JP4929345B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体レーザダイオードを光源とする発光装置に関する。
半導体発光素子と蛍光物質を組み合わせた種々の発光装置が提案されている。このような発光装置は、蛍光物質が半導体発光素子からの励起光を吸収し、励起光と異なる波長の光を放出するものである。
特許文献1には、半導体レーザダイオードから出射されるレーザ光を反射板で反射させ、蛍光物質を含有する蛍光層に入射させる発光装置が記載されている。また、特許文献2には、半導体レーザダイオードから出射されるレーザ光を、曲面を有する反射板で反射し、蛍光層に入射させる発光装置が記載されている。
特開2005−191483号公報 特開2008−251685号公報
もっとも、例えば液晶ディスプレイのバックライトに用いられるような線形状の可視光を、効率よく得るためには、上記技術では必ずしも十分ではない。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、半導体レーザダイオードを光源とし、線形状の可視光を効率よく得られる発光装置を提供することにある。
本発明の一態様の発光装置は、レーザ光を出射する半導体レーザダイオードと、前記レーザ光の中心軸に沿って配置され、互いに対向する第1および第2の側面部と、前記第1および第2の側面部間に、前記レーザ光の入射面を有し、前記入射面が前記中心軸に交差するよう傾斜して設けられ、前記レーザ光を吸収し前記入射面側に可視光を発する蛍光層と、前記蛍光層の前記入射面側に設けられ、長手方向と短手方向を有し、前記中心軸の方向に沿って前記長手方向が配置されている、前記可視光を取り出すスリット部と、前記半導体レーザダイオードの前記スリット部側に、前記中心軸と交差しないよう設けられ、前記レーザ光の一部を前記蛍光層に向けて反射する反射体とを有し前記半導体レーザダイオードの前記レーザ光の出射部と、前記反射体の前記半導体レーザダイオードと反対側の端部を結ぶ線分が、前記入射面と交差することを特徴とする。
本発明によれば、半導体レーザダイオードを光源とし、線形状の可視光を効率よく得られる発光装置を提供することが可能となる。
第1の実施の形態の発光装置の概略斜視図である。 図1のA方向から見た概略断面図である。 半導体レーザダイオードの第1の具体例の断面図である。 半導体レーザダイオードの第2の具体例の断面図である。 半導体レーザダイオードの第3の具体例の断面図である。 半導体レーザダイオードが出射するレーザ光の強度分布の説明図である。 第1の実施の形態の発光装置の作用および効果を説明する図である。 第2の実施の形態の発光装置の概略断面図である。 第2の実施の形態の発光装置の効果を示す図である。 第3の実施の形態の発光装置の概略断面図である。 第4の実施の形態の発光装置の概略断面図である。 第5の実施の形態の発光装置の概略断面図である。
以下、図面を用いて実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。なお、便宜上、本明細書中、発光装置の「上方」「上側」とは可視光が取り出される方向を意味し、「下方」「下側」とはその逆方向を意味するものとする。
(第1の実施の形態)
本実施の形態の発光装置は、レーザ光を出射する半導体レーザダイオードと、レーザ光の中心軸に沿って配置され、互いに対向する第1および第2の側面部と、第1および第2の側面部間に、レーザ光の入射面を有し、この入射面が中心軸に傾斜して設けられ、レーザ光を吸収し入射面側に可視光を発する蛍光層と、蛍光層の入射面側に設けられ、長手方向と短手方向を有し、中心軸の方向に沿って長手方向が配置されている、可視光を取り出すスリット部と、半導体レーザダイオードのスリット部側に、中心軸と交差しないよう設けられ、レーザ光の一部を前記蛍光層に向けて反射する反射体と、を有する。この発光装置は、例えば液晶ディスプレイのバックライトに用いられる。
本実施の形態の発光装置は、反射体を設けることで、蛍光層と、可視光が取り出されるスリット部の間の距離を短くすることができる。したがって、可視光が蛍光層からスリット部に至る経路で生じる光量損失を抑え、高効率な発光装置が実現できる。
図1は、本実施の形態の発光装置の概略斜視図である。図2は、図1のA方向から見た概略断面図である。
発光装置10は、レーザ光を出射する半導体レーザダイオード12を備えている。そして、このレーザ光の中心軸Laに沿って、略平行に配置され、互いに略平行に対向する第1の側面部14a、および、第2の側面部14bを備えている。
そして、第1の側面部14a、および、第2の側面部14bの間に中心軸Laに傾斜して蛍光層16が設けられている。蛍光層16は、台座18上に形成される。そして、蛍光層16の上側の表面がレーザ光の入射面となっている。そして、この入射面がレーザ光の中心軸Laに対して傾斜している。蛍光層16は、レーザ光を吸収し、レーザ光の入射面側に図2中白矢印で示される可視光を発する。
さらに、発光装置10は、上部に可視光を取り出すスリット部20を備えている。スリット部は、長手方向と短手方向を有し、中心軸の方向に沿ってその長手方向が配置されている。そして、半導体レーザダイオード12のスリット部20側、図2では半導体レーザダイオード12の上側に、反射体22が設けられている。
この反射体22は、スリット部20の半導体レーザダイオード12側の端部に、中心軸Laと交差しないように配置されている。本実施の形態では、反射体22の下面と中心軸Laとが略平行になるよう配置されている。反射体22は、半導体レーザダイオード12のスリット部20側、図2では半導体レーザダイオード12の上側に、出射されるレーザ光の一部(図2中のL)を蛍光層16に向けて反射する。
半導体レーザダイオード12としては、430nm以下の波長領域の青から紫外の発光ピーク波長を有するものを用いるのが望ましい。例えば、AlGaInN系レーザダイオードを用いることが可能である。
図3は、半導体レーザダイオードの第1の具体例の断面図である。この半導体レーザダイオードは、発光層としてIII−V族化合物半導体であるGaInNを用いる端面発光型のAlGaInN系レーザダイオードである。
この半導体レーザダイオードは、n型GaN基板30上に、n型GaNバッファ層31、n型AlGaNクラッド層32、n型GaN光ガイド層33、GaInN発光層34、p型GaN光ガイド層35、p型AlGaNクラッド層36、p型GaNコンタクト層37をそれぞれ順次積層した構造を有する。p型GaNコンタクト層37のリッジ側面及びp型AlGaNクラッド層36の表面には、絶縁膜38が設けられている。また、p側電極39が、p型GaNコンタクト層37及び絶縁膜38の表面に、n側電極40が、n型GaN基板30の裏面に、それぞれ設けられている。p側電極39とn側電極40との間に動作電圧を印加することで、GaInN発光層34からレーザ光が出射される。
図4は、半導体レーザダイオードの第2の具体例の断面図である。この半導体レーザダイオードは、発光層としてII−VI族化合物半導体であるMgZnOを用いる端面発光型のMgZnOレーザダイオードである。
この半導体レーザダイオードは、酸化亜鉛(ZnO)基板130上に、金属反射層131、p型MgZnOクラッド層132、i型MgZnO発光層133、n型MgZnOクラッド層134、n型MgZnOコンタクト層135をそれぞれ順次積層した構造を有する。n型コンタクト層135には、n側電極136が設けられる。また、基板130にはp側電極137が設けられる。
図5は、半導体レーザダイオードの第3の具体例の断面図である。この半導体レーザダイオードも、発光層としてII−VI族化合物半導体であるMgZnOを用いる端面発光型のMgZnOレーザダイオードである。
この半導体レーザダイオードは、Si基板140上に、ZnOバッファ層141、p型MgZnOクラッド層142、MgZnO発光層143、n型MgZnOクラッド層144をそれぞれ順次積層した構造を有する。n型クラッド層144には酸化インジウムスズ(ITO)電極層145を介してn側電極146が設けられる。また、p型クラッド層142にはITO電極層147を介してp側電極148が設けられる。
図6は、半導体レーザダイオードが出射するレーザ光の強度分布の説明図である。半導体レーザダイオード12の端面から出射されるレーザ光は、図6に示すように、そのレーザ光の最大強度の方向である中心軸Laを中心に、例えば60度の広がり角θを上下方向に有する。また、レーザ光の強度分布は、図6に示すように中心軸の強度を平均値とするガウス分布を示す。
蛍光層16は、透明基材中に蛍光体粒子が分散される構造を有する。蛍光層16に入射した励起光となるレーザ光は蛍光体粒子に吸収され、励起光とは異なる波長の可視光に変換される。蛍光層16中の蛍光体粒子の含有量は、レーザ光から可視光への変換が効率良く行われるよう調整される。
蛍光層16表面のレーザ光の中心軸に対する傾斜角は、発光装置の発光形状の長手方向の長さおよび可視光の発光強度等を考慮して決定される。
蛍光体粒子としては、例えば、青色発光体である(Sr,Ca,Ba)10(POCl:Euと、黄色発光体である3(Sr,Ca,Ba)Si:Euを用いる。また、透明基材としては、例えば、シリコーン樹脂を用いる。そして、上記、2種の蛍光体粒子を混合し、シリコーン樹脂中に分散させ蛍光層16を形成する。
蛍光体粒子としては、粒径5〜25μmのものが望ましく、特に、発光強度並びに発光効率の高い、粒径約20nm以上の大粒径粒子を含むものを使用することが望ましい。蛍光体粒子の粒径が5μm未満の場合には、蛍光体の吸収率が低く、また蛍光体が劣化しやすいため使用に適さない。25μmを超える場合には、蛍光層16の成形が難しくなり、色むらなどが生じやすい。
本実施の形態において、蛍光層16は、例えばアルミニウムを材料とし、スロープ形状を有する台座18上に形成されている。蛍光層16の成型が容易になるため、台座上に形成されることが望ましいが、必ずしも、台座上に形成される必要はない。
第1の側面部14a、および、第2の側面部14bは、例えば、アルミニウムを材料とする平板である。第1の側面部14a、および、第2の側面部14bを設けることで、可視光の幅が規定され、発光装置の発光形状が線形状になる。
第1の側面部14a、および、第2の側面部14bは、レーザ光や可視光の反射率が高くなるように、内面側が鏡面加工されていることが望ましい。レーザ光や可視光の反射率が高くなることで、効率の良い発光装置が実現できる。
スリット部20は、蛍光層16のレーザ光の入射面側、すなわち、蛍光層16の上方に設けられる。スリット部20の長手方向は、レーザ光の中心軸Laの方向と略一致している。そして、長手方向の長さは、本実施の形態では、反射体22の端部と、蛍光層16の半導体レーザダイオード12より遠い側の端部で規定される。また、スリット部20の短手方向の幅は、第1の側面部14aと第2の側面部14bの間隔で規定されている。
蛍光層16で発せられる可視光は、直接または、第1の側面部14a、および、第2の側面部14bの内面で反射されることにより、スリット部20から発光装置10外へ取り出される。このスリット部20の形状にあわせて、発光装置10の発光形状が線形状となる。
反射体22は、例えば、アルミニウムを材料とする平板である。出射されるレーザ光のうち、中心軸Laから、半導体レーザダイオード12の上側に外れたレーザ光のうちの一部を蛍光層16に向けて反射する(図2参照)。レーザ光の反射率が高くなるように、下面側が鏡面加工されていることが望ましい。レーザ光の反射率が高くなることで、より効率の良い発光装置が実現できる。
図7は、本実施の形態の発光装置の作用および効果を説明する図である。図7(a)が反射板を設けない発光装置、図7(b)が本実施の形態の反射板を設ける発光装置である。
一般に、励起光となるレーザ光は、人体に対する悪影響を懸念して発光装置外には射出されないよう発光装置は設計される。このため、図7(a)に示すように、広がり角θを上下方向に有するレーザ光を用いる場合、蛍光層16の半導体レーザダイオード12から離れた方の端部の位置が、レーザ光の分布の最上部(図中L)よりも上方にあることが要請される。
この場合、特に、レーザ光の分布の最下部(図中L)近傍のレーザ光が照射される蛍光層16の位置から、可視光が取り出されるスリット部20の間の距離(図7中の両矢印d)が長くなる。言い換えれば、半導体レーザダイオード12に近い側の蛍光層16の、スリット部20から見た深さが深くなる。このため、側面部(図示せず)で可視光が反射する際に生ずる光量損失が増大することが問題となる。
図7(b)に示す発光装置では、半導体レーザダイオード12近傍のスリット部20側、すなわち、半導体レーザダイオード12近傍の上方に反射板22を設ける。この場合、レーザ光の分布の最上部(図中L)近傍のレーザ光は、反射板22によって、蛍光層16に向けて反射される。
したがって、レーザ光が発光装置10外には射出しないようにした状態で、蛍光層16の位置から、可視光が取り出されるスリット部20の間の距離(図7中の両矢印d)を、反射体22がない場合に比較して短くすることができる。言い換えれば、半導体レーザダイオード12に近い側の蛍光層16の、スリット部20から見た深さを浅くすることができる。このため、反射体22がない場合に比較して、側面部(図示せず)で可視光が反射する際に生ずる光量損失を低減することが可能となる。
また、蛍光層16の、スリット部20から見た深さを浅くすることで、発光装置の高さを低くすることができる。このため、発光装置の小型化も実現される。そして、反射体22がない場合には、特に半導体レーザダイオード12に近い側の蛍光層16の、スリット部20から見た深さが深くなるため、この部分から取り出される可視光の光量が他の部分に比べ低下し、スリット部の長手方向の光量均一性が悪化する。本実施の形態においては、この部分での光量損失が低減するため、スリット部の長手方向の光量均一性も向上する。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、蛍光層表面であるレーザ光の入射面のレーザ光の中心軸に対する傾斜角が一定であるのに対し、本実施の形態の発光装置はこの傾斜角が一定ではない。そして、入射面が中心軸と交差する位置よりも半導体レーザダイオードから遠い位置に、この傾斜角が、入射面が中心軸と交差する位置の傾斜角より大きい領域を有している。
本実施の形態の発光装置は、半導体レーザダイオードから遠い位置の蛍光層表面の傾斜角を大きくすることで、この部分から取り出される可視光の光量を増大させ、スリット部の長手方向の光量均一性を一層向上させることが可能となる。
図8は、本実施の形態の発光装置の概略断面図である。図8(a)は、発光装置の概略断面図、図8(b)は、傾斜角の定義の説明図である。蛍光層16の上側表面である入射面の中心軸に対する傾斜角とは、入射面と中心軸の方向がなす角度であり、図8(b)でαで示す角度を意味する。図8(a)に示すように発光装置60の蛍光層16は、入射面のレーザ光の中心軸Laに対する傾斜角が小さい領域16aと、大きい領域16bを備えている。
領域16bは、領域16aよりも半導体レーザダイオード12から遠い位置に存在している。このため、半導体レーザダイオード12から中心軸Laより上方に出射するレーザ光の一部Lが、傾斜角の大きな領域16bに照射される。
図6で示すように、半導体レーザダイオード12から出射されるレーザ光の強度はガウス分布を有する。このため、中心軸Laより上方に出射するレーザ光Lの強度は、中心軸La近傍の強度より弱い。また、蛍光層16表面と中心軸Laは傾斜していることから、蛍光層16表面の単位面積当たりに照射されるレーザ光の光量も、半導体レーザダイオード12から遠ざかるにつれ減少する傾向にある。結果として、スリット部20から取り出される可視光の強度は、半導体レーザダイオード12から遠ざかるにつれ減少し、スリット部の長手方向の光量均一性が劣化する。
発光装置60では、領域16bの傾斜角を大きくすることで、蛍光層16表面の単位面積当たりに照射されるレーザ光の光量を増大し、領域16bでの単位面積あたりの可視光発光量を大きくする。さらに、スリット部20側から見た見かけ上の可視光強度も大きくする。したがって、領域16bからの可視光発光強度が増大し、スリット部の長手方向の光量均一性を一層向上させることが可能となる。
図9は、第2の実施の形態の発光装置の効果を示す図である。図9(a)が第1の実施の形態のように蛍光層表面の傾斜が一定の場合、図9(b)が本実施の形態の場合である。横軸はスリット部の長手方向の位置で、図の左側が半導体レーザダイオード側である。縦軸はスリット部から取り出される可視光強度の実測値であり、最大強度を1000とする任意単位で記載されている。測定値は実線で表され、フィッティングをした結果を点線で示す。実測値のばらつきは、例えば塗布むらによる蛍光層の不均一な形成に起因すると推察される。
図9(a)の場合は半導体レーザダイオード側から遠い位置で可視光強度が弱まり、可視光強度の均一性が劣化している。これに対し、図9(b)では、半導体レーザダイオード側から遠い位置で可視光強度が強まることで、可視光強度の均一性が向上していることがわかる。
上述のように、レーザ光の強度は中心軸部で最大となる。したがって、取り出される可視光強度の均一性を向上させる観点からは、本実施の形態のように、蛍光層の上側表面である入射面のレーザ光の中心軸に対する傾斜角が、入射面が中心軸と交差する位置で最小になっていることが望ましい。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態では、蛍光層表面であるレーザ光の入射面のレーザ光の中心軸に対する傾斜角が一定であるのに対し、本実施の形態の発光装置は、この傾斜角が一定でない。そして、第2の実施の形態とは異なり、入射面が中心軸と交差する位置よりも半導体レーザダイオードに近い位置に、この傾斜角が、入射面が中心軸と交差する位置の傾斜角より大きい領域を有している。
本実施の形態の発光装置は、半導体レーザダイオードに近い位置の蛍光層表面の傾斜角を大きくすることで、この部分から取り出される可視光の光量を増大させ、スリット部の長手方向の光量均一性を一層向上させることが可能となる。
図10は、本実施の形態の発光装置の概略断面図である。図に示すように発光装置60の蛍光層16は、蛍光層16の上側表面である入射面のレーザ光の中心軸Laに対する傾斜角が小さい領域16aと、大きい領域16cを備えている。
領域16cは、領域16aよりも半導体レーザダイオード12に近い位置に存在している。このため、半導体レーザダイオード12から中心軸Laより下方に出射するレーザ光の一部Lが、傾斜角の大きな領域16cに照射される。
図6で示すように、半導体レーザダイオード12から出射されるレーザ光の強度はガウス分布を有する。このため、中心軸Laより下方に出射するレーザ光Lの強度は、中心軸La近傍の強度より弱い。また、反射体22を設けることで緩和されてはいるが、蛍光層16と、可視光が取り出されるスリット部の間の距離は、領域16cでは他の領域よりも長い。したがって、可視光が蛍光層16からスリット部20に至る経路で生じる光量損失も他の領域に比べ大きい。結果として、スリット部20から取り出される可視光の強度は、半導体レーザダイオード12に近づくにつれ減少し、スリット部の長手方向の光量均一性が劣化する。
発光装置60では、領域16cの傾斜角を大きくすることで、蛍光層16表面の単位面積当たりに照射されるレーザ光の光量を増大し、領域16cでの単位面積あたりの可視光発光量を大きくする。さらに、スリット部20側から見た見かけ上の可視光強度も大きくする。したがって、領域16cからの可視光発光強度が増大し、スリット部の長手方向の光量均一性を一層向上させることが可能となる。
本実施の形態においても、第2の実施の形態同様、蛍光層の上側表面である入射面のレーザ光の中心軸に対する傾斜角が、入射面が中心軸と交差する位置で最小になっていることが望ましい。
(第4の実施の形態)
第1の実施の形態では、蛍光層表面であるレーザ光の入射面のレーザ光の中心軸に対する傾斜角が一定であるのに対し、本実施の形態の発光装置は、この傾斜角が一定でない。そして、入射面が中心軸と交差する位置よりも半導体レーザダイオードから遠い位置、および、入射面が中心軸と交差する位置よりも半導体レーザダイオードに近い位置に、この傾斜角が、入射面が中心軸と交差する位置の傾斜角より大きい領域を有している。すなわち、第2の実施の形態と、第3の実施の形態とを組み合わせた形態である。
図11は、本実施の形態の発光装置の概略断面図である。図に示すように発光装置70の蛍光層16は、蛍光層16表面のレーザ光の中心軸Laに対する傾斜角が小さい領域16aと、大きい領域16b、16cを備えている。
本実施の形態の発光装置は、半導体レーザダイオードから遠い位置、および、半導体レーザダイオードに近い位置の蛍光層表面の傾斜角を大きくすることで、これらの部分から取り出される可視光の光量を増大させ、スリット部の長手方向の光量均一性を一層向上させることが可能となる。
本実施の形態においても、第2および第3の実施の形態同様、蛍光層の上側表面である入射面のレーザ光の中心軸に対する傾斜角が、入射面が中心軸と交差する位置で最小になっていることが望ましい。
(第5の実施の形態)
本実施の形態の発光装置は、第4の実施の形態では、蛍光層表面である入射面が平面であるのに対し、入射面が連続する曲面である。
図12は、本実施の形態の発光装置の概略断面図である。図に示すように発光装置80の蛍光層16は、蛍光層16の上側表面である入射面のレーザ光の中心軸Laに対する傾斜角が小さい領域16aと、大きい領域16b、16cを備えている。そして、蛍光層16表面が連続する曲面となっている。すなわち、蛍光層16表面が台座18側を下側として、半導体レーザダイオード12側から上に凸な曲面と、それに続く下に凸な曲面とで形成される。
なお、蛍光層16表面または入射面が曲面の場合の、レーザ光の中心軸Laに対する傾斜角とは、曲面の接平面とレーザ光の中心軸Laとのなす角度を意味するものとする。
本実施の形態の発光装置は、蛍光層16表面が連続する曲面となっているため、蛍光層16表面各位置から取り出される可視光強度が連続的に補正されることになる。したがって、第4の実施の形態の発光装置より、さらに、スリット部の長手方向の光量均一性を向上させることが可能となる。
本実施の形態においても、第2ないし第4の実施の形態同様、蛍光層表面であるレーザ光の入射面のレーザ光の中心軸に対する傾斜角が、入射面が中心軸と交差する位置で最小になっていることが望ましい。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。上記、実施の形態はあくまで、例として挙げられているだけであり、本発明を限定するものではない。また、実施の形態の説明においては、発光装置等で、本発明の説明に直接必要としない部分等については記載を省略したが、必要とされる発光装置に関わる要素を適宜選択して用いることができる。
例えば、実施の形態においては、発光層をGaInNとするAlGaInN系レーザダイオードを用いる場合を例に説明した。発光層(活性層)として、III−V族化合物半導体である窒化アルミニウムガリウムインジウム(AlGaInN)、あるいはII−VI族化合物半導体である酸化マグネシウム亜鉛(MgZnO)等を用いた半導体レーザダイオードを用いることが出来る。例えば、発光層として用いるIII−V族化合物半導体は、Al、Ga、及びInからなる群から選ばれた少なくとも1種を含む窒化物半導体である。この窒化物半導体は、具体的には、AlGaIn(1−x−y)N(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦(x+y)≦1)と表わされるものである。このような窒化物半導体には、AlN、GaN、及びInNの2元系、AlGa(1−x)N(0<x<1)、AlIn(1−x)N(0<x<1)、及びGaIn(1−y)N(0<y<1)の3元系、更にすべてを含む4元系のいずれもが含まれる。Al、Ga、及びInの組成x、y、(1−x−y)に基づいて、紫外から青までの範囲の発光ピーク波長が決定される。また、III族元素の一部をホウ素(B)、タリウム(Tl)等に置換することができる。更に、V族元素のNの一部をリン(P)、ヒ素(As)、アンチモン(Sb)、ビスマス(Bi)等に置換することができる。
同様に、発光層として用いるII−VI族化合物半導体は、Mg及びZnの少なくとも1種を含む酸化物半導体することができる。具体的には、MgZn(1−z)O(0≦z≦1)と表されるものがあり、Mg及びZnの組成z、(1−z)に基いて、紫外領域の発光ピーク波長が決定される。
また、蛍光層の透明基材としては、シリコーン樹脂を例に説明したが、励起光の透過性が高く、かつ耐熱性の高い任意の材料を用いることができる。そのような材料として、例えば、シリコーン樹脂の他に、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、ポリイミド樹脂等が使用可能である。特に、入手し易く、取り扱いやすく、しかも安価であることから、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂が好適に使用される。また、樹脂以外でも、ガラス、焼結体、イットリウムアルミニウムガーネット(YAG)とアルミナ(Al)を組み合わせたセラミックス構造体等を用いることもできる。
また、蛍光体粒子としては、紫外から青色までの波長領域の光を吸収して可視光を放射する材料で形成されるものが用いられる。例えば、珪酸塩系蛍光体材料、アルミン酸塩蛍光体材料、窒化物系蛍光体材料、硫化物系蛍光体材料、酸硫化物系蛍光体材料、YAG系蛍光体材料、硼酸塩系蛍光体材料、燐酸塩硼酸塩系蛍光体材料、燐酸塩系蛍光体、及びハロリン酸塩系蛍光体材料等の蛍光体材料を使用することができる。各蛍光体材料の組成を下記に示す。
(1)珪酸塩系蛍光体材料:(Sr(1−x−y−z)BaCaEuSi(2+2w)(0≦x<1、0≦y<1、0.05≦z≦0.2、0.90≦w≦1.10) 上記式により表される珪酸塩系蛍光体材料の中では、x=0.19、y=0、z=0.05、w=1.0の組成が望ましい。なお、結晶構造を安定化したり、発光強度を高めるたりするために、ストロンチウム(Sr)、バリウム(Ba)、及びカルシウム(Ca)の一部をMg及びZnの少なくともいずれか一方に置き換えてもよい。他の組成比の珪酸塩系蛍光体材料としては、MSiO、MSiO、MSiO、MSiO、及びMSi(MはSr、Ba、Ca、Mg、Be、Zn、及びYからなる群から選択される少なくとも1つの元素)が使用可能である。なお、発光色を制御するために、Siの一部をゲルマニウム(Ge)に置き換えてもよい(例えば、(Sr(1−x−y−z)BaCaEu(Si2(1−u))Ge)O)。また、Ti、Pb、Mn、As、Al、Pr、Tb、及びCeからなる群からなる群から選択される少なくとも1つの元素を賦活剤として含有してもよい。
(2)アルミン酸塩系蛍光体材料:MAl1017(但し、Mは、Ba、Sr、Mg、Zn、及びCaからなる群からなる群から選択される少なくとも1つの元素) 賦活剤として、Eu及びMnの少なくとも1つを含む。他の組成比のアルミン酸塩系蛍光体材料としては、MAl、MAl17、MAl13、MAl1219、MAl1917、MAl1119、MAl12、MAl1627、及びMAl12(MはBa、Sr、Ca、Mg、Be及びZnからなる群からなる群から選択される少なくとも1つの元素)が使用可能である。また、Mn、Dy、Tb、Nd、及びCeからなる群からなる群から選択される少なくとも1つの元素を賦活剤として含有していてもよい。
(3)窒化物系蛍光体材料(主にシリコンナイトライド系蛍光体材料):LSi(2x/3+4y/3):Eu、又はLSi(2x/3+4y/3−2z/3):Eu(LはSr、Ca、Sr及びCaからなる群からなる群から選択される少なくとも1つの元素) 上記組成において、x=2かつy=5、又はx=1かつy=7であることが望ましいが、x及びyは、任意の値とすることができる。上記式により表される窒化物系蛍光体材料として、Mnが賦活剤として添加された(SrCa(1−x)Si:Eu、SrSi:Eu、CaSi:Eu、SrCa(1−x)Si10:Eu、SrSi10:Eu、CaSi10:Eu等の蛍光体材料を使用することが望ましい。これらの蛍光体材料には、Mg、Sr、Ca、Ba、Zn、B、Al、Cu、Mn、Cr、及びNiからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素が含有されてもよい。また、Ce,Pr、Tb、Nd、及びLaからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素を、賦活剤として含有してもよい。
(4)硫化物系蛍光体材料:(Zn(1−x)Cd)S:M(Mは、Cu、Cl、Ag、Al、Fe、Cu、Ni、及びZnからなる群から選択される少なくとも1つの元素、xは0≦x≦1を満足する数値) なお、Sを、Se及びTeの少なくともいずれかに置き換えてもよい。
(5)酸硫化物蛍光体材料:(Ln(1−x)Eu)OS(LnはSc、Y、La、Gd、及びLuからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素、xは0≦x≦1を満足する数値) なお、Tb、Pr、Mg、Ti、Nb、Ta、Ga、Sm、及びTmからなる群から選ばれる少なくとも1種を、賦活剤として含有してもよい。
(6)YAG系蛍光体材料:(Y(1−x−y−z)GdLaSm(Al(1−v)Ga12:Ce,Eu(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1.0≦v≦1) なお、CrおよびTbの少なくとも一種を、賦活剤として含有してもよい。
(7)硼酸塩系蛍光体材料:MBO:Eu(MはY、La、Gd、Lu、及びInからなる群から選択される少なくとも1つの元素) なお、賦活剤として、Tbを含有してもよい。他の組成比の硼酸塩系蛍光体材料として、CdO5:Mn、(Ce,Gd,Tb)MgB10:Mn、GdMgB10:Ce,Tbなどが使用可能である。
(8)燐酸塩硼酸塩系蛍光体材料:2(M(1−x)M’)O・aP・bB(MはMg、Ca、Sr、Ba、及びZnからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素、M’はEu、Mn、Sn、Fe、及びCrからなる群から選択される少なくとも1つの元素、x、a、bは0.001≦x≦0.5、0≦a≦2、0≦b≦3、0.3<(a+b)を満足する数値)
(9)燐酸塩系蛍光体:(Sr(1−x)Ba(PO:Eu、又は(Sr(1−x)Ba:Eu、Sn なお、Ti及びCuのいずれか一方を、賦活剤として含有してもよい。
(10)ハロリン酸塩系蛍光体材料:(M(1−x)Eu10(POCl、又は(M(1−x)Eu(POCl(MはBa、Sr、Ca、Mg、及びCdからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素、xは0≦x≦1を満足する数値) なお、Clの少なくとも一部を、フッ素(F)に置き換えてもよい。また、Sb及びMnの少なくとも1つを、賦活剤として含有してもよい。
上記の蛍光体材料を適宜選択して、青色発光体、黄色発光体、緑色発光体、赤色発光体、白色発光体として使用することができる。また、蛍光体材料を複数種組み合わせることで、中間色を発光する発光体を形成することができる。白色発光体を形成する場合には、光の三原色の赤緑青(RGB)のそれぞれに対応する色の蛍光体材料を組み合わせるか、もしくは青と黄色のような補色関係にある色の組み合わせを用いればよい。
また、蛍光体粒子を組み合わせる場合、実施の形態のように、複数の蛍光体粒子を混合した蛍光層を用いる場合に限らず、蛍光体粒子1種を1層とした積層構造にしても良い。例えば、RGBのそれぞれに対応する色の蛍光体粒子の層を、蛍光層内でRGBそれぞれに対応する層として積層して形成する。このとき、より短波長の発光を示す層を半導体レーザダイオードに近い上方の層に配置することによって、効率よく白色光を放射する発光装置が得られる。また、RGBの蛍光体粒子を同一の透明基材中に混合しても、蛍光層が白色光を放射する発光装置が得られる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての発光装置は、本発明の範囲に包含される。本発明の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物の範囲によって定義されるものである。
10 発光装置
12 半導体レーザダイオード
14a 第1の側面部
14b 第2の側面部
16 蛍光層
20 スリット部
22 反射体
La 中心軸

Claims (5)

  1. レーザ光を出射する半導体レーザダイオードと、
    前記レーザ光の中心軸に沿って配置され、互いに対向する第1および第2の側面部と、
    前記第1および第2の側面部間に、前記レーザ光の入射面を有し、前記入射面が前記中心軸に交差するよう傾斜して設けられ、前記レーザ光を吸収し前記入射面側に可視光を発する蛍光層と、
    前記蛍光層の前記入射面側に設けられ、長手方向と短手方向を有し、前記中心軸の方向に沿って前記長手方向が配置されている、前記可視光を取り出すスリット部と、
    前記半導体レーザダイオードの前記スリット部側に、前記中心軸と交差しないよう設けられ、前記レーザ光の一部を前記蛍光層に向けて反射する反射体とを有し
    前記半導体レーザダイオードの前記レーザ光の出射部と、前記反射体の前記半導体レーザダイオードと反対側の端部を結ぶ線分が、前記入射面と交差することを特徴とする発光装置。
  2. 前記入射面と前記中心軸との間の傾斜角が一定でなく、前記入射面は、前記入射面が前記中心軸と交差する位置よりも前記半導体レーザダイオードから遠い位置に、前記傾斜角が、前記入射面が前記中心軸と交差する位置の前記傾斜角より大きい領域を有することを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 前記入射面と前記中心軸との間の傾斜角が一定でなく、前記入射面は、前記入射面が前記中心軸と交差する位置よりも前記半導体レーザダイオードに近い位置に、前記傾斜角が、前記入射面が前記中心軸と交差する位置の前記傾斜角よりも大きい領域を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の発光装置。
  4. 前記入射面が連続する曲面であることを特徴とする請求項2または請求項3記載の発光装置。
  5. 前記傾斜角が、前記入射面が前記中心軸と交差する位置で最小であることを特徴とする請求項2ないし請求項4いずれか一項記載の発光装置。
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