JP6258682B2 - ワイヤロープテンション治具 - Google Patents
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Description
る同一形状のブラケットであることが好ましい。
この場合には、ワイヤロープを4つ以上の方向から軸中心に向けて均等に押圧する構造として、スライドプレートの個数が最も少なくなる。そして、各スライドプレートが同一形状であると共に、第1ブラケットと第2ブラケットが同一形状であるため、ワイヤロープテンション治具として最も簡易な構造である。
この場合には、各スライドプレートが樹脂製であり且つ挿通孔が円形状であるため、ワイヤロープが各スライドプレートの各内側縁部に対してスライドする際に、ワイヤロープが傷付き難い。
この場合には、ワイヤロープがワイヤロープテンション治具によってテンションを付与される際に、撚りの長さより長い距離で押圧される。即ち、ワイヤロープの長手方向のうち比較的長い距離でテンションが付与されて、比較的短い距離でテンションが局所的に付与されない。これにより、テンションが付与される際のワイヤロープの摩耗量を減らすことができて、ワイヤロープの寿命を延ばすことができる。
下側ピース31が設けられている。また、下側ブラケット30の両端部分が上下方向に延びていて、それら両端部分に水平方向に延びる水平連結部32,33が設けられている。
本実施形態のワイヤロープテンション治具10によれば、図2に示すように、先ず、上側ピース21及び下側ピース31にシャックル80U,80Dを介して取付けられたワイヤ4a,4bを、油圧ショベル3のバケット3aに連結する。そして、ワイヤロープ1の一端側を第1ウインチドラム2aに巻き付け、ワイヤロープ1の他端側をワイヤロープテンション治具10の挿通孔10aを貫通させて、水平連結部22,23,32,33を各連結ボルト70によって規定の締付トルクで連結する。なお、規定の締付トルクは、ワイヤロープ1が挿通孔10aから送り出される際にワイヤロープ1に撚り詰りが発生しないように、予め最適に設定されている。
ロープテンション治具110に比べて、小さく且つ簡易な構造である。従って、図2に示すように、アースドリル2が掘削作業を行う作業現場において、十分なスペースが無い状況でも、ワイヤロープテンション治具10を容易に用いることができる。
例えば、本実施形態において、ワイヤロープ1の周方向に4つのスライドプレート41,42,43,44を均等に配置したが、ワイヤロープ1の周方向に6つ以上の偶数個のスライドプレートを均等に配置しても良い。
また、本実施形態において、各スライドプレート41,42,43,44の各内側縁部41b,42b,43b,44bが曲面状になっているが、平面状であっても良い。また、各スライドプレート41,42,43,44は、ナイロン以外の樹脂製の素材で構成されていても良い。
また、本実施形態において、ワイヤロープテンション治具10に作用する反力を受承するために、ワイヤ4a,4bを油圧ショベル3のバケット3aに連結したが、ワイヤ4a,4bを地面に固定させても良い。
2 アースドリル
2a 第1ウインチドラム
3 油圧ショベル
10 ワイヤロープテンション治具
10a 挿通孔
20 上側ブラケット
20a 内側面
21 上側ピース
30 下側ブラケット
30a 内側面
31 下側ピース
41,42,43,44 スライドプレート
41a,42a,43a,44a 外側縁部
41b,42b,43b,44b 内側縁部
50U,50D 前側プレート
60U,60D 後側プレート
70 連結ボルト
80U,80D シャックル
Claims (4)
- 建設機械のウインチドラムに巻き取られるワイヤロープにテンションを付与するワイヤロープテンション治具において、
前記ワイヤロープの周方向に4つ以上の偶数個に均等に配置されて且つそれぞれ周方向に離間している各スライドプレートを備え、
前記各スライドプレートの径内方向側の各内側縁部によって前記ワイヤロープの径より僅かに大きい挿通孔が形成されていて、
前記挿通孔の一方側の半分を形成している各スライドプレートのうち、二つ以上の前記スライドプレートを覆う第1ブラケットと、前記挿通孔の他方側の半分を形成している各スライドプレートのうち、二つ以上の前記スライドプレートを覆う第2ブラケットとを備え、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットを固定物に連結する反力受け部が設けられていて、
前記ワイヤロープの径方向に対向する一対のスライドプレートは、前記ワイヤロープの軸中心に対して対称的な形状で、それぞれの径外方向側の外側縁部が前記第1ブラケットの内側面又は前記第2ブラケットの内側面に当接していて、
各前記スライドプレートの各前記外側縁部が、前記第1ブラケットの内側面及び前記第2ブラケットの内側面によって前記ワイヤロープの軸中心に向けて押圧されていて、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、締付トルクを調整可能な連結ボルトによって連結されていることを特徴とするワイヤロープテンション治具。 - 建設機械のウインチドラムに巻き取られるワイヤロープにテンションを付与するワイヤロープテンション治具において、
前記ワイヤロープの周方向に4つ以上の偶数個に均等に配置されて且つそれぞれ周方向に離間している各スライドプレートを備え、
前記各スライドプレートの径内方向側の各内側縁部によって前記ワイヤロープの径より僅かに大きい挿通孔が形成されていて、
前記挿通孔の一方側の半分を形成している各スライドプレートを覆う第1ブラケットと、前記挿通孔の他方側の半分を形成している各スライドプレートを覆う第2ブラケットとを備え、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットを固定物に連結する反力受け部が設けられていて、
前記ワイヤロープの径方向に対向する一対のスライドプレートは、前記ワイヤロープの軸中心に対して対称的な形状で、それぞれの径外方向側の外側縁部が前記第1ブラケットの内側面又は前記第2ブラケットの内側面に当接していて、
前記第1ブラケット及び前記第2ブラケットは、締付トルクを調整可能な連結ボルトによって連結されていて、
前記第1ブラケットと前記第2ブラケットと前記各スライドプレートの長手方向の長さが、前記ワイヤロープの撚り長さより、長いことを特徴とするワイヤロープテンション治具。 - 請求項1又は請求項2に記載されたワイヤロープテンション治具において、
前記各スライドプレートは、前記ワイヤロープの周方向に90度ずつ配置されている4
個の同一形状のプレートであり、
前記第1ブラケットと前記第2ブラケットは、前記内側面がL字状に形成されている同
一形状のブラケットであることを特徴とするワイヤロープテンション治具。 - 請求項1乃至請求項3の何れかに記載されたワイヤロープテンション治具において、
前記各スライドプレートは樹脂製であり、
前記各スライドプレートの各内側縁部がそれぞれ曲面状であり、
前記挿通孔が円形状になっていることを特徴とするワイヤロープテンション治具。
Priority Applications (1)
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JP2013249991A JP6258682B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | ワイヤロープテンション治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013249991A JP6258682B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | ワイヤロープテンション治具 |
Publications (2)
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JP2015107839A JP2015107839A (ja) | 2015-06-11 |
JP6258682B2 true JP6258682B2 (ja) | 2018-01-10 |
Family
ID=53438547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013249991A Active JP6258682B2 (ja) | 2013-12-03 | 2013-12-03 | ワイヤロープテンション治具 |
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- 2013-12-03 JP JP2013249991A patent/JP6258682B2/ja active Active
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