JP6256869B2 - 照明器具 - Google Patents
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非特許文献1には、従来より一般的なシーリングライト(照明器具)が示されている。この照明器具では、全体長方形状の器具本体を有する。器具本体には、長手方向両端にソケットが対で設けられており、両ソケット間に、線状の光源である直管蛍光灯を装着する。ここでは、光源である直管蛍光灯は、長手方向の略全長にわたって光を発する投光部を有する。
従って、所望の長さの投光部(すなわち、光を発する部分)を得たい場合には、投光部の長さに応じた長さを有する直管蛍光灯を選択し、選択された直管蛍光灯を両ソケット間に装着することにより、所望の長さの投光部を得る。
器具本体103は、内部に電源部104を収容し、器具本体103の前面(下面)の長手方向に沿ってLED光源101が取り付けられ、LED光源101の前方(下方)を透光性カバー106で覆って、投光部105を形成している。
このため、投光部105の長さごとに器具本体等を製作しなければならず、コストアップを招いていた。
また、通常、投光部105の長さに対応して光の出力が異なるため、同じ光の出力で、光を発する投光部105の長さを変えることができず、同じ出力で投光部105の長さを変えたい場合には対応できないという問題があった。
以下、本発明に係る第1実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
図1(A)、図1(B)および図2に示すように、第1実施形態の照明器具10Aは、壁面11や天井面等に取り付けて用いることができる。
照明器具10Aは、矩形箱状の器具本体(発光モジュール)20Aと、器具本体20Aに着脱可能に支持される長い投光部30(301)とを有する。器具本体20Aは、矩形断面の一面が壁面11に直接あるいは間接的に取り付けられる。
なお、以下の説明においては、図1(B)中、右側を「前」、左側を「後」、壁面11側を「上」、壁面11と反対側を「下」として説明する。
電源部21は、商用電源に接続されて、電力の供給を受け、発光部22に点灯電力を供給する。
発光部22は、器具本体20Aに支持される放熱板23を有し、放熱板23にCOB(チップ・オン・ボード)タイプ等のLEDパッケージ24が取り付けられている。LEDパッケージ24では、LED基板241にLED242が実装されている。
従って、LED242が発する熱は、LED基板241を介して放熱板23に伝達され、放熱される。あるいは、放熱板23から器具本体20Aに伝達されて放熱される。
器具本体20Aにおける投光部30側端部は開口(本体開口部202)しており、本体開口部202は、発光部22よりも投光部30側に、矩形枠状に突出している。器具本体20Aにおける本体開口部202の周囲には、投光部30を取り付けるための取付ねじ27が設けられている。
例えば、ここでは天井の壁面11に、下方に向けて光を照射するように器具本体20Aを取り付けているため、器具本体20Aの壁面11に対向する面には、取付ねじ27は取り付け難い。従って、天井等の壁面11に対向する面を除いた少なくとも2面に取付ねじ27を取り付ける。
基台31は、例えば板金で形成されており、内部が見えないようになっている。基台31の内部には、反射板33が取り付けられている。反射板33は、器具本体20A側が基台31のベース311に接続され、先端側が、基台31の前端に接続されて傾斜しており、前面が反射面331となっている。
なお、投光部30が長い場合には、投光部30の途中や先端を、支持部材34で支持するのが望ましい。
投光部30の交換は、取付ねじ27を外して長い投光部301を器具本体20Aから引き抜き、短い投光部302の先端を器具本体20Aの本体開口部202に挿嵌して、取付ねじ27を締める。
そして、支持部材34を用いる場合には、支持部材34を取り付ける。
照明器具10Aは、電源部21および発光部22を収容する器具本体20Aを有しており、器具本体20Aに投光部30を取り付けて使用する。
投光部30は、器具本体20Aに対して着脱可能に支持されるとともに、発光部22の発光方向に沿って延びており、内部には、発光方向に対して交差する方向に光を反射する反射板33を有する。
また、投光部30は、器具本体20Aに対して着脱可能であるので、投光部30を容易に交換することができる。
これにより、光を発する投光部30の長さが異なる場合でも、器具本体20Aを共通して用いることにより、コストダウンを図ることができる。
また、出力が同じで、投光部30の長さを変えることができる。
さらに、現場においても、容易に、投光部30の長さを変えることができる。
次に、第2実施形態の照明器具について、図面を用いて説明する。
なお、前述した第1実施形態の照明器具10Aと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図5および図6に示すように、第2実施形態の照明器具10Bでは、全体L字形状をした器具本体20Bの内面203に、投光部30を取付ねじ27で取り付ける。
なお、スイッチ25および人感センサ26は、器具本体20Bの下面204に設けられている。
また、同じ出力で光を発する投光部30の長さを変えることができる。
さらに、現場においても、容易に、投光部30の長さを変えることができる。
例えば、前述した各実施形態においては、壁面11に取り付けて前方へ光を照射する場合について説明したが、照明器具10A、10Bを壁面11に取り付けて、下方に光を照射することも可能である。
また、天井面等に照明器具10A、10Bを取り付けて、下方を照明することも可能である。
20A、20B 器具本体(発光モジュール)
21 電源部
22 発光部
30、301、302 投光部
33 反射板
Claims (1)
- 電源部および発光部を収容する発光モジュールと、
前記発光モジュールに対して着脱可能に支持されるとともに、前記発光部の発光方向に沿って延びる投光部と、を備え、
前記投光部は、照射方向前方および長手方向一端面が開口した矩形箱状の基台と、前記基台の照射方向前側に一体的に取り付けられた投光カバーとを有し、
前記基台の内部には、前記発光方向に対して交差する方向に光を反射する反射板が取り付けられている照明器具。
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