JP6255814B2 - 電話制御装置およびプログラム - Google Patents

電話制御装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6255814B2
JP6255814B2 JP2013185924A JP2013185924A JP6255814B2 JP 6255814 B2 JP6255814 B2 JP 6255814B2 JP 2013185924 A JP2013185924 A JP 2013185924A JP 2013185924 A JP2013185924 A JP 2013185924A JP 6255814 B2 JP6255814 B2 JP 6255814B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone terminal
telephone
call
extension
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013185924A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015053622A (ja
Inventor
嘉男 中島
嘉男 中島
田中 宏典
宏典 田中
霜田 綾
綾 霜田
Original Assignee
サクサ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サクサ株式会社 filed Critical サクサ株式会社
Priority to JP2013185924A priority Critical patent/JP6255814B2/ja
Publication of JP2015053622A publication Critical patent/JP2015053622A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6255814B2 publication Critical patent/JP6255814B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、電話制御技術に関し、特に収容する内線電話端末と無線電話端末とに同一の個別電話番号を付与して連携制御する電話制御技術に関する。
ビジネスホンやPBXシステムでは、スマートホンや携帯電話などの無線電話端末における無線LANを利用したIP電話機能の普及に伴い、これら無線電話端末を無線LAN基地局経由で主装置やPBXなどの電話制御装置に収容し、内線回線を介して収容した内線電話端末と同様、電話制御装置配下の電話端末として制御する技術が実用化されつつある。
従来、このような内線電話端末と無線電話端末とを1人の利用者が使い分けるための電話制御技術として、連携関係とする内線電話端末と無線電話端末とに1つの個別電話番号を付与することにより、当該個別電話番号に対する着信を、内線電話端末と無線電話端末のいずれでも応答可能とする端末連携機能が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
特開2011−188160号公報
このような従来の端末連携機能では、個別電話番号への着信時に、電話制御装置から内線電話端末と無線電話端末のいずれか一方に対してのみ着信を通知できるため、在席状況に応じて着信先を切り替えることができる。
しかしながら、離席・帰席時における着信先の切替操作など、利用者への操作負担が少なからず発生するとともに、切替操作のし忘れにより着信応答できない場合もある。
このため、電話制御装置から内線電話端末と無線電話端末の両方に着信を通知し、利用者が着信の状況に応じて、いずれか一方を選択して着信応答するという利用形態が現実的である。
これにより、例えば、利用者が在席している場合には、機能が豊富で使い勝手のよい自席の内線電話端末で応答し、利用者が離席している場合には、携帯している無線電話端末で応答することが可能となる。
したがって、このような端末連携機能を実現する場合、電話制御装置では、個別電話番号への着信時に、連携関係にある内線電話端末と無線電話端末の両方に電話制御装置から着信を通知し、利用者が内線電話端末と無線電話端末のいずれか一方で着信応答したことを検出して、相手電話端末との通話を形成することになる。
また、一方の電話端末で着信応答した後は、他方の電話端末に対する呼び出しが不要となるため、電話制御装置は、一方の電話端末での着信応答に応じて、他方の電話端末への着信通知を停止することになる。
この際、利用者が離席時には無線電話端末で着信に応答すれば、自席に設置されている内線電話端末での着信鳴動が停止することになるが、無線電話端末での応答が遅れる場合もある。
このため、無線電話端末での応答が遅れて、例えば利用者席の近くにいる他の利用者が、無線電話端末での応答より先に利用者席の内線電話端末で応答した場合、電話制御装置から無線電話端末への着信が停止されてしまうという問題点があった。したがって、このような場合には、利用者が内線電話端末での応答の後から無線電話端末を操作しても、相手先と通話することができないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、無線電話端末と連携関係にある内線電話端末で先に着信応答した場合でも、当該無線電話端末での操作に応じて当該着信の相手先と通話することができる電話制御技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる電話制御装置は、収容した内線電話端末および無線電話端末のうち、連携させて利用する内線電話端末および無線電話端末に対して、同一の個別電話番号を共通に付与して連携制御する電話制御装置であって、相手電話端末からの前記個別電話番号に対する着信に応じて、当該個別電話番号が付与された内線電話端末および無線電話端末の両方に着信を通知する連携制御部と、前記内線電話端末および前記無線電話端末のうち、前記着信に対して最初に応答したいずれか一方の電話端末を、前記相手電話端末と通話接続する通話制御部とを備え、前記連携制御部は、前記着信に対して前記内線電話端末が最初に応答した場合、前記無線電話端末に対する前記着信を継続し、前記通話制御部は、前記内線電話端末による最初の応答後、前記無線電話端末が前記着信に対して応答した場合、当該無線電話端末と前記相手電話端末とを通話接続するようにしたものである。
これに加えて、前記通話制御部が、前記内線電話端末による最初の応答後、前記無線電話端末が前記着信に対して応答した場合、前記内線電話端末と前記相手電話端末との通話に対して当該無線電話端末を接続することにより会議通話を形成し、前記会議通話の開始時には、前記無線電話端末から前記相手電話端末に対する音声を消音するようにしたものである。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを、前述した電話制御装置を構成する各部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、無線電話端末と連携関係にある内線電話端末で先に着信応答した場合でも、無線電話端末への着信が継続されて、無線電話端末での操作に応じて当該着信の相手先と通話することができる。
このため、無線電話端末での応答が遅れて、例えば利用者席の近くにいる他の利用者が、無線電話端末での応答より先に利用者席の内線電話端末で応答した場合でも、本来応答すべき利用者が無線電話端末から相手電話端末の相手利用者と通話を行うことができる。
したがって、離席・帰席時における着信先の切替操作を必要とすることなく、同一の個別電話番号を付与した内線電話端末および無線電話端末を連携させてスムーズに使い分けることができるとともに、離席時に無線電話端末での応答が遅れた場合でも、確実に相手利用者と通話することができ、電話制御装置において、極めて使い勝手の良い端末連携機能を実現することが可能となる。
第1の実施の形態にかかる電話制御装置の構成を示すブロック図である。 端末連携情報の構成例である。 第1の実施の形態にかかる電話制御装置の連携制御動作を示すシーケンス図である。 第2の実施の形態にかかる電話制御装置の連携制御動作を示すシーケンス図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる電話制御装置10について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる電話制御装置の構成を示すブロック図である。
この電話制御装置10は、ビジネスホンの主装置やPBXシステムのPBXとして用いられる電話制御装置からなり、回線L1を介して電話網NW1と接続するとともに、回線L2を介して無線通信網NW2と接続し、内線回線21を介して収容した複数の内線電話端末20を、回線L1,L2に対して交換接続する機能を有している。内線電話端末20は、ビジネスホンやPBXシステムなどの電話システムで利用される一般的な内線電話機である。
電話網NW1は、PSTN(Public Switched Telephone Network)、ISDN(Integrated Services Digital Network)、IP電話網などの一般的な電話網からなる。相手電話端末40は、電話網NW1に接続された一般的な電話端末である。
無線通信網NW2は、3G(3rd Generation)などの携帯通信網、無線LANを用いたWi−Fi(Wireless Fidelity)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの一般的な無線通信網からなる。無線電話端末30は、無線通信網NW2に接続された、スマートフォンや携帯電話などの一般的な無線電話端末であり、無線通信網NW2を介して電話制御装置10との間で、データ通信回線と音声通信回線とをそれぞれ確立する。
[電話制御装置]
本実施の形態にかかる電話制御装置10は、例えば同一利用者が内線電話端末20と無線電話端末30の両方を使い分けるなどの利用形態において、収容した内線電話端末20および無線電話端末30のうち、連携させて利用する内線電話端末20および無線電話端末30に対して、同一の個別電話番号を共通に付与して呼制御を行う機能を有している。
電話制御装置10には、主な機能部として、網I/F部11、内線I/F部12、記憶部13、および制御部14が設けられている。
網I/F部11は、通信用のインターフェース回路からなり、回線L1を介して電話網NW1との間で着信通知などの各種呼制御メッセージをやり取りする機能と、回線L1および電話網NW1を介して相手電話端末40と通話音声をやり取りする機能と、回線L2を介して無線通信網NW2との間で発信要求などの各種呼制御メッセージをやり取りする機能と、回線L2および無線通信網NW2を介して無線電話端末30との間でデータ通信回線を確立して、データ通信を行う機能と、回線L2および無線通信網NW2を介して無線電話端末30との間で音声通信回線を確立して通話音声をやり取りする機能とを有している。
この際、回線L1には、1つ以上の通話回線が含まれているものとし、これら通話回線は、アナログ電話回線であってもよくIP回線やISDN回線などのデジタル回線であってもよい。
また、回線L2については、音声通信回線をアナログ通信により構成する場合、音声通信回線用のアナログ電話回線とデータ通信回線用のIP回線とから回線L2を構成すればよい。なお、音声通信回線をデジタル通信により構成すれば、データ通信回線と音声通信回線とをIP回線やISDN回線などのデジタル回線からなる1つの回線L2で構成することができる。また、網I/F部11に無線通信機能を設けて無線通信網NW2と直接接続する無線回線により回線L2を構成し、無線電話端末30と同様に、データ通信回線と音声通信回線とを回線L2で確立するようにしてもよい。
内線I/F部12は、専用の通信回路からなり、内線回線21を介して内線電話端末20との間で、着信通知などの呼制御メッセージや通話音声などのデータをやり取りする機能を有している。
記憶部13は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、制御部14での制御処理に用いる処理データやプログラム13Pを記憶する機能を有している。
プログラム13Pは、制御部14のCPUに読み込まれて実行されることにより、各種処理部を実現するプログラムである。
記憶部13で記憶する主な処理データとして、呼制御データ13Aがある。呼制御データ13Aは、回線L1,L2、内線電話端末20、さらには無線電話端末30について、各種動作状態を示すステータスデータや、各種設定内容を示す設定データのほか、内線電話端末20と無線電話端末30との連携関係を示す端末連携情報などを含んでいる。
図2は、端末連携情報の構成例である。ここでは、連携回線として用いる個別電話番号ごとに、内線電話端末20と無線電話端末30とが組として登録されている。これにより、電話網NW1から割り当てられた個別電話番号が、内線電話端末20の個別電話番号、すなわち内線電話端末20における電話網NW1を利用した発着信および通話の際に個別に利用できる外線電話番号(網側電話番号)として付与されるとともに、無線電話端末30の個別電話番号、すなわち無線電話端末30における電話網NW1を利用した発着信および通話の際に個別に利用できる外線電話番号(網側電話番号)として付与される。
制御部14は、CPUとその周辺回路を有するコンピュータからなり、記憶部13のプログラム13Pを読み込んで実行することにより、各種処理部を実現して、電話制御装置10のほか、内線電話端末20や無線電話端末30の動作を制御する機能を有している。
制御部14で実現される主な処理部として、連携制御部14Aおよび通話制御部14Bがある。
連携制御部14Aは、内線電話端末20および無線電話端末30の両方に付与されている個別電話番号に対する相手電話端末40からの着信に応じて、当該個別電話番号が付与された内線電話端末20および無線電話端末30の両方に着信を通知する機能と、当該着信に対して内線電話端末20が最初に応答した場合、無線電話端末30に対する着信を継続する機能と、内線電話端末20による最初の応答後、無線電話端末30が当該着信に対して応答した場合、無線電話端末30の応答を示す報知表示または報知音出力を、内線電話端末20に対して指示する機能とを有している。
通話制御部14Bは、内線電話端末20および無線電話端末30のうち、当該着信に対して最初に応答したいずれか一方の電話端末を、相手電話端末40と通話接続する機能と、内線電話端末20による最初の応答後、無線電話端末30が当該着信に対して応答した場合、当該無線電話端末30と相手電話端末40とを通話接続する機能と、内線電話端末20による最初の応答後、無線電話端末30が当該着信に対して応答した場合、内線電話端末20と相手電話端末40との通話に対して当該無線電話端末30を接続することにより会議通話を形成する機能と、この会議通話の開始時には、無線電話端末30から相手電話端末40に対する音声を消音する機能とを有している。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図3を参照して、本実施の形態にかかる電話制御装置10の連携制御動作について説明する。図3は、第1の実施の形態にかかる電話制御装置の連携制御動作を示すシーケンス図である。
ここでは、連携させて利用する内線電話端末20および無線電話端末30の両方に付与されている個別電話番号に対する相手電話端末40からの着信に応じて、内線電話端末20が先に応答した後、無線電話端末30が後から応答する場合を例として説明する。
まず、連携制御部14Aは、電話網NW1および回線L1を介して網I/F部11で検出された、相手電話端末40からの着信に応じて(ステップ100)、当該着信の着信先電話番号を確認する。
ここで、図2に示した連携端末情報により、当該着信先電話番号が内線電話端末20と無線電話端末30に対して付与されている個別電話番号であることが確認された場合、連携制御部14Aは、内線I/F部12から内線回線21を介して当該内線電話端末20へ着信を通知するとともに(ステップ101)、網I/F部11から回線L2および無線通信網NW2を介して無線電話端末30へ着信を通知する(ステップ102)。
これに応じて、内線電話端末20では、相手電話端末40からの着信を報知するための着信表示が行われるとともに(ステップ103)、無線電話端末30では、相手電話端末40からの着信を報知するための着信表示が行われる(ステップ104)。
この後、内線電話端末20において、当該着信に対する応答操作が行われた場合(ステップ110)、内線電話端末20から電話制御装置10に対して応答が通知される(ステップ111)。
通話制御部14Bは、内線回線21を介して内線I/F部12で検出された内線電話端末20での応答に応じて、網I/F部11と内線I/F部12とを制御して、相手電話端末40の通話路と内線電話端末20の通話路とを通話接続する。これにより、相手電話端末40と内線電話端末20との間で通話が開始される(ステップ112)。
この後、無線電話端末30で当該着信に対する応答操作が行われた場合(ステップ120)、無線電話端末30から電話制御装置10に対して応答が通知される(ステップ121)。
連携制御部14Aは、無線電話端末30での応答が、無線通信網NW2および回線L2を介して網I/F部11で検出された場合、当該着信に対してすでに内線電話端末20が応答しているため、内線電話端末20に対して応答報知を通知することにより、無線電話端末30の応答を示す報知表示または報知音出力を指示する(ステップ122)。
これに応じて、内線電話端末20では、無線電話端末30の応答について、表示画面での報知表示や、スピーカからの報知音出力が行われる(ステップ123)。
また、通話制御部14Bは、無線電話端末30からの応答に応じて、網I/F部11と内線I/F部12とを制御して、相手電話端末40と内線電話端末20との通話路に対して無線電話端末30の通話路を接続することにより会議通話を形成する。
これにより、相手電話端末40、内線電話端末20、および無線電話端末30の三者による会議通話が開始される(ステップ124)。
この際、通話制御部14Bは、会議通話の開始時に、無線電話端末30から相手電話端末40に対する音声を消音する(ステップ125)。これにより、無線電話端末30からの音声は、内線電話端末20に対してのみ流れるため、無線電話端末30の利用者から内線電話端末20の利用者への着信引き継ぎに関する不要な音声が、相手電話端末40へ流れることを抑制できる。
なお、内線電話端末20と相手電話端末40との間、および内線電話端末20と無線電話端末30との間における音声については、一般的な会議通話と同様に双方向でやり取りされるため、これら電話端末の利用者間でスムーズに音声通話を行うことができる。また、相手電話端末40からの音声は、内線電話端末20だけでなく無線電話端末30にも流れるため、無線電話端末30の利用者が相手利用者の様子を把握することができる。
このようにして、内線電話端末20と無線電話端末30との利用者間で着信引き継ぎが終了し、内線電話端末20で終話操作が行われた場合(ステップ130)、内線電話端末20から電話制御装置10に対して、終話が通知される(ステップ131)。
通話制御部14Bは、内線電話端末20での終話に応じて、網I/F部11と内線I/F部12とを制御することにより、会議通話から内線電話端末20の通話路を切断するとともに、無線電話端末30から相手電話端末40に対する音声の消音を取りやめる。これにより、相手電話端末40と無線電話端末30との間の通話が開始される(ステップ132)。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、相手電話端末40からの個別電話番号に対する着信に応じて、当該個別電話番号が付与された内線電話端末20および無線電話端末30の両方に着信を通知する連携制御において、当該着信に対して内線電話端末20が最初に応答した場合、無線電話端末30に対する当該着信を継続し、内線電話端末20による最初の応答後、無線電話端末30が当該着信に対して応答した場合、無線電話端末30と相手電話端末40とを通話接続するようにしたものである。
これにより、無線電話端末30と連携関係にある内線電話端末20で先に着信応答した場合でも、無線電話端末30への着信が継続されて、無線電話端末30での操作に応じて当該着信の相手先と通話することができる。
このため、無線電話端末30での応答が遅れて、例えば利用者席の近くにいる他の利用者が、無線電話端末30での応答より先に利用者席の内線電話端末20で応答した場合でも、本来応答すべき利用者が無線電話端末30から相手電話端末40の相手利用者と通話を行うことができる。
したがって、離席・帰席時における着信先の切替操作を必要とすることなく、同一の個別電話番号を付与した内線電話端末および無線電話端末を連携させてスムーズに使い分けることができるとともに、離席時に無線電話端末での応答が遅れた場合でも、確実に相手利用者と通話することができ、電話制御装置において、極めて使い勝手の良い端末連携機能を実現することが可能となる。
また、本実施の形態において、後から無線電話端末30が応答した際、内線電話端末20と相手電話端末40との通話を終了して、無線電話端末30と相手電話端末40との通話を開始してもよいが、内線電話端末20と相手電話端末40との通話に対して無線電話端末30を接続することにより会議通話を形成するようにしてもよい。これにより、相手電話端末40の相手利用者との通話相手を、内線電話端末20の利用者から無線電話端末の利用者へスムーズに引き継ぐことができる。
また、本実施の形態では、会議通話を開始する際、無線電話端末30から相手電話端末40に対する音声を消音するようにしてもよい。これにより、無線電話端末30からの音声は、内線電話端末20に対してのみ流れるため、無線電話端末30の利用者から内線電話端末20の利用者への着信引き継ぎに関する不要な音声が、相手電話端末40へ流れることを抑制できる。
また、本実施の形態では、会議通話を開始した後、内線電話端末20での終話に応じて、会議通話から内線電話端末20の通話路を切断するとともに、無線電話端末30から相手電話端末40に対する音声の消音を取りやめるようにしてもよい。これにより、相手電話端末40と無線電話端末30との間の通話をスムーズに開始することができる。この際、内線電話端末20での終話に代えて、内線電話端末20や無線電話端末30での消音解消操作に応じて、消音を取りやめるようにしてもよく、任意のタイミングで相手電話端末40と無線電話端末30との利用者の通話を開始することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図4を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる電話制御装置10について説明する。図4は、第2の実施の形態にかかる電話制御装置の連携制御動作を示すシーケンス図である。
本実施の形態では、後から無線電話端末30が応答した際、内線電話端末20での保留操作により相手電話端末40が通話保留状態にある場合の連携制御について説明する。
本実施の形態において、通話制御部14Bは、無線電話端末30が着信に対して後から応答した際に、内線電話端末20により相手電話端末40との通話が保留されていた場合には、無線電話端末30による当該応答、あるいは、無線電話端末30によるその後の保留解除に応じて、保留を解除して、無線電話端末30と相手電話端末40とを通話接続する機能を有している。
[第2の実施の形態の動作]
次に、図4を参照して、本実施の形態にかかる電話制御装置10の連携制御動作について説明する。図4において、前述した図3と同等部分には同一符号を付してあり、ステップ112までについては、図3と同様であり、ここでの説明は省略する。
ステップ112において、相手電話端末40と内線電話端末20との間で通話が開始された後、内線電話端末20において相手電話端末40との通話に対する保留操作が行われた場合(ステップ200)、内線電話端末20から電話制御装置10に対して保留が通知される(ステップ201)。
通話制御部14Bは、内線電話端末20での保留に応じて、網I/F部11を制御して、相手電話端末40の通話路に保留音を送出して通話保留の状態とする(ステップ202)。
この後、無線電話端末30で当該着信に対する応答操作が行われた場合(ステップ120)、無線電話端末30から電話制御装置10に対して応答が通知される(ステップ121)。
連携制御部14Aは、無線電話端末30での応答が、無線通信網NW2および回線L2を介して網I/F部11で検出された場合、相手電話端末40との通話が保留状態となっているため、内線電話端末20に対して応答報知を通知することにより、無線電話端末30の応答を示す報知表示または報知音出力を指示する(ステップ210)。
これに応じて、内線電話端末20では、無線電話端末30の応答について、表示画面での報知表示や、スピーカからの報知音出力が行われる(ステップ211)。
また、連携制御部14Aは、無線電話端末30での応答に応じて、網I/F部11と内線I/F部12とを制御することにより、相手電話端末40との通話の保留を解除し(ステップ212)、相手電話端末40の通話路と内線電話端末20の通話路とを通話接続する。これにより、相手電話端末40と内線電話端末20との間で通話が開始される(ステップ213)。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、無線電話端末30が着信に対して後で応答した際に、内線電話端末20により相手電話端末40との通話が保留されていた場合には、当該無線電話端末30による当該応答に応じて、当該保留を自動解除して、無線電話端末30と相手電話端末40とを通話接続するようにしたものである。
これにより、相手電話端末40との通話が保留状態となっていた場合でも、無線電話端末30での応答操作に応じて、無線電話端末30と相手電話端末40と利用者間において、通話をスムーズに開始することができる。
また、本実施の形態では、無線電話端末30での応答操作に応じて、相手電話端末40の保留状態を自動解除する場合を例として説明したが、無線電話端末30での応答操作ではなく、当該応答後の保留解除操作で相手電話端末40保留状態を解除するようにしてもよく、無線電話端末30の利用者が任意のタイミングで相手利用者との通話を開始することができる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…電話システム、10…電話制御装置、11…網I/F部、12…内線I/F部、13…記憶部、13A…呼制御データ、13P…プログラム、14…制御部、14A…連携制御部、14B…通話制御部、20…内線電話端末、21…内線回線、30…無線電話端末、40…相手電話端末、NW1…電話網、NW2…無線通信網、L1,L2…回線。

Claims (2)

  1. 収容した内線電話端末および無線電話端末のうち、連携させて利用する内線電話端末および無線電話端末に対して、同一の個別電話番号を共通に付与して呼制御を行う電話制御装置であって、
    相手電話端末からの前記個別電話番号に対する着信に応じて、当該個別電話番号が付与された内線電話端末および無線電話端末の両方に着信を通知する連携制御部と、
    前記内線電話端末および前記無線電話端末のうち、前記着信に対して最初に応答したいずれか一方の電話端末を、前記相手電話端末と通話接続する通話制御部とを備え、
    前記連携制御部は、前記着信に対して前記内線電話端末が最初に応答した場合、前記無線電話端末に対する前記着信を継続し、
    前記通話制御部は、前記内線電話端末による最初の応答後、前記無線電話端末が前記着信に対して応答した場合、当該無線電話端末と前記相手電話端末とを通話接続し、前記内線電話端末による最初の応答後、前記無線電話端末が前記着信に対して応答した場合、前記内線電話端末と前記相手電話端末との通話に対して当該無線電話端末を接続しすることにより会議通話を形成し、前記会議通話の開始時には、前記無線電話端末から前記相手電話端末に対する音声を消音する
    ことを特徴とする電話制御装置。
  2. コンピュータを、請求項に記載の電話制御装置を構成する各部として機能させるためのプログラム。
JP2013185924A 2013-09-09 2013-09-09 電話制御装置およびプログラム Active JP6255814B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013185924A JP6255814B2 (ja) 2013-09-09 2013-09-09 電話制御装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013185924A JP6255814B2 (ja) 2013-09-09 2013-09-09 電話制御装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015053622A JP2015053622A (ja) 2015-03-19
JP6255814B2 true JP6255814B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=52702332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013185924A Active JP6255814B2 (ja) 2013-09-09 2013-09-09 電話制御装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6255814B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7345373B2 (ja) 2019-11-29 2023-09-15 川崎重工業株式会社 保持装置、制御方法、制御装置及びロボットシステム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066847A (ja) * 1992-06-17 1994-01-14 Fujitsu Ltd 着信制御方式
JP4396291B2 (ja) * 2004-01-29 2010-01-13 パナソニック株式会社 交換機システム
JP5170129B2 (ja) * 2010-03-08 2013-03-27 Necインフロンティア株式会社 ボタン電話装置、共有電話番号利用方法および共有電話番号利用プログラム
JP5585496B2 (ja) * 2011-03-02 2014-09-10 株式会社ナカヨ通信機 呼出継続機能を有する電話制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7345373B2 (ja) 2019-11-29 2023-09-15 川崎重工業株式会社 保持装置、制御方法、制御装置及びロボットシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015053622A (ja) 2015-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5614357B2 (ja) 電話制御装置、電話システム、および転送制御方法
KR20160102194A (ko) 셀룰러 네트워크 상의 voip 콜 터널링 제어
WO2017113581A1 (zh) 一种通话控制方法以及装置、系统
US20180316798A1 (en) Communication system, communication method, and communication adapter
CN107124706B (zh) 一种手机间转接电话的方法、装置及系统
JP5617738B2 (ja) 電話制御装置、電話システム、および発信制御方法
JP6255814B2 (ja) 電話制御装置およびプログラム
JP6317281B2 (ja) 通話システム、通話制御システムおよび通話方法
JP6933128B2 (ja) Ip電話システム、ip電話システムに対応する携帯電話機およびデジタル電話交換機、並びに通信方法
JP2014120969A (ja) 電話制御装置およびプログラム
JP2018182474A (ja) Ip電話ネットワークシステム、親ゲートウェイ、子ゲートウェイ、およびip電話システム
JP6809261B2 (ja) 電話制御装置
JP5637050B2 (ja) 電話制御装置、電話システム、および着信制御方法
JP5573076B2 (ja) 電話制御装置、電話システム、および発信制御方法
JP5904114B2 (ja) 電話制御装置およびプログラム
JP2008147724A (ja) 海外ローミング端末国際通信通話通知システム
WO2015027767A1 (zh) 一种快捷的联系人信息发送和存储方法及系统
JP5853941B2 (ja) 電話制御装置およびプログラム
JP5892057B2 (ja) 電話制御装置
JP2006333380A (ja) ボタン電話装置
JP5911121B1 (ja) 管理装置、管理方法及び管理プログラム
JP2008085816A (ja) 電話装置および自動コールバック方法
JP6397233B2 (ja) 着信制御システムおよび着信制御方法
JP2015126446A (ja) 通話中着信時複数応答処理選択機能を有する電話制御装置
JP6444831B2 (ja) 通信装置およびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170321

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6255814

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150