JP6256299B2 - プリントシステム - Google Patents

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本発明は、連続印刷モードを有したプリントシステムに関する。
従来の画像形成装置では、連続して複数のファイルを印刷する際、全てのファイルの出力要求の通信が終了する前に他のファイルの出力要求があると、複数のファイルの出力物の間に他のファイルの出力物が入ることとなる。このため、誤って他人の出力物を持ち去ったり、それを防ぐために自分の出力物である事を確認するための手間が発生していた。
この問題を解消するために、下記の特許文献1では、複数ファイルの連続印刷の際に他のユーザーによる出力要求の割り込みを禁止している。また、特許文献2では、プリンターが印刷要求を受けると、スプールされている印刷要求と同じMACアドレスからの要求か否かを判断し、同じMACアドレスであればスプールされている印刷要求に連続させて出力を行っている。
特開2001−134401号公報 特開2000−242457号公報
しかしながら、特許文献1では、複数ファイルの連続印刷が完了するまでの長時間他のユーザーに出力待ち時間が生じてしまう虞があった。また、特許文献2では、複数のファイルのうち一部ファイルの出力が完了して印刷要求がスプールされていない状態で他のユーザーの印刷要求があると、そこで連続出力が途絶える虞があった。また、スプールされている全てのデータの印刷が完了するまでは同一のユーザーからの印刷要求を優先して処理するため、その間他のユーザーが印刷できない問題もあった。
本発明は斯かる課題に鑑みてなされたもので、上記課題を解決できるプリントシステムを提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明のプリントシステムは、ユーザーのドライバーから送信されたファイルを画像形成装置で連続印刷する連続印刷モードを有したプリントシステムであって、前記ドライバーは、連続印刷モードによる連続出力要求があった際に、連続印刷モードであること,印刷するファイル数,及びファイルサイズを示す情報を送信する印刷情報送信手段を備え、前記画像形成装置は、前記ドライバーから送信された前記情報に基づき前記ファイル数分の出力処理順序を確保する処理順序確保手段と、連続印刷モードの際に、MACアドレスを用いて連続出力要求したユーザーを識別し、連続出力要求したユーザーの前記ドライバーからファイルを受信すると、そのファイルの出力処理順序を前記処理順序確保手段が確保した出力処理順序に割り当てる処理順序割当手段とを備え、前記処理順序割当手段は、前記情報を受信してから、前記情報の前記ファイル数及び前記ファイルサイズに基づいて定めた一定時間経過後に、連続出力要求されたファイルが出力の番を迎えても当該ファイルの受信が完了していない場合、次の番のファイルを出力して、連続出力要求したユーザーにエラーの通知を行い、前記画像形成装置は、連続出力モードの使用中に、他のユーザーから印刷要求を受け付けると、出力待ちとなっている前記ファイル数及び前記ファイルサイズと前記画像形成装置の線速とに基づき計算した待ち時間が設定値を超えたか否かを判別し、前記待ち時間が前記設定値を超えるユーザーに対して前記待ち時間が長くなる旨及びその前記待ち時間を通知することを特徴とする
本発明によれば、連続印刷モードであることを示す情報がドライバーから送信されると、
連続印刷するファイル数分の印刷データの出力処理順序が確保され、連続印刷要求をしたユーザーからのファイルが確保された処理順序に割り当てられるので、連続印刷の処理中に他のユーザーの印刷要求があっても、連続印刷された印刷物中に他のユーザーの印刷物が混じるのを防止できる。
また、連続出力時以外には印刷要求順に処理を行えば済むため、連続印刷モードと通常の印刷モードとを切り分けて判断できることで、MACアドレスの一致を判別する必要がなくなり、CPUの負荷を減らせる。
また、連続印刷モードでは印刷するファイル数,及びファイルサイズを示す情報がドライバーから送信されるので、後続のユーザーの処理開始までの時間を画像処理装置で見積もることもできる。
本発明の一実施形態のプリントシステムの構成図である。 図1の画像形成装置が備えるジョブ処理順位テーブルを示す図である。 図1の画像形成装置によるジョブ処理順序決定処理のフローチャートである。 図1の画像形成装置が備えるジョブ処理順位テーブルを示す図である。 連続出力要求されたファイルの送信が完了しないまま出力を迎えた場合に図1の画像形成装置が実行する処理のフローチャートである。 出力までの待ち時間が設定時間を越えるユーザーに図1の画像形成装置が通知及び連続出力を提案する処理のフローチャートである。
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態に係るプリントシステムの構成について説明する。図1は、プリントシステムの構成図である。
プリントシステムは、複数のユーザーA〜Dと、これらのユーザーA〜Dからの要求に基づき印刷を行うプリンター(MPF/プリンター)2とを備えている。
ユーザーA〜Dは、複数ファイルの印刷要求をまとめて行う連続印刷モードの際に、連続印刷モードであること,印刷するファイル数,及びファイルサイズを示す情報を送信するための印刷情報送信手段をドライバーに備えている。
プリンター2は、印刷のための画像処理を行うためのASIC(application specific integrated circuit)21と、ASIC21のシステムメモリとして機能するためのNORFLASH22と、ASIC21のデータストレージとして機能するためのNANDFLASH23と、プリンター2の動作を制御するためのCPU24と、CPU24の一時的記憶手段として機能するためのDRAM25とを備えている。
ASIC21は、NETWORK26から送信されてきたユーザーA〜Dの出力要求に基づき、出力要求された印刷データをプリンター2での印刷用に画像処理するためのものである。NORFLASH22は、ASIC21の動作プログラムを記憶するためのものである。NANDFLASH23は、ASIC21が画像処理する印刷データ、及び、印刷データに基づきASIC21が画像処理して得られた画像データを記憶するためのものである。
CPU24は、連続出力モード時には、ASIC21が受信した出力要求に基づき、ユーザーA〜DのMACアドレスを特定し、ASIC21が印刷用の画像処理中に他の出力要求を受信した場合には、ユーザーA〜DのMACアドレス同士が一致するかの判別を行う処理をするようになっている。MACアドレスは、プリントシステムのNETWORK26に接続されたユーザーA〜Dのそれぞれに一意に割り振られており、MACアドレスからユーザーA〜Dを特定できるようになっている。また、CPU24は、印刷要求を受信すると、印刷要求されたファイルのジョブ処理順位を決定するようになっている。
図2は、CPU24が決定したジョブ処理順位が記憶されたジョブ処理順位テーブルを示す図である。図2(a)は連続印刷設定無しの場合,図2(b)は連続印刷設定有りの場合のジョブ処理順位テーブルである。
図2に示すジョブ処理順位テーブルは、ジョブ処理の順序を示したジョブ番号毎に、MACアドレスに基づき特定されたユーザーA〜Dを示す情報を対応付けている。CPU24は、ASIC21が受信した出力要求に基づき、ユーザーA〜DのMACアドレスを特定すると、ユーザーA〜Dの情報が記憶されずに空いているジョブ番号にユーザーA〜Dを特定する情報を記憶するようになっている。このため、ジョブ処理順位テーブルには、出力要求を受け付けた順で小さなジョブ番号からユーザーA〜Dを特定する情報が記憶されることになる。また、連続出力の要求が行われると、連続出力されるファイル数が特定され、特定されたファイル数分のジョブ番号が確保される。連続出力要求の処理が行われている間に他のユーザーA〜Dによる出力要求が行われると、確保されたジョブ番号の次のジョブ番号からユーザーA〜DのMACアドレスを特定する情報が記憶される。
図2(a)に示す例では、ユーザーA,ユーザーB,ユーザーC,ユーザーD,ユーザーD,ユーザーC,ユーザーDの順で出力要求が送信されてきたので、ジョブ処理順位テーブルにはジョブ番号1にはユーザーAのMACアドレスを特定する情報,ジョブ番号2にはユーザーBのMACアドレスを特定する情報,ジョブ番号3にはユーザーCのMACアドレスを特定する情報が記憶されている。また、ジョブ番号4にはユーザーDのMACアドレスを特定する情報,ジョブ番号5にはユーザーDのMACアドレスを特定する情報,ジョブ番号6にはユーザーCのMACアドレスを特定する情報,ジョブ番号7にはユーザーDのMACアドレスを特定する情報が記憶されている。
図2(b)に示す例では、ユーザーA,ユーザーB,ユーザーCの順で出力要求が行われた後、ユーザーDによる連続出力の要求が行われているので、ジョブ処理順位テーブルにはジョブ番号1にユーザーAのMACアドレスを特定する情報,ジョブ番号2にユーザーBのMACアドレスを特定する情報,ジョブ番号3にユーザーCのMACアドレスを特定する情報が記憶され、ジョブ番号4〜6にはユーザーDのMACアドレスを特定する情報が記憶されている。また、ジョブ番号7には、ユーザーDによる連続出力の要求が行われた後に出力要求が行われた、ユーザーCのMACアドレスを特定する情報が記憶される。
次に、プリントシステムの動作について説明する。
図3は、CPU24(プリンター2)が連続出力モードでジョブ処理順序を決定する際のジョブ処理順序決定処理のフローチャートである。
連続出力モードでの印刷は、ユーザーA〜Dの何れかが端末上で連続出力モードを選択した際(ステップS1)、連続出力したいファイルそれぞれに対し印刷設定を行い(ステップS2)、プリンター2に印刷要求を送信すると(ステップS3)、実行される。連続出力モードが選択されると、ファイルの印刷設定情報の他に、連続印刷モードであること,印刷するファイル数,及びファイルサイズを表す情報が、ドライバーからプリンター2に印刷要求と共に送信される。このファイルサイズを表す情報は、ファイルのデータ容量でもよいし、ファイルに含まれる文書のページ数でもよい。
プリンター2は、ドライバーから連続出力モードによる要求、つまり、連続印刷モードであることを表す情報が付随した印刷要求を受信し(ステップS4)、続いて、連続出力するファイル数の情報、つまり、印刷するファイル数の情報を受信すると(ステップS5)、連続出力するファイル分の印刷順序番号、つまり、ジョブ番号を確保する(ステップS6)。
その後、プリンター2は、連続出力要求したユーザーから画像データが送信されてくると、送信された画像データに予め取っておいたジョブ番号を割り当てる(ステップS7)。また、プリンター2は、連続出力設定されたファイル(連番ファイル)間に順序を割り込ませて他のジョブの出力をすることはできないこととする。つまり、連続出力モードによる要求を受信したプリンター2は、連続出力するファイル数分の印刷データの処理が完了するまでの間に他のユーザーから出力要求があった場合には、そのファイルのジョブ番号を連続出力されるファイルに割り当てられたジョブ番号の後のジョブ番号を割り当てる。連続出力されることは、他のユーザーのジョブ確認画面でも確認できるよう表示が行われる。
プリンター2は、ジョブ番号の割り当てを行いながら、ASIC21にジョブ番号1のファイルの出力を行わせ(ステップS8)、この出力が終了すると残りのファイルのジョブ番号を1つ繰り上げて、処理を終了する。
図3のフローチャートに示すジョブ処理順序決定処理でのジョブ番号の割り当て方を更に詳しく説明する。図4は、ジョブ処理順位テーブルを示す図である。
図4に示す例では、まず、ユーザーA,ユーザーB,ユーザーCの順で出力要求が行われているので、ジョブ処理順位テーブルにはジョブ番号1にユーザーAのMACアドレスを特定する情報,ジョブ番号2にユーザーBのMACアドレスを特定する情報,ジョブ番号3にユーザーCのMACアドレスを特定する情報が記憶されている。
続いて、図3に示すフローチャートのS4の処理でユーザーDによる連続出力の要求が行われ、S5の処理で連続出力されるファイル数が3つであると判定されると、S6の処理でジョブ処理順位テーブルのジョブ番号4〜6が確保される。その後、S7の処理では、ジョブ処理順位テーブルのジョブ番号4〜6には、ユーザーDからの印刷データを受信する度に、ジョブ番号の小さな順にユーザーDのMACアドレスを特定する情報が記憶される。
ユーザーDによる連続出力要求の処理が行われている間に、つまり、S7の処理でジョブ番号4〜6の全てにユーザーDのMACアドレスを特定する情報が記憶される前にユーザーCによる出力要求が行われても、図4に示すように、ジョブ処理順位テーブルにはジョブ番号6の次に大きなジョブ番号7にユーザーCのMACアドレスを特定する情報が記憶される。
このようにしてジョブ処理順序決定処理が行われるが、何らかの原因で連続出力要求したファイル数分のファイルの送信が完了しないまま一定時間が経過することがある。連続出力要求したファイル数分のファイルの送信が完了しないまま一定時間が経過した場合、プリンター2は、そのファイルの受信処理を中断して受信完了したファイルのみを出力を行い、確保してあったジョブ番号には次の出力待ちファイルを割り当てる。
以下、連続出力要求したファイルの送信が完了しないまま一定時間が経過した場合にプリンター2が実行する処理について説明する。この場合の一定時間は連続要求したファイルの数とそのファイルサイズ等に基づいて定めてもよい。
図5は、連続出力要求されたファイルのうちファイルの送信が完了しないままジョブ番号がジョブ番号1となり、出力を迎えたファイルがある場合の処理のフローチャートである。
この処理では、プリンター2は、連続出力要求を受け付け(ステップS11)、その連続出力要求をされた複数ファイルの中の何れかのファイルがジョブ番号1に割り当てられると、つまり、連続出力要求されたファイルが出力の番を迎えると(ステップS12)、そのファイルの印刷データの受信が完了しているかを判別する(ステップS13)。印刷データの受信が完了していてこの判別がYESであると、プリンター2は、印刷データを画像処理し、画像処理で得られた画像データを出力して(ステップS14)、そのファイルの処理を終了する。
ジョブ番号1に割り当てられたファイルの印刷データの受信が完了しておらず、S13の判別がNOであると、ジョブ番号が1つ大きなジョブ番号2の印刷データを通常出力し(ステップS15)、連続出力要求したユーザーA〜Dにエラーの通知を行う(ステップS16)。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態によれば、連続印刷モードであることを示す情報がユーザーA〜Dのドライバーから送信されると、連続印刷するファイル数分の印刷データの出力処理順序が確保され、連続印刷要求をしたユーザーからのファイルが確保された処理順序に割り当てられるので、連続印刷の処理中に他のユーザーの印刷要求があっても、連続印刷された印刷物中に他のユーザーの印刷物が混じるのを防止できる。
また、本実施形態によれば、連続出力時以外には印刷要求順に処理を行えば済むため、連続印刷モードと通常の印刷モードとを切り分けて判断できることで、MACアドレスの一致を判別する必要がなくなり、CPU24の負荷を減らせる。
また、本実施形態によれば、連続印刷モードでは印刷するファイル数,及びファイルサイズを示す情報がドライバーから送信されるので、後続のユーザーの処理開始までの時間(待ち時間)をプリンター2で見積もることもできる。
本実施形態のプリントシステムは、ユーザーA〜Dのドライバーから送信されたファイルを画像形成装置(プリンター2)で連続印刷する連続印刷モードを有したプリントシステムであって、前記ドライバーは、連続印刷モードの際に、連続印刷モードであること,印刷するファイル数,及びファイルサイズを示す情報を送信する印刷情報送信手段を備え、前記画像形成装置は、連続印刷モードの要求があった際に、前記ドライバーから送信された前記情報に基づき前記印刷するファイル数分の印刷データの出力処理順序を確保する処理順序確保手段(CPU24)と、連続印刷モードの要求があった際に、MACアドレスを用いて連続出力要求したユーザーを識別し、連続出力要求したユーザーから印刷データを受信すると、その印刷データの出力処理順序を前記処理順序確保手段が確保した処理順序に割り当てる処理順序割当手段(CPU24)とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記連続印刷モードであることを示す情報を受信してから一定時間経過時に、前記印刷するファイル数分のファイルの印刷データの受信が完了していない場合には、前記ドライバーからの印刷データの受信を停止する印刷データ受信停止手段(CPU24)を備え、前記処理順序割当手段は、印刷データの受信が完了してないファイルに確保していた処理順序を、次の処理順序に割り当てられていたファイルに割り当てることを特徴とする。
なお、上記実施形態では、画像処理に必要な時間等のマシンの種類によって異なる時間は考慮せずに待ち時間を算出したが、画像処理等に必要な時間も考慮して待ち時間を算出しても良い。
また、上記実施形態では、新たなファイルが出力の番を迎えたときに、そのファイルの印刷データの受信が完了していないと、ジョブ番号が1つ大きなジョブ番号2の印刷データを通常出力し、連続出力要求したユーザーA〜Dにエラーの通知を行った場合について説明した。しかしながら、連続印刷モードであることを示す情報を受信してから一定時間経過時に、印刷するファイル数分のファイルの印刷データの受信が完了していない場合に、ドライバーからの印刷データの受信を停止するよう構成してもよい。
また、連続出力モードの使用中には、他のユーザーA〜Dの出力時刻が大幅に遅れる可能性がある。例えば、図4に示すように、ジョブ番号7のユーザーCのファイルは、ジョブ番号4〜6に連続出力されるユーザーDのファイルがあることから、出力時刻が大幅に遅れる可能性がある。このため、プリンター2は、出力までの待ち時間が設定時間を越えるユーザーCに対して、その旨の通知及び連続出力の提案を行う構成としてもよい。以下、出力までの待ち時間が設定時間を越えるユーザーCに対する通知及び提案を行うためにプリンター2が実行する処理を説明する。
図6は、出力までの待ち時間が設定時間を越えるユーザーCに通知及び連続出力を提案する処理のフローチャートである。
この処理では、ユーザーCがプリンターに印刷要求を行うと(ステップS21)、プリンター2は、その待ち時間が設定値を超えたか否かを判別する(ステップS22)。ユーザーCの待ち時間予測は、出力待ちとなっているファイルサイズ及びファイル数とプリンターの線速とに基づき計算する。
待ち時間が設定値を超えてこの判別がYESであると、プリンター2は、待ち時間が長くなる旨及びその待ち時間を通知すると共に、他のファイルの出力がないか確認させるための表示を行う(ステップS23)。ここで、プリンター2がユーザーCに連続出力の提案を行うようにしてもよい。なお、ユーザーA〜Dに通知する待ち時間は、以下の式(1)の演算を実行して算出される。
待ち時間=Σ{(プリンター2に到達しているジョブ処理待ちのファイル)÷(線速)}
・・・・式(1)
S23の処理行った後、又は、S22の判別がNOであると、プリンター2は、この処理を終了して通常印刷を行う。
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。例えば、上記実施形態では、ユーザーがユーザーA〜Dの4つである場合について説明したが、ユーザーの数は任意であり、3つ以下でも5つ以上でもよい。
ユーザー A〜D
プリンター 2
ASIC 21
NORFLASH 22
NANDFLASH 23
CPU 24
DRAM 25
NETWORK 26

Claims (1)

  1. ユーザーのドライバーから送信されたファイルを画像形成装置で連続印刷する連続印刷モードを有したプリントシステムであって、
    前記ドライバーは、連続印刷モードによる連続出力要求があった際に、連続印刷モードであること,印刷するファイル数,及びファイルサイズを示す情報を送信する印刷情報送信手段を備え、
    前記画像形成装置は、前記ドライバーから送信された前記情報に基づき前記ファイル数分の出力処理順序を確保する処理順序確保手段と、
    連続印刷モードの際に、MACアドレスを用いて連続出力要求したユーザーを識別し、連続出力要求したユーザーの前記ドライバーからファイルを受信すると、そのファイルの出力処理順序を前記処理順序確保手段が確保した出力処理順序に割り当てる処理順序割当手段とを備え
    前記処理順序割当手段は、前記情報を受信してから、前記情報の前記ファイル数及び前記ファイルサイズに基づいて定めた一定時間経過後に、連続出力要求されたファイルが出力の番を迎えても当該ファイルの受信が完了していない場合、次の番のファイルを出力して、連続出力要求したユーザーにエラーの通知を行い、
    前記画像形成装置は、連続出力モードの使用中に、他のユーザーから印刷要求を受け付けると、出力待ちとなっている前記ファイル数及び前記ファイルサイズと前記画像形成装置の線速とに基づき計算した待ち時間が設定値を超えたか否かを判別し、前記待ち時間が前記設定値を超えるユーザーに対して前記待ち時間が長くなる旨及びその前記待ち時間を通知することを特徴とするプリントシステム。
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