも高いときに前記クロック信号の発振周波数を第1発振周波数として、前記回転数指令電圧が前記閾値電圧よりも低いときに前記クロック信号の発振周波数を前記第1発振周波数よりも低い第2発振周波数とし、
    前記回転数指令電圧が最小デューティ電圧よりも低い電圧値に設定されると前記PWMコンパレータの出力デューティが0%となり、
    前記閾値電圧は、前記最小デューティ電圧よりも低い電圧値に設定されている、
    ことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記クロック発振器は、
    マスタクロック信号を生成するマスタクロック発振回路と、
    前記マスタクロック信号を分周して分周クロック信号を生成する分周回路と、
    切替信号に応じて前記マスタクロック信号と前記分周クロック信号の一方を前記クロック信号として選択出力する選択回路と、
    前記回転数指令電圧と前記閾値電圧とを比較して前記切替信号を生成する比較回路と、
    を含むことを特徴とする請求項に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記3相ブラシレスDCモータのロータ位置に応じた位置信号を生成する位置信号生成部をさらに有し、
    前記ロジック部は、前記位置信号に応じて前記3相ブラシレスDCモータの励磁相切替制御と前記回転数検出信号の生成処理を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記位置信号生成部は、ホールセンサまたはホールICからホール信号の入力を受けて前記位置信号を生成することを特徴とする請求項に記載のモータ駆動装置。
  5. 前記位置信号生成部は、モータコイルに生じる誘起電圧を監視して前記位置信号を生成することを特徴とする請求項に記載のモータ駆動装置。
  6. 3相ブラシレスDCモータと、
    前記3相ブラシレスDCモータを駆動する請求項1〜請求項のいずれか一項に記載のモータ駆動装置と、
    前記モータ駆動装置で生成される回転数検出信号を監視するマイコンと、
    を有することを特徴とする電気機器。
  7. 前記3相ブラシレスDCモータは、ファンを回転させるためのファンモータであることを特徴とする請求項に記載の電気機器。
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