JP6257999B2 - 医療機器操作管理装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、医療機器操作管理装置に関する。
医療機器ベンダー(医療機器製造側)が運営する医療機器保守システムでは、医療機器が出力する操作履歴及び被曝量ログを用い、例えば、管球の交換時期や故障発生の事前予測、などの保守作業を実行している。
この種の医療機器保守システムでは、例えば、医療機器及び部品に対する保守の必要が高いことを精度高く予測する技術を用いている。この技術では、医療機器及び部品に関する各種情報に基づき、不具合を生じる部品のカテゴリを抽出し、この不具合部品カテゴリと同一性のカテゴリに属する部品を搭載する医療機器を抽出することにより、保守の必要が高いことを予測する。
一方、国際電気標準会議(IEC)では、IEC80001が一部を除いて策定されている。IEC80001−1は、「医療機器が接続されたITネットワークのリスクマネジメント(2010年10月発行)」の規格であり、重要特性(安全、有効性、データシステムセキュリティ)を定義し、重要特性のリスクマネジメントを実現させる。また、IEC80001−1は、責任部門(病院等の施設)が主体となり、主体の関係者(製造業者)の協力により、リスクマネジメントを実現する。
すなわち、IEC80001−1によれば、病院側は、「完成品(単体の医療機器)を使う立場」から「完成品(例えば、ネットワークを介して操作可能な医療機器のシステム)を組み立てて使う」立場に変化する。このため、病院側は、製造業者と同様にみなされてリスクマネジメントを実施する必要が生じる。このような国際規格などの策定により、今後、病院側にリスクマネジメントの責任が発生する可能性が高いと考えられる。
なお、現状でも診療科(医療機器を扱うことを想定した場合には放射線科)の各管理者は、診療行為のリスクを考慮してリスクマネジメントを実行している。このような現状のリスクマネジメントとしては、例えば、病院が策定したポリシー、又は病院評価機構が定めた評価項目を利用した定期的なリスクアセスメント、などがある。但し、各管理者は、今後、診療行為のリスクに加え、例えば、医療機器の操作が絡む場合のリスクを考慮してリスクマネジメントを実行する必要があると考えられる。
特開2007−316860号公報
しかしながら、管理者は、医療機器に詳しくないことから、医療機器の操作が絡む場合のリスクマネジメントを実行できないため、医療機器の操作が絡む場合の問題(リスク)に対処することができない状況にある。
本発明が解決しようとする課題は、医療機器に詳しくない管理者でも、医療機器の操作が絡む場合の問題に対処し得る医療機器操作管理装置を提供することである。
実施形態の医療機器操作管理装置は、推奨操作ログ取得手段、問題重要度取得手段、問題対処取得手段、操作ログ取得手段、問題特定手段、重要度抽出手段、対処方法選定手段及び処理実行手段を備えている。
前記推奨操作ログ取得手段は、医療機器の推奨操作ログを取得する。
前記問題重要度取得手段は、前記医療機器の操作に関連した問題と、前記問題の重要度とを関連付けた重要度情報を取得する。
前記問題対処取得手段は、前記問題と、前記重要度と、当該問題の対処方法とを関連付けた問題対処情報を取得する。
前記操作ログ取得手段は、前記医療機器の操作ログを取得する。
前記問題特定手段は、前記取得した推奨操作ログと前記取得した操作ログとの差異に基づいて、前記問題を特定する。
前記重要度抽出手段は、前記特定された問題に関連付けられた重要度を前記重要度情報から抽出する。
前記対処方法選定手段は、前記特定された問題と、前記抽出された重要度と、前記取得された問題対処情報とに基づいて、当該問題の対処方法を当該問題対処情報から選定する。
前記処理実行手段は、前記選定された対処方法に基づく処理を実行する。
前記推奨操作ログは、前記医療機器の操作毎の許可者リスト情報を含み、前記操作ログは、前記医療機器の操作者を識別する操作者識別情報を含む。
第1の実施形態に係る医療機器操作管理装置及びその周辺構成を示す模式図である。 同実施形態における推奨操作ログ記憶部を説明するための模式図である。 同実施形態における問題重要度記憶部を説明するための模式図である。 同実施形態における問題対処記憶部を説明するための模式図である。 同実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。 同実施形態における動作を説明するための模式図である。 同実施形態における動作の一例を説明するための模式図である。 同実施形態における動作の一例を説明するための模式図である。 同実施形態における動作の一例を説明するための模式図である。 同実施形態における動作の一例を説明するための模式図である。 同実施形態における動作の一例を説明するための模式図である。 同実施形態における動作の一例を説明するための模式図である。 同実施形態におけるレポートの一例を説明するための模式図である。 同実施形態におけるレポートの一例を説明するための模式図である。 第2の実施形態に係る医療機器操作管理装置及びその周辺構成を示す模式図である。 同実施形態における操作者情報記憶部を説明するための模式図である。 同実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。 第3の実施形態に係る医療機器操作管理装置及びその周辺構成を示す模式図である。 同実施形態における推奨操作ログを説明するための模式図である。 同実施形態における動作を説明するためのフローチャートである。
以下、各実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の装置は、ハードウェア構成、又はハードウェア資源とソフトウェアとの組合せ構成のいずれでも実施可能となっている。組合せ構成のソフトウェアとしては、予めネットワーク又は記憶媒体からコンピュータにインストールされ、装置の機能を当該コンピュータに実現させるためのプログラムが用いられる。
<第1の実施形態>
図1は第1の実施形態に係る医療機器操作管理装置及びその周辺構成を示す模式図である。この医療機器操作管理装置は、例えば、病院情報システム(hospital information system:HIS)の一部として設けられてもよく、医療機器に組み込んでもよい。
医療機器操作管理装置は、推奨操作ログ記憶部1、問題重要度記憶部2、問題対処記憶部3及び装置本体10を備えている。装置本体10は、操作ログ取得部11、推奨操作ログ取得部12、問題重要度取得部13、問題分析部14、問題対処部15及び問題通知部16を備えており、医療機器ME及び管理者端末MTに通信可能となっている。
ここで、推奨操作ログ記憶部1は、図2に示すように、医療機器MEの推奨操作ログを記憶する。
推奨操作ログは、例えば、病院側で定められたポリシー(例えば、検査業務手順書、検査機器管理手順書、など)に基づいて作成された情報である。推奨操作ログは、例えば、医療機器毎の操作の手順情報(推奨される操作順番)、検査する部位毎の推定被曝量(現在の管電圧の設定に応じた被曝量)、操作毎の許可者リスト情報及び操作の推奨時間を含んでいる。
このような推奨操作ログは、情報のやりとりが円滑にできるよう、必要最小限の情報に絞りこんで管理されることが好ましい。
推奨操作ログ記憶部1は、自病院で管理しても良いし、外部保管(例えば、クラウドなど)で管理しても良い。すなわち、推奨操作ログ記憶部1は、医療機器操作管理装置から省略してもよい。また、推奨操作ログ記憶部1は、推奨操作ログをデータベースで管理してもよく、推奨操作ログをファイルで管理してもよい。このような推奨操作ログ記憶部1は、推奨操作ログ記憶手段を構成している。
問題重要度記憶部2は、図3に示すように、医療機器MEの操作に関連した問題と、問題の重要度とを関連付けた重要度情報を記憶する。問題は、重要度及び補足情報に関連付けてもよい。補足情報は、例えば、病院側で過去に発生した問題(リスク)の件数(疾病ごと、患者ごと、診療科ごと)としてもよい。問題は、例えばIEC80001の重要特性(安全、効率性、データセキュリティ)ごとの複数の重要度に関連付けてもよい。
ここで、問題(リスク)は、実際の操作ログが所定の推奨操作ログとは異なる状況を表している。
重要度は、ある基準でランク付け(点数づけ)された、問題(リスク)の影響度(患者の病状、発生頻度、費用)を表わしている。重要度は、固定値でも良いし、変動値(月ごとの割合など)でもよい。なお、個別の重要度は、例えば、0以上1以下の範囲内の値で表している。但し、重要特性ごとの重要度を加算した場合には、加算結果の重要度が1を超えてもよい。
このような問題重要度記憶部2は、例えば、病院側で定められたポリシー(推奨操作ログ)にあらかじめ重要度を付けておくことにより、準備可能となっている。
重要度を付ける際には、例えば、病院側で過去に発生した問題(リスク)の件数や、一般的に公開されている問題(リスク)の重要度や発生件数(例えば、ヒヤリハット事例集、病院評価機構項目、など)等に基づいてもよい。また、重要度は、ベンダーがデフォルト値として付けてもよい。
問題重要度記憶部2は、自病院で管理しても良いし、外部保管(例えば、クラウドなど)で管理しても良い。すなわち、問題重要度記憶部2は、医療機器操作管理装置から省略してもよい。また、問題重要度記憶部2は、重要度情報をデータベースとして管理してもよく、重要度情報をファイルとして管理してもよい。このような問題重要度記憶部2は、問題重要度記憶手段を構成している。
問題対処記憶部3は、図4に示すように、問題と、重要度と、当該問題の対処方法(図中、具体的対処)とを関連付けた問題対処情報を記憶する。なお、問題には、更に、対処者を関連付けてもよい。
対処者は、対処する者を示す情報であり、例えば、管理者、操作者、ベンダーのサービスマン、など、いずれかの組合せでもよい。
具体的対処は、どのような対処をするかを示す情報であり、基本的には即実行可能な処理を示している。即実行可能な処理としては、例えば、医療機器MEへの命令送信、医療機器MEの設定変更、管理者への通知又は操作依頼、操作者への助言(Tips)表示、ベンダー(のサービスマン)への連絡、などの処理である。また、即実行可能でない処理は、例えばベンダーへの連絡を済ませた後の、ベンダーによる実際の処理(例、管球等の部品を交換する処理など)である。医療機器MEの設定変更の処理は、例えば、問題対処部15がイベント処理などを利用して医療機器ME側に設定変更命令を通知する処理と、医療機器ME側が設定変更命令に基づいて設定変更を実行する処理とにより、実行してもよい。また、問題対処部15が医療機器MEの設定変更を実行してもよい。
重要度は、所定値よりも高い場合(例、重要度=1の場合)には即時の対処が必要なことから、「即時」と表現してもよい。また、低い重要度の場合には、(早急な)対処を必要としない。
問題対処記憶部3は、自病院で管理しても良いし、外部保管(例えば、クラウドなど)で管理しても良い。すなわち、問題対処記憶部3は、医療機器操作管理装置から省略してもよい。また、問題対処記憶部3は、問題対処情報をデータベースで管理してもよく、問題対処情報をファイルで管理してもよい。このような問題対処記憶部3は、問題対処記憶手段を構成している。
操作ログ取得部(操作ログ取得手段)11は、医療機器MEの操作ログを取得する。
推奨操作ログ取得部(推奨操作ログ取得手段)12は、推奨操作ログ記憶部1内の推奨操作ログを取得する。
問題重要度取得部(問題重要度取得手段)13は、問題重要度記憶部2内の重要度情報を取得する。
問題分析部14は、以下の各機能(f14-1)〜(f14-2)をもっている。
(f14-1) 推奨操作ログ取得部12により取得した推奨操作ログと、操作ログ取得部11により取得した操作ログとの差異に基づいて、問題を特定する問題特定機能。なお、「問題分析部」の用語は、「問題特定部」と読み替えてもよい。
(f14-2) 当該特定された問題に関連付けられた重要度を、問題重要度取得部13により取得された重要度情報から抽出する重要度抽出機能。
以上のような問題分析部14は、問題特定手段及び重要度抽出手段を構成している。
問題対処部15は、以下の各機能(f15-1)〜(f15-2)をもっている。
(f15-1) 問題分析部14により特定された問題と、問題分析部14により抽出された重要度とに基づいて、当該問題の対処方法を問題対処記憶部3内の問題対処情報から選定する対処方法選定機能。
(f15-2) 当該選定された対処方法に基づく処理を実行する処理実行機能。
以上のような問題対処部15は、対処方法選定手段及び処理実行手段を構成している。
問題通知部16は、問題分析部14により特定された問題を集計し、集計結果を表すグラフを含むレポートを管理者端末MTに送信する。
補足すると、問題通知部16は、問題分析部14で(ある一定期間の)問題と判定された操作ログをレポート形式でまとめ、管理者端末MTに通知する。
この種のレポートは、例えば、グラフを含む等のように、管理者にとって視覚的に分かり易い情報を含んでいる。ここで、レポートに、どのような情報を含めるかは、管理者が設定できる。レポートに含まれる情報としては、例えば、問題発生件数の比較・推移、問題発生が多い操作者、検査と問題との相関関係(どのような検査のときにどのようなタイプの問題が起こりやすいか)、などが適宜、設定可能となっている。
また、問題通知部16は、例えば、毎月、毎週、2時間に一度などのように、レポートを通知する頻度(報告する期間)が設定可能となっている。
また、問題通知部16がレポートを通知するための手段は任意であり、例えば、以下の(a)〜(c)等が適宜、使用可能となっている。
(a)問題通知部16は、レポートを公開するWebページへのリンク情報を含む助言(Tips)を表示する命令を管理者端末TMに送信する。
(b)問題通知部16は、レポートを含むメールを管理者端末TMに送信する。
(c)問題通知部16は、レポートを表示するアプリケーションソフトウェアを起動する命令を管理者端末TMに送信する。
また、問題通知部16によるレポート等の通知先は、管理者端末TMに限らず、医療機器ME上(あるいは対象操作直前の操作端末・コンソール)を含んでもよい。例えば、問題通知部16で集計される情報の一部(例えば、今月は○○な問題が多く発生しているので、注意喚起が必要、など)を管理者端末TMだけでなく、医療機器ME上(あるいは対象操作直前の操作端末・コンソール)に直接提示(例えば、Tips表示)してもよい。
次に、以上のように構成された医療機器操作管理装置の動作を図5のフローチャート及び図6〜図14の模式図を用いて説明する。
医療機器操作管理装置では、推奨操作ログ取得部12が、推奨操作ログ記憶部1内の推奨操作ログを取得する(ST1)。
問題重要度取得部13は、問題重要度記憶部2内の重要度情報を取得する(ST2)。
操作ログ取得部11は、医療機器MEの操作ログが発生したか否かを判定し(ST3)、否の場合には、ステップST3の判定を継続する。
ステップST3の判定の結果、操作ログが発生した場合には、操作ログ取得部11は、当該医療機器MEの操作ログを取得する。
問題分析部14は、推奨操作ログ取得部12により取得した推奨操作ログと、操作ログ取得部11により取得した操作ログとを比較し(ST4)、両者に剥離(差異)があるか否かを判定し(ST5)、否の場合にはステップST3に戻る。
ステップST5の判定の結果、剥離(差異)がある場合には、問題分析部14は、当該差異に基づいて、問題を特定する(ST6)。
ステップST6では、例えば、(1)操作の手順抜け、(2)無許可の操作の実行、(3)操作時間の異常、(4)予期しない問題の事前把握、(5)スループットの低下、(6)問題の重要度付け、といった様々な状況に対し、問題を特定することができる。
(1)操作の手順抜け
問題分析部14は、図6に示すように、推奨操作ログ1aと操作ログLとを比較し、両者の差異に基づいて、操作の手順抜けの問題を特定する。
図6に示す例では、推奨操作ログ1aに定めた「タイムシーケンス(TimeSequence)の確認」が、実際の操作ログLから抜けた旨の問題を特定する。なお、タイムシーケンスとは、撮影実施時の実際の時間の推移を事前確認する操作である。
(2)無許可の操作の実行
問題分析部14は、図7に示すように、推奨操作ログ1aと操作ログLとを比較し、両者の差異に基づいて、無許可の操作を実行した問題を特定する。
図7に示す例では、推奨操作ログ1aに定めた許可者と、操作ログLに記録された設定変更の操作者とが異なる旨の問題を特定する。
(3)操作時間の異常
問題分析部14は、推奨操作ログ1aと操作ログLとを比較し、両者の差異に基づいて、操作時間の異常を示す問題を特定する。
図8に示す例では、推奨操作ログ1aに定めた操作時間と、操作ログLに記録された操作時間との差が短すぎる又は長過ぎるなどの異常を特定する。なお、操作時間が短すぎる場合、設定画面の確認が不十分な可能性がある。また、操作時間が長過ぎる場合、患者を放置している可能性がある。
(4)予期せぬ問題の把握
問題分析部14は、図9に示すように、推奨操作ログ1aと操作ログLとを比較し、両者の差異に基づいて、予期しない問題を把握(特定)する。
図9に示す例では、推奨操作ログ1aに定められた推定被曝量と、操作ログLに記録された実際の被曝量との差が大きい、などのように、通常は起こりえない問題を特定する。
(5)スループットの低下
問題分析部14は、図10に示すように、推奨操作ログ1aと操作ログLとを比較し、両者の差異に基づいて、スループットが低下した旨の問題を特定する。
図10に示す例では、推奨操作ログ1aに定められた最大パフォーマンス(又は推奨パフォーマンス)を、操作ログLに記録されたデータ通信速度が満たさない場合に、スループットが低下した問題を特定する。この場合、例えば、問題対処部15が、推奨操作ログ1a内の機器の優先度に基づき、低い優先度の医療機器の接続を禁止し、問題に対処する。この例では、低い優先度の医療機器は、医療情報印刷プリンタ及び超音波診断装置UL-1である。
(6)問題の重要度づけ
問題分析部14は、全ジャンルの問題に並列に対処することが実質困難であることから、図示しない入力部から入力された優先ジャンルと、ステップST2で得られた重要度情報に基づき、優先ジャンルの重要度のうち、高い重要度の問題を優先して特定する。
例えば図11に示すように、高い緊急度の患者を検査する場合、「効率性」と「安全」のジャンル(重要特性)の重要度のうち、高い重要度の問題を特定する。
また例えば、新規の医療機器を導入する場合、「効率性」のジャンルの重要度のうち、高い重要度の問題を特定する。
ウィルスなどによるシステム問題が多く発生している時期の場合、「データセキュリティ」のジャンルの重要度のうち、高い重要度の問題を特定する。
以上の(1)〜(6)のいずれかの処理により、ステップST6では、問題が特定される。
ステップST6の終了後、問題分析部14は、当該特定された問題に関連付けられた重要度を、問題重要度取得部13により取得された重要度情報から抽出(特定)する(ST7)。
問題対処部15は、ステップST6で特定された問題と、ステップST7で特定された重要度とに基づいて、当該問題の対処方法を問題対処記憶部3内の問題対処情報から選定する(ST8)。
例えば図12に示すように、ステップST6で特定された問題“タイムシーケンス未確認”と、「安全」の重要度“0.7”とに基づいて、問題対処記憶部3内の問題対処情報から当該問題の対処方法“助言表示(設定ファイルの強制更新)”を選定する。
次に、問題対処部15は、選定された対処方法に基づく処理を実行する(ST9)。
問題通知部16は、図13又は図14に示すように、問題分析部14により特定された問題を集計し、集計結果を表すグラフを含むレポート16rを作成する(ST10)。
しかる後、問題通知部16は、当該レポート16rを管理者端末MTに送信する(ST11)。
上述したように本実施形態によれば、取得した推奨操作ログと取得した操作ログとの差異に基づいて問題を特定し、特定された問題に関連付けられた重要度を抽出し、特定された問題と抽出された重要度とに基づいて当該問題の対処方法を問題対処情報から選定し、選定された対処方法に基づく処理を実行する構成により、医療機器に詳しくない管理者でも、医療機器の操作が絡む場合の問題に対処することができる。
補足すると、一般に、医療機器ベンダーが提供する医療機器は、病院側のポリシーが考慮されていない。また、管理者は、医療機器に詳しくない傾向にある。このため、従来の管理者は、医療機器の操作が絡む問題が起きてもベンダーに頼らざるを得ない状況にある。これに対し、本実施形態では、取得した推奨操作ログと取得した操作ログとの差異に基づいて問題を特定し、問題と重要度に基づいて選定された対処方法に基づく処理を実行する構成により、医療機器に詳しくない管理者でも、医療機器の操作が絡む場合の問題に対処することができる。
<第2の実施形態>
図15は第2の実施形態に係る医療機器操作管理装置及びその周辺構成を示す模式図であり、図1と略同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、ここでは異なる部分について主に述べる。以下の各実施形態も同様にして重複した説明を省略する。
第2の実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、操作者と問題との相関関係(操作者毎に発生し易い問題の傾向)に基づいて、対処方法を選定する構成となっている。
具体的には、医療機器操作管理装置は、図1に示した構成に比べ、操作者情報記憶部4を備えている。
操作者情報記憶部4は、図16に示すように、医療機器MEの操作者を識別する操作者識別情報(図中、“操作者A”、“操作者B”、“操作者C”)と、当該医療機器MEの操作に関連した問題と、当該問題の発生の統計値とを関連付けた操作者情報を記憶している。
ここで、問題の発生の統計値としては、総合累積件数、重要特性別の累積件数、特定期間における累積件数、発生頻度、特定条件における発生件数などが適宜、使用可能となっている。総合累積件数は、操作者が発生させた全ての問題の件数である。重要特性別の累積件数は、操作者がある重要特性において、発生させた問題の件数である。特定期間における累積件数は、操作者が先月等の特定期間中に発生させた問題の件数である。発生頻度は、どれくらいの頻度で問題を発生させたかを示す値である。特定条件における発生件数は、ある勤務条件において、どれくらい問題を発生させたかを示す値である。
また、統計値としては、操作者毎の特徴を表す統計値(特徴値)であれば、数値や割合等の形式によらず、任意の種類の値が使用可能となっている。
操作者情報記憶部4は、自病院で管理しても良いし、外部保管(例えば、クラウドなど)で管理しても良い。すなわち、操作者情報記憶部4は、医療機器操作管理装置から省略してもよい。また、操作者情報記憶部4は、操作者情報をデータベースで管理してもよく、操作者情報をファイルで管理してもよい。このような操作者情報記憶部4は、操作者情報記憶手段を構成している。
なお、図16に示す操作者情報の例では、操作者Bは「タイムシーケンス未確認」という問題の総合累積件数が多い。このため、操作者Bについては、総合累積件数に基づいて、問題の重要度を上げ、対処を厳しくすることが望ましい。
これに伴い、問題対処部15の対処方法選定機能(f15-1)は、以下の各機能(f15-1-1)〜(f15-1-5)を含んでいる。
(f15-1-1) 医療機器MEの操作者を識別する操作者識別情報と、当該医療機器の操作に関連した問題と、当該問題の発生の統計値とを関連付けた操作者情報を操作者情報記憶部4から取得する操作者情報取得機能。
(f15-1-2) 取得された操作ログから操作者識別情報を抽出する機能。
(f15-1-3) ステップST6で特定された問題及び当該抽出された操作者識別情報に基づいて、操作者情報から統計値を抽出する機能。
(f15-1-4) 当該抽出された統計値により、ステップST7で抽出(特定)された重要度を重み付けする機能。
(f15-1-5) ステップST6で特定された問題と、当該重み付けされた重要度とに基づいて、当該問題の対処方法を問題対処記憶部3内の問題対処情報から選定する機能。
次に、以上のように構成された医療機器操作管理装置の動作を図17のフローチャートを用いて説明する。
いま、医療機器操作管理装置では、ステップST1〜ST7が第1の実施形態と同様に実行され、問題及び重要度がそれぞれ特定されたとする。
問題対処部15は、ステップST6で特定された問題と、ステップST7で特定された重要度とに基づいて、当該問題の対処方法を問題対処記憶部3内の問題対処情報から選定する(ST8)。
このとき、問題対処部15は、医療機器MEの操作者を識別する操作者識別情報と、当該医療機器の操作に関連した問題と、当該問題の発生の統計値とを関連付けた操作者情報を操作者情報記憶部4から取得する。
問題対処部15は、ステップST3で取得された操作ログから操作者識別情報を抽出する。
問題対処部15は、ステップST6で特定された問題及び当該抽出された操作者識別情報に基づいて、操作者情報から統計値を抽出する。
問題対処部15は、当該抽出された統計値により、ステップST7で抽出(特定)された重要度を重み付け(再計算)する(ST8−1)。
問題対処部15は、ステップST6で特定された問題と、当該重み付けされた重要度とに基づいて、当該問題の対処方法を問題対処記憶部3内の問題対処情報から選定する(ST8−2)。
以下、ステップST9〜ST11が前述同様に実行される。
すなわち、問題対処部15は、選定された対処方法に基づく処理を実行する(ST9)。
問題通知部16は、問題分析部14により特定された問題を集計し、集計結果を表すグラフを含むレポートを管理者端末MTに送信する(ST10〜ST11)。
上述したように本実施形態によれば、ステップST8において、操作ログから操作者識別情報を抽出し、問題及び操作者識別情報に基づいて操作者情報から統計値を抽出し、当該統計値により重要度を重み付けし、問題と重み付けされた重要度とに基づいて、当該問題の対処方法を問題対処記憶部3内の問題対処情報から選定する構成により、第1の実施形態の効果に加え、操作者毎の統計値に応じて、問題の対処方法を選定することができる。
<第3の実施形態>
図18は第3の実施形態に係る医療機器操作管理装置及びその周辺構成を示す模式図であり、図19は同実施形態における推奨操作ログを説明するための模式図である。
第3の実施形態は、第2の実施形態の変形例であるが、第1の実施形態の変形例とすることも可能である。第3の実施形態は、推奨操作ログ記憶部1内の推奨操作ログが、医療機器EMが設置された病院が推奨する操作ログ(例、検査業務手順)と、医療機器EMのベンダーが推奨する操作ログ(例、操作マニュアル)とを含む構成となっている。
ここで、推奨操作ログ記憶部1内の推奨操作ログは、病院側とベンダー側で差がある手順や操作(特に、ベンダー側で推奨しているのに病院側で推奨していない医療機器の操作)が全て加えられた情報をもっている。
図19に示す例では、推奨操作ログ記憶部1内の推奨操作ログ1aが、病院側の業務手順書d1と、ベンダー側の操作マニュアルd2との差分d3を含んでいる。
また、推奨操作ログ記憶部1内の推奨操作ログ1aは、問題対処部15で処理した後の操作ログが、今までの推奨操作ログ1aとの剥離がより大きくならないように、推奨操作ログ1aに差分d3(対処ログともいう)が付加されて更新されている。
これに伴い、医療機器操作管理装置は、図15に比べ、推奨操作ログ作成部5を備えている。
推奨操作ログ作成部5は、例えば、病院側のポリシー、ベンダー側からの提供情報、問題リストを用い、推奨操作ログを作成あるいは更新する。
ここで、病院側のポリシーとしては、例えば、検査業務手順書、検査機器管理手順書、などが、適宜、使用可能となっている。)
ベンダー側からの提供情報としては、例えば、医療機器操作マニュアル、ヘルプデスクからの回答情報、などが、適宜、使用可能となっている。
問題リストとしては、例えば、問題対処部15で処理を実行した問題のうち、高い重要度をもつ問題のリストが適宜、使用可能となっている。問題リストは、例えば、助言(Tips)を表示するときに操作ログが出力される、などの問題をリスト化して表す。
また、推奨操作ログ作成部5は、推奨操作ログ記憶部1に記憶された推奨操作ログ1aを、対処方法に基づく処理において適切と判断される操作に基づいて決定される推奨操作ログに更新することにより、推奨操作ログ記憶部1内の推奨操作ログ1aを常に最新の状態に維持する。この場合、推奨操作ログ作成部5は、推奨操作ログ更新手段を構成している。ここで、「対処方法に基づく処理により適切と判断される操作に基づいて決定される推奨操作ログ」は、「問題対処により適切と判断される操作に基づいて決定される推奨操作ログ」と読み替えてもよく、「対処方法に基づく処理において決定される推奨操作ログ」等と読み替えてもよい。また例えば、このような推奨操作ログ作成部5は、操作者による管理者端末TM又は医療機器ME(あるいは操作端末・コンソール)の操作に応じて、推奨操作ログ1aの作成又は更新を実行可能となっている。この操作者は、例えば、問題対処により、ある操作を適切と判断し、当該適切と判断した操作に基づいて推奨操作ログを決定する者であってもよい。あるいは、この操作者は、推奨操作ログ記憶部1内の推奨操作ログ1aを、管理者等により決定された推奨操作ログに更新する操作を行う者であってもよい。
次に、以上のように構成された医療機器操作管理装置の動作を図20のフローチャートを用いて説明する。
始めに、医療機器操作管理装置では、推奨操作ログ作成部5が、例えば、病院側のポリシー、ベンダー側からの提供情報、問題リストを用い、推奨操作ログを作成し、この推奨操作ログを推奨操作ログ記憶部1に書込む(ST0)。あるいは推奨操作ログ作成部5は、作成した推奨操作ログにより推奨操作ログ記憶部1を更新する。
続いて、医療機器操作管理装置では、ステップST1〜ST8が第1又は第2の実施形態と同様に実行され、問題の対処方法が選定される。
問題対処部15は、選定された対処方法に基づく処理を実行する(ST9)。
また、推奨操作ログ作成部5は、ステップST9の処理を示す操作ログ(対処ログ)を推奨操作ログに付加するように推奨操作ログ記憶部1を更新する(ST9a)。
以下、前述同様に、問題通知部16は、問題分析部14により特定された問題を集計し、集計結果を表すグラフを含むレポートを管理者端末MTに送信する(ST10〜ST11)。
上述したように本実施形態によれば、推奨操作ログ作成部5の処理により、推奨操作ログ記憶部1内の推奨操作ログが、医療機器EMが設置された病院が推奨する操作ログと、医療機器EMのベンダーが推奨する操作ログとを含むように構成されるため、第1又は第2の実施形態の効果に加え、病院側の推奨操作と、ベンダー側の推奨操作との差を無くすことができる。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、取得した推奨操作ログと取得した操作ログとの差異に基づいて問題を特定し、特定された問題に関連付けられた重要度を抽出し、特定された問題と抽出された重要度とに基づいて当該問題の対処方法を問題対処情報から選定し、選定された対処方法に基づく処理を実行する構成により、医療機器に詳しくない管理者でも、医療機器の操作が絡む場合の問題に対処することができる。
なお、上記の各実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
また、この記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良い。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が上記実施形態を実現するための各処理の一部を実行しても良い。
さらに、各実施形態における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から上記の各実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であっても良い。
なお、各実施形態におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、上記の各実施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であっても良い。
また、各実施形態におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…推奨操作ログ記憶部、2…問題重要度記憶部、3…問題対処記憶部、4…操作者情報記憶部、5…推奨操作ログ作成部、10…装置本体、11…操作ログ取得部、12…推奨操作ログ取得部、13…問題重要度取得部、14…問題分析部、15…問題対処部、16…問題通知部、ME…医療機器、MT…管理者端末。

Claims (6)

  1. 医療機器の推奨操作ログを取得する推奨操作ログ取得手段と、
    前記医療機器の操作に関連した問題と、前記問題の重要度とを関連付けた重要度情報を取得する問題重要度取得手段と、
    前記問題と、前記重要度と、当該問題の対処方法とを関連付けた問題対処情報を取得する問題対処取得手段と、
    前記医療機器の操作ログを取得する操作ログ取得手段と、
    前記取得した推奨操作ログと前記取得した操作ログとの差異に基づいて、前記問題を特定する問題特定手段と、
    前記特定された問題に関連付けられた重要度を前記重要度情報から抽出する重要度抽出手段と、
    前記特定された問題と、前記抽出された重要度と、前記取得された問題対処情報とに基づいて、当該問題の対処方法を当該問題対処情報から選定する対処方法選定手段と、
    前記選定された対処方法に基づく処理を実行する処理実行手段と、
    を備え
    前記推奨操作ログは、前記医療機器の操作毎の許可者リスト情報を含み、前記操作ログは、前記医療機器の操作者を識別する操作者識別情報を含む、
    ことを特徴とする医療機器操作管理装置。
  2. 請求項1に記載の医療機器操作管理装置において、
    前記推奨操作ログを記憶する推奨操作ログ記憶手段と、
    前記重要度情報を記憶する問題重要度記憶手段と、
    前記問題対処情報を記憶する問題対処記憶手段と、
    を備え、
    前記推奨操作ログ取得手段は、前記推奨操作ログ記憶手段から前記推奨操作ログを取得し、
    前記問題重要度取得手段は、前記問題重要度記憶手段から前記重要度情報を取得し、
    前記問題対処取得手段は、前記問題対処記憶手段から前記問題対処情報を取得する
    ことを特徴とする医療機器操作管理装置。
  3. 請求項2に記載の医療機器操作管理装置において、
    前記推奨操作ログ記憶手段に記憶された前記推奨操作ログを、前記対処方法に基づく処理において適切と判断される操作に基づいて決定される推奨操作ログに更新することにより、前記推奨操作ログ記憶手段内の推奨操作ログを常に最新の状態に維持する推奨操作ログ更新手段、
    を備えており、
    前記推奨操作ログ記憶手段に記憶された前記推奨操作ログは、前記医療機器が設置された病院が推奨する操作ログと、前記医療機器のベンダーが推奨する操作ログとを含んでいることを特徴とする医療機器操作管理装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の医療機器操作管理装置において、
    前記対処方法選定手段は、
    前記医療機器の操作者を識別する操作者識別情報と、当該医療機器の操作に関連した問題と、当該問題の発生の統計値とを関連付けた操作者情報を取得する操作者情報取得手段と、
    前記取得された操作ログから操作者識別情報を抽出する手段と、
    前記特定された問題及び前記抽出された操作者識別情報に基づいて、前記操作者情報から統計値を抽出する手段と、
    前記抽出された統計値により、前記抽出された重要度を重み付けする手段と、
    前記特定された問題と、前記重み付けされた重要度とに基づいて、当該問題の対処方法を前記問題対処情報から選定する手段と、
    を備えたことを特徴とする医療機器操作管理装置。
  5. 請求項4に記載の医療機器操作管理装置において、
    前記操作者情報を記憶する操作者情報記憶手段、
    を備え、
    前記操作者情報取得手段は、前記操作者情報記憶手段から前記操作者情報を取得する
    ことを特徴とする医療機器操作管理装置。
  6. 医療機器の推奨操作ログを取得する推奨操作ログ取得手段と、
    前記医療機器の操作に関連した問題と、前記問題の重要度とを関連付けた重要度情報を取得する問題重要度取得手段と、
    前記問題と、前記重要度と、当該問題の対処方法とを関連付けた問題対処情報を取得する問題対処取得手段と、
    前記医療機器の操作ログを取得する操作ログ取得手段と、
    前記取得した推奨操作ログと前記取得した操作ログとの差異に基づいて、前記問題を特定する問題特定手段と、
    前記特定された問題に関連付けられた重要度を前記重要度情報から抽出する重要度抽出手段と、
    前記特定された問題と、前記抽出された重要度と、前記取得された問題対処情報とに基づいて、当該問題の対処方法を当該問題対処情報から選定する対処方法選定手段と、
    前記選定された対処方法に基づく処理を実行する処理実行手段と、
    を備え、
    前記対処方法選定手段は、
    前記医療機器の操作者を識別する操作者識別情報と、当該医療機器の操作に関連した問題と、当該問題の発生の統計値とを関連付けた操作者情報を取得する操作者情報取得手段と、
    前記取得された操作ログから操作者識別情報を抽出する手段と、
    前記特定された問題及び前記抽出された操作者識別情報に基づいて、前記操作者情報から統計値を抽出する手段と、
    前記抽出された統計値により、前記抽出された重要度を重み付けする手段と、
    前記特定された問題と、前記重み付けされた重要度とに基づいて、当該問題の対処方法を前記問題対処情報から選定する手段と、
    を備えたことを特徴とする医療機器操作管理装置。
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