JP6257952B2 - 保護素子 - Google Patents

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本発明は、例えば電流ヒューズといった保護素子に関する。
特許文献1は、ヒュ−ズを開示する。このヒュ−ズは、絶縁筒と、ヒューズエレメントと、消弧剤とからなる。ヒューズエレメントは絶縁筒内に収納される。消弧剤はヒューズエレメントの周りに充填される。ヒューズエレメントの一部に第1の低融点合金が巻付けられる。第1の低融点合金の外周に第2の低融点合金が巻付けられる。第2の低融点合金の融点は第1の低融点合金の融点より低い。
特許文献1に開示されたヒュ−ズでは、過負荷電流が流れた場合、第1の低融点合金と第2の低融点合金とが、共晶点で低融点合金となる。この低融点合金がヒューズエレメントに拡散する。低融点合金がヒューズエレメントに拡散するとヒューズエレメントの融点が下がる。融点が下がるのでヒューズエレメントは溶断する。特許文献1に開示された限流ヒュ−ズでは、過渡電流が流れた場合、ヒューズエレメントに対する第2の低融点合金の拡散を第1の低融点合金が防止する。これにより、ヒューズエレメントの融点の低下が防止される。融点の低下が防止されるので、ヒューズエレメントは溶断しない。その結果、特許文献1に開示されたヒュ−ズは、過負荷電流から短絡電流まで幅広い範囲を保護できる。
特開昭56−18333号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたヒュ−ズには、ヒューズエレメントに低融点合金を巻付ける作業に手間がかかるという問題点がある。ヒューズエレメントが細い場合、低融点合金を巻付ける作業が困難なこともある。本発明は、このような問題を解決するものである。本発明の目的は、生産効率が高い保護素子を提供することにある。
図面を参照し本発明の保護素子を説明する。なおこの欄で図中の符号を使用したのは発明の内容の理解を助けるためであって内容を図示した範囲に限定する意図ではない。
上述した課題を解決するために、本発明のある局面に従うと、保護素子は、基板50と、電極52の対と、導電体54と、低融点合金60とを備える。電極52の対は基板50に固定される。導電体54の両端が電極52の対に固定されている。導電体54はジュール熱積分値が所定の値以上になると溶断する。低融点合金60は導電体54に接触する。低融点合金60は融解すると導電体54を溶かす。保護素子は合金基部58をさらに備える。合金基部58は基板50に固定される。合金基部58は基板50よりも低融点合金60の濡れ性がよい。低融点合金60が合金基部58に載るように固定されている。
低融点合金60は合金基部58に載るようにこれを介して基板50に固定される。導電体54に低融点合金60を巻付けるよりも基板50に低融点合金60を固定する方が容易である。ゆえに、生産効率を高くできる。しかも合金基部58は基板50よりも低融点合金60の濡れ性がよい。これにより、低融点合金60を基板50に直接固定するよりも低融点合金60を基板50に容易に固定できる。その結果、生産効率が高い保護素子を提供できる。
また、上述した導電体54の中央部分で低融点合金60が導電体54に接触することが望ましい。
導電体54の両端が電極52の対に固定されている。通電時、導電体54は、導電体54の両端に接続された電極52に放熱する。導電体54の中央部分は両端に比べ電極52へは放熱しにくい。導電体54の中央部分に低融点合金60が接触することにより、導電体54のうち電極52に放熱しにくい部分は低融点合金60に放熱することとなる。その部分が低融点合金60に放熱するので、その部分における温度上昇が抑えられる。その温度上昇が抑えられると、その温度上昇が抑えられない場合に比べ、導電体54に流し得る電流の最大値を大きくできる。
また、本発明のある局面に従うと、保護素子は、基板50と、電極52の対と、導電体54と、低融点合金60とを備える。電極52の対は基板50に固定される。導電体54の両端が電極52の対に固定されている。導電体54はジュール熱積分値が所定の値以上になると溶断する。低融点合金60は導電体54に接触する。低融点合金60は融解すると導電体54を溶かす。保護素子は合金基部58をさらに備える。合金基部58は基板50に固定される。合金基部58は基板50よりも低融点合金60の濡れ性がよい。低融点合金60が合金基部58に固定されている。低融点合金60の長手方向が導電体54の長手方向と交差するよう低融点合金60が導電体54に接触している。
低融点合金60の長手方向が導電体54の長手方向と交差するよう低融点合金60が導電体54に接触する。これにより、導電体54から離れていく方向へ、導電体54の熱が伝わることとなる。導電体54から離れていく方向へ熱が伝わるので、導電体54の周りに熱がとどまる場合に比べ、導電体54の温度上昇が抑えられる。その温度上昇が抑えられると、その温度上昇が抑えられない場合に比べ、導電体54に流し得る電流の最大値を大きくできる。しかも、低融点合金60の長手方向が導電体54の長手方向と交差すると、低融点合金60の長手方向と導電体54の長手方向とが平行な場合に比べ、導電体54が妨げとなって合金基部58に対する低融点合金60の固定が不十分になる恐れは低くなる。そのような固定が不十分になる恐れが低くなるので、不良品の発生率は低下する。
また、上述した合金基部58が、導電体54と基板50との間をくぐるように基板50に固定されていることが望ましい。この場合、低融点合金60が合金基部58に載っていることが望ましい。
導電体54と基板50との間を合金基部58がくぐっている。低融点合金60が合金基部58に載っている。これにより、導電体54と基板50との間を合金基部58がくぐらない場合に比べ、低融点合金60が融解した後も導電体54との接触状態を維持しやすくなる。接触状態が維持しやすいので、導電体54が低融点合金60に溶けやすくなる。
本発明によれば、生産効率が高い保護素子を提供できる。
本発明のある実施形態にかかる保護素子の平面図である。 本発明のある実施形態にかかる導電部の平面図である。 本発明のある実施形態にかかる導電部の断面図である。
以下、本発明について図面に基づき詳細に説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。従って、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[構成の説明]
図1は、本実施形態にかかる保護素子の平面図である。図1において、充填材14の一部と被覆樹脂18の一部とは取り除かれている。図1に基づいて、本実施形態にかかる保護素子の構成が説明される。
本実施形態にかかる保護素子は、導電部10と、ケース12と、充填材14と、放熱板16と、被覆樹脂18とを備える。導電部10は電流が流れる部分である。ケース12は導電部10を収容する。充填材14はケース12内の空間に充填される。放熱板16は、導電部10と共にケース12の中に収容される。放熱板16は充填材14の熱を吸収する。放熱板16は、吸収した熱を、ケース12の外へ放出する。被覆樹脂18は、ケース12に収容された導電部10を被覆する。
ケース12は、底面30と側面32とを有する。底面30は、ケース12の底となる部分である。側面32は底面30を取囲む。導電部10は、ケース12のうち底面30と側面32とよって取囲まれる空間に配置されることとなる。
充填材14は、ケース12の底面30から導電部10の外周部分までの空間に充填される。本実施形態の場合、充填材14は、シリコーンゴム80と粒子状のアルミナ82と含む。なお、漏電が発生しない程度の電気抵抗を充填材14が有することは言うまでもない。
放熱板16は、ケース12の底面30に固定される。本実施形態の場合、放熱板16はアルミナ製である。本実施形態の場合、放熱板16はアルミナを焼結したものである。上述したように、充填材14は、ケース12の底面30から導電部10の外周部分までの空間に充填される。これにより、放熱板16は充填材14に覆われることとなる。
被覆樹脂18は、ケース12の導電部10の外周部分から側面32の縁までの空間に充填される。これにより、上述したように、被覆樹脂18は、ケース12に収容された導電部10を被覆することとなる。本実施形態の場合、被覆樹脂18は、シリコーンゴム80のみからなる。
図2は、本実施形態かかる導電部10の平面図である。図1と図2とに基づいて、本実施形態にかかる導電部10が説明される。本実施形態にかかる導電部10は、基板50と、一対の表電極52と、導電体54と、一対のロウ材56と、合金基部58と、低融点合金60と、一対の裏電極62と、一対のリード線64とを有する。表電極52は、基板50のいずれかの面に配置される。本実施形態では、表電極52が配置されている面を基板50のおもて面とみなす。本実施形態の場合、表電極52として銅箔が基板50のおもて面に固定される。導電体54は、基板50のおもて面に配置される。ケース12の中において、導電体54はケース12の底面30に対向するように配置される。導電体54は電流が流れるとその電流のエネルギの一部を熱にする。導電体54はジュール熱積分値が所定の値以上になると自ずと溶断する。「ジュール熱積分値」とは、ヒューズのエレメントが溶断するのに必要とされるエネルギのことである。ジュール熱積分値の算出式は周知なのでここではその説明は繰返されない。本実施形態の場合、導電体54は、一端が表電極52の一方に固定され他端が表電極52の他方に固定されている線材である。本実施形態の場合、導電体54は銅合金製である。この銅合金の組成はここでは説明されない。ジュール熱積分値が所定の値以上になると自ずと溶断することで回路を保護するための銅合金は周知なためである。ロウ材56は、表電極52と導電体54とを接続する。これにより、表電極52と導電体54との間が導通する。すなわち、導電体54の両端が表電極52の対に固定されている。合金基部58は、基板50のおもて面に固定される。合金基部58は、低融点合金60を基板50に固定する。低融点合金60は、導電体54と同様に、基板50のおもて面に配置される。低融点合金60もケース12の底面30に対向する。本実施形態の場合「低融点合金」とは、上述した導電体54が溶断する温度以下の融点であり、かつ、融解した状態であれば上述した導電体54を溶かす合金のことである。このような低融点合金は周知である。したがって、ここではその詳細な説明は繰返されない。裏電極62は、基板50の面のうち、上述したおもて面から見て裏にあたる面に配置される。本実施形態では、この面を基板50の裏面とみなす。本実施形態の場合、裏電極62は、表電極52と同様に銅箔である。一対の裏電極62のうち一方は、一対の表電極52のうち一方の裏にあたる位置に配置される。一対の裏電極62のうち他方は、一対の表電極52のうち他方の裏にあたる位置に配置される。一対のリード線64の一方が一対の裏電極62の一方に接続される。一対のリード線64の他方が一対の裏電極62の他方に接続される。リード線64はケース12の側面32を貫通する。
基板50はスルーホール70を有する。本実施形態の場合、基板50は4個のスルーホール70を有する。表電極52の一方と裏電極62の一方とはスルーホール70において互いに接続されている。これにより、表電極52の一方と裏電極62の一方との間が導通する。表電極52の他方と裏電極62の他方とはスルーホール70において互いに接続されている。これにより、表電極52の他方と裏電極62の他方との間が導通する。その結果、リード線64の一方を流れた電流は、裏電極62の一方と表電極52の一方とを経て導電体54に流れる。導電体54に流れた電流は、裏電極62の他方と表電極52の他方とを経てリード線64の他方を流れる。
図3は、本実施形態にかかる導電部10の断面図である。図3では、導電体54と合金基部58と低融点合金60との交差部分が示されている。図2と図3とに基づいて、導電体54と合金基部58と低融点合金60との位置関係が説明される。合金基部58は、周知の方法により、導電体54と基板50との間をくぐるように基板50のおもて面に固定される。合金基部58は基板50よりも低融点合金60の濡れ性がよい素材により形成されている。これにより、融解した低融点合金60が合金基部58に接触している場合には、融解した低融点合金60が基板50に接触している場合よりも、融解した低融点合金60の接触角が小さい。低融点合金60はその合金基部58に載っている。また、図3から明らかなように、低融点合金60は導電体54をまたいでいる。本実施形態の場合、図2から明らかなように、低融点合金60の長手方向は導電体54の長手方向と交差している。より具体的には、低融点合金60の長手方向は導電体54の長手方向と直交している。低融点合金60と導電体54とが交差している位置は、導電体54の中央部分である。
[製造方法の説明]
本実施形態にかかる保護素子の製造方法は以下の通りである。まず、製造者は、基板50の裏面に裏電極62を形成する。裏電極62が形成されると、製造者は、基板50のおもて面に表電極52と合金基部58とを形成する。その際、表電極52と裏電極62とが接続される。表電極52と合金基部58とが形成されると、製造者は、表電極52間に導電体54を取付ける。導電体54が取付けられると、製造者は、合金基部58及び導電体54の上に低融点合金60載せる。低融点合金60が載せられると、製造者は、低融点合金60を数秒加熱する。これにより、低融点合金60は合金基部58に固定される。その結果、低融点合金60は導電体54に接触することとなる。低融点合金60の加熱時間が数秒なのは、低融点金属が溶けるには数秒で十分であり、低融点金属が溶けた結果、導電体54の機能が損なわれることを防ぐためである。その後、製造者は、裏電極62にリード線64を接続する。リード線64の接続により、導電部10が完成する。導電部10が完成すると、製造者は、ケース12にシリコーンゴムの原液と粒子状のアルミナ82との混合物を流し込む。混合物が流し込まれたら、製造者は、ケース12に導電部10を収容する。導電部10が収容されたら、製造者は、ケース12に触媒を注入する。触媒の注入によりシリコーンゴムの原液はシリコーンゴム80となる。触媒が注入されたら、製造者は、ケース12に再度シリコーンゴムの原液を注入する。その後製造者は再度触媒を注入する。これによりシリコーンゴムの原液は被覆樹脂18となる。シリコーンゴムの原液が被覆樹脂18となったら本実施形態にかかる保護素子は完成する。
[使用方法の説明]
本実施形態にかかる保護素子の使用方法は、周知の電流ヒューズと同一である。すなわち、本実施形態にかかる保護素子は、図示されない回路に接続される。予め定められていた範囲の大きな電流が導電体54に流れると、導電体54の温度は所定の温度を超える。導電体54はジュール熱積分値が所定の値以上になると溶断する。溶断後アークが発生する場合は保護素子内部で消弧される。これにより、保護素子が接続されていた回路において電流が遮断される。
[効果の説明]
低融点合金60が合金基部58を介して基板50に固定される。しかも合金基部58は基板50よりも低融点合金60の濡れ性がよい。これにより、低融点合金60を基板50に直接固定するよりも低融点合金60を基板50に容易に固定できる。その結果、生産効率が高い保護素子を提供できる。
また、通電時、導電体54がその両端に接続された表電極52に放熱する際、導電体54の中央部分は両端に比べ表電極52へは放熱しにくい。導電体54の中央部分に低融点合金60が接触することにより、導電体54は中央部分では低融点合金60に放熱することとなる。低融点合金60に放熱するので、導電体54のうち中央部分における温度上昇が抑えられる。その温度上昇が抑えられると、その温度上昇が抑えられない場合に比べ、導電体54に流し得る電流の最大値を大きくできる。
また、低融点合金60の長手方向が導電体54の長手方向と交差することにより、導電体54から離れていく方向へ、導電体54の熱が伝わる。導電体54から離れていく方向へ熱が伝わるので、導電体54の周りに熱がとどまる場合に比べ、導電体54の温度上昇が抑えられる。その温度上昇が抑えられると、その温度上昇が抑えられない場合に比べ、導電体54に流し得る電流の最大値を大きくできる。しかも、低融点合金60の長手方向が導電体54の長手方向と交差すると、低融点合金60の長手方向と導電体54の長手方向とが平行な場合に比べ、導電体54が妨げとなって合金基部58に対する低融点合金60の固定が不十分になる恐れは低くなる。そのような固定が不十分になる恐れが低くなるので、不良品の発生率は低下する。
また、導電体54と基板50との間を合金基部58がくぐっている。低融点合金60が合金基部58に載っている。これにより、低融点合金60が融解した後も導電体54との接触状態を維持しやすくなる。接触状態が維持しやすいので、導電体54が低融点合金60に溶けやすくなる。
〈変形例の説明〉
上述した保護素子は、本発明の技術的思想を具体化するために例示したものである。上述した保護素子は、本発明の技術的思想の範囲内において種々の変更を加え得るものである。
例えば、上述した合金基部58の固定形態は上述したものに限定されない。合金基部58は導電体54に沿うように基板50に固定されていてもよい。合金基部58の形態も上述したものに限定されない。
また、上述した低融点合金60の長手方向と導電体54の長手方向とが交差する場合、その交差角は特に限定されない。低融点合金60の長手方向と導電体54の長手方向とは交差していなくてもよい。すなわち低融点合金60の長手方向と導電体54の長手方向とは平行であってもよい。
また、上述した導電体54と低融点合金60との交差位置は導電体54の中央部分に限定されない。
10…導電部、
12…ケース、
14…充填材、
16…放熱板、
18…被覆樹脂、
30…底面、
32…側面、
50…基板、
52…表電極、
54…導電体、
56…ロウ材、
58…合金基部、
60…低融点合金、
62…裏電極、
64…リード線、
70…スルーホール、
80…シリコーンゴム、
82…粒子状のアルミナ、

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板に固定される電極の対と、
    両端が前記電極の対に固定され、かつ、ジュール熱積分値が所定の値以上になると溶断する導電体と、
    前記導電体に接触し、かつ、融解すると前記導電体を溶かす低融点合金とを備える保護素子であって、
    前記基板に固定され、かつ、前記基板よりも前記低融点合金の濡れ性がよい合金基部をさらに備え、
    前記低融点合金が前記合金基部に載るように固定されていることを特徴とする保護素子。
  2. 前記導電体の中央部分で前記低融点合金が前記導電体に接触することを特徴とする請求項1に記載の保護素子。
  3. 基板と、
    前記基板に固定される電極の対と、
    両端が前記電極の対に固定され、かつ、ジュール熱積分値が所定の値以上になると溶断する導電体と、
    前記導電体に接触し、かつ、融解すると前記導電体を溶かす低融点合金とを備える保護素子であって、
    前記基板に固定され、かつ、前記基板よりも前記低融点合金の濡れ性がよい合金基部をさらに備え、
    前記低融点合金が前記合金基部に固定されており、
    前記低融点合金の長手方向が前記導電体の長手方向と交差するよう前記低融点合金が前記導電体に接触していることを特徴とする保護素子。
  4. 前記合金基部が、前記導電体と前記基板との間をくぐるように前記基板に固定されており、
    前記低融点合金が前記合金基部に載っていることを特徴とする請求項に記載の保護素子。
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